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AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

東邦化学工業 4409

界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)720 円151 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)812 円171 億円差 −11.4%
10 年後から見ると やや割高 価値 720 円151 億円 · 差 −11.4% · 期待の年率 +5.5%
期待の年率リターン(10 年)+5.5%資本コスト比 −2.3 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

東邦化学工業は、洗剤や化粧品、工事用の薬剤に使う界面活性剤の会社だ。水と油を混ぜる成分で、売上の約 47% を占める。もう一つの柱が、半導体の回路をつくる材料の樹脂で、これを含むスペシャリティーケミカルが約 31% ある。売上は約 536 億円だ。

筆者の結論は、事業の芽は良いが、今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い、というものだ。確率で重みを付けた価値は、今の時価総額を 3 割ほど下回る。理由は、利益率の薄さと、借金の重さにある。

強みは、半導体向けの成長だ。KrF と呼ぶ光源のフォトレジスト(回路を焼き付ける感光材)に使うポリマーで、新しいプラントの二期の増設が 2026 年 11 月に完成する。会社は 2028 年 3 月期に営業利益 30 億円を目指し、柱をこの事業に移そうとしている。

弱みは三つある。営業利益率が 4% 弱と薄いこと、純有利子負債が自己資本とほぼ同じ 219 億円あること、中東情勢で原料が急騰し、会社が今期の予想を出せていないことだ。金利が上がれば、利払いだけで年 5 億円ほど利益が減る。

10 年先の中立の営業利益は 37 億円ほどと、今の 1.8 倍に見る。ただ、増える利益の多くは物価の分で、金利の負担も重くなる。純利益の伸びは、営業利益の伸びより小さい。

買い手の目で見ると、悩ましいのは時間軸だ。電子情報材料の増設は 2026 年 11 月に完成し、利益に効くのは来期以降になる。それまでは、金利と原料の逆風を借金で耐える期間が続く。筆者は、この移行期の薄さを重く見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、東邦化学工業は「方向は正しいが、足元は重い」会社だと見る。界面活性剤という地味な事業で、顧客に合わせて作り込む力を持つ。電子情報材料という伸びる事業も育っている。

問題は、稼ぐ力の弱さだ。営業利益率は 4% 弱で、10 年の ROE の中央値は 7%。資本コストの 8.5% に届かない。事業にお金を投じても、ためた利益が額面を下回る価値になる構造だ。

財務の重さも気になる。純有利子負債は自己資本とほぼ同額で、金利が上がると利益が減る。設備投資が続き、借金は簡単に減らない。景気が悪くなったとき、利益の落ち込みが借金の負担で拡大する。

安全域は薄い。純資産は時価総額の 1.4 倍あるが、そのうち設備の多くは事業に縛られ、売って現金にできる分は限られる。筆者は、事業の質は評価するが、今の値段に安全域はなく、やや高いと見る。

オーナーとして長く持ちたいかと問われれば、迷う。事業の方向は良いが、持ち続ける根拠は、電子情報材料の成長がどれだけ続くかに懸かっている。成長が続けば借金は減り、複利が効く。続かなければ、薄い利益と重い金利が残る。

筆者がいちばん気にするのは、経営の資本配分の力だ。この会社は、借入に頼った設備投資を続けている。投資の収益が資本コストを超える保証は、まだ見えない。2028 年 3 月期の ROE が 8% に届くかどうかを、確かめたい。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、化学の「手間」にある。原料のエチレンオキサイドなどを反応させ、顧客の用途に合わせて作り分ける。売り先は、洗剤、化粧品、繊維、塗料、建設、半導体と幅広い。

事業は四つに分かれる。界面活性剤は売上が 255 億円で、香粧原料(化粧品や洗剤の成分)、土木建築用の薬剤、繊維・工業用の洗浄剤などを作る。スペシャリティーケミカルは 166 億円で、半導体用の微細加工用樹脂、香粧品の素材、機能性の中間体を含む。化成品は 66 億円で、ロジン系の乳化重合剤(合成ゴムを作る際の乳化剤)や石油添加剤がある。樹脂は 48 億円で、石油樹脂や樹脂エマルションを作る。

