株譜
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東リ 7971

床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)742 円421 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)677 円384 億円差 +9.5%
10 年後から見ると 適正 価値 742 円421 億円 · 差 +9.5% · 期待の年率 +7.2%
期待の年率リターン(10 年)+7.2%資本コスト比 −0.3 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

東リは、ビニル系の床材、カーペット、壁装材、カーテンなど、建物の内装を一式そろえる会社だ。病院、学校、オフィス、商業施設の改修に強い。筆者の結論は、今の値段は物価込みの本質価値とほぼ釣り合っている、というものだ。割安と言い切れないのは、稼ぐ力が資本コストを下回る状態が長く続いてきたからだ。割高と言い切れないのは、株主への還元が厚いからである。

2026年3月期は、営業利益が51億円と、12年で最も大きくなった。値上げと販売数量の増加が効いた。だが2027年3月期は、会社自身が純利益で2割以上の減益を見込む。原料の値上がりと賃上げの重さが理由だ。

東リの価値を左右するのは、値上げを通し続けられるかどうかである。内装材は買い手が建設会社や施工店で、値段の交渉は厳しい。それでも国内の改修需要は底堅く、リサイクル設備や自社紡糸などの原価低減の投資が育ってきた。

株主への姿勢は明確だ。配当性向50%かDOE3.5%を目安にし、総還元性向は3年平均で70%以上を目指す。政策保有株の売却資金は自社株買いに回る。

10年の中立では、営業利益率は4%、純利益は45億円ほどになる。ROEは6〜7%と資本コストをわずかに下回り、倍率は10倍強にとどまる。それでも、厚い還元を足し合わせた本質価値は、今の時価総額とほぼ同じ水準になる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、東リは理解しやすい会社だ。建物が存在する限り、床や壁は張り替えられる。事業はなくならない。問題は、そこからどれだけの利益が株主に残るかである。

過去12年のうち大半の期で、ROEは資本コストを下回ってきた。2024年3月期から改善したが、2027年3月期の会社予想は再び下を向いている。筆者は、原料高と賃上げという外の力に、値上げで追いつけるかを見る。追いつけなければ、改善は一過性だったことになる。

経営の資本配分は評価できる。配当性向と総還元性向の目標を明示し、自社株買いも実行している。政策保有株を売って還元に回す方針も、資本を寝かせない姿勢だ。倍率が低い局面で自社株を買うことは、既存の株主に有利に働く。

安全域は、還元の厚さにある。ただし、稼ぐ力そのものに余裕はない。10年後の本質価値は、事業の稼ぎを10倍強の倍率で評価した額に、その間の還元を足したものだ。今の値段はこれとほぼ同じで、安全域は薄い。

何で稼ぐ会社か

東リは、建物の内装材を作って売る会社だ。事業は3つの区分で開示されている。

インテリア事業が中心である。国内で、ビニル系の床材、タイルカーペット、壁装材、窓まわりの商品を作る。他社の内装資材の仕入販売と、内装工事も手掛ける。顧客は建設会社、内装の施工店、商社、そして設計事務所である。病院、学校、オフィス、商業施設、集合住宅が主な現場だ。住宅の新築より、改修や非住宅に強い点が特徴になる。

グローバル事業は、中国と北米の販売子会社と各国の代理店を通じて、東リブランドの商品を海外に売る。2026年3月期は、中国と北米の市場環境が悪く減収だった。建材その他事業は、産業向けの製品や、建材・住宅設備の仕入販売である。

売上の大半はインテリア事業だ。前の区分では、自社で作って売る部分と、卸と工事の部分が、ほぼ同じ規模だった。原料は塩化ビニル樹脂やナイロンなどの石油化学品に連なる。このため、原料の動きが利益率を左右しやすい。化学というくくりだが、実態は建築の内装材だ。

製品は用途で使い分けられる。病院向けには抗菌や滑りにくさを備えた床材、学校向けには耐久性の高い床材、オフィス向けには張り替えやすいタイルカーペットがある。選ぶのは設計者や施主だが、納期と施工の確かさを握るのは施工店だ。

優良さと弱いところ

東リの強みは、商品の幅と現場への食い込みにある。床、壁、窓まわりを一社でそろえ、施工まで引き受ける会社は多くない。設計事務所の指定や施工店との長い取引が、商品を選ぶ現場の支えになっている。

