株譜
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長谷川香料 4958

良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,817 円1,143 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,430 円1,392 億円差 −17.9%
10 年後から見ると やや割高 価値 2,817 円1,143 億円 · 差 −17.9% · 期待の年率 +3.9%
期待の年率リターン(10 年)+3.9%資本コスト比 −3.1 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

長谷川香料は、飲料や菓子、乳製品の「香り」を特注で調合する香料会社だ。国内では高砂香料に次ぐ2位で、売上の約半分は海外が占める。筆者の結論は、事業は良質だが今の値段は先の稼ぎを織り込みすぎており、やや割高というものだ。

良さの中身は、一度採用されると替えにくい特注調合と、国内では突出して高い利益率にある。アジアは利益率が27%に達し、全社の稼ぎ頭になっている。

問題は、稼ぎに比べて資本が重いことだ。純現金が300億円を超え、政策保有株も約107億円ある。ROEが5〜7%にとどまるのはこのためだ。会社も配当の目安を株主資本の3%以上に改めたが、3年で約368億円の工場投資を進めるので、利益は計画上ほぼ横ばいが続く。

10年の中立は、海外が伸びても償却増と競争で利益率が今と変わらない姿だ。強気の筋書きなら今の値段を超えるが、確率で重みをつけた本質価値は今の時価総額を約2割下回る。米国のABELEI社の統合と、中国の競争が分かれ目になる。

会社の計画は、売上を毎年3〜4%伸ばす一方、営業利益は横ばいを見込む。筆者が気にしているのは、投資が実を結ぶまでの時間の長さだ。

バリュー投資の観点から

この会社を、バリュー投資の観点でオーナーとして持つとどうか。まず事業の質は良い。特注の調合で切り替えが難しく、利益率は国内でも高い。需要は景気に鈍い。

次に、堀の広がりを疑う。世界では1%台の小さな存在で、規模の大きい3社に比べて価格交渉力は弱い。国内の堀は深いが、国内は人口が減る。堀が広がるのは、アジアと米国で顧客を増やせたときだけだ。

資本の使い方は悩ましい。稼いだ利益の多くを純現金と政策保有株に寝かせてきた。ROEが5%台にとどまる理由だ。今回、配当の目安を引き上げ、設備投資も増やすことで、この寝かせた資本を働かせ始めた。方向は正しい。ただし、工場投資で営業利益が3年横ばいになる計画は、投資の回収が早くないことを示している。

安全域は薄い。資本コストを6.8%とすると、中立の10年後の姿は、今の時価総額とほぼ同じ水準になる。割安と言えるほどの余裕は見えない。強気の筋書きが実現して初めて、持ち続ける価値が上がる。

結局、筆者が見たいのは、寝かせた資本が働き始める具体的な証拠だ。政策保有株の売却と自社株買いが動けば、評価は変わる。

何で稼ぐ会社か

長谷川香料は、飲料や菓子、乳製品に加える「香り」を調合してつくる会社だ。売るのは食品メーカーの味づくりの一部で、顧客ごとに配合が違う特注品が中心になる。年に作る品目は約1万2千に上る。

売上の約9割は食品向けで、残りが香水・化粧品・洗剤向けのフレグランスだ。食品向けの先は飲料が約3割、乳業が約3割弱、菓子、調味料、即席麺が続く。飲料向けが多いので、夏に売上が偏る。

地域では日本が約5割、アジアが約2割強、米国が約2割だ。利益を稼ぐのはアジアで、日本の約1.3倍の利益を出している。米国は2024年に買収したABELEI社の統合費用で、2025年9月期は赤字になった。

香料は小さな業界だ。国内の市場は約2,700億円で、長谷川は高砂香料に次ぐ2位にいる。世界ではジボダン、IFF、ディーエスエム・フィルメニッヒの3社で6割を超え、長谷川は10位前後、シェアは約1%台にすぎない。

長谷川は研究開発に強い会社だ。果実や乳などの天然素材から香りを取り出す技術を持ち、天然香料や天然色素も手がける。自社の研究所で顧客の依頼に合わせて香りを設計できる点が、取引の継続を支えている。

