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AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

日華化学 4463

繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,152 円353 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,969 円323 億円差 +9.3%
10 年後から見ると 適正 価値 2,152 円353 億円 · 差 +9.3% · 期待の年率 +7.8%
期待の年率リターン(10 年)+7.8%資本コストと同じ
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

日華化学は、繊維の加工に使う薬剤と、美容室向けのヘアケア製品を作る会社だ。化学品が売上の7割、化粧品が3割を占める。2025年12月期の売上は557億円、営業利益は38億円だった。

筆者の結論は、ほぼ適正、というものだ。確率で重みを付けた10年先の価値は、今の時価総額326億円を少し下回る。利益は伸びるが、稼いだ金を工場や買収に使い続け、資本効率が上がらない。

追い風は鮮明だ。2026年12月期の営業利益は、期初の予想を上方修正して54億円と、初めて50億円を超える見通しになった。インドやバングラデシュなど南西アジアの繊維加工が伸び、付加価値の高いEHD製品の比率は48%に上がった。米国ケマーズから譲り受けた非フッ素系撥水剤も加わる。

弱みは三つある。化粧品が主力代理店の在庫調整で減益になっていること。新工場と事業譲受で借入が増えたこと。そして、営業利益率が8%台で、過去の山を超える理由が見当たらないことだ。

筆者は、非フッ素の波に乗る化学品に期待しつつ、ROEが資本コストに届かない点を重く見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「良い会社だが、資本が乏しい事業」に近い。80年続く現場密着の技術と、非フッ素という時流に合った製品があり、10年後も事業が残る点は評価できる。

ただし、オーナー利益の質は高くない。営業利益率は8%前後で、利益の多くは工場の更新と新工場の償却に回る。ROEは7%台で、資本コストに届かない。稼いだ利益を事業に戻しても、価値がそれほど増えない。

経営は、投資に前のめりだ。新工場とZelanの事業譲受で、借入を増やして一気に投資した。うまく回れば利益は伸びるが、化粧品の代理店依存と新工場の稼働率には不安が残る。

安全域は薄い。中立の価値は今の時価総額を少し下回り、悲観側の下振れが大きい。筆者は、新工場が計画どおり動き、ROEが資本コストを超えて安定する姿を見てから、見方を改める。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は化学品で、売上の約7割を占める。主力は繊維の加工に使う薬剤だ。糸や布を洗い、染め、柔らかくし、水をはじかせる薬を、世界の染色工場に売る。国内では首位級で、クリーニング店向けの洗剤も手がける。化学品の海外比率は約6割とされ、中国、インド、バングラデシュ、東南アジアが中心だ。

会社は、環境・健康・先端材料に使える製品をEHDと呼び、これを増やしている。EHDは化学品の売上の約48%で、2030年に5割を超える計画だ。フッ素を使わない撥水剤が代表例だ。2026年3月には米国ケマーズから、非フッ素系撥水剤「Zelan」の事業を譲り受けた。半導体向けの冷却剤や、PETのリサイクル用洗浄剤も育てている。

化粧品は売上の約3割だ。美容室だけで売るシャンプー、トリートメント、ヘアカラーを作る。1980年代に始め、繊維の加工で磨いた技術をヘアケアに使う。韓国の子会社を足がかりに、東南アジアへ出る計画だ。福井では新工場を建て、2027年に動かす。生産能力は3倍になる見込みだ。

2025年12月期のセグメント利益は、化学品が39億円、化粧品が20億円だった。本社費などを引くと、全社の営業利益は38億円になる。創業は1941年、福井県で始まった。社長は江守康昌氏だ。

優良さと弱いところ

堀は、技術を現場で使わせる力にある。創業者の言葉は「製品を売るにあらずして技術を売る」だ。染色工場の現場に入り、その場の問題を薬剤で解く。この姿勢を80年以上続けてきたため、工場は薬を簡単には替えにくい。国内の繊維薬剤とクリーニング薬剤では、長く首位級にある。

