株譜
AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

アサヒペン 4623

家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,970 円68 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,890 円65 億円差 +4.2%
10 年後から見ると 適正 価値 1,970 円68 億円 · 差 +4.2% · 期待の年率 +6.8%
期待の年率リターン(10 年)+6.8%資本コスト比 −0.7 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

アサヒペンは大阪の家庭用塗料の老舗だ。ホームセンターの塗料の棚でおなじみのブランドを持ち、刷毛や壁紙などのDIY用品、買収で加えたペット用品と時計用品も売る。筆者の結論はやや割高だ。今の値段は自己資本の4割ほどで安く見えるが、その自己資本が資本コストの半分ほどしか稼いでいないからである。

本業の塗料とDIY用品は、DIYをする人の高齢化で数量が細っていく。会社はそれを買収で補う道を選び、2031年3月期に売上250億円という目標を掲げた。売上の規模は保てても、ホームセンターとの力関係は変わらない。値上げは交渉で遅れて通り、営業利益率は良い年でも6%台だ。

資本の使い方には評価できる点もある。2026年に入って自社株買いを大きく進め、株数は1割近く減った。ただ、政策保有株を29銘柄も持ち続け、自己資本は膨らんだままだ。10年の中立でも自己資本の稼ぎは4%台にとどまり、ためた利益は株主の価値をあまり増やさない。帳簿より安い値段は、それだけでは安全域にならない。安い理由は、帳簿の中身の稼ぎの低さにある。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、帳簿より安い株は、帳簿が稼ぐ時だけ掘り出し物になる。アサヒペンの自己資本は、資本コストの半分ほどしか稼いでこなかった。

オーナー利益、つまり設備の更新を済ませたあとに株主に残る利益は、ならせば年に6〜7億円だ。その使い道が問われる。自社株買いは、帳簿の4割ほどの値段で自分の株を買い戻すので、残る株主には得になる。ここは経営の判断を評価できる。

一方、買収で売上を足す道は慎重に見たい。ホームセンターの棚を束ねる狙いは筋が通るが、買った会社の利益率は本業より低い。のれんと借入が増えるほど、谷の年の打撃は大きくなる。政策保有株を持ち続けることも、資本を眠らせている。

堀、つまり他社がまねできない強みは、ブランドと棚という細い一本だ。払う値段が帳簿の4割でも、稼ぐ力から測った価値はそれよりやや下にある。自社株買いがこのまま続き、政策保有株が現金に変われば、評価は上がる。

何で稼ぐ会社か

売上は四つの事業でできている。いちばん大きいのは塗料で、売上の4割強を占める。家の壁や木部、鉄部を塗る家庭用の塗料と補修材で、ほぼすべてをホームセンターの棚で売る。プロの塗装業者でなく、休日に自分で塗る人が客だ。

二つ目はDIY用品で、刷毛やローラー、壁紙、補修用品など塗料と同じ棚に並ぶ品だ。売上の3割弱を占める。三つ目はペット用品で、2022年に子会社にしたザ・ペットが手がける。四つ目は時計用品で、2026年3月期に子会社にしたばかりだ。

稼ぎの形は、ホームセンターの棚をいかに広く押さえるかに尽きる。一つの会社が塗料から用品、ペット用品までまとめて納めれば、店にとっては発注の手間が減る。アサヒペンの買収は、この棚の束ね役を広げる狙いだ。顧客は多くのホームセンターに分かれ、1社で売上の1割を超える先はない。

工場と物流の拠点は国内にあり、従業員は連結で375人と小さい。原料の樹脂や溶剤、顔料は石油化学の市況で動き、値上げは店との交渉を経て遅れて通る。

会社の芯は、商品を作る力より、全国の棚に品を切らさず並べる力にある。品番の多さと物流の細かさが、新しく入ろうとする会社への壁になっている。

優良さと弱いところ

ブランドと棚はあるが、値決め力は弱い。これが筆者の見立てだ。家庭用の塗料でアサヒペンの名は広く知られ、ホームセンターの棚を長く押さえてきた。それでも営業利益率は過去12年で3〜6%台にとどまり、自己資本の稼ぎは過去10年の中ほどで5%弱だ。

理由は売り場の力関係にある。大手のホームセンターはPBの塗料を広げ、仕入れの値段を厳しく交渉する。原料高を値上げで返すのはいつも後からだ。ネット通販も用品の値段を押し下げる。