もうひとつの強みは、環境対応の設備だ。使い終わったタイルカーペットを回収し、原料に戻すリサイクルの設備を持つ。2号機は処理能力が従来の約3.5倍になった。自社でナイロン糸を紡ぐ設備も入れた。原価を下げながら環境に配慮した商品を売る形が、少しずつ整ってきた。

だが、稼ぐ力は強くない。営業利益率は過去12年で最も高い年でも5%に届かず、ROEは2022年3月期に1.9%まで落ちた。買い手の建設会社や施工店は値段に厳しく、サンゲツやタジマなどの競合もいる。堀は、ブランドでなく現場との関係にあり、それだけでは値段を主導できない。

財務は堅い。自己資本比率は52%、純有利子負債はほぼゼロだ。足元は営業利益に対して支払利息が軽く、金利の上昇で利益が削られる心配は小さい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の内装材の需要は、新築より改修に支えられている。住宅の新築は人口減で縮むが、病院、学校、オフィス、商業施設の改修は、建物が古くなるほど増える。人手不足で工期が延び、施工費が上がることは、壁紙や床材を扱う会社には逆風になる。

値段を決める要素は原料だ。塩化ビニル樹脂、可塑剤、ナイロンは石油化学品の値動きに連なる。2026年は原材料の高騰が続き、東リも販売価格の改定で応じている。

競合は商品ごとに違う。壁装材ではサンゲツが大手で、床材ではタジマなどが並ぶ。カーペットでは住江織物がある。東リは床・壁・窓を一括で扱える点で差をつけている。

海外は小さい。中国と北米に販売の拠点を持つが、2026年3月期は減収だった。海外の内装材は現地の大手や安い輸入品との競争が激しく、日本で培ったリサイクル商品などの付加価値で勝てるかが課題だ。

長い目で見ると、人口減で国内の新築は縮み続ける。ただ、改修と非住宅の需要は残る。10年を見るなら、数量はほぼ横ばいか、わずかに減る程度とみるのが自然だ。

景気の影響は、新築より小さいが、ゼロではない。企業の設備投資が鈍ると、オフィスや店舗の改装が後ろへずれる。公共の学校や病院の改修は、予算の年度ごとに波がある。

資本政策と M&A

株主への還元は厚い。2026年3月期の配当は前の期より増え、配当性向は44%だった。中期経営計画の期間は、配当性向50%またはDOE3.5%を目安にし、年間配当には下限を設ける。総還元性向は3年平均で70%以上を目指す。2026年2月には、市場外で自己株式を取得した。

政策保有株の売却と自己株式の取得を、組み合わせて進める方針だ。筆者は、売却の資金が自社株買いに回る分を、還元の原資として織り込んだ。保有株が配当を生む間は、その配当を利益に入れているため、価値として別に足すことはしていない。

株主は分散している。日本生命保険が約6%、トクヤマが約5%、従業員の持株会、三菱UFJ銀行、三信が続く。特定の親会社はない。

M&Aの実績は目立たない。kabufuの推計では、10年以内にTOBや買収が起きる確率は2割強だが、筋書きの中心には置かなかった。

設備投資は、リサイクルプラント、ナイロン紡糸、広化東リフロアの新ラインに振り向けてきた。これが原価低減として実を結ぶかが、次の焦点になる。株主優待は確認できていない。

中期経営計画SHINKA Plus ONE 2.0は、2027年度に営業利益50億円以上、ROE8%以上を掲げる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

東リは今、利益の底上げ局面にある。営業利益は51億円と、12年で最も大きくなった。値上げが通り、壁装材と床材の販売数量も増えた。大型の設備投資が稼働し、リサイクルプラントと自社紡糸が原価を下げる。広化東リフロアの新ラインにも投資が進んだ。

2027年3月期の減益は、原料高と賃上げという一時的な要因だ。会社は販売価格の改定で対応しており、実際に2026年3月期は価格改定の効果が出た。建設会社も人手不足の中で、品質と納期が確かな東リを選ぶ。

国内の改修需要は底堅い。病院、学校、オフィスの内装は、古い建物ほど張り替えが増える。住宅の新築が縮んでも、改修と非住宅は残る。

株主還元も厚い。配当性向50%、総還元性向70%の目標を掲げ、自社株買いも実行している。政策保有株の売却も進み、資本効率が上がる。ROEは会社の目標の8%、長期では10%に届く。今の時価総額は、この改善をまだ織り込んでいない。

