株譜
AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

大阪油化工業 4124

化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,857 円16 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,831 円24 億円差 −34.4%
10 年後から見ると 割高 価値 1,857 円16 億円 · 差 −34.4% · 期待の年率 +2.4%
期待の年率リターン(10 年)+2.4%資本コスト比 −5.1 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

大阪油化工業は、化学品を蒸留して純度を上げる仕事を請け負う会社だ。化学や医薬、電子材料の会社から、研究中の試作品や工場で使った溶剤を預かり、蒸留して返す。蒸留の装置そのものを作って売る仕事もしている。筆者の結論は割高だ。

蒸留の技術は確かだ。少量で種類の多い案件に素早く応えられる会社は国内に多くない。2015〜2018 年には営業利益率が 15〜20% あった。だが規模は小さく、売上は 10 年前の 10 億円から 12 億円に増えただけだ。中期経営計画は版を重ねるたびに目標を先へ送り、一度も達成していない。

2024 年 12 月にはダイセキが会社ごと買う提案をしたが、応募が足りずに不成立に終わった。株の 4 割強を創業家の会社が持ち、手元の現金 9 億円の使い道は会社の判断に委ねられる。会社は 3 年で 10 億円の M&A を掲げており、現金が株主に戻る速さは遅いとみる。

筆者は、技術の確かさに比べて、今の値段はその先の成長まで織り込みすぎていると見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、良い技術を持つ小さな工房のような会社だ。精製という地味だが欠かせない仕事を、少量でも丁寧に引き受ける。顧客の研究の初期から入り込むので、関係は長く続きやすい。借金も無い。

だが筆者は、成長の遅さと資本の使い方を気にしている。売上は 10 年でほとんど増えず、中期経営計画は毎回未達だ。手元の現金は M&A に向けるとされ、株主に戻る道筋ははっきりしない。創業家の会社が 4 割強を持つので、少数株主が資本の使い道に口を出す余地も小さい。

ダイセキの TOB が成立していれば、株主は今より高い値段を手にしていた。その機会が去った今、株主が頼れるのは事業の稼ぐ力だけだ。その力は確かだが、今の値段に安全域、つまり値段と価値の間のゆとりを与えるほど強くはない。

オーナーとして持つには、現金を株主に戻すか、稼ぐ事業に変える筋道がもう一段はっきりする必要がある。

何で稼ぐ会社か

事業は二つある。柱は受託で、2025 年 9 月期の受注は 10.7 億円だった。中身は、研究や試作の段階の化学品を少量ずつ精製する研究開発支援と、工場で使う溶剤や原料を継続して精製する受託加工に分かれる。2024 年 9 月期の実績では、研究開発支援が 2.4 億円、受託加工が 6.4 億円だった。蒸留とは、液体を温めて沸点の違いで成分を分ける方法で、純度を上げたり、使った溶剤を再生したりできる。

二つ目はプラントの事業で、自社で培った蒸留の装置を顧客に売る。2025 年 9 月期の受注は 2.1 億円で、中期経営計画ではこれを 3 億円に育てるとしている。

顧客は化学、医薬、電子材料の会社だ。案件ごとに装置の条件を変え、少量でも引き受けるのが強みになる。そのぶん売上は顧客の研究の都合で揺れ、年ごとにでこぼこが大きい。工場は大阪府にある小さな会社だ。2026 年 5 月には名古屋証券取引所にも上場した。

2025 年 9 月期の売上は 11.8 億円、営業利益は 1.4 億円だった。純利益は TOB の費用で赤字になったが、これは一度きりの費用だ。2026 年 9 月期は売上 13 億円、営業利益 1.5 億円ほどを見込む。

優良さと弱いところ

強みは、少量で種類の多い精製を引き受けられる技術と経験だ。大きな化学会社は自社の大型の設備で大量に作るが、研究段階の少量の試作や、特殊な溶剤の精製には向かない。そこを専門に請け負う会社は国内に多くない。顧客の研究の初期から関わるので、量産に入った後の受託加工にもつながりやすい。

