株譜
AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

株式会社ニフコ 7988

自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,716 円6,360 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,525 円4,322 億円差 +47.2%
10 年後から見ると 割安 価値 3,716 円6,360 億円 · 差 +47.2% · 期待の年率 +9.9%
期待の年率リターン(10 年)+9.9%資本コスト比 +3.4 pt
推定の資本コスト6.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 6.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ニフコは、自動車に使うプラスチックの留め具と精密部品を作る世界首位級の会社だ。売上の約9割がこの事業で、残りは香港・中国を中心としたベッド・家具である。

筆者の結論は、いまの値段は「適正」の範囲というものだ。10年の見方では中立の利益が年3%ほどしか伸びず、倍率も12倍台が妥当と見る。成長の力が乏しく、安く買える値段ではない。

強みは、赤字の年が一度もない収益力と、厚い手元資金だ。営業利益率は13%台を保ち、自己資本比率は75%に達する。9月には約400億円の自社株買いを終え、資本を株主に返す姿勢もはっきりした。

弱みは、売上の大半が自動車の生産台数に縛られることだ。国内の人口は減り、米国の関税や中国の日系車の不振も重い。伸びる材料は、インドと北米の設備投資、1台あたりの搭載額の上積みにある。

10年で見ると、中立は正当化PERの下限に近い12.9倍で、構造的に負ける筋書きの重みを混ぜても、本質価値は今の値段を 5% ほど下回る「適正」に出た。

本質価値は、事業の利益に倍率を掛け、余った現金を足して出した。いまの時価総額は、その見立てを 5% ほど上回る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、ニフコは「安全だが、大きくは伸びない」会社だと見る。10年後も自動車は走り、部品は要る。堀は中程度で、広がるより、保つことが課題だ。

株主のものになる利益、つまり稼ぎから設備投資を引いた分は、毎年300億円規模で出ている。設備投資は営業キャッシュフローの4割ほどにとどまり、残りが自由に使える。この安定したお金を、経営が自社株買いと配当で返すようになったのは良い変化だ。

一方で、成長の面は物足りない。10年の利益の伸びは、物価に近い年3%ほどだ。倍率は12倍台が妥当で、これは今の値段より少し高いだけだ。つまり、安全域は厚くない。

見ておきたいのは、余った現金の使い道だ。割高な買収に使えば価値を壊し、返せば価値が出る。最近の動きは後者だ。筆者は、この姿勢が続くかぎり、中立の見立てで株主の取り分が着実に増えると考える。

結局、払う値段がやや割安にとどまる以上、強く買いたいほどの安全域はない。待って、悲観の筋書きに近い値段を見る方が、安全域は広い。

何で稼ぐ会社か

ニフコの稼ぎの中心は「合成樹脂成形品事業」で、売上の約9割を占める。自動車の内装・外装を固定するクリップ、燃料まわりの部品、内装まわりの機能部品を作り、自動車メーカーに納める。1個あたりは安いが、車の設計に組み込まれ、型や品質の認定を通らないと入れ替えにくい。

国内の自動車向けは日本メーカーが中心で、海外は日系・韓国系の完成車メーカー向けが柱だ。直近は韓国メーカー向けが好調で、インドやインドネシアも堅い。一方で中国は日系車の販売不振で減収減益、欧州は英国の新車種の遅れで減収だった。米国では追加関税の逆風の中で売上水準を守り、利益は増やした。

自動車以外では、住宅向けの部品とスポーツ・アウトドア向けがある。住宅着工は過去61年で最低の水準まで落ち、住宅部品は減った。反対に、中国のスポーツブランドに採用が広がり、こちらは利益が改善した。

もう1つの柱が「ベッド及び家具事業」だ。香港や中国、シンガポールで、ホテル向け・小売・卸にベッドや椅子を売る。売上は約370億円と小さいが、利益率は16%ほどで、全体の利益を下支えする。ただし、香港のホテル特需の反動が出るなど、景気と観光に左右されやすい。