優良さと弱いところ

強みは、顧客ごとに調合する特注品が中心で、一度採用されると他社に替えにくいことだ。香りは味の決め手になるのに、食品の原価に占める割合は小さい。値下げ圧力は受けても、乗り換えられる危うさは低い。

利益の質は国内で突出している。売上総利益率は4割を超え、営業利益率は1割を超える。高砂香料の連結営業利益率は6〜7%台であり、同じ国内2強でも、稼ぐ力に差がある。

弱みは規模だ。世界の上位3社は研究費も原料の仕入れも桁が違う。大手食品・飲料メーカーが世界で調達を一本化すれば、小さな香料会社は外される。長谷川がアジアと米国に出ていくのは、この壁を超えるためでもある。

資本の面では、バランスシートが分厚い。自己資本比率は8割を超え、純現金は300億円台ある。ただ稼ぐ力に比べると資本が重く、ROEは5〜7%にとどまる。保有する上場株は約107億円ある。持ち続ける理由を毎年検証するというが、減らす勢いはまだ見えない。

経営の姿勢は堅実で、増収を追うより利益率を守ってきた。国内の利益率が高いのは、価格で無理をせず、特注の付加価値で稼いできた結果だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

香料は、景気に左右されにくい安定した業界だ。世界の市場は約343億ドル(約5兆円)。この3年の成長は年3.5%で、アジアが4.4%、北米が2.9%だった。日本は約2,700億円で、年3.6%の伸びだが、人口が減る中での伸びは、値上げが大半だ。

10年の筆者の見立ては次のとおり。国内の数量は横ばいで、価格が物価並みに上がる。アジアは中間層が増えて、数量が実質で年2〜3%伸びる。北米は成熟しており、数量はほぼ伸びない。長谷川の伸びは、市場の伸びに加えて、取引先を増やしてシェアを広げられるかにかかる。

競争の形は、世界の3社が総合力で広く取り、中堅が地域や用途で勝負するというものだ。日本では、高砂香料と長谷川が国内のほぼ半分を握る。中国では現地の香料会社が力をつけ、日本の食品メーカーの現地生産に付いて行くだけでは伸びが限られる。

追い風もある。健康志向で糖を減らした飲料に、香りでコクや甘さを足す需要は強い。海外で日本の飲料・菓子が広がれば、香りの需要も付いてくる。一方で、天然香料の原料(果実・乳・植物)の価格と天候は、利益率を左右する。

日本の香料業界は、食品・飲料メーカーとの長期の取引関係で成り立つ。新規参入は難しく、国内の勢力図は動きにくい。

資本政策と M&A

資本政策の転機は2026年9月期だ。配当の目安を「配当性向40%」から、「株主資本に対して3%以上」に切り替えた。利益が横ばいでも配当が減らない仕組みで、筆者は株主にとって前向きな変更と見る。

背景には投資がある。2026年9月期から3年で、約368億円の設備投資を予定している。深谷工場の建て替え、中国の第3工場、マレーシアの新工場が中心だ。工場が動き出すと、減価償却が増える。会社の計画でも、営業利益は94〜96億円でほぼ横ばいが続く。

買収は2017年の米国FIH社、2024年のABELEI社と続いた。ABELEIは約70億円で、顧客が重ならず、米国の中西部と東部に販路を広げる狙いだ。統合の出来が、米国の利益を決める。

自社株買いは2025年9月期に約22億円を実施した。ただし今後は、条件を満たしたときだけという位置づけだ。創業家など支配株主の存在は確認できていない。大量保有の届け出には海外の運用会社が名を連ねる。

株主還元の面では、増配と投資を両立させる余力がある。純現金と政策保有株の合計は時価総額の3割に達し、これをどう働かせるかが10年の評価を左右する。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