資本の使い方は改善の途中にある。2026年に入って自社株買いを大きく進めたのは評価できる。一方で、政策保有株を29銘柄、17億円以上持ち続け、買収の借入で純負債も20億円に増えた。自己資本が厚すぎることが、稼ぎの低さに表れている。棚を押さえる力は守りには効くが、値上げを先に通す攻めの力にはなっていない。経営の課題は、厚すぎる資本を軽くし、稼ぐ力に見合う大きさにすることだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

世界の塗料市場は名目で年6%台伸びるが、その中心は新興国の建築と自動車だ。アサヒペンのいる日本の家庭用の塗料は、その流れの外にある。国内のDIYの需要は、人口の減少と高齢化で数量が緩やかに縮む。塗料を自分で塗る手間を嫌い、業者に頼むか、何もしない家が増えている。

売り場のホームセンターも曲がり角にある。業界は再編が進み、大手のチェーンがPBを広げて納める側の取り分を削る。来店客は高齢化し、若い世代はネットで道具を買う。ホームセンターに頼る家庭用品の会社は、売り場ごと細っていく危うさを抱える。

値段は物価並みに上がる。原料の樹脂や溶剤、顔料は石油化学の市況とともに上がり、各社は値上げを重ねてきた。ただ家庭用は、日本ペイントや関西ペイントの家庭用部門、カンペハピオなどとの棚の取り合いで、値上げの幅とタイミングが店に左右される。業界の再編は、大手が棚を束ねるか、小さい会社どうしが寄り合う形で進むとみる。

追い風が無いわけではない。家を長く使う人が増え、外壁や木部の補修の需要は底堅い。水性で臭いの少ない塗料や、塗りやすい道具は高齢の客にも売れる。ただ、量を押し上げるほどの力はない。値段の上げ幅で数量の減りを埋める形が、この先も続く。

資本政策と M&A

配当は利益の3割ほどを目安にした安定配当だ。2026年3月期は3億円強の自社株買いも行い、2026年8月からはさらに5億円規模の自社株買いを進めた。株数はこの1年で1割近く減っており、還元の姿勢ははっきり強まった。

買収は売上を足す手段として使ってきた。2022年にペット用品のザ・ペット、2026年3月期に時計用品の会社を子会社にし、その借入で純負債は20億円に増えた。中期計画は2031年3月期に売上250億円を掲げ、さらに買収を重ねる構えだ。

気になるのは政策保有株だ。29銘柄、17億円以上を持ち、配当は利益に入るが、資本の効率を下げている。時価総額が60億円規模と小さく、自己資本を大きく下回るので、大手の塗料会社や投資ファンドの関心を引く余地はある。純負債を抱えるので、事業に要らない現金として分ける額はない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

今の値段は自己資本の4割ほどにすぎない。しかも会社はその安さに気づき、自社株買いで株数を1年で1割近く減らした。帳簿より安く自分の株を買い戻すほど、残る株主の取り分は増える。政策保有株の17億円が現金に変われば、それも自社株買いに回せる。

買収の戦略にも筋がある。ホームセンターの棚に塗料、刷毛、壁紙、ペット用品、時計用品をまとめて納めれば、店は発注の手間が減り、アサヒペンは棚を広く取れる。時計用品は2026年3月期の途中から加わったので、通年で効けば売上は一段増える。会社の計画は2027年3月期に売上220億円を見込む。

家庭用の塗料は景気に強い。家の手入れは不況でも続き、むしろ節約で自分で塗る人が増える。値上げも物価が毎年上がる世界では受け入れられやすい。営業利益率が2021年3月期の6%台に戻れば、今の値段はかなり安い。棚を束ねる力は、新しく入ろうとする会社が簡単には持てない資産でもある。政策保有株を売って自社株買いに回せば、自己資本の稼ぎも上がる。

慎重な見方

自己資本が稼がない会社に、帳簿の値段は付かない。営業利益率は過去12年で3〜6%台、自己資本の稼ぎは5%弱で、資本コストの半分ほどだ。帳簿の4割という値段は、この稼ぎの低さをそのまま映している。

本業は細る。DIYをする人は高齢化で減り、ホームセンターの来店も細っている。大手のチェーンはPBの塗料を広げ、仕入れの値段を厳しく押さえる。ネット通販は用品の値段を下げる。刷毛や壁紙は、どこの会社の品でも大差が無いからだ。アサヒペンの値上げは、いつも原料高の後から、割り引かれて通る。