優良さと弱いところ

ニフコの質の高さは、「地味な部品で、長く、安定して稼ぐ」点にある。過去20年で営業利益率が6%を割った年は2009年3月期だけで、赤字の期はない。直近は13%台の高さを2年続けた。単純な部品でこの利益率を出せるのは、型の設計と量産の技術、世界の工場網で、完成車メーカーの要求に応え続けているからだ。

堀、つまり他社がまねしにくい強みは中程度と見る。自動車の部品は設計の段階で採用が決まり、いったん載ると何年も使われる。この切り替えの難しさが強みだ。ただし、完成車メーカーは毎年のように値下げを求め、競合のITWやアレイモンなど海外の同業も強い。価格を決める力は強くない。

資本の使い方には、目を引く点が2つある。1つは、ドイツとアメリカの買収事業を2024年に手放したことだ。2013年から翌年に買った事業で、結果として損失の整理になった。もう1つは、資金を自社株買いと増配で返す方向に舵を切ったことだ。方針を改め、配当と自社株買いの合計を利益の半分以上にすると決めた。

弱い所は、自動車への依存の高さと、人件費・物価の上昇を価格に移しきれない場面があることだ。それでも、財務の傷みのなさと、一貫した黒字の実績は、同じ領域の中でも頭ひとつ抜けている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

ニフコが戦う市場は、世界の自動車部品、とくにプラスチックの留め具・内装機能部品だ。需要は世界の自動車生産台数に連動する。世界の生産は今後10年でほぼ横ばいか、年1%に届かない伸びと見る。中国・インド・東南アジアが伸び、日本・欧州・北米が細る形だ。

台数の伸びが小さくても、1台あたりの部品の額は動く。電気自動車は、バッテリーまわりや内装の軽量化で、プラスチック部品の出番を増やす余地がある。電動化の流れで、燃料系の部品が減る点は逆風だ。差し引きでは、搭載額は物価並みか少し上、と見る。

競争の形は、世界に広がる少数の大手と、各地の中小の成形メーカーだ。ニフコは世界首位級の位置にいるが、完成車メーカーの値下げ要求は毎年続く。中国の部品メーカーは、中国国内で安い部品を供給し、輸出でも力をつけている。最先端の機能部品は日本・欧州勢が優位だが、汎用品は中国に押される恐れがある。

循環のどこにいるかといえば、日本・欧州の生産は低めで、中国の日系車は底に近く、米国は関税の整理待ちだ。景気の山ではなく、中位に近い。利益率が高い水準にあるため、利益の伸びが売上の伸びを上回る局面は、もう終わったと見るのが堅い。

ベッド・家具は、香港・中国の消費とホテルの需要に連動する。人口が大きく増えない中でも、品質の良い寝具への入れ替えが続く。ただし、中国は景気の振れが大きく、ここは慎重に置く。

資本政策と M&A

資本政策は、この会社の見方を変えた最大の材料だ。2025年9月に、配当性向30%以上、総還元性向50%以上の方針を打ち出した。2026年3月期の配当性向は30%ほどで、次の期の予想も同水準だ。

2026年8月31日には、上限約400億円の自社株買いを決め、翌日の時間外取引で約400億円分の株を取得した。続いて、取得した自己株式を10月7日付で消却すると発表した。9月30日基準で1株を2株に分割する手続きも進んでいる。

この自社株買いで、3月末に約1,160億円あった純現金はおよそ760億円に減ったと見る。それでも自己資本比率は7割を超える水準だ。筆者は、残りの現金のうち約500億円は事業に要らない余剰と見て、本質価値に足している。

M&Aは、過去の失敗の整理が済んだ段階にある。今後は、北米とインドの設備投資が中心で、大型買収の気配は薄い。外国法人の持ち株が4割を超え、買収や再編の対象にもなりうるが、検討の材料は見当たらない。

