株譜
AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

小林製薬 4967

紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,642 円2,707 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)7,150 円5,315 億円差 −49.1%
10 年後から見ると 割高 価値 3,642 円2,707 億円 · 差 −49.1% · 期待の年率 −0.9%
期待の年率リターン(10 年)−0.9%資本コスト比 −7.9 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

小林製薬は、アンメルツ、ブルーレット、サワデーのように「あったらいいな」を小さな商品に仕立てて稼いできた会社だ。売上の7割は国内で、海外が3割弱を占める。2024年の紅麹サプリ事件で信頼を失い、営業利益は2年で4割ほど減った。

筆者の結論は、今の値段は割高ということだ。いちばんの理由は、事件前の稼ぐ力にほぼ戻る前提が値段に入っていることだ。経営陣自身の3年計画でも営業利益は220億円で、事件前を下回る。しかも上期は大幅な減益で、足もとの回復は計画より遅い。

堀は残っている。ニッチな日用品で小さく多く打ち、店頭でブランドの名前を覚えてもらう仕組みだ。ただ、堀の一部だった自社通販は2025年末で終わった。国内の高い利益率を支えた柱の1本が抜けた形で、元の利益率にそのまま戻るとは考えにくい。

海外は売上が伸びたが、利益は薄い。売上は2018年から1.8倍になったのに、利益は縮んだ。ここは10年かけて育てる事業で、中立でも利益率は1桁台にとどまる。

財布は強い。実質的に借金がなく、純現金が時価総額の1割ある。ただし紅麹の補償が残るため、全部を余りとは見ず、約300億円だけを別に足した。創業家の持株と物言う株主の13%が並ぶため、再編の芽はあるが、それを前提にはしない。

10年後の中立は今の時価総額を大きく下回り、楽観でも今の値段をわずかに上回る程度にとどまる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、小林製薬は良い会社だが、今の値段は払い過ぎだ。小さな商品を大量に積み上げる商売は、再投資が少なく、安定して現金を生む。事件前の利益率15%超は、その強さを示していた。

問題は事件後の姿だ。信頼が傷ついたまま、通販という高い利益率の柱を失った。筆者は、元の利益率に戻る前提には慎重になる。経営の資本の使い方も、守りに入った。投資の優先は医薬品とオーラルケアだが、工場の減損が先に出た。

安全域という観点では、値段の側が厳しい。今の利益で測ればPERは140倍を超える。経営計画どおりに進んでも、今の値段を正当化するには足りない。持つとすれば、実質の純現金と厚い自己資本を床に、利益がはっきり戻ってからになる。

持ち続けたい会社かと問われれば、答えは「条件つき」だ。信頼の回復が数字に出て、通販に代わる稼ぎ方が見えたら、見方は変わる。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、生活の小さな困りごとを解く商品だ。肩や腰に塗るアンメルツ、トイレ用のブルーレット、消臭芳香のサワデー。どれも単価は小さいが、棚に長く居座る。商品が多く、1つが外れても全体は揺らぎにくい。

国内事業が売上の約7割で、利益のほぼすべてを生む。ドラッグストアが主な売り場で、訪日客の購入も追い風になった。医薬品、オーラルケア、衛生用品が中心だ。自社の通販サイトとコールセンターは2025年末で販売を終えた。利益率の高い通販を失ったことで、国内の利益率の天井は下がった。

海外事業は売上の3割弱で、2018年から約1.8倍になった。ただ利益は8億円ほどで、利益率は2%に届かない。拡大のために広告と人を先に使う段階が長く続いている。

事業の外側に、紅麹がある。2024年に、紅麹原料を使ったサプリで健康被害が出た。死亡例を含む報告もあり、会社は責任を問われた。補償、広告の停止、工場の減損が重なり、2025年12月期の純利益は37億円まで落ちた。国内の売上は2023年12月期の1305億円から縮んでおり、事件の傷は国内にも及んでいる。

優良さと弱いところ

優良さの核は、商品の多さと売り場の強さだ。1商品の売上は小さくても、棚を確保する力は大きい。店頭での認知が長年のブランド投資で積み上がっている。小さな市場ばかりを狙うので、巨大メーカーが本気で入りにくいという面もある。

