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AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

トリケミカル研究所 4369

半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,821 円917 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,982 円969 億円差 −5.4%
10 年後から見ると 適正 価値 2,821 円917 億円 · 差 −5.4% · 期待の年率 +6.3%
期待の年率リターン(10 年)+6.3%資本コスト比 −1.2 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

トリケミカル研究所は、半導体の回路をつくる工程で使う超高純度の薬品の専門メーカーだ。筆者の結論は、会社は一流だが、本質価値は今の時価総額の3分の2ほどで、割高である。理由は単純で、利益が伸びても、稼いだ金がたまって資本の効率が10%前後まで下がるからだ。

稼ぎの源は、半導体メーカーの製造ラインに組み込まれた材料にある。純度は99.9999%以上、品種は約2000。大手が採算を取りにくい少量多品種を、顧客と共同で開発する。一度ラインに入れば簡単には替わらない。営業利益率は25%前後を保ち、2026年1月期は売上が26%伸びた。

伸びの背景はAIだ。メモリーや先端ロジックは回路が細く、積み重ねが増え、薄膜の材料が使う量も種類も増える。会社は南アルプスに新工場を建て、中国にも合弁を作った。

懸念は3つある。1つは顧客の集中と中国の自国調達。2つ目は半導体の景気の波。3つ目は利益の一部を韓国の関連会社の持分法益に頼る点だ。最終需要の見通しは明るいが、10年で見れば、中国と韓国の地場勢が追い上げる。

筆者は事業を高く評価する。それでも本質価値を決めるのは、事業の伸びではなく、投じた資本に対する稼ぎである。たまる現金を使い切れなければ、その稼ぎは薄まっていく。

バリュー投資の観点から

事業としては、持ち続けたい部類に入る。ラインに組み込まれた消耗品で、使う量は半導体の成長とともに増える。顧客にとって、材料のコストは小さいが、失敗した時の損は大きい。この非対称が、値段より品質を優先させ、会社の利益率を守っている。

問題は、10年後の姿である。会社は利益の約8割を手元に残す。それを新工場に使えるうちはよい。しかし、使い道がなければ、現金として眠り、資本の効率が下がる。筆者の見立てでは、10年後の利益は今の1.5〜2倍になる。それでも、自己資本は2.5倍にふくらみ、資本に対する稼ぎは10%前後まで落ちる。

安全域は、薄い。今の値段は、AIの追い風が10年続き、会社がシェアを守り、しかも高い利益率を保つことを前提に近い。1つでも崩れれば、本質価値は今の半分以下に沈む。逆に、全てがうまくいっても、今の値段を大きく超える余地は小さい。

経営への見方は穏やかに好意的だ。財務は堅く、無理な買収をしない。ただ、持分法益に頼る度合いを下げ、株主への還元をもう少し厚くすれば、評価は上がる。バリュー投資の目では、良い会社を適正な値段で買うことが大事で、この値段ではまだ待ちたい。

何で稼ぐ会社か

事業は、半導体の薄膜をつくる材料の供給だ。売上の大半はシリコン半導体向けで、ALD・CVDという、原子を1層ずつ積んで膜をつくる工程の原料(前駆体)や、回路を削るエッチング用の材料が中心になる。膜の種類ごとに化合物が違い、新しい回路構造が出るたびに新しい材料が要る。

このため品種が多い。少量でも、顧客の試作段階から相談を受けて作る。売る相手は、台湾の商社TOPCO Scientificや日本エア・リキード、中国のメモリーメーカー系の会社などで、最終の顧客は世界の主要な半導体メーカーである。海外の売上は約8割を占める。

残りは、光ファイバーの母材向け、化合物半導体向け、コーティング用、特殊な試薬、それに成膜のデモ受託などだ。半導体より小さいが、景気の波は別で、全体の振れをならす役目がある。

会社は連結のほかに、韓国のSK Tri Chemに35%を出資している。パートナーは韓国のSKグループの材料会社で、現地の半導体メーカーに向けて前駆体を作る。この利益は持分法益として営業外に入り、経常利益の1〜2割に当たる。2026年1月期は、売上が約239億円、営業利益が約59億円だった。

工場は山梨県が中心で、2025年に南アルプス新工場を設けた。自前で作る力を増やし、国内で新材料を立ち上げやすくした形だ。中国の合肥安徳科銘(ADChem)とは合弁を決め、現地向けの次世代前駆体を作る計画である。出資は33%と少数にとどめた。

