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関西ペイント 4613

自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)4,485 円7,881 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,943.5 円5,172 億円差 +52.4%
10 年後から見ると 割安 価値 4,485 円7,881 億円 · 差 +52.4% · 期待の年率 +10.4%
期待の年率リターン(10 年)+10.4%資本コスト比 +3.4 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

関西ペイントは、自動車用塗料に強い国内大手だ。稼ぎは日本・インド・アフリカ・アジア・欧州の5地域に散らばり、売上の7割近くが海外にある。

筆者は、今の値段を「やや割安だが、安全域は厚くない」と見る。10年先で見るとやや割安という結果だ。割安幅を大きく見ないのは、10年たっても営業利益が300億円台から500億円台をうろうろしてきたからである。今期は欧州の立て直し費用で純利益が300億円台前半に沈み、市場が見ているのは来期以降の戻りである。

伸びの芯はインドとアフリカだ。人口が増え、車と家が増える国では、塗料の量が実際に増える。一方、国内は人口減で横ばい、欧州は2017年に買ったヘリオス以来、益率が低いままだ。欧州が2桁近い益率に戻るなら株主の取り分は大きく増える。戻らなければ、買収の失敗が重しとして残る。

資本の使い方は変わった。創業来の大株主が株を手放し、会社は自社株買いと配当を厚くしている。大型の買収はしない方針だ。バリュー投資の目で見ると、これは歓迎できる変化である。ただ、自己資本が大きく増えない前提だと、稼ぐ力そのものを上げない限り企業価値は伸びにくい。

結果は、10年後の中立で時価総額は約9,000億円、それまでの還元約4,200億円が別に入る。確率で重みをつけた本質価値は今の値段より2割台半ば高く、「やや割安」と出た。ROEは自社株買いの厚い還元で高く保たれ、今の値段は欧州の回復を完全には織り込んでいない。ただし利益の山谷が大きく、悲観側(計37%)の落ち込みもあるため、安全域は厚くない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で一番に問うのは、10年後もこの事業が残り、いま以上に強いかだ。自動車用塗料は、仕様に組み込まれる性質から、10年後も残る可能性が高い。ただし電気自動車への移行で塗料の使い方が変わる点は気がかりである。

次に、株主が自由に使える利益、つまりオーナー利益を考える。塗料は設備投資が軽く、利益の大半を株主に返せる。会社が配当と自社株買いを厚くする方針なので、この点は良い。

資本の使い方は、過去に欧州の買収で価値を壊したが、いまは改めている。この修正が続くかを、筆者は見ていきたい。

安全域はどうか。今の値段は、欧州が立ち直り、インドとアフリカが伸びる前提でようやく見合う水準である。利益の山と谷が大きく、2018年3月期の純利益は177億円と、2016年3月期の283億円から4割近く落ちた。わかりにくい部分があるので、確信度は低めに置くのが妥当だ。

筆者は、この会社を「悪くはない会社で、やや割安だが安全域は厚くない」と見る。

何で稼ぐ会社か

事業は5つの地域に分かれる。日本(売上約1,600億円)は祖業の地盤で、自動車用・工業用・建築用を扱う。取引先は自動車メーカーと、その部品・工場である。塗料の仕様は車種ごとに決まるため、一度採用されると他社に替えにくい。

インド(約1,400億円)は子会社のカンサイ・ネロラックが担い、現地の上場会社として自動車用と工業用に強い。建築用は大手との競争が激しく、低価格品へ買い手が移っている。

アジア(約700億円)は東南アジアと中国などの自動車・工業用が中心で、益率は1割に届かない。アフリカ(約500億円)は長く赤字だったが、立て直しが進んで2026年3月期にはセグメント利益が60億円を超えた。

欧州(約1,600億円)は2017年に買ったヘリオスの事業で、売上は最大だが利益はわずか25億円しかない。ドイツの工場閉鎖を終え、「True Color」と名づけた構造改革を進めている最中だ。トルコのインフレも利益を削ってきた。