弱点は2つある。1つ目は信頼だ。日用品は「安心」を買ってもらう商売で、健康被害の記憶は簡単には消えない。サプリや医薬品の分野では、買い手が慎重になる。2つ目は経営の体制だ。創業家の会長と社長が責任を取って退いたが、創業家は今も株の約3割を持つ。2025年3月に豊田賀一氏が社長になり、2026年3月の総会で監査等委員会設置会社に移った。変化は進んでいるが、筆者は定着まで見たい。

資本効率は低い。事件前でも自己資本利益率は1割ほどだった。事件後は1〜5%に落ちている。自己資本比率は8割近くと分厚く、現金が積み上がり、稼ぐ力に比べて資本が重い。株主還元で資本を絞る余地は大きい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

市場の土台は、国内の日用品とドラッグストアの売り場だ。人口が減るので、国内の個数はほぼ横ばいか小幅な減少とみる。伸びは単価の上昇と、一段高い商品への入れ替えから来る。訪日客の購入は追い風だが、国全体の数量を変えるほどではない。

競争は2層だ。大手は花王、ライオン、ユニ・チャームなどで、棚の取り合いが続く。小林製薬は大手が手を出しにくい小さな隙間で、規模が小さくても利益率を稼いできた。ここに中小のD2Cが加わる。ドラッグストアの自社ブランドも脅威で、売り場が強くなるほど値決めの力は売り場に移る。

化粧品・日用品の世界市場は年率7%台で伸びるとされる。ただ、小林製薬の海外は、その成長を利益に変えられていない。売上は伸びても利益が出ないのは、市場の取り込み方が広告頼みだからだ。

2026年の上期は大幅な減益だった。原材料や資材の供給に不透明感があり、販促の見直しが国内の販売に響いたと会社は説明している。回復の道のりは平らではない。新しい競争相手も増えた。ネットの売り場では、小さな新興ブランドが短期間で棚を取れるようになり、ブランドの認知だけに頼る商売は守りにくくなっている。

資本政策と M&A

還元は配当が中心で、2026年12月期の予想は前の期から小幅の増配だ。自社株買いは確認できなかった。

手元には、実質で647億円の純現金がある。紅麹の補償の残りがどれだけあるかは確認できなかったので、筆者は全額を余りとは見ず、約300億円だけを別に足した。残りは補償、品質投資、運転資金の備えとみる。

大株主の構造が資本政策を縛る。創業家が株の約3割、物言う株主のオアシス・マネジメントが約13%を持つ。2025年2月の臨時総会と2026年3月の定時総会で、オアシスの提案はどちらも否決された。ただ、圧力は続く。

再編の芽はある。ただ筆者は、買収の期待を値段に入れるのは危ういと見る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

事件の傷は深いが、小林製薬の売り場の力は消えていない。アンメルツ、ブルーレット、サワデーといった商品は、事件のあともドラッグストアの棚に残った。国内の売上は2025年も前年並みで、訪日客の購入も増えた。足もとの減益は、広告の停止や補償費など、一時的な費用が主因だ。

経営計画は2028年に売上1880億円、営業利益220億円を掲げる。3年で営業利益を5割近く増やす計画だ。通販を終えた分、本業の利益率は戻りやすい。海外も、売上は2018年から約1.8倍で、利益を出す段階に入れば伸びしろが大きい。

財布の強さも見逃せない。純現金が時価総額の1割あり、自己資本比率は8割を超える。株主還元を強めれば、資本効率は大きく改善する。創業家と物言う株主の綱引きが、再編や買収の呼び水になる可能性もある。経営の刷新が進めば、元の高い評価に戻る道はある。筆者が強気の言い分でいちばん説得力があると見るのは、売り場の力が残っていることだ。

慎重な見方

信頼の回復は想像より時間がかかる。健康被害が出た会社の商品は、買い手が慎重になる。しかも通販という高い利益率の柱は2025年末に終わった。国内の利益率が事件前の17〜19%に戻る理由は見当たらない。

足もとの数字は計画より弱い。2026年の上期は営業利益が7割近く減り、通期予想の据え置きは、下期の急な回復を前提にしている。経営計画の営業利益220億円も、事件前の水準を下回る。それでも今の時価総額は、その利益の20倍を優に超える。

