株譜
AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

メック株式会社 4971

AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)4,751 円874 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)5,950 円1,094 億円差 −20.2%
10 年後から見ると やや割高 価値 4,751 円874 億円 · 差 −20.2% · 期待の年率 +4.5%
期待の年率リターン(10 年)+4.5%資本コスト比 −3.2 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

メックは、電子基板の銅の表面を加工する薬品の会社である。筆者の結論は、割高。事業の質は高いが、今の値段は山の利益がそのまま続く前提で払っている。

稼ぎの源は、半導体を載せるパッケージ基板向けの密着向上剤「CZ」だ。銅の表面をごく細かく荒らし、樹脂を強く貼り付ける薬品で、売上の3分の2を占める。生成AI向けの基板が大型化し、層が増えるほど、使う量も増える。2025年12月期の営業利益率は27%。会社予想では2026年12月期に3割を超える。

10年先の中立は、薬品の市場が実質で年5%台に伸び、メックがシェアを保ち、価格が物価並みに上がる姿である。それでも利益率は3割から26%へ戻ると置く。基板メーカーは強く値下げを求め、無粗化の新方式やアトテックの対抗品も控えている。営業利益は今の2倍強にとどまる。

強気に振れる条件は具体的だ。AI基板の需要が倍以上に伸び、CZがガラスコアなど次の基板にも使われれば、利益は3倍近くになる。ただ、今の値段はその上振れに近い姿を、すでに先取りしている。確率を重ねた本質価値は、今の時価総額の6割ほどになる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、メックは良い事業を持つ小さな会社である。薬品は顧客の工場に入り込み、消耗品として売れ続ける。資本のわりに稼ぎも大きい。借金がなく、安心して持てる財務だ。

一方で、10年先の姿を言い切れる事業ではない。パッケージ基板の工程は、技術が数年で入れ替わる。CZが次の基板でも必須であり続けるかは、誰にも約束できない。世界シェアの高さも、顧客の認定に支えられた脆いものだと筆者は考える。このため、堀は普通とみて、高い倍率は与えない。

経営は、研究に売上の1割を使い、設備を自前で増やし、還元も上げた。方向は正しい。ただ、利益率が過去最高の時に株主へ厚く戻す余裕が、どこまであるかは、これからの数年で試される。

安全域で最も気になるのは、今の利益が山にあることだ。山の利益に標準の倍率で払えば、割高をつかむ。中立を、利益率が3割から少し戻る姿に置くと、今の値段には余裕がない。

何で稼ぐ会社か

メックの商品は、基板の製造工程で使う薬品である。銅の回路の表面を薬液で溶かし、顕微鏡でしか見えない細かな凹凸をつくる。そこへ樹脂を重ねると、凹凸にがっちり食い込んで剥がれない。この密着向上の工程が、稼ぎの中心だ。

看板はCZシリーズである。2025年12月期の売上は135億円で、薬品全体の約67%を占める。用途は、半導体を載せるパッケージ基板と、高密度のプリント基板だ。ほかに、フレキシブル基板(4K・8Kテレビ向けのCOF)に使うEXEシリーズ、多層基板用のV-BONDなどがある。

顧客は世界の基板・電子部品メーカー300社以上。売上の65%が海外で、蘇州・珠海の中国、台湾、タイ、欧州に拠点を持つ。基板の工場に薬品が入れば、液を使い続けるので、売上は消耗品として積み上がる。

次の柱は、粗さをつくらずに化学の力で密着させるAPシリーズだ。信号の損失を抑えられるので、高速の通信基板に向く。ただ、採用に向けた評価の段階で、まだ売上を支える存在ではない。2026年12月に稼働予定の北九州工場は、CZとAPの量産を担う。

優良さと弱いところ

優良さの核は、パッケージ基板の工程に深く入り込んでいる点である。基板メーカーは薬品を替えると、歩留まりが変わる。認定に時間をかけるため、一度採用された薬品は長く使われる。営業利益率は2019年12月期の15%から、2025年12月期の27%まで上がった。借金はなく、純現金が90億円近くある。

ただし堀は、最強とは言い切れない。世界のライバルは、アトテックやマクダーミッド・アルファなど、資金も営業網も大きい会社だ。アトテックは、粗さをつくらない密着剤をABF基板向けに出している。同じ方向のAPで、メックはまだ追う側にいる。

