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AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

日本化学産業 4094

受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,481 円289 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,164 円422 億円差 −31.6%
10 年後から見ると 割高 価値 1,481 円289 億円 · 差 −31.6% · 期待の年率 +2.2%
期待の年率リターン(10 年)+2.2%資本コスト比 −5.5 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

日本化学産業は、ニッケル・銅・スズなどの金属を薬品に仕立てる、従業員 450 人ほどの小さな化学会社だ。売上の 86% が薬品で、残りが住宅の建材である。筆者の結論は「割高」。純現金は厚いが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を払いすぎている。

足もとの利益は膨らんで見える。営業利益 34 億円のうち 15 億円ほどは、住友金属鉱山から請け負っていた電池材料の加工賃だった。この受託は 2026 年 8 月に終わり、会社は今期の営業利益を 13 億円に落とす。受託を除いた実力は 20 億円前後と筆者は見る。

伸びる芽はある。AI 半導体の基板に使う銅・ニッケルの化合物、積層コンデンサ向け、タイ工場の増強だ。EV 電池のリサイクルも、実証設備が動き出した。ただ、薬品は顧客の仕様に合わせる小口の商売で、値上げの力は強くない。

いちばんの論点は資本の使い方だ。自己資本の利益率は 4〜5% で、資本コストに届かない。そこへ 5 年で 200 億円の投資を重ねる。当たれば目標の 50 億円に近づくが、外れれば現金が眠る設備に変わる。

10 年後の中立の時価総額は 280 億円。配当を足しても、今の値段を年 1% ほどしか上回らない。確率で重みづけた本質価値は、今の時価総額より 4 割ほど低い。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「持ち続けたい事業」とまでは言えない。金属を精製し直す技術は本物だが、利益の持続性が読みにくい。受託という大きな柱が、顧客の方針ひとつで消えた事実は重い。

問題は値段ではなく、資本の使い方だ。株主のものになる利益、つまり設備の更新に使う分を引いた利益は、過去 10 年を通じて年 20 億円前後だった。それに対して、自己資本は 500 億円を超える。稼ぎの 25 倍の元手を抱え、利益率が低い。このまま現金をためれば価値は伸びない。

会社は今、その現金を 200 億円規模の投資に動かそうとしている。バリュー投資家が見るのは、その使い道が資本コストを上回る稼ぎを生むかどうかだ。リサイクル事業は、国策に乗る分野で、可能性はある。だが商業化はこれからで、証拠がない。

安全域は、現金が厚い点にある。仮に投資が全部外れても、会社は傾かない。ただし、それは「損をしない」ことであって、「得をする」ことではない。筆者が割高と見るのは、その差を今の値段がまだ織り込んでいないためだ。

中計の目標が実現して初めて、この会社は割安の候補に入る。それまでは、結果を見るまで待つ構えが似合う会社だと筆者は考える。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は薬品で、売上の 86% を占める。金属を酸などで溶かし、純度の高い塩や酸化物にして、めっき薬品や電子部品の材料として売る。スルファミン酸ニッケルは、電気めっきでニッケルの膜をつくる基本の薬剤だ。酸化第二銅やスズの化合物は、プリント基板や半導体のパッケージ工程に使われる。顧客は電子部品、基板、触媒、電池のメーカーで、小ロットを多品種で納める。

薬品には、もう一つの顔があった。電池正極材(NCA)の製造受託だ。住友金属鉱山から原料を預かり、加工して返す。売上は加工賃だけで、2025 年度は 50 億円、営業利益は 15 億円ほどと筆者は推定する。これが 2026 年 8 月で終わる。

建材は売上の 14%。戸建て住宅の軒天に付ける防火通気見切縁が主力で、都市部ではトップシェアと会社は説明する。火災の熱で中の発泡材がふくらみ、屋根裏への延焼を 30〜60 分抑える。国の大臣認定が参入の壁になっている。

海外は売上の 19%。タイの子会社が酸化銅やニッケルめっき液を現地で作り、日系の基板・自動車メーカーに売る。計画では、この工場の生産量が 2028 年度に 2024 年度の 1.6 倍になる。