海外は売上が伸びたが利益が出ない。広告で売上を買う段階が長く、拡大が利益を生む保証はない。補償の残りが大きくなれば、現金の余裕も削られる。仙台の新工場とタイの工場で146億円の減損を出したことは、投資の判断が甘かったことを示す。

再編の期待も頼りにならない。創業家が3割、物言う株主が13%という並びでは、誰も動けない。この値段で買う人は、事件前の稼ぐ力への復帰と再編の両方を信じていることになる。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方が強い。国内の利益率が戻る道筋が見えず、通販を失った分、事件前の水準にそのまま戻るとは考えにくい。経営計画が示す方向は正しいが、その計画自体が事件前を下回り、今の値段を支えるには足りない。

確率は中立を軸に、やや悲観と悲観に合わせて4割を置いた。事件の後遺症が長引く筋書きは、強い筋書きよりも起こりやすい。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 4,920 円3,658 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,600 円1,190 億円)。 今の値に割り戻すと 3,642 円2,707 億円、今との差 −49.1%、 期待の年率 −0.9%(資本コスト 7.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 8,641 円6,424 億円 2,018 円1,500 億円 +49.1% +4.1% 746 円555 億円
やや楽観 18% 7,027 円5,224 億円 1,816 円1,350 億円 +23.7% +2.1% 1,592 円1,183 億円
中立 37% 5,663 円4,210 億円 1,681 円1,250 億円 +2.7% +0.3% 2,718 円2,020 億円
やや悲観 25% 3,019 円2,245 億円 1,480 円1,100 億円 −37.1% −4.5% 1,125 円836 億円
悲観 13% 1,540 円1,145 億円 1,076 円800 億円 −63.4% −9.6% 340 円253 億円
加重平均100% 4,920 円3,658 億円1,600 円1,190 億円 −8.8% −0.9% 6,520 円4,847 億円

今の株価時価総額 7,150 円5,315 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 7% 元の稼ぐ力に戻り、海外も育つ 利益 338 億円 · PER 18.6 倍 · 株価時価総額 8,641 円6,424 億円

10年かけて信頼を取り戻し、国内の利益率は事件前に近い20%に戻る。医薬品とオーラルケアが新しい柱になり、海外は広告頼みから抜けて利益率が13%まで上がる。企業統治の改革が進み、資本の使い方も締まる。再編や買収で、一般株主にも利益が及ぶ。事件前の稼ぐ力を超え、日用品の中でも高い評価に戻る強気の姿だ。この筋書きですら、今の値段には届かない。海外で現地の生産と販売網が整い、広告頼みを脱する。医薬品とオーラルケアの新商品が、通販で失った利益を補って余りある。純現金が厚いので、企業統治の改革が進めば、現金を株主に返す動きも出る。配当と自社株買いの強化は、資本効率の改善を後押しする。

  • 国内(日用品・ヘルスケア・衛生用品):数量 8.0(国内の販売個数(億個、推定。実質の数量))× 価格 201(1個あたりの平均単価(円、名目))→ 売上 1,610 億円・営業利益 322 億円。営業利益率 20.0%
  • 国際(海外):数量 6.5(海外の販売個数(億個、推定。実質の数量))× 価格 162(1個あたりの平均単価(円、名目))→ 売上 1,050 億円・営業利益 136 億円。営業利益率 13.0%

倍率:事業の純利益 334 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.0% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.0%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)225 億円。全体の PER 18.57 倍、時価総額 6,424 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:10年の強気はあらゆる条件が揃う必要があり、低く置いた。

やや楽観 18% 国内は高い利益率に戻り、海外は黒字が定着 利益 286 億円 · PER 17.7 倍 · 株価時価総額 7,027 円5,224 億円

国内は信頼が戻り、医薬品とオーラルケアの新商品が育って利益率は18%台に戻る。海外は10%まで上がり、売上は国内の6割に迫る。通販の穴は、店頭と新しい販売の形で埋まる。配当は増え、自社株買いも入る。元の稼ぐ力に近づくが、通販の高い利益率までは戻らない。花開く条件は多いが、可能性はある。国内の棚の位置は守られ、ドラッグストアの自社ブランドとも共存できる。海外では、現地の流通が整って、広告費の効率が上がる。配当は増え、自社株買いも入って資本は絞られる。純現金は補償を払い終えたあとも十分に残る。10年後の稼ぐ力は、事件前の水準に近づく。