数字で見る市場の姿はこうだ。基板・パッケージ基板向けの密着剤とエッチング剤の世界市場を、筆者は約4.5億ドルと推定する。メックの薬品売上は約1.35億ドルで、シェアは3割前後になる。CZの高いシェアは会社自身が認めるが、数字は公表されていない。

弱みは3つある。売上が200億円ほどと小さいこと、CZ一本に利益が偏ること、顧客のAI投資の循環に連動することだ。利益率が山にあるのは、AI基板で高付加価値品が増えた効果が大きい。この効果が10年続くかは分からない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

需要の源は、半導体の数と、パッケージ基板の大きさである。生成AI向けのチップは大きく、基板の層も多い。1枚あたりに使う薬品が増える。ChipletやCoWoSといった先端パッケージが広がるほど、追い風は強まる。業界の前提では、電子材料の市場は10年で年6〜8%の拡大が見込まれる。

今は循環の山にかかる所だ。2026年12月期の上期は、売上が34%増、営業利益が69%増だった。会社予想も、期初の営業利益65億円から、5月に76億円へ増額されている。ただ、半導体投資は2〜4年周期で山と谷をつくる。メックの利益率も、過去には15%まで下がった。

競争は少数だ。パッケージ基板向けの密着剤は、メック、アトテック、マクダーミッド・アルファなどが分け合う。薬品の組み立ては顧客ごとに合わせるため、価格だけの勝負にはなりにくい。ただ、認定は一度崩れると一気に動く。

技術の転換点が最大の変数だ。粗さをつくらないAPが標準になれば、CZの出番は減る。メックが両方を持てば守れるが、新しい工程では、各社の認定が白紙から始まる。ガラスコア基板への移行も同じ構図だ。中国では、基板メーカーが現地の薬品会社を育てる動きがあり、中位品から侵食される恐れがある。

資本政策と M&A

資本の使い方は、堅実で、少しずつ株主寄りになっている。中期経営計画では、3年の営業キャッシュフロー約185億円のうち、設備に約80億円、研究に約52億円を使い、残りを株主へ回す。配当は、連結配当性向35%以上かつ株主資本配当率4%以上へ、2026年に引き上げた。

2025年12月期には自社株買いも約13億円行った。配当と合わせて約22億円を戻した。純現金は90億円ほどで、時価総額の7%強にとどまる。現金を貯め込む会社ではない。

設備投資の中心は、約47億円の北九州工場である。CZとAPの両方を作る拠点で、2026年12月に動き出す。立ち上げ費用が先に出るため、2027年12月期の利益を少し押し下げる。筆者は、大型買収に走らず自前で増強する姿勢を、資本配分として評価する。

買収される側になる可能性もある。小さく、無借金で、持ち合いも薄い会社は、同業の大手に狙われやすい。ただ、これは確率を置く材料にとどめ、本質価値には織り込まない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

AI向けのパッケージ基板は、まだ序盤である。チップは年々大きくなり、基板の層は増え、薬品の使用量は世代ごとに増える。CZは先端パッケージ向けの超微細粗化で高いシェアを持つ。2026年12月期の上期は、売上が34%増、営業利益が69%増だった。会社の中期経営計画の目標は、2027年12月期の営業利益率26〜30%だが、足もとはすでにその上端に達している。

北九州工場が動けば、生産能力は大きく増え、CZの量産とAPの立ち上げを同時に進められる。APが採用されれば、無粗化の高速基板、インターポーザー、1.6Tの通信基板へと用途が広がる。CZとAPの両方を持つ会社は、世界でも少ない。

財務は無借金で、純現金もある。還元の方針は引き上げられ、ROEは15%を超えた。10年後には、今の3倍近い利益を稼ぐ姿も、十分ありうる。

しかも会社の目標は、慎重に置かれる傾向がある。2027年12月期の営業利益率26〜30%は、2026年の予想がすでに超えそうだ。目標を上へ直す流れは、まだ止まっていないとみる。

慎重な見方

利益率27%は、メックの歴史で最高である。2019年12月期は15%、2023年12月期は18%だった。AIの投資が一巡すれば、基板の需要は急に冷え、利益率は元の2割前後へ戻る。会社の予想も、今が山であることを前提にしている。