優良さと弱いところ

堀は、深くはないが、いくつかある。一つは、金属を溶かして精製し直す技術だ。不純物を除く工程は、鉱山由来の原料にもリサイクル原料にも使える。もう一つは、小ロットの特注に応じる小回りだ。大手が相手にしない量の注文を、顧客と組んで仕様から詰める。

ただ、値付けの力は強くない。会社自身が「一部の薬品がコモディティ化した」と認めている。ニッケル塩の分野にはメルテックス、国産化学、JX 金属商事など競合が多く、顧客は複数社から買える。受託の終了も、顧客が方針を変えただけで一社分の利益が消えるという、この会社の弱さを見せた。

資本の効率は低い。自己資本利益率は過去 10 年の中央値が 5% 台で、資本コストを下回る。理由は単純で、自己資本の 8 割以上が現金と設備で、純現金だけで時価総額の 4 割近くある。稼ぎに対して、元手を寝かせすぎている。会社も 2030 年に 8% を目標に掲げ、課題と認めている。

財務は固い。自己資本比率は 82%、赤字の年はこの 20 年ない。大株主は取引先の持株会が 11.5% で、取引先や従業員の持分が全体の 5 割近い。経営が乱暴に動く会社ではない。守りは堅いが、攻めの収益力はまだ証明されていない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

この会社の市場は、金属化合物の小さなニッチを寄せ集めたものだ。業界ノートの見方では、汎用の薬品は中国との競争で名目の伸びが物価並みにとどまる。電池・電子・化粧品向けの特殊品は名目で年 5〜7% 伸びる。数量にすると、汎用は横ばい、特殊品は年 2〜4% が目安だ。

会社が狙うのは特殊品の側だ。AI 半導体の後工程では、銅やニッケルの化合物の使用量が増える。国際エネルギー機関はニッケルの需要を年 2〜5%、銅も同程度の伸びと見る。MLCC(積層コンデンサ)や、PFAS 規制に対応するフッ素フリーのめっき薬も追い風になる。

EV 電池の道は不透明だ。住友金属鉱山は正極材を NCA から NMC に切り替え、外部に出していた加工を自社に戻す方針を示した。受託の終了は、この流れの一部と筆者は読む。電池材料の需要が伸びても、その加工が日本化学産業に回るとは限らない。

一方で国は、レアメタルのリサイクルを経済安全保障の柱に据えた。経済産業省の認定を受けた会社には補助金が出る。使用済み電池からニッケル・コバルト・リチウムを取り出す技術は、国策の追い風を受ける。ただし、処理を集める力と規模で、大手の非鉄メーカーとの競争になる。

建材は、住宅の新設が人口減で細る。新製品でその分を補う構図だ。

資本政策と M&A

還元は、株主資本配当率(DOE)4% を目安に、配当を安定して出す方針だ。株主優待もあり、300 株以上で QUO カードが年 2 回届く。優待の費用は年 1 億円に届かないと筆者は推定する。配当の厚みと優待のおかげで、個人株主が増え、株価の下値を支えてきた。

会社の資金計画は、はっきりしている。2025〜2030 年に、設備と研究開発で約 200 億円を投じる。元手は年度末の現金 208 億円と、資産売却 130 億円だ。借入も使う。配当は 5 年で 90 億円を見込む。純現金 158 億円は、会社の計画ですでに使い道が決まっている。

投資の中心は、電池リサイクルの実証設備(31 億円)、その先の商業プラント、タイ工場の増強だ。M&A や提携も「積極的に検討」するとしている。小さな会社が 200 億円を動かすのは重い。成功すれば営業利益は 2030 年に 50 億円に近づくが、外れた時の減損は自己資本の 1 割を超えうる。

資産売却 130 億円の中身は、会社は明らかにしていない。取引先の株式の売却が含まれるなら、持ち合いの解消として歓迎できる。ただし配当の入る株を売れば、営業外の収益は減る。TOB については、取引先の持株が厚く、可能性は低いと見る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

受託が終わっても、基礎体力は落ちない。営業利益 34 億円のうち受託分が 15 億円としても、残り 20 億円前後が薬品と建材の実力だ。ここから、AI 半導体向けの銅・ニッケル化合物、MLCC 向け、PFAS フリーのめっき薬が積み上がる。会社の計画では、受託を除く薬品の数量が 2028 年度までに 2 割増える。