  • 国内(日用品・ヘルスケア・衛生用品):数量 7.7(国内の販売個数(億個、推定。実質の数量))× 価格 201(1個あたりの平均単価(円、名目))→ 売上 1,550 億円・営業利益 284 億円。営業利益率 18.3%
  • 国際(海外):数量 6.0(海外の販売個数(億個、推定。実質の数量))× 価格 162(1個あたりの平均単価(円、名目))→ 売上 969 億円・営業利益 102 億円。営業利益率 10.5%

倍率:事業の純利益 282 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.5% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.2%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.7 倍 + 余った現金(戻り方込み)225 億円。全体の PER 17.74 倍、時価総額 5,224 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:事件前の稼ぐ力に近づく筋書き。可能性はあるが、確率は2割弱。

中立 37% 国内は安定、海外は伸びても薄利 利益 240 億円 · PER 16.9 倍 · 株価時価総額 5,663 円4,210 億円

国内は個数が1割弱減るが、単価の上昇で売上は物価並みに伸びる。利益率は16.5%で、事件前より3ポイント低い。通販を失った影響が残る。海外は個数が4割増えるが、利益率は8.5%どまりで、広告を使い続ける。全社の営業利益は320億円ほど。売上の伸びは物価並みで、利益は名目で事件前を上回る程度の10年になる。医薬品とオーラルケアは伸びるが、国内の個数の減少を補う程度にとどまる。補償や再発防止の費用は10年の前半で終わり、後半は普通の日用品会社として淡々と稼ぐ。配当は穏やかに増えるが、自己資本は純利益の積み上げで少しずつ膨らむ。資本の使い方は、守りの姿勢が続く。

  • 国内(日用品・ヘルスケア・衛生用品):数量 7.5(国内の販売個数(億個、推定。実質の数量))× 価格 201(1個あたりの平均単価(円、名目))→ 売上 1,510 億円・営業利益 249 億円。営業利益率 16.5%
  • 国際(海外):数量 5.4(海外の販売個数(億個、推定。実質の数量))× 価格 162(1個あたりの平均単価(円、名目))→ 売上 872 億円・営業利益 74 億円。営業利益率 8.5%

倍率:事業の純利益 236 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.1% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)225 億円。全体の PER 16.9 倍、時価総額 4,210 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:名目の売上は物価並みに伸びるが、事件前の利益率には戻らない姿を中心にした。

やや悲観 25% 信頼の回復が不十分で、売り場を失う 利益 161 億円 · PER 13.2 倍 · 株価時価総額 3,019 円2,245 億円

事件の後遺症が長く尾を引く。国内は個数が1割以上減り、ドラッグストアの自社ブランドに棚を奪われる。利益率は12.5%に下がる。海外は広告負担が重く、利益率は5%どまり。営業利益は210億円ほどで、事件前を大きく下回る。配当は維持するが、増やす余裕はない。補償の追加費用や再発防止の投資が長く続き、新商品に回す資金が細る。海外は売上が伸びても、広告と物流の費用が利益を食う。配当は維持するのがやっとで、自己資本の効率も上がらない。国内の売上は個数の減少が響き、名目でも伸びが鈍る。信頼の回復は途中で止まる。

  • 国内(日用品・ヘルスケア・衛生用品):数量 7.2(国内の販売個数(億個、推定。実質の数量))× 価格 195(1個あたりの平均単価(円、名目))→ 売上 1,404 億円・営業利益 176 億円。営業利益率 12.5%
  • 国際(海外):数量 4.6(海外の販売個数(億個、推定。実質の数量))× 価格 155(1個あたりの平均単価(円、名目))→ 売上 713 億円・営業利益 36 億円。営業利益率 5.0%

