株譜
AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

KIMOTO 7908

時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)277 円121 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)230 円100 億円差 +20.4%
10 年後から見ると やや割安 価値 277 円121 億円 · 差 +20.4% · 期待の年率 +9.0%
期待の年率リターン(10 年)+9.0%資本コスト比 +0.7 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

KIMOTO(きもと)は、光学機器やスマホの部材、電子部品や電池の製造工程で使う機能性フィルムの会社だ。売上は100億円ほど。筆者の結論は、本質価値は今の時価総額を上回る「やや割安」。理由は、時価総額が手元の現金を下回っているのに、本業が資本コストを超える稼ぎを出せる可能性が高いことだ。

まず現金だ。現金同等物は110億円あり、借入はほとんどない。時価総額は100億円ほどで、工場と技術が値段の上でゼロ以下になっている。

次に稼ぐ力だ。営業利益は2025年3月期に13億円、2026年3月期に11億円で、利益率は10%台に乗っている。過去に赤字の期もあったが、工程用・産業用への軸足の移し替えが利益率を押し上げた。

不安は二つある。10年にわたって現金がほぼ動かず、会社が成長投資と新規事業に使う方針であること。デジタルツインが苦戦していること。ただ、配当に自社株買いを足した還元は、直近で利益を上回った。筆者は現金の価値を、戻り方を0.75で割り引いて数えた。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、価格が現金の下にある事実が最大の材料になる。時価総額100億円に対し、手元の現金は110億円だ。会社の事業が資本コストを稼げるなら、事業は無料で手に入る。

ただし条件がある。現金が株主に戻るか、少なくとも浪費されないことだ。この会社は10年以上、現金をほとんど動かさなかった。成長投資に60億円を使う計画があり、デジタルツインのような新規事業の成否は読めない。筆者は現金の価値を、戻り方0.75で割り引いて数えた。

本業の稼ぐ力は、見る価値がある。工程用の製品は顧客の工程に入り込み、利益率が10%台に乗った。株主のものになる利益は、年に10億円前後を見込める。

安全域は厚い。悲観の姿でも、現金の半分ほどは価値が残る。わからない点は、経営者が現金をどう使うかだ。ここが変わる兆しが出たら、評価をさらに上げる。

何で稼ぐ会社か

稼ぎ口の中心は、フィルムの表面に特殊な加工をした工業用材料だ。基材のフィルムに塗料を塗り、光を通す・遮る・散らす、貼って剥がす、といった機能をつける。

大きく二つの顔がある。ひとつは光学機器やディスプレイ向けだ。カメラやスマホの内部で光を遮るフィルム、液晶の光を均一にする拡散フィルム、タッチパネルの表面を守るハードコートなどがある。需要はスマホの出荷に左右され、2023年3月期には東アジアのスマホ減産で営業赤字になった。

もうひとつは、工程用・産業用だ。電子部品や半導体、電池を作る工場の中で、部品を貼りつけて運ぶ、保護する、といった使われ方をする。輸送機器の電子部品向けも伸びている。顧客の工場の工程に入り込む製品なので、一度採用されると長く続きやすい。

販売は商社経由が多く、上位2社で売上の約3割を占める。光陽オリエントジャパンが17%、興和江守が12%だ。

第三の柱として、レーザー計測と360度撮影で工場や橋梁の3Dモデルを作るデジタルツイン事業を育てている。売上は全体の5%前後で、統合報告書は苦戦と認めている。

優良さと弱いところ

堀は、塗工の技術と、顧客の工程への入り込みだ。フィルムの表面に精密な層を作る技術は、一朝一夕には真似できない。特に工程用は、顧客の品質基準を通すまでに年単位の評価が要る。ただし、売上の約3割が商社2社に偏り、最終顧客の事情で数量が大きく動く。

収益性は上向いている。営業利益率は2023年3月期の−6.5%から、2025年3月期の11.9%へ戻り、2026年3月期も10%台に乗った。会社は低収益品の統合と高付加価値品の販売で利益率が上がったと説明している。ただし、過去12年で赤字の期は4回あり、安定した高収益とはまだ言えない。

財務は極めて堅い。自己資本比率は8割を超え、借入はほとんどない。

弱点は、資本の使い方が保守的な点だ。現金が長く動かず、政策保有株の解消を2027年までに進める方針を示したのも最近の話だ。海外子会社の北米・欧州は赤字が続いている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

