株譜
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OATアグリオ 4979

海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,988 円302 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,787 円282 億円差 +7.2%
10 年後から見ると 適正 価値 2,988 円302 億円 · 差 +7.2% · 期待の年率 +7.5%
期待の年率リターン(10 年)+7.5%資本コストと同じ
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

OATアグリオは、農薬、肥料、作物の生理に働きかけるバイオスティミュラント、それに切り花の延命剤を手がける農業資材の会社だ。売上の約7割が海外で、国内の農薬会社としては珍しく海外比率が高い。2025年12月期は売上320億円、営業利益34億円で、2026年は上期だけで通期の営業利益計画の9割を稼いだ。

筆者の結論は「やや割高」である。事業の質は悪くない。研究開発に売上の1割近くを使い、環境配慮型の製品で独自の路線を持つ。それでも、10年後の中立の純利益は32億円ほどで、積み上がる自己資本に対するROEは8〜9%まで下がる。確率で重みを付けた本質価値は、今の時価総額の1割ほど下になる。

理由は資本効率にある。配当性向は2〜3割で、利益の大半は会社に残る。残ったお金が資本コストを大きく超えて稼がなければ、利益が伸びても1株の価値は増えにくい。海外の伸びと新製品が、それを上回れるかが分かれ目だ。

今の値段は、足元の好調な上期をかなり先まで引き延ばした姿である。安全域は厚くない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、10年後も農業資材の需要はなくならず、世界中で畑は耕される。この点は安心できる。問題は、その需要から当社がどれだけ超過の利益を取れるかだ。

オーナー利益は、純利益から設備更新と研究費の一部を引いた額になる。研究開発に売上の1割近くを使う会社の利益は、見かけより小さい。設備投資は小さく済むため、現金は生まれやすい。

堀は、製品数の多さと登録の蓄積だ。ただ、農薬の特許は切れ、バイオスティミュラントは参入者が増える。堀は「普通」と見る。

資本の使い方では、利益の7割が会社に残る点が気になる。残したお金が高い収益を生めばよいが、買収を増やせば失敗の危険もある。

安全域の点では、足元の好調な上期を前提にした値段は、10年の落ち着いた利益に対して余裕が乏しい。事業の質は評価できるが、払う値段にはまだ慎重になるべき水準だ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は二つある。農薬が売上の約4割、肥料とバイオスティミュラントが約6割を占める。農薬は、ダニ・害虫用の「ダニサラバ」「ハチハチ」「オンコル」などに加え、食品添加物由来の環境配慮型(サフオイル、アカリタッチ、カリグリーン)が特色だ。肥料は、ハウス栽培向けの肥料と、水と肥料を同時に与える養液土耕の栽培システムを持つ。バイオスティミュラントは「アトニック」に代表される、作物の生理を助けて収量や品質を上げる資材である。

海外が売上の約72%を占める。2025年の地域別では、欧州・中東が約2割、中南米が約2割、北米が約17%、日本は約28%だ。子会社は29社で、オランダの切り花延命剤メーカー、クリザールを2018年に約79億円で買収した。スペインのLIDAはバイオスティミュラントを30か国に販売し、インドにも研究と販売の拠点を持つ。

国内の販売は全国農業協同組合連合会(全農)と商系の代理店が中心で、販売提携先の丸善薬品産業が売上の16.2%を占める。研究開発費は売上の約8%の27億円で、鳴門の研究所を軸に、インドとスペインにも拠点がある。連結の従業員は約600名だ。

優良さと弱いところ

堀は、製品の多さと、販売網の広さにある。一つの剤に利益が偏らず、どの国でも登録を取って売るという地道な仕事が、小さな会社には簡単に真似できない。クリザールは69か国で販売され、切り花の延命という小さいが世界共通の市場で地位を築く。

一方で、価格を決める力は強くない。農薬は特許が切れれば価格競争になり、国内は全農を通じた価格交渉が続く。大手のシンジェンタ、バイエル、コルテバ、BASFの規模には遠い。バイオスティミュラントは新しい市場で、競合が増えていく局面にある。

資本効率には課題が残る。ROEは2022〜2023年に20%前後まで上がったあと、2025年は12〜13%に下がった。自己資本は利益の積み上げで188億円に膨らんでいる。中計は2026年にROE13%以上、自己資本比率50%以上を掲げ、足元ではほぼ達成した。