倍率:事業の ROE 7.3%。RONIC=k 7%+残る割合 1/2×(7.3%−7.25%)=7.3%、長期の成長率 g 3.75%から正当化 PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=13.9 倍。構造的な後退(やや悲観)として、やや悲観は上限の9割の 13.15 倍に置いた。時価総額は(純利益 161 − 余った現金 225 億の税後利息)× PER + 余った現金 × 戻り方。

確率:10年の構造的な後退として、強気の筋書きより厚く置いた。

悲観 13% 構造的に優良さを失う 利益 55 億円 · PBR 0.7 倍 · 株価時価総額 1,540 円1,145 億円

信頼の回復に失敗し、国内の個数が2割落ちる。ドラッグストアの棚の確保力が弱まり、値引きとの交換で利益率は6%まで沈む。海外は赤字が続く。補償や再発防止の費用が長く重く、配当を減らす。かつての高い収益力は戻らず、普通の日用品会社として評価される。実質的な純現金と厚い自己資本が床となり、経営は続く。ドラッグストアの自社ブランドと新興のD2Cに押され、小林製薬ならではの隙間の商品が模倣される。値引きに頼る売り方に変わり、堀は事実上失われる。補償と再発防止の費用に加えて、広告費や値引きの負担が重なり、利益は事件の底に近い水準まで落ちる。株主還元は削られ、投資家の評価も大きく下がる。

  • 国内(日用品・ヘルスケア・衛生用品):数量 6.4(国内の販売個数(億個、推定。実質の数量))× 価格 185(1個あたりの平均単価(円、名目))→ 売上 1,184 億円・営業利益 71 億円。営業利益率 6.0%
  • 国際(海外):数量 3.6(海外の販売個数(億個、推定。実質の数量))× 価格 140(1個あたりの平均単価(円、名目))→ 売上 504 億円・営業利益 −5 億円。営業利益率 -1.0%

倍率:利益が谷底の年なので、稼ぐ力でなく売れる資産で測る。実質的な純現金と、工場・在庫・投資有価証券の売却価値(税後)を床とし、この筋書きの自己資本に 0.65 倍を掛けた。ブランドは傷んでも日用品の売り場は残る。

確率:10年の構造的な負けとして、一定の確率を置いた。事件の傷は消えず、統治の改革も途中のため、小さくは置けない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内(日用品・ヘルスケア・衛生用品)

アンメルツ・ブルーレット・サワデーなど。ドラッグストアが主な売り場で、利益のほぼすべてを生む。

数量国内の販売個数(億個、推定。実質の数量)価格1個あたりの平均単価(円、名目)売上営業利益
今 2025/12 7.9 150 1,187 140
10 年後 中立 7.5 201 1,510 249

取り方:国内の売上約1187億円を、1個あたりの平均単価で割って約7.9億個と推定した。国内は人口減で個数が年0.5%ほど減るが、訪日客と新商品で補い、おおむね横ばいとみた。単価は物価並みに上がる。通販は2025年末で終了。

国際(海外)

海外で売る日用品・ヘルスケア。2018年から売上は約1.8倍になったが、利益はまだ薄い。

数量海外の販売個数(億個、推定。実質の数量)価格1個あたりの平均単価(円、名目)売上営業利益
今 2025/12 3.9 121 470 8
10 年後 中立 5.4 162 872 74

取り方:海外の売上約470億円を、国内より安い単価帯の商品の個数に換算して約3.9億個と推定した。国内より単価が低い商品の構成とみた。世界のパーソナルケア市場の伸び(年5〜7%)のうち、シェア維持から小幅の拡大を取り込む。

リスクと懸念

信頼の回復が遅れる

紅麹の健康被害で傷ついた信頼は、数字に戻るまで時間がかかる。サプリや医薬品の分野では買い手が慎重で、広告を再開しても売上が戻りきらない恐れがある。国内の利益率が事件前の17〜19%に戻らない最大の理由だ。筆者は、これが筋書きと確率に織り込むべき最も具体的な懸念の1つと見る。

補償費用の見えにくさ

補償の残額と、今後の訴訟や追加の対応費用の全体像は、開示から確かめきれない。費用が膨らめば、純現金の厚みが削られる。筆者が現金の一部しか余りとみなさなかった理由もここにある。筆者は、これが筋書きと確率に織り込むべき最も具体的な懸念の1つと見る。

