株譜
AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

レゾナック・ホールディングス 4004

半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)10,710 円2.03 兆円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)12,975 円2.46 兆円差 −17.5%
10 年後から見ると やや割高 価値 10,710 円2.03 兆円 · 差 −17.5% · 期待の年率 +5.5%
期待の年率リターン(10 年)+5.5%資本コスト比 −3.0 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

レゾナック・ホールディングスは、昭和電工が日立化成を買収して生まれた総合化学会社だ。筆者の結論は割高。半導体材料の成長は本物だが、今の株価はその成長を先取りしすぎている。

稼ぎの中心は、半導体チップを載せる基板まわりの後工程材料だ。基板用の銅張積層板、感光性絶縁材料、HBM(積層メモリー)向けの接着フィルムで、いずれも世界の上位に入る。この2年半で9つの事業を売り、2026年10月には石油化学も株式の現物配当で分離する。会社は半導体材料への集中を急いでいる。

ただ、足を引っ張る部分が残る。黒鉛電極は中国の過剰生産で苦戦し、買収で膨らんだ有利子負債は利益を食う。2025年12月期は半導体材料が過去最高益でも、全社の営業利益は前の期より縮んだ。

中立の筋書きでも、10年後の時価総額は約3.3兆円にとどまる(それまでの還元は別に約0.9兆円)。今は約2.85兆円で、これを上回るのは中立以上の筋書きだけだ。黒鉛電極の赤字化など、やや悲観以下が3割強ある。確率で重みづけた価値は、今の時価総額の6割台半ばになる。

バリュー投資の観点から

オーナー利益の観点では、レゾナックは半導体パッケージ材料の設備投資という成長のための再投資負担と、日立化成買収で生じた負債の返済という2つの重荷を同時に抱えている。半導体・電子材料の増益が負債削減の原資を生み始めているのは良い兆候だが、黒鉛電極・機能化学品の循環的な弱さが再投資後に株主に残る利益の変動を大きくしており、バリュー投資家はこの収益の安定性の低さに相応の安全域を求めるはずだ。

堀の持続については、CCL・感光性絶縁材料・NCFといった個別の半導体材料で世界シェア上位を握る技術的な堀は評価できる一方、黒鉛電極・基礎化学品はコモディティに近く、中国の供給過剰が続く限り価格決定力は乏しい。2つの質の異なる堀が同じ会社に併存している状態であり、全社を単純に半導体材料専業企業と同じ高い倍率で評価することには慎重になるべきだとバリュー投資家は考えるだろう。

資本配分については、9事業の売却と石油化学事業の分離という「ベストオーナーであるか」を基準にした規律あるポートフォリオ入れ替えは、株主目線の経営として一定の評価ができる。一方で、今の株価はすでに半導体材料事業の高成長継続をかなり強く前提にした水準にあり、有利子負債の重さと黒鉛電極の循環リスクという負の要素が、その前提ほど織り込まれていない可能性がある。

何で稼ぐ会社か

収益の中核は半導体・電子材料事業で、半導体チップを切り出し基板に実装する後工程(パッケージング)向けの材料群を幅広く持つ。パッケージ基板用銅張積層板(CCL)はグローバル出荷金額で世界首位級、配線の絶縁に使う感光性絶縁材料(バッファコート・再配線材料)は出荷数量で世界首位級、広帯域メモリー(HBM)をロジックチップに積層接合する絶縁接着フィルム(NCF)でも高いシェアを持つ。顧客はTSMC・サムスン・SKハイニックス・インテルなど半導体メーカーに加え、イビデン・AT&S・ユニマイクロンなど基板メーカーが中心で、AIサーバー向けの先端パッケージング(チップレット・HBM)投資の拡大が単価の上昇を伴う成長要因になっている。

モビリティ・機能材料事業は、自動車部品(アルミ機能部材など)とリチウムイオン電池材料、機能性樹脂・コーティング材料・セラミックスなどを含み、電動化と自動車の電子化に業績が連動する。機能化学品・黒鉛電極事業には、電炉用の黒鉛電極(世界最大手級)と、化学品(基礎化学品・特殊ガスなど)が含まれ、黒鉛電極は鉄鋼生産の動向と中国メーカーの輸出攻勢に業績が強く振られる。