仮に営業利益率が5%に乗れば、営業利益は60億円台に届く。会社の目標の50億円は、すでに手の届く水準にある。海外が黒字を安定して出せば、さらに上積みになる。

慎重な見方

東リの稼ぐ力は弱い。営業利益率は過去12年の最高でも5%に届かず、ROEは2022年3月期に1.9%まで落ちた。2026年3月期の改善は一年の動きにすぎず、会社自身が2027年3月期の純利益を2割以上減ると見ている。

値上げが通る保証はない。買い手は建設会社と施工店で、値段の交渉は厳しい。サンゲツやタジマなどの競合もいて、原料高を価格に移せなければ利益率はすぐに戻る。賃上げの重さも続く。

国内の新築は人口減で縮み続ける。改修が支えるとはいえ、人手不足で工期が延びれば、工事の発注自体が先送りされる。海外は2026年3月期に減収で、投資を回収できる見込みは立っていない。

大型の設備投資は、償却費の重さとして残る。リサイクルプラントや紡糸設備が原価低減に結びつかなければ、固定費の増加だけが残る。

還元の目標は大きいが、稼ぎが落ちれば減配や自社株買いの縮小が避けられない。ROE8%の目標も、実績を積み上げた数字ではない。

どちらに重みを置いたか

強気と慎重の言い分は、ほぼ拮抗する。2026年3月期の改善は事実だが、原料高に対する値上げの持続力は、まだ証明されていない。一方で、還元の厚さと財務の堅さは、悲観の深さを限る。確率は中立に厚く置き、やや悲観を楽観側よりやや多く見た。楽観は、改善が定着し、還元も続く場合に限った。 強気の根拠である原価低減は、数字で確かめられる段階にまだない。慎重な見方の根拠である原料高は、すでに会社予想に出ている。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 952 円540 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 402 円228 億円)。 今の値に割り戻すと 742 円421 億円、今との差 +9.5%、 期待の年率 +7.2%(資本コスト 7.5%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 1,982 円1,125 億円 618 円351 億円 +284.0% +14.4% 182 円103 億円
やや楽観 20% 1,387 円787 億円 505 円286 億円 +179.4% +10.8% 378 円215 億円
中立 40% 1,052 円597 億円 427 円242 億円 +118.6% +8.1% 592 円336 億円
やや悲観 23% 368 円209 億円 298 円169 億円 −1.6% −0.2% 153 円87 億円
悲観 10% 300 円170 億円 182 円103 億円 −28.9% −3.4% 48 円27 億円
加重平均100% 952 円540 億円402 円228 億円 +99.9% +7.2% 1,353 円768 億円

今の株価時価総額 677 円384 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 7% 改修と高付加価値で利益率が5%台 利益 72 億円 · PER 15.6 倍 · 株価時価総額 1,982 円1,125 億円

国内の改修と大型の再開発を取り込み、東リは高付加価値の床材とカーペットの比率を上げる。タイルカーペットのリサイクルと自社紡糸が原価を下げ、価格改定も定着する。インテリア事業の営業利益率は6%近くまで上がる。

グローバル事業は北米で育ち、規模は今の1.4倍になる。営業利益は90億円を超えるが、全社の営業利益率は5.5%で、成熟した内装材として無理のない範囲にとどまる。

ROEは会社の長期目標の10%に届く。政策保有株の売却資金が自社株買いに回り、総還元性向は7割近くが続く。

悲観が言う原料高は、価格改定と原価低減で吸収される。賃上げのコストは、人手不足でも品質と納期を守れる東リの取引先が受け入れる。この好循環が10年続く、というのがこの筋書きだ。

  • インテリア事業(床材・カーペット・壁装・窓まわり・工事):数量 40.9(出荷量(百万平方メートル相当。床・壁・窓の商品と卸・工事を平方メートルに直した概算))× 価格 3,450(1 平方メートルあたりの平均単価(円))→ 売上 1,411 億円・営業利益 82 億円。高付加価値品と原価低減
  • グローバル・建材その他:数量 7.7(出荷量(百万平方メートル相当の概算))× 価格 3,763(1 平方メートルあたりの平均単価(円))→ 売上 290 億円・営業利益 12 億円。北米で育つ

