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プレミアアンチエイジング 4934

DUOのブランド資産と厚い純現金は魅力だが、通販の衰退とVENEXの収益化を考えると安全域はなお不足する

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)499 円43 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-11-02)552 円48 億円差 −9.6%
10 年後から見ると 適正 価値 499 円43 億円 · 差 −9.6% · 期待の年率 +7.7%
期待の年率リターン(10 年)+7.7%資本コスト比 −1.1 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

プレミアアンチエイジングは、クレンジングバームのDUOを主力とする化粧品会社であり、VENEXのリカバリーウェアにも事業を広げている。筆者の評価は「やや割高」である。化粧品のブランド力と厚い純現金には確かな価値があるものの、主力通販の縮小を新事業の利益で埋められるか、まだ見通せないからだ。

2026年7月期の売上高は138.83億円となり、2022年7月期の339.11億円から大きく減った。DUOはクレンジングバームという狭い領域では強いが、広告を使って新規顧客を集める事業の採算は以前ほど良くない。一方、買収したVENEXは売上を伸ばしたものの、直近は販促投資の負担で営業赤字になった。売上が増えることと、株主のために利益が増えることを分けて考える必要がある。

財務には救いがある。2026年7月期末の現金及び預金は49.51億円で、有利子負債を差し引いても約35.77億円の純現金が残る。これは基準時点の時価総額約49.96億円の7割を超える。ただし現金の全額が余剰とは限らない。広告宣伝、在庫、固定費、ブランド再構築に必要な資金があり、過去の配当・自社株買いの実績も乏しい。

10年後の中立像では、DUOを含む化粧品事業が縮小から緩やかな安定へ移り、VENEXが収益を生む第二の柱に育つと考える。それでも、成長を取り戻すまでの資本効率と、少数株主への現金の戻り方には慎重である。5つの筋書きを資本コストで割り引いた本質価値は約43.49億円となり、現在の時価総額を約13.0%下回る。今後の利益回復に期待する余地はあるが、現時点では十分な安全域を確認できない。

バリュー投資の観点から

長く持つ株主の見方では、この会社を評価する順番は、まず10年後にも顧客が自分のお金で買い続ける理由があるか、次にその購買から広告費を差し引いて現金が残るか、最後に残ったお金が株主のために使われるかである。DUOの知名度は確かに資産であり、カテゴリー首位の実績にも価値がある。しかし商品に満足した顧客が多いことだけでは、永久に値上げできる力を証明しない。直販売上の大きな減少を見る限り、その堀は少なくとも以前より狭くなっている。

VENEXには反対の可能性がある。衣類市場が拡大する時期に、素材技術とブランド認知を持っていることは価値がある。高価格の製品を継続して選ぶ顧客が増え、広告費を引いた後の利益が高まれば、新しい再投資先になりうる。だが、衣類は消耗品の化粧品ほど頻繁には買い直されない。高い売上成長率をそのまま高い追加投資利益率と見なしてはならない。

純現金の厚さは、この会社を考える上で欠かせない。売上が縮んでも新製品を試し、販売経路を変える時間を買えるからだ。ただし、現金が帳簿にあることと、株主が自由に使えることは違う。配当や自社株買いの実績がない会社では、余剰資金を新事業に再投資して失う可能性まで考える必要がある。帳簿上の自己資本が時価総額を上回る事実も、資本効率が低ければ単独では割安の根拠にならない。

筆者が重視するのは、利益率が回復した年ではなく、広告費を通常どおり使っても利益と現金が積み上がる状態である。DUOの縮小が止まり、VENEXが十分な資本利益率を示し、さらに株主還元の方針が明確になれば、価値の見積もりは大きく変わる。現時点ではその三つがそろっておらず、事業の将来を予測する難しさに対して支払う価格の安全域はやや不足している。

何で稼ぐ会社か

この会社の稼ぎは、顧客に独自ブランドの商品を選んでもらい、販売価格から製造原価と販売費用を引いた差額である。中核のアンチエイジング事業は、DUO、CANADEL、clayenceなどを展開する。主力のDUOはクレンジングバームから始まり、美容液などへ商品を広げている。製造の多くは外部委託であり、会社が主に担うのは商品企画、ブランドづくり、広告、販売チャネルと顧客関係の管理である。

かつては自社通販で定期購入の顧客を増やす仕組みが成長の中心だった。広告から新規客を獲得し、使い心地に満足した顧客が繰り返し購入することで、最初の広告費を回収する事業である。しかし2026年7月期のアンチエイジング事業売上高は103.49億円に減少し、通販売上は前期比約29%減となった。卸売は伸びたものの、直販に比べて流通業者へ渡す取り分が増えやすく、同じ売上でも利益構造は異なる。累計会員数の大きさだけでは、現在も定期購入する顧客の人数や一人当たり利益を判断できない。

もう一つの柱は、2023年に取得したVENEXによるリカバリー事業である。特殊繊維を使った休養用の衣類を、自社ECや量販店などを通じて販売する。2026年7月期の売上高は35.33億円と増加したが、営業損失は1.65億円だった。成長する市場で認知を高めるための販売促進費が先行している。一般医療機器として届出された商品群や素材技術には差別化の余地があるが、すべての商品が医療機器というわけではない。

この2事業は、どちらもブランドの認知から購買へつなげるという点では似ている。一方、化粧品は使い切れば買い直す消耗品であり、衣類は購入頻度が低い。したがって、VENEXの売上増加をDUOの定期購入と同じ継続収益として扱うことはできない。長期の企業価値を左右するのは、化粧品の顧客減少を止めることと、VENEXの広告費を差し引いた利益を安定させることの両方である。