2026 年 3 月期は、半導体の市況が回復して電子情報産業向けの樹脂が伸び、スペシャリティーケミカルが 5% 増えた。一方、界面活性剤は大口の香粧原料と土木建築用薬剤が減って 3% 減った。売上は前期並みだったが、営業利益は 15% 増えて 21 億円と、6 期ぶりに 20 億円台を回復した。

生産は千葉の工場が中心で、鹿島の工場と、中国の上海子会社がある。上海では、加圧反応の設備を増やして、アジア向けの生産を強めている。中国は日本より原料が安く、中東情勢による供給不安も小さい。

設備投資は重い。2026 年 3 月期の投資の資金は約 46 億円で、新プラントの増設が中心だった。借入に頼った投資で、純有利子負債は 219 億円にふくらんでいる。

事業の特徴として、製品の数が非常に多いことが挙げられる。東邦化学は、顧客の用途に合わせて数百の品種を作り分ける。多品種少量の運営は、顧客に近いが、生産の効率を上げにくく、固定費も重い。千葉工場では、電子情報材料に人を集めるため、他の製品の生産を鹿島工場や上海に移す作業が進んでいる。

従業員は連結で 700 人前後とみられ、研究開発に力を入れる。電子情報材料のポリマー設計は、同社の技術の核になっている。

優良さと弱いところ

この会社の優良さは、顧客に合わせて作り込む力にある。界面活性剤は、洗剤や化粧品の配合に合わせて分子の形を設計する。一度採用されると、配合を変えるには手間と時間がかかる。半導体向けの樹脂は、メーカーの認定を受ける必要があり、切り替えにくい。

ただ、利益率が薄い。営業利益率は 2018 年 3 月期の 5.6% が近年の山で、直近は 3.9%、10 年の最高は 2010 年 3 月期の 6.6% だ。原料の高騰を売値に転嫁するまでに遅れが出て、2024 年 3 月期には 1.5% まで落ちた。規模も小さく、価格を決める側ではない。

財務は弱い。自己資本比率は 34% に回復したが、純有利子負債は自己資本とほぼ同じ 219 億円だ。営業利益は支払利息の約 4 倍で、金利が上がると利益が目に見えて減る。会社は売掛債権の流動化や政策保有株の売却で、資産を軽くしようとしている。

成長の核は電子情報材料だ。この事業の利益は、2025 年 3 月期に界面活性剤を初めて上回った。ただ、2026 年 3 月期の利益は減った。原料の値上がりの転嫁が遅れ、固定費も増えたからだ。会社は遅れを解消したと説明している。

ROE は 10 年の中央値で 7.0%。資本コストの 8.5% を下回る。筆者は、「伸びる事業は持つが、借金と薄い利益率が足を引く」という構図を、この会社の本質と見る。

経営は 2025 年に IR 担当役員と担当部署を新設した。株主優待の拡充や、資産のスリム化など、資本市場との対話を増やしている。PBR が 1 倍を割る状態が長かったことへの対応で、方向は良い。ただ、利益率の水準そのものを引き上げる手は、電子情報材料の増設に頼る面が大きい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

界面活性剤の世界市場は、2024 年に約 500 億ドルで、2030 年にかけて名目で年 4〜6% の成長が見込まれる。特殊な品は年 6% ほどだ。ただ、これは世界の数字で、日本の汎用の界面活性剤は、中国との競争で名目 2〜3% 程度、数量はほぼ横ばいにとどまる。

電子情報材料は、半導体市況の回復で需要が戻っている。KrF 用のポリマーは、最先端ではなく成熟した世代の半導体を作る材料だ。世界で台数が多く、安定して売れる一方、新規の参入も起きやすい。業種ノートの置き方では、特殊品は名目年 5〜7% の成長で、物価を引いた数量は 10 年で 3 割ほど伸びる。