還元の点検(P3 2026-10-19):2026年8月31日の約400億円の自社株買いは実行ずみ(株数に反映ずみ)なので、10年の還元から全筋書きで400億円除いた(二重だった)。中立は純利益の合計の67%から57%で、総還元性向50%以上の方針の上に収まる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

強気に見れば、ニフコの利益は今の予想を上回って伸びる。まず、米国と中国の景気が持ち直し、世界の自動車生産が戻る。日本・韓国メーカーが北米とインドで増産すれば、設備投資を強めたニフコの工場が埋まる。

次に、1台あたりの搭載額が上がる。電気自動車は車内の部品の数が増え、軽量化と静粛性の要求で、機能の高い樹脂部品の出番が広がる。ニフコは新車の立ち上げ時に金型の売上も得るため、新型車の波に乗りやすい。

第三に、利益率の上振れだ。海外の工場集約と、管理できる費用の削減がすでに効いている。人件費や電力の上昇を価格に移す動きも進んだ。営業利益率が16%まで伸びる余地はある。

最後に、資本の返し方だ。純現金は厚く、配当と自社株買いを増やす余力が大きい。割安な株を自社株買いすれば、1株あたりの価値は高まる。この条件がそろえば、10年後の時価総額は今の2倍に迫る。

加えて、為替が円安のまま続けば、海外の利益が円で膨らむ。会社の予想は1ドル153円を前提にしており、これが保たれれば、予想はむしろ控えめになる。

慎重な見方

慎重に見れば、ニフコの課題は、伸びの小さな市場で、費用の上昇を価格に移しきれないことだ。自動車の部品は完成車メーカーの値下げ要求が続く。物価と人件費が毎年上がる中で、利益率を今の高さに保つのは簡単ではない。

国内は人口が減り、自動車の生産もじわじわ細る。住宅向けの部品は、住宅着工が過去最低の水準で、回復の見込みも薄い。中国は日系車の販売が戻らず、中国の部品メーカーが低い価格で攻めてくる。

電気自動車への移行も、すべてが追い風とは限らない。燃料系の部品が要らなくなる。さらに、電気自動車を主導する会社が自前で部品を作る、あるいは中国の部品に切り替える動きもある。ここで縮むと、今の高い利益率は維持できない。

米国の関税や為替の振れも利益を揺らす。景気後退が来れば、自動車の生産は2〜3割落ちる。過去20年で最悪の年は、営業利益率が6%だった。この水準に戻れば、純利益は今の半分以下になる。

最後に、強みと言われる厚い現金も、使い方次第だ。現金が増えるだけで事業に再投資できなければ、資本の効率は下がる。株主への還元が進むのは良いが、それは成長の代わりにはならない。

どちらに重みを置いたか

強気の言い分には説得力があるが、10年で見ると、慎重な見方の重みが少し勝つ。理由は、成長の源が数量にも価格にも乏しいからだ。物価並みの伸びでは、倍率を押し上げる力が働かない。

そのため、10年は構造的に負ける筋書きを1割強に置き、確率はやや悲観側に寄せた。一方で、悲観でも自己資本の半分ほどの値段が下値の目安になり、厚い現金が下支えする。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 5,237 円8,963 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,269 円2,172 億円)。 今の値に割り戻すと 3,716 円6,360 億円、今との差 +47.2%、 期待の年率 +9.9%(資本コスト 6.5%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 7,798 円1.33 兆円 1,519 円2,600 億円 +269.0% +13.9% 932 円1,595 億円
やや楽観 20% 6,822 円1.17 兆円 1,431 円2,450 億円 +226.9% +12.6% 1,651 円2,825 億円
中立 36% 5,892 円1.01 兆円 1,344 円2,300 億円 +186.6% +11.1% 2,605 円4,459 億円
やや悲観 22% 3,943 円6,749 億円 1,227 円2,100 億円 +104.8% +7.4% 1,137 円1,947 億円
悲観 12% 866 円1,482 億円 643 円1,100 億円 −40.2% −5.0% 181 円310 億円
加重平均100% 5,237 円8,963 億円1,269 円2,172 億円 +157.7% +9.9% 6,506 円1.11 兆円