世界の香料市場は3%台半ばで伸びる安定市場で、長谷川はその中で国内2位、収益性は国内トップだ。特注の調合で顧客を囲い込めるため、値上げの力も保てる。

成長の舞台は海外にある。アジアは今でも利益の最大の稼ぎ手で、中国の平湖、マレーシアに新工場が立ち上がり、食品・飲料メーカーの現地での拡大を取り込める。米国では2024年に買収したABELEI社が、既存のセイボリー系と顧客が重ならず、中西部から東部への販路が開ける。統合費用が一巡すれば、赤字だった米国が黒字に転じる。

加えて、会社が配当の目安を株主資本の3%以上に切り替え、設備投資を増やしても株主還元を落とさない姿勢を示した。純現金も300億円台ある。工場の償却が一巡すれば、売上の伸びがそのまま利益の伸びになる。国内でも、糖を減らした飲料や健康向け食品で、香りの出番はむしろ増える。

この会社は財務に傷がなく、自己資本比率は8割を超える。景気の悪い年でも赤字になった期はなく、利益のぶれが小さい。10年という長い時間で見るほど、安定した需要と高い利益率が複利で効いてくる。

慎重な見方

国内の売上は人口減で数量が伸びず、日本セグメントの利益は2025年9月期に2割以上減った。原価と人件費の上昇を、値上げで取り戻せていない証拠だ。

中国は、現地の香料会社が力をつけ、日系食品メーカーの現地生産の一部も現地の香料に切り替わっていく。アジアの利益率は27%と突出して高いが、突出しているからこそ、競争で削られやすい。

米国は買収でシェアを買ったが、収益はまだゼロ近辺だ。ABELEIの顧客が一部の大口に偏っていれば、統合後に離れる恐れがある。買収額は約70億円で、のれんの減損の余地も残る。

加えて、3年で約368億円の投資は、会社自身の計画でも営業利益が横ばいのままだ。工場を増やしても利益が増えない期間が続けば、資本の使い方への不満が強まる。世界の上位3社との規模の差は埋まらず、大手食品メーカーの調達一本化が進めば、小さな香料会社は真っ先に外される。

配当の目安を上げても、利益が増えなければ還元の原資は純現金から出ることになる。ROEが5〜7%の会社に、高い値段を払う理由は見当たらない。

どちらに重みを置いたか

強気の見方は、アジアの収益力と米国の黒字化という具体的な筋がある点で説得力がある。ただし、その筋が実現するのは工場投資の償却が一巡する数年先で、10年の中立では償却増と競争で利益率は今と同じ1割強にとどまる。

慎重な見方の指摘のうち、中国の競争と米国の統合の不発は重い。ただ、特注調合で切り替えにくい構造は簡単には崩れない。確率は中立に約4割を置き、悲観側に約3割、楽観側に約3割を置いた。わずかに悲観側を厚くしたのは、米国の統合の不確かさと、投資の回収が遅いためだ。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/09 期)

確率で加重した株価時価総額 3,746 円1,521 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,295 円526 億円)。 今の値に割り戻すと 2,817 円1,143 億円、今との差 −17.9%、 期待の年率 +3.9%(資本コスト 7.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 9% 6,461 円2,623 億円 1,633 円663 億円 +136.0% +9.0% 728 円296 億円
やや楽観 19% 5,093 円2,067 億円 1,456 円591 億円 +90.9% +6.7% 1,244 円505 億円
中立 38% 3,913 円1,588 億円 1,286 円522 億円 +51.6% +4.2% 1,975 円802 億円
やや悲観 22% 2,288 円929 億円 1,182 円480 億円 +1.2% +0.1% 763 円310 億円
悲観 12% 1,726 円701 億円 1,025 円416 億円 −19.8% −2.2% 330 円134 億円
加重平均100% 3,746 円1,521 億円1,295 円526 億円 +47.0% +3.9% 5,042 円2,047 億円

今の株価時価総額 3,430 円1,392 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 9% 米国と中国で相乗効果が出て、利益率が過去最高圏に 利益 163 億円 · PER 16.1 倍 · 株価時価総額 6,461 円2,623 億円