市場は二つに分かれる。光学・ディスプレイ向けは成熟で、スマホとカメラの出荷が横ばいから細る中、中国勢の追い上げが厳しい。遮光フィルムや拡散フィルムは、中国や韓国の大手が汎用品で価格を落としてくる。日本の会社が守れるのは、特殊な加工が要る高付加価値品だけだ。

工程用・産業用は、半導体や電池、電子部品の製造工程で使われる。AIの計算基盤向けの半導体投資や、車の電動化に伴う電池・電子部品の増産が追い風になる。ただし電池は中国と韓国の勢いが強く、日本向けの需要は読みにくい。

原材料のフィルムや塗料は石油化学品だ。2026年は中東情勢でナフサが荒れ、会社は2027年3月期の業績予想を出せていない。原料の高騰を値段に転嫁できるかが利益率を左右する。

10年で見れば、光学向けは数量が2割ほど減り、工程用は4分の1ほど増えると筆者は見る。全体の数量はほぼ横ばいで、利益は工程用の比率で決まる。

光学向けの値段は、中国勢との競争で物価に届かず、10年で1割ほどしか上がらないと見る。工程用は顧客の品質基準を通した製品なので、値段を物価並みに上げやすい。この差が、全社の利益率を押し上げる主因になる。

資本政策と M&A

還元は積極的になってきた。配当性向40%を目標にし、2026年3月期は配当に3億円、自社株買いに約3.9億円を払った。合計は純利益の5.65億円を上回る。前年も自社株買いに約3億円を使っている。

資本政策の柱は成長投資だ。第6次中計は、3年で60億円(環境対応22.5億円、新規ビジネス31億円など)を投じる計画を掲げる。金融資産の比率を34%から18%に下げ、現金を事業用の資産へ移す考えだ。

株主は安定している。取引先の親睦会であるきもと共栄会が15%、創業者の一族が合わせて10%ほどを持つ。外部の大口株主は見当たらない。政策保有株は2027年までに解消する方針だ。

買収される側の可能性は、現金の厚さと時価総額の小ささから、無視はできない。ただし安定株主が厚く、敵対的な動きは起こりにくい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

時価総額は現金を下回り、本業は無料で付いてくる。営業利益率は10%台に乗り、会社は低収益品の統合と高付加価値品への転換で利益率を引き上げている。

工程用・産業用は、半導体と電池、電子部品の製造工程に入り込み、顧客を変えにくい。足元でも輸送機器向けと通信機器向けの増収が出ている。計画の2028年3月期の営業利益21億円に届けば、現金だけでなく本業の稼ぎでも価値は十分になる。

還元も動いている。直近の配当と自社株買いの合計は利益を上回り、政策保有株は2027年までに解消する。安定株主が厚いので、経営は長期の視点で資本を使える。会社が掲げる自己資本利益率8%以上の目標も、現金の使い方次第で十分に届く。株主構成が動かない限り、経営陣は時間をかけて改革を進められる強みもある。市場が現金の下まで売っているのは、悲観が行き過ぎている印と見る。新しい中計が掲げる自己資本利益率の目標も、市場が評価していない。

慎重な見方

現金が安いのではなく、市場が現金の使い道を疑っているだけだ。10年以上、現金はほとんど動かず、利益率が低かった時期は赤字が続いた。過去12年で赤字の期は4回ある。

スマホ・カメラ向けは、中国勢の追い上げと出荷の細りで縮む。2023年3月期に営業赤字へ転じた経験が、再び起こりうる。新規事業のデジタルツインは苦戦し、成長投資60億円の相当部分は回収できない可能性がある。

売上の約3割が商社2社に偏り、最終顧客の事情で数量が動く。原料の石油化学品が中東情勢で荒れ、転嫁できなければ利益率は一気に下がる。安定株主の厚さは、経営の規律を弱める面もある。商社2社に頼る販売の仕組みは、最終顧客の情報が遅れて届く弱さも抱える。現金の厚さは見かけで、経営陣が新規事業に使い切れば、株主の取り分は目減りする。過去の例が、この心配を裏づけている。しかも中計の利益率16%は、過去に一度も届いていない水準だ。前の中計も、中国の景気停滞を理由に未達で終わった。

