株譜
AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

株式会社JCU 4975

めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)6,696 円1,649 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)5,380 円1,325 億円差 +24.5%
10 年後から見ると やや割安 価値 6,696 円1,649 億円 · 差 +24.5% · 期待の年率 +8.1%
期待の年率リターン(10 年)+8.1%資本コスト比 +1.6 pt
推定の資本コスト6.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 6.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

JCUは、プリント基板や半導体パッケージ基板に金属の膜をつける「めっき」の薬品を作る会社である。筆者の結論は、やや割高。稼ぐ力は本物だが、いまの利益率は過去最高で、そのまま続くとは見ない。

稼ぎの源は薬品だ。売上の約9割を占め、顧客の工場に入れば薬品は使うたびに売れる。2026年3月期の営業利益率は41%に達した。10年前は23%だった。純現金が200億円を超え、自己資本比率は87%と、財務は極めて堅い。

10年先の中立は、薬品の市場が実質で年3%台に伸び、JCUがシェアを保ち、価格が物価並みに上がる姿である。営業利益は今の1.5倍弱になる。それでも利益率が山から少し下がるぶん、時価総額は1,900億円ほどにとどまる。

強気に振れる条件も具体的だ。AIサーバー向けの基板が増え、ガラスコアなど新しい基板にも薬品が入れば、利益は2倍を超える。ただ、堀は強いと言い切れず、基板メーカーの値下げ圧力と中国勢の追い上げは残る。確率を重ねた本質価値は、今の時価総額の9割ほどになる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、JCUは、自分で値段を決めにくい世界にいる優良な部品屋である。顧客の工場に消耗品として入り込み、長く使われる。これは良い事業の形だ。使った資本に対する稼ぎは高く、借金もなく、安心して持てる財務だ。

一方で、堀は最強とは言えない。基板メーカーという強い顧客を相手にし、技術の転換が起きれば、認定が一からやり直しになる。世界でも4%ほどのシェアの小さな会社で、値決めの力は、世界首位の会社ほどは強くない。このため、堀は普通とみて、高い倍率は与えない。

経営については、資本の使い方が堅実だ。買収に走らず、研究と生産に投資し、利益の半分を株主に戻す。熊本の新拠点が実を結ぶかどうかが、これからの10年の勝負どころになる。

安全域の観点では、今の利益率が過去最高であることがいちばん気になる。山の利益に、普通の倍率をかけて払えば、割高をつかむ。筆者は、利益が少し下がる中立を土台に置き、そこから確率で上下を振った。結論は、今の値段にはあまり余裕がない、というものだ。

何で稼ぐ会社か

JCUの稼ぎは、めっき薬品の消耗品ビジネスである。基板の表面に銅などの膜をつける工程で、薬品の液を使う。液は使うたびに劣化し、継ぎ足しと入れ替えが要る。工場の稼働が続く限り、売上が積み上がる。

薬品が売上の約9割、残りの約1割が、めっき装置の事業である。装置は景気と顧客の設備投資で受注が大きく振れる。2026年3月期は受注が前年の3分の1ほどに落ちた。ただ利益への寄与は小さく、全社の損益を決めるのは薬品である。

薬品の用途は、スマートフォンやサーバーのプリント基板、半導体の載るパッケージ基板、自動車部品である。重点は、AIサーバーに使うパッケージ基板と、その先の先端パッケージだ。熊本に研究と生産の拠点を新設し、2025年10月に完成させた。2026年には試生産が始まる。

海外子会社の取引は、ほとんどが現地の通貨建てである。中国、台湾、韓国、東南アジアに拠点を持つ。円安は円換算の利益を押し上げる。ここでは為替を1ドル150円に固定して考えるので、円安による追い風は、これ以上は織り込まない。

優良さと弱いところ

優良さの核は、顧客の工場に入り込んだ薬品が、簡単には他社に替えられない点である。基板のめっきは、薬品を替えると品質や歩留まりが変わる。顧客は認定に時間をかける。このため、一度入った薬品は長く使われ、利益率も高く保たれる。

利益率の高さは数字に出ている。営業利益率は、2019年3月期の28%から、2026年3月期の41%まで上がった。純現金は厚く、借金に頼らず投資を回せる。使った資本に対する稼ぎ、つまりROEは16%台と、資本コストを大きく上回る。