つまり、利益の中身は日本・インド・アフリカが稼ぎ、欧州が足を引っ張る形である。会社の計画では、2027年3月期の売上は6,100億円、営業利益は530億円、うち欧州の改革費用は特別損失として約70億円を見込む。

優良さと弱いところ

関西ペイントの堀、つまり他社がまねしにくい強みは、自動車メーカーとの長い取引にある。塗装の仕様は車の設計に組み込まれ、品質事故のリスクを避けたい顧客は塗料会社をめったに替えない。日本とインドで自動車向けが強いのは、この堀のおかげだ。

ただし堀の強さは地域で違う。建築用塗料は、ブランドと流通で勝負する世界なので、インドの大手や新規参入組との競争が続く。アフリカは現地通貨の変動に利益が振られる。

弱いのは欧州だ。買収から9年がたっても益率は1桁前半にとどまり、筆者は資本の使い方として失敗に近いと見ている。立て直しの成否が、会社全体の評価を分ける。

財務は普通である。自己資本比率は約37%、純有利子負債は自己資本の約半分で、営業利益で利息を十分に払える。ROEは2026年3月期で約10%と、資本コストを少し上回る程度だ。

経営は、政策保有株を減らし、自社株買いと配当を増やす方向に動いた。これは資本効率を重んじる姿勢で、筆者は評価する。残る課題は、稼ぐ力そのものを上げることだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

世界の塗料は、年率でおよそ6%の名目成長が見込まれる。自動車用は4%程度、建築用は6%程度で、中心は新興国の都市化と自動車生産の拡大である。塗料は運ぶ費用が重いので、現地で作って現地で売るのが基本になる。

主な競争相手は、日本ペイント、PPG、AkzoNobel、シャーウィン・ウィリアムズなどの世界大手だ。インドではアジアンペイント、バーガー、2024年に参入したバーラ・オーパスなどが建築用でシェアを争い、自動車用ではBASFやPPGなどと競う。欧州は需要が弱く、ヘリオスは規模の小さい地域企業と大手の間で苦しい位置にある。

原料は樹脂・顔料・溶剤で、石油や酸化チタンの値動きが益率を揺らす。物価が年3%上がる前提では、原料も人件費も上がるので、値上げがきちんと通る会社だけが益率を守れる。

技術の転機は、電気自動車への移行と環境規制だ。電気自動車は車体の作りが変わり、塗装工程が短くなる可能性がある。水性化や粉体化など、環境に優しい塗料へ切り替える投資も続く。

業界ノートの前提では、同じ領域の会社は同じ市場の見通しを使う。この会社の差は、地域の組み合わせにある。成長の速いインド・アフリカを持つ点は強みで、成熟し弱い欧州の重さが弱みだ。

資本政策と M&A

資本政策は大きく変わった。2023年2月に、創業来の政策保有株主5社が持ち株を売り出し、会社は最大120億円の自社株買いを発表した。その後も、数百億円規模の自社株買いと消却を重ねている。配当は2026年3月期に前の期の2倍超まで増え、配当性向は50%以上を掲げる。

第18次中期経営計画では、大型のM&Aをしないと明言した。フリーキャッシュフローは、買収を除いてすべて株主に返す方針である。筆者は、欧州の買収で懲りた経営が方針を改めたと見ている。

2026年4月には、英国の運用会社シルチェスターが5%超を保有していると届け出た。目的として、増配や自社株買いなどの資本政策の変更を求めることがあると書かれている。具体的な株主提案の記事は確認できていない。

買収される側になる可能性も、ゼロではない。創業来の大株主が離れ、株主は分散した。ただし自動車メーカー向けの取引や上場子会社を抱える構造は複雑で、買い手は限られる。