どちらに重みを置いたか

現金の厚さと稼ぐ力の改善が、新規投資の不安を上回る。確率は中立に厚く、悲観は1割程度に抑えた。強気の見方で説得力があるのは、直近の還元が利益を上回った点。弱気の見方で重いのは、スマホ向けの急減と新規投資の失敗の前例だ。この点を考え、やや悲観は4分の1に置いた。両方の見方を比べると、現金の厚さがあるぶん、下値は浅いと見る。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 400 円175 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 142 円62 億円)。 今の値に割り戻すと 277 円121 億円、今との差 +20.4%、 期待の年率 +9.0%(資本コスト 8.3%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 807 円352 億円 229 円100 億円 +350.3% +16.2% 62 円27 億円
やや楽観 20% 575 円251 億円 188 円82 億円 +231.8% +12.7% 153 円67 億円
中立 37% 456 円199 億円 160 円70 億円 +167.9% +10.4% 228 円100 億円
やや悲観 26% 193 円84 億円 103 円45 億円 +28.7% +2.6% 77 円34 億円
悲観 11% 161 円70 億円 46 円20 億円 −10.1% −1.1% 23 円10 億円
加重平均100% 400 円175 億円142 円62 億円 +135.9% +9.0% 543 円237 億円

今の株価時価総額 230 円100 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 6% 工程用フィルムが半導体・電池で伸び、新規事業も立つ 利益 21 億円 · PER 15.0 倍 · 株価時価総額 807 円352 億円

工程用・産業用のフィルムが、半導体の製造工程と電池の製造工程で採用を広げる。数量は10年で6割増え、値段は物価並みに上がる。営業利益率は15%台後半まで上がる。会社が掲げる16%に近い姿だ。

光学・ディスプレイ向けは縮小がゆるやかで、利益率は11%を保つ。デジタルツインは橋や工場の3Dモデルの管理が定着し、売上が3倍になって黒字化する。

営業利益は28億円近くに達する。還元は配当に加えて自社株買いも続き、毎年の利益の7割を超える。筆者は、この姿が実現するには新製品の寄与が計画どおり立ち上がることが前提と見る。足元の利益率は10%で、前の中計は未達に終わった。確率は低く置く。

  • 光学・ディスプレイ向けフィルム:数量 3.2(フィルムの販売面積(百万㎡・年、推定))× 価格 13(1 百万㎡あたり売上(億円・名目))→ 売上 40 億円・営業利益 4 億円。3.15×12.65、営業利益率 11.0%
  • 工程用・産業用フィルム:数量 8.8(フィルムの販売面積(百万㎡・年、推定))× 価格 15(1 百万㎡あたり売上(億円・名目))→ 売上 130 億円・営業利益 21 億円。8.8×14.74、営業利益率 16.0%
  • デジタルツイン・その他:数量 195(案件数(件・年、推定))× 価格 0.13(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 26 億円・営業利益 3 億円。195.0×0.134、営業利益率 12.0%

倍率:事業の純利益 19 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.8% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.0 倍 + 余った現金(戻り方込み)60 億円。全体の PER 15 倍、時価総額 352 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:計画どおりに高機能品の比率が上がり、デジタルツインも黒字化する必要がある。前の中計が未達だった会社なので、確度は低い。

やや楽観 20% 工程用が堅調に伸び、光学向けは緩やかに縮む 利益 15 億円 · PER 13.6 倍 · 株価時価総額 575 円251 億円

工程用・産業用のフィルムが、輸送機器の電子部品と電池の製造工程を中心に伸び、数量は10年で4割増える。値段は物価並みに上がり、営業利益率は14%台に上がる。

光学・ディスプレイ向けは、スマホとカメラの出荷が減る中で、数量が15%ほど縮む。値段は競争で物価に届かない。デジタルツインは小さく育つが、利益は薄い。

全社の営業利益は18億円台で、会社の計画の21億円に近づく。還元は配当性向4割を守り、自社株買いも出る。財務の安全度は高いまま、資本効率が資本コストを上回る姿だ。値段は工程用が物価並みに上がり、光学向けは競争で伸び悩む。筆者は、これを現実に近い上振れと見る。

