株譜
AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

東邦アセチレン 4093

東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)548 円191 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)408 円142 億円差 +34.2%
10 年後から見ると 割安 価値 548 円191 億円 · 差 +34.2% · 期待の年率 +9.5%
期待の年率リターン(10 年)+9.5%資本コスト比 +2.5 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

東邦アセチレンは、東北を地盤にガスを配る小さな会社だ。主力は溶解アセチレン、酸素、窒素、LPGなどの供給で、売上の約6割を占める。ほかに溶接材料などの器具、飲食店向けのエスプーマ用ガス、製氷機を手がける。

筆者の結論は、今の時価総額は10年の本質価値とほぼ釣り合う、つまり適正に近いというものだ。割安の根拠は純現金の厚さで、時価総額の4割に当たる。一方、事業の稼ぐ力は低い。ROEは6〜7%で、資本コストをやっと超える程度にとどまる。

利益を伸ばす材料は二つある。食品向けのガス充填工場と製氷機の増設で、利益率の高い分野が育つ。そしてもう一つが株主還元だ。新しい中期計画は配当性向40%を目安とし、大株主の東ソーと光通信が合わせて45%を持つ。

ただし国内の産業ガスは飽和している。人口の減る東北が地盤で、大手の寡占のなか、数量は10年で1割ほど減ると見る。物価の分だけ価格が上がり、利益は横ばいに近い。割安とは言えない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で見ると、この会社は事業よりも財務が主役だ。純現金が約60億円あり、時価総額の4割を占める。事業が仮に成長しなくても、現金の分だけ安全域がある。

ただ、現金は株主のものになるとは限らない。大株主が経営を握る会社では、現金が積み上がったまま使われないことも多い。筆者は、戻り方を4分の3で割り引いた。配当性向40%の方針が守られるかを、この数字の裏づけにしている。

事業の質は平凡だ。堀は小さく、成長は物価並みが上限で、ROEは6〜7%しかない。安全域は現金で足りても、現金以外の部分に高い倍率は払えない。

経営への評価は、食品・製氷への投資と還元方針の実行で決まる。これらが実現すれば価値は少し上がるが、今の値段はすでに期待をかなり織り込んでいる。

筆者がもう一つ気にするのは、現金の使われ方だ。買収で割高な代金を払う、設備を過大に作るといった失敗は、現金の厚い小さな会社でこそ起こりやすい。方針と実績が一致するまでは、現金の価値を満額では数えない。

何で稼ぐ会社か

事業は四つの柱で、稼ぎ方がそれぞれ違う。ガス関連は売上の約6割で、溶解アセチレン、酸素、窒素、アルゴン、水素、LPGを製造・仕入れて売る。2026年3月期は売上206億円、利益19億円で、会社の屋台骨にあたる。仙台近郊の多賀城工場が拠点だ。

器具器材は溶接材料と切断器具、LPG関連の機器で、売上は92億円と大きいが、利益は3億円足らず。自動車機器関連は生産ライン向けで規模が小さい。この二つは利益率が低く、数量は縮む方向にある。

利益の質が高いのは、エスプーマ関連と製氷機関連だ。エスプーマ関連は、飲食店で泡状の料理に使う亜酸化窒素などを売る。売上18億円で利益5億円と、利益率が3割近い。製氷機は子会社のタガワが漁協や食品メーカー向けに作り、売上は17億円と前期の1.5倍に伸びた。

つまり、売上の8割近くを占める低収益の事業が、利益の大半を生む少数の高収益事業を支える形だ。利益の半分近くを2割の売上が稼いでいる。この少数部分をどう伸ばすかが、会社の価値を決める。

従業員は連結で763人、提出会社は128人と少なく、本社は小さい。工場、営業所、子会社が現場で、売上の多くは東北・北海道・関東で上がる。取引先は製造業、建設、医療機関、飲食店、漁協と幅広く、特定の1社に頼る構造ではない。

優良さと弱いところ

強みは、地域に根を張った供給網と、財務の堅さだ。高圧ガスは保安規制が厳しく、容器の充填・配送を整えるには時間がかかる。東北と北海道の顧客は、近くに充填拠点を持つ会社から買う傾向が強く、そこが小さな堀になる。