2026 年の最大の不確実さは、中東情勢だ。ホルムズ海峡の事実上の封鎖で、ナフサをはじめとする原料の調達難と価格の急騰が起きている。国内のエチレン設備は減産を迫られ、界面活性剤の原料の確保にも影響が出る。需要不足ではなく供給制約が主導する値上がりで、2026 年末から 2027 年前半に正常化に向かうとの見方が多い。ただ、会社は 2027 年 3 月期の予想を出せていない。

競合は、三洋化成工業、日油、第一工業製薬、ADEKA、花王や ライオンの化学品部門などだ。いずれも規模が大きく、東邦化学は中堅の位置にいる。海外では、BASF、クラリアント、クローダなどの大手がある。

業種の前提との違いにも触れておく。業種ノートの機能性化学品の節は、四つのセグメントの平均として使う。市場の見通しの数字自体は取り直さず、各セグメントの市場の大きさとシェアは筆者の推定で置いた。

需要の面では、国内の人口減少が界面活性剤の数量を押し下げる。洗剤の濃縮化や、詰め替えの普及も、原料の使用量を減らす。一方、化粧品は高付加価値化が進み、香粧原料のうち特殊な品は伸びる。会社は、この流れに合わせて、汎用品から特殊品へ品種を入れ替えている。

筆者は、界面活性剤の数量を 10 年でほぼ横ばい、スペシャリティーケミカルを 3 割増と置く。物価の分は価格で上がるが、原料の転嫁の遅れが常に利益を削る。

資本政策と M&A

配当は増配を続けている。2023 年 3 月期から 2026 年 3 月期まで、毎年上げてきた。会社の中計は 2028 年 3 月期に、配当を今より 3 割ほど増やす目標だ。配当性向は 3 割ほどで、利益の 7 割は会社に残る。自社株買いの実績はない。

株主優待は、QUO カードだ。2026 年 3 月の権利分から、300 株・500 株の区分と、2 年以上の継続保有の優待を加えた。500 株を 2 年以上持つと、額面で数千円の優待になる。会社は、これで株価の評価が上がったと説明する。費用は年 1 億円を下回るとみられ、価値の評価には入れない。

資産圧縮も進めている。売掛債権の流動化枠を増やし、政策保有株式を一部売った。借金を減らすのが狙いだが、設備投資が重く、純有利子負債は 219 億円と高止まりしている。新しいプラントの二期増設で、投資はさらに続く。

株主は、取引会社の持株会が約 16%、社長の中崎龍雄氏が約 12%、三井化学の退職給付信託と三井物産が 6% ほどだ。安定株主が厚く、10 年以内の TOB の確率は統計の目安で 3 割ほどとされる。ただ、純有利子負債が重い会社は、買い手の目には買いにくい。

設備と財務のバランスが、この会社の資本政策の核心だ。成長のために借入で投資し、利益で返す。この循環が回れば、ROE は上がる。回らなければ、利払いが利益を削る。筆者は、中計の最終年度である 2028 年 3 月期の数字が、その分かれ目になると見る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

電子情報材料は、会社の稼ぎを変える。半導体市況の回復で需要が戻り、2026 年 11 月には新プラントの二期増設が完成する。KrF 用のポリマーは、成熟世代の半導体で大量に使われ、世界の台数に比例して伸びる。中計の営業利益 30 億円のうち、半分がこの事業で稼ぐ計画だ。

原料の転嫁の遅れは解消済みだ。会社は、固定費の増加も、自社リサイクルや生産移管で吸収すると説明している。上海の加圧反応設備も 2025 年 12 月に完成し、中国で原料が安い利点を生かして、アジアの需要を取りにいける。

財務は回復の途上にある。自己資本比率は 34% に戻り、債権の流動化や政策保有株の売却で資産を軽くしている。配当は 4 期続けて増え、会社が掲げる配当の目標に向かう。投資が実を結べば、利益と財務の両方が改善し、中計の ROE 8% を超えていく。

半導体向けの需要は、AI の普及で長く続く。成熟世代のチップは、車載や産業機器、家電で使われ続け、KrF の露光装置は世界に多く残る。同社の増設は、その需要を取り込む最適な時期に完成する。