新しい強みも出た。フッ素を使わない撥水剤で、アクリル系、シリコン系、ウレタン系の三つを全部持つのは世界で自社だけ、と会社は説明する。第三者の検証はない。ただ、PFASの規制が進めば、この三本柱は売りやすくなる。

弱みははっきりしている。第一に資本効率だ。ROEは過去10年の中央値が7.1%で、資本コストに届いていない。営業利益率は3%台から7%台を行き来し、10年たっても大きくは上がっていない。第二に規模だ。時価総額は326億円で、欧米の大手と比べれば小さい。第三に、化粧品が代理店に頼り、在庫調整で利益が振れる点だ。

財務は悪くない。自己資本比率は47.5%、営業利益は支払利息の32倍ある。ただし純有利子負債は81億円と、1年で積み上がった。筆者は、新工場への投資が採算に乗るかを、いちばん気にしている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

繊維薬剤の市場は、生産地の移動で動く。衣料の生産は中国から、インド、バングラデシュ、ベトナム、インドネシアへ広がっている。日華化学は1968年の台湾を皮切りに、アジアに拠点を持つ。生産地が動いても、現地で売れる体制があるのが強みだ。業種のノートでは、界面活性剤の世界市場は名目で年4〜6%、特殊品は年6%前後の成長とされる。汎用品は中国勢の追い上げで、物価並みにとどまる。

環境規制が追い風になる。PFAS(有機フッ素化合物)の規制は欧米を中心に進み、撥水剤はフッ素を使わないものへ置き換わる。ただし、油をはじく撥油などは、フッ素を使わない代替がまだ難しい。置き換えには時間がかかり、価格も高く付けにくい。

競争は二層だ。国内では明成化学、一方社油脂、日本乳化剤などと競う。海外では、アーチロマ、ルドルフ、CHTなど欧州系の大手が相手になる。非フッ素の分野で先行しても、大手が追いつけば優位は縮む。

化粧品は美容室専売品の市場で、ミルボン、ホーユーなどと競う。市場は人口減で伸びにくい。営業員を増やして、他社のシェアを取る戦略だ。現在の位置は、化学品が拡大の初期から中期、化粧品が在庫調整の底にある局面だ。

資本政策と M&A

還元は増配で示している。DOE(自己資本に対する配当の比率)3%以上の累進配当を掲げ、6期連続で配当を増やした。2026年12月期も増配の予定だ。自己株式は発行済株式の約8%を持つが、自社株買いは大きくない。

資本は成長に回す。新中計は5年間で250〜300億円のキャッシュを見込み、成長投資、配当、借入の返済に配分する。福井の新工場とケマーズの事業譲受で、2025年12月期は投資に約115億円を使い、借入は80億円以上増えた。

買収は、ケマーズの事業譲受が初の大きなものだ。金額は非開示だった。今後も化学品の周辺で、小粒から中型の買収が続くとみる。

大株主は、江守プランニング(約14.5%)、日華共栄会(約10.9%)、商社の長瀬産業(約8.6%)が上位だ。三者で3割を超え、動かない株主が厚い。試算では10年以内に買収される確率が2割台半ばと出るが、筆者はこの株主構成なら高くないと見る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

利益の転換点にいる。2026年12月期の営業利益は54億円と、期初の予想から大きく引き上げた。化学品の上期は売上と利益が過去最高で、利益は5割増えた。インド、バングラデシュ、ベトナムなどの繊維加工が伸び、EHD製品の比率は48%に上がった。

非フッ素の波は本物だ。PFAS規制で、撥水剤はフッ素を使わないものへ置き換わる。日華化学は三つの方式を持ち、ケマーズの事業を買って世界一の位置を取りにいく。非フッ素撥水剤の売上は20億円から50億円超へ増える見通しだ。

化粧品も立て直せる。福井の新工場は生産能力が3倍になり、外注に頼る約半分の生産を内製に戻せる。営業員を毎年約20人増やし、シェアを取る。上期の減益は、代理店の在庫調整という一時的な要因が大きい。

新中計の2030年の営業利益56億円は、すでに今期の予想で届く水準だ。見直しが入れば、目標は引き上げられる。EHDの比率が65%に近づけば、利益率は10年で1ポイント以上の上積みが見込める。