弱みは規模と成長の遅さだ。売上は 10 年で 2 割しか増えず、利益は大口の案件の有無で大きく揺れる。2024 年 9 月期の営業利益は 0.2 億円まで落ちた。中期経営計画は 2018 年版から毎回、売上 15 億円以上を掲げてきたが、届いたことは無い。

資本の面では、借金は無く、自己資本比率は 88% と厚い。だが自己資本の半分ほどが現金で、ROE を押し下げている。

経営は堅実だが、目標を掲げては先送りする癖が抜けない。技術の価値を、利益の成長に変える力がまだ弱い。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

化学品の精製の外注は、ゆっくりと広がっている。化学や医薬の会社は、研究の数を増やしながら設備と人を絞っており、少量の試作や精製を外に出す動きがある。半導体や電池の材料では、不純物を極めて少なくした高純度の品が求められ、精製の腕の見せどころが増えている。使った溶剤を再生して使い回す動きも、環境の規制とともに強まる。

一方で、日本の化学の工場は少しずつ減っている。大手は量の多い汎用品を海外に移し、国内では高機能の品に絞る。精製を外に出す量は増えても、顧客の数そのものは増えにくい。

競合は、溶剤の再生を手がける産業廃棄物の処理会社や、大手の化学会社の子会社だ。2024 年に TOB を提案したダイセキも、その一つにあたる。10 年の中立では、受託の量は 15% 増え、値段は物価並みに上がると見る。

値段の面では、精製の受託は特注の仕事なので、物価の上昇を値段に移しやすい。装置の燃料や電気、人件費の値上がりは、案件ごとの見積もりに乗せられる。ただ、顧客の化学会社も費用を絞る中で、値上げを強く言えば外注をやめて内製に戻る恐れがある。

海外では、中国やインドの受託の会社が安い値段で精製を請け負う。日本の顧客が品質と秘密の守りを重んじる限り、国内の受託には一定の出番が残る。

資本政策と M&A

配当の方針は、配当性向 30% 以上、1 株あたりの下限を設けた安定配当だ。2025 年 9 月期の配当総額は約 0.3 億円で、2026 年 9 月期は 5 割強の増配を予定する。自社株買いの実績はほとんど無い。

中期経営計画では、3 年で設備に 1.5 億円、M&A に 10 億円を使うとしている。手元の現金 9 億円を上回る額で、成功すれば受託の幅が広がるが、高値で買えば株主の価値を損なう。

2024 年 12 月、ダイセキが会社ごと買う TOB を提案し、会社も賛同したが、応募が下限に届かず不成立に終わった。筆頭株主の創業家の会社は 42% を持つ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

精製の外注は伸びる市場だ。化学や医薬の会社は研究の数を増やす一方で、少量の試作のための設備と人を持ちたがらない。半導体や電池の材料では、高い純度の精製の需要が増えている。少量で種類の多い案件を素早くこなせる会社は少なく、大阪油化工業はその代表だ。

2025 年 9 月期は売上が 2 割増え、TOB の費用を除けば利益も回復した。2026 年 9 月期は 5 割強の増配を予定し、会社の自信がうかがえる。プラントの事業も中計で 3 倍に育てる計画だ。

財務は堅い。借金は無く、手元の現金は 9 億円ある。ダイセキが TOB を提案したことは、この会社の技術と顧客の基盤に外から値打ちが認められた証拠でもある。再び買収の提案が来る可能性も消えていない。

利益率の過去の実績も心強い。2015〜2018 年には営業利益率が 15〜20% あり、案件がそろえばそこまで戻る力がある。会社は案件を選び、値段を上げる余地を持っている。現金を M&A に使えば、受託の品ぞろえも広がる。