倍率:事業の純利益 72 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.2% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.6 倍。全体の PER 15.64 倍、時価総額 1,124 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:改修需要の取り込み、高付加価値品の比率上昇、原価低減、海外の成長、還元の継続が重なる姿。好条件が重なるので、確率は一桁にとどめた。

やや楽観 20% 値上げが定着し営業利益率が戻る 利益 56 億円 · PER 14.0 倍 · 株価時価総額 1,387 円787 億円

2026年3月期の改善が続く。原料高は価格改定で吸収され、リサイクルプラントなどの原価低減が出る。インテリア事業の営業利益率は5%に乗る。

国内の数量は横ばいを保つ。改修と非住宅の需要が、新築の減少を相殺する。グローバル事業は中国と北米で少しずつ戻り、規模は1.2倍になる。

全社の営業利益率は4.7%で、営業利益は70億円を超える。会社が掲げるROE8%に届く。総還元性向は6割を超える水準が続くが、自社株買いは大型にはならない。

配当性向は5割前後、総還元性向は6割を超える。中期経営計画の営業利益50億円は、ほぼ達成される。長期ビジョンの60億円には届かないが、改善の方向は崩れない。

  • インテリア事業(床材・カーペット・壁装・窓まわり・工事):数量 38.9(出荷量(百万平方メートル相当。床・壁・窓の商品と卸・工事を平方メートルに直した概算))× 価格 3,400(1 平方メートルあたりの平均単価(円))→ 売上 1,323 億円・営業利益 66 億円。価格改定が定着
  • グローバル・建材その他:数量 6.6(出荷量(百万平方メートル相当の概算))× 価格 3,654(1 平方メートルあたりの平均単価(円))→ 売上 241 億円・営業利益 7 億円。少しずつ戻る

倍率:事業の純利益 56 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.1% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.9 倍。全体の PER 13.95 倍、時価総額 787 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:値上げが通り、原価低減が出て、営業利益率が5%近くまで戻る姿。海外は伸びるが限定的。2026年3月期の改善が続く条件でやや楽観の確率を厚めに置いた。

中立 40% 物価並みに伸び、利益率は4% 利益 45 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 1,052 円597 億円

売上は物価の分だけ伸びる。国内の数量は、新築の縮小を改修が補い、10年で3%ほど減る。値段は物価並みに上がり、原料高と賃上げの転嫁は進む。

営業利益率は今の4.5%から4%へ、わずかに下がる。2027年3月期の会社予想は3.7%、2028年3月期は3.9%で、中立はこの延長で置いた。12年の山(4.9%)を超えない。リサイクルプラントなどの原価低減は、賃上げと原料高で相殺される。営業利益は58億円、純利益は45億円ほどになる。

グローバル事業は横ばいで、数量は今のままだ。還元は純利益の6割前後で、配当性向の目安50%に自社株買いを加えた形になる。自己資本は680億円ほどまで積み上がり、ROEは6〜7%にとどまる。

  • インテリア事業(床材・カーペット・壁装・窓まわり・工事):数量 37.8(出荷量(百万平方メートル相当。床・壁・窓の商品と卸・工事を平方メートルに直した概算))× 価格 3,350(1 平方メートルあたりの平均単価(円))→ 売上 1,266 億円・営業利益 53 億円。新築の縮小を改修が補う
  • グローバル・建材その他:数量 5.5(出荷量(百万平方メートル相当の概算))× 価格 3,654(1 平方メートルあたりの平均単価(円))→ 売上 201 億円・営業利益 5 億円。横ばい

倍率:事業の純利益 45 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.6% が k 7.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍。全体の PER 13.33 倍、時価総額 597 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:強気と慎重の議論の落としどころ。値上げは通るが原料高と賃上げで利益率は伸び切らず、物価並みに成長するという姿。2つの見方が拮抗するので確率を最も厚く置いた。