慎重な見方

資本効率が悪い。ROEは過去10年の中央値で7.1%、資本コストを下回る。利益を増やしても、それを上回るペースで自己資本と借入を積み増すため、ROEは上がらない。今回も、新工場とケマーズの事業譲受で、借入を80億円以上増やした。

今期の急増には、続かない部分が含まれる。原材料高の値上げの転嫁にはタイムラグがあり、会社自身も2〜3か月かかると説明している。為替や海外の繊維需要が崩れれば、利益率は元に戻る。営業利益率の過去の最高は、2013年12月期の8.8%だ。

化粧品は不安が大きい。上期は減収減益で、主力代理店の在庫調整とODMの減少が重なった。美容室向けは人口減で市場が伸びず、ミルボンなど先行する競合が強い。新工場は生産能力を3倍にするが、需要が追いつかなければ、償却負担だけが残る。

非フッ素の優位も永続しない。欧州の大手が同じ分野に参入し、撥油など技術的に難しい用途は代替が進まない。PFAS規制が遅れれば、置き換えのペースも落ちる。

どちらに重みを置いたか

強気の見方の核は、化学品の急伸と非フッ素の波だ。これは確かな追い風で、中立の筋書きにも織り込んだ。慎重な見方の核は、資本効率が上がらないことと、化粧品・新工場の不確実さだ。こちらの言い分が、倍率の水準に効く。

ROEが資本コストと同じ水準にとどまる限り、倍率は10倍強に落ち着く。確率の重みを付けた価値は、今の時価総額を7%ほど下回る。

確率は、中立を最も厚く置いた。化学品の海外成長を信じる分、楽観に1割弱を置いたが、新工場と代理店依存の不安から、やや悲観と悲観の合計を3割台前半にした。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 3,317 円544 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 842 円138 億円)。 今の値に割り戻すと 2,152 円353 億円、今との差 +9.3%、 期待の年率 +7.8%(資本コスト 7.8%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 9% 6,195 円1,016 億円 1,086 円178 億円 +269.8% +14.0% 655 円107 億円
やや楽観 22% 4,768 円782 億円 988 円162 億円 +192.4% +11.3% 1,266 円208 億円
中立 36% 3,706 円608 億円 909 円149 億円 +134.4% +8.9% 1,661 円272 億円
やや悲観 22% 1,172 円192 億円 738 円121 億円 −3.0% −0.3% 420 円69 億円
悲観 11% 1,073 円176 億円 335 円55 億円 −28.4% −3.3% 155 円25 億円
加重平均100% 3,317 円544 億円842 円138 億円 +111.2% +7.8% 4,158 円682 億円

今の株価時価総額 1,969 円323 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 9% 非フッ素と南西アジアの追い風が続き、化学品が高収益に変わる 利益 70 億円 · PER 14.5 倍 · 株価時価総額 6,195 円1,016 億円

PFAS の規制が欧米で想定より早く進み、撥水剤は非フッ素へ一気に切り替わる。日華化学は三つの方式を持つ強みとケマーズから受けた事業で、世界首位の位置を固める。EHD の出荷は今の 2 倍近くに増え、化学品の営業利益率は 11% 台まで上がる。南西アジアの繊維加工も続伸し、従来品の出荷も 1 割増える。化粧品は福井の新工場の稼働が軌道に乗り、内製化で原価が下がる。東南アジアへの展開が当たり、出荷は今の 1.4 倍になる。全社の売上は 1,130 億円、営業利益は 102 億円、利益率は 9% に届く。過去の山の 8.8% を超えるが、EHD 比率が 65% に近づく構造の裏づけがある。借入は返済に回り、財務は軽くなる。