優良さと弱いところ

DUOの強みは、クレンジングバームという製品カテゴリーを広く認知させ、長年にわたり商品を売り続けた実績にある。会社資料が引用する調査では、2025年のクレンジングバーム市場におけるDUOのブランドシェアは39.1%とされる。累計販売数量も大きく、顧客の使用経験や口コミの蓄積は新規参入者が短期間では複製しにくい。しかしこれはクレンジング全体や化粧品全体のシェアではない。小さなカテゴリーで首位であっても、隣接商品への顧客流出を防げるとは限らない。

値決め力には弱さが見える。2026年にはDUOの一部商品で希望小売価格の引き下げが行われた。ブランドへの認知が高いことと、価格を上げ続けられることは別である。競合品やドラッグストア向け商品が増える中、値上げによって売上総利益を維持するよりも、価格や販促で需要を守らざるを得ない局面がある。広告費をかけなければ顧客が増えず、かけすぎれば利益が残らないという構造が最大の弱点だ。

VENEXは、素材技術や研究開発、商品の着用感に差別化の余地がある。関連特許や一部製品の一般医療機器としての位置付けも、安価な衣類とは異なる価値を伝える材料になる。ただし、休養用衣類という商品そのものを独占できるわけではない。TENTIALのBAKUNE、MTGのSIXPAD関連製品、ワークマンの低価格商品などが参入し、価格帯も販売網も広がっている。技術の優位が利益率やリピート率として現れるまでは、堀が強いと断定できない。

資本効率の変化も重い。2021年7月期には営業利益46.8億円を稼いだが、2023年と2024年には赤字を経験した。2026年7月期の自己資本利益率は約5.4%であり、想定する資本コストに届かない。ブランドの知名度を維持するための支出が、持続的に高い追加投資利益率を生むかどうかを見極めたい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

日本の化粧品市場は大きいが、数量が自然に増え続ける市場ではない。会社資料が引用する富士経済の調査では、2025年の国内スキンケア市場は約1兆4471億円、クレンジング市場は約1446億円である。人口減少は利用者数に逆風となる一方、高齢化は肌悩みに対応する高付加価値商品の需要を支える。物価上昇によって市場金額が増えても、販売個数や企業の取り分が増えるとは限らない。

DUOが競うのはクレンジングバームだけではない。資生堂、花王、コーセー、ファンケル、オルビスなどの化粧品企業に加え、専門通販ブランドやドラッグストアの比較的安価な商品とも顧客の時間と予算を奪い合う。CANADELのオールインワン市場シェアは会社資料の引用値で約1.7%にとどまり、DUO以外のブランドまで圧倒的な市場支配力を持つわけではない。商品選択肢が増え、口コミや動画による比較が容易になるほど、新しい広告が売上に結びつく期間は短くなりやすい。

化粧品通販では、広告媒体の変化も利益率を左右する。検索、SNS、動画、比較サイトでの顧客獲得には継続的な投資が必要である。AIによる商品比較や購買支援が普及すれば、従来の広告や販売画面を通らずに商品が選ばれることも考えられる。ただし、同社は広告制作や運用サービスを外部顧客に販売する会社ではないため、AIエージェント代替の人月・席課金型の数量縮小規則は直接適用しない。ここでの影響は、集客単価とブランド指名購入の変化としてみる。

リカバリーウェアは化粧品より市場が若く、需要の伸びが期待できる。もっとも市場規模には定義の違いがある。休養関連商品を広く含む業界推計では2025年に約2708億円とされる一方、衣類を狭く捉えた調査には2024年の約600億〜800億円という推計もある。この二つを同じ分母としてシェア計算に使ってはならない。VENEXの売上35.33億円から単純に市場支配力を判断せず、メーカー売上と小売市場金額の差も考慮する。

この市場にはTENTIAL、MTG、ワークマンなどがあり、特に低価格商品の大量販売は消費者が許容する価格の幅を広げている。VENEXが10年後にも高価格を維持するには、素材の違いだけでなく、着用後の満足度、買い替え、贈答需要、専門店での推奨を利益として実証する必要がある。中立では化粧品の実質数量が今より減り、VENEXがカテゴリーの拡大を取り込むと考える。ただし両事業とも、名目売上の増加がそのまま競争優位の拡大を意味するわけではない。

資本政策と M&A

資本配分で最も大きな判断の一つは、2023年のVENEX取得である。買収によって化粧品以外の成長市場へ参入し、事業の寿命を延ばす選択肢を得た。取得対価は約5億円で、当時の資金規模から見て会社の存続を左右する大型買収ではなかった。しかし2026年7月期にはリカバリー事業が営業赤字となった。投資の成否は売上の伸びだけでなく、追加広告費を抑えた状態でどれだけ利益を稼ぐかで評価すべきである。

会社は2023年公表の中期経営計画で、2027年7月期の売上高400億円、営業利益率10%以上、ROE12〜15%などを掲げていた。しかし2024年9月12日に主要な定量目標を取り下げ、以後は単年度予想を示す方針へ転換した。したがって古い400億円計画を現在有効な経営公約として使ってはならない。2027年7月期の会社予想は売上高135億円、営業利益1億円、純利益1億円である。