  • 光学・ディスプレイ向けフィルム:数量 3.0(フィルムの販売面積(百万㎡・年、推定))× 価格 12(1 百万㎡あたり売上(億円・名目))→ 売上 37 億円・営業利益 4 億円。2.975×12.32、営業利益率 10.0%
  • 工程用・産業用フィルム:数量 7.7(フィルムの販売面積(百万㎡・年、推定))× 価格 15(1 百万㎡あたり売上(億円・名目))→ 売上 114 億円・営業利益 16 億円。7.7×14.74、営業利益率 14.0%
  • デジタルツイン・その他:数量 130(案件数(件・年、推定))× 価格 0.13(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 17 億円・営業利益 1 億円。130.0×0.134、営業利益率 7.0%

倍率:事業の純利益 14 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.7% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)60 億円。全体の PER 13.58 倍、時価総額 251 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:工程用・電池向けの増収は足元で出ている。光学向けの縮小が緩やかなら、現実的な範囲だ。

中立 37% 工程用は伸びるが、光学向けは縮み、利益率は10%台前半 利益 12 億円 · PER 12.3 倍 · 株価時価総額 456 円199 億円

工程用・産業用のフィルムは、電子部品と電池の製造工程で使われ、数量は10年で25%増える。値段は物価並みに上がるが、利益率は13%に留まる。足元の最高水準に届かず、原材料の石油化学品の値上がりを転嫁しきれない。

光学・ディスプレイ向けは、数量が2割減り、値段は競争で物価に届かない。デジタルツインは数量が5割増えるが、利益は薄い。

全社では、売上が150億円弱、営業利益が15億円前後になる。中計の2028年3月期の21億円は、10年のうちに届く姿ではなく、前の中計の未達を考えれば妥当と見る。

設備の償却は、既存分は取得時の値段のままで、新規の成長投資の分だけ新しい値段で上乗せされる。還元は配当性向4割を保ち、自社株買いは小さく続く。

  • 光学・ディスプレイ向けフィルム:数量 2.8(フィルムの販売面積(百万㎡・年、推定))× 価格 12(1 百万㎡あたり売上(億円・名目))→ 売上 34 億円・営業利益 3 億円。2.8×12.1、営業利益率 9.0%
  • 工程用・産業用フィルム:数量 6.9(フィルムの販売面積(百万㎡・年、推定))× 価格 15(1 百万㎡あたり売上(億円・名目))→ 売上 101 億円・営業利益 13 億円。6.875×14.74、営業利益率 13.0%
  • デジタルツイン・その他:数量 97.5(案件数(件・年、推定))× 価格 0.13(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 13 億円・営業利益 1 億円。97.5×0.134、営業利益率 5.0%

倍率:事業の ROE 8.7%(余った現金を除く)。k 8.25%、残る割合 1/2 で RONIC=8.5%+1/2×(8.7%−8.5%)=8.6%、g 4% から正当化 PER=(1−4%÷8.6%)÷(8.5%−4%)=11.9 倍。ROE が k を超えるので下限は 1÷k の 12.33 倍。堀は普通で、利益の質を見て式の値と同じ 12.33 倍に置いた。

確率:工程用の需要は足元で増え、光学向けの縮小も見えている。利益率は過去の最高水準を下回る10%台前半に置く。この会社の歴史と最も近いため、厚く置いた。

やや悲観 26% 光学向けが急減し、新規投資も実らない 利益 6 億円 · PER 6.8 倍 · 株価時価総額 193 円84 億円

光学・ディスプレイ向けが、スマホとカメラの出荷減と中国勢の追い上げで3分の1以上縮む。値段は上がらず、利益率は5%に落ちる。工程用は値段を物価の分取り切れず、利益率は9%にとどまる。

新規事業と成長投資の一部は実らない。デジタルツインは黒字にならず、損失が続く。数十億円の成長投資は、利益に結びつかない。

全社の営業利益は6億円前後に落ち、純利益も小さくなる。余った現金は、投資と赤字の穴埋めで目減りする。配当は性向の方針を保てず、自社株買いも止まる。会社は2023年3月期にも同じ状況を経験しており、現実味は低くない。海外子会社の赤字が長引けば、負担はさらに重くなる。

  • 光学・ディスプレイ向けフィルム:数量 2.3(フィルムの販売面積(百万㎡・年、推定))× 価格 11(1 百万㎡あたり売上(億円・名目))→ 売上 25 億円・営業利益 1 億円。2.275×11.0、営業利益率 5.0%
  • 工程用・産業用フィルム:数量 5.5(フィルムの販売面積(百万㎡・年、推定))× 価格 14(1 百万㎡あたり売上(億円・名目))→ 売上 76 億円・営業利益 7 億円。5.5×13.75、営業利益率 9.0%
  • デジタルツイン・その他:数量 65.0(案件数(件・年、推定))× 価格 0.12(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 8 億円・営業利益 0 億円。65.0×0.12、営業利益率 0.0%