その先に、電池リサイクルがある。使用済み EV 電池が大量に出る時期に、ニッケル・コバルト・リチウムを取り出せる国内の会社は少ない。国は重要鉱物に補助金を出し、欧州は電池のリサイクル原料の使用比率を法で決めた。会社は 2030 年に営業利益 50 億円、うち新規事業で 25 億円を目標に置く。

財務の裏付けも厚い。純現金 158 億円、自己資本比率 82%。借金に頼らず投資でき、配当は DOE 4% で守られる。ROE の目標 8% が達成されれば、PER は 12 倍近くまで評価され、10 年後の時価総額は今の 1.3 倍を超える。受託の終了は一時の傷で、成長の入り口にすぎない。

慎重な見方

会社の説明を割り引く必要がある。今期の営業利益は 13 億円で、中計の最終年度でも 27 億円と、34 億円に戻らない。2030 年の 50 億円は、そのうち 25 億円を「新規事業」が担う。いま稼いでいない事業に半分を頼る計画は、読みの精度が低い。

受託が消えた事実は、この会社の薬品が顧客の方針ひとつで動く商売だと示した。住友金属鉱山は加工を内製に戻す。ほかの顧客も、同じ理由で去りうる。しかも、ニッケル塩は競合が多く、会社自身が一部の薬品の「コモディティ化」を認めている。中国の薬品メーカーが追い上げれば、値上げどころか物価並みの価格も取れない。

資本の使い方にも不安がある。ROE は 5% 前後で資本コストを割ったまま、5 年で 200 億円を新規事業へ投じる。リサイクルの商業化は、集荷から精製まで大手の非鉄メーカーと競う戦いだ。パイロットプラントは処理量が年 60 トンにすぎず、商業の規模とは 2 桁違う。外れれば、減損と低い収益のまま、現金が設備に変わるだけになる。

どちらに重みを置いたか

強いのは慎重な見方だ。薬品の値付けは弱く、投資の回収が証明されておらず、資本コストを稼げていない。強気の見方が頼る新規事業は、まだ売上すら立っていない。一方で、現金と固い財務が下を支え、AI 関連や建材の新製品は確かな芽だ。確率は中立を最大の 37% にしつつ、悲観側(やや悲観 25%・悲観 12%)を楽観側(やや楽観 19%・楽観 7%)より厚くした。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,738 円339 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 955 円186 億円)。 今の値に割り戻すと 1,481 円289 億円、今との差 −31.6%、 期待の年率 +2.2%(資本コスト 7.8%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 3,637 円709 億円 1,282 円250 億円 +127.3% +8.6% 344 円67 億円
やや楽観 19% 2,614 円510 億円 1,190 円232 億円 +75.8% +5.8% 723 円141 億円
中立 37% 1,853 円361 億円 1,057 円206 億円 +34.4% +3.0% 1,076 円210 億円
やや悲観 25% 853 円166 億円 769 円150 億円 −25.0% −2.8% 406 円79 億円
悲観 12% 729 円142 億円 462 円90 億円 −45.0% −5.8% 143 円28 億円
加重平均100% 1,738 円339 億円955 円186 億円 +24.4% +2.2% 2,692 円525 億円

今の株価時価総額 2,164 円422 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 7% 楽観:AI 向け薬品と電池リサイクルが立ち上がり、50 億円の目標を超えていく 利益 54 億円 · PER 13.2 倍 · 株価時価総額 3,637 円709 億円

AI 半導体の後工程で、銅とニッケルの化合物の使用量が急速に増える。タイ工場は増強が終わり、日系の基板メーカーの現地進出にあわせて数量を伸ばす。薬品の数量は 10 年で 2 倍近くになり、特注品の比率が高まって値段も物価を少し上回る。

電池リサイクルは、パイロット設備の結果が良く、商業プラントが動く。国の補助と、使用済み EV の増加が追い風になる。ブラックマスから取り出した金属が、電池材料として同社の薬品の原料にも回る。

営業利益は 70 億円台で、会社の 2030 年目標の 50 億円を超える。ROE は 8% 台に上がり、資本コストにほぼ届く。ここまで行って初めて、現金の厚みが活きたと言える。