2026年10月1日付で石油化学事業を営む子会社クラサスケミカルの株式の80%超を株主へ現物配当する形で分離し、約20%の株式のみを継続保有する。この分離により、レゾナックは機能性化学メーカーとして半導体・電子材料への依存度を一段と高めた事業構造になる。地域別では、半導体・電子材料はアジアの半導体生産拠点向け、黒鉛電極は欧米・アジアの電炉鉄鋼メーカー向けが中心という、事業ごとに異なる地域リスクの構造を持つ。

優良さと弱いところ

半導体パッケージ材料は、顧客の生産ラインでの長期の品質認定(1〜2年単位の共同開発・認定プロセス)を経て初めて採用される性質があり、CCL・感光性絶縁材料・NCFなど複数の製品で世界シェア上位を握っていることは、認定の蓄積という技術的な堀を示す。一方で、黒鉛電極・基礎化学品はコモディティに近く、中国の供給過剰が続く限り価格決定力は限定的で、全社でみると堀の強さは事業ごとに大きく異なる。

ROEは2025年12月期で4.2%と低く、2018年の25%のような高収益期には届いていない。これは2020年の日立化成買収で膨らんだ有利子負債の重さと、黒鉛電極・住宅関連需要の落ち込みが重なった結果で、2026年は半導体・電子材料の急回復で純利益が大きく改善する見通しだが、純有利子負債は自己資本とほぼ同水準(0.98倍)、営業利益の支払利息に対する余裕も薄く、財務面の脆さは総合化学各社の中でも相対的に大きい。

経営陣はこの2年半で9つの事業を売却し、2026年には石油化学事業も分離するなど、「採算性・戦略適合性・ベストオーナーであるか」という3つの基準で事業を入れ替える規律を見せており、資本配分の意思決定は明確で速い。半導体材料への集中が進むほど、事業ポートフォリオ全体の質は高まる方向にあるが、集中が進むほど半導体サイクル単独への依存度も上がるというトレードオフを抱える。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

半導体パッケージング材料の世界市場は、AIサーバー・データセンター向けの先端パッケージ(チップレット・HBM)投資の拡大を受けて、2030年に前工程材料が560億ドル(2024年比46.6%増)、後工程材料が141億ドル(同43.9%増)に達するとの見通しがあり、レゾナックが強い後工程材料は年率6〜7%台の成長が続く見込みである。ただし半導体投資は歴史的に2〜4年周期で山と谷を作ってきた循環産業であり、AIという新しい需要の柱ができても循環そのものは消えない。

一方、黒鉛電極を含む機能化学品は正反対の局面にある。中国の鉄鋼需要の落ち込みと黒鉛電極の大規模増設により世界的な供給過剰が構造化し、レゾナックは2025年に中国・東南アジアの生産拠点を清算して日米欧の4拠点体制に縮小した。20%以上の値上げを打ち出したものの供給過剰の影響で浸透は難航しており、米国の住宅着工の弱さも機能化学品の一部需要を下押ししている。半導体材料とコモディティ化学という位相の異なる循環を併せ持つ構造は、2026年のように片方が強く片方が弱い局面を生みやすい。

競争の形は、CCL・感光性絶縁材料・NCFでは日本・米国・台湾企業による寡占で価格決定力が相対的に高く、味の素のABF(絶縁フィルムで世界シェア約95%)のような独占的な製品を持つ競合もいる。黒鉛電極は世界的に供給過剰で価格競争が厳しく、三菱ガス化学・住友ベークライトなど周辺材料を持つ総合化学各社との競争も、先端パッケージング材料の技術転換点(ガラスコア基板など)次第で勢力図が変わりうる。

資本政策と M&A

2026年12月期は有利子負債を前期比で削減する計画(ネットD/Eレシオ0.83倍→0.81倍、ネットDebt/EBITDA3.5倍→2.9倍)で、2020年の日立化成買収で膨らんだ負債の軽減を優先する資本政策を続けている。配当は2026年12月期に増配を予想しており、半導体・電子材料の増益に合わせて緩やかな増配を見込むが、負債削減との両立が当面の優先順位になる。

M&Aの歴史では、2019年末に発表・2020年に完了した日立化成の買収(総額約9600億円のTOB)が最大の事例で、2023年の社名変更・完全統合を経て今のレゾナックの事業基盤を作った。その後は大型M&Aより、採算性・戦略適合性・ベストオーナーであるかの3基準に基づく事業売却(2年半で9事業)と2026年10月の石油化学事業(クラサスケミカル)の分離を通じた「選択と集中」が資本配分の中心になっている。