優良さと弱いところ

堀は、顧客のラインに入った後の切り替えにくさにある。膜の材料は、わずかな不純物でも歩留まりを落とす。顧客は材料を替えるたびに長い評価をやり直す。だから既存品は簡単に奪われない。会社も、顧客と共同で開発する段階から入り込んでいる。

この堀は独占ではない。競合にはドイツのMerck、米国のEntegris、日本のADEKA、仏のAir Liquideなどの大手がいる。大手は量を取る事業が得意で、少量多品種は手薄になる。会社が勝っているのは、その隙間である。

値決めの力は中くらいと見る。2025年から2026年にかけてはコスト上昇分の値上げが通った。ただ顧客は大手で、複数の仕入れ先を持つのが普通だ。強気に値上げすれば、第2の供給元に振られる。

資本効率は高い。営業利益率は直近10年で25〜28%の年が多く、自己資本比率は約77%、純現金だ。ただ、今のROEは15%まで下がっている。利益の割に自己資本が太ったためである。

弱みは3つある。主力が事実上1つの製品群であること。顧客と商社の集中。それに、利益の質のばらつきだ。持分法益は会社が経営を握れず、原材料高で2027年1月期の当初予想では大きく減る見通しだった。経営陣は技術に強いが、中期計画の営業利益率25%という目標は、むしろ控えめに見える。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

半導体材料は、需要の山にいる。AIデータセンター向けのメモリーと先端ロジックの投資が、材料の使用量を押し上げている。半導体材料全体の市場は、2030年に700億ドル規模になるという見方がある。会社の領域に近い、High-kと金属の前駆体の市場は、2024年の約6.6億ドルから2033年に約11.5億ドルへ伸びるとされる。

伸びの理由は、回路の微細化と積層だ。回路が細く、高く積まれるほど、薄膜の工程が増える。1枚のウエハーに使う前駆体の量と種類は、世代ごとに増える。この数量の伸びは、ウエハーの面積の伸びより速い。ただし、半導体の投資は2〜4年周期で山と谷をつくる。AIという新しい柱があっても、波そのものは消えない。

競争の形は変わりつつある。中国は、メモリーメーカーのCXMTを筆頭に、材料の自国調達を進めている。韓国でも地場の材料メーカーが育った。会社は中国の合弁と、韓国のSK Tri Chemで、現地に根を下ろす手を打っている。ただ、現地の合弁は、技術の移転と引き換えの面もある。

筆者がいちばん気にするのは、中位グレードの材料だ。最先端の材料は、顧客との共同開発が要り、追随に時間がかかる。しかし、枯れた品種は、中国の安い材料にじわじわ置き換わる。10年の間に、会社の売上に占める最先端品の比率をどれだけ高められるかが、勝負になる。

資本政策と M&A

資本政策は、内部にためる色が濃い。配当は据え置きが続き、利益に対する配当の割合は約2割にとどまる。自社株買いの記録は見当たらない。配当は安定して続けるが、基本は、事業の拡大と体質の強化に回す方針である。

その中で大きいのが設備投資だ。2026年からの中期計画では、3年で約120億円を投じる。南アルプス新工場の立ち上げと、エッチング用の新材料が中心である。会社の営業利益は約60億円だから、設備投資の負担は軽くない。それでも自己資本が厚いので、借金は要らない。

M&Aは少ない。買収で規模を広げるより、韓国と中国の合弁で現地に出る道を選んだ。2025年に決めた中国のADChemとの合弁は、出資が33%と小さい。技術を渡すリスクはあるが、現地の需要を確実に取れる。

一方で、株主から見れば、使い道に乏しいお金がたまり続ける点が課題だ。会社が自分で再投資しても、新しい投資の稼ぎは過去より薄くなる。還元の割合が今後どう変わるかを、筆者は重く見る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

AIの需要はまだ序盤だ。メモリーは積層が増え、先端ロジックは回路の構造が変わる。どちらも、薄膜とエッチングの材料の使用量を大きく押し上げる。会社が持つ前駆体は、その中心にある。今回の上方修正でも、中国と台湾向けの出荷が想定を超えたことが理由だった。

会社の強みは、顧客との共同開発にある。試作の段階から入り込むので、量産が始まれば自社の材料がそのまま採用される。南アルプスの新工場は、新しいエッチング材料の立ち上げに合わせて作られた。能力が増えれば、取れる注文が増える。