10年の還元は、買収を除くフリーキャッシュフローを全額返す方針と配当性向50%以上に沿った約95%。

点検済み(見落とし点検 2026-10-19):起点の純利益 316 億円は欧州の改革費用で下振れしており、割高の根拠にしていない(予想は 280 億円→380 億円)。出荷量は実質・単価は物価で二重がけなし。還元約 95% と自己資本の流れが整合していることを確かめた。借り換えの利払い増(10 年で 36 億円)は純利益に入れてある。

還元の点検(P3 2026-10-19):10年の還元は純利益の約89%。方針(買収を除くFCFの全額還元+配当性向50%以上)どおりで、直さず。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

関西ペイントの強みは、長年かけて作った自動車向けの取引関係にある。国内とインドで自動車メーカーとの付き合いが深く、新しい車種にも塗料が採用されやすい。

インドでは、人口と所得が伸び、車と家が毎年増える。数量が実際に増える市場で、現地の上場子会社が自動車用と工業用に強い。アフリカも立て直しが進み、2026年3月期にセグメント利益が60億円を超えた。

欧州は、ドイツの工場閉鎖を終え、構造改革が始まったばかりだ。益率が1桁前半から高い1桁へ戻るだけで、営業利益は100億円近く増える。資本の使い方も正しい方向に変わった。大型買収をやめ、余ったお金を株主に返すからだ。

物価が上がる世界では、価格転嫁できる会社の利益は名目で伸びる。この会社の売上は10年で約1.8倍になりうる。益率が1ポイント上がるだけで、純利益は1割強増える。市場は、改革が進んだ後の利益を安く見ている。

配当と自社株買いを合わせた還元は、今後の営業キャッシュフローとほぼ同じ規模になる見込みだ。会社は第18次中期経営計画で、2027年度の調整後ROE15%を掲げている。この目標が達成されるだけで、利益あたりの評価は大きく変わる。創業来の大株主が手放したいま、株主の目線で経営される会社への転換が進んでいる。

慎重な見方

関西ペイントは、利益が伸びない会社だと筆者は見る。2015年3月期の営業利益は316億円、2026年3月期は497億円で、10年で5割増にとどまる。年率4%は物価と同じ程度だ。買収で売上は増えたが、実質の利益は増えなかった。

欧州は2017年の買収から9年、益率が低いままだ。ドイツ工場を閉じても、トルコのインフレや欧州の需要不振が続く。構造改革の費用もまだ出ていく。立て直しが長引けば、買収ののれんを減らす損失が出る可能性もある。

インドの建築用は低価格品へ買い手が移り、バーラ・オーパスのような新規参入組も出てきた。自動車の電気化は塗料の使い方を変える。国内は人口減で、数量は横ばいから微減である。

さらに、今の株価は来期以降の利益の戻りを織り込んでいる。戻りが半分でも、倍率は高いままだ。安全域がほとんどない。

配当と自社株買いを厚くしても、稼ぐ力が上がらなければ、一時的な支えにしかならない。アクティビストが入ったのも、利益の伸びではなく、資本の返し方を変えさせたいからだろう。大型の買収をしない方針は、成長の手段を自分で閉ざすことでもある。成長の鈍い会社が還元に頼るとき、株価は割高に留まりやすい。

どちらに重みを置いたか

強気の言い分は、インドとアフリカの伸びと資本政策の改善で説得力がある。慎重な言い分は、10年続いた利益の停滞と欧州の重さで、こちらのほうが強い。確率は慎重な側に寄せ、やや悲観と悲観に合わせて4割近くを置いた。それでも中立は、欧州が改革の途中で止まる程度とし、極端な悲観にはしていない。結果は、10年でやや割安になった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 5,703 円1.00 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 2,225 円3,909 億円)。 今の値に割り戻すと 4,485 円7,881 億円、今との差 +52.4%、 期待の年率 +10.4%(資本コスト 7.0%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 10,070 円1.77 兆円 3,133 円5,505 億円 +348.6% +16.2% 1,056 円1,856 億円
やや楽観 20% 8,420 円1.48 兆円 2,829 円4,970 億円 +282.1% +14.3% 2,250 円3,953 億円
中立 35% 6,715 円1.18 兆円 2,409 円4,232 億円 +210.0% +12.0% 3,193 円5,611 億円
やや悲観 24% 3,135 円5,508 億円 1,903 円3,344 億円 +71.2% +5.5% 1,209 円2,125 億円
悲観 13% 853 円1,499 億円 835 円1,467 億円 −42.6% −5.4% 219 円386 億円
加重平均100% 5,703 円1.00 兆円2,225 円3,909 億円 +169.3% +10.4% 7,928 円1.39 兆円