黒鉛電極事業は中国・東南アジアからの撤退を終えたが、売却が「優先順位の高いオプション」として検討されており、市況と構造改革の進捗次第で次の大きな資本政策(事業売却)が動く可能性がある。負債の重さを踏まえると、今後の大型買収よりも、半導体材料の既存設備への投資と非中核事業の整理を軸にした資本配分が続くとみるのが妥当である。

点検済み:中立の営業利益率19.6%が会社予想(27年12月期14.3%)を大きく超え、全事業を今の水準(半導体28.2%・モビリティ1.9%・黒鉛電極赤字)より上げていたため、半導体28%・モビリティ4%・黒鉛電極0%に置き直した(全社17.8%。過去最高18.1%の下)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

半導体パッケージング材料市場は、AIサーバー向けの先端パッケージ(チップレット・HBM)投資の拡大で2030年に前工程560億ドル・後工程141億ドルへ拡大する見通しがあり、レゾナックはCCL・感光性絶縁材料・NCFという複数の製品で世界シェア上位を握る。2026年上半期には半導体・電子材料のコア営業利益が前年同期比92%増の815億円に達し、この成長ペースが続けば、同事業だけで全社の利益水準を大きく引き上げる力を持つ。

経営陣は2年半で9つの事業を売却し、2026年10月には石油化学事業(クラサスケミカル)を株式の現物配当で分離するなど、採算性・戦略適合性・ベストオーナーであるかという3基準に基づく規律あるポートフォリオ入れ替えを続けており、黒鉛電極事業の売却という次の一手が実行されれば、全社はほぼ半導体材料専業に近い構造になる。そうなれば、コングロマリット・ディスカウントが縮小し、半導体材料専業企業に近い高い倍率で評価される余地が生まれる。

有利子負債も2026年12月期にネットD/Eレシオ0.83倍から0.81倍へ、ネットDebt/EBITDAは3.5倍から2.9倍へ改善する計画で、半導体・電子材料の増益が続く限り、負債削減のペースはさらに加速しうる。日立化成買収で築いた半導体材料の技術基盤と顧客基盤は、AIデータセンター投資という新しい需要の波に乗ることで、10年後にはより強い半導体材料企業としての地位を確立している可能性が高い。

慎重な見方

黒鉛電極事業は中国の鉄鋼需要の落ち込みと大規模な供給過剰にさらされ続けており、レゾナックは中国・東南アジアの生産拠点を清算したものの、20%以上の値上げは供給過剰の影響で浸透が難航している。この事業の売却が検討されているとはいえ、買い手が見つかるかどうか、売却価格が会社の期待に見合うかどうかは不確実で、売却できなければ構造的な収益の重荷として残り続ける。

日立化成買収で膨らんだ有利子負債は、純有利子負債が自己資本とほぼ同水準(0.98倍)まで積み上がっており、営業利益の支払利息に対する余裕も薄い。半導体・電子材料が好調な今はよいが、半導体投資は歴史的に2〜4年周期で山と谷を作ってきた循環産業であり、投資が一時的に腰折れすれば、負債の重さが利益の変動を増幅し、株主に残る利益を大きく圧迫するリスクがある。

半導体材料の競争環境も楽観しすぎるべきではない。中国メーカーが中位グレードの半導体材料で国産化を進めており、最先端品では当面日本企業への依存が続くとしても、10年という単位ではシェアが徐々に侵食されるリスクがある。味の素のABFのように単一製品で世界シェア95%を握る競合もおり、レゾナックの各製品のシェアが未来永劫同じ水準で続くとは限らない。今の株価はすでに半導体材料事業の高成長継続と黒鉛電極問題の解決をかなり強く前提にしており、どちらかが崩れれば評価は大きく縮む。

どちらに重みを置いたか

半導体パッケージ材料の技術的な堀とAIデータセンター投資の追い風では強気の見方が優勢だが、有利子負債の重さと黒鉛電極の供給過剰の長さでは慎重な見方の指摘も的を射ている。物価込みの名目で積み直しても、中立の10年後のROEは21%前後と資本コスト8.5%を上回るが、資本コストを超える分の半分だけが長く続くとみて正当化したPER(上限の8割)では、中立の時価総額は約3.3兆円にとどまり、確率で重みづけた本質価値は今の値段を36%ほど下回る。確率は中立を軸に、半導体材料のシェア拡大と黒鉛電極売却の実現を楽観・やや楽観に計35%、循環の反転と負債の重さをやや悲観・悲観に計33%置いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/12 期)