競争の面では、アトテックが粗さをつくらない密着剤をすでに出している。顧客の基板メーカーは、薬品を複数社から買い、値下げを求める。ガラスコア基板への移行は、認定を一から取り直す機会になり、メックのシェアを揺らす。

中国では、基板メーカーが現地の薬品会社を育てている。中位品から置き換わり、メックの海外売上の65%に響く。売上は200億円ほどと小さく、CZ1本に頼る構造は、事業の分散が薄い。今の値段は、山の利益が続くと見込みすぎている。

還元の面でも余裕は小さい。2025年12月期の配当性向は25%と低く、2026年に35%へ上げる方針に変えたばかりだ。利益が崩れれば、この方針の維持が先に問われる。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方のほうが、やや強い。利益率が過去最高で、今の値段が山の利益を前提にしているからだ。強気の言う、AI基板の需要拡大とCZの優位は、起きる可能性が高い。ただ、10年続くとは限らない。

このため確率は、中立に3割強を置き、悲観側に合計で3割台半ばを寄せた。楽観は1割にとどめる。上振れの幅は大きいが、確率を重ねても、本質価値は今の時価総額を大きく下回る。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 7,650 円1,407 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,633 円300 億円)。 今の値に割り戻すと 4,751 円874 億円、今との差 −20.2%、 期待の年率 +4.5%(資本コスト 7.8%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 16,517 円3,037 億円 2,599 円478 億円 +221.3% +12.4% 1,912 円352 億円
やや楽観 22% 11,772 円2,165 億円 2,110 円388 億円 +133.3% +8.8% 3,054 円562 億円
中立 33% 8,498 円1,563 億円 1,664 円306 億円 +70.8% +5.5% 3,354 円617 億円
やや悲観 22% 2,136 円393 億円 1,251 円230 億円 −43.1% −5.5% 745 円137 億円
悲観 13% 1,028 円189 億円 653 円120 億円 −71.7% −11.9% 219 円40 億円
加重平均100% 7,650 円1,407 億円1,633 円300 億円 +56.0% +4.5% 9,283 円1,707 億円

今の株価時価総額 5,950 円1,094 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 10% AI基板が倍増し、CZが次の基板にも入って利益が3倍に 利益 164 億円 · PER 18.5 倍 · 株価時価総額 16,517 円3,037 億円

生成AI向けのパッケージ基板が10年で大きく広がり、基板の大型化と多層化が続く。薬品の世界市場は実質で年8%ほど伸びる。メックはCZをガラスコアなど次の基板にも通し、APも採用されて、シェアを3割から3割4分へ上げる。

価格は、先端品の比率が上がり、物価を少し上回る。営業利益率は3割を保つ。北九州工場もフルに稼働する。

この姿では、営業利益が2027年12月期の会社目標を大きく超え、今の3倍を超える。ただ、基板メーカーの値下げ圧力とアトテックの対抗品を、同時にかわし続ける必要がある。

還元は利益の4〜5割で、純現金は積み上がる。株主資本の伸びは速く、ROEは18%台まで上がる。メックは稼ぎのよい消耗品の会社として、世界の基板大手の標準に近い存在になる。

  • 薬品(密着向上剤・エッチング剤):数量 3.4(基板・パッケージ基板向けの密着剤・エッチング剤の世界市場(実質、億ドル)× メックのシェア)× 価格 142.0%(売上の値段の指数(今を1.00とする名目。物価3%込み))→ 売上 717 億円・営業利益 215 億円。市場×シェア2.49倍・価格1.42倍、営業利益率30%
  • 装置・その他:数量 1.2(売上規模の指数(実質、今を1.0))× 価格 11(今の売上(億円)に物価分を掛けた名目の値)→ 売上 13 億円・営業利益 1 億円。装置・その他。利益は小さい

倍率:事業の純利益 164 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 18.4% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 13.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.5 倍。全体の PER 18.52 倍、時価総額 3,037 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AI需要の倍増、CZの次世代基板での採用、値上げの定着が重なる必要がある。慎重な見方のほうが強いので、1割にとどめた。

やや楽観 22% AI基板の需要が続き、CZのシェアを保って上振れ 利益 123 億円 · PER 17.6 倍 · 株価時価総額 11,772 円2,165 億円