株主還元については、明確な配当性向、DOE、総還元性向、自社株買い金額の数字の約束が見当たらない。上場後の普通配当は実施されておらず、継続的な自社株買いの実績も乏しい。さらに大株主の資産管理会社と創業者の持分を合わせると過半数を大きく超える。経営の意思決定が長期でぶれにくい利点はあるが、現金を少数株主へ戻す圧力は強いとはいえない。

直近の営業キャッシュフローは2.17億円で、会計上の純利益3.64億円を下回った。広告、在庫、商品開発へ資金が必要な事業であり、現金残高をすべて還元余力と考えるのは危険だ。新株予約権による潜在的な希薄化にも注意する。今後のM&Aについては、規模を追う買収より、DUOの顧客基盤を生かす投資とVENEXの採算改善を優先する方が、現段階では株主価値を守りやすい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

DUOは一時的な流行で終わった商品ではない。クレンジングバームというカテゴリーで高いシェアを築き、長期間にわたり消費者の選択肢に残り続けている。近年の売上減少は広告効率の低下と販売方法の転換が重なった結果であり、商品の基本的な競争力を完全に失ったことを意味しない。卸売やECモールの販売が育てば、以前ほど高額な新規獲得広告に依存せず、既存ブランドを利益率の高い事業として再構築できる。

新たな美容液や毛穴ケア商品が既存顧客に定着すれば、クレンジングバームの単品依存も薄れる。長年の販売で獲得した顧客の利用経験は、新しい無名ブランドにはない強みだ。顧客ごとの購入履歴や使用目的に応じた提案が適切に行われれば、同じ顧客から得られる利益を高める余地もある。

VENEXの将来性はさらに大きい。休養や睡眠への関心が高まる中、衣類に機能性を求める市場はまだ成長途上にある。素材技術、特許、一部商品の一般医療機器としての位置付けが、単なる安価な室内着とは異なるブランドを支える。売上が十分な規模に育ち、広告費の比率が低下すれば、現在の赤字は先行投資だったと評価できる。2026年7月期末に残る純現金も、無理な借入や増資をせずに試行錯誤を続ける余裕を与えている。両事業が同時に回復すれば、現在の企業規模から見た上振れは非常に大きい。

慎重な見方

DUOの売上減少は短い景気循環ではなく、顧客を集める仕組みの競争力が失われつつある兆候かもしれない。化粧品は乗り換えが容易で、新商品が継続的に登場する。クレンジングバームで知名度が高くても、消費者は似た使い心地の安価な商品を選べる。実際に通販売上は大きく減り、会社は販売経路を変えながら収益を守っている。卸売が伸びても、小売業者の取り分が増え、利益が戻るとは限らない。

VENEXの成長にも限界がある。休養用衣類は比較しやすい商品であり、ワークマンのように圧倒的な販売数量を持つ会社が低価格帯を広げている。TENTIALやMTGなど、広告・販路・商品開発に投資できる企業との競争も厳しい。技術や特許があるとしても、それが他社製品への乗り換えを防ぐとは限らない。衣類の買い替え頻度は低く、広告費を一度減らしただけで新規顧客が減少する可能性もある。

財務が強いことも万能ではない。純現金は事業の赤字、在庫評価損、広告投資、買収に使えば減る。2026年7月期の営業キャッシュフローは小さく、資本の回収速度は十分とはいえない。配当や自社株買いがないまま支配株主の判断で事業拡張が続けば、少数株主は帳簿の現金を受け取れない。2027年7月期の会社予想が営業利益1億円にとどまることからも、以前のような高収益への回復を前提に評価するのは危険である。

どちらに重みを置いたか

DUOのブランド資産とVENEXの成長市場への足場は評価するが、今ある証拠は慎重な見方をやや強く支持する。主力通販の売上減少が続き、リカバリー事業では増収と営業赤字が同時に起きているためだ。確率は楽観側18%、中立30%、悲観側52%と、下側を厚くした。これは景気への一般的な不安ではなく、同社固有の顧客獲得費用、資本効率、株主還元の弱さを反映した判断である。純現金が下値を支える一方、少数株主がその全額を受け取れるとは限らない。上振れの余地は大きいが、期待値に十分な安全域があるとはまだ言い切れない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/07 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 1,154 円101 億円(+ 還元の換算額還元の合計 0 円0 億円)。 今の値に割り戻すと 499 円43 億円、今との差 −9.6%、 期待の年率 +7.7%(資本コスト 8.8%)→ 適正

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 6% 5,079 円443 億円 0 円0 億円 +820.0% +24.8% 305 円27 億円
やや楽観 12% 2,541 円222 億円 0 円0 億円 +360.3% +16.5% 305 円27 億円
中立 30% 1,099 円96 億円 0 円0 億円 +99.1% +7.1% 330 円29 億円
やや悲観 32% 413 円36 億円 0 円0 億円 −25.2% −2.9% 132 円12 億円
悲観 20% 413 円36 億円 0 円0 億円 −25.2% −2.9% 83 円7 億円
加重平均100% 1,154 円101 億円0 円0 億円 +109.1% +7.7% 1,154 円101 億円

今の株価時価総額 552 円48 億円(2026-11-02)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 6% DUO再成長とVENEXの全国ブランド化 利益 35 億円 · PER 12.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 5,079 円443 億円

DUOはクレンジングバームの首位ブランドとしての地位を保ちながら、美容液や毛穴ケアなどの周辺商品を育てる。通販の新規獲得方法が改善し、卸売やECモールも利益を生む。主要ブランドの既存顧客が複数の商品を使うようになり、化粧品事業の販売点数は現在を超える。商品構成の改善によって平均実現単価も上昇する。