米国では、ABELEI社との統合が早く進み、セイボリーと飲料の両方で東部の大口を取る。米国の利益率は11%台に乗る。アジアでは、平湖とマレーシアの新工場が立ち上がり、中国の現地生産と東南アジアの飲料・菓子の需要を取り込む。アジアの利益率は25%を保つ。

国内は、糖を減らした飲料や健康向け食品の新製品が続き、数量が10%増える。値上げも通る。売上は10年で約1.8倍の約1,350億円、営業利益は約220億円に達する。

償却が一巡し、利益の伸びが売上の伸びに追いつく。会社が掲げる「海外売上比率の上昇」が最も良い形で実現する10年だ。

この筋書きでは、長谷川は小さな買収を積み、統合の実績を重ねる会社として評価される。

  • 日本:数量 29,172(香料の販売量(トン、推定。国内市場約2,700億円×当社シェアに相当。実質の数量))× 価格 207(1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立))→ 売上 604 億円・営業利益 69 億円。営業利益率11.5%
  • アジア(中国・東南アジア・台湾):数量 23,773(香料の販売量(トン、推定。アジア市場約1.6兆円×当社シェアに相当。実質の数量))× 価格 166(1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立))→ 売上 394 億円・営業利益 98 億円。営業利益率25%
  • 米国:数量 25,416(香料の販売量(トン、推定。北米市場約1.3兆円×当社シェアに相当。実質の数量))× 価格 138(1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立))→ 売上 351 億円・営業利益 40 億円。営業利益率11.5%

倍率:事業の純利益 163 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.2% が k 7.05% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.1 倍。全体の PER 16.09 倍、時価総額 2,623 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:米国の統合と中国の新工場が同時にうまくいき、国内の利益率も戻る必要がある。連続した好転が前提なので高くしない。

やや楽観 19% アジアと米国が伸び、国内は堅調 利益 137 億円 · PER 15.1 倍 · 株価時価総額 5,093 円2,067 億円

アジアと米国が伸びる、会社の計画に近い筋書き。アジアの数量は10年で5割近く増え、米国は統合費用が消えて黒字が定着する。

国内は人口減の中でも、機能性や健康系の飲料の新製品で、数量が5%増える。物価並みの値上げは通る。

売上は約1,230億円、営業利益は約180億円になる。投資の償却が重く、営業利益率は14%台で上限が決まる。

配当は株主資本の3%以上の目安を守り、自己資本の積み上がりは緩やかになる。会社が示した海外比率の上昇も、この筋書きで着実に進む。

米国の黒字化は、会社が掲げる「ABELEI社とのシナジー」が数字に出たことを意味し、海外の利益が全社の過半を占めるようになる。

  • 日本:数量 27,846(香料の販売量(トン、推定。国内市場約2,700億円×当社シェアに相当。実質の数量))× 価格 204(1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立))→ 売上 568 億円・営業利益 60 億円。営業利益率10.5%
  • アジア(中国・東南アジア・台湾):数量 21,990(香料の販売量(トン、推定。アジア市場約1.6兆円×当社シェアに相当。実質の数量))× 価格 163(1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立))→ 売上 359 億円・営業利益 84 億円。営業利益率23.5%
  • 米国:数量 21,921(香料の販売量(トン、推定。北米市場約1.3兆円×当社シェアに相当。実質の数量))× 価格 136(1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立))→ 売上 298 億円・営業利益 28 億円。営業利益率9.5%

倍率:事業の純利益 137 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.0% が k 7.05% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.5%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.1 倍。全体の PER 15.09 倍、時価総額 2,067 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:アジアの伸びが続き、米国が黒字化する、会社の計画に近い順調な筋書き。海外の実績(アジア増益、地域売上の伸び)があるので、約2割を置く。

中立 38% 中立:海外が伸びるが、償却増で利益率は横ばい 利益 112 億円 · PER 14.2 倍 · 株価時価総額 3,913 円1,588 億円

海外は伸びるが、利益率は大きく変わらない。アジアは数量が3割強増える一方で、新工場の償却と中国の競争で利益率は27%から22%に下がる。米国は統合が一巡し、利益率6.5%まで黒字が戻る。