今の株価時価総額 2,944 円5,172 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 欧州が立ち直り、インドとアフリカが10年かけて倍近くに伸びる。 利益 785 億円 · PER 22.5 倍 · 株価時価総額 10,070 円1.77 兆円

インドの出荷量は10年で2倍になり、自動車用と工業用の首位級を保つ。アフリカは人口の増加を背景に1.7倍へ伸び、益率も1割を超える。欧州はTrue Colorが成功し、益率が8%台まで戻る。日本は微減ながら高付加価値品へ移り、益率を保つ。会社は大型買収をせず、利益を株主に返し続ける。10年後の営業利益は1,200億円を超え、今の2倍以上になる。それでも、倍率は成長が成熟に向かう時点の水準にとどまる。

物価が年3%で上がる前提のため、売上は10年で約1.8倍の1兆円を超える。自動車用の塗料は、長年の取引関係に守られて値上げが通りやすい。アフリカは通貨の安定にも助けられる。純利益は800億円近くに達し、自社株買いと配当の合計も5,000億円を超える。ただし、これだけ伸びた時点では市場も先行きの成長を低めに見るので、倍率は17倍弱で止まる。

  • 日本(国内の自動車用・工業用・建築用塗料):数量 263(出荷量(百万リットル))× 価格 5.36(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 2,111 億円・営業利益 296 億円。益率14.0%
  • インド(カンサイ・ネロラック):数量 937(出荷量(百万リットル))× 価格 2.68(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 3,765 億円・営業利益 452 億円。益率12.0%
  • アジア(東南アジア・中国など):数量 222(出荷量(百万リットル))× 価格 3.75(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 1,252 億円・営業利益 131 億円。益率10.5%
  • 欧州(ヘリオス・トルコなど):数量 274(出荷量(百万リットル))× 価格 6.03(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 2,479 億円・営業利益 211 億円。益率8.5%
  • アフリカ:数量 298(出荷量(百万リットル))× 価格 2.68(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 1,198 億円・営業利益 162 億円。益率13.5%

倍率:事業の純利益 785 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 26.2% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 16.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 22.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 22.5 倍。全体の PER 22.54 倍、時価総額 17,694 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:改革の成功・インドの高成長・自動車の底堅さがすべてそろう必要があり、連続成功の確度は高くない。

やや楽観 20% インドとアフリカの成長が続き、欧州は黒字へ戻る。 利益 678 億円 · PER 21.8 倍 · 株価時価総額 8,420 円1.48 兆円

インドは建築用の競争がありながら、自動車用の強さで出荷が1.85倍になる。アフリカも1.6倍近く伸びる。欧州は益率が7%に戻り、会社全体の利益を支える。日本は人口減で微減だが、益率は13%台を保つ。会社は自社株買いと配当を続け、ROEは20%を超える水準になる。10年後の営業利益は1,000億円を超える。

欧州は2017年の買収が結果として報われる形になる。インドの工業用はインフラ投資の追い風も受ける。全体の益率は9%台後半まで上がり、これは過去の最高水準である10.7%に近い。純利益は680億円ほどで、今期から倍以上になる。それでも倍率は、成長が落ち着いた会社の水準にとどまる。