  • 化学品:EHD関連(環境・健康・先端材料):数量 78.0(出荷量(千トン、推定))× 価格 6.30(1 千トンあたり売上(億円))→ 売上 491 億円・営業利益 69 億円。営業利益率 14.0%
  • 化学品:繊維加工薬剤・クリーニング薬剤ほか:数量 108(出荷量(千トン、推定))× 価格 3.22(1 千トンあたり売上(億円))→ 売上 348 億円・営業利益 25 億円。営業利益率 7.3%
  • 化粧品(美容室専売のヘアケア):数量 17.5(出荷数量(百万個相当、推定))× 価格 17(1 百万個あたり売上(億円))→ 売上 294 億円・営業利益 38 億円。営業利益率 13.0%

倍率:事業の純利益 70 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.8% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.5 倍。全体の PER 14.51 倍、時価総額 1,016 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:非フッ素の規制が予想より早く進み、南西アジアの需要も続き、化粧品も立ち直る必要がある。三つの好条件が重なる形で、会社の規模も小さいので 1 割弱にとどめた。

やや楽観 22% EHD の比率が上がり、化学品と化粧品がそろって伸びる 利益 57 億円 · PER 13.6 倍 · 株価時価総額 4,768 円782 億円

非フッ素と半導体向け冷却剤などが伸び、EHD の出荷は今の 1.65 倍になる。従来品は南西アジアで増えるが、中国は伸びない。化学品の営業利益率は 11% 台に改善する。化粧品は代理店の在庫調整が収まり、営業員の増員でシェアが上がる。新工場が動くと原価も下がり、利益率は 13% に戻る。全社の売上は 1,000 億円、営業利益は 85 億円、利益率は 8.5% になる。会社の 2030 年の目標(営業利益 56 億円)を前倒しで超え、その後も着実に積み上がる姿だ。ROE は 8% 台後半に上がるが、資本コストを大きく超える水準には届かない。配当は DOE 3% を守り、借入の返済が進む。

  • 化学品:EHD関連(環境・健康・先端材料):数量 66.0(出荷量(千トン、推定))× 価格 6.17(1 千トンあたり売上(億円))→ 売上 407 億円・営業利益 56 億円。営業利益率 13.8%
  • 化学品:繊維加工薬剤・クリーニング薬剤ほか:数量 103(出荷量(千トン、推定))× 価格 3.15(1 千トンあたり売上(億円))→ 売上 324 億円・営業利益 23 億円。営業利益率 7.2%
  • 化粧品(美容室専売のヘアケア):数量 16.2(出荷数量(百万個相当、推定))× 価格 16(1 百万個あたり売上(億円))→ 売上 266 億円・営業利益 35 億円。営業利益率 13.0%

倍率:事業の純利益 57 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.6% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.6 倍。全体の PER 13.62 倍、時価総額 782 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:上方修正した今期の勢いが、EHD の比率上昇と新工場の稼働でほぼ続く筋書き。実績の裏づけがあるため 2 割強を置いた。

中立 36% 化学品が物価に実質の伸びを乗せ、利益率は 8% 弱で落ち着く 利益 47 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 3,706 円608 億円

化学品の出荷は、EHD が今の 1.45 倍、従来品は横ばいで推移する。価格は物価並みに上がる。南西アジアが伸び、中国と日本は細る。営業利益率は EHD で 13.5%、従来品で 7% に収まる。化粧品は、出荷が今の 1.2 倍に増える。美容室向けの市場は人口減で伸びないため、シェアの上昇と新工場の内製化で伸ばす。利益率は 12.5% で落ち着く。全社の売上は 900 億円、営業利益は 71 億円、利益率は 7.9% になる。会社の 2030 年の目標(売上 700 億円)を 5 年遅れで超える姿だ。本社費も物価で増えるため、利益率の改善は EHD の比率が上がる分に限られる。ROE は 7% 台で、資本コストにわずかに届かない。

  • 化学品:EHD関連(環境・健康・先端材料):数量 58.0(出荷量(千トン、推定))× 価格 6.03(1 千トンあたり売上(億円))→ 売上 350 億円・営業利益 47 億円。営業利益率 13.5%
  • 化学品:繊維加工薬剤・クリーニング薬剤ほか:数量 100(出荷量(千トン、推定))× 価格 3.08(1 千トンあたり売上(億円))→ 売上 308 億円・営業利益 22 億円。営業利益率 7.0%
  • 化粧品(美容室専売のヘアケア):数量 15.0(出荷数量(百万個相当、推定))× 価格 16(1 百万個あたり売上(億円))→ 売上 241 億円・営業利益 30 億円。営業利益率 12.5%