VENEXは素材技術への信頼と専門店での販売網を生かし、休養用衣類の成長市場で高価格帯の有力ブランドになる。TENTIALやMTGが市場全体を広げる一方、VENEXも明確な利用者層を獲得する。広告宣伝費の売上高比率が低下し、リカバリー事業の営業利益率は二桁に乗る。国内の消費者に加え、訪日客や海外販売も一定の貢献をする。

この場合でも再び過去の通販ブームと同じ超高収益が無条件に戻るわけではない。競合への対抗と新商品開発に継続投資しながら、両事業で十分な資本利益率を確保する姿である。買収による無理な規模拡大はせず、利益を事業に再投資し、余剰資金も増やす。既存株主には新株予約権行使による小幅な希薄化が生じる。

  • アンチエイジング事業:数量 4,300,000(年間販売商品点数(点)。クレンジングバーム、美容液、オールインワンなどを含む推計数量)× 価格 4,450(商品1点当たりの平均実現売上高(円)。定期購入割引と卸売・ECモールへの販売条件を反映)→ 売上 191 億円・営業利益 22 億円。現在推計数量の1.25倍。DUOのシェア維持と周辺スキンケアの拡大が実現し、商品構成の改善で実現単価は約1.48倍となる。
  • リカバリー事業:数量 1,200,000(年間販売衣類等点数(点)。上下組は販売上の点数へ換算した推計数量)× 価格 17,000(衣類等1点当たりの会社実現売上高(円)。消費者向け価格から卸売条件や商品構成を調整)→ 売上 204 億円・営業利益 27 億円。現在推計の約3.7倍の販売点数。高価格帯のブランド力を守り、広告費率を下げることが前提。

倍率:k8.75%、長期名目成長g2%、普通の堀による超過利益の残存割合1/2。2036年の余剰現金28億円を除く事業純利益34.108億円、事業自己資本169億円から事業ROE約20.18%。RONIC約14.46%を使う正当化PER=(1-g/RONIC)/(k-g)で約12.77倍。現在や過去の市場PERは参照しない。余剰現金の株主帰属率は0.5で別計上する。

確率:DUOの顧客獲得効率の改善、スキンケア商品への展開、VENEXの大幅なシェア拡大と高い利益率が同時に必要になる。純現金によって挑戦する時間はあるが、複数の成功が重なる可能性は限定的と考える。

やや楽観 12% 化粧品の縮小が止まり、VENEXが利益の柱になる 利益 18 億円 · PER 12.2 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 2,541 円222 億円

DUOは通販の大量広告に頼る成長モデルを修正し、利益が出る顧客層への販売を優先する。クレンジングバームの競争は続くが、ブランドの歴史と商品開発力が一定の顧客を引き留める。CANADELや新しい美容液が周辺需要を取り込み、化粧品事業は大幅縮小から安定へ転じる。卸売比率が高まっても、物流や広告の効率化で利益率を回復する。

VENEXは健康や休養への関心の高まりを受け、百貨店、専門店、自社ECで売上を伸ばす。TENTIAL、MTG、ワークマンなどとの競争によって数量は楽観ほど伸びないが、素材や着心地を評価する消費者が高価格商品を選び続ける。販促費の比率が徐々に低下し、リカバリー事業の営業利益率は10%程度へ改善する。

株主還元の明確な数値方針がないため、利益の全額がすぐ株主に配られるとは考えない。それでも現金を使い尽くすことなく二つのブランド群が黒字化し、投下資本に対して十分な利益が生まれる。過去の最盛期より小さい企業規模でも、収益源が分散することで事業の安定性は高まる。

  • アンチエイジング事業:数量 3,150,000(年間販売商品点数(点)。クレンジングバーム、美容液、オールインワンなどを含む推計数量)× 価格 4,050(商品1点当たりの平均実現売上高(円)。定期購入割引と卸売・ECモールへの販売条件を反映)→ 売上 128 億円・営業利益 11 億円。数量は現在推計をやや下回るが、物価と付加価値商品の構成改善で単価が上昇。販促費率低下で利益率8.5%。
  • リカバリー事業:数量 900,000(年間販売衣類等点数(点)。上下組は販売上の点数へ換算した推計数量)× 価格 15,800(衣類等1点当たりの会社実現売上高(円)。消費者向け価格から卸売条件や商品構成を調整)→ 売上 142 億円・営業利益 14 億円。販売数量約2.8倍。高価格市場の拡大を取り込むが、低価格競合により楽観ほどの単価上昇は実現しない。

倍率:k8.75%、g2%、普通の堀による残存割合1/2。余剰現金29億円の税後利息相当0.406億円を除く事業純利益17.194億円と事業自己資本121億円によるROE約14.21%を使う。RONIC約11.48%から正当化PER約12.23倍を求め、その上限を採用。余剰現金は株主帰属率0.5で別計上。

確率:VENEXの増収自体は確認できるが、利益率改善は未証明である。化粧品の販売数量安定とVENEXの黒字定着が重なるケースとして、楽観より高いものの限定的な確率を与える。

中立 30% DUOは小さく安定し、VENEXの成長が減少分を埋める 利益 8 億円 · PER 11.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 1,099 円96 億円