利益率の面でも期待できる。中期計画は営業利益率25%程度の維持を掲げるが、直近は24〜28%で動いてきた。新材料は付加価値が高く、混ぜる比率が上がれば、率は計画を上回る。値上げが通る環境も続く。

中国の合弁は、リスクではなく保険だ。現地の自国調達が進んでも、現地の合弁を通じて売上を確保できる。韓国のSK Tri Chemも、原材料高の一巡後は利益が戻る。

資本の面でも、手元に厚い資金があるから、需要の山で動ける。投資の機会を逃さない。配当を引き上げる余地もある。10年で、利益が今の3倍近くになる筋書きは、十分に現実的だ。

慎重な見方

まず、利益がどれだけ顧客の事情に左右されるかを見るべきだ。売上の主な窓口は、商社と、中国のメモリーメーカー系の会社だ。この顧客が内製に切り替えたり、地場の材料メーカーに振ったりすれば、売上は一気に減る。

次に、中国と韓国の地場勢が追い上げる。枯れた品種は、安い材料への置き換えが進む。顧客は、複数の供給元を持つのを好む。会社が値上げを通せたのは、需要が強い間だけだ。需要の波が反転すれば、値下げ圧力は一気に強まる。

会社の利益には、半導体投資の山の分が乗っている。2026年1月期の高い利益率は、増産の山の分を含む。波が引けば、率は20%を割ってもおかしくない。2024年1月期には、営業利益が前の年の6割近くに落ちた。

持分法益も当てにできない。SK Tri Chemは、原材料高で当初の予想は大幅な減益だった。会社が経営を握れず、配当で出てくる額も読みにくい。

最後に資本の問題がある。会社は利益の8割をためるが、使い道がなければROEは10%を割る。高い倍率を支える根拠が薄い。しかも今の値段は、AIの追い風が長く続く前提に近い。外れた時の下げが大きい。

どちらに重みを置いたか

筆者は、慎重な見方を少し強いとみた。事業の質は強気の見方の通りだが、値段の前提が重い。10年で見ると、利益は伸びても、自己資本の伸びがそれを上回り、ROEが落ちる。倍率を支える資本の効率が弱くなる。

確率は、中立を3割強に置き、下側を上側よりわずかに厚くした。顧客の集中と中国の自国調達は、一度起きると戻りにくい。一方、上側は、新材料の採用が進むという、会社自身が動かせる要素が多く、薄くはしなかった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/01 期)

確率で加重した株価時価総額 4,801 円1,560 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 706 円229 億円)。 今の値に割り戻すと 2,821 円917 億円、今との差 −5.4%、 期待の年率 +6.3%(資本コスト 7.5%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 11% 8,795 円2,858 億円 1,025 円333 億円 +229.3% +12.7% 1,080 円351 億円
やや楽観 22% 6,913 円2,246 億円 877 円285 億円 +161.2% +10.1% 1,714 円557 億円
中立 32% 5,580 円1,813 億円 772 円251 億円 +113.0% +7.9% 2,033 円661 億円
やや悲観 22% 1,976 円642 億円 569 円185 億円 −14.7% −1.6% 560 円182 億円
悲観 13% 713 円232 億円 215 円70 億円 −68.9% −11.0% 121 円39 億円
加重平均100% 4,801 円1,560 億円706 円229 億円 +84.7% +6.3% 5,507 円1,790 億円

今の株価時価総額 2,982 円969 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 11% AIの追い風が続き、新材料で率も上がる 利益 156 億円 · PER 18.1 倍 · 株価時価総額 8,795 円2,858 億円

AIとメモリーの積層が想定以上に進み、薄膜とエッチングの材料の使用量は10年で実質8割増える。会社は南アルプスの新材料で採用を広げ、シェアは1ポイント伸びる。付加価値の高い品の比率が上がり、営業利益率は28%に乗る。値上げも通り、価格は物価をわずかに上回る。

韓国のSK Tri Chemの利益も戻り、持分法益は今の倍以上になる。中国の合弁は現地の需要を確実に取り込み、保険の役目を果たす。会社は配当を少しずつ上げるが、利益の7割は手元に残す。

結果として、利益は今の約3倍になる。ただ、自己資本も厚くなり、ROEは14%どまりだ。

  • Si半導体向け薄膜・エッチング用高純度材料:数量 2.9(世界の市場規模(億ドル、実質)× 会社のシェア)× 価格 1.40(値段の指数(今=1.0、物価込みの名目))→ 売上 614 億円・営業利益 172 億円。市場1.8倍・シェア6.5%・価格1.4倍
  • ファイバー・化合物半導体・コーティング・試薬ほか:数量 0.3(関連市場の規模(億ドル、実質)× 会社のシェア)× 価格 1.40(値段の指数(今=1.0、物価込みの名目))→ 売上 66 億円・営業利益 13 億円。数量1.4倍・価格1.4倍