確率で加重した株価時価総額 18,145 円3.44 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 4,037 円7,660 億円)。 今の値に割り戻すと 10,710 円2.03 兆円、今との差 −17.5%、 期待の年率 +5.5%(資本コスト 8.5%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 12% 34,538 円6.55 兆円 5,797 円1.10 兆円 +210.9% +12.0% 4,840 円9,184 億円
やや楽観 23% 27,385 円5.20 兆円 5,270 円1.00 兆円 +151.7% +9.7% 7,511 円1.43 兆円
中立 32% 19,163 円3.64 兆円 4,356 円8,265 億円 +81.3% +6.1% 7,526 円1.43 兆円
やや悲観 21% 6,805 円1.29 兆円 2,899 円5,500 億円 −25.2% −2.9% 2,038 円3,867 億円
悲観 12% 1,172 円2,223 億円 1,054 円2,000 億円 −82.8% −16.2% 267 円507 億円
加重平均100% 18,145 円3.44 兆円4,037 円7,660 億円 +71.0% +5.5% 22,182 円4.21 兆円

今の株価時価総額 12,975 円2.46 兆円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 12% 半導体材料専業に近い構造に転換し高い評価を得る 利益 3,657 億円 · PER 17.9 倍 · 株価時価総額 34,538 円6.55 兆円

10年間でAI・先進パッケージング向けの半導体材料需要が繰り返し拡大し、レゾナックの世界シェアは11.5%まで上昇、先端品の構成が上がって価格(シェア)も市場平均を上回る速さで伸びる。半導体・電子材料の営業利益率33%を10年近く維持する。黒鉛電極事業は早期に売却され、残った機能化学品・モビリティ材料は高付加価値品に入れ替わって営業利益率も改善する。有利子負債は大きく圧縮され、全社としてほぼ半導体材料専業企業に近い構造となり、市場からの評価も専業企業に近づく、同社にとって最も理想的な10年になる。中国メーカーの追随は最先端グレードに届かず、レゾナックの技術的な堀は10年を通じて広がり続ける。

  • 半導体・電子材料(前工程・後工程パッケージング材料):数量 73.9(レゾナックの数量相当:世界の半導体材料(前工程+後工程)の市場規模 × レゾナックのシェア(億ドル、今の値段のままの実質))× 価格 140.0%(1単位あたりの値段の指数(今を1.0。物価3%込みの名目で、10年で物価並みなら1.34倍))→ 売上 15,525 億円・営業利益 5,123 億円。市場規模1.76倍・シェア11.5%、営業利益率33%(数量は実質で今の1.79倍、値段の指数は1.4倍)
  • モビリティ・機能材料(自動車部品・電池材料・樹脂・コーティング等):数量 29.0(モビリティ・機能材料の販売量(万トン、推定))× 価格 134(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 3,886 億円・営業利益 272 億円。単価は物価並み1.34倍、営業利益率7%
  • 機能化学品・黒鉛電極:数量 46.2(機能化学品・黒鉛電極の販売量(万トン、推定))× 価格 65(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 3,003 億円・営業利益 150 億円。黒鉛電極売却で身軽化、営業利益率5%

倍率:事業の純利益 3,657 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 23.3% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 15.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.9 倍。全体の PER 17.92 倍、時価総額 65,533 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:10年間、半導体材料のシェア拡大と黒鉛電極事業の売却・構造改革の両方が実現する必要があり、実現すれば非常に強いが連続成功の確度は高くない。

やや楽観 23% 半導体材料が主軸として定着、黒鉛電極は縮小均衡 利益 2,934 億円 · PER 17.7 倍 · 株価時価総額 27,385 円5.20 兆円

レゾナックの世界シェアは10.8%まで上昇し、半導体・電子材料の営業利益率31.5%を維持して全社利益の主力事業としての地位を固める。黒鉛電極は縮小した生産体制のまま均衡に近づき、機能化学品の営業利益率は3.5%まで改善する。モビリティ・機能材料も電池材料・自動車部品の需要を取り込み安定した成長を続け、電子材料比率の高まりに伴って全社のROEも緩やかに改善する10年になる。有利子負債の削減は着実に進み、ネットD/Eレシオは1倍を大きく下回る水準まで下がり、株主還元の拡大余地も広がる。中国メーカーの追随は中位グレードにとどまり、最先端品でのレゾナックの地位は大きく揺らがない。