買収で売上を足しても、利益は足りない。ペット用品も時計用品も、本業より利益率が低い。借入で純負債は20億円に増え、のれんも積み上がる。買った事業がつまずけば、減損と利払いが同時に効く。自社株買いは評価できるが、政策保有株を29銘柄も抱えたままでは、資本の使い方が変わったとはまだ言えない。帳簿より安い値段が続くのは、市場がその低い稼ぎを正しく見ているからだ。自社株買いだけでは、本業の縮みは止まらない。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方のほうがやや強い。自社株買いの進め方は本物の前進で、上振れの筋書きに重みを残した。ただ、本業の数量が細る構図と、自己資本の稼ぎが資本コストの半分という記録は、買収だけでは変わらない。中心は売上の規模を保ちつつ利益率が過去の中ほどに戻る筋書きで、確率は悲観の側にやや寄せた。借金は重くなく、売れる資産もあるので、悲観の重みは1割にとどめた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,724 円94 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 931 円32 億円)。 今の値に割り戻すと 1,970 円68 億円、今との差 +4.2%、 期待の年率 +6.8%(資本コスト 7.5%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 5,457 円188 億円 1,393 円48 億円 +262.5% +13.7% 548 円19 億円
やや楽観 20% 4,255 円147 億円 1,190 円41 億円 +188.1% +11.2% 1,089 円38 億円
中立 40% 3,135 円108 億円 1,016 円35 億円 +119.6% +8.2% 1,660 円57 億円
やや悲観 22% 586 円20 億円 639 円22 億円 −35.2% −4.2% 269 円9 億円
悲観 10% 531 円18 億円 348 円12 億円 −53.5% −7.4% 88 円3 億円
加重平均100% 2,724 円94 億円931 円32 億円 +93.4% +6.8% 3,655 円126 億円

今の株価時価総額 1,890 円65 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 8% 時計とペットの買収が実り、計画の250億円を超える 利益 14 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 5,457 円188 億円

中期計画のとおり買収で事業を足し、売上は10年で250億円を超える。時計用品は通年で効き、全国のホームセンターの棚にまとめて並べる強みが生きる。ペット用品は猫の飼育数の伸びに乗り、塗料は高機能の補修材や水性の塗料で単価を上げる。

値上げはホームセンターとの交渉を経ても物価を少し上回って通り、営業利益率は6%と過去にない水準に届く。政策保有株の売却で得た現金は自社株買いに回る。それでも自己資本が厚いので、自己資本の稼ぎは資本コストに届かない。買収の上手な家庭用品の会社として、ようやく評価される10年になる。ホームセンターの棚を束ねる会社として、大手からも一目置かれる存在になる。

  • 塗料:数量 5.1(出荷量(百万リットル・年、推定))× 価格 2,130(1 リットルあたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 110 億円・営業利益 12 億円。数量 1.05 倍 × 単価 1.42 倍、利益率 10.5%
  • DIY 用品(その他を含む):数量 10.6(販売個数(百万個・年、推定))× 価格 710(1 個あたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 75 億円・営業利益 5 億円。数量 1.05 倍 × 単価 1.42 倍、利益率 6.5%
  • ペット用品:数量 10.1(販売個数(百万個・年、推定))× 価格 568(1 個あたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 58 億円・営業利益 3 億円。数量 1.2 倍 × 単価 1.42 倍、利益率 5%
  • 時計用品:数量 4.2(販売個数(百万個・年、推定))× 価格 710(1 個あたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 30 億円・営業利益 2 億円。数量 2 倍(通年+拡販)× 単価 1.42 倍、利益率 7%

倍率:事業の純利益 14 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.9% が k 7.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍。全体の PER 13.33 倍、時価総額 188 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社は2031年3月期に売上250億円を掲げるが、この10年で利益率が6%を超えた年は無い。買収の統合がすべてうまくいく筋書きなので、低い確率にとどめた。

やや楽観 20% 買収事業が育ち、利益率が過去の山に並ぶ 利益 11 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 4,255 円147 億円

時計用品が通年で効き、ペット用品も数を伸ばす。塗料とDIY用品は、高齢化でDIYをする人が減るぶんを高機能の品で埋め、数量は横ばいを保つ。値上げはおおむね物価並みに通る。