慎重な見方

中期経営計画は、2018 年版から毎回売上 15 億円以上を掲げ、一度も届いていない。売上は 10 年で 2 割しか増えず、2024 年 9 月期には営業利益が 0.2 億円まで落ちた。小さな会社で、少数の顧客の案件の有無が業績を左右する。

資本の使い方にも不安がある。会社は 3 年で 10 億円の M&A を掲げるが、手元の現金を上回る額で、買った会社が稼げなければ株主の価値は減る。創業家の会社が 42% を持ち、少数株主はその判断に従うしかない。

ダイセキの TOB の値段は、今の株価を 1 割ほど上回っていた。それでも株主の多くは応募しなかった。次に同じ機会が来る保証は無い。

利益率の 15〜20% は過去の話だ。2019 年以降は 10% 前後に下がり、人件費と設備の費用は物価で増え続ける。顧客の化学会社も国内の研究を絞り、精製を海外の安い受託の会社に出す動きがある。小さな会社が大手の内製と海外の安値に挟まれれば、量も値段も守りにくい。

資本の利益率は資本コストに届くかどうかの水準で、ためた現金はその足を引っ張る。株主に戻らない現金に、帳簿の値段を払う理由は無い。

どちらに重みを置いたか

技術の確かさは認めるが、慎重な見方のほうがやや強い。成長の遅さと中計の未達は長く続いており、現金の使い道も株主に戻る形になっていない。確率は中立を最も重くし、楽観側をやや厚めにした。外注の広がりと高純度の需要は本物で、悲観の重みは過度に上げていない。ダイセキの TOB の不成立で、株主が高い値段を手にする機会は一度失われた。次の機会は筋書きの楽観側に含め、中立には入れていない。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/09 期)

確率で加重した株価時価総額 2,993 円25 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 581 円5 億円)。 今の値に割り戻すと 1,857 円16 億円、今との差 −34.4%、 期待の年率 +2.4%(資本コスト 7.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 12% 5,540 円47 億円 815 円7 億円 +124.5% +8.4% 763 円6 億円
やや楽観 22% 4,136 円35 億円 685 円6 億円 +70.3% +5.5% 1,061 円9 億円
中立 38% 3,024 円26 億円 567 円5 億円 +26.8% +2.4% 1,364 円12 億円
やや悲観 18% 1,172 円10 億円 484 円4 億円 −41.5% −5.2% 298 円3 億円
悲観 10% 585 円5 億円 295 円3 億円 −68.9% −11.0% 88 円1 億円
加重平均100% 2,993 円25 億円581 円5 億円 +26.2% +2.4% 3,574 円30 億円

今の株価時価総額 2,831 円24 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 12% 高純度の精製と装置の販売が二本柱になる 利益 3 億円 · PER 16.9 倍 · 株価時価総額 5,540 円47 億円

半導体や電池の材料では、不純物を極限まで取り除く精製の需要が伸びる。化学の大手は少量の試作や新しい溶剤の精製を外に出すようになり、大阪油化工業の受託の量は 10 年で 4 割増える。精製の難しい案件ほど値段は高く、利益率は 18% まで上がる。プラントの事業も、自社で蒸留を内製したい顧客に小型の装置を売る形で育ち、売上は今の 2 倍半になる。M&A で周辺の技術を持つ会社を取り込めば、受託の幅はさらに広がる。資本の利益率は資本コストを上回るが、規模は小さいままだ。株主に戻る額も、増配で今の 2 倍以上に増える。技術が利益に変わる姿だ。

  • 受託蒸留・受託加工:数量 2,120(精製の処理量(トン・推定))× 価格 0.01(1 トンあたりの売上(億円・名目))→ 売上 19 億円・営業利益 3 億円。2120 × 単価 0.009(今の 1.38 倍)、営業利益率 18.0%
  • プラント:数量 14.0(装置の納入件数(件・推定))× 価格 0.35(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。14 × 単価 0.345(今の 1.38 倍)、営業利益率 10.0%