しかし、堀として強いとは言いにくい。産業ガスの大手三社が全国で張り合い、価格交渉では分が悪い。器具器材は仕入れて売る商売で、他社に代えられやすい。筆者は堀を普通とみて、利益の質は中位とした。

資本効率は低い。過去10年のROEの中央値は約7%で、自己資本が積み上がるほど下がってきた。営業利益率は4〜6%で推移し、最高でも6%だ。純現金が自己資本の3割を占め、眠っているお金が数字を押し下げている。

経営は堅実だが、動きは遅い。ただ、近年は食品向けの充填工場や製氷機に投資し、利益率の高い分野を伸ばす方向がはっきりしてきた。この方向が続くかが、質の評価を変える。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の産業ガスは成熟している。鉄鋼、化学、金属加工など、ガスを大量に使う製造業の国内生産は縮み、需要は人口と同じく緩やかに減る。東北・北海道は人口減が特に早く、地域の販売は厳しい。ただ、半導体や食品など使途が広がる分野は伸びる。

競争は大手の寡占だ。日本酸素、エア・ウォーター、大陽日酸系などが全国で供給し、地域の中小は専門と近さで守る。中小の販売会社は後継者難で、統合が進む。東邦アセチレンは売る側にも買う側にもなりうる。

エスプーマと製氷機は別の動きをする。外食の高付加価値化と人手不足で、調理を省力化する器材が伸びる。漁協や食品工場の製氷設備は更新需要が大きい。ただし製氷機は大型の案件が多く、売上は年によって荒れる。

LPGは天候に左右され、下期に利益が偏る。医療用ガスは入札で薬価の影響を受ける。電力や原油が上がれば原価が増えるので、価格転嫁が遅れる期は利益が削られる。物価が年3%で続く世界では、転嫁の速さが利益率を左右する。

地方の人口減は、需要だけでなく人手にも響く。ガスの配送には運転手と保安の有資格者が要り、採用難と賃金上昇が物流費を押し上げる。大手は配送の効率化で吸収できるが、地域の小さな会社は割高になりやすい。

資本政策と M&A

還元の方針は、新しい中期計画で配当性向40%を目安としたことだ。2026年3月期は中間・期末の2回配当で、性向は約38%に当たる。自社株買いは目立たない。現金は94億円あり、有利子負債は37億円だ。

大株主は東ソーが24.7%、光通信が間接で20.7%を持つ。東ソーは化学の取引先で、光通信は小型株に投資して株主還元を求めることで知られる。二つの大株主が同時にいることは、還元の圧力にも、買収の呼び水にもなる。

設備投資は2026年3月期に約16億円で、関東の食品添加用ガス充填工場とタガワの大型製氷装置が目玉だ。投資は利益率の高い分野に向いている。M&Aは、地域のガス販売会社を買う可能性が中心になる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

中期計画の配当性向40%が実行されれば、現金は着実に株主へ戻る。大株主の光通信は還元を求める立場で、純現金が時価総額の4割という状態は、長くは続かない。自社株買いが加われば、1株あたりの価値はさらに上がる。

伸びるのは高収益の部分だ。エスプーマ関連は利益率3割、製氷機は更新需要が大きい。両部門の売上が35億円から50億円台へ伸びれば、全社の利益の半分以上を稼ぐ事業になる。関東の充填工場が動き出せば、食品向けの数量が増える。

地域のガス販売会社の統合も追い風だ。後継者難の中小を買えば、東北・北海道での供給網が厚くなる。買収で数量を維持できれば、国内の人口減を相殺できる。

電力コストの上昇も、転嫁ルールが整っていれば利益率の改善に働く。物価が年3%で続く世界では、固定のガス供給網を持つ会社が有利だ。

現金の厚い会社に、物言う株主が入った例では、10年のうちに大きな還元が実行された例が少なくない。純現金が時価総額の4割を占める会社が、このまま放置される確率は低い。

慎重な見方

国内の産業ガスは飽和し、人口の減る東北が地盤の会社に成長はない。大手の寡占のなか、価格交渉で押される。数量が10年で1割以上減れば、固定費の重い充填設備の採算が悪化する。

器具器材は利益率が3%に満たず、自動車機器と合わせて売上の3割を占める。この部分が縮めば、全社の利益は簡単に減る。自動車の生産ラインの海外移転は、自動車機器の需要を削る。