倍率:事業の ROE は3%台で k 8.25% を下回る。RONIC=8.5%+1/2×(3.5%−8.5%)=6.0%、g 4% から正当化 PER=(1−4%÷6.0%)÷(8.5%−4%)=7.4 倍。稼ぐ力が資本コストに届かない分を見て6.8倍に置いた。余った現金は谷で食うとみて今の額の0.75倍を、戻り方0.75で足している。

確率:スマホ・カメラ向けは2023年3月期に実際に急減して赤字になった経験がある。中国勢の追い上げと、新規投資の失敗が重なる素地は小さくない。

悲観 11% 遮光・拡散の需要が消え、現金も新規投資で溶ける 利益 −3 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 161 円70 億円

光学・ディスプレイ向けが半分以下に縮み、価格競争で赤字になる。工程用も中国勢と顧客の内製化で数量が2割減り、利益率は3%に落ちる。デジタルツインは損失が膨らみ、撤退に追い込まれる。

全社の営業利益は赤字になり、成長投資の数十億円は回収できない。会社は現金を新規事業の穴埋めに使い続け、毎年の赤字が手元の現金を削る。配当は止まる。

この姿では、稼ぐ力は価値にならず、手元の現金と売れる資産が価値を決める。筆者は、現金がすべて株主に返るとは考えず、半分程度の価値と置く。清算されない限り、少数株主が現金の使い方を決められないためだ。過去の赤字期と同じ姿が長く続くことが前提になる。

  • 光学・ディスプレイ向けフィルム:数量 1.6(フィルムの販売面積(百万㎡・年、推定))× 価格 9.90(1 百万㎡あたり売上(億円・名目))→ 売上 16 億円・営業利益 0 億円。1.575×9.9、営業利益率 -2.0%
  • 工程用・産業用フィルム:数量 4.4(フィルムの販売面積(百万㎡・年、推定))× 価格 12(1 百万㎡あたり売上(億円・名目))→ 売上 53 億円・営業利益 2 億円。4.4×12.1、営業利益率 3.0%
  • デジタルツイン・その他:数量 32.5(案件数(件・年、推定))× 価格 0.10(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。32.5×0.1、営業利益率 -10.0%

倍率:稼ぐ力は赤字で、価値は手元の現金と売れる資産の税後で決まる。現金同等物110億円に戻り方0.5を掛けて約55億円、売れる資産(投資有価証券・遊休地)の税後約15億円を足した約70億円を床にし、今の自己資本190億円に0.37倍を掛けた。事業に要る運転資金と将来の成長投資は、すでに床の外で見ている。

確率:2023年3月期の営業赤字の経験が、より深く長く続く姿だ。確度は低いが、赤字の期が過去12年で4回ある。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

光学・ディスプレイ向けフィルム

光学機器の遮光フィルム、拡散フィルム、タッチパネル用ハードコートなど。スマホ・カメラ・車載ディスプレイ向け。

数量フィルムの販売面積(百万㎡・年、推定)価格1 百万㎡あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 3.5 11 39 5
10 年後 中立 2.8 12 34 3

取り方:製品別の売上は開示されていない。2025年3月期の売上の95%がフィルムで、用途は通信機器・電子部品・輸送機器・バッテリー・産業機器(有報)。光学・ディスプレイ向けを約4割と推定し、1㎡あたり0.1万円強とみて年約350万㎡とした。利益は日本セグメントの営業利益14億円、北米・欧州の赤字と本社費から配分した推定。価格は中立で10年1.10倍に置く(物価の1.34倍に届かない)。理由は、遮光・拡散フィルムが中国・韓国勢との価格競争にあり、値上げを通しにくいため。

工程用・産業用フィルム

電子部品・半導体・電池の製造工程で使う粘着・離型フィルムと、輸送機器向けの電子部品用フィルム。

数量フィルムの販売面積(百万㎡・年、推定)価格1 百万㎡あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 5.5 11 61 9
10 年後 中立 6.9 15 101 13