  • 半導体・電子材料(前工程・後工程パッケージング材料):数量 64.6(レゾナックの数量相当:世界の半導体材料(前工程+後工程)の市場規模 × レゾナックのシェア(億ドル、今の値段のままの実質))× 価格 137.0%(1単位あたりの値段の指数(今を1.0。物価3%込みの名目で、10年で物価並みなら1.34倍))→ 売上 13,284 億円・営業利益 4,185 億円。市場規模1.61倍・シェア10.8%、営業利益率31.5%(数量は実質で今の1.56倍、値段の指数は1.37倍)
  • モビリティ・機能材料(自動車部品・電池材料・樹脂・コーティング等):数量 28.0(モビリティ・機能材料の販売量(万トン、推定))× 価格 134(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 3,752 億円・営業利益 225 億円。営業利益率6%
  • 機能化学品・黒鉛電極:数量 45.4(機能化学品・黒鉛電極の販売量(万トン、推定))× 価格 65(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 2,951 億円・営業利益 103 億円。縮小均衡で収益化、営業利益率3.5%

倍率:事業の純利益 2,934 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 22.4% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 15.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.7 倍。全体の PER 17.71 倍、時価総額 51,961 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:半導体材料需要が業界の主役として定着するという、業界見通しの上位レンジに近い想定。

中立 32% 中立:半導体材料が成長を主導、黒鉛電極は構造的な低成長 利益 2,136 億円 · PER 17.0 倍 · 株価時価総額 19,163 円3.64 兆円

10年後のレゾナックの世界シェアは実質の市場拡大に沿って10.2%になり、半導体・電子材料の営業利益率は28%を維持して全社利益の過半を支える主力事業として定着する。黒鉛電極は中国の過剰生産能力が続く中、構造改革で損益は収支とんとん(営業利益率0%)まで戻すが、かつての高収益期には届かない。モビリティ・機能材料は実質年1〜2%の緩やかな成長を続け、全社としては半導体材料への依存度が一段と高まった構造になる10年になる。有利子負債の削減は進むが、黒鉛電極事業を抱え続けるなら完全な専業企業にはならない。

  • 半導体・電子材料(前工程・後工程パッケージング材料):数量 57.1(レゾナックの数量相当:世界の半導体材料(前工程+後工程)の市場規模 × レゾナックのシェア(億ドル、今の値段のままの実質))× 価格 134.0%(1単位あたりの値段の指数(今を1.0。物価3%込みの名目で、10年で物価並みなら1.34倍))→ 売上 11,475 億円・営業利益 3,213 億円。市場規模1.47倍・シェア10.2%、営業利益率28%(数量は実質で今の1.38倍、値段の指数は1.34倍)
  • モビリティ・機能材料(自動車部品・電池材料・樹脂・コーティング等):数量 26.9(モビリティ・機能材料の販売量(万トン、推定))× 価格 134(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 3,605 億円・営業利益 144 億円。単価は物価並み1.34倍、営業利益率4%
  • 機能化学品・黒鉛電極:数量 44.6(機能化学品・黒鉛電極の販売量(万トン、推定))× 価格 65(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 2,899 億円・営業利益 0 億円。単価は物価並み1.30倍、営業利益率0%

倍率:事業の純利益 2,136 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 19.7% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 14.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.0 倍。全体の PER 17.02 倍、時価総額 36,360 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:半導体材料市場の中心的な見通しと、黒鉛電極の構造的な供給過剰の継続を組み合わせた中心シナリオ。

やや悲観 21% 黒鉛電極の構造不況が長期化し半導体材料も中位シェアを侵食される 利益 1,098 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 6,805 円1.29 兆円

中国の半導体材料国産化が中位グレードまで広がり、レゾナックの世界シェアは8.5%にとどまり、半導体・電子材料の営業利益率は22%まで下がる。黒鉛電極の供給過剰は10年たっても解消せず、機能化学品は営業利益率マイナス5%の構造的な赤字が続く。モビリティ・機能材料も自動車生産の伸び悩みで成長が鈍る、全社として過去10年ほどの成長力を失う10年になる。有利子負債の削減も利益の伸びが乏しいため計画より遅れ、黒鉛電極事業の売却も買い手が見つからず実現せず、資本配分の規律そのものが問われる局面になる。株主還元の拡大ペースも鈍り、半導体材料の設備投資の優先順位の見直しが迫られる。