国内は数量が横ばいで、値上げは物価並みに通る。原価と人件費の上昇を価格で吸収できず、日本セグメントの利益率は9.5%で足踏みする。

売上は10年で約1,100億円と、会社の計画(3〜4%成長)の延長線上に収まる。営業利益は約140億円。配当は株主資本の3%以上の目安で続き、自己資本は約1,650億円に積み上がる。

筆者がいちばん現実的と見るのは、この姿だ。悪くはないが、投資のわりに利益が増えない。

  • 日本:数量 26,785(香料の販売量(トン、推定。国内市場約2,700億円×当社シェアに相当。実質の数量))× 価格 201(1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立))→ 売上 538 億円・営業利益 51 億円。営業利益率9.5%
  • アジア(中国・東南アジア・台湾):数量 19,761(香料の販売量(トン、推定。アジア市場約1.6兆円×当社シェアに相当。実質の数量))× 価格 161(1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立))→ 売上 318 億円・営業利益 70 億円。営業利益率22%
  • 米国:数量 18,268(香料の販売量(トン、推定。北米市場約1.3兆円×当社シェアに相当。実質の数量))× 価格 134(1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立))→ 売上 245 億円・営業利益 16 億円。営業利益率6.5%

倍率:事業の純利益 112 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.8% が k 7.05% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 14.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.2 倍。全体の PER 14.18 倍、時価総額 1,588 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:海外は伸びるが、償却増と競争で利益率は今と同じ水準。国内2位の地位と特注調合の粘りから、最も起きやすい筋書きとして約4割。

やや悲観 22% 中国の競争と米国の不発で、利益が伸び悩む 利益 77 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 2,288 円929 億円

中国で現地の香料会社が力をつけ、日系食品メーカーの現地調達の一部が置き換わる。アジアの数量の伸びは1割台にとどまり、利益率は18%まで下がる。

米国は、ABELEIの顧客の一部が離れ、利益率が3%にとどまる。国内は原価と人件費の上昇を転嫁できず、利益率が8%に下がる。

売上は約980億円、営業利益は約95億円。工場の償却だけが残り、利益は今の水準から伸びない10年になる。

配当の目安は守るが、利益に対する比率が上がり、自己資本は積み上がらない。優良さは薄れるが、事業そのものは残る。

純現金は設備投資と配当で減り、財務の余裕は今ほど厚くなくなる。

  • 日本:数量 25,459(香料の販売量(トン、推定。国内市場約2,700億円×当社シェアに相当。実質の数量))× 価格 195(1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立))→ 売上 496 億円・営業利益 40 億円。営業利益率8%
  • アジア(中国・東南アジア・台湾):数量 17,087(香料の販売量(トン、推定。アジア市場約1.6兆円×当社シェアに相当。実質の数量))× 価格 154(1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立))→ 売上 262 億円・営業利益 47 億円。営業利益率18%
  • 米国:数量 16,679(香料の販売量(トン、推定。北米市場約1.3兆円×当社シェアに相当。実質の数量))× 価格 130(1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立))→ 売上 217 億円・営業利益 7 億円。営業利益率3%

倍率:事業の ROE 5.1% は k 7.05% 以下なので、PER は 1÷k=14.2 倍が上限(ためた利益は元の額に届かない)。中国で競争力が落ち、米国も不発なので、やや悲観は上限の8.5割の 12.06 倍に置いた。

確率:中国で現地勢に価格を削られ、米国の統合が不発に終わる。過去の国内利益率の低下、米国の赤字の実績があり、現実味が高い。

悲観 12% 大手と現地勢に挟まれ、買収も失敗して優良さを失う 利益 33 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 1,726 円701 億円

世界の上位3社が総合力で大手食品・飲料メーカーの調達を一本化し、国内でも長谷川の取引先が減る。中国の現地勢が価格を引き下げ、アジアの数量は減り、利益率は11%に落ちる。