AIサーバー向けの基板が伸び続け、薬品の市場は実質で年7%ほど伸びる。メックはCZの高いシェアを保ち、全体のシェアは3割から3割2分へ少し上がる。北九州工場が動き、CZとAPの量産体制が整う。

価格は物価を少し上回る。営業利益率は28%と、今の山からやや下がる。それでも営業利益は、今の2.7倍になる。

中国と台湾の基板メーカーの投資が続き、メックの海外売上の比率は、さらに上がる。APは一部の高速基板で採用され、新しい売上の柱になりはじめる。

還元は利益の4〜5割で、純現金は積み上がる。ROEは15%台に高まる。AI投資の勢いが続く限り、メックは稼ぎのよい消耗品の会社として評価され続ける。ただ、利益率の山は少しずつ下がる。

  • 薬品(密着向上剤・エッチング剤):数量 2.8(基板・パッケージ基板向けの密着剤・エッチング剤の世界市場(実質、億ドル)× メックのシェア)× 価格 137.0%(売上の値段の指数(今を1.00とする名目。物価3%込み))→ 売上 577 億円・営業利益 162 億円。市場×シェア2.08倍・価格1.37倍、営業利益率28%
  • 装置・その他:数量 1.1(売上規模の指数(実質、今を1.0))× 価格 10(今の売上(億円)に物価分を掛けた名目の値)→ 売上 11 億円・営業利益 1 億円。装置・その他。利益は小さい

倍率:事業の純利益 123 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.8% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.6 倍。全体の PER 17.6 倍、時価総額 2,165 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AI基板の需要が続き、CZが先端品で使われ続ける素直な上振れ。足もとの勢いを踏まえ、2割強を置いた。

中立 33% 薬品は実質年5%台で伸び、シェアは保ち、利益率は山から戻る 利益 95 億円 · PER 16.4 倍 · 株価時価総額 8,498 円1,563 億円

薬品の世界市場は、実質で年5%台で伸びる。メックはシェアの3割を保ち、数量は今の1.8倍になる。価格は物価並みの1.34倍で、売上は今の2.4倍になる。

営業利益率は、今の山から26%へ戻る。基板メーカーの値下げ圧力が強まり、先端品の比率の上昇による押し上げも一巡する。それでも、認定を受けた消耗品の強みは残る。26%は、化学の中では飛び抜けて高い水準だ。

APは一部で採用され、CZの置き換えを防ぐ役目にとどまる。北九州工場は、需要の増加に合わせて稼働し、利益を大きくは動かさない。還元は利益の4割ほどで、純現金はゆっくり積み上がる。

  • 薬品(密着向上剤・エッチング剤):数量 2.4(基板・パッケージ基板向けの密着剤・エッチング剤の世界市場(実質、億ドル)× メックのシェア)× 価格 134.0%(売上の値段の指数(今を1.00とする名目。物価3%込み))→ 売上 488 億円・営業利益 127 億円。市場×シェア1.8倍・価格1.34倍、営業利益率26%
  • 装置・その他:数量 1.0(売上規模の指数(実質、今を1.0))× 価格 10(今の売上(億円)に物価分を掛けた名目の値)→ 売上 10 億円・営業利益 1 億円。装置・その他。利益は小さい

倍率:事業の純利益 95 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.1% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.4 倍。全体の PER 16.44 倍、時価総額 1,562 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:市場が実質で伸び、メックがシェアを保つが、利益率は山から戻る。2つの見方の落としどころ。

やや悲観 22% AI投資が一巡し、値下げと無粗化品で利益が今の水準に戻る 利益 40 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 2,136 円393 億円

AIの基板投資が一巡し、需要の伸びは実質で年3%台に落ちる。アトテックなどの無粗化の密着剤が先端基板に広がり、メックのシェアは3割から2割7分へ下がる。中国では、基板メーカーが現地の薬品を使いはじめる。

価格は物価に追いつかず、10年で1.2倍にとどまる。営業利益率は18%まで下がる。2023年12月期と同じ水準だ。

営業利益は今とほぼ同じ水準に戻る。ただ、新しい投資の稼ぎは、資本コストを少し上回る程度に薄れる。北九州工場の稼働は重荷になり、増配の余地も小さくなる。筆者は、これを利益率が山にある優良株の、ごく普通の下り坂とみる。