DUOはクレンジングバームの有力ブランドとして残るが、以前のように広告費を増やせば顧客が急増する事業には戻らない。化粧品市場の数量は人口減少や消費者のブランド交代で緩やかに縮み、競合品も増える。CANADELやclayenceを含めた販売点数は現在より減るが、既存顧客の購買、ECモール、卸売が事業を支える。名目単価は主として物価上昇の範囲で上がるものの、大幅な値決め力は得られない。

VENEXはリカバリーウェアの市場拡大を取り込み、現在より販売数量を増やす。ただしTENTIALや低価格商品との競争が続き、販売促進費の負担は高い。売上の規模は化粧品と並ぶまで育つが、営業利益率は6%程度にとどまる。素材技術は差別化に役立つものの、他社への乗り換えを強く防ぐ仕組みにはならない。

二つの事業を合わせた売上高は現在より増えるが、利益率は過去のDUO最盛期より低い。自己資本は利益の留保によって増え、ROEは約6%台にとどまる。株主還元の数値公約がないため、余剰資金の評価には支配株主と少数株主の利害の違いを織り込む。M&Aによる大きな上振れは前提にしない。

  • アンチエイジング事業:数量 2,450,000(年間販売商品点数(点)。クレンジングバーム、美容液、オールインワンなどを含む推計数量)× 価格 3,800(商品1点当たりの平均実現売上高(円)。定期購入割引と卸売・ECモールへの販売条件を反映)→ 売上 93 億円・営業利益 5 億円。販売数量は現在推計の約0.71倍。ブランドの成熟と国内人口減少で減るが、単価は約1.27倍で物価上昇よりやや弱い。
  • リカバリー事業:数量 650,000(年間販売衣類等点数(点)。上下組は販売上の点数へ換算した推計数量)× 価格 14,800(衣類等1点当たりの会社実現売上高(円)。消費者向け価格から卸売条件や商品構成を調整)→ 売上 96 億円・営業利益 6 億円。販売数量は現在推計の約2倍。市場成長を取り込むが、競争と広告費によって営業利益率は6%。

倍率:k8.75%、g_long2%。余剰現金34億円を除く事業純利益7.024億円と事業自己資本86億円から、事業ROEは約8.17%でkを下回る。資本コスト以下のROEによる成長には超過価値を認めず、正当化PERの上限を1/k=11.43倍とする。事業の稼ぐ力と余剰現金の株主帰属価値17億円を分けて計算する。

確率:化粧品通販の大きな減少とVENEXの増収をともに認め、どちらか一方の将来性だけを採用しない。化粧品の収益安定とVENEXの採算改善に時間がかかるケースを中心とする。

やや悲観 32% 化粧品の減少が続き、VENEXも薄利にとどまる 利益 1 億円 · PBR 0.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 413 円36 億円

DUOはクレンジングバーム市場に残るものの、広告効率の悪化と顧客のブランド交代を止められない。美容液などの新製品も成長の柱には育たず、CANADELやclayenceの売上も伸び悩む。卸売とECモールに販売を移して数量の急減を和らげるが、流通に渡す利益が増えるため、化粧品事業の営業利益率は2%程度まで低下する。

VENEXではリカバリーウェアの市場そのものは広がる。しかし低価格帯のワークマン、広告力のあるTENTIAL、機能性商品を展開するMTGなどとの競争が強まり、同社が獲得する販売数量は中立より少ない。素材の違いを訴求しても高価格を維持するのが難しく、販促費と人件費が利益をほぼ使い切る。

全社としては黒字を維持するが、新たに投じた資本から十分な利益を生めない。経営は不採算の広告や商品を整理し、買収よりも資金の保全を優先する。現金の一部は事業維持に使われ、株主への明確な還元も始まらない。利益の価値は小さく、残された純金融資産と換金可能資産が企業価値を支える。将来の自己資本が帳簿上は増えても、収益力が低いため、その全額を時価総額として評価することはできない。

  • アンチエイジング事業:数量 1,850,000(年間販売商品点数(点)。クレンジングバーム、美容液、オールインワンなどを含む推計数量)× 価格 3,600(商品1点当たりの平均実現売上高(円)。定期購入割引と卸売・ECモールへの販売条件を反映)→ 売上 67 億円・営業利益 1 億円。販売数量は約0.54倍。価格上昇は競争に抑えられ、広告費と流通費の比率が高止まりする。
  • リカバリー事業:数量 500,000(年間販売衣類等点数(点)。上下組は販売上の点数へ換算した推計数量)× 価格 12,500(衣類等1点当たりの会社実現売上高(円)。消費者向け価格から卸売条件や商品構成を調整)→ 売上 63 億円・営業利益 1 億円。販売数量は伸びるが、実現単価は中立より低い。広告や競合対抗費用が利益を吸収する。

倍率:2036年のROE約1.48%は資本コスト8.75%を大きく下回るため、増分資本に超過価値を認めない。稼ぐ力による評価は、余剰現金15億円の税後利息0.21億円を純利益1.3億円から除いた事業利益1.09億円に正当化PER上限11.43倍を掛け、余剰現金の株主帰属価値7.5億円を足した約20億円である。一方、純現金と換金可能資産の税後価値を36億円と見積もるため、両者の大きい方である36億円を採用する。PBRの分母は将来自己資本88億円ではなく、現在の自己資本66億円である。したがってPBRは36÷66=約0.5455倍。将来の自己資本増加分に床の倍率を掛けず、現在の資産価値を二重に評価しない。