米国は統合に失敗し、ABELEIの減損が出て、事業は赤字が続く。国内の利益率も5%に落ちる。

売上は約780億円まで減り、営業利益は約40億円になる。もう優良とは言えない。配当は株主資本の目安を守れず、純現金と政策保有株を取り崩して続けるのがやっとになる。

特注調合の切り替えにくさという強みが、調達の一本化の前では効かなくなる。稼ぐ力が細る分、価値は純現金と売れる資産にほぼ支えられる。

  • 日本:数量 23,338(香料の販売量(トン、推定。国内市場約2,700億円×当社シェアに相当。実質の数量))× 価格 180(1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立))→ 売上 420 億円・営業利益 21 億円。営業利益率5%
  • アジア(中国・東南アジア・台湾):数量 14,115(香料の販売量(トン、推定。アジア市場約1.6兆円×当社シェアに相当。実質の数量))× 価格 138(1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立))→ 売上 195 億円・営業利益 21 億円。営業利益率11%
  • 米国:数量 14,296(香料の販売量(トン、推定。北米市場約1.3兆円×当社シェアに相当。実質の数量))× 価格 115(1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立))→ 売上 164 億円・営業利益 −3 億円。営業損失(-2%)

倍率:優良さを失い利益が細る筋書きなので、稼ぐ力(純利益約33億円÷k≒490億円)でなく、売れる資産で測る。純現金と政策保有株、工場・不動産・棚卸資産の売却価値(税後)を床とし、今の自己資本1,229億円に0.57倍を掛けた。

確率:大手3社と現地勢に挟まれ、顧客の調達一本化も進み、買収の減損も出る構造的な負け。香料は切り替えにくい事業なので1割強にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

日本

日本の取引先(飲料・乳業・菓子・調味料・即席麺のメーカーと、化粧品・日用品メーカー)向けの香料。輸出の一部も含む。

数量香料の販売量(トン、推定。国内市場約2,700億円×当社シェアに相当。実質の数量)価格1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立)売上営業利益
今 2025/09 26,520 150 398 38
10 年後 中立 26,785 201 538 51

取り方:開示は金額だけなので、販売量は推定。国内の日本セグメントの外部売上398億円を、特注品中心の平均単価を1トン150万円と置いて割り、約2,650トンとした(国内市場約2,700億円の約15%に相当する)。数量は人口減で実質ほぼ横ばい、価格は物価並みに上がる。

アジア(中国・東南アジア・台湾)

中国(上海・蘇州・平湖)、タイ、インドネシア、マレーシア、台湾の拠点で売る食品・飲料向けの香料。利益率が高い稼ぎ頭。

数量香料の販売量(トン、推定。アジア市場約1.6兆円×当社シェアに相当。実質の数量)価格1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立)売上営業利益
今 2025/09 14,858 120 178 49
10 年後 中立 19,761 161 318 70

取り方:開示は金額だけなので、販売量は推定。アジアの外部売上178億円を、1トン120万円(飲料・調味料向けが多く国内より低い)と置いて割り、約1,490トンとした(アジア市場の約1.1%)。中間層の拡大で市場は実質で伸びる。

米国

西海岸のセイボリー(塩味系)香料と、2024年に買収した中西部のABELEI社の食品・飲料向け香料。

数量香料の販売量(トン、推定。北米市場約1.3兆円×当社シェアに相当。実質の数量)価格1トンあたりの平均単価(万円、名目。物価3%で10年1.34倍が中立)売上営業利益
今 2025/09 15,885 100 159 −3
10 年後 中立 18,268 134 245 16

取り方:開示は金額だけなので、販売量は推定。米国の外部売上159億円を、セイボリー系が多く1トン100万円と置いて割り、約1,590トンとした(北米市場の約1.2%)。市場の実質の伸びは小さく、伸びはABELEI社の相乗効果によるシェア拡大が中心。