今の株価時価総額 2,525 円4,322 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 6.5% を下回るほど割高。

楽観 10% 電動化で搭載額が増え、シェアも上がる 利益 617 億円 · PER 20.4 倍 · 株価時価総額 7,798 円1.33 兆円

10年で、電動化と軽量化の流れがニフコの機能部品の出番を広げる。北米とインドの日系・韓国系メーカーに食い込み、台あたりの搭載額も物価を上回って伸びる。海外の同業に対しても、地域ごとの工場網で優位を保つ。

営業利益率は16%まで上がり、利益は今の1.8倍近くになる。経営は現金を厚く返し続け、自社株買いで1株の価値も高まる。ベッド・家具も、中国の品質需要を取り込む。

国内の生産が縮んでも、海外の稼ぎが大きく上回る。10年後には、海外の売上比率がさらに高まる。成熟した10年後の市場は、この安定した高収益を高く評価する。

  • 合成樹脂成形品(自動車用ファスナー・精密成形部品ほか):数量 26.4(供給台数の換算(百万台)=世界の自動車生産 約9,000万台 × 当社の取り分 約24%)× 価格 20(1台あたりの当社売上(千円・名目))→ 売上 5,394 億円・営業利益 863 億円。電動化の搭載額増とシェア拡大
  • ベッド及び家具:数量 25.8(販売台数(万台、ベッドと椅子の合計の概算))× 価格 20(1台あたりの平均単価(万円・名目))→ 売上 520 億円・営業利益 86 億円。中国で品質需要が拡大

倍率:事業の純利益 610 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.6% が k 6.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.5%、10 年より先の名目の伸び g 3.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.4 倍 + 余った現金(戻り方込み)500 億円。全体の PER 20.44 倍、時価総額 12,974 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:電動化とシェア拡大が同時に進むのは難しく、強気は1割にとどめる。

やや楽観 20% 新興国の増産と搭載額の上積み 利益 542 億円 · PER 20.1 倍 · 株価時価総額 6,822 円1.17 兆円

インドや東南アジアで生産が伸び、日系・韓国系メーカーの現地生産が増える。ニフコの台数は世界の生産より少し速く伸び、1台あたりの額も上がる。

営業利益率は15%近くを保ち、利益は今の1.6倍ほどになる。還元は厚く、自己資本の伸びは利益より小さい。ベッド・家具は、台数は横ばいで、価格が物価並みに上がる。

電動化は追い風と逆風が混じるが、搭載額の上積みが少し勝つ。中国は日系車の復調に伴い、底を打つ。利益の質が保たれるため、倍率は成熟した水準でも、今より大きくは縮まない。この道なら、利益は物価を上回って伸び、還元で株主の取り分も増える。

  • 合成樹脂成形品(自動車用ファスナー・精密成形部品ほか):数量 24.8(供給台数の換算(百万台)=世界の自動車生産 約9,000万台 × 当社の取り分 約24%)× 価格 20(1台あたりの当社売上(千円・名目))→ 売上 4,976 億円・営業利益 761 億円。新興国の増産と搭載額の上積み
  • ベッド及び家具:数量 25.1(販売台数(万台、ベッドと椅子の合計の概算))× 価格 20(1台あたりの平均単価(万円・名目))→ 売上 505 億円・営業利益 80 億円。緩やかに拡大

倍率:事業の純利益 535 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.7% が k 6.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)500 億円。全体の PER 20.1 倍、時価総額 11,248 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新興国の生産増と搭載額の上積みは、すでに表れ始めているため、2割とした。