  • 半導体・電子材料(前工程・後工程パッケージング材料):数量 46.5(レゾナックの数量相当:世界の半導体材料(前工程+後工程)の市場規模 × レゾナックのシェア(億ドル、今の値段のままの実質))× 価格 128.0%(1単位あたりの値段の指数(今を1.0。物価3%込みの名目で、10年で物価並みなら1.34倍))→ 売上 8,925 億円・営業利益 1,964 億円。中位シェアを侵食され伸び悩み、営業利益率22%(数量は実質で今の1.13倍、値段の指数は1.28倍)
  • モビリティ・機能材料(自動車部品・電池材料・樹脂・コーティング等):数量 25.0(モビリティ・機能材料の販売量(万トン、推定))× 価格 128(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 3,200 億円・営業利益 64 億円。単価は物価をやや下回る、営業利益率2%
  • 機能化学品・黒鉛電極:数量 43.0(機能化学品・黒鉛電極の販売量(万トン、推定))× 価格 64(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 2,752 億円・営業利益 −138 億円。供給過剰が続き構造的な赤字、営業利益率-5%

倍率:ROE 13.0%。今の利益はそのまま残り、先で薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎだけとみて、RONIC=k 8.5%+残る割合 1/2×(13.0−8.5)=10.8%、長期の成長率 g 4.5%から正当化 PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=14.5 倍。シェアを中国に侵食される筋書きで成長は物価並みに近く、有利子負債の削減も遅れるので、上限の8.1割の 11.76 倍に置いた。

確率:中国の半導体材料国産化が中位グレードにも及び、黒鉛電極の供給過剰も解消しないという、業界見通しの弱めのレンジに相当。

悲観 12% 半導体材料の優位と黒鉛電極の事業モデルが共に崩れる 利益 −300 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 1,172 円2,223 億円

中国の半導体材料メーカーが最先端グレードにも食い込み、レゾナックの世界シェアは6%まで落ち込み、半導体・電子材料の営業利益率は8%まで落ち込む。黒鉛電極は世界的な供給過剰が解消せず、機能化学品は構造的な営業損失が続く。モビリティ・機能材料も自動車生産の長期停滞で営業損失になり、全社として優良企業という評価が市場から外れる10年になる。日立化成買収で膨らんだ負債の重さが利益の低迷と重なり、資産の売却と政策保有株の処分で資本を確保する局面が続き、研究開発費の確保すら難しくなる。技術的な蓄積そのものは残るが、かつての独走状態には戻れない。

  • 半導体・電子材料(前工程・後工程パッケージング材料):数量 28.7(レゾナックの数量相当:世界の半導体材料(前工程+後工程)の市場規模 × レゾナックのシェア(億ドル、今の値段のままの実質))× 価格 115.0%(1単位あたりの値段の指数(今を1.0。物価3%込みの名目で、10年で物価並みなら1.34倍))→ 売上 4,950 億円・営業利益 396 億円。最先端まで侵食され需要・シェアとも低下、営業利益率8%(数量は実質で今の0.69倍、値段の指数は1.15倍)
  • モビリティ・機能材料(自動車部品・電池材料・樹脂・コーティング等):数量 23.0(モビリティ・機能材料の販売量(万トン、推定))× 価格 126(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 2,898 億円・営業利益 −87 億円。営業損失(営業利益率-3%)
  • 機能化学品・黒鉛電極:数量 41.3(機能化学品・黒鉛電極の販売量(万トン、推定))× 価格 63(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 2,601 億円・営業利益 −312 億円。構造的な営業損失(営業利益率-12%)

倍率:電子材料の優位を失い黒鉛電極も赤字で利益がほとんど出ない筋書きなので、稼ぐ力でなく資産で測る。今の自己資本の一部が黒鉛電極・石化関連設備と買収時ののれんの減損で消え、残る半導体材料の設備・在庫・顧客基盤の売却価値を床に、この筋書きの自己資本に 0.45 倍を掛けた。

確率:中国の半導体材料国産化が最先端にも及び、かつ黒鉛電極の供給過剰が解消しないという複合シナリオ。技術優位の喪失は一度始まると10年で後退しやすいため低頻度だが無視できない確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

半導体・電子材料(前工程・後工程パッケージング材料)

半導体パッケージ基板用銅張積層板(CCL)、感光性絶縁材料、HBM向け絶縁接着フィルム(NCF)など、半導体の後工程を中心とする材料群。全社の利益の柱。

数量レゾナックの数量相当:世界の半導体材料(前工程+後工程)の市場規模 × レゾナックのシェア(億ドル、今の値段のままの実質)価格1単位あたりの値段の指数(今を1.0。物価3%込みの名目で、10年で物価並みなら1.34倍)売上営業利益
今 2026/12 41.3 100.0% 6,197 1,750
10 年後 中立 57.1 134.0% 11,475 3,213