やや悲観 23% 原料高を転嫁し切れない 利益 26 億円 · PER 7.8 倍 · 株価時価総額 368 円209 億円

原料高が長引き、価格改定が遅れる。建設会社や施工店は値段に厳しく、競合との価格差も縮まらない。インテリア事業の営業利益率は3%を割り込む。

国内の数量は、新築の縮小と改修の先送りで1割減る。海外も振るわず、グローバル事業は縮む。大型の設備投資による償却費の重さが、固定費として残る。

全社の営業利益率は2.6%、純利益は25億円ほどにとどまる。配当は維持するが、自社株買いは縮小し、総還元性向は5割台に落ちる。ROEは4%を下回る。

経営は、設備投資を絞り、政策保有株の売却を進めて還元の原資を確保しようとする。それでも、利益が細る中で総還元性向70%を維持することは難しい。

  • インテリア事業(床材・カーペット・壁装・窓まわり・工事):数量 35.0(出荷量(百万平方メートル相当。床・壁・窓の商品と卸・工事を平方メートルに直した概算))× 価格 3,200(1 平方メートルあたりの平均単価(円))→ 売上 1,120 億円・営業利益 31 億円。価格改定が遅れ数量減
  • グローバル・建材その他:数量 5.0(出荷量(百万平方メートル相当の概算))× 価格 3,409(1 平方メートルあたりの平均単価(円))→ 売上 169 億円・営業利益 2 億円。海外も縮む

倍率:ROE 3.9%は k 7.5% 以下で、ためた利益は額面未満の価値。RONICは約6.0%で、g 4% の正当化PERは約8.2倍。価値は稼ぐ力の範囲とし、その約9.5割の7.8倍に置いた。

確率:原料高と賃上げを価格に移し切れず、改修の発注も鈍る姿。2027年3月期の減益予想が再び現実になる条件で、確率を厚めに置いた。

悲観 10% 需要の縮小と値段競争で利益が消える 利益 5 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 300 円170 億円

国内の改修の発注が長く落ち込み、新築も縮む。数量は4分の1ほど減り、安い輸入品や競合との値段競争で単価は物価に追いつかない。インテリア事業の営業利益率は1%台に落ちる。

海外は赤字が続き、海外の設備は稼働率が上がらない。リサイクルプラントなどの大型投資も回収できず、償却費だけが残る。

もはや安定した内装材メーカーとは言えない。純利益は数億円に細り、配当は下限に近づく。価値は、稼ぐ力でなく、土地建物や保有株などの売れる資産で測る局面になる。

経営は大幅な事業の見直しを迫られ、工場の統合や海外からの撤退が議題になる。財務の堅さだけが、最後の支えとして残る。

  • インテリア事業(床材・カーペット・壁装・窓まわり・工事):数量 29.2(出荷量(百万平方メートル相当。床・壁・窓の商品と卸・工事を平方メートルに直した概算))× 価格 2,750(1 平方メートルあたりの平均単価(円))→ 売上 803 億円・営業利益 8 億円。値段競争で利益が消える
  • グローバル・建材その他:数量 3.9(出荷量(百万平方メートル相当の概算))× 価格 3,000(1 平方メートルあたりの平均単価(円))→ 売上 116 億円・営業利益 −1 億円。海外は赤字

倍率:10年の構造的に負ける筋書き。純利益は数億円に細り、稼ぐ力でなく売れる資産で測る。売れる資産の税後から負債を引いた約170億円を床とし、今の自己資本518億円に0.33倍を掛けた。

確率:内装材の需要が構造的に縮み、値段競争で利益が消え、大型投資が回収できない姿。財務が堅く還元の下限もあるので、確率は慎重な見方に沿った1割にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

インテリア事業(床材・カーペット・壁装・窓まわり・工事)

ビニル系床材、タイルカーペット、壁装材、窓まわりの商品を作って売り、他社の資材の仕入販売と内装工事も行う。国内の売上のほとんどを占める。

数量出荷量(百万平方メートル相当。床・壁・窓の商品と卸・工事を平方メートルに直した概算)価格1 平方メートルあたりの平均単価(円)売上営業利益
今 2026/03 38.9 2,500 973 48
10 年後 中立 37.8 3,350 1,266 53

取り方:インテリア事業の売上を、内装材を1平方メートルに直した出荷量(約3,900万平方メートル相当)× 平均単価(約2,500円)に分けた。数量と単価は、床・壁・窓の商品と卸・工事を混ぜた概算の推定で、市場の大きさは確かめていない。事業別の営業利益48億円は、3区分の金額が開示されていないため推定(合計は実績の51億円に合わせた)。本社費は事業に配賦済みとし、全社の調整は0。

グローバル・建材その他

中国・北米の販売子会社と代理店を通じた海外向けの輸出と、産業向け製品・建材・住宅設備の仕入販売。売上の1割前後。

数量出荷量(百万平方メートル相当の概算)価格1 平方メートルあたりの平均単価(円)売上営業利益
今 2026/03 5.5 2,727 150 3
10 年後 中立 5.5 3,654 201 5