確率:下に寄せる理由:2026年7月期に化粧品の通販売上が約29%減少し、VENEXは増収でも営業赤字だった。2027年7月期の全社営業利益予想も1億円であり、二つの課題が同時に解決しない可能性を中立より重く見る。

悲観 20% 両ブランドが競争に敗れ、企業価値が資産回収に依存する 利益 −5 億円 · PBR 0.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 413 円36 億円

DUOはクレンジングバームの知名度を残すものの、安価な競合商品と新しい美容ブランドへの顧客流出が続く。定期購入者が減り、広告を増やしても採算に合う新規顧客を獲得できなくなる。CANADELなどへの展開も主力の減少を補えず、化粧品事業の販売点数は現在の3割程度まで縮む。固定費を削っても販促や物流の最低限の費用が残り、営業赤字に転じる。

VENEXも低価格衣類と有力ブランドの間で競争上の立場を失う。素材や特許による違いを販売価格へ転嫁できず、製品の買い替え頻度も伸びない。研究開発とブランド維持の支出が残るため、リカバリー事業も赤字が定着する。買収によって得た事業が株主資本の利益率を改善するという期待は実現しない。

経営は不採算商品を整理し、中国事業に続く撤退や縮小を進める。販路の縮小によって売掛金や在庫の回収が進むが、これまでの赤字で現金の一部も失われる。稼ぐ力にほとんど価値を認められず、残る純金融資産と回収可能な運転資産が企業価値の中心となる。資金調達を伴う大型買収による再起は想定しない。

  • アンチエイジング事業:数量 1,050,000(年間販売商品点数(点)。クレンジングバーム、美容液、オールインワンなどを含む推計数量)× 価格 3,400(商品1点当たりの平均実現売上高(円)。定期購入割引と卸売・ECモールへの販売条件を反映)→ 売上 36 億円・営業利益 −3 億円。販売数量は現在推計の約0.30倍。ブランド力が弱まり、値決め力も失われる。固定費と販促費を回収できない。
  • リカバリー事業:数量 300,000(年間販売衣類等点数(点)。上下組は販売上の点数へ換算した推計数量)× 価格 11,500(衣類等1点当たりの会社実現売上高(円)。消費者向け価格から卸売条件や商品構成を調整)→ 売上 35 億円・営業利益 −2 億円。販売数量は現在とほぼ同程度にとどまり、規模の経済を得られない。単価も物価上昇に追い付かない。

倍率:営業赤字と最終赤字が定着するため、PERによる利益価値ではなく換金可能な資産で測る。現在の自己資本66億円を評価の基準とし、回収可能な純金融資産と運転資産の税後価値36億円を残存価値とする。PBRは36÷66=約0.5455倍である。2036年の自己資本47億円に倍率を掛けて床を決めるのではなく、現在の資産の回収価値を評価の出発点とする。やや悲観と同額の36億円になるのは、両筋書きで事業利益による価値が小さく、資産価値の床が支配的になるためである。過去の市場PBRは参照しない。

確率:DUOの長期縮小は実績で確認でき、VENEXにも競争激化の兆候がある。両方が構造的な敗者となる場合を無視できない。ただし現時点で厚い純現金とブランド資産があり、破綻が必然とみるほどの材料はないため、極端な確率にはしない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

アンチエイジング事業

DUO、CANADEL、clayenceなどの化粧品。通販、ECモール、卸売を通じて販売し、価格から製造原価、広告費、物流費、人件費などを差し引いて利益を得る。

数量年間販売商品点数(点)。クレンジングバーム、美容液、オールインワンなどを含む推計数量価格商品1点当たりの平均実現売上高(円)。定期購入割引と卸売・ECモールへの販売条件を反映売上営業利益
今 2026/07 3,449,667 3,000 103 7
10 年後 中立 2,450,000 3,800 93 5

取り方:会社の2026年7月期決算説明資料のアンチエイジング事業売上103.49億円を正とする。商品別販売点数と全商品の平均実現単価は開示されていないため、DUOクレンジングバームの通常価格、定期価格、割安な他ブランド商品、卸売比率の拡大を参考に平均実現単価を3000円と仮定し、売上から約344.97万点を逆算した推計である。実際の販売個数の開示値ではない。DUOの通常価格3960円と定期価格3168円の違い、卸売の会社取り分が平均単価を大きく変える。会社資料では同事業の通販売上が2025年7月期95.05億円から2026年7月期67.46億円へ減少し、卸売売上は22.18億円から25.12億円へ増えた。数量の中心的な仮説は、顧客の購入頻度と有料広告で獲得できる新規顧客数の変化である。会社開示のセグメント営業利益は6.60億円。

リカバリー事業

VENEXブランドのリカバリーウェアと関連商品の販売。特殊繊維、着心地、研究開発、販売店との関係、ブランド認知が商品の付加価値となる。

数量年間販売衣類等点数(点)。上下組は販売上の点数へ換算した推計数量価格衣類等1点当たりの会社実現売上高(円)。消費者向け価格から卸売条件や商品構成を調整売上営業利益
今 2026/07 321,182 11,000 35 −2
10 年後 中立 650,000 14,800 96 6

取り方:会社開示の2026年7月期リカバリー事業売上35.33億円、営業損失1.65億円を正とする。VENEXには1万円台の単品から2万〜3万円台の上下組など複数の価格帯があるが、年間販売点数と卸売実現単価は公開資料から確定できない。商品構成と流通マージンを考慮して会社実現単価を1点1万1000円と仮定し、約32.12万点を逆算した。これはメーカー出荷点数の推計であり、一般に公表される小売市場規模と同じ評価額ではない。競合のワークマンが開示する大量販売と比較する際も、価格帯・商品定義・集計期間の違いを考慮する。