  • 薬品(めっき薬品・電子材料用の金属化合物):数量 27.3(出荷量(千トン・推定))× 価格 19(1 千トンあたり売上(億円)。金属の相場と物価 3% を含む名目)→ 売上 521 億円・営業利益 78 億円。薬品 数量 1.95 倍・営業利益率 15%
  • 電池正極材の製造受託(2026 年 8 月で終了):数量 0.0(受託加工量(千トン・推定))× 価格 27(1 千トンあたり加工賃(億円)。名目)→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。受託は終了
  • 建材(防火通気見切縁ほか):数量 132(採用住宅(千戸・推定))× 価格 0.46(1 千戸あたり売上(億円)。名目)→ 売上 60 億円・営業利益 10 億円。建材 数量 1.1 倍・営業利益率 16%

倍率:事業の純利益 54 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.1% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.2 倍。全体の PER 13.23 倍、時価総額 709 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AI 向けの薬品が計画どおり伸び、電池リサイクルが商業化に成功し、利益が 70 億円を超える姿。会社の目標 50 億円を 10 年かけて超える筋書きだが、新規事業の実績がないので小さく置く。

やや楽観 19% やや楽観:薬品が伸び、リサイクルは小さく立ち上がる 利益 40 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 2,614 円510 億円

AI 向けと MLCC 向けの薬品が計画どおりに伸び、受託を除く数量は 10 年で 1.65 倍になる。値段は物価をわずかに上回る。リサイクルは小さな事業として立ち上がるが、利益への寄与は限られる。

建材は、新設住宅が人口減で細るなかで、非防火地域向けの見切縁と床下の防水水切りが数量を支え、横ばいから微増になる。営業利益率は 15% を保つ。

営業利益は 50 億円台前半で、中計の目標どおりに近づく。年 7〜8% の伸びが続く計算で、会社の計画をほぼ信じる形だ。ROE は 7% ほどで、資本コストにまだ届かない。優良化への途中の姿である。配当は DOE 4% を守り、利益が増えるぶん還元も増える。

  • 薬品(めっき薬品・電子材料用の金属化合物):数量 23.1(出荷量(千トン・推定))× 価格 19(1 千トンあたり売上(億円)。金属の相場と物価 3% を含む名目)→ 売上 432 億円・営業利益 58 億円。薬品 数量 1.65 倍・営業利益率 13.5%
  • 電池正極材の製造受託(2026 年 8 月で終了):数量 0.0(受託加工量(千トン・推定))× 価格 27(1 千トンあたり加工賃(億円)。名目)→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。受託は終了
  • 建材(防火通気見切縁ほか):数量 126(採用住宅(千戸・推定))× 価格 0.44(1 千戸あたり売上(億円)。名目)→ 売上 55 億円・営業利益 8 億円。建材 数量 1.05 倍・営業利益率 15%

倍率:事業の純利益 40 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.8% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.9 倍、時価総額 510 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:薬品の数量が計画に近く伸び、リサイクルは小さく立ち上がる。利益は 50 億円台。中計の最終年度 27 億円から、年 7〜8% の営業利益の伸びが続く姿。

中立 37% 中立:受託の穴を埋め、物価に実質の伸びが少し乗る 利益 28 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 1,853 円361 億円

受託の穴は 2〜3 年で埋まる。AI 向け・電子部品向けの薬品が数量で年 3% 台伸び、値段は物価並みに上がる。営業利益率は 12% 前後で、受託を除いた今の水準を保つ。

リサイクルとタイ工場の増強は、薬品の数量の伸びに織り込む。営業利益は 36 億円。今の 34 億円は受託の 15 億円を含むので、10 年かけて受託を除く実力が 2 倍近くに戻るという姿である。

建材は、新設住宅の減少を新製品で補い、横ばいで推移する。ROE は 5% 台のままで、資本コストを下回る。純現金は設備投資に変わり、会社は安定するが、株主にとっての価値は大きく伸びない。

  • 薬品(めっき薬品・電子材料用の金属化合物):数量 19.6(出荷量(千トン・推定))× 価格 18(1 千トンあたり売上(億円)。金属の相場と物価 3% を含む名目)→ 売上 358 億円・営業利益 43 億円。薬品 数量 1.40 倍・営業利益率 12%
  • 電池正極材の製造受託(2026 年 8 月で終了):数量 0.0(受託加工量(千トン・推定))× 価格 27(1 千トンあたり加工賃(億円)。名目)→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。受託は終了
  • 建材(防火通気見切縁ほか):数量 120(採用住宅(千戸・推定))× 価格 0.44(1 千戸あたり売上(億円)。名目)→ 売上 52 億円・営業利益 7 億円。建材 数量は横ばい・営業利益率 14%