  • 日本(国内の自動車用・工業用・建築用塗料):数量 257(出荷量(百万リットル))× 価格 5.36(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 2,068 億円・営業利益 279 億円。益率13.5%
  • インド(カンサイ・ネロラック):数量 866(出荷量(百万リットル))× 価格 2.68(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 3,483 億円・営業利益 383 億円。益率11.0%
  • アジア(東南アジア・中国など):数量 211(出荷量(百万リットル))× 価格 3.75(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 1,187 億円・営業利益 116 億円。益率9.8%
  • 欧州(ヘリオス・トルコなど):数量 264(出荷量(百万リットル))× 価格 6.03(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 2,390 億円・営業利益 167 億円。益率7.0%
  • アフリカ:数量 277(出荷量(百万リットル))× 価格 2.68(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 1,113 億円・営業利益 139 億円。益率12.5%

倍率:事業の純利益 678 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 22.6% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 14.8%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 21.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 21.8 倍。全体の PER 21.82 倍、時価総額 14,794 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の資本配分方針と、新興国の成長が続く上位レンジの想定。

中立 35% 欧州は黒字に戻るが力強さはなく、インドとアフリカが成長を支える。 利益 575 億円 · PER 20.5 倍 · 株価時価総額 6,715 円1.18 兆円

インドの出荷量は10年で1.7倍、アフリカは1.45倍に増える。物価の分は価格に入り、売上は約1.6倍の9,700億円になる。欧州は益率5%台まで戻るが、それ以上は上がらない。日本は人口減で数量が減り、益率は12%台にとどまる。会社は大型買収をせず、利益の95%を株主に返す。10年後の営業利益は900億円台で、今の約1.8倍になる。

アジアは益率9%台を保つが、競争が続き、大きくは上がらない。アフリカは人口の増加に支えられ、益率12%台で安定する。為替は150円のままという前提なので、円換算の追い風はない。純利益は570億円ほどで、今期の約1.8倍だが、大部分は物価の分である。実質の成長はゆるやかなものにとどまる。

  • 日本(国内の自動車用・工業用・建築用塗料):数量 252(出荷量(百万リットル))× 価格 5.36(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 2,024 億円・営業利益 253 億円。益率12.5%
  • インド(カンサイ・ネロラック):数量 796(出荷量(百万リットル))× 価格 2.68(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 3,200 億円・営業利益 320 億円。益率10.0%
  • アジア(東南アジア・中国など):数量 198(出荷量(百万リットル))× 価格 3.75(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 1,113 億円・営業利益 100 億円。益率9.0%
  • 欧州(ヘリオス・トルコなど):数量 257(出荷量(百万リットル))× 価格 6.03(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 2,324 億円・営業利益 128 億円。益率5.5%
  • アフリカ:数量 254(出荷量(百万リットル))× 価格 2.68(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 1,022 億円・営業利益 123 億円。益率12.0%

倍率:事業の純利益 575 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 17.9% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.5 倍。全体の PER 20.52 倍、時価総額 11,799 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業界ノートの中立(数量は新興国で伸び、成熟国は横ばい)と、会社の還元方針を合わせた中心の筋書き。

やや悲観 24% インドの競争が厳しくなり、欧州は低益率のまま続く。 利益 427 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 3,135 円5,508 億円

インドの建築用で新規参入組にシェアを奪われ、益率が9%に下がる。出荷量の伸びも1.45倍にとどまる。欧州は需要が回復せず、益率3%台で足踏みする。国内は人口減と電気自動車化で数量が1割以上減る。アフリカは通貨安に悩まされる。営業利益は680億円前後と、今よりは増えるが、成長は物価の範囲にほぼ収まる。ROEは1割強で、資本コストをやや上回る程度だ。

欧州は黒字を保つものの、のれんの重さと需要の弱さで、投資の元が取れない状態が続く。アジアは中国勢との競争で益率が8%に落ちる。会社は配当と自社株買いを続けるが、成長のための投資は限られる。10年たっても、会社の姿は今とほとんど変わらない。