中立 36% 台数は小幅増、価格は物価並み 利益 469 億円 · PER 19.7 倍 · 株価時価総額 5,892 円1.01 兆円

世界の自動車生産は小さく増え、ニフコの台数は10年で1割弱の増加にとどまる。価格は物価並みに1.3倍強へ上がる。ベッド・家具は台数がやや減り、価格で補う。

営業利益率は人件費の上昇で13%台から少し下がる。売上は5,000億円台に乗るが、純利益の伸びは物価並みの年3%ほどだ。10年の利益は今の4割増にとどまる。

還元は総還元性向で5割を超える水準を保ち、現金は事業に必要な分を超えて積み上がらない。倍率は成熟した12倍台に落ち着く。10年後には、成長の速さより、安定と還元で評価される会社になる。国内の人口減が重しだが、海外の増加で補う。

  • 合成樹脂成形品(自動車用ファスナー・精密成形部品ほか):数量 23.3(供給台数の換算(百万台)=世界の自動車生産 約9,000万台 × 当社の取り分 約24%)× 価格 20(1台あたりの当社売上(千円・名目))→ 売上 4,570 億円・営業利益 663 億円。世界の生産は小幅増、価格は物価並み
  • ベッド及び家具:数量 24.1(販売台数(万台、ベッドと椅子の合計の概算))× 価格 20(1台あたりの平均単価(万円・名目))→ 売上 485 億円・営業利益 73 億円。台数はやや減、価格は物価並み

倍率:事業の純利益 462 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.8% が k 6.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.7 倍 + 余った現金(戻り方込み)500 億円。全体の PER 19.69 倍、時価総額 9,593 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:10年の中立は、数量と価格のどちらにも大きな無理がない点で最も確かな見立てだ。強気と慎重が拮抗するが、構造的な負けの懸念をやや重く見て、確率を慎重側に寄せた。

やや悲観 22% 値下げ圧力で利益率が下がる 利益 354 億円 · PER 17.2 倍 · 株価時価総額 3,943 円6,749 億円

世界の生産は横ばいにとどまり、国内と欧州は細る。中国の部品メーカーの低価格攻勢で、汎用の部品は値下げを強いられ、価格は物価に届かない。

営業利益率は11%近くまで下がり、利益は今とほぼ横ばいにとどまる。それでも赤字の年はなく、還元は保たれる。ただし、倍率は成長が見えないため9倍台に下がる。

ベッド・家具は台数が減り、価格の引き上げで補えない年もある。住宅向けの部品の縮小も続く。市場は、この会社を、伸びない部品会社として評価する。倍率は成熟の水準まで下がり、現金の厚みだけが評価を支える。国内の人口減も重しになり、成長の主役は見当たらない。

  • 合成樹脂成形品(自動車用ファスナー・精密成形部品ほか):数量 21.6(供給台数の換算(百万台)=世界の自動車生産 約9,000万台 × 当社の取り分 約24%)× 価格 19(1台あたりの当社売上(千円・名目))→ 売上 4,106 億円・営業利益 513 億円。生産が横ばいで値下げ圧力
  • ベッド及び家具:数量 22.6(販売台数(万台、ベッドと椅子の合計の概算))× 価格 20(1台あたりの平均単価(万円・名目))→ 売上 442 億円・営業利益 58 億円。消費の鈍化で台数が縮む

倍率:ROE 9.8%。今の利益はそのまま残り、先で薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎだけとみて、RONIC=k 6.5%+残る割合 1/2×(9.8−7.8)=8.8%、長期の成長率 g 4%から正当化 PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=14.5 倍。成長が乏しい局面として上限の8.9割まで下げるが、ROE は k を上回るので 1÷k の下限 17.2 倍に置いた。

確率:完成車メーカーの値下げ要求、中国の部品メーカーの追い上げ、人件費の上昇は10年続く見込みで、やや悲観は2割強とした。

悲観 12% 構造的に負け、優良ではなくなる 利益 148 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 866 円1,482 億円

10年かけて、電動化の主役が部品を自前で作るか、中国の部品に切り替える。ニフコは日系メーカーの海外生産が縮む中で、シェアを失う。価格も下がり、台数は2割減る。

営業利益率は6%台まで下がり、純利益は今の4割ほどだ。もう優良な部品会社ではなく、普通の自動車部品会社として扱われる。自己資本の半分ほどの値段が下値の目安になる。純現金は残るが、成長への再投資の先は乏しい。