取り方:グローバルと建材その他をまとめ、売上150億円を出荷量(約550万平方メートル相当)× 平均単価(約2,700円)に分けた。数量と単価は概算の推定。営業利益3億円も推定(グローバルは減収だった)。本社費は事業に配賦済みで、全社の調整は0。

リスクと懸念

原料高を価格に移せない

塩化ビニル樹脂、可塑剤、ナイロンは石油化学品に連なる。2027年3月期は原材料の高騰と賃上げで、会社自身が純利益の2割以上の減益を見込む。買い手が建設会社や施工店なので、値上げが通らない期間が続くと、営業利益率は2%台まで戻るおそれがある。

国内の新築の縮小

人口減で住宅の新築は縮み続ける。改修と非住宅が支えているが、人手不足で工期が延びたり、建設費が上がったりすると、内装の発注が先送りされる。売上のほとんどが国内なので、建築の需要をそのまま受ける。

大型投資の回収

リサイクルプラント、ナイロン紡糸設備、広化東リフロアの新ラインなど、大型の投資が続いた。原価低減に結びつかなければ、減価償却の重さだけが残る。投資の効果は、営業利益率が5%近くまで上がるかで確かめられる。

競合との値段の競争

壁装材ではサンゲツ、床材ではタジマ、カーペットでは住江織物などが競合する。品質は同じでも値段が違えば、施工店は安い方を選ぶ。東リが値上げを主導できないと、利益率はこの競争で決まる。

海外事業が育たない

グローバル事業は2026年3月期に減収だった。中国は不動産の低迷、北米は景気の影響を受けた。広化東リフロアなど海外の投資を回収できなければ、海外は負担になる。

還元の目標の重さ

総還元性向70%の目標は、利益が減る局面では配当の下限と合わせても重い。業績が悪化すれば、自社株買いの縮小が先に来る。政策保有株の売却が進まない場合も、資金面で還元の余地が減る。

今後の分かれ目

原料の上昇が長引き、価格改定が通らない
営業利益率は3%を割り込み、やや悲観の筋書きに近づく。自社株買いは縮小し、配当も下限に近づく。
2028年3月期に営業利益が50億円を超え、複数期続く
値上げの持続力と原価低減が確認でき、中立の置き方を見直す材料になる。
リサイクルプラントなどの原価低減が目に見えて出る
営業利益率が4%台後半で定着し、やや楽観の筋書きに近づく。
グローバル事業が黒字を安定して出し、規模が拡大する
楽観の筋書きで置いた海外の成長が現実味を帯びる。
政策保有株の売却が加速し、自社株買いに回る
還元の水準が上がり、資本効率の改善を後押しする。
国内の改修需要が急に落ち込む
数量が想定より縮み、悲観の筋書きに近づく。

見ておくもの

  • 営業利益率の推移(4%台後半が続くか、3%を割るか)
  • 原材料の値動きと、販売価格の改定の通り方
  • リサイクルプラントなど大型投資の原価低減の出方
  • 総還元性向と自社株買い、政策保有株の売却の進み具合
  • グローバル事業の黒字化

倍率と資本コストの決め方

倍率は、事業のROEと資本コスト7.5%から式で置いた。ROEは資本コストを下回るので、倍率は1÷kより低く、稼ぐ力の範囲に収めた。今のPERやPBRは参照していない。還元は会社の目標(配当性向50%、総還元性向70%)を踏まえ、中立は純利益の6割とした。利益が減る筋書きでは還元も減らした。同じ領域の会社とも、kと倍率の水準をそろえた。賃借は店舗中心ではなく、新リース会計基準の影響は小さいと見て、10年後の数字は賃借料を営業費用に入れた今の形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.7→15.64 倍・やや楽観 PER 11.4→13.95 倍・中立 PER 10.8→13.33 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%に quality +0.5% を足して8.0%。事業が傾いている様子はなく、extra は0。値上げが通るかや設備投資の回収といった個別の不確実さは k に足さず、筋書きの利益率と確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 7.50%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 東リ 中期経営計画(SHINKA Plus ONE 2.0)
  2. 東リ 2026年3月期決算の要点
  3. 東リ 決算説明の要点(資本政策・設備投資)

分析日 2026-10-19