倍率:事業の純利益 156 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.4% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.1 倍。全体の PER 18.13 倍、時価総額 2,828 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AIの需要は本物だが、10年の間に、利益率とシェアの両方が上がる条件は厳しい。顧客集中と競合の追い上げがあるため、上側は薄めに置いた。

やや楽観 22% 需要は強いが、率はほぼ計画どおり 利益 124 億円 · PER 17.7 倍 · 株価時価総額 6,913 円2,246 億円

需要はAI主導で強く、市場は実質で6割強伸びる。会社のシェアは小さく上がり、営業利益率は27%と、計画の25%をやや上回る水準で落ち着く。価格は物価を少し上回る。

中国の自国調達は進むが、最先端品は会社が守る。SK Tri Chemも戻る。会社は設備投資を続け、能力は増えるが、利益はそれに見合って伸びる。南アルプス新工場も計画どおりに立ち上がり、エッチング用の新材料が売上に積み上がる。値上げも、コスト上昇の範囲で通り続ける。

利益は今の約2.3倍まで増える。ROEは12%ほどで、資本コストを4ポイントほど上回る。

  • Si半導体向け薄膜・エッチング用高純度材料:数量 2.5(世界の市場規模(億ドル、実質)× 会社のシェア)× 価格 1.37(値段の指数(今=1.0、物価込みの名目))→ 売上 509 億円・営業利益 137 億円。市場1.65倍・シェア6.0%・価格1.37倍
  • ファイバー・化合物半導体・コーティング・試薬ほか:数量 0.3(関連市場の規模(億ドル、実質)× 会社のシェア)× 価格 1.36(値段の指数(今=1.0、物価込みの名目))→ 売上 60 億円・営業利益 11 億円。数量1.3倍・価格1.36倍

倍率:事業の純利益 124 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.4% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.6 倍。全体の PER 17.65 倍、時価総額 2,189 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:需要の伸びと、新材料の採用が進む筋書き。会社が自分で動かせる要素が多いので、やや厚めに置いた。

中立 32% 需要は伸び、シェアと率は保つ 利益 101 億円 · PER 17.2 倍 · 株価時価総額 5,580 円1,813 億円

市場は実質で5割強伸びる。年にならせば4〜5%だ。会社のシェアは5.5%を保ち、価格は物価並みに上がる。営業利益率は、計画が掲げる25%にほぼ近い26%で落ち着く。ファイバーなどのその他事業は、実質で3割弱伸びる。

波は途中で来る。メモリー在庫の調整が数年に1度は起きるが、均すと上の姿になる。中国の自国調達で中位品は削られるが、新材料がそれを埋める。持分法益は、SK Tri Chemの原材料高が一巡して、今の約1.7倍に戻る。

配当の割合は少しずつ上がり、利益の3割ほどになる。残りは新工場などに回る。利益は今の約1.8倍、ROEは10%台前半に落ちる。

  • Si半導体向け薄膜・エッチング用高純度材料:数量 2.1(世界の市場規模(億ドル、実質)× 会社のシェア)× 価格 1.34(値段の指数(今=1.0、物価込みの名目))→ 売上 428 億円・営業利益 111 億円。市場1.55倍・シェア5.5%・価格1.34倍
  • ファイバー・化合物半導体・コーティング・試薬ほか:数量 0.3(関連市場の規模(億ドル、実質)× 会社のシェア)× 価格 1.34(値段の指数(今=1.0、物価込みの名目))→ 売上 58 億円・営業利益 10 億円。数量1.28倍・価格1.34倍

倍率:事業の純利益 101 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.5% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.2 倍。全体の PER 17.15 倍、時価総額 1,732 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:市場の中心的な見通しと、シェア・利益率の維持を組み合わせた落としどころ。

やや悲観 22% 中国の自国調達でシェアが細る 利益 57 億円 · PER 9.5 倍 · 株価時価総額 1,976 円642 億円

需要は伸びるが、会社は取り分を失う。中国のCXMTなどが地場の材料メーカーから仕入れを増やし、会社のシェアは5.5%から5%を割る。値段は、競争で物価に届かず、10年で2割強の上昇にとどまる。