化粧品の分野でも、天然由来や低刺激の原料への需要が強い。特殊な界面活性剤の比率が上がれば、利益率は汎用品より高く、全社の底上げになる。

慎重な見方

利益率が薄すぎる。営業利益率は 3.9% で、10 年の最高でも 6.6% だ。原料が上がるたびに転嫁が遅れ、2024 年 3 月期には 1.5% まで落ちた。規模が小さく、価格を決める力は弱い。

借金の重さが、利益の伸びを打ち消す。純有利子負債は 219 億円で、金利が借り換えで上がると、利払いだけで 10 年後に年 5 億円の利益が消える。営業利益が 1.8 倍に増えても、純利益は 1.4 倍にとどまる。設備投資が続く間は、借金も減らない。

中東情勢も不確実だ。原料の調達難と価格の急騰で、会社は 2027 年 3 月期の予想を出せない。国内のエチレン設備は縮み、界面活性剤の原料を海外に頼る度合いが高まる。中国勢は汎用品で追い上げ、電子情報材料でも、成熟世代のポリマーは参入が容易だ。

増設は、需要が崩れたときの負担にもなる。減価償却の増加と固定費の重さが、稼働率の低下で利益を直撃する。2028 年 3 月期の目標は、会社がこれまで何度も未達にしてきた水準でもある。

利益の見通しの甘さも気になる。会社の中計は営業利益 30 億円を掲げるが、過去 10 年の最高は 24 億円にすぎない。目標の達成を前提にした期待は、外れたときの落差が大きい。

どちらに重みを置いたか

電子情報材料の成長と財務の改善には、強気の見方に説得力がある。ただ、利益率の薄さと借金の重さ、金利の上昇は、慎重な見方が正しい。筆者は、中立で営業利益率を 4% 台後半に置いた。会社が目標とする 5% には届かない水準だ。確率は中立に最も重みを置き、やや悲観を楽観側より厚くした。中東の原料難と金利の負担は、実現しやすいと見るからだ。悲観の確率は、借金の重さを踏まえて 1 割強とした。借金の重さが、悲観側の確率を支える。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,079 円227 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 302 円64 億円)。 今の値に割り戻すと 720 円151 億円、今との差 −11.4%、 期待の年率 +5.5%(資本コスト 7.8%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 2,365 円497 億円 476 円100 億円 +249.9% +13.3% 170 円36 億円
やや楽観 19% 1,638 円344 億円 380 円80 億円 +148.6% +9.5% 383 円81 億円
中立 37% 1,350 円284 億円 342 円72 億円 +108.4% +7.6% 626 円132 億円
やや悲観 27% 353 円74 億円 238 円50 億円 −27.3% −3.1% 159 円34 億円
悲観 11% 285 円60 億円 95 円20 億円 −53.1% −7.3% 42 円9 億円
加重平均100% 1,079 円227 億円302 円64 億円 +70.1% +5.5% 1,381 円290 億円

今の株価時価総額 812 円171 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 6% 電子情報材料が大きく伸び、中計を超えて利益率が 6% に近づく 利益 36 億円 · PER 14.0 倍 · 株価時価総額 2,365 円497 億円

半導体市況の回復が続き、KrF 用ポリマーの需要は実質で 5 割以上伸びる。新プラントの二期増設が満稼働し、同社はシェアを少し上げて、電子情報材料の利益率は 9% を超える。上海の設備も稼働し、アジアで界面活性剤の販売が伸びる。

界面活性剤は、香粧原料の大口が戻り、土木建築の薬剤も持ち直す。原料の転嫁が円滑に進み、全社の営業利益率は 6% に近づく。過去の山をわずかに下回る水準だ。

借金は、利益の伸びで減っていく。配当性向は 3 割台後半に上がり、増配も続く。ROE は資本コストを上回り、会社は「借金の重い中堅」から「稼ぐ会社」へ評価を改める。ただし、規模の小ささと原料の変動は、この筋書きでも変わらない。