  • 薬品(密着向上剤・エッチング剤):数量 1.7(基板・パッケージ基板向けの密着剤・エッチング剤の世界市場(実質、億ドル)× メックのシェア)× 価格 120.0%(売上の値段の指数(今を1.00とする名目。物価3%込み))→ 売上 306 億円・営業利益 55 億円。市場×シェア1.26倍・価格1.2倍、営業利益率18%
  • 装置・その他:数量 0.9(売上規模の指数(実質、今を1.0))× 価格 9.00(今の売上(億円)に物価分を掛けた名目の値)→ 売上 8 億円・営業利益 0 億円。装置・その他。利益は小さい

倍率:事業のROEが資本コスト7.75%を下回る筋書き。ためた利益は帳簿の額に届かない価値とみて、稼ぐ力(純利益÷k=12.1倍)より低い9.0倍に置いた。余った現金はないので、純現金は事業の運転資金として扱う。

確率:投資の一巡と値下げ、無粗化品の浸透で利益率が大きく戻る筋書き。利益率が過去最高の山にあり、会社自身の予想も山を前提にするので、やや厚く置いた。

悲観 13% 新しい工程で認定を失い、CZが置き換わって構造的に負ける 利益 5 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 1,028 円189 億円

ガラスコア基板や無粗化の新方式で、CZが採用されない。先端の基板は、アトテックなど世界の大手薬品会社に取られる。中位の基板は、中国の地元の薬品に切り替わる。

市場の実質の伸びは年1%にとどまり、メックのシェアは3割から1割7分へ下がる。価格は物価に追いつかず、10年で横ばいになる。営業利益率は8%まで下がる。

営業利益は今の1割ほどになる。北九州工場は稼働率が上がらず、固定費だけが残る。優良な消耗品の会社ではなくなり、価値は、純現金と、売れる資産の税後で測るほかない。

還元は縮むが、配当は守るため、現金や資産の売却で払う(純現金の取り崩し)。それでも財務は傷まない。ただ、成長の物語は終わり、安値で放置される。

  • 薬品(密着向上剤・エッチング剤):数量 0.8(基板・パッケージ基板向けの密着剤・エッチング剤の世界市場(実質、億ドル)× メックのシェア)× 価格 100.0%(売上の値段の指数(今を1.00とする名目。物価3%込み))→ 売上 126 億円・営業利益 10 億円。市場×シェア0.62倍・価格1.0倍、営業利益率8%
  • 装置・その他:数量 0.7(売上規模の指数(実質、今を1.0))× 価格 7.50(今の売上(億円)に物価分を掛けた名目の値)→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。装置・その他。利益は小さい

倍率:優位を失い、利益が小さい筋書き。稼ぐ力でなく売れる資産で測る。純現金約88億円と、設備・在庫・売掛金などの売却価値(税後)を床とし、今の自己資本305億円に0.62倍を掛けた。

確率:AP・無粗化品への置き換えとガラスコア基板での認定喪失、中国勢の台頭が重なる、構造的な負け。単一の工程に偏る小さな会社で、起きれば深いので、1割を超える確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

薬品(密着向上剤・エッチング剤)

基板・パッケージ基板の銅の表面処理に使う薬品。CZ・V-BOND・EXEなど。全社の売上の約96%と、ほぼ全部の利益を稼ぐ。

数量基板・パッケージ基板向けの密着剤・エッチング剤の世界市場(実質、億ドル)× メックのシェア価格売上の値段の指数(今を1.00とする名目。物価3%込み)売上営業利益
今 2025/12 1.4 100.0% 203 59
10 年後 中立 2.4 134.0% 488 127

取り方:薬品の売上約202億円(全社209億円のうちCZは135億円)を、世界市場の推定約4.5億ドルのうちメックのシェア約30%(推定)で置いた。数量は市場×シェアの実質、価格は今を1.00とする名目の指数で、物価3%は価格に入れる。薬品の利益は開示を確認できず、全社の営業利益57.5億円から装置・その他と本社費を引いて約58.5億円と置いた。 数量は市場の実質成長(物価を除く)× シェアで、物価は価格の指数に別に入れている。

装置・その他

薬品に付随する機器・商品など。利益はごくわずか。

数量売上規模の指数(実質、今を1.0)価格今の売上(億円)に物価分を掛けた名目の値売上営業利益
今 2025/12 1.0 7.50 8 0
10 年後 中立 1.0 10 10 1