経営は慎重だ。買収のあとは借入の返済を優先し、純有利子負債は2019年の約130億円台から46億円まで減らした。クリザール買収後の2019年は純利益がほぼゼロまで落ちたが、立て直した実績は評価できる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

農薬は登録制度が参入の壁になる成熟市場だ。日本の農家は減り、国内市場は縮小が続く。世界では、気候変動や食料安全保障で需要は底堅い。ただし、特許が切れた剤はジェネリックに価格を下げられる。世界の大手はシンジェンタ、バイエル、コルテバ、BASFで、日本の中堅は特定の作物や用途で戦う。

当社が力を入れるのはバイオスティミュラントと環境配慮型の農薬だ。高温や乾燥のストレスから作物を守る資材は、気候変動で需要が増える分野で、世界の農薬会社も参入を急ぐ。ただ、効果の見えにくさと各国の規制の整備途上が、市場の成長を左右する。日本では食品由来の農薬への関心が高まっている。

肥料は、ハウス栽培向けの特化型が主力で、スマート農業との組み合わせを進めている。国内の農家が減る中、単価の高い施設園芸に絞る戦略だ。

切り花の延命剤は、花の消費に連動する。欧米の景気や花の流通の変化に左右されるが、需要自体は安定している。競合には米国のフローラライフなどがある。

この業界の循環は、景気より天候と為替、規制の変更で決まる。2025年は円安が海外子会社の円換算の売上を押し上げた。為替が戻れば追い風が消える点は、10年の見通しでは固定する(150円)ため中立では考えない。

資本政策と M&A

還元の方針は、連結の配当性向20〜30%を目安にした安定配当で、自己株式の取得も行う。2025年12月期の配当は中間と期末の年2回で、配当性向は約26%だった。株主優待があり、自社製品やギフト券などを渡すが、費用は年1億円に届かないと推定し、還元の計算には加えない。

資本は研究開発と設備に回す。2024〜2026年の研究開発費は約80億円と、前の3年間の約60億円から増やす。設備投資は年6億円ほどと小さい。

買収は2018年のクリザールが最大で、約79億円を払った。のれんは残っており、不振になれば減損の対象になる。政策保有株は北興化学など少額で、売却はしていない。

大株主は信託口、光通信の組合、伊藤忠ケミカルフロンティア、大塚化学、丸善薬品産業などで、単独の支配株主はいない。筆者は、自己資本が積み上がる一方の資本政策が、ROEを下げている最大の理由だと見ている。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

海外が7割を占める構造は、国内の農家減少の影響を受けにくい。海外はすでに230億円の売上があり、販売国は2021年の89か国から96か国へ増えた。バイオスティミュラントは農薬より速く伸びる分野で、気候変動で高温や乾燥のストレスが増えるほど、必要とされる。

2026年は上期の営業利益が前年同期比で3割近く増え、通期計画の9割を稼いだ。中計の最終年に当たる2026年の売上317億円、営業利益38億円という目標は、すでに射程に入っている。環境配慮型の製品も、食品由来の原料で作る点が欧州の規制に合い、有機農業向けの販売が広がる。

クリザールは69か国で販売され、2021年から2025年の売上は年4%ほどで安定して伸びている。切り花の延命は小さな市場だが、景気に強い。研究開発は売上の1割を超え、新製品は農薬8品目、バイオスティミュラント5品目、防除資材10品目を3年で出す計画だ。研究員は147名体制へ増える。

財務も健全だ。純有利子負債は46億円、自己資本比率は50%で、買収のあとの傷は癒えた。配当性向を上げ、自社株買いを増やす余地もある。

慎重な見方

2025年から2026年の好調は、円安と、一部の分野の伸びが重なった結果だ。為替が戻れば海外子会社の円換算の売上は減り、利益率も縮む。足元の営業利益率11%台は、過去の山13%台に届かず、天井は低い。

農薬はジェネリックの価格競争にさらされ、国内の農家は減り続ける。バイオスティミュラントには、大手農薬会社が資金力を背景に参入を進めている。当社が先行しても、効果の証明に時間がかかり、販売国ごとの規制対応に費用がかさむ。

資本効率の悪化も見逃せない。配当性向は2〜3割で、自己資本が毎年積み上がる。利益が10年で4割増えても、自己資本が倍近くになれば、ROEは12%台から8%台へ薄まる。中計のROE13%目標は、足元では達成しても、積み上がりを止めなければ維持が難しい。