借金の返済が進み、自己資本比率は 40% 台に回復する。配当の目標も前倒しで達成される。ただし、規模の小ささと原料の変動は、この筋書きでも消えない。

  • 界面活性剤:数量 4,200(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 8.7%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 365 億円・営業利益 18 億円。市場(実質)× シェア。シェアは 6.4% を基準に増減
  • スペシャリティーケミカル(電子情報材料ほか):数量 3,100(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 11.6%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 361 億円・営業利益 34 億円。市場(実質)× シェア。電子情報材料と香粧原料が中心
  • 化成品:数量 1,050(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 8.8%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 92 億円・営業利益 4 億円。市場(実質)× シェア。ロジン系乳化重合剤など
  • 樹脂:数量 1,080(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 5.4%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 58 億円・営業利益 2 億円。市場(実質)× シェア。石油樹脂・エマルション

倍率:事業の純利益 36 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.1% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.0 倍。全体の PER 14.01 倍、時価総額 497 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:半導体の需要が長く続き、新プラントが満稼働し、原料の転嫁も円滑に進む筋書き。利益率が過去の山に近づくには、すべてがうまく行く必要があり、1 割を切る確率にとどめた。

やや楽観 19% 電子情報材料が着実に伸び、界面活性剤は横ばいで、利益率が 5% 台に乗る 利益 27 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 1,638 円344 億円

電子情報材料は、半導体の需要に沿って、実質で 4 割ほど伸びる。新プラントは順調に稼働し、利益率は 8% 台に乗る。界面活性剤は数量が横ばいで、特殊品の比率が上がって利益率が少し改善する。

化成品は中国の需要が戻って増益。樹脂は赤字を脱する。全社の営業利益率は 5% を少し超え、中計が掲げる水準に届く。

配当は増え続け、借金は少しずつ減る。ただ、金利の上昇で利払いは増え、純利益の伸びは営業利益より小さい。ROE は 7% 台で、資本コストにわずかに届かない。

樹脂事業の整理が進み、赤字から脱する。生産の移管によるコスト削減も効き、固定費の負担が軽くなる。借金は少しずつ減るが、設備投資が続くため、大幅な改善にはならない。配当は性向 3 割台前半で増える。

  • 界面活性剤:数量 4,000(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 8.5%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 341 億円・営業利益 15 億円。市場(実質)× シェア。シェアは 6.4% を基準に増減
  • スペシャリティーケミカル(電子情報材料ほか):数量 2,800(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 11.3%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 317 億円・営業利益 26 億円。市場(実質)× シェア。電子情報材料と香粧原料が中心
  • 化成品:数量 1,000(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 8.8%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 88 億円・営業利益 4 億円。市場(実質)× シェア。ロジン系乳化重合剤など
  • 樹脂:数量 1,080(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 5.4%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 58 億円・営業利益 1 億円。市場(実質)× シェア。石油樹脂・エマルション

倍率:事業の純利益 27 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.2% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.9 倍、時価総額 344 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新プラントの増設と半導体市況の回復は、すでに見えている。中計の目標(営業利益率 5%)に近づく形を、中立の次に起こりやすい筋書きとして置いた。

中立 37% 電子情報材料は伸びるが、界面活性剤は横ばい。利益率は 4% 台後半で、金利が利益を削る 利益 22 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 1,350 円284 億円

電子情報材料は、半導体の需要に沿って、実質で 3 割ほど伸びる。新プラントは稼働するが、原料の転嫁の遅れや固定費で、利益率は 7.5% にとどまる。界面活性剤は数量が横ばいで、大口の香粧原料の増減で売上は動く。

化成品は小さな黒字、樹脂は赤字すれすれが続く。全社の営業利益は 37 億円ほどで、今の 1.8 倍。うち大半は物価の分だ。営業利益率は 4% 台後半で、会社の目標である 5% には届かない。