倍率:事業の純利益 2 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.2% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)5 億円。全体の PER 16.94 倍、時価総額 47 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:半導体や電池の材料で高い純度の精製の需要が伸び、プラントの販売も中計どおり 3 倍になる筋書き。過去の中計は一度も達成していないので、1 割強にとどめた。

やや楽観 22% 受託が着実に伸び、利益率が戻る 利益 2 億円 · PER 15.7 倍 · 株価時価総額 4,136 円35 億円

化学や医薬の会社が研究と試作を外に出す流れが続き、受託の量は 10 年で 3 割弱増える。多品種少量の案件に素早く応える体制が評価され、値段は物価をやや上回って上がる。営業利益率は 2015〜2018 年の水準に近い 13% まで戻る。プラントの事業は年に 10 件強の装置を売る規模に育つ。配当は性向 4 割で増え、自己資本の利益率は資本コストをやや上回る。現金は M&A に一部使われるが、大きな失敗は無い。利益の伸びは中計ほど速くないが、配当の伸びで株主の取り分ははっきり増える。M&A の候補を慎重に選ぶ姿勢が、資本の無駄づかいを防ぐ。

  • 受託蒸留・受託加工:数量 1,940(精製の処理量(トン・推定))× 価格 0.01(1 トンあたりの売上(億円・名目))→ 売上 17 億円・営業利益 3 億円。1940 × 単価 0.0088(今の 1.36 倍)、営業利益率 16.0%
  • プラント:数量 12.0(装置の納入件数(件・推定))× 価格 0.34(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。12 × 単価 0.34(今の 1.36 倍)、営業利益率 8.0%

倍率:事業の純利益 2 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.3% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.7 倍 + 余った現金(戻り方込み)5 億円。全体の PER 15.74 倍、時価総額 35 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2025 年 9 月期は売上が 2 割増え、2026 年 9 月期は増配を予定する。受託の需要の伸びは実績で確かめられるので、中立に次ぐ重みを置いた。

中立 38% 受託は少しずつ伸び、利益率は 1 割強 利益 1 億円 · PER 14.4 倍 · 株価時価総額 3,024 円26 億円

受託の量は 10 年で 15% 増える。化学の大手の外注は増えるが、案件の大きさと時期は顧客の研究の都合で揺れ、年ごとの売上はでこぼこが続く。値段は物価並みに上がり、受託の利益率は 14% 前後を保つ。プラントの事業は年 10 件ほどの装置の販売にとどまる。本社と研究の費用も物価で増え、全社の営業利益率は 11% ほどになる。配当は性向 4 割程度で、残りは現金と設備に積み上がる。現金の多くは M&A の候補を探すために手元に残され、株主に戻る速さは遅い。会社はつぶれず、配当も続くが、株主の取り分の伸びは物価をわずかに上回る程度にとどまる。

  • 受託蒸留・受託加工:数量 1,740(精製の処理量(トン・推定))× 価格 0.01(1 トンあたりの売上(億円・名目))→ 売上 15 億円・営業利益 2 億円。1740 × 単価 0.0087(今の 1.34 倍)、営業利益率 14.0%
  • プラント:数量 10.0(装置の納入件数(件・推定))× 価格 0.34(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。10 × 単価 0.335(今の 1.34 倍)、営業利益率 6.0%

倍率:事業の純利益 1 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.6% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.4 倍 + 余った現金(戻り方込み)5 億円。全体の PER 14.37 倍、時価総額 25 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:受託の需要は底堅いが、過去の中計の未達が示すように成長は緩やかというのが今の延長だ。最も重く置いた。

やや悲観 18% 大口の案件が抜け、稼ぐ力が細る 利益 1 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 1,172 円10 億円