売上は10年で250億円近くまで伸び、営業利益率は5%台と2021年3月期の山に近づく。配当は利益の3割を保ち、自社株買いも続く。ただ、ホームセンターとの力関係は変わらず、値上げの遅れは毎年少しずつ利益を削る。自己資本の稼ぎは5%台で、資本コストには届かない。会社は着実に大きくなるが、株主の価値はそれほどには増えない。政策保有株の一部を売って自社株買いに回せば、その差は少し縮む。

  • 塗料:数量 4.9(出荷量(百万リットル・年、推定))× 価格 2,070(1 リットルあたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 101 億円・営業利益 10 億円。数量横ばい × 単価 1.38 倍、利益率 9.5%
  • DIY 用品(その他を含む):数量 10.1(販売個数(百万個・年、推定))× 価格 690(1 個あたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 70 億円・営業利益 4 億円。数量横ばい × 単価 1.38 倍、利益率 6%
  • ペット用品:数量 9.3(販売個数(百万個・年、推定))× 価格 552(1 個あたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 51 億円・営業利益 2 億円。数量 1.1 倍 × 単価 1.38 倍、利益率 4.5%
  • 時計用品:数量 3.8(販売個数(百万個・年、推定))× 価格 690(1 個あたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 26 億円・営業利益 2 億円。数量 1.8 倍 × 単価 1.38 倍、利益率 6%

倍率:事業の純利益 11 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.6% が k 7.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍。全体の PER 13.33 倍、時価総額 147 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:時計用品の通年の取り込みと値上げの浸透は、計画どおり進む公算がある。中期計画の売上目標に近い所まで届く道筋に、中立に次ぐ重みを置いた。

中立 40% 買収で売上を保ち、利益率は過去の中ほど 利益 8 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 3,135 円108 億円

DIYをする人は高齢化で減り、塗料の数量は10年で1割ほど細る。DIY用品も少し減るが、時計用品の通年の取り込みとペット用品で売上の規模は保たれ、名目で220億円ほどになる。値段は物価並みに上がるが、ホームセンターとの交渉で値上げは遅れて通る。

営業利益率は5%弱と、過去12年の中ほどに戻る。借入の借り換えで利払いが少し増え、政策保有株の配当がそれを埋める。配当は利益の3割を保ち、自社株買いも時々行う。自己資本の稼ぎは4%台で、資本コストの半分ほどにとどまる。ためた利益が株主の価値を増やさない状態は変わらない。自社株買いが続けば株主の取り分は少し増えるが、本業の縮みを打ち消すほどではない。

  • 塗料:数量 4.5(出荷量(百万リットル・年、推定))× 価格 2,010(1 リットルあたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 91 億円・営業利益 8 億円。数量 0.92 倍 × 単価 1.34 倍、利益率 9%
  • DIY 用品(その他を含む):数量 9.6(販売個数(百万個・年、推定))× 価格 670(1 個あたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 64 億円・営業利益 4 億円。数量 0.95 倍 × 単価 1.34 倍、利益率 5.5%
  • ペット用品:数量 8.5(販売個数(百万個・年、推定))× 価格 536(1 個あたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 45 億円・営業利益 2 億円。数量横ばい × 単価 1.34 倍、利益率 3.5%
  • 時計用品:数量 3.2(販売個数(百万個・年、推定))× 価格 670(1 個あたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 21 億円・営業利益 1 億円。数量 1.5 倍(通年で取り込む)× 単価 1.34 倍、利益率 5%

倍率:事業の純利益 8 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.3% が k 7.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍。全体の PER 13.33 倍、時価総額 108 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:買収で売上の規模を保ちつつ、本業の塗料とDIY用品の数量が高齢化で細るのが最もありそうな道筋とみた。利益率は過去12年の中ほどに戻る。

やや悲観 22% ホームセンターの棚を大手とPBに削られる 利益 3 億円 · PER 7.5 倍 · 株価時価総額 586 円20 億円

ホームセンターの再編が進み、大手のチェーンはPBの塗料や用品を広げる。アサヒペンの棚は削られ、塗料の数量は10年で2割近く減る。DIY用品とペット用品もネット通販の安値に押され、値段は物価を下回ってしか上がらない。

時計用品の買収も思ったほど伸びず、のれんの重さだけが残る。営業利益率は2%弱に落ち、配当は保つものの自社株買いは止まる。自己資本の稼ぎは1〜2%で、資本コストを大きく下回る。価値は事業の稼ぎと、政策保有株や賃貸用の不動産という売れる資産の大きい方でしか測れなくなる。買収で広げた棚は、本業の稼ぎを支えるどころか重荷になる。借入の返済が優先され、還元も細る。