リスクと懸念

DUOの定期購入モデルの衰退

2026年7月期のアンチエイジング事業では通販売上が約29%減少した。既存顧客の離脱と新規獲得費用の上昇が同時に進めば、広告を増やしても利益を取り戻せない。卸売の成長は販路の分散には役立つが、直販時と同じ利益率を保証しない。累計会員数ではなく、現在購入している顧客数と継続率を見なければ、ブランドの堀を過大評価する。

リカバリーウェアの価格競争

VENEXは技術とブランドに強みがあるものの、TENTIAL、MTG、ワークマンなどとの競争が強まっている。低価格帯の販売数量が急増すれば、高価格商品で高い利益率を得られる市場は想定より狭いかもしれない。販売点数の増加が値下げや広告費増加を伴えば、売上成長にもかかわらず営業利益が残らない。

広告費と顧客生涯価値の不一致

化粧品の広告は初回購入で費用を全額回収できるとは限らず、その後の継続購入が利益を左右する。販売経路や媒体の変化によって顧客獲得単価が高止まりすると、売上を維持するための広告が利益を吸収する。リカバリーウェアは化粧品ほど購入頻度が高くないため、同じ広告投資回収モデルを当てはめるのも危険である。

AIによる購買経路の変化と競争の激化

化粧品と衣類は現物の商品であり、人月、席課金、広告運用受託などに対するAIエージェント直接代替の対象ではない。ただしAIによる商品比較、推奨、代理購入が広がれば、従来の広告画面を経由しない購入が増え、既存の集客投資が効かなくなる可能性がある。顧客にブランド名を指定してもらえる力が、従来以上に重要になる。

支配株主と少数株主の資本配分の違い

純現金は厚いが、普通配当や継続的な自社株買いの実績が乏しい。支配株主が再投資を選ぶ場合、少数株主は帳簿上の現金の取り崩しや新しい買収を止めることが難しい。赤字事業の延命や採算の不明確な買収が続くと、財務の強さは時間とともに失われる。現金の額だけでなく、株主に戻すための具体的な仕組みを見る必要がある。

VENEXの知的財産と医療機器表示の限界

特殊繊維の技術や関連特許は差別化の材料になるが、保護範囲や残存期間には限りがある。また、一般医療機器に該当するかどうかは個別商品と届出内容によって異なる。すべての衣類に同じ医学的効果があるかのような宣伝はできず、表示規制や科学的根拠への要求が強まれば販促方法も変わる。素材の優位が顧客の支払価格に結びつくかが本質である。

純現金の消耗と会計上の資産価値

現在の純現金は大きいが、販売促進費、製品開発費、在庫、賃料によって減少しうる。帳簿の自己資本には、現金のように額面で回収できない資産も含まれる。2026年7月期には営業キャッシュフローが小さく、会計上の利益を自由に使える現金と同一視できない。2027年以降のリース会計の表示変更で負債の見え方が変わっても、家賃という経済的な負担は消えない。

今後の分かれ目

DUOを中心とした通販売上の前年割れが止まり、広告費を増やさずに新規顧客数と継続購入が改善したら
化粧品事業の数量と営業利益率を上方修正する。単に販売促進費を増やした結果として売上が回復した場合とは区別し、利益と営業キャッシュフローの改善も条件とする。
VENEXの売上高が継続して伸び、同時に営業利益率が6%以上で安定したら
中立の筋書きに対する確信を高め、やや楽観側の確率を引き上げる。広告費の一時的な削減による利益ではなく、成長投資を継続した上での黒字化かを確認する。
リカバリーウェアの競合が高価格帯でも値下げを進め、VENEXの実現単価が下がったら
VENEXの販売数量が増えても営業利益の予想を引き下げる。特に広告費と返品負担が増えるなら、やや悲観から悲観への移行を検討する。
会社が配当性向、DOE、自社株買い金額などの具体的な数値方針を公表し、実際に還元を始めたら
余剰現金の株主帰属率を0.5から0.75、継続性と十分な還元実績が確認できれば1.0へ改める。利益見通しが変わらなくても、現金の取り分が明確になることで現在価値は改善する。
2027年7月期の営業利益1億円という会社予想に届かず、広告費の拡大後も成長が確認できなかったら
DUOの収益安定とVENEXの投資回収に必要な期間を延ばし、悲観側の確率を高める。現金残高の減少が続けば換金床も再計算する。
DUOのクレンジングバーム市場シェアが大幅に低下し、定番商品の価格引き下げが広がったら
ブランドの値決め力と顧客維持力に関する評価を下げる。市場全体の名目成長が続いても同社の実質数量が減る可能性を強く見る。
VENEXの利益が回復する前に大型M&A、増資、追加的な株式報酬が発表されたら
買収先の追加投資利益率と既存株主の希薄化を別々に検証する。成長市場への進出という説明だけでは評価を上げず、株主の取り分と取得対価の回収可能性を重視する。