営業利益率は、波の谷が深くなり、20%まで下がる。南アルプス新工場の減価償却も重い。SK Tri Chemも、韓国の地場勢に押されて利益が伸びない。会社は新材料で穴を埋めようとするが、中位品の置き換えの速さに追いつかない。主要顧客は複数の供給元を持つ方針を強め、会社への発注の比率を下げる。

利益は今とほぼ同じ水準で10年が終わる。ためた現金は積み上がり、ROEは7%台に落ちる。資本コストに届かないので、倍率も大きく下がる。

  • Si半導体向け薄膜・エッチング用高純度材料:数量 1.6(世界の市場規模(億ドル、実質)× 会社のシェア)× 価格 1.22(値段の指数(今=1.0、物価込みの名目))→ 売上 296 億円・営業利益 59 億円。市場1.35倍・シェア4.8%・価格1.22倍
  • ファイバー・化合物半導体・コーティング・試薬ほか:数量 0.3(関連市場の規模(億ドル、実質)× 会社のシェア)× 価格 1.25(値段の指数(今=1.0、物価込みの名目))→ 売上 49 億円・営業利益 6 億円。数量1.15倍・価格1.25倍

倍率:ROE 約 7%で k 7.5% に届かない。ためた利益は額面未満の価値なので PER の上限は 1÷k の 12.5 倍。シェアを失い成長が止まるため、そこからさらに下げて 9.5 倍に置いた。

確率:中国・韓国の地場勢の追い上げは、一度進めば戻りにくい。顧客の集中を考えると、やや楽観より少し厚く置いた。

悲観 13% 顧客を失い、主力が普通の材料に落ちる 利益 6 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 713 円232 億円

顧客が内製や地場の材料に切り替え、会社の主力は普通の材料に落ちる。世界の市場が実質で1割増えても、会社のシェアは2.8%まで縮む。値段は物価に届かず、10年で5%の上昇にとどまる。営業利益率は6%まで下がる。

その他の事業も、光ファイバーの需要の鈍りで数量が1割減る。南アルプス新工場は能力が余り、減価償却が重荷になる。会社は設備の一部を減損し、自己資本が目減りする。

持分法益も細り、会社はほぼ赤字すれすれで10年が終わる。ただ、純現金とSK Tri Chemの持分、設備の売却価値は残り、価値の下支えになる。

  • Si半導体向け薄膜・エッチング用高純度材料:数量 0.8(世界の市場規模(億ドル、実質)× 会社のシェア)× 価格 1.05(値段の指数(今=1.0、物価込みの名目))→ 売上 121 億円・営業利益 7 億円。市場1.1倍・シェア2.8%・価格1.05倍
  • ファイバー・化合物半導体・コーティング・試薬ほか:数量 0.2(関連市場の規模(億ドル、実質)× 会社のシェア)× 価格 1.10(値段の指数(今=1.0、物価込みの名目))→ 売上 33 億円・営業利益 1 億円。数量0.9倍・価格1.1倍

倍率:稼ぐ力ではなく売れる資産で測る。純現金、SK Tri Chem の持分、設備・在庫の売却価値の税後を床とし、今の自己資本 362 億円に 0.64 倍を掛けた。

確率:主要な顧客を失い、技術の優位も後退する複合の筋書き。起きにくいが、小さい会社で顧客が偏るため、10%を超える確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

Si半導体向け薄膜・エッチング用高純度材料

ALD・CVDの前駆体、High-k、金属膜、エッチング用など、半導体の製造ラインに入る材料。全社の約9割弱。

数量世界の市場規模(億ドル、実質)× 会社のシェア価格値段の指数(今=1.0、物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/01 1.4 1.00 206 56
10 年後 中立 2.1 1.34 428 111

取り方:Si半導体向けの薄膜・エッチング用高純度材料の世界市場を約25億ドル(High-k・金属前駆体の約6.6億ドルに、ほかの前駆体とエッチング材を足した筆者の推定)とし、会社のシェアを5.5%とおいて、150円で換算すると約206億円になる。会社は単一セグメントで内訳を開示しないので、売上の9割弱と推定した。営業利益率は全社並みの27%前後。数量は実質、価格は物価込みの指数。 数量は市場の実質成長(物価を除く)× シェアで、物価は価格の指数に別に入れている。