倍率:事業の純利益 47 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.5% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.9 倍、時価総額 608 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:化学品が市場並みに伸び、利益率は 7.9% と過去の山(8.8%)以下で落ち着く中心の筋書き。同じ領域の会社の中立の確率(4 割弱)に近く、最も起こりやすい。

やや悲観 22% 原材料高と競争で利益率が戻り、新工場の償却が重くなる 利益 23 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 1,172 円192 億円

中東情勢などによる原材料高の転嫁が遅れ、競合の値引きもあって、化学品の利益率が 1 割に届かない。EHD の出荷は今の 1.2 倍にとどまり、従来品は中国で細って 1 割減る。価格は物価に追いつかず、10 年で 1.28 倍にとどまる。化粧品は代理店の在庫調整が長引き、出荷は今の 1.04 倍の横ばいで、新工場の償却が重くのしかかる。利益率は 10% に下がる。全社の売上は 740 億円、営業利益は 37 億円、利益率は 5.0% になる。借入の返済が遅れ、利払いも増える。ROE は 4% 台に下がり、稼いだ利益を溜めても価値は増えない。

  • 化学品:EHD関連(環境・健康・先端材料):数量 48.0(出荷量(千トン、推定))× 価格 5.76(1 千トンあたり売上(億円))→ 売上 277 億円・営業利益 30 億円。営業利益率 11.0%
  • 化学品:繊維加工薬剤・クリーニング薬剤ほか:数量 88.0(出荷量(千トン、推定))× 価格 2.94(1 千トンあたり売上(億円))→ 売上 259 億円・営業利益 14 億円。営業利益率 5.5%
  • 化粧品(美容室専売のヘアケア):数量 13.2(出荷数量(百万個相当、推定))× 価格 15(1 百万個あたり売上(億円))→ 売上 203 億円・営業利益 20 億円。営業利益率 10.0%

倍率:事業の ROE 4.2% は k 7.75% 以下なので、PER の上限は 1÷k の 12.1 倍。稼いだ利益を溜めても価値は増えない前提で、成長の上乗せは付けない。ROE が k を大きく下回り、構造的に利益率が戻った形なので、中立より低くなければつじつまが合わない。上限の 7.0 割の 8.5 倍に置いた。

確率:営業利益率は過去に 3% 台まで落ちた年があり、原材料高の転嫁の遅れや化粧品の需要の弱さで 5% 台に戻る形は珍しくない。小さな薬剤メーカーで起こりやすい形として 2 割強を置いた。

悲観 11% 非フッ素の優位が薄れ、化粧品の新工場も重荷になる 利益 −5 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 1,073 円176 億円

非フッ素の分野に欧州の大手が本格参入し、撥水剤の値段が下がる。撥油などの難しい用途は代替が進まず、PFAS 規制の影響は小さくなる。EHD の出荷は今を下回る。従来品は中国と日本で細り、南西アジアでも現地勢に価格で押される。化粧品は福井の新工場の稼働率が上がらず、償却と固定費が重くのしかかる。代理店の再編や市場の縮小で出荷は今の 9 割に減り、利益率は 6% にとどまる。全社の売上は 550 億円、営業利益はほぼゼロ、純利益は赤字になる。配当は 10 年の合計で 55 億円まで減らす。価値は稼ぐ力ではなく、売れる資産の水準で測る。

  • 化学品:EHD関連(環境・健康・先端材料):数量 36.0(出荷量(千トン、推定))× 価格 5.40(1 千トンあたり売上(億円))→ 売上 194 億円・営業利益 14 億円。営業利益率 7.0%
  • 化学品:繊維加工薬剤・クリーニング薬剤ほか:数量 72.0(出荷量(千トン、推定))× 価格 2.76(1 千トンあたり売上(億円))→ 売上 199 億円・営業利益 6 億円。営業利益率 3.0%
  • 化粧品(美容室専売のヘアケア):数量 11.0(出荷数量(百万個相当、推定))× 価格 14(1 百万個あたり売上(億円))→ 売上 158 億円・営業利益 10 億円。営業利益率 6.0%