通販を失った穴

自社通販サイトとコールセンターの販売は2025年末で終わった。利益率の高い販路を失い、売り場に頼る度合いが上がる。ドラッグストアの交渉力が強まれば、値決めの力は小さくなる。筆者は、これが筋書きと確率に織り込むべき最も具体的な懸念の1つと見る。

海外の利益が育たない

海外は売上が2018年から約1.8倍になったが、利益は2019年の19億円から2025年は8億円に縮んだ。広告で売上を買う型が続けば、拡大が利益を生まない。計画の達成は海外の黒字化に懸かっている。筆者は、これが筋書きと確率に織り込むべき最も具体的な懸念の1つと見る。

工場投資の失敗

2026年2月に、仙台の新工場とタイの工場で減損146億円を出した。需要を見誤った投資が重荷になり、稼働率が上がらなければ減価償却が利益を押し下げ続ける。筆者は、これが筋書きと確率に織り込むべき最も具体的な懸念の1つと見る。

創業家と物言う株主の綱引き

創業家は株の約3割、オアシスは約13%を持つ。総会の提案は否決が続くが、経営の方針が定まらない期間は長引く。決断が遅れれば資本の使い方も変わらず、資本効率の改善が先延ばしになる。筆者は、これが筋書きと確率に織り込むべき最も具体的な懸念の1つと見る。

今後の分かれ目

国内の営業利益率が2桁後半に戻り、複数の四半期続いたら
信頼の回復が数字に出たサインで、強気の筋書きの確率を上げてよい。
2026年12月期の通期予想を下方修正したら
中立の前提を下げる。回復の起点がさらに先へずれる。
補償の追加の引当金や訴訟の拡大が出たら
余った現金の前提(約300億円)を縮め、やや悲観・悲観の確率を上げる。
海外の営業利益率が5%を超えて定着したら
海外が稼ぐ事業に変わったサイン。10年の中立の海外の利益率を上げる。
自社株買いや増配の大幅な強化が出たら
資本効率が上がる方向で、自己資本の膨らみが抑えられ、ROEの前提を上げる。
創業家の持株の売却や、買い手の登場が報じられたら
買収の値段の可能性が出るが、買う側の判断が基準になるため、本質価値は変えず確率だけ見直す。

見ておくもの

  • 国内セグメントの営業利益率の四半期推移
  • 海外セグメントの営業利益と広告費
  • 紅麹関連の補償・特別損失の残り
  • 仙台新工場とタイ工場の稼働率
  • 配当と自社株買いの方針、中計の資本効率の目標
  • 創業家とオアシスの持株の動き

倍率と資本コストの決め方

倍率は、事業のROEから正当化PER((1−g÷RONIC)÷(k−g))を出し、中立・楽観は上限の8〜9割に置いた。今のPER140倍超や時価総額は倍率の決定に使っていない。資本コストは基本7.5%+quality−0.25%の7.25%。余った現金は、実質の純現金約650億円のうち約300億円だけを分け、戻り方0.5で足した。補償の残額が確かめられないためで、時価総額は(純利益−現金の税後利息)×PER+余った現金で出した。新リース会計基準(2028/03期から強制)は、店舗を借りて営む会社ほどの影響はないが、数字の形は今と同じ(家賃を営業費用に入れた形)でそろえて置いた。結果は大きな割高になった。今の値段が元の稼ぐ力への復帰を先取りしていることが理由で、寄せたのではなく、数量と価格と利益率から出た値だ。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 16.19→18.57 倍・やや楽観 PER 14.56→17.74 倍・中立 PER 13.81→16.9 倍・やや悲観 PER 12.48→13.15 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality −0.25%(需要の安定 −0.5、通販を失った値決めの弱さ +0.25)を足して 7.25%。紅麹の後遺症(信頼・補償・ガバナンス)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.25% → 7.00%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 薬事日報 小林製薬 新中計と2026年12月期上期
  2. 小林製薬 セグメント別業績
  3. 小林製薬 定時株主総会 オアシス提案否決(共同)

分析日 2026-10-18