現金の使い道には不安が残る。大株主が2社いて、方向性が一致しないと意思決定が滞る。配当性向40%は方針に過ぎず、業績が悪ければ引き下げられる。現金が積み上がるだけなら、株主にとっての価値は小さい。

さらに、国内の産業ガスは電力や人件費といったコストの上昇に弱い。大手のように規模で吸収できず、小さな会社は利益率を守りにくい。物価が上がる世界で、価格転嫁の交渉力が弱い会社は、名目の売上が増えても実質の利益は増えない。

製氷機は大型案件で、売上が1年で5割伸びたが、反動で落ちることも多い。足元の増益は、一時的な案件の寄与が混ざっている可能性が高い。

どちらに重みを置いたか

事業の質は平凡で、慎重な見方が説得力を持つ。一方、純現金の厚さと配当性向40%の方針、二つの大株主の存在は、強気の見方に根拠を与える。

そのため、確率は中立にいちばん厚く置き、悲観側にも一定の幅を残した。現金の戻り方は4分の3に割り引き、事業の倍率は式の上限の8割に置いた。悲観は国内縮小と大手の攻勢が重なる構造的な負けとして、利益が半分以下になる筋書きを残した。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 846 円294 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 165 円57 億円)。 今の値に割り戻すと 548 円191 億円、今との差 +34.2%、 期待の年率 +9.5%(資本コスト 7.0%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 1,423 円495 億円 236 円82 億円 +306.5% +15.1% 166 円58 億円
やや楽観 20% 1,157 円403 億円 198 円69 億円 +232.3% +12.8% 271 円94 億円
中立 42% 902 円314 億円 172 円60 億円 +163.3% +10.2% 451 円157 億円
やや悲観 18% 418 円145 億円 118 円41 億円 +31.2% +2.8% 96 円34 億円
悲観 10% 179 円62 億円 83 円29 億円 −35.6% −4.3% 26 円9 億円
加重平均100% 846 円294 億円165 円57 億円 +147.7% +9.5% 1,011 円352 億円

今の株価時価総額 408 円142 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 食品・製氷が育ち、還元も進む 利益 26 億円 · PER 17.5 倍 · 株価時価総額 1,423 円495 億円

食品添加用ガスの充填工場が稼働し、エスプーマ関連と製氷機関連の売上が50億円台に伸びる。ガスは電力コストの転嫁が進み、利益率が上がる。後継者難の地域のガス販売会社を買い、数量を維持する。配当性向40%を超える還元が続き、現金は着実に株主へ戻る。営業利益は約38億円。ガスの数量は人口減の中でも維持される。大株主の東ソーとも協力し、食品向けで売上を伸ばす。半導体や医療向けの高純度ガスにも販路が広がる。本社費は物価で1.34倍に増えるが、増えた売上で吸収する。資本は食品向けの設備と買収に使い、配当と自社株買いで余った現金を返す。純現金は半分以下に減る。この筋書きでは、大株主の存在が還元を後押しする側に働く。

  • ガス関連:数量 21.7(ガス・LPGの出荷量(万t相当・推定))× 価格 14(1万t相当あたり売上(億円。名目))→ 売上 303 億円・営業利益 32 億円。数量1.05倍・価格1.40倍・営業利益率10.5%
  • 器具器材・自動車機器・その他:数量 52.3(出荷点数(万点相当・推定))× 価格 2.76(1万点あたり売上(億円。名目))→ 売上 144 億円・営業利益 6 億円。数量1.00倍・価格1.38倍・営業利益率4.0%
  • エスプーマ関連:数量 16.1(供給量(百t相当・推定))× 価格 2.07(1百t相当あたり売上(億円。名目))→ 売上 33 億円・営業利益 10 億円。数量1.35倍・価格1.38倍・営業利益率29.0%
  • 製氷機関連:数量 45.9(納入件数(件・推定))× 価格 0.69(1件あたり売上(億円。名目))→ 売上 32 億円・営業利益 6 億円。数量1.35倍・価格1.38倍・営業利益率19.0%

倍率:事業の純利益 25 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.1% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.0%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)30 億円。全体の PER 17.51 倍、時価総額 476 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:食品・製氷の伸びと還元が重なる必要があり、条件は厳しい。