  • 日本(国内の自動車用・工業用・建築用塗料):数量 238(出荷量(百万リットル))× 価格 5.20(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 1,858 億円・営業利益 214 億円。益率11.5%
  • インド(カンサイ・ネロラック):数量 679(出荷量(百万リットル))× 価格 2.60(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 2,648 億円・営業利益 238 億円。益率9.0%
  • アジア(東南アジア・中国など):数量 173(出荷量(百万リットル))× 価格 3.64(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 945 億円・営業利益 76 億円。益率8.0%
  • 欧州(ヘリオス・トルコなど):数量 240(出荷量(百万リットル))× 価格 5.85(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 2,104 億円・営業利益 74 億円。益率3.5%
  • アフリカ:数量 219(出荷量(百万リットル))× 価格 2.60(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 855 億円・営業利益 90 億円。益率10.5%

倍率:ROE 12.7%。今の利益はそのまま残り、先で薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎだけとみて、RONIC=k 7%+残る割合 1/2×(12.7−7.8)=10.2%、長期の成長率 g 4%から正当化 PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=16.2 倍。伸びと堀の持ちを低く見るが、ROE は k を上回るので 1÷k の下限 12.9 倍に置いた。

確率:10年続いた利益の停滞が今後も続くという慎重な見方に相当し、強い確率を置く。

悲観 13% 電気自動車への移行と新興国の通貨危機で、優良さを失う。 利益 173 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 853 円1,499 億円

電気自動車の普及で塗装工程が短くなり、国内とインドの自動車向けの数量が減る。インドは価格競争で益率が6%に落ち、アフリカとトルコは通貨危機で利益が消える。欧州は赤字が続き、のれんの減損も出る。全社の営業利益は300億円を割り、会社の存在感は今より小さくなる。それでも自動車メーカーとの取引と設備という資産は残り、自己資本の半分の水準が下値になる。

10年後に、塗料メーカーとしての優良さは失われている。自動車メーカーが塗装を内製に近づけ、価格交渉力を強める。会社はやむなく配当を絞り、資産の売却に動く。それでも、自己資本は厚く、清算価値に近い水準で下支えされる。

  • 日本(国内の自動車用・工業用・建築用塗料):数量 217(出荷量(百万リットル))× 価格 4.88(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 1,585 億円・営業利益 127 億円。益率8.0%
  • インド(カンサイ・ネロラック):数量 515(出荷量(百万リットル))× 価格 2.44(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 1,885 億円・営業利益 113 億円。益率6.0%
  • アジア(東南アジア・中国など):数量 148(出荷量(百万リットル))× 価格 3.42(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 760 億円・営業利益 38 億円。益率5.0%
  • 欧州(ヘリオス・トルコなど):数量 220(出荷量(百万リットル))× 価格 5.49(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 1,814 億円・営業利益 −18 億円。益率-1.0%
  • アフリカ:数量 175(出荷量(百万リットル))× 価格 2.44(1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目))→ 売上 642 億円・営業利益 38 億円。益率6.0%

倍率:谷の利益に低い倍率を掛けると二重に下げるので、資産で置いた。稼ぐ力(純利益 173 億円÷k≒2,200 億円)より低い水準として、自動車メーカーとの取引と製造設備という資産の厚みを床に、今の自己資本 2,998 億円に 0.5 倍を掛けた。純有利子負債 1,455 億円を足した EV÷営業利益は 24 倍だが、谷で利益が小さい年なので意味を持たず、資産の側で見た。

確率:複数の構造要因(電気化・新興国の通貨・欧州の失敗)が同時に重なる想定。10年続いた利益の停滞を考え、1割強を置く。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

日本(国内の自動車用・工業用・建築用塗料)

国内の祖業。自動車メーカー向けを中心に、工業用・建築用も扱う。人口減で成熟した市場。

数量出荷量(百万リットル)価格1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 271 4.00 1,624 207
10 年後 中立 252 5.36 2,024 253