見ておくもの

  • アンチエイジング事業の通販売上と卸売売上の四半期別推移
  • DUOのクレンジングバーム市場シェア、通常価格、定期購入価格の推移
  • 広告宣伝費の金額と売上高比率、広告投資後の営業キャッシュフロー
  • 既存購入顧客の継続率、定期購入者数、新規顧客獲得単価の開示
  • VENEXの販売点数、平均実現単価、売上高、営業利益率
  • TENTIAL、MTG、ワークマンなど競合の数量と価格帯の変化
  • 2027年7月期の売上高135億円、営業利益1億円という会社予想の進捗
  • 純現金、在庫、売掛金、敷金、営業キャッシュフローの推移
  • 配当性向、DOE、総還元性向、自社株買いなどの具体的な株主還元方針
  • 新株予約権の行使、新規買収、事業撤退、支配株主の持分変化
  • 中期経営計画の定量目標が改めて設定されるかどうか
  • 一般医療機器に該当するVENEX製品の範囲、関連特許の残存期間と競合商品の機能性表示

倍率と資本コストの決め方

基準株価573円と既存株式871万9845株による現在の時価総額は約49.96億円である。添付のbriefは2025年7月期を実績の起点にしているが、2026年9月14日の決算発表と同年10月23日の有価証券報告書が確認できたため、分析の起点は2026年7月期に更新した。業績・財務・価格・株数は添付を基礎とし、決算の古さについてのみ最新の会社開示を優先した。

各事業の2026年の数量と平均実現単価は会社の非開示項目であり、売上と実際の製品価格を用いた推計である。10年後は販売点数と平均実現単価を別々に考え、物価の上昇を数量へ二重計上していない。最初に2036年の売上と利益を定め、次にk8.75%、長期名目成長2%、事業ROEと追加投資の収益率からPERを決めた。ROEがkを下回る中立ではPERを1/kに制限し、悲観側は換金可能資産を参照した。現在のPERや過去のPBRに評価を寄せていない。

やや悲観の床は、現在の純現金約35.77億円を中心とする換金可能資産の税後価値36億円である。2036年の自己資本88億円にPBRを掛けて40億円とした従前の評価は、床の評価基準として不適切だったため採用しない。やや悲観の稼ぐ力と余剰現金による価値は約20億円であり、床の36億円を超えない。このため時価総額は36億円、PBRは現在の自己資本66億円に対する約0.5455倍とする。悲観も同じ床が支配的なため36億円とし、将来自己資本を床の倍率の分母に使わない。

純現金は事業に必要な分と余剰分を分け、株主還元の実績の乏しさから余剰現金の株主帰属率を0.5とした。新株予約権の希薄化は最後の株主帰属額に反映する。各筋書きの10年後時価総額と期間中還元を資本コスト8.75%で割り引いた確率加重価値は約43.49億円、現在の時価総額との差は約マイナス13.0%で、判定はやや割高となる。10年後の中立時価総額が現在を上回ることと、10年間の時間価値を引いた現在価値が割安であることは同じではない。2027年以降の新リース会計による表示変更は、家賃負担を二重に引かない形で比較する。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5% + 上乗せ 0.5%。通常の株主資本コスト7.5%に、過去の営業利益の変動、値決め力、純現金の財務効果を合算した0.75ポイント、再建途上の追加負担0.5ポイントを加えた8.75%。時価総額の小ささや株価のベータを機械的に上乗せせず、個別の買収失敗や商品競争は筋書きの数量と利益率に反映する。

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車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +28.7% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +26.5% · 10 年 やや割安(年 +11.5%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +26.3% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +10.7%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +23.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +22.2% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +20.8% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +20.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +19.4% · 10 年 やや割安(年 +11.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +10.7%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.9% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +18.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 Aiロボティクス247A 美容ブランドの成長は続くが、BJC買収で背負った負債と販売権の脆さを踏まえると、足元の価値にはなお慎重でありたい 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +15.2% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.2% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) 適正 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +10.0% · 10 年 適正(年 +10.8%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +10.2%) 適正 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +7.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 クラサスケミカル646A 大分の石化拠点と高純度誘導品には価値があるが、再建後の利益と高配当の両立をまだ確かめられず、現在の評価は適正圏 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −0.9% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 コージンバイオ177A 培地製造には長く残る技術と顧客基盤があるが、細胞加工の品質問題と設備投資負担を考えると、株価にはまだ十分な安全域がない 本質価値との差 −1.2% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −2.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 −4.1% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −4.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −6.6% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 川上塗料4616 値上げ回復と粉体塗料に伸びしろはあるが、長期の稼ぐ力を織り込むと現在価値はおおむね適正圏にある 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.2% · 10 年 適正(年 +6.3%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −12.9% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −17.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −18.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −23.0% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −23.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) 割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −30.0% · 10 年 割高(年 +4.7%) 割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −30.3% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −38.4% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −42.9% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −43.3% · 10 年 割高(年 +4.7%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −44.7% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −48.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −54.8% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.7% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 リプロセル4978 細胞研究の顧客基盤と豊富な有価証券はあるが、慢性赤字と新株発行が十年先の株主価値を薄める 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −79.9% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%)

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読んだ資料

  1. プレミアアンチエイジング株式会社 第17期有価証券報告書(2026年7月期、2026年10月23日提出)
  2. プレミアアンチエイジング株式会社 2026年7月期決算説明資料(2026年9月14日)
  3. プレミアアンチエイジング株式会社 事業計画及び成長可能性に関する事項
  4. プレミアアンチエイジング株式会社 中期経営計画ページ(主要財務KPI取り下げの告知を含む)
  5. プレミアアンチエイジング株式会社 DUO一部商品の価格改定に関する発表

分析日 2026-10-23