やや楽観 20% 高収益部門が伸び、配当性向40%を守る 利益 22 億円 · PER 16.6 倍 · 株価時価総額 1,157 円403 億円

中期計画に沿って高収益部門が伸びる。ガスの数量は横ばいで、物価の分だけ価格が上がる。器具器材は縮むが、食品・製氷が穴を埋める。配当性向40%は守られ、純現金は緩やかに減る。営業利益は約32億円。業界の再編で中小の販売網が集まり、シェアが少し上がる。製氷機の更新需要が続き、案件の谷は浅い。エスプーマの外食需要も底堅く、食品・製氷の利益率は2割を超える。本社費は物価で1.34倍に増える。投資は利益率の高い分野に向かい、更新の費用は建築費の上昇で膨らむが、自己資金で賄える。東ソーと光通信が還元を求め続け、現金は計画どおり減る。国内の需要減は高収益部門の伸びで補う。数量は横ばいを保つ。

  • ガス関連:数量 20.6(ガス・LPGの出荷量(万t相当・推定))× 価格 14(1万t相当あたり売上(億円。名目))→ 売上 283 億円・営業利益 28 億円。数量1.00倍・価格1.37倍・営業利益率9.9%
  • 器具器材・自動車機器・その他:数量 50.2(出荷点数(万点相当・推定))× 価格 2.72(1万点あたり売上(億円。名目))→ 売上 136 億円・営業利益 5 億円。数量0.96倍・価格1.36倍・営業利益率3.6%
  • エスプーマ関連:数量 14.3(供給量(百t相当・推定))× 価格 2.04(1百t相当あたり売上(億円。名目))→ 売上 29 億円・営業利益 8 億円。数量1.20倍・価格1.36倍・営業利益率29.0%
  • 製氷機関連:数量 44.2(納入件数(件・推定))× 価格 0.68(1件あたり売上(億円。名目))→ 売上 30 億円・営業利益 6 億円。数量1.30倍・価格1.36倍・営業利益率19.0%

倍率:事業の純利益 21 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.7% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)30 億円。全体の PER 16.63 倍、時価総額 380 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中期計画どおりに高収益部門が伸びる筋書き。

中立 42% 数量はやや減り、価格は物価並み 利益 17 億円 · PER 15.5 倍 · 株価時価総額 902 円314 億円

国内のガス需要は人口とともに緩やかに減り、数量は10年で5%減る。価格は物価並みの1.34倍で、利益率は現在と同じ。器具器材は1割近く縮む一方、食品・製氷は15%伸びる。本社費は物価で1.34倍に増える。償却費は設備投資の更新で緩やかに増え、新規の分だけ新価格で積む。営業利益は約25億円で、現在の約1.3倍にとどまる。物価の分だけ名目の利益は増えるが、実質では横ばいである。電力費は価格調整で転嫁され、利益率の変化は小さい。ただし医療用ガスの入札と薬価の改定が重しになる。配当性向40%は守られる前提とし、現金は緩やかに減る。現金は配当で緩やかに減り、自己資本は積み上がるが、ROEは6%台にとどまる。

  • ガス関連:数量 19.6(ガス・LPGの出荷量(万t相当・推定))× 価格 13(1万t相当あたり売上(億円。名目))→ 売上 263 億円・営業利益 24 億円。数量0.95倍・価格1.34倍・営業利益率9.3%
  • 器具器材・自動車機器・その他:数量 48.1(出荷点数(万点相当・推定))× 価格 2.68(1万点あたり売上(億円。名目))→ 売上 129 億円・営業利益 4 億円。数量0.92倍・価格1.34倍・営業利益率3.1%
  • エスプーマ関連:数量 13.1(供給量(百t相当・推定))× 価格 2.01(1百t相当あたり売上(億円。名目))→ 売上 26 億円・営業利益 8 億円。数量1.10倍・価格1.34倍・営業利益率29.0%
  • 製氷機関連:数量 40.8(納入件数(件・推定))× 価格 0.67(1件あたり売上(億円。名目))→ 売上 27 億円・営業利益 5 億円。数量1.20倍・価格1.34倍・営業利益率18.0%

倍率:事業の純利益 17 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.2% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)30 億円。全体の PER 15.46 倍、時価総額 289 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内成熟と物価並みの価格。最も実現しやすい。