取り方:公開のセグメント売上 1,599 億円を、連結売上との差(消去・その他)に合わせて 1.0153 倍し 1,624 億円とした。価格は自動車用・工業用が中心の高付加価値品として 4.0 ドル/L と置き、数量は売上÷(価格×1.5) で逆算した。 益率は公開のセグメント利益から。全社の営業利益 497 億円に合わせて調整 +7 億円。

インド(カンサイ・ネロラック)

インドの上場子会社。自動車用・工業用に強く、建築用も扱う。

数量出荷量(百万リットル)価格1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 468 2.00 1,405 136
10 年後 中立 796 2.68 3,200 320

取り方:セグメント売上 1,384 億円を同じく 1.0153 倍して 1,405 億円。建築用中心で低価格帯が多いので 2.0 ドル/L と置き、数量を逆算した。 益率は公開のセグメント利益から。全社の営業利益 497 億円に合わせて調整 +7 億円。 数量は出荷量(実物)。世界の塗料の名目年 6% の見通しは物価を除いた実質で置いた。

アジア(東南アジア・中国など)

東南アジアと中国などの自動車・工業用塗料が中心。

数量出荷量(百万リットル)価格1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 165 2.80 692 60
10 年後 中立 198 3.75 1,113 100

取り方:セグメント売上 681 億円を 1.0153 倍して 692 億円。自動車・工業用が多く 2.8 ドル/L と置いた。 益率は公開のセグメント利益から。全社の営業利益 497 億円に合わせて調整 +7 億円。

欧州(ヘリオス・トルコなど)

2017 年に買収した欧州の工業用・粉体塗料などの事業とトルコ。改革の最中。

数量出荷量(百万リットル)価格1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 245 4.50 1,652 25
10 年後 中立 257 6.03 2,324 128

取り方:セグメント売上 1,627 億円を 1.0153 倍して 1,652 億円。工業用・特殊品が多く 4.5 ドル/L と置いた。 益率は公開のセグメント利益から。全社の営業利益 497 億円に合わせて調整 +7 億円。

アフリカ

アフリカの建築用・自動車用塗料。長く赤字だったが黒字化した。

数量出荷量(百万リットル)価格1リットルあたり単価(ドル、150円/ドル固定換算・物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 175 2.00 526 62
10 年後 中立 254 2.68 1,022 123

取り方:セグメント売上 518 億円を 1.0153 倍して 526 億円。普及価格帯が中心で 2.0 ドル/L と置いた。 益率は公開のセグメント利益から。全社の営業利益 497 億円に合わせて調整 +7 億円。

リスクと懸念

欧州事業の立て直しの遅れ

2017年に買ったヘリオスの益率は、9年たっても1桁前半にとどまる。ドイツ工場の閉鎖後も、構造改革「True Color」の費用や、トルコのインフレ、欧州の需要不振が重くのしかかる。立て直しが長引けば、のれんの減損も視野に入る。 会社は2026年度に欧州の改革で約70億円の特別損失を見込むが、これで終わる保証はない。

自動車の電気化と国内の人口減

電気自動車は車体の作りと塗装工程を変え、塗料の使い方が減る可能性がある。国内は人口減で車の台数が細り、日本セグメントは数量が横ばいから微減になる。祖業の稼ぐ力が長期でどこまで保てるかが問われる。 欧州に頼らず日本・インドで利益を稼げる構造だが、国内の数量が細れば全体の底が下がる。

インド建築用の競争と低価格品への移行

インドの建築用塗料は、アジアンペイント、バーガー、2024年に参入したバーラ・オーパスなどが争う。買い手が低価格品へ移り、子会社の利益率を押し下げた。シェアを失えば、インドの成長の前提が崩れる。 人口増と所得増の追い風があるぶん、競争も激しくなりやすい市場である。