クリザールの買収には約79億円を払い、のれんが残る。成熟した切り花市場で伸びが止まれば、減損のリスクがある。研究開発費の重さ(売上の8%台)は、売上が落ちた年に利益を直接圧迫する。上期に利益の大半を稼ぐ季節性も、通期の読みにくさにつながる。

どちらに重みを置いたか

事業の質と海外の伸びでは、前者の指摘に説得力がある。だが価値の計算では、後者が指摘する資本効率の薄まりと、為替・競争の逆風が効く。中立の筋書きでは10年後の時価総額は今の約1.5倍にとどまり、期待の年率は資本コストに届かない。確率は中立を最も厚くし、やや悲観に楽観より少し重みを寄せた。研究開発の当たり外れと価格競争を考えたためだ。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 4,882 円493 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 888 円90 億円)。 今の値に割り戻すと 2,988 円302 億円、今との差 +7.2%、 期待の年率 +7.5%(資本コスト 7.5%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 9% 8,431 円852 億円 1,144 円116 億円 +243.5% +13.1% 862 円87 億円
やや楽観 22% 6,811 円688 億円 1,024 円104 億円 +181.1% +10.9% 1,724 円174 億円
中立 37% 5,365 円542 億円 915 円93 億円 +125.3% +8.5% 2,324 円235 億円
やや悲観 22% 2,605 円263 億円 795 円80 億円 +22.0% +2.0% 748 円76 億円
悲観 10% 673 円68 億円 464 円47 億円 −59.2% −8.6% 114 円11 億円
加重平均100% 4,882 円493 億円888 円90 億円 +107.1% +7.5% 5,771 円583 億円

今の株価時価総額 2,787 円282 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 9% 海外のバイオスティミュラントと切り花ケアが伸び続ける 利益 48 億円 · PER 17.2 倍 · 株価時価総額 8,431 円852 億円

環境配慮型の農薬と、作物の生理に働きかけるバイオスティミュラントが世界で受け入れられ、海外の販売量は10年で1.45倍になる。スペインのLIDAとインドの拠点が現地の登録品を増やし、クリザールの切り花延命剤は新興国の需要を取り込む。新製品の発売が中計の計画どおり続き、値段は物価を超えて上がる。研究開発の成果で、海外の利益率は12.5%まで上がる。国内は農家の減少を、施設園芸の養液土耕とスマート農業の提案で補い、量は横ばいを保つ。全社の営業利益率は12.4%と、過去の山13.3%の手前まで戻る。自己資本は積み上がるが、新製品の投資と配当に回り、ROEは11%台を保つ。

  • 国内(農薬・肥料・バイオスティミュラント):数量 3,300(国内の農薬・肥料市場の実質規模(億円、今の値段・推定。農薬市場の約3,300億円を物差しにした))× 価格 3.7%(当社の取り分(シェア約2.7%)×値段の指数(名目、物価3%が乗る))→ 売上 121 億円・営業利益 17 億円。数量1.00倍×価格1.36倍、利益率14.0%
  • 海外(クリザール・LIDA・輸出・海外農薬):数量 2.2(当社の海外販売の実質額(億ドル、今の値段・推定。世界の作物保護と関連資材の市場約750億ドルの約0.2%))× 価格 138.0%(値段の指数(今を1とする。名目で物価3%が乗る))→ 売上 461 億円・営業利益 58 億円。数量1.45倍×価格1.38倍、利益率12.5%

倍率:事業の純利益 48 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.5% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.2 倍。全体の PER 17.17 倍、時価総額 831 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新製品の連続的な成功と海外の販売網の拡大が10年続く姿。会社の研究開発費は売上の1割と重く、成功すれば大きいが、揃う確率は1割に届かない。

やや楽観 22% 中計の路線どおり、海外が国内の減少を上回って伸びる 利益 40 億円 · PER 16.5 倍 · 株価時価総額 6,811 円688 億円

会社が掲げる海外売上比率7割以上の路線が続き、海外の販売量は10年で1.3倍になる。バイオスティミュラント「アトニック」の海外向けと、クリザールの安定した伸びが柱になる。国内は農家の高齢化で農薬の量が細るものの、肥料とバイオスティミュラントの提案で売上を保つ。値上げは物価並みに通り、研究開発費の負担は売上の伸びに吸収される。営業利益率は11%台に乗り、2026年の計画値(11%強)を維持する。配当性向は2〜3割の範囲で、残りは研究と海外の拠点に使う。M&Aは小粒にとどまり、ROEは10%前後になる。