取り方:全社の売上209.5億円から薬品202.5億円を引いた約7億円強を、規模指数1.0と置いた。利益は開示を確認できず約0.3億円と推定。調整は本社費の推定で−1.3億円。全体を営業利益57.5億円に合わせた。

リスクと懸念

利益率が過去最高の山にある

営業利益率は27%と過去最高で、会社予想では3割を超える。2019年12月期は15%、2023年12月期は18%だった。AI投資の一巡か値下げで、利益率が大きく戻る恐れがある。10年の中立でも26%へ下がる前提を置いた。

無粗化の新方式にCZが置き換わる

アトテックなどが、粗さをつくらない密着剤を先端基板向けに出している。この方式が標準になれば、CZの出番は減る。メックのAPが間に合うかが、10年の分かれ目になる。

ガラスコア基板などへの移行で認定を失う

基板の素材や工程が変わると、薬品の認定は一から取り直しになる。早く入れなければ、これまで強みだった認定の壁が、他社の乗り換えの入口に変わる。

中国の地元薬品会社の台頭

中国の基板メーカーは、現地の薬品会社を育てている。中位品から順に置き換えられる恐れがある。蘇州・珠海の売上は合わせて3割を超え、影響は小さくない。

CZ1本への集中と規模の小ささ

売上は200億円ほどで、利益はCZに偏る。基板メーカーは複数社から買って値下げを求める。大手の海外勢に比べ、メックは値決めの主導権を握りにくい。

北九州工場の立ち上げ

約47億円を投じる工場が2026年12月に動く。需要が冷える中で稼働すると、固定費が重い。立ち上げ費用で2027年12月期の利益が押し下げられる見込みもある。

今後の分かれ目

CZの売上が、2四半期続けて前年を2割以上上回る
楽観・やや楽観の確率を上げてよい。AI基板の需要が、想定より長く続くサイン。
APが、主要な基板メーカーの量産ラインで採用されたと確認される
楽観側の確率を上げ、悲観側を下げる。CZを置き換える脅威が、自社の商品に変わる。
営業利益率が、3四半期続けて24%を下回る
山の利益が終わりつつあるサインとみて、やや悲観側の確率を上げる。
主要顧客がアトテックなど他社の無粗化品へ切り替えたと伝えられる
悲観側の確率を上げる。CZの高いシェアが崩れ始めたと判断する。
自社株買いなど、還元の追加が示される
純現金の使い道が改善するので、資本配分への評価を上げる。ただ、本質価値の計算は動かさない。
同業の大手や基板関連メーカーが買収を提案する
買収価格がどの筋書きの価値を上回るかを個別に見る。本質価値の計算には織り込まない。

見ておくもの

  • CZ・EXEの四半期の売上と、営業利益率
  • APの採用状況と、北九州工場の稼働・立ち上げ費用
  • 台湾・蘇州の売上と、基板メーカーの投資計画
  • 中期経営計画の次の目標と、総還元性向
  • アトテックなど他社の無粗化品の採用動向

倍率と資本コストの決め方

数量は市場の実質規模×シェア、価格は物価3%込みの名目(中立で10年1.34倍)で積み、利益率は事業の構造(競争・値下げ圧力・技術の転換)から置いた。倍率はその時点の純利益に、正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)(k7.75%、g4%、RONIC=k+残る割合1/2×(ROE−k))を当て、中立は上限の85%に置いた。同領域のJCU・上村工業と比べ、CZ1本への集中を理由にquality(寿命)を+0.5とし、kを少し高く置いた。悲観は純現金と売れる資産の税後で測った。今の株価は最後に比べただけで、今の倍率に寄せていない。製造業でリース負債は小さく、新リース会計基準での形の変化は無視できる。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.8→18.52 倍・やや楽観 PER 13.8→17.6 倍・中立 PER 12.6→16.44 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%に quality +0.75% を足して8.25%。シェアの脆さ・技術の転換・利益率が山にある点は、k に足さず、筋書きの利益率と確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.75%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. メック 中期経営計画 Phase2 要約
  2. メック 業績予想の上方修正(2026年5月)
  3. アトテック NovaBond IT(無粗化の密着剤)

分析日 2026-10-19