やや悲観 18% 転嫁が遅れ、器具が縮む 利益 11 億円 · PER 9.5 倍 · 株価時価総額 418 円145 億円

電力と原油の上昇を転嫁しきれず、ガスの利益率が8%に下がる。器具器材は価格競争で利益がほぼ消える。食品・製氷は横ばい。配当は性向35%に下がるが、現金は積み上がる。営業利益は約15億円。大型案件の谷が重なれば、一時的な赤字もありうる。製氷機の大型案件が反動で減り、売上が荒れる。病院向けの医療ガスは薬価改定で単価が下がり、利益を削る。本社費は物価で増えるが、売上が伸びないため吸収できない。配当は減らし、現金の取り崩しで投資を続ける。この筋書きでは利益率の低下と数量の減少が同時に起き、ROEは4%台に落ちる。大株主は様子見を続け、還元の追加はない。

  • ガス関連:数量 18.6(ガス・LPGの出荷量(万t相当・推定))× 価格 13(1万t相当あたり売上(億円。名目))→ 売上 242 億円・営業利益 19 億円。数量0.90倍・価格1.30倍・営業利益率8.0%
  • 器具器材・自動車機器・その他:数量 44.9(出荷点数(万点相当・推定))× 価格 2.56(1万点あたり売上(億円。名目))→ 売上 115 億円・営業利益 3 億円。数量0.86倍・価格1.28倍・営業利益率2.2%
  • エスプーマ関連:数量 11.9(供給量(百t相当・推定))× 価格 1.92(1百t相当あたり売上(億円。名目))→ 売上 23 億円・営業利益 6 億円。数量1.00倍・価格1.28倍・営業利益率26.0%
  • 製氷機関連:数量 34.0(納入件数(件・推定))× 価格 0.64(1件あたり売上(億円。名目))→ 売上 22 億円・営業利益 3 億円。数量1.00倍・価格1.28倍・営業利益率12.0%

倍率:悲観側は稼ぐ力で置く。事業の純利益÷k7%=約134億円に対し、PER9.5倍。余った現金は30億円に減る。

確率:電力・原油高の転嫁遅れと器具の縮小は過去にもあった。

悲観 10% 構造的な負け:国内縮小と大手の攻勢 利益 6 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 179 円62 億円

国内の製造業が縮み、ガスの数量は2割近く減る。大手が地域に攻勢をかけ、価格も物価に追いつかない。器具器材は赤字寸前になり、製氷機も大型案件の反動で縮む。現金は取り崩しではなく、使い道のないまま滞る。営業利益は約8億円。減損と店じまいで一部の拠点を整理し、固定費を削って黒字を守る。配当性向は30%に下がる。大株主は動かず、買収も起きない。本社費を削っても、売上の落ち込みを埋めきれない。純現金は取り崩され、一部は減損と整理の費用に消える。大株主の2社は動かず、株主の取り分は事業の稼ぐ力で決まる。事業の資産は簿価を下回って評価され、株主の取り分は稼ぐ力と現金の合計に近づく。

  • ガス関連:数量 16.9(ガス・LPGの出荷量(万t相当・推定))× 価格 12(1万t相当あたり売上(億円。名目))→ 売上 203 億円・営業利益 14 億円。数量0.82倍・価格1.20倍・営業利益率7.0%
  • 器具器材・自動車機器・その他:数量 40.8(出荷点数(万点相当・推定))× 価格 2.30(1万点あたり売上(億円。名目))→ 売上 94 億円・営業利益 1 億円。数量0.78倍・価格1.15倍・営業利益率1.0%
  • エスプーマ関連:数量 10.7(供給量(百t相当・推定))× 価格 1.73(1百t相当あたり売上(億円。名目))→ 売上 19 億円・営業利益 4 億円。数量0.90倍・価格1.15倍・営業利益率22.0%
  • 製氷機関連:数量 27.2(納入件数(件・推定))× 価格 0.58(1件あたり売上(億円。名目))→ 売上 16 億円・営業利益 1 億円。数量0.80倍・価格1.15倍・営業利益率7.0%

倍率:悲観側は稼ぐ力で置く。事業の純利益÷k7%=約76億円に対し、PER8.0倍。余った現金は20億円に減る。

確率:国内製造業の空洞化と大手の攻勢が重なる構造的な負け。大株主2社の存在と純現金で、さらに悪い筋書きは置かない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