  • 国内(農薬・肥料・バイオスティミュラント):数量 3,234(国内の農薬・肥料市場の実質規模(億円、今の値段・推定。農薬市場の約3,300億円を物差しにした))× 価格 3.6%(当社の取り分(シェア約2.7%)×値段の指数(名目、物価3%が乗る))→ 売上 118 億円・営業利益 15 億円。数量0.98倍×価格1.35倍、利益率13.0%
  • 海外(クリザール・LIDA・輸出・海外農薬):数量 2.0(当社の海外販売の実質額(億ドル、今の値段・推定。世界の作物保護と関連資材の市場約750億ドルの約0.2%))× 価格 136.0%(値段の指数(今を1とする。名目で物価3%が乗る))→ 売上 408 億円・営業利益 46 億円。数量1.30倍×価格1.36倍、利益率11.3%

倍率:事業の純利益 40 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.5% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.5 倍。全体の PER 16.53 倍、時価総額 658 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:直近の増収増益と中計の達成が足場になる。上期の営業利益は前年から3割近く増えており、この姿の確度は中立に次いで高い。

中立 37% 海外が緩やかに伸び、利益率は今の水準で定着する 利益 32 億円 · PER 15.7 倍 · 株価時価総額 5,365 円542 億円

国内は農家の減少で量が緩やかに細り、農薬の価格は物価に届かない伸びにとどまる。海外は販売国が増え、数量は10年で1.18倍になる。バイオスティミュラントは農薬より速く伸びるが、競合が増えて値上げは物価並みにとどまる。クリザールは新興国の需要で堅調だが、成熟した事業で大きくは伸びない。研究開発費は売上の1割弱を保ち、営業利益率は10%強と、直近の水準に近い。自己資本が積み上がる一方、配当性向は3割前後にとどまるため、ROEは8〜9%まで下がる。成長しても資本効率は薄まる、普通の優良中堅になる10年だ。

  • 国内(農薬・肥料・バイオスティミュラント):数量 3,201(国内の農薬・肥料市場の実質規模(億円、今の値段・推定。農薬市場の約3,300億円を物差しにした))× 価格 3.6%(当社の取り分(シェア約2.7%)×値段の指数(名目、物価3%が乗る))→ 売上 114 億円・営業利益 14 億円。数量0.97倍×価格1.32倍、利益率12.5%
  • 海外(クリザール・LIDA・輸出・海外農薬):数量 1.8(当社の海外販売の実質額(億ドル、今の値段・推定。世界の作物保護と関連資材の市場約750億ドルの約0.2%))× 価格 134.0%(値段の指数(今を1とする。名目で物価3%が乗る))→ 売上 365 億円・営業利益 36 億円。数量1.18倍×価格1.34倍、利益率10.0%

倍率:事業の純利益 32 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.2% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.7 倍。全体の PER 15.66 倍、時価総額 506 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:直近の好調は為替と一部の分野の寄与が大きい。海外の伸びは続くが、競争と研究費負担で利益率は10%強で落ち着く。この落としどころを最も重く見た。

やや悲観 22% 競争で値上げが通らず、利益率が一段下がる 利益 22 億円 · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 2,605 円263 億円

国内の農薬は価格競争が続き、量も価格も物価に追いつかない。海外ではバイオスティミュラントに大手農薬会社が参入し、販売量の伸びは10年で1.05倍にとどまる。ユーロ圏や新興国の景気の弱さで、クリザールの切り花の需要も鈍る。研究開発費は削りにくく、営業利益率は8%台に下がる。買収したクリザールの利益が伸びず、のれんの償却負担が重く残る。配当は続けるが、自己資本は積み上がるのに利益が伸びないため、ROEは6%台に落ちる。事業の形は保たれるが、投資の見返りが乏しい10年だ。国内の取引先は全農と丸善薬品産業が中心で、売上が急に崩れることはない。だからこそ、利益率の低下がじわじわと続く。配当は維持される見込みだが、自社株買いに回す余裕は小さい。