弱いのは規模と集中である。売上は300億円ほどで、同じ分野の上村工業よりも小さい。大手の海外勢は、マクダーミッドやアトテックなど、資金も営業網も大きい。世界の電子向けめっき薬品は約45億ドルとみる。JCUの世界シェアは約4%と、筆者は推定する。

もう1つの弱みは、薬品の価格である。基板メーカーは値下げを求めてくる。AI向けの高付加価値品は値が保てるが、自動車や汎用の基板は別だ。利益率が山にあるのは、為替の追い風と、高付加価値品の比率の上昇が重なったためだと、筆者は見る。両方が続く保証はない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

めっき薬品の需要は、基板と半導体の数に比例する。AIサーバー向けの先端パッケージが伸び、基板が大きく多層になるほど、使う薬品が増える。業界の前提どおり、半導体材料は10年で年6〜8%の拡大が見込まれる。ただ、プリント基板と自動車の分が混じるJCUの市場は、もっと穏やかに伸びるとみる。

循環のどこにいるかというと、山の途中である。2026年3月期は増収増益で、会社は2027年3月期も増収を見込む。一方、営業利益は横ばいの予想だ。売上が伸びても利益が伸びないのは、原材料の上昇と先行投資が重なるためと読める。

競争は、日本の薬品メーカーと海外の大手の、少数の争いだ。上村工業は半導体向けに強く、メックは基板の前処理に強い。JCUは、プリント基板の銅めっきと、自動車部品のめっきで厚い。分野ごとに強みが違うので、価格競争は全面にはならない。

技術の転換が最大の変数である。ガラスコア基板や、新しい銅めっきの方式が広がれば、薬品の組み立てが変わる。JCUは次世代の硫酸銅めっきを開発中で、早く認定を取れば追い風になる。遅れれば、シェアを失う。中国の基板メーカーが、地元の薬品を使う動きも、10年では無視できない。

資本政策と M&A

資本の使い方は、堅実である。中期経営計画では、3年間の営業キャッシュフロー200〜250億円のうち、約半分を成長投資に、残りを株主に回す。還元の目安は、利益に対する配当と自社株買いの合計で50%だ。配当は増やし続け、自社株買いも行っている。

M&Aは、大きなものをしていない。買収で規模を買うより、熊本の新拠点のように、自前の研究と生産に投資する姿勢だ。筆者は、これを良い資本配分と見る。買収で価値を壊す心配が小さい。

大株主は、信託口が中心で、事業会社は3%台にとどまる。持ち合いは薄く、親会社もない。株主への還元は、経営の判断で動かせる。ただ、純現金が200億円を超えるのに、PBRの低下を会社自身が課題に挙げている。還元をさらに厚くする余地は、まだある。

買収される側になる可能性も、ゼロではない。小さく、現金が厚く、持ち合いが薄い会社は、同業の大手や基板関連メーカーにとって狙いやすい。ただ、これは確率を置く材料にとどめ、本質価値には織り込まない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

AIサーバー向けの基板は、まだ序盤である。パッケージ基板は大きくなり、層も増える。基板1枚あたりの薬品の使用量は、世代ごとに増える。JCUは、熊本の新拠点で次世代の硫酸銅めっきを開発し、先端パッケージ向けの新ブランドも立ち上げた。新しい工程に早く入れば、そのまま利益に乗る。

中期経営計画では、2027年3月期の営業利益を100億円と置いた。実績はすでに120億円を超え、計画を大きく上回った。会社が慎重に目標を置く性格なのは明らかだ。2035年の営業利益175億円という長期目標も、市場の伸びだけで届く水準にみえる。

利益率が高いのは、単なる円安のせいではない。認定を受けた消耗品は、顧客が替えにくい。高付加価値品の比率が上がれば、利益率はもう一段上がる余地がある。純現金は200億円を超え、借金もない。還元を強めれば、ROEはさらに上がる。

中国では、基板の現地生産が伸び、台湾・韓国でも先端パッケージの投資が続く。JCUはこの地域に拠点を持ち、現地通貨で稼ぐ。10年後には、今の2倍の利益を稼ぐ姿も十分ありうる。

慎重な見方

利益率41%は、過去20年で見ても最高だ。そして、その高さの一部は、円安の追い風である。為替が円高に戻れば、円換算の利益は減る。会社自身が、円安は収益を押し上げる要因だと認めている。山の利益に、さらに伸びる前提を重ねるのは危うい。

会社の2027年3月期の予想は、売上が1割以上伸びるのに、営業利益はほぼ横ばいである。売上が伸びても利益が伸びないのは、原材料と投資の負担が重くなっている証拠だ。利益率はすでに天井に近い。