  • 塗料:数量 4.0(出荷量(百万リットル・年、推定))× 価格 1,950(1 リットルあたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 78 億円・営業利益 5 億円。数量 0.82 倍 × 単価 1.30 倍、利益率 6%
  • DIY 用品(その他を含む):数量 8.9(販売個数(百万個・年、推定))× 価格 650(1 個あたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 58 億円・営業利益 2 億円。数量 0.88 倍 × 単価 1.30 倍、利益率 3%
  • ペット用品:数量 7.6(販売個数(百万個・年、推定))× 価格 520(1 個あたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 40 億円・営業利益 1 億円。数量 0.9 倍 × 単価 1.30 倍、利益率 1.5%
  • 時計用品:数量 2.7(販売個数(百万個・年、推定))× 価格 650(1 個あたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 18 億円・営業利益 0 億円。数量 1.3 倍 × 単価 1.30 倍、利益率 2%

倍率:ROE 1.6% が k 7.5% 以下なので、ためた利益は額面未満の価値しか生まず、PER の上限は 1÷k=12.5 倍。7.5 倍(上限の 60%)に置いた。ROE÷k が 0.20 なので、ためた利益の目減りに合わせて 1÷k に max(0.6, ROE÷k) を掛けた。悲観側でも稼ぐ力(純利益÷k)の 6 割で、政策保有株と賃貸用不動産の床(18.2 億円)をわずかに上回る。

確率:ホームセンターの業界は再編とPBの拡大が進み、納める側の交渉力は落ちている。過去に利益率が1%台まで落ちた年もあるので、厚めの確率を置いた。

悲観 10% 本業が縮み、買収の失敗が重なる 利益 −3 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 531 円18 億円

DIYの需要がはっきり縮み、ホームセンターの来店も減る。塗料の数量は10年で3割減り、値上げは原料高に追いつかない。ペット用品と時計用品はネット通販の安値に負け、赤字に沈む。のれんの減損も出る。

営業損益は赤字が定着し、配当は大きく減らす。借入の返済のため、政策保有株は売らざるをえない。価値は事業の稼ぎでなく、政策保有株を売った税後の手取りと、賃貸用の土地・建物でしか測れない。在庫と売掛金は借入の返済に消えるので、株主に残る分はそれほど多くない。少数株主は資産の使い道を決められず、清算の値段より低い所で値が付き続ける。ブランドの名は残っても、棚の主役ではなくなる。

  • 塗料:数量 3.4(出荷量(百万リットル・年、推定))× 価格 1,875(1 リットルあたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 64 億円・営業利益 2 億円。数量 0.7 倍 × 単価 1.25 倍、利益率 3%
  • DIY 用品(その他を含む):数量 7.6(販売個数(百万個・年、推定))× 価格 625(1 個あたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 47 億円・営業利益 0 億円。数量 0.75 倍 × 単価 1.25 倍、損益ゼロ
  • ペット用品:数量 6.8(販売個数(百万個・年、推定))× 価格 500(1 個あたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 34 億円・営業利益 −1 億円。数量 0.8 倍 × 単価 1.25 倍、赤字
  • 時計用品:数量 2.1(販売個数(百万個・年、推定))× 価格 625(1 個あたりの出荷単価(円・名目))→ 売上 13 億円・営業利益 0 億円。数量横ばい × 単価 1.25 倍、赤字

倍率:赤字なので PER は当てない。今の自己資本 145 億円に PBR 0.126 を掛け、床の資産(政策保有株の税後と賃貸用不動産)の 18.2 億円に合わせた。

確率:本業の縮みと買収の失敗が同時に起きる筋書きは、ホームセンターの不振が深まれば起こりうる。借入はあるが重くはなく、売れる資産もあるので1割にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

塗料

家庭用の塗料・補修材。ホームセンターで売る「アサヒペン」ブランドの主力。

数量出荷量(百万リットル・年、推定)価格1 リットルあたりの出荷単価(円・名目)売上営業利益
今 2026/03 4.9 1,500 73 6
10 年後 中立 4.5 2,010 91 8

取り方:セグメント売上 73.2 億円(有報)。家庭用の小缶が中心なので、ならした出荷単価を 1 リットル 1,500 とし、年 490 万リットルと推定。利益はセグメントの開示を見ていないので本社費前の推定(利益率 7.5%)。