ベッド・家具も、中国の景気の減速で縮み、利益は半分ほどになる。それでも財務に傷はなく、事業を畳むことはない。倍率は、成長のない会社の水準まで下がり、純現金と工場の資産の価値が、値段の下限になる。

  • 合成樹脂成形品(自動車用ファスナー・精密成形部品ほか):数量 17.3(供給台数の換算(百万台)=世界の自動車生産 約9,000万台 × 当社の取り分 約24%)× 価格 17(1台あたりの当社売上(千円・名目))→ 売上 2,905 億円・営業利益 247 億円。部品の内製化と中国勢でシェアを失う
  • ベッド及び家具:数量 19.7(販売台数(万台、ベッドと椅子の合計の概算))× 価格 17(1台あたりの平均単価(万円・名目))→ 売上 340 億円・営業利益 31 億円。競争と不況で縮小

倍率:構造的に利益が縮んでいる局面なので、PER でなく売れる資産で測る。現金と設備・在庫が床で、成長のない部品会社の価値は稼ぐ力(純利益÷k)の範囲に収まるため、今の自己資本に 0.5 倍を掛けた。(還元を方針に合わせて再計算:還元 1500→1100 億円、自己資本 3912→4312 億円、事業の ROE 4.0%→3.6%、正当化 PER の上限 12.9→12.9 倍。上限に対する置き方の割合は変えず 0.50 倍)

確率:電動化で部品が内製化・中国製へ移り、世界の同業にもシェアを奪われる構造的な負けは、1割強の確率で置く。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

合成樹脂成形品(自動車用ファスナー・精密成形部品ほか)

自動車用のクリップなどのプラスチック留め具、内装・燃料系の機能部品、住宅・スポーツ向け部品を、世界の工場で作る事業。

数量供給台数の換算(百万台)=世界の自動車生産 約9,000万台 × 当社の取り分 約24%価格1台あたりの当社売上(千円・名目)売上営業利益
今 2026/03 21.6 15 3,157 477
10 年後 中立 23.3 20 4,570 663

取り方:開示は金額だけなので、世界の自動車生産を約9,000万台、当社の取り分を約24%(国内産業用ファスナーで約7割、世界で約2.5割という目安から)と置き、約2,160万台分の供給とみなした。住宅・スポーツ向けも台数に換算して含む。売上3,157億円をこれで割ると、1台あたり約1.46万円になる。

ベッド及び家具

香港・中国・シンガポール・日本などで、ホテル向けや小売向けにベッドと椅子を売る事業。

数量販売台数(万台、ベッドと椅子の合計の概算)価格1台あたりの平均単価(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 24.6 15 370 60
10 年後 中立 24.1 20 485 73

取り方:開示は金額のみ。ベッドと椅子の平均単価を約15万円と置き、売上370億円から販売台数を約24.6万台と逆算した。ホテル向け・小売・卸の合計の概算で、細かな内訳は推定。

リスクと懸念

自動車の生産に縛られる

売上の大半が自動車向けで、世界や地域の生産台数が落ちると、売上と利益が同時に落ちる。部品は固定費が重く、生産が2割落ちると、営業利益率は半分近くまで下がりうる。過去20年で最悪の年は6%だった。台数の変動に強い体質への移行が、長期の課題になる。

完成車メーカーの値下げ要求

自動車部品は、毎年の値下げが前提になりやすい。人件費・電力・材料の上昇を価格に移しきれないと、利益率は今の13%台から下がる。直近は価格転嫁が進んだが、続く保証はない。価格を決める力が弱い点は、構造的な弱みと言える。

中国の日系車の不振と現地メーカーの台頭

中国では日系車の販売が戻らず、減収減益が続いた。中国の部品メーカーは低価格で力をつけ、汎用の部品から日系の取引先を奪う恐れがある。中国の工場の最適化は進めたが、需要の回復は見えにくい。現地生産の拡大でも、価格競争の圧力は変わらない。