倍率:赤字で稼ぐ力では測れず、売れる資産の床で置く。工場・設備・在庫・売掛金などの事業用資産を、簿価の 5 割強で売れると見て、今の自己資本 352 億円のちょうど半分にあたる 176 億円とした。借入は自己資本の中ですでに差し引かれている。EV で見ると、営業利益がほぼゼロのため EV÷営業利益 は意味を持たない。純有利子負債 81 億円は自己資本から差し引き済みで、事業用資産の売却額 176 億円で十分に返せる。市場の値付けは根拠にしていない。

確率:非フッ素で先行しても大手が追いつき、撥水剤の値段が下がる。化粧品の新工場の稼働が遅れる。2016 年や 2019 年のように利益率が 3% 台へ落ちた前例がある。借入が増えているため、1 割強を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

化学品:EHD関連(環境・健康・先端材料)

非フッ素系撥水剤、半導体向け冷却剤、PETリサイクル用洗浄剤など、環境や先端用途に使う高付加価値の薬剤。会社が育成の中心に置く領域。

数量出荷量(千トン、推定)価格1 千トンあたり売上(億円)売上営業利益
今 2025/12 40.0 4.50 180 23
10 年後 中立 58.0 6.03 350 47

取り方:化学品の売上 398.9 億円のうち、会社が EHD 関連と区分する約 45% を約 180 億円と置いた。平均単価を 1 千トンあたり約 4.5 億円(付加価値の高い特殊品)と推定して割り、出荷量を約 4 万トンとした。営業利益は化学品全体 39.5 億円を、EHD を高く、従来品を低く分け、EHD 約 23 億円(約 13%)と推定した。分け方は推定で、化学品の合計には合わせてある。

化学品:繊維加工薬剤・クリーニング薬剤ほか

糸や布を洗い、染め、柔らかくする繊維加工薬剤と、クリーニング店向けの洗剤。その他事業を含む。国内首位級で、海外は南西アジアと中国が中心。

数量出荷量(千トン、推定)価格1 千トンあたり売上(億円)売上営業利益
今 2025/12 97.6 2.30 224 16
10 年後 中立 100 3.08 308 22

取り方:化学品の残り約 218.9 億円とその他事業約 5.5 億円の計 224.4 億円を、平均単価を 1 千トンあたり約 2.3 億円と推定して割り、出荷量を約 9.8 万トンとした。営業利益は約 16.1 億円(約 7.2%)。

化粧品(美容室専売のヘアケア)

美容室だけで売るシャンプー、トリートメント、ヘアカラー、スタイリング剤。国内の代理店経由が中心で、韓国に子会社を持つ。

数量出荷数量(百万個相当、推定)価格1 百万個あたり売上(億円)売上営業利益
今 2025/12 12.7 12 153 20
10 年後 中立 15.0 16 241 30

取り方:化粧品の売上 152.6 億円を、平均卸値を百万個あたり 12 億円と推定して割り、出荷数量を約 1,270 万個相当とした。営業利益はセグメント利益 19.7 億円(約 12.9%)。

リスクと懸念

新工場の稼働と償却

福井の新工場は生産能力を3倍にするため、需要が追いつかなければ償却と固定費だけが残る。投資は借入で賄っており、稼働が遅れれば利益と財務の両方を圧迫する。2027年の稼働後の立ち上がりを、慎重に見ておく必要がある。

化粧品の代理店への依存

美容室向けの化粧品は、主力の代理店に売上が集中する。2026年12月期の上期は在庫調整で減収減益になった。代理店の方針転換や再編があれば、出荷が1年で大きく振れる。ODM(他社ブランドの受託製造)の減少も重なっている。