DIY 用品(その他を含む)

刷毛・ローラー・壁紙・補修用品など。塗料と同じ棚で売る。

数量販売個数(百万個・年、推定)価格1 個あたりの出荷単価(円・名目)売上営業利益
今 2026/03 10.1 500 51 3
10 年後 中立 9.6 670 64 4

取り方:DIY 用品 48.2 億円とその他 2.5 億円の合計。1 個 500 の平均出荷単価で年 1,010 万個と推定。利益率 5% の推定。

ペット用品

2022 年に買ったザ・ペットのペット用品。ホームセンター・ペット専門店で売る。

数量販売個数(百万個・年、推定)価格1 個あたりの出荷単価(円・名目)売上営業利益
今 2026/03 8.5 400 34 1
10 年後 中立 8.5 536 45 2

取り方:セグメント売上 33.8 億円。1 個 400 の平均出荷単価で年 845 万個と推定。利益率 2.4% の推定。

時計用品

2026 年 3 月期に子会社にした時計用品の会社。今は一年分に満たない。

数量販売個数(百万個・年、推定)価格1 個あたりの出荷単価(円・名目)売上営業利益
今 2026/03 2.1 500 11 1
10 年後 中立 3.2 670 21 1

取り方:セグメント売上 10.5 億円(期の途中から連結)。1 個 500 で年 210 万個と推定。10 年は通年の取り込みで数量を増やす。

リスクと懸念

ホームセンターの再編とPB

売上のほとんどがホームセンター経由だ。大手のチェーンがPBの塗料や用品を広げれば、アサヒペンの棚は削られ、仕入れの値段も押される。再編で店の数が減れば、棚そのものが減る。

DIYをする人の高齢化

家庭用の塗料の客は、休日に自分で家を手入れする人だ。高齢化でその数は減り、若い世代は業者に頼むか、何もしない。本業の数量は人口の減り方より速く縮むおそれがある。

買収の失敗

ペット用品と時計用品は本業より利益率が低く、借入とのれんで買った。売上が伸びなければ、のれんの減損と利払いが同時に利益を削る。中期計画はさらに買収を重ねる構えだ。

原料高の後追い

原料の樹脂や溶剤、顔料は石油化学の市況で動く。値上げは店との交渉を経て遅れて通るので、原料が急に上がる年は利益が消えやすい。

政策保有株と資本の効率

政策保有株を29銘柄、17億円以上持つ。配当は入るが、資本を眠らせ、自己資本の稼ぎを押し下げている。売却の方針が数字で示されない限り、資本の効率は上がりにくい。

今後の分かれ目

時計用品を通年で取り込み、営業利益率が5%台に乗ったら
買収の統合が利益に効き始めたとみて、やや楽観の確率を上げる。
政策保有株の売却と、その資金での自社株買いを数字で示したら
資本の使い方が変わったとみて、ためた利益の値打ちと確率を見直す。
大手のホームセンターがPBの塗料を広げたら
棚を削られる筋書きが近づいたとみて、やや悲観の確率を上げる。
買収した事業でのれんの減損が出たら
買収で売上を足す戦略の限界とみて、悲観側に寄せる。
同業の大手や投資ファンドが株式の取得を始めたら
帳簿に近い値段が付く場面になりうる。ただし筋書きの確率は事業の中身で決める。

見ておくもの

  • 塗料とDIY用品の売上の前年比
  • 時計用品・ペット用品の利益率
  • 自社株買いと政策保有株の売却の額
  • 純有利子負債とのれんの推移

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の値段から置かず、資本コスト7.5%と10年後の自己資本の稼ぎだけで決めた。中立のROEは4%台で資本コストの半分ほどなので、PERの上限は1÷kで、ためた利益の目減りに合わせてその6割に置いた。同業のエスケー化研・藤倉化成より低いのはROE÷kが低いため。楽観でもROEはkに届かない。悲観は赤字なので、今の自己資本に床(政策保有株の税後と賃貸用不動産)のPBRを掛けた。今のPBRが0.4倍台であることは計算のあとに比べただけで、割安の根拠にしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.8→13.33 倍・やや楽観 PER 8.79→13.33 倍・中立 PER 7.5→13.33 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. アサヒペン 有価証券報告書 FY2026(edinetdb)
  2. アサヒペン 自己株券買付状況報告書(2026年10月2日提出)

分析日 2026-10-20