倍率:事業の純利益 28 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.2% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.9 倍、時価総額 361 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:受託の穴を埋めたあと、数量が実質で年 3% 台、価格は物価並みに伸びる筋書き。利益は 36 億円。最も起こりやすい形に最大の確率を置く。

やや悲観 25% やや悲観:薬品が値下がりに押され、投資の回収が遅れる 利益 14 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 853 円166 億円

薬品の競争が強まり、値段が物価に届かない。ニッケル塩は競合が多く、一部の薬品はさらにコモディティ化する。数量は 1 割増にとどまり、営業利益率は 9% 台に下がる。

リサイクルの商業化が遅れ、投資の回収は 10 年後にもめどが立たない。配当は DOE 4% を守れず、3% 前後に縮む。

建材は新設住宅の減少が響き、数量が 15% 減る。新製品も立ち上がりが遅く、営業利益率は 11% に下がる。

全社の営業利益は 17 億円で、今の 5 割にとどまる。ROE は 3% を割り、自己資本の大半は低い収益のまま眠る。会社はつぶれないが、現金が設備に変わった分だけ、株主にとっての価値は目減りしている。

  • 薬品(めっき薬品・電子材料用の金属化合物):数量 15.4(出荷量(千トン・推定))× 価格 18(1 千トンあたり売上(億円)。金属の相場と物価 3% を含む名目)→ 売上 273 億円・営業利益 26 億円。薬品 数量 1.10 倍・価格 1.30 倍・営業利益率 9.5%
  • 電池正極材の製造受託(2026 年 8 月で終了):数量 0.0(受託加工量(千トン・推定))× 価格 27(1 千トンあたり加工賃(億円)。名目)→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。受託は終了
  • 建材(防火通気見切縁ほか):数量 102(採用住宅(千戸・推定))× 価格 0.44(1 千戸あたり売上(億円)。名目)→ 売上 44 億円・営業利益 5 億円。建材 数量 0.85 倍・営業利益率 11%

倍率:ROE は 2.8% で k を大きく下回り、上限は 1÷k の 11.8 倍。薬品の値下がりと投資の回収遅れで利益の質が落ちるが、利益そのものは安定して出ているので、上限の約 93% の 12.06 倍に置いた。

確率:薬品の値付けが物価に届かず、投資の回収が遅れる。受託を失った前例、競合の多さ、会社自身が認めるコモディティ化から、悲観側を楽観側より厚くした。

悲観 12% 構造的な負け:薬品は中国勢と顧客の内製に押され、新規投資は減損になる 利益 3 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 729 円142 億円

中国の薬品メーカーが電子材料のグレードまで追い上げ、国内の顧客が内製や海外調達に動く。薬品の数量は 15% 減り、値段は物価の上昇に追いつかず、営業利益率は 6% 台に落ちる。

電池リサイクルは商業化に進めず、投資した設備を減損する。会社は人員を絞って調整費を減らすが、売上が細るぶん、赤字寸前になる。配当は大きく縮む。

建材も新設住宅の減少と新製品の不発で、数量が 35% 減り、値上げも通らない。営業利益率は 6% まで落ちる。

全社の営業利益は 2 億円で、もう優良な会社ではない。それでも自己資本比率は高く、現金と売れる資産が残る。稼ぐ力では測れないので、値段は純現金と売却資産の税後を床にして置く。

  • 薬品(めっき薬品・電子材料用の金属化合物):数量 11.9(出荷量(千トン・推定))× 価格 16(1 千トンあたり売上(億円)。金属の相場と物価 3% を含む名目)→ 売上 195 億円・営業利益 13 億円。薬品 数量 0.85 倍・価格 1.20 倍・営業利益率 6.5%
  • 電池正極材の製造受託(2026 年 8 月で終了):数量 0.0(受託加工量(千トン・推定))× 価格 27(1 千トンあたり加工賃(億円)。名目)→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。受託は終了
  • 建材(防火通気見切縁ほか):数量 78.0(採用住宅(千戸・推定))× 価格 0.39(1 千戸あたり売上(億円)。名目)→ 売上 30 億円・営業利益 2 億円。建材 数量 0.65 倍・価格 1.20 倍・営業利益率 6%