化学の大手が国内の研究や試作を絞り、精製の案件が減る。受託の量は 10 年で今と同じにとどまり、値上げも物価に遅れる。プラントの事業は顧客の設備投資が冷えて、利益が出ない。設備の更新と人件費の値上がりで、営業利益率は 6% ほどに落ちる。中計で掲げた M&A は高値づかみに終わり、現金の一部が失われる。配当は下限の額を守るが、利益の半分を配っても株主の取り分は細っていく。受託の値段を上げられないまま、装置の更新の費用だけが重くのしかかる。研究開発支援の案件も小口に偏り、手間のわりに稼げない。株主の取り分は年ごとに細っていく。

  • 受託蒸留・受託加工:数量 1,514(精製の処理量(トン・推定))× 価格 0.01(1 トンあたりの売上(億円・名目))→ 売上 12 億円・営業利益 1 億円。1514 × 単価 0.0081(今の 1.25 倍)、営業利益率 10.0%
  • プラント:数量 7.0(装置の納入件数(件・推定))× 価格 0.31(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 2 億円・営業利益 0 億円。7 × 単価 0.3125(今の 1.25 倍)、営業利益率 0.0%

倍率:事業の ROE 4.3% と k を大きく下回るので PER の上限は 1÷k の 12.1 倍。利益が細っていく途中の筋書きなので上限の約 65% の 8.0 倍に置き、M&A で一部を使った後の余った現金に戻り方 0.5 を掛けて足した。稼ぐ力(純利益÷k)は約 9 億円で、それを下回る。

確率:受託の売上は少数の顧客の案件に左右され、2024 年 9 月期には営業利益が 0.2 億円まで落ちた。中立の半分弱の重みを置いた。

悲観 10% 顧客が離れ、受託が赤字に沈む 利益 0 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 585 円5 億円

国内の化学の大手が研究と生産を海外へ移し、日本での精製の外注が細る。中国やインドの受託の会社が安い値段で案件を取り、大阪油化工業の受託の量は 2 割減る。装置は古くなり、更新の投資が利益を食う。プラントの事業も赤字になり、営業損益はとんとんに沈む。創業家の会社が過半近くを持つので、他社による買収で株主が救われる道も細い。手元の現金と工場の土地だけが価値の支えとして残る。蒸留の技術を持つ人も辞めていき、立て直しの道は細る。配当は下限の額を守るのが精一杯で、自己資本は赤字で少しずつ削られていく。残るのは現金と土地だけだ。

  • 受託蒸留・受託加工:数量 1,211(精製の処理量(トン・推定))× 価格 0.01(1 トンあたりの売上(億円・名目))→ 売上 9 億円・営業利益 0 億円。1211 × 単価 0.0075(今の 1.15 倍)、営業利益率 4.0%
  • プラント:数量 5.0(装置の納入件数(件・推定))× 価格 0.29(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。5 × 単価 0.2875(今の 1.15 倍)、営業利益率 -10.0%

倍率:営業損益がとんとんで PER は使えない。稼ぐ力は床にならず、床は現金 8.7 億円から負債 2.1 億円を引き、土地を税後で売った約 1.1 億円を足した約 7.7 億円。創業家の会社が 42% を持ち、現金の使い道を少数株主が決められないので、今の自己資本 16.5 億円に PBR 0.30 倍を掛けて床の 6 割強に置いた。

確率:顧客の数が限られる小さな受託の会社なので、主要な顧客の内製化や撤退が重なれば一気に稼ぐ力を失う。1 割を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

受託蒸留・受託加工

研究や試作の段階の化学品の少量の精製(研究開発支援)と、工場の溶剤や原料の継続的な精製(受託加工)。

数量精製の処理量(トン・推定)価格1 トンあたりの売上(億円・名目)売上営業利益
今 2025/09 1,514 0.01 10 2
10 年後 中立 1,740 0.01 15 2

取り方:セグメント別の売上の開示は無いので、全社の売上 11.84 億円から、受注の割合でプラントを約 2.0 億円と置き、残り 9.84 億円を受託とした。処理量の開示も無いので、1 トンあたり約 0.0065 億円と置き、年 1,514 トンと推定した(推定)。利益は受託が大半を稼ぐとみて 1.5 億円と推定した。