リスクと懸念

大手3社との規模の差

世界の上位3社(ジボダン、IFF、ディーエスエム・フィルメニッヒ)で6割を超える。研究費と原料調達で規模が違い、大手食品・飲料メーカーが世界で調達を一本化すれば、長谷川は取引先から外される恐れがある。

中国での現地勢の台頭

アジアは利益の稼ぎ頭で、利益率は27%に達する。中国の現地香料会社が力をつければ、価格競争でこの高い利益率が削られる。新設する平湖の第3工場の稼働も、競争が厳しい時期に当たる。

米国の統合と減損

ABELEI社は約70億円で買い、米国セグメントは2025年9月期に赤字だった。顧客が一部に偏っていれば、統合後の離脱で期待した相乗効果が出ず、のれんの減損につながる恐れがある。

投資の回収の遅れ

2026年9月期から3年で約368億円の設備投資を行うが、計画の営業利益は94〜96億円で横ばいだ。償却が増えるのに売上の伸びが追いつかなければ、利益率は下がり、資本の使い方への評価が落ちる。

国内の原価・人件費の上昇

日本セグメントの利益は2025年9月期に2割以上減った。原料の天然素材の値上がりと人件費の上昇を、特注品の価格に転嫁できなければ、利益率は1割を割る。

天候と原料の調達

果実・乳・植物などの天然原料は、天候で価格と調達が大きく動く。飲料向けが多く、夏に売上が偏るため、需要の波と原料の波が重なると利益が振れる。

今後の分かれ目

アジアの営業利益率が20%を割り込み、数期続いたら
中国の競争が強まったと見て、やや悲観・悲観の確率を上げる。
米国セグメントが営業黒字に転じ、利益率が5%を超えたら
ABELEI社の統合が成功したと見て、やや楽観・楽観の確率を上げる。
日本セグメントの利益率が9%台に戻らず、1割を下回り続けたら
値上げが原価に追いついていないと見て、中立の前提を下方修正する。
自社株買いの再開や政策保有株の売却が始まったら
寝かせた資本が働き始めたと見て、ROEの前提を上方修正する。
2027年9月期に営業利益が計画の95億円台を超えたら
新工場の償却増を吸収する力があると見て、中立から上の確率を上げる。
大手食品・飲料メーカーが、長谷川から世界大手に調達を切り替えたら
取引先を失う動きの始まりと見て、悲観の確率を上げる。

見ておくもの

  • アジア・米国・日本の各セグメントの営業利益率
  • 平湖とマレーシアの新工場の稼働時期と償却の増え方
  • ABELEI社の統合後の売上と顧客の動き
  • 配当の目安(株主資本の3%以上)と自社株買い・政策保有株の売却
  • 天然原料の価格と、飲料向けの季節の売上

倍率と資本コストの決め方

数量は市場規模(実質)×シェアで、価格は今の値段を1.00とした物価の指数(10年で1.34倍が中立)で積んだ。利益率は国内9.5%、アジア22%、米国6.5%(今の実績の国内9.5%・アジア27%、米国は統合費用で赤字)。大型投資の償却増を織り込み、営業利益率は中立で約12%にとどめた。中立のROEは資本コスト(7.05%)をわずかに下回るため、PERは上限(1÷k≒14.2倍)の95%に置き、現在の株価や同業の倍率からは決めていない。今のPER約20倍は最後に比べただけ。新リース会計は、工場が自社保有中心で影響は小さいとみて、家賃を営業費用に入れた形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.48→16.09 倍・やや楽観 PER 14.19→15.09 倍・中立 PER 13.48→14.18 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%に、quality −0.45%(景気に鈍い需要と、顧客ごとの特注調合で切り替えにくいこと。規模が小さい点は一部戻した)を足して7.05%にした。強い堀とは言えないので、下げはここで止めた。米国の統合や中国の競争は、k に足さず筋書きと確率で表した。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 長谷川香料 決算説明資料(中期計画・市場規模・シェア)
  2. 長谷川香料 有価証券報告書(FY2025)要約
  3. 長谷川香料 ABELEI社の株式取得(2024年8月)

分析日 2026-10-19