倍率:稼ぐ力は低く(純利益 3 億円÷k で約 40 億円)、純現金と売れる資産の税後を床にする。床の PBR 0.28 倍を今の自己資本 508 億円に掛けた(純現金と売れる資産の税後から置いた)。

確率:中国勢と顧客の内製で薬品の数量と価格が崩れ、リサイクルなど新規投資が減損になる構造的な負け。規模が小さく、大口の顧客の方針で利益が消えた前例があるので、業種の標準 9〜12% の上端に置く。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

薬品(めっき薬品・電子材料用の金属化合物)

ニッケル・銅・スズなどの金属化合物。電気めっき薬品、電子部品材料、触媒・電池・太陽電池向け素材。受託を除く。

数量出荷量(千トン・推定)価格1 千トンあたり売上(億円)。金属の相場と物価 3% を含む名目売上営業利益
今 2026/03 14.0 14 191 24
10 年後 中立 19.6 18 358 43

取り方:会社の開示は薬品全体(売上の 86%=約 241 億円、営業利益 38.7 億円)だけで、数量は出ていない。受託の売上を約 50 億円、営業利益を約 15 億円と推定して引き、受託を除く薬品の売上 191 億円・営業利益 23.7 億円とした。平均単価を 1 トンあたり約 140 万円(金属塩と酸化物の混合。金属相場込み)と置いて、出荷量を約 1.4 万トンと推定した。数量は実質、価格は金属相場と物価を含む名目。

電池正極材の製造受託(2026 年 8 月で終了)

住友金属鉱山のリチウムイオン電池正極材(NCA)の製造を請け負う事業。2026 年 8 月中旬に終了する。

数量受託加工量(千トン・推定)価格1 千トンあたり加工賃(億円)。名目売上営業利益
今 2026/03 2.5 20 50 15
10 年後 中立 0.0 27 0 0

取り方:受託は 2026 年度に約 7 か月分が失われ営業利益が 8.6 億円減る(会社の増減分析)。これを年に直して営業利益 15 億円、売上は加工賃のみで約 50 億円と推定した。加工量は 2,500 トン、1 トンあたり加工賃 2,000 万円と置いた。確かな開示はなく、幅のある推定。

建材(防火通気見切縁ほか)

戸建て住宅の軒天に付ける防火通気見切縁、外装・エクステリア製品。都市部でトップシェア(会社説明)。

数量採用住宅(千戸・推定)価格1 千戸あたり売上(億円)。名目売上営業利益
今 2026/03 120 0.33 39 6
10 年後 中立 120 0.44 52 7

取り方:建材は売上の 14%(約 39 億円)、営業利益 5.8 億円。防火通気見切縁を採用する住宅の戸数を 12 万戸、1 戸あたり売上を約 3.3 万円と推定した。新設住宅着工は戸建てと分譲で年 50 万戸前後で、その 2 割台に入る計算。シェアは数量の側に置き、価格は 1 戸あたりの売上。

リスクと懸念

大口の顧客の方針で利益が消える

電池正極材の受託は、住友金属鉱山が加工を内製に戻す方針で 2026 年 8 月に終わり、営業利益の 4 割強が消える。薬品は小ロットで顧客ごとの仕様に合わせる商売のため、ほかの大口顧客でも同じことが起きうる。顧客の集中度は開示が乏しく、読みにくい。

200 億円の投資が資本コストを稼げない

2030 年までに約 200 億円を設備と研究開発に投じる。ROE が 5% 前後の会社が、新規事業に半分を頼る計画で動く。電池リサイクルの商業プラントは、パイロット(年 60 トン)から規模が 2 桁上がる。外れれば、現金が設備に変わるだけで、減損の懸念が残る。

薬品のコモディティ化と中国の追い上げ

会社自身が一部の薬品のコモディティ化を認めている。ニッケル塩は国内にも競合が多い。中国メーカーが電子材料のグレードに入れば、数量と価格の両方に響く。物価並みの値上げが取れなくなる可能性が、中立の置き方を押し下げる。