取り方:半導体材料(前工程+後工程)の世界市場規模を2026年時点で約510億ドルと置き(2024年比で前工程560億ドル・後工程141億ドルへの成長軌道から逆算)、レゾナックの半導体・電子材料事業の売上(2026年見通しで約6,200億円)をドル円150円で割って世界シェアを約8.1%と逆算した。数量は実質の市場規模、価格(シェア)は先端パッケージング材料への構成シフトで物価より速く上がる前提。 【単位の整理】数量は市場規模×シェア(510億ドル×8.1%相当)を億ドルに直した41.31、値段の指数は今を1.0とした。

モビリティ・機能材料(自動車部品・電池材料・樹脂・コーティング等)

自動車部品(アルミ機能部材)、リチウムイオン電池材料、機能性樹脂・コーティング材料・セラミックスなどを手掛ける事業。

数量モビリティ・機能材料の販売量(万トン、推定)価格1トンあたりの平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2026/12 26.0 100 2,600 50
10 年後 中立 26.9 134 3,605 144

取り方:セグメント構成比(モビリティ約14%・イノベーション材料約7%、石油化学分離後の比率に換算)から売上を約2,600億円と推定し、電池材料・自動車部品・機能性樹脂の業界平均的な単価感から1トンあたり単価を100万円、販売量を26万トンと逆算した。数量は電動化・車の電子化で実質年1〜2%程度の伸びを想定。

機能化学品・黒鉛電極

電炉用の黒鉛電極(世界最大手級)と基礎化学品・特殊ガスなどを手掛ける事業。鉄鋼生産の動向と中国メーカーの輸出攻勢に業績が連動する。

数量機能化学品・黒鉛電極の販売量(万トン、推定)価格1トンあたりの平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2026/12 57.0 50 2,850 −200
10 年後 中立 44.6 65 2,899 0

取り方:セグメント構成比(ケミカル約14%、石油化学分離後の比率に換算)から売上を約2,850億円と推定し、黒鉛電極の世界的な供給過剰による価格低迷を踏まえて1トンあたり単価を50万円、販売量を57万トンと逆算した。黒鉛電極事業は2025年に中国・東南アジアの生産拠点を清算しており、価格は20%以上の値上げを試みているが供給過剰で浸透が難航し、当面は物価より遅れる前提。

リスクと懸念

黒鉛電極事業の世界的な供給過剰

中国の鉄鋼需要の落ち込みと黒鉛電極の大規模増設により世界的な供給過剰が構造化しており、レゾナックは中国・東南アジアの生産拠点を清算したものの、20%以上の値上げは浸透が難航している。黒鉛電極事業の売却が検討されているが、買い手が見つかるか、売却価格が会社の期待に見合うかは不確実である。

買収で膨らんだ有利子負債の重さ

2020年の日立化成買収で膨らんだ有利子負債は純有利子負債が自己資本とほぼ同水準(0.98倍)まで積み上がっており、営業利益の支払利息に対する余裕も薄い。半導体投資が一時的に腰折れすれば、負債の重さが利益の変動を増幅し、株主に残る利益を大きく圧迫するリスクがある。

半導体投資サイクルの反転

半導体投資は歴史的に2〜4年周期で山と谷を作ってきた循環産業であり、AIデータセンター投資という新しい需要の柱ができても循環そのものは消えていない。投資の急失速が起きれば半導体・電子材料事業の収益が急速に悪化し、負債の重さと相まって全社の財務に影響する。

中国の半導体材料国産化

中国は半導体パッケージ材料の中位グレードで国産化を進めており、最先端品では当面日本企業への依存が続くとみられるが、10年単位では中位グレードのシェアが徐々に侵食され、レゾナックの事業規模にも無視できない影響が及ぶリスクがある。

顧客の投資判断への依存

半導体・電子材料事業はTSMC・サムスン・SKハイニックスなど少数の大口顧客や、イビデン・AT&Sなど基板メーカーの設備投資計画に業績が直結しており、どの1社の投資計画の変更も受注に大きく影響する顧客集中リスクを抱えている。

石油化学事業分離後のポートフォリオの読みにくさ

2026年10月の石油化学事業(クラサスケミカル)の分離により事業構造が大きく変わり、今後も黒鉛電極など非中核事業の売却が続けば、投資家にとって会社の将来像がさらに変化しやすく、資本配分の方向性を読みにくくする副作用がある。