非フッ素の優位が薄れる

非フッ素の撥水剤は先行しているが、欧米の大手も同じ分野に入る。PFAS 規制の時期が遅れれば置き換えのペースも落ちる。撥油など技術的に難しい用途では、フッ素を使わない代替が進まない。ケマーズから買った事業が、期待どおり伸びるかも不透明だ。

原材料高と為替

界面活性剤や溶剤の原料は石油由来で、中東情勢などで値上がりする。会社は転嫁に2〜3か月かかると説明している。海外売上が大きいので、為替と現地の景気の影響を受ける。10年を通じて為替は動かさない前提だが、実際の利益は振れる。

繊維産業の移動と需要の弱さ

衣料の生産は中国から南西アジアに移り、バングラデシュなどの政情や労働問題が売上に直結する。欧米の消費が冷えれば、染色工場の稼働が下がり、薬剤の出荷も減る。日本と中国の需要は細り続けるとみる。

借入の増加と買収の実行

2025年12月期は借入を80億円以上増やし、純有利子負債は81億円になった。買収や投資がさらに続けば、利払いと返済の負担が増す。ケマーズの事業譲受の統合が遅れれば、のれんの減損もありうる。

今後の分かれ目

化学品の営業利益率が10%を超えて定着したら
中立の利益率の前提を引き上げ、やや楽観・楽観の確率を上げてよい。EHD 比率の上昇が裏づけになるかを確認する。
会社が2030年の目標(営業利益56億円)を引き上げたら
中計の前倒しを示す。やや楽観側に重みを移す。ただし中計の資本効率の目標(ROE)が示されるかも合わせて見る。
福井の新工場の稼働が遅れる、または稼働率が低いまま推移したら
化粧品の前提を下げ、やや悲観・悲観に寄せる。償却の開始時期と、内製化による原価の動きで確認する。
非フッ素撥水剤の売上が50億円を超えて積み上がったら
EHD の成長の裏づけになる。楽観側の確率を上げてよい。ケマーズから譲受けた事業の採算も開示で確かめる。
主力代理店の方針変更または大幅な減収が開示されたら
化粧品の利益率と出荷の前提を下方修正し、悲観側に重みを移す。
借入が増え続け、純有利子負債が営業利益の3倍を超えたら
財務の安全域が薄れる。資本コストの借金の項目を見直し、悲観側の確率を上げる。

見ておくもの

  • 化学品のセグメント利益率と EHD 製品の比率(四半期の決算説明資料)
  • 非フッ素系撥水剤の売上(2026年12月期に50億円超が見込み)
  • 化粧品の売上・利益と、福井スマートファクトリーの稼働(2027年3〜4月)
  • 純有利子負債と営業利益の比率、借入の返済ペース
  • 中期経営計画の見直し(通期決算を締めた段階)と ROE の目標の有無

倍率と資本コストの決め方

化学品を EHD と従来品に分け、化粧品とともに、出荷量×単価で10年を積んだ。物価は価格に入れ、数量は実質で置いた。利益率は過去の山(8.8%)以下の7.9%に収めた。倍率は ROE(7.5%)が k(8.25%)に届かないため上限が 1÷k で、その8.5割に置いた。悲観は赤字で、売れる資産の床で置いた。今の株価(時価総額326億円)や過去・同業の PER は根拠にしていない。2026年12月期の上方修正(営業利益54億円)は織り込み済みの出発点で、10年中立の利益率はそれより低い。純利益÷営業利益は0.66で、過去10年の中央値0.76より低い。利払いの増加と海外の税負担、少数株主の分を反映した。利払いの変化(10年で約−2億円)は営業外の−3億円に含めた。新リース会計基準で営業利益と負債の形が変わるが、10年後も今と同じ形(賃料を費用に入れた形)で置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.4→14.51 倍・やや楽観 PER 11.7→13.62 倍・中立 PER 10.3→12.9 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k=基本 7.5%+quality 0.75%=8.25%。内訳と理由は quality_why。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.75%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 日華化学 新中計 INNOVATION30(ログミーファイナンス)
  2. 日華化学 非フッ素撥水剤と26年12月期の上方修正(ログミーファイナンス)
  3. 日華化学 2025年12月期 決算短信

分析日 2026-10-16