米国の関税と為替

米国向けでは追加関税の負担があり、価格への転嫁は部分的だった。関税の見直しや円高が重なれば、北米の利益が下がる。逆に、為替は円安で利益を押し上げており、水準が戻れば反動が出る。関税の動きは、3年のうちに大きな振れをもたらしうる。

電動化で部品の構成が変わる

電気自動車は燃料系の部品が要らなくなり、ニフコの商品の一部が減る。新しい車の設計でも採用を取れるかは、まだ確かでない。電動車の主導メーカーが部品を内製化すれば、取引の一部を失う。電動化の波に乗り遅れれば、10年の見通しは大きく変わる。

住宅向けの縮小と国内の人口減

住宅着工は過去61年で最低の水準で、住宅向けの部品は減った。国内の自動車生産も人口とともにじわじわ細る。国内の工場の稼働と固定費の吸収が、長期の課題になる。国内の工場の稼働を保つ工夫が、利益率を左右する。

資本の使い方の変化

還元を厚くしても、将来の買収や設備投資で現金を使えば価値を損なう恐れがある。過去には、ドイツとアメリカの買収事業を手放した。経営が余った現金を、再び割高な買収に回さないかを見る必要がある。経営の姿勢は、毎年の決算と還元の発表で確かめられる。

今後の分かれ目

米国の追加関税が引き下がり、中国の日系車の販売が戻る
北米と中国の台数が戻り、営業利益率は15%を超える。中立と楽観の間の見通しに寄る。
世界の自動車生産が、不況で2割以上落ちる
営業利益率は6%台まで下がり、利益は今の4割ほどに縮む。ただし、厚い現金と配当の維持で、自己資本の半分ほどの値段が下値の目安になる。
大型のM&Aや割高な買収を発表する
資本の使い方への見方が悪くなる。現金を価値の高い使途に回せていないと見て、余った現金の評価を下げる。
電動車の主要メーカーが、部品を内製または中国製に切り替える
構造的に負ける筋書きの確率が上がり、長期の倍率を引き下げる。
自社株買いの追加や増配が、総還元性向50%を大きく超える
1株あたりの価値が高まり、10年の見通しは楽観側へ寄る。
価格転嫁が続き、営業利益率が14%を超えて定着する
利益の伸びが物価を上回り、中立から楽観への移行が現実味を帯びる。

見ておくもの

  • 営業利益率(13%台を保てるか。12%を割れば注意)
  • 地域別の売上の動き(北米・インド・韓国メーカー向けの伸びと、中国の回復)
  • 総還元性向と、追加の自社株買いの有無
  • 米国の自動車関税の水準と、円ドルの水準
  • 電動車の主要メーカーの採用状況と、部品の内製化の動き

倍率と資本コストの決め方

倍率は、事業のROEと資本コスト6.5%(基本7.5%+quality 0.25%)から正当化PERの上限を出し、その約8割(中立)に置いたが、ROEがkを上回るので1÷kの下限(12.9倍)が効いた。今の株価や、過去の低いPER(実績は6〜8倍が多い)には合わせていない。過去の低い倍率は、厚い現金を抱えたまま使わなかった時期のものと見て、現金は別に足した。現金は約500億円を余剰とし、時価総額は(事業の純利益×PER)+余剰現金で出した。10年後の数字は、家賃を営業費用に入れた今の形でそろえた。新リース会計基準でBSの形が変わるが、本質価値は変わらない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.8→20.44 倍・やや楽観 PER 13.52→20.1 倍・中立 PER 12.9→19.69 倍・やや悲観 PER 12.9→17.2 倍)。

資本コスト 6.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.25%(自動車の循環 +0.5、ニッチ部品の値決め −0.25)を足して 7.75%。無借金に近く赤字の期がない収益力は倍率の式の ROE に出るので、k は下げない。関税と中国の不振は筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.75% → 6.50%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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分析日 2026-10-16