  • 国内(農薬・肥料・バイオスティミュラント):数量 3,069(国内の農薬・肥料市場の実質規模(億円、今の値段・推定。農薬市場の約3,300億円を物差しにした))× 価格 3.4%(当社の取り分(シェア約2.7%)×値段の指数(名目、物価3%が乗る))→ 売上 105 億円・営業利益 11 億円。数量0.93倍×価格1.27倍、利益率10.0%
  • 海外(クリザール・LIDA・輸出・海外農薬):数量 1.6(当社の海外販売の実質額(億ドル、今の値段・推定。世界の作物保護と関連資材の市場約750億ドルの約0.2%))× 価格 128.0%(値段の指数(今を1とする。名目で物価3%が乗る))→ 売上 310 億円・営業利益 25 億円。数量1.05倍×価格1.28倍、利益率8.0%

倍率:ROE 6.5% が k 7.5% 以下なので、ためた利益は額面未満の価値で、PER の上限は 1÷k=12.9 倍。競争で値上げが通らず稼ぐ力が弱まる姿なので、上限の 8.1 割の 10.5 倍に置いた。

確率:農薬は特許切れ後に価格が下がりやすく、バイオスティミュラントにも競合が参入する。為替の追い風が消える場面もある。無視できない重みを置いた。

悲観 10% 主力品の競争力を失い、海外の拠点も不振になる 利益 7 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 673 円68 億円

国内外で環境規制が強まり、主力の農薬が登録の更新で販売を狭められる。新製品の発売は遅れ、研究開発費だけが重く残る。海外では現地の競合に押されてバイオスティミュラントの販売が減り、クリザールの利益も落ちて、のれんの減損が出る。値段は物価の上昇に追いつかず、営業利益率は4%を割り込む。純利益は今の3割以下に減り、配当は大きく減らして続ける。事業はなお黒字で、現金も借入返済に回せるが、優良な中堅という評価は外れる。クリザールとLIDAの海外拠点は縮小や売却が議論され、研究開発も絞らざるをえない。残るのは、国内の販売網と少数の稼ぎ頭の剤という、小さくなった会社の姿である。

  • 国内(農薬・肥料・バイオスティミュラント):数量 2,805(国内の農薬・肥料市場の実質規模(億円、今の値段・推定。農薬市場の約3,300億円を物差しにした))× 価格 3.1%(当社の取り分(シェア約2.7%)×値段の指数(名目、物価3%が乗る))→ 売上 87 億円・営業利益 4 億円。数量0.85倍×価格1.15倍、利益率5.0%
  • 海外(クリザール・LIDA・輸出・海外農薬):数量 1.2(当社の海外販売の実質額(億ドル、今の値段・推定。世界の作物保護と関連資材の市場約750億ドルの約0.2%))× 価格 115.0%(値段の指数(今を1とする。名目で物価3%が乗る))→ 売上 212 億円・営業利益 9 億円。数量0.80倍×価格1.15倍、利益率4.0%

倍率:ROE 2.4% が k 7.5% を大きく下回り、PER の上限は 1÷k=12.9 倍。稼ぐ力が細り、のれんの減損も出る姿なので、上限の 7.8 割の 10.0 倍に置いた(純利益÷k から出し、市場の倍率は使っていない)。

確率:登録制度の強化や代替技術で主力の剤が競争力を失い、海外の買収事業も不振になる複合の姿。低頻度だが、研究開発が重い会社には起こりうる。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内(農薬・肥料・バイオスティミュラント)

全農と商系代理店を通じて、国内の農家に農薬・肥料・防除資材・バイオスティミュラントを販売する。

数量国内の農薬・肥料市場の実質規模(億円、今の値段・推定。農薬市場の約3,300億円を物差しにした)価格当社の取り分(シェア約2.7%)×値段の指数(名目、物価3%が乗る)売上営業利益
今 2025/12 3,300 2.7% 89 12
10 年後 中立 3,201 3.6% 114 14

取り方:会社の開示した国内売上89億円を、国内市場約3,300億円に対する取り分約2.7%と置いた。実質の市場は農家の減少で緩やかに縮み、価格は物価で上がる。分野別の利益は開示がないので、営業利益34.5億円のうち国内を11.6億円(利益率13%)、海外を24.2億円(10.5%)、本社費等を-1.3億円と推定した。

海外(クリザール・LIDA・輸出・海外農薬)

欧州・中南米・北米・アジアなどへ、切り花延命剤、バイオスティミュラント、農薬を販売する。売上の72%を占める。

数量当社の海外販売の実質額(億ドル、今の値段・推定。世界の作物保護と関連資材の市場約750億ドルの約0.2%)価格値段の指数(今を1とする。名目で物価3%が乗る)売上営業利益
今 2025/12 1.5 100.0% 231 24
10 年後 中立 1.8 134.0% 365 36