金属相場と売上のぶれ

薬品は、ニッケル・銅・スズ・コバルトの相場に売上が連動する。相場が急落した年は在庫の評価と売上が崩れ、急騰した年は運転資金が膨らむ。会社の増減分析にも「相場変動等」の欄が毎年出る。利益の水準が読みにくい。

新設住宅の減少

建材は戸建ての新設に頼る。人口減と世帯数の減少で、国内の新設着工は長く細る見通しだ。新製品で補う計画だが、非防火地域向けや床下の防水水切りは立ち上がりの途中で、数量が減る分を埋め切れない恐れがある。

営業外の収益の減少

経常利益は営業利益より 4 億円ほど多い。主に取引先の株式の配当と現金の利息だ。会社は資産売却を 130 億円見込み、現金も投資に使う。使途によっては営業外の収益が減り、純利益が営業利益ほど伸びない。

小型株の流動性と株主構成

時価総額は 420 億円ほどで、取引先や従業員の持株が全体の 5 割近い。浮動株が少なく、出来高が細る。株主優待で個人株主が増えたが、優待が縮めば株価が下がりやすい。

今後の分かれ目

受託以外の薬品の数量が、2027〜2028 年度に会社の計画(2025 年度比 114・123)どおり伸びたら
AI・電子向けの薬品の前提を上げ、やや楽観・楽観の確率を引き上げる。
電池リサイクルのパイロット設備で、回収率と純度の目標が達成され、商業プラントの投資が決まったら
新規事業の収益化が見え始めるので、楽観の確率を上げる。ただし投資額が自己資本の 2 割を超えるなら、減損のリスクも同時に見る。
営業利益が 2027 年度に 22 億円(計画)を下回ったら
受託を除く実力が 20 億円を切っていることになり、やや悲観・悲観の確率を引き上げる。
資産売却の中身が取引先の株式の売却と明示され、配当方針や自社株買いの強化が出たら
資本の効率が改善する材料。現金が眠る設備に変わらず株主に戻るなら、価値の見方を引き上げる。
ニッケル塩の価格が下がり、競合による値引きが出たら
薬品の営業利益率を下げ、やや悲観に寄せる。
優待や配当方針(DOE 4%)が縮められたら
株主還元の前提を下げ、悲観側に寄せる。

見ておくもの

  • 受託を除く薬品の数量(会社の中計の指数 2026=105・2027=114・2028=123)
  • 営業利益(2027 年度 22 億円・2028 年度 27 億円の計画との差)
  • 電池リサイクルの商業プラント投資の決定と補助金
  • SIAM NKS(タイ)の生産数量と海外売上比率(25% 計画)
  • 資産売却 130 億円の中身と時期
  • 新設住宅着工と、床下防水水切りの採用

倍率と資本コストの決め方

セグメントごとに、薬品は出荷量×単価、建材は採用戸数×単価、受託は終了として数量 0 で積み上げ、今の株価は見ていない。k は基本 7.5% に quality +1.0%(循環 +0.5、値決め +0.25、寿命 +0.25)を足した 8.5%。ROE が 5% 台で k を下回るため、中立の PER は上限 1÷k(11.8 倍)の約 85% の 10.0 倍に置き、今の PER や PBR には寄せていない。結果は今の値段より 3〜4 割低い「割高」で、これは寄せなかったためだ。悲観の床は純現金と売れる資産の税後で置いた。新リース会計基準の影響は小さい(工場と研究所は自社保有が中心)と見て、数字は今と同じ形に揃えた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.6→13.23 倍・やや楽観 PER 10→12.9 倍・中立 PER 10→12.9 倍・やや悲観 PER 11→12.06 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +1.0% を足して 8.5%。同じ領域の堺化学・テイカ・第一工業製薬と同じ水準に置いた。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 7.75%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 日本化学産業 事業説明会「2025 年度決算と次期中期経営計画(2026-2028)」2026-05-21
  2. 日本化学産業「先進的金属リサイクル事業」パイロットプラント建設のお知らせ
  3. 日本金属通信 住友金属鉱山社長インタビュー(正極材 NCA から NMC への転換)2026-01

分析日 2026-10-19