取り方:製品別の売上は開示されていない。統合報告書は、輸送機器向け電子部品・通信機器部材・工程材料が増収に効いたと説明している。フィルムの残り約6割を工程用・産業用と推定し、年約550万㎡とした。利益率は日本の営業利益率14.6%を基に推定。

デジタルツイン・その他

レーザー計測や360度撮影で工場・橋梁の3Dモデルを作り、管理を支援する。高機能性液、農業もここに含める。

数量案件数(件・年、推定)価格1 件あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 65.0 0.10 7 −1
10 年後 中立 97.5 0.13 13 1

取り方:売上は全体の5%前後(2025年3月期でデジタルツイン4.6%、高機能性液0.4%)。1件あたり約1,000万円とみて年65件相当と推定した。統合報告書は「事業全体としては苦戦」と書いており、営業損失は推定。第6次中計の2028年3月期の売上目標は10億円。

リスクと懸念

スマホ・カメラ向けの急減

光学向けは出荷の細りと中国勢の追い上げで縮む。2023年3月期に東アジアのスマホ減産で営業赤字へ転じた。同じことが起これば、利益の半分が消える。

新規事業と成長投資の失敗

デジタルツインは苦戦し、中計は3年で60億円の成長投資を掲げる。回収できなければ、現金が目減りし、株主に戻る価値も減る。

商社2社への偏り

上位2社で売上の約3割を占める。最終顧客の在庫調整や内製化の影響が、商社経由で大きく出る。

原材料の高騰

基材のフィルムと塗料は石油化学品。中東情勢でナフサが荒れており、会社は2027年3月期の業績予想を出せていない。転嫁が遅れれば、利益率は下がる。

現金の使い道

10年以上、現金が動かず、会社は金融資産を事業用資産へ移す方針だ。買収や新規投資の失敗で、現金が目減りするおそれがある。

海外子会社の赤字

北米・欧州の子会社は赤字が続く。東アジアも赤字で、全社の利益を数億円削っている。立て直しか撤退の判断が遅れれば負担が続く。

今後の分かれ目

政策保有株の解消に続き、現金の使い道(還元・投資の上限)を数字つきで開示したら
余った現金の戻り方を1.0に引き上げる根拠になる。価値は大きく上がる。
工程用・産業用の売上が2期続けて前年を上回り、営業利益率が12%を超えたら
中立の利益率を上げてよい。楽観・やや楽観の確率を上げる。
光学向けの売上が前年比2割以上落ち込み、営業赤字になったら
2023年3月期の再来を疑う。やや悲観・悲観の確率を上げる。
成長投資の総額が60億円を超えたのに、売上・利益の目標が下方修正されたら
資本の使い方に疑問が出る。余った現金の戻り方を0.5へ下げる。
外部の大口株主が現れ、株主提案や面談の公表に動いたら
資本政策が変わる可能性がある。戻り方を上げる方向で見直す。
デジタルツイン事業が2期続けて営業黒字になったら
新規事業が実を結んでいる。中立の同事業の利益率を上げてよい。

見ておくもの

  • 工程用・産業用の売上と営業利益率
  • 光学向けの出荷と受注
  • 成長投資の実行額と回収
  • 自社株買いと配当の総額
  • 現金同等物と長期預金の推移

倍率と資本コストの決め方

倍率は、k 8.25%と長期の成長率4%から、利益ベースの正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)で決めた。事業のROEが約9%で k を超えるので、中立のPERは下限の1÷k(11.8倍)に近い11.8倍とした。今の株価や過去のPER・PBRは使っていない。時価総額が現金を下回る事実は、結果として割安に出ているだけで、倍率の根拠にはしていない。余った現金は、事業に要る運転資金と将来の更新分を差し引いた80億円とし、戻り方は直近の還元実績を見て0.75とした。減価償却は物価で増やさず、今ある設備は取得時の値段のまま(年5.5億円)、成長投資の分だけ新しい値段で足した(10年後は年8億円台と推定)。純利益÷営業利益は、金利収入の増加(現金の運用)を入れ、過去の中央値に近づけた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.4→15 倍・やや楽観 PER 12.2→13.58 倍・中立 PER 11.8→12.33 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. KIMOTO 有価証券報告書の要点(2026年3月期、edinetdb)
  2. KIMOTO 第6次中期経営計画(edinetdb)
  3. KIMOTO 大株主(finboard)

分析日 2026-10-20