金利は借り換えで上がり、利払いは 10 年で年 6 億円ほどに増える。純利益は 22 億円ほどで、営業利益の増え方より小さい。配当は性向 3 割程度で増え、借金は少しずつ減る。事業の ROE は 6% で、資本コストを下回る。特別な事件はなく、「方向は正しいが、足元は重い会社」として 10 年が過ぎる。

  • 界面活性剤:数量 4,000(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 8.5%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 341 億円・営業利益 15 億円。市場(実質)× シェア。シェアは 6.4% を基準に増減
  • スペシャリティーケミカル(電子情報材料ほか):数量 2,600(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 11.1%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 288 億円・営業利益 22 億円。市場(実質)× シェア。電子情報材料と香粧原料が中心
  • 化成品:数量 1,000(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 8.8%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 88 億円・営業利益 4 億円。市場(実質)× シェア。ロジン系乳化重合剤など
  • 樹脂:数量 1,080(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 5.4%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 58 億円・営業利益 1 億円。市場(実質)× シェア。石油樹脂・エマルション

倍率:事業の純利益 22 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.1% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.9 倍、時価総額 284 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:電子情報材料は伸びるが、原料の転嫁の遅れが毎期のようにある。10 年の実績でも営業利益率は 1.5〜6% の帯にあり、帯の上のほうに乗る形を、最も起こりやすいとして最大の確率を置いた。

やや悲観 27% 原料難と中国勢の追い上げで、転嫁が遅れ続け、利益率が 3% 台に下がる 利益 11 億円 · PER 7.0 倍 · 株価時価総額 353 円74 億円

中東情勢が長引き、原料の調達と価格が不安定な状態が続く。会社は転嫁を進めるが遅れが出て、界面活性剤の利益率は 3% 台に下がる。国内の需要は細り、数量は 1 割弱縮む。

電子情報材料は伸びるが、中国勢の参入と価格の下落で、利益率は 5% 台にとどまる。樹脂は赤字が続き、生産の移管や整理が必要になる。

金利の上昇で利払いは 6 億円ほどに増え、営業利益のほぼ 3 割を食う。純利益は 10 億円台前半まで落ち、配当は据え置きに近い。借金は減らず、新しい投資を絞らざるをえない。

電子情報材料の増設で、減価償却の負担も増え、利益の伸びを抑える。会社は投資の凍結を迫られ、成長の物語が途切れる。借金の返済を優先するため、配当の増額も止まる。

  • 界面活性剤:数量 3,680(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 8.3%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 304 億円・営業利益 9 億円。市場(実質)× シェア。シェアは 6.4% を基準に増減
  • スペシャリティーケミカル(電子情報材料ほか):数量 2,300(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 10.8%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 248 億円・営業利益 14 億円。市場(実質)× シェア。電子情報材料と香粧原料が中心
  • 化成品:数量 950(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 8.5%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 81 億円・営業利益 2 億円。市場(実質)× シェア。ロジン系乳化重合剤など
  • 樹脂:数量 960(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 5.2%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 50 億円・営業利益 −1 億円。市場(実質)× シェア。石油樹脂・エマルション

倍率:事業の ROE 3.3% が k 7.75% を大きく下回り、PER の上限は 1÷k = 11.8 倍。原料の転嫁の遅れ、金利の負担、中国勢の追い上げが重なる構造的に負けた筋書きで、上限の 6 割弱に当たる 7.0 倍に置いた(中立の PER より低い)。

確率:中東情勢による原料難は足元で起きている。転嫁の遅れは過去にも繰り返されており、金利の上昇も重なる。強気の筋書きより起こりやすいとみて、厚めに置いた。

悲観 11% 原料難が長引き、半導体が崩れ、借金が重荷になって財務が揺らぐ 利益 −5 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 285 円60 億円

原料の調達難が長引き、国内の生産が止まる日も出る。半導体市況が崩れ、新プラントの稼働率が上がらず、電子情報材料は赤字すれすれになる。中国勢の価格攻勢で、化成品も採算が合わなくなる。