取り方:会社の開示した海外売上230億円を150円/ドルで割り、約1.54億ドルとした。世界の作物保護市場約750億ドルの約0.2%にあたる。切り花延命剤やバイオスティミュラントは別の市場だが、同じ物差しで置いた。数量は実質の販売量で、物価3%は価格に入れる。

リスクと懸念

資本効率の薄まり

配当性向は2〜3割で、自己資本は毎年積み上がる。利益が伸びても、積み上がり以上に稼げなければROEは下がる。中計のROE13%の目標は、足元では達成しても、長くは維持しにくい。

為替の巻き戻し

売上の約7割が海外で、円安が円換算の売上と利益を押し上げている。10年の見通しでは150円で固定するが、実際の為替が円高に動けば、足元の好調は一部が消える。

買収事業のれんの減損

2018年のクリザール買収で約79億円を払った。切り花市場の伸びが止まれば、のれんの減損が出る。2019年には純利益がほぼゼロまで落ちた前例がある。

研究開発費の負担

研究開発費は売上の約8%で、中計では10%以上を維持する方針だ。新製品が当たらない年は、費用だけが重く残る。売上が落ちた年に、利益率を直接押し下げる。

競争と価格下落

農薬は特許が切れればジェネリックに価格を下げられ、バイオスティミュラントには大手農薬会社が参入している。国内は全農との価格交渉もあり、物価分の値上げが通らない年が続く恐れがある。

規制と登録の変更

農薬・肥料は各国の登録制度に従う。環境規制が強まれば、主力の剤の販売が狭められる。環境配慮型の製品は追い風だが、規制の変更は予測しにくい。

通期の読みにくさ

上期に利益の大半を稼ぐ季節性があり、2026年は上期だけで通期の営業利益計画の約9割を稼いだ。下期の動き次第で通期が決まるため、中間の数字だけでは判断を誤る。

今後の分かれ目

次期の中期経営計画で、自己株式の取得や配当性向の引き上げが示されたら
ROEの薄まりが和らぐので、中立の自己資本の積み上がりを下げて見直す。倍率は上がりうる。
海外のバイオスティミュラントの売上が年10%超で3年続いたら
楽観・やや楽観の確率を上げてよい。ただし価格が維持できているかを確かめる。
円高が進み、海外子会社の円換算の売上が減ったら
筋書きは為替を150円で固定しているが、実際の利益率が下がる場合はやや悲観に寄せる。
クリザールの売上が2年連続で減ったら
のれんの減損と利益率の低下を想定し、悲観側の確率を上げる。
大手農薬会社がバイオスティミュラントで日本でも価格を下げ始めたら
国内の利益率を下げ、やや悲観の確率を上げる。
大型の買収が発表されたら
価格と、のれんの大きさ、既存事業との相性を確かめる。借入が増えれば資本コストも見直す。

見ておくもの

  • 海外売上の伸びと、バイオスティミュラント・クリザールの動向
  • 営業利益率(2026年計画11%強)と下期の進み方
  • 自己資本比率・ROE(2026年の中計目標は50%以上・13%以上)
  • 次期中期経営計画の還元方針(配当性向・自己株取得)
  • 為替(ドル・ユーロ円)の水準

倍率と資本コストの決め方

倍率は式(正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g))から決め、今の株価や同業の倍率は使っていない。中立のROEは約8.6%でkの7.75%をわずかに超えるだけなので、下限の1÷k近くの13.0倍に置いた。今の約12倍と近いのは結果であり、寄せたものではない(今の株価が倍になっても半分になっても、この数字は動かない)。国内は市場の実質規模×取り分、海外は市場規模×シェアで数量を置き、物価3%は価格に入れた。利払いの増加(約1億円)は純利益の比率に織り込んだ。優待は年1億円に届かないと推定し、還元には足していない。悲観は稼ぐ力(純利益÷k)で置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.5→17.17 倍・やや楽観 PER 13.2→16.53 倍・中立 PER 13→15.66 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. OATアグリオ 有価証券報告書の要点(2025年12月期)
  2. OATアグリオ 決算説明資料(2026年8月公開)
  3. OATアグリオ 中期経営計画(2024〜2026年度)

分析日 2026-10-16