ガス関連

溶解アセチレン・酸素・窒素・アルゴン・水素・LPGの製造・販売。

数量ガス・LPGの出荷量(万t相当・推定)価格1万t相当あたり売上(億円。名目)売上営業利益
今 2026/03 20.6 10 206 19
10 年後 中立 19.6 13 263 24

取り方:数量は開示がないため、売上206.4億円を製品ミックス(圧縮ガスとLPGの混合)の平均単価で割った推定。数量と価格の絶対水準は粗いが、10年の増減率に意味がある。

器具器材・自動車機器・その他

溶接材料・切断器具・LPG機器、自動車ライン向け機器、医療ガス配管工事。

数量出荷点数(万点相当・推定)価格1万点あたり売上(億円。名目)売上営業利益
今 2026/03 52.3 2.00 105 3
10 年後 中立 48.1 2.68 129 4

取り方:売上104.5億円(器具92.3・自動車9.5・その他2.7)を平均単価で割った推定。

エスプーマ関連

飲食店向けの食品添加用亜酸化窒素と食品関連器材。

数量供給量(百t相当・推定)価格1百t相当あたり売上(億円。名目)売上営業利益
今 2026/03 11.9 1.50 18 5
10 年後 中立 13.1 2.01 26 8

取り方:売上17.9億円(開示)を、ガスと器材の平均単価で割った推定の数量。

製氷機関連

漁協・食品メーカー向けの製氷・冷凍機械の設計・施工(タガワ)。

数量納入件数(件・推定)価格1件あたり売上(億円。名目)売上営業利益
今 2026/03 34.0 0.50 17 3
10 年後 中立 40.8 0.67 27 5

取り方:売上17.1億円(開示、前期比+54.7%)を平均的な案件規模0.5億円で割った推定の件数。

リスクと懸念

国内ガスの縮小

東北・北海道は人口減が早く、産業ガスは飽和している。数量が減ると、充填・配送の固定費が重くなる。大手との価格競争で、物価の分を転嫁しきれない期が出る。

電力・原油の上昇

アセチレンや窒素の製造は電力、LPGは輸入価格に左右される。転嫁が遅れる期は利益率が1ポイント以上下がりうる。

低収益部門の縮小

器具器材・自動車機器は売上の3割だが利益率は3%足らず。自動車の海外移転と価格競争で、売上と利益がさらに減る。

製氷機の案件の振れ

大型案件が多く、2026年3月期の売上は5割伸びた。反動で落ちる年があり、足元の増益をそのまま続くものと見ない方がよい。

大株主の意向

東ソー24.7%と光通信20.7%が同時にいる。還元と事業の方針が合わなければ、現金が使われないまま積み上がる。逆に買収の呼び水にもなる。

保安・災害

可燃性ガスを扱い、東日本大震災で被害を受けた。事故や地震で製造が止まれば、補償と信用の損失が出る。

今後の分かれ目

配当性向40%が2期続けて守られる
現金の戻り方を4分の3から1に近づけてよい。楽観の確率を少し上げる。
エスプーマ・製氷機の売上が50億円を超える
高収益部門が全社の利益の半分を超え、利益率が上がる。楽観寄りに確率を移す。
ガスの営業利益率が8%を割る
転嫁の遅れか価格競争の兆し。やや悲観の確率を上げる。
光通信か東ソーが持ち株を大きく動かす
買収・再編の可能性が上がる。筋書きは変えず、時価総額の上振れ要因として扱う。
純現金が増え続け、配当性向が3割を下回る
戻り方を0.5に下げる。

見ておくもの

  • ガス関連・エスプーマ・製氷機の売上と利益
  • 配当性向と純現金の推移
  • 電力・LPG価格の転嫁の動き
  • 大株主の持ち株の変化

倍率と資本コストの決め方

倍率は正当化PER(事業のROE約9%、k7%、g3.5%で約13.6倍)の約8割に置いた。今の株価・過去のPERは使っていない。現金は戻り方0.75で足した。数量は売上からの推定で粗いが、10年の増減率と価格1.34倍は国内の成熟需要の考えに沿う。新リース会計基準で数字の形が変わる点は、今と同じ形で置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.5→17.51 倍・やや楽観 PER 12→16.63 倍・中立 PER 11→15.46 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 東邦アセチレン 有価証券報告書 FY2026(edinetdb)
  2. 東邦アセチレン 決算説明資料(edinetdb)

分析日 2026-10-20