営業利益はほぼゼロまで落ち、利払いで赤字になる。減損も出て、自己資本は減る。配当は大きく減らす。

それでも会社は続く。政策保有株や土地を売って借金を返し、事業を絞る。三井物産や取引会社の持株会が、再編や支援を考える可能性もある。少数株主に有利な形になる保証はない。

取引先の持株会や金融機関が、会社の存続を支える。ただ、再建の過程で増資や資産の売却が進めば、少数株主の取り分はさらに削られる。事業の売却や再編の可能性も高まる。

  • 界面活性剤:数量 3,200(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 7.7%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 246 億円・営業利益 1 億円。市場(実質)× シェア。シェアは 6.4% を基準に増減
  • スペシャリティーケミカル(電子情報材料ほか):数量 1,800(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 9.8%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 176 億円・営業利益 4 億円。市場(実質)× シェア。電子情報材料と香粧原料が中心
  • 化成品:数量 800(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 7.9%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 63 億円・営業利益 0 億円。市場(実質)× シェア。ロジン系乳化重合剤など
  • 樹脂:数量 720(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 4.7%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 34 億円・営業利益 −1 億円。市場(実質)× シェア。石油樹脂・エマルション

倍率:悲観は床を稼ぐ力ではなく、売れる資産から借金を引いた残りで測る。事業は赤字で、PER は使えない。今の自己資本 240 億円に掛ける形で、政策保有株・土地・債権を売った後の評価に当たる 0.25 倍に置いた(中立の PBR より低い)。

確率:中東情勢の長期化、半導体市況の悪化、中国勢の価格攻勢が重なる構造的な負けにあたる。借金の重さを考え、1 割を超える確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

界面活性剤

洗剤・化粧品・繊維・土木建築用の薬剤に使う界面活性剤。大口の香粧原料が柱。

数量該当市場(億円、今の値段で測った実質)価格実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍)売上営業利益
今 2026/03 4,000 6.4% 255 10
10 年後 中立 4,000 8.5% 341 15

取り方:日本とアジアの界面活性剤の市場を約 4,000 億円と推定し、売上 254.6 億円からシェア約 6.4%。公的な統計がなく推定。事業部の利益は未確認で、利益率 3.9% は筆者の推定(全社の営業利益 20.9 億円から逆算)。

スペシャリティーケミカル(電子情報材料ほか)

半導体用の微細加工用樹脂(KrF 用ポリマー)、香粧品の素材、機能性の中間体。成長の核。

数量該当市場(億円、今の値段で測った実質)価格実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍)売上営業利益
今 2026/03 2,000 8.3% 166 11
10 年後 中立 2,600 11.1% 288 22

取り方:電子情報材料・香粧品素材などの市場を約 2,000 億円と推定し、売上 165.6 億円からシェア約 8.3%。推定。利益は 2025 年 3 月期に界面活性剤を上回ったとの開示から、利益率 6.6% を推定。

化成品

ロジン系の乳化重合剤(合成ゴム用)、石油添加剤。中国の需要が戻りつつある。

数量該当市場(億円、今の値段で測った実質)価格実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍)売上営業利益
今 2026/03 1,000 6.6% 66 2
10 年後 中立 1,000 8.8% 88 4

取り方:ロジン系乳化重合剤などの市場を約 1,000 億円と推定し、売上 65.7 億円からシェア約 6.6%。推定。利益率 3.4% は推定。

樹脂

石油樹脂、樹脂エマルション。赤字すれすれで、縮小か再編の対象。

数量該当市場(億円、今の値段で測った実質)価格実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍)売上営業利益
今 2026/03 1,200 4.0% 48 0
10 年後 中立 1,080 5.4% 58 1

取り方:石油樹脂・エマルションの市場を約 1,200 億円と推定し、売上 48.3 億円からシェア約 4%。推定。上期は赤字で、通期の利益率 0.6% は推定。

リスクと懸念

中東情勢と原料の調達

ホルムズ海峡の封鎖で、ナフサなど原料の調達難と価格の急騰が起きている。会社は 2027 年 3 月期の予想を出せていない。転嫁が遅れると、薄い利益はすぐ消える。長引けば、生産量の確保にも響く。国内の他の石化メーカーの減産も重なり、代替の調達先を確保しにくい。