競争の面でも、JCUは小さい。世界シェアは4%ほどで、上村工業や海外の大手に囲まれている。AI向けの先端パッケージは、顧客が値下げを強く求める分野だ。ガラスコア基板などで工程が変われば、認定をやり直す必要がある。遅れれば、シェアを失う。

中国の基板メーカーが、地元の薬品会社を育てれば、中位品から侵食される。装置の受注は、前年の3分の1に落ちた。自動車向けも、成長が鈍い。高い利益率を前提に払うより、半導体の投資が一巡する局面を重く見るべきだ。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方のほうが、やや強い。利益率が過去最高で、会社自身の予想でも利益が頭打ちだからだ。強気の見方の言う、高付加価値品の比率の上昇と新工程への参入は、起きれば大きい。ただ、条件が重なる必要がある。

このため、確率は中立に3割強を置き、悲観側に合計で4割弱を寄せた。楽観は1割にとどめる。強気は上振れの幅が大きいので、確率を足せば価値は持ち上がる。それでも、本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 9,475 円2,333 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 2,258 円556 億円)。 今の値に割り戻すと 6,696 円1,649 億円、今との差 +24.5%、 期待の年率 +8.1%(資本コスト 6.5%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 20,342 円5,009 億円 3,249 円800 億円 +338.5% +15.9% 2,359 円581 億円
やや楽観 21% 13,900 円3,423 億円 2,680 円660 億円 +208.2% +11.9% 3,482 円857 億円
中立 32% 10,983 円2,705 億円 2,437 円600 億円 +149.4% +9.6% 4,294 円1,057 億円
やや悲観 23% 3,639 円896 億円 1,949 円480 億円 +3.9% +0.4% 1,285 円316 億円
悲観 14% 1,219 円300 億円 1,015 円250 億円 −58.5% −8.4% 313 円77 億円
加重平均100% 9,475 円2,333 億円2,258 円556 億円 +118.1% +8.1% 11,733 円2,889 億円

今の株価時価総額 5,380 円1,325 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 6.5% を下回るほど割高。

楽観 10% AI向け基板が倍増し、新工程にも入って利益が2.4倍に 利益 220 億円 · PER 22.3 倍 · 株価時価総額 20,342 円5,009 億円

AIサーバー向けのパッケージ基板が広がり、ガラスコアなど新しい基板にもJCUの薬品が採用される。世界の薬品市場は実質で年5%ほど伸び、JCUのシェアも4%から5%へ上がる。熊本の新拠点で開発した次世代の硫酸銅めっきが、顧客の認定を早く取る。

価格は、先端品の比率が上がって、物価を少し上回る。営業利益率は40%を保つ。堅い財務と厚い還元で、ROEは2割近くまで上がる。

この筋書きでは、会社が2035年に掲げる長期目標の営業利益175億円を、10年で大きく超える。ただ、ここまで行くには、技術の転換に乗り、基板メーカーの値下げ圧力もかわす必要がある。

  • 薬品(めっき・表面処理薬品):数量 3.6(電子向けめっき薬品の世界市場(実質、億ドル)× JCUのシェア)× 価格 140.0%(売上の値段の指数(今を1.00とする名目。物価3%込み))→ 売上 754 億円・営業利益 302 億円。市場×シェア2.0倍・価格1.40倍、営業利益率40%
  • 装置(めっき装置・洗浄装置):数量 52.0(装置の出荷台数(台、推定))× 価格 0.96(1台あたりの平均単価(億円、名目))→ 売上 50 億円・営業利益 6 億円。台数1.3倍・価格1.40倍

倍率:事業の純利益 218 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 20.8% が k 6.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 13.7%、10 年より先の名目の伸び g 3.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 22.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 22.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)150 億円。全体の PER 22.3 倍、時価総額 5,009 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AIの需要が倍増し、新工程の認定も取り、高付加価値品の比率も上がる必要があり、条件が重なる。慎重な見方のほうが強いので、1割にとどめた。

やや楽観 21% AI向けが続き、高付加価値品の比率が上がってやや上振れ 利益 157 億円 · PER 21.1 倍 · 株価時価総額 13,900 円3,423 億円

AIサーバーとハイエンド基板の需要が続き、薬品の市場は実質で年4%強伸びる。JCUのシェアは4%から4.4%へ少し上がる。熊本の拠点が稼働し、先端パッケージ向けの新ブランドの売上が育つ。