ファイバー・化合物半導体・コーティング・試薬ほか

光ファイバー母材用、化合物半導体用、コーティング用、特殊試薬、成膜のデモ受託の集合。全社の約1割強。

数量関連市場の規模(億ドル、実質)× 会社のシェア価格値段の指数(今=1.0、物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/01 0.2 1.00 34 8
10 年後 中立 0.3 1.34 58 10

取り方:光ファイバー用・化合物半導体用・コーティング用などの関連市場を約5億ドルとおき、シェアを4.5%と推定して、150円で換算すると約34億円。会社は区分別の利益を開示しないため、利益率は半導体向けより低い2割台前半と推定した。全社の営業利益59億円には本社費などの調整約5億円が入る。

リスクと懸念

顧客と商社の集中

売上の窓口は、台湾の商社や日本エア・リキード、中国のメモリーメーカー系の会社など、少数に偏る。最終顧客は半導体の大手だが、どこか1社が投資を止めたり、供給元を切り替えたりすれば、売上が大きく動く。

中国・韓国の地場勢の追い上げ

自国調達が進むと、中位グレードの材料から置き換わる。最先端品は共同開発の壁があるが、10年でその壁は低くなる。合弁は現地の需要を取る手だが、技術を渡す面もある。

半導体投資の波

半導体は2〜4年周期で投資が増減する。AIという新しい需要があっても、在庫調整は起きる。2024年1月期には営業利益が大きく落ち込んだ。山の利益率を、そのまま10年先に延ばすのは危うい。

持分法益のぶれ

韓国のSK Tri Chemの利益は経常利益の1〜2割に及ぶ。会社が経営を握れず、原材料高や価格下落で大きく動く。2027年1月期の当初予想では、これが減益の主因だった。

資本がたまり、効率が落ちる

配当は利益の約2割で、自己資本は厚くなる一方だ。使い道がなければ、ROEは下がる。設備投資は3年で約120億円と重く、投資の稼ぎが期待を下回れば、株主の取り分は目減りする。

新工場の立ち上げと原材料

南アルプス新工場の稼働が遅れれば、減価償却だけが先に出て、利益率が下がる。原材料の値上がりを価格に移せない時は、利益を直接削る。

今後の分かれ目

2027年1月期の営業利益率が25%を超えて保たれたら
楽観側の確率を上げてよい。新材料の混ぜる比率が上がっている証拠になる。
中国のメモリーメーカー系の売上が急に減ったら
自国調達の進みが速いサインだ。やや悲観・悲観の確率を上げる。
会社が配当や自社株買いを大幅に引き上げたら
たまる現金の問題が和らぐ。中立のROEの見方を上方に直せる。
SK Tri Chemの持分法益が回復したら
経常利益の質が上がる。中立の純利益の比を見直す材料になる。
南アルプス新工場が計画通りに稼働したら
エッチング材料の売上が積み上がる。利益率の下ぶれ懸念が減る。
半導体の投資が急に冷えたら
在庫調整で売上が落ちる。やや悲観側に重みを移す。

見ておくもの

  • 四半期の営業利益率と、中国・台湾向けの出荷の動き
  • 南アルプス新工場の稼働と、エッチング用の新材料の採用
  • SK Tri Chem の持分法損益
  • 配当・自社株買いの方針の変更
  • 中国の自国調達の進み(CXMT など)

倍率と資本コストの決め方

数量は世界の市場規模(実質)× 会社のシェア、価格は物価込みの名目の指数(中立で 10 年 1.34 倍)で売上を積み、利益率は事業の構造から置いた。倍率は式(正当化 PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)、k 7.5%、g 4.5%、残る割合 1/2)の上限の 8 割(中立)に置き、今の PER や過去の PER は使っていない。今の株価は最後に比べただけで、寄せていない。本質価値が今の時価総額を下回るのは、利益が伸びても留保が厚く、10 年後の ROE が 10% 台前半に下がり、資本コストとの差が小さいため。純現金は 36 億円(時価総額比 3%)で余った現金としては分けない。10 年の自己資本は今+純利益の合計−還元の合計で積んだ。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 15→18.13 倍・やや楽観 PER 13.4→17.65 倍・中立 PER 11.9→17.15 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.5% を足して 8.0%。持分法益のぶれ・中国の自国調達などの個別のリスクは k に足さず、筋書きの利益率と確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 7.50%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. トリケミカル研究所 2026年1月期 決算短信
  2. トリケミカル研究所 中期経営計画の発表(2025年3月)
  3. トリケミカル研究所 特集ページ

分析日 2026-10-19