新興国の通貨と物価

アフリカやトルコでは、現地通貨の下落と物価の急上昇が、円換算の利益を大きく揺らす。2026年3月期にアフリカは黒字化したが、過去は赤字の年が続いた。通貨危機が重なると、利益が一気に減る。 円換算では、為替の変動がさらに利益を揺らす。

原料価格の変動

樹脂・顔料・溶剤は石油や酸化チタンの値動きの影響を受ける。値上げが遅れると、数か月から数四半期にわたって益率が低下する。2026年3月期の営業利益が減ったのも、原材料高と人件費増の影響が大きい。 値上げが通る間は問題ないが、需要が弱いときは転嫁が難しい。

資本政策の方針転換

大型M&Aをしないとの方針は現中計の間だけで、次の中計で変わる可能性がある。アクティビストが5%超を持つため、株主還元の圧力は強まる一方、成長投資が削られる恐れもある。 株主還元の水準は、その時の中計に左右され、一度上げても下げられる。

今後の分かれ目

欧州のセグメント利益が100億円に近づいたら
全社の営業利益が600億円台に乗り、強気側の確率を上げてよい。欧州の益率と費用の出方を確かめる。
欧州の構造改革が2027年3月期以降も追加の特別損失を出し続けたら
欧州の黒字化が遠のくので、やや悲観の確率を上げる。のれんの減損の可能性も見る。
インドの建築用でシェアを失い、子会社の営業利益が100億円を下回ったら
インドの成長が止まる筋書きに近づくため、やや悲観側へ重みを移す。
自社株買いと配当が計画どおり続き、純有利子負債が減ったら
資本政策への評価が高まり、中立〜やや楽観の確率を保てる。
電気自動車の普及で、国内・インドの自動車用塗料の量が減り始めたら
自動車用の長期の数量を下方修正する。
大型M&Aの方針が変わり、再び買収に動いたら
資本の使い方への評価が崩れるので、確率を悲観側へ寄せる。

見ておくもの

  • 欧州セグメントの益率と構造改革費用の追加の有無
  • インド子会社(カンサイ・ネロラック)の建築用シェアと営業利益
  • アフリカのセグメント利益と現地通貨
  • 自社株買い・配当の実績と純有利子負債の推移
  • 国内・インドの自動車生産台数と電気自動車の比率
  • アクティビスト(シルチェスター)の提案内容

倍率と資本コストの決め方

今の株価と今のPER・PBRは最後に比べただけで、筋書きには寄せていない。5地域を出荷量(実質)×単価(物価込みの名目)で積み、単価は中立で10年1.34倍に置いた。利払いは借り換えの分(10年で−36億円)を純利益に入れた。資本コストは基本7.5%+quality 0.25%の7.75%。同じ領域の日本ペイントは世界最大級の中国の建築用が堀で、同じ堀を持たない当社の倍率はやや低めに置くのが筋だ。上限の割合は中立0.85、やや楽観・楽観0.9とし、やや悲観はROEがkを上回るので1÷kの下限に置いた。悲観は稼ぐ力と自己資本で置き、過去のPBRの底からは置いていない。純有利子負債は時価総額の約3割なのでEV÷営業利益も確かめ、いずれも20倍を下回る。今期の純利益は欧州の改革費用で下振れているため、PERの高さだけで割高とは言わない。賃借は店舗が少なく影響は小さいが、2028年3月期から新リース会計で純有利子負債が増える形になる。10年後の数字は家賃を営業費用に入れた今の形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.25%(自動車の循環)を足して 7.75%。自動車の景気に連動する塗料会社として普通の位置で、堀は普通(残る割合 1/2)。欧州の立て直しの難しさは k に足さず、やや悲観・悲観の確率と筋書きで表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.75% → 7.00%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 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+33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 関西ペイント セグメント別の売上・利益(有価証券報告書の集計)
  2. 関西ペイント 中期経営計画・戦略説明会資料の要約
  3. 関西ペイント 配当・自社株買い

分析日 2026-10-16