プラント

自社で培った蒸留の装置を設計して顧客に売る。

数量装置の納入件数(件・推定)価格1 件あたりの売上(億円・名目)売上営業利益
今 2025/09 8.0 0.25 2 0
10 年後 中立 10.0 0.34 3 0

取り方:受注 2.14 億円と中計の基準(2024 年 9 月期 1.12 億円)から売上を約 2.0 億円と推定し、1 件あたり約 0.25 億円と置いて年 8 件とした(推定)。利益率は 5% と推定した。

リスクと懸念

少数の顧客の案件に頼る

受託の売上は、少数の化学・医薬の会社の研究や生産の都合で大きく揺れる。2024 年 9 月期には営業利益が 0.2 億円まで落ちた。主要な顧客が内製に切り替えるか、海外に生産を移せば、受託の量はすぐに減る。

M&A の失敗

中期経営計画は 3 年で 10 億円の M&A を掲げる。手元の現金を上回る額で、小さな会社にとっては大きな賭けだ。高値で買った会社が稼げなければ、株主の価値は目減りする。

計画の未達が続く

中期経営計画は 2018 年版から毎回、売上 15 億円以上を掲げてきたが、一度も届いていない。目標の先送りが続けば、成長の筋書きそのものが信用を失う。

創業家の判断に委ねられる資本

創業家の会社が 42% を持ち、手元の現金の使い道は会社の判断で決まる。2024 年の TOB も不成立に終わり、少数株主が資本の使い道に影響を与える余地は小さい。

設備の老朽化と人の確保

蒸留の装置は古くなれば更新が要り、建築費と機械の値段の上昇で投資は膨らむ。精製の技術を持つ人は少なく、採用と育成が追いつかなければ受託の量を増やせない。

今後の分かれ目

受託の売上が 2 年続けて 1 割以上伸びたら
外注の広がりを取り込めているとみて、やや楽観の筋書きの重みを上げる。
M&A で受託の幅を広げる会社を手頃な値段で買ったら
現金が稼ぐ力に変わったとみて、楽観側の利益を引き上げる。
高値の M&A で減損が出たら
資本の使い方に問題があるとみて、やや悲観の筋書きに重みを移す。
ダイセキや他社が再び買収を提案したら
株主が今より高い値段を手にする道が開けたとみて、楽観の筋書きに近いとみる。
配当性向を 5 割以上に上げるか自社株買いを始めたら
現金が株主に戻るとみて、戻り方を引き上げる。

見ておくもの

  • 受託蒸留の受注高と受注残
  • プラントの受注
  • 中期経営計画の進み具合
  • M&A の案件と買収の値段
  • 手元の現金と配当の総額

倍率と資本コストの決め方

倍率は事業の ROE と k 7.5% から式で決め、楽観側は正当化 PER の約 9 割弱、中立は 1÷k の約 9 割に置いた。余った現金は現金 8.7 億円から運転の手元を引いた 6.5 億円とし、創業家の会社が 42% を持つので戻り方 0.5 を掛けた。悲観は今の自己資本に PBR を掛け、過去の PBR の底は使っていない。ダイセキの TOB の価格と今の PER・PBR は見て比べただけで、倍率の根拠にしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.5→16.94 倍・やや楽観 PER 11.5→15.74 倍・中立 PER 11→14.37 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% + quality 0.75%。TOB の費用による一過性の赤字のほかは黒字で、存続の懸念は無いので上乗せはしない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.50%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 大阪油化工業 中期経営計画(edinetdb の要約)
  2. 特別損失の計上に伴う業績予想の修正(2024 年 12 月 13 日)
  3. ダイセキによる大阪油化工業への TOB(日本 M&A センター)

分析日 2026-10-20