今後の分かれ目

黒鉛電極事業の売却が具体的に合意されたら
機能化学品セグメントの損益が改善し、全社の半導体材料への依存度がさらに高まる。楽観・やや楽観の確率を上げてよいが、売却価格次第で一時的な損失計上の可能性も確認する。
半導体材料市場の見通しが2030年の前工程560億ドル・後工程141億ドルを上回る形で上方修正され続けたら
楽観・やや楽観の筋書きの確率を上げてよい。ただし半導体・電子材料の倍率がすでに成長を織り込んでいるため、価値の伸び以上に評価が先行していないかは別に確認する。
純有利子負債が自己資本に対して明確に低下するペース(ネットD/Eレシオ0.7倍未満)に入ったら
財務の脆さに対する懸念が和らぎ、倍率の上限に対する掛け率(現在70〜85%)を引き上げる材料になる。
中国の半導体パッケージ材料国産化が中位グレードを超えて最先端グレードに及んだら
やや悲観・悲観側の筋書きに重みを移し、半導体材料のシェア前提を下方修正する。
次の決算で半導体・電子材料のコア営業利益率が2026年上半期の水準から継続的に低下したら
半導体サイクルの反転が始まっているサインとみて、中立シナリオの前提を下方修正する。
台湾・韓国の半導体メーカーが相次いで先端パッケージング投資を延期したら
半導体・電子材料事業の成長前提を下方修正し、やや悲観側の確率を上げる。

見ておくもの

  • 半導体・電子材料事業の四半期コア営業利益率とAIサーバー向け先端パッケージング材料の受注動向
  • 黒鉛電極事業の売却・構造改革の進捗と電炉用黒鉛電極の価格動向
  • 純有利子負債・ネットD/Eレシオ・ネットDebt/EBITDAの四半期ごとの変化
  • 半導体パッケージング材料の世界市場見通し(前工程・後工程)の更新
  • 石油化学事業(クラサスケミカル)分離後の継続事業セグメントの開示内容

倍率と資本コストの決め方

数量は実質(世界の半導体材料市場規模・販売トン数)、価格は物価3%込みの名目(モビリティ・機能材料は中立で10年1.34倍、黒鉛電極は中国の過剰生産能力で10年1.30倍)で売上を積んだ。資本コストは基本7.5%+quality+1%(循環+0.5、重い借金+0.5)の8.5%。倍率は、資本コストを超えるROEの半分だけが長く続く(RONIC=k+0.5×(ROE−k))とみて、新しく投じる資金の稼ぎだけを薄める正当化PER=(1−g/RONIC)÷(k−g)を上限に、その8割に置いた(純有利子負債が自己資本並みで、EVで見ると営業利益の20倍超になるため上限すれすれにしない)。やや悲観は1÷kの下限、悲観は減損後に売れる資産で測り、過去のPBRの底からは置いていない。今のPER98倍・PBR4.08倍は最後に比べただけで、寄せていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.33→17.92 倍・やや楽観 PER 14.17→17.71 倍・中立 PER 13.6→17.02 倍)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +1.0%(市況事業の循環 +0.5、買収後の重い借金 +0.5)を足して 8.5%。半導体材料の成長と黒鉛電極の市況を併せ持つ会社で、借金の重さは k に、実行リスクや黒鉛電極の供給過剰は筋書きの利益率と悲観の確率に入れた。事業が傾いてはいないので extra は足さない。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. レゾナック 2025年12月期 決算説明資料(2026年2月13日)
  2. レゾナックの2026年12月期上期、AI向け半導体材料が好調(マイナビTECH+)
  3. 【世界シェアNo.1】レゾナックの5つの半導体材料
  4. 事業戦略ー半導体 前工程材料・後工程材料(レゾナック)
  5. 成長事業に舵を切れ。稼ぐ力を強化する「選択と集中」(レゾナック)
  6. 石油化学の現物配当による切り離しと20%未満の持分の継続保有|2026年・レゾナックHD
  7. 昭和電工による日立化成の買収とレゾナック誕生(2020年成立)
  8. レゾナックHD、中国・東南アジアで黒鉛電極から撤退(日本経済新聞)
  9. レゾナック、半導体好調も黒鉛電極不振で69%減益(EE Times Japan)
  10. 半導体材料市場は2030年に前工程用9兆円・後工程用2兆円に(MONOist/fkg-report)

分析日 2026-10-18