借金と金利の上昇

純有利子負債は 219 億円で、自己資本とほぼ同じだ。借り換えで金利が上がると、利払いは 10 年で年 5 億円ほど増える。営業利益の約 4 倍の支払利息の余裕は、景気の悪化で簡単に薄れる。変動金利の借入が多ければ、景気後退と利上げが同時に利益を圧迫する。

設備投資の回収

新プラントの二期増設と上海の設備増強に、2026 年 3 月期だけで約 46 億円を投じた。半導体市況が崩れたり、認定が遅れたりすれば、稼働率が上がらず、固定費が重くのしかかる。新製品の認定が遅れれば、その間の固定費は利益に響く。

中国勢の追い上げ

汎用の界面活性剤や石油樹脂は、中国の大規模な新設で価格が下がる。電子情報材料の成熟世代のポリマーも、参入が起きやすい。日本の工場の生産移管で補う計画だが、競争力の維持は容易ではない。中国の会社は価格だけでなく、納期の短さでも優位に立つ。

界面活性剤の需要の弱さ

土木建築用の薬剤や香粧原料の大口が減り、界面活性剤は 2026 年 3 月期に 3% 減った。国内の需要は人口の減少で細り、数量の伸びは期待しにくい。利益率の改善で補う戦略に限界はある。国内の少子化は、洗剤や化粧品の使用量にも波及する。

財務の脆さと資本の制約

自己資本比率は 34% で、純有利子負債が重い。大きな減損や赤字が出れば、財務の余裕は急速に失われる。借入に頼らない成長の道は、今は見えにくい。金融機関との関係は良好だが、条件の変更は事業計画に響く。

今後の分かれ目

2026 年 11 月の新プラントが予定どおり稼働し、電子情報材料の利益が大きく伸びたら
スペシャリティーケミカルの利益率の前提を上げ、やや楽観の確率を厚くする。
中東情勢が長引き、原料の調達と価格がさらに悪化したら
利益率の前提を下げ、やや悲観側の確率を上げる。
純有利子負債が 170 億円を下回るペースで減り始めたら
財務の脆さが和らぐとみて、借金の quality と倍率の前提を見直す。
半導体市況が崩れ、電子情報材料の売上が 2 期続けて減ったら
成長の物語が崩れるとみて、悲観側の確率を上げる。
中計の営業利益 30 億円・ROE 8% を達成する見通しが明確になったら
稼ぐ力が資本コストに届くとみて、倍率の前提を引き上げる。
買い手による TOB や事業の売却が発表されたら
事業と資産の評価が価格を決める。借金の重さが交渉の材料になる。

見ておくもの

  • スペシャリティーケミカルの売上と利益(四半期)
  • 原料価格と転嫁の状況(中東情勢)
  • 純有利子負債と支払利息
  • 新プラントの稼働と上海の生産
  • 配当と中期経営計画の進み具合

倍率と資本コストの決め方

界面活性剤・スペシャリティーケミカル・化成品・樹脂の 4 つに分け、市場(実質)× 当社のシェア × 物価並みの価格で売上を積んだ。中立の営業利益率は 4% 台後半で、過去 12 年の山(6.6%)を超えず、会社目標の 5% にも届かない水準に置いた。金利の上昇による純利益の減りは筋書きの純利益に入れた。倍率は式(ROE が k を下回るので上限は 1÷k)の 7 割台前半で置き、今の株価や過去の倍率には寄せていない。減価償却は今ある設備を物価で増やさず、新プラントの分だけ足した。新リース会計基準の影響は小さい。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.91→14.01 倍・やや楽観 PER 10→12.9 倍・中立 PER 8.82→12.9 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 1.0% = 8.5%。中東情勢や原料の高騰は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 7.75%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 東邦化学工業 2026年3月期決算説明(ログミー)
  2. 東邦化学工業 上期決算説明(ログミー)

分析日 2026-10-19