価格は物価をわずかに上回る。営業利益率は山から少し下がって38%に落ち着く。それでも営業利益は、今の1.8倍になる。

自動車向けは成長が鈍いが、基板と半導体の伸びが全体を引っ張る。還元は利益の55%を保ち、純現金は少しずつ積み上がる。

この筋書きの鍵は、新しい基板の工程に、早い段階で入れるかどうかだ。入れれば、高付加価値品の比率が上がり、利益率の落ち込みが小さくて済む。

  • 薬品(めっき・表面処理薬品):数量 2.8(電子向けめっき薬品の世界市場(実質、億ドル)× JCUのシェア)× 価格 137.0%(売上の値段の指数(今を1.00とする名目。物価3%込み))→ 売上 571 億円・営業利益 217 億円。市場×シェア1.55倍・価格1.37倍、営業利益率38%
  • 装置(めっき装置・洗浄装置):数量 44.0(装置の出荷台数(台、推定))× 価格 0.94(1台あたりの平均単価(億円、名目))→ 売上 41 億円・営業利益 4 億円。台数1.1倍・価格1.37倍

倍率:事業の純利益 155 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 16.5% が k 6.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.5%、10 年より先の名目の伸び g 3.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 21.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 21.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)150 億円。全体の PER 21.13 倍、時価総額 3,423 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AI向けの需要が続き、先端品の採用が進む素直な上振れ。会社の中計が前倒しで達成された実績を踏まえ、2割強を置いた。

中立 32% 薬品は実質年3%台で伸び、シェアは保ち、利益率は山から少し下がる 利益 128 億円 · PER 20.3 倍 · 株価時価総額 10,983 円2,705 億円

薬品の世界市場は、実質で年3%台で伸びる。JCUはシェアの約4%を保ち、数量は今の1.4倍になる。価格は物価並みの1.34倍で、売上は今の1.7倍近くになる。

営業利益率は、今の41%から36%へ下がる。為替の追い風が消え、基板メーカーの値下げ圧力が強まる。それでも、認定を受けた消耗品の強みは残り、36%は化学の中で飛び抜けて高い水準だ。

装置は台数が横ばいで、利益は小さい。熊本の新拠点は、新製品の立ち上げに必要な投資として、利益を大きく動かさない。還元は利益の55%ほどで、純現金は積み上がる。

  • 薬品(めっき・表面処理薬品):数量 2.5(電子向けめっき薬品の世界市場(実質、億ドル)× JCUのシェア)× 価格 134.0%(売上の値段の指数(今を1.00とする名目。物価3%込み))→ 売上 495 億円・営業利益 178 億円。市場×シェア1.37倍・価格1.34倍、営業利益率36%
  • 装置(めっき装置・洗浄装置):数量 40.0(装置の出荷台数(台、推定))× 価格 0.92(1台あたりの平均単価(億円、名目))→ 売上 37 億円・営業利益 3 億円。台数1.00倍・価格1.34倍

倍率:事業の純利益 126 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.2% が k 6.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)150 億円。全体の PER 20.29 倍、時価総額 2,704 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:市場が実質年3%台で伸び、シェアを保つが、利益率は山から下がる。2つの見方の落としどころ。

やや悲観 23% AI投資が一巡し、値下げと中国勢で利益が2割減 利益 70 億円 · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 3,639 円896 億円

AIの投資が一巡し、基板の需要は横ばいに近くなる。中国の基板メーカーが地元の薬品を使い始め、JCUの中位品が値下げを迫られる。市場の伸びは実質で年1%ほどにとどまる。

価格は物価を下回り、10年で1.22倍にとどまる。営業利益率は28%まで下がる。

営業利益は今の8割に落ちる。それでも財務は堅く、純現金が下支えになる。ただ、新しい投資の稼ぎは、資本コストを少し上回る程度に薄れる。

熊本の新拠点は、先端品の売上が育たず、投資の回収が遅れる。会社は還元を続けるが、増配の余地は小さくなる。筆者は、この筋書きを、利益率が山にある優良株がたどる、ごく普通の下り坂と見る。

  • 薬品(めっき・表面処理薬品):数量 2.0(電子向けめっき薬品の世界市場(実質、億ドル)× JCUのシェア)× 価格 122.0%(売上の値段の指数(今を1.00とする名目。物価3%込み))→ 売上 357 億円・営業利益 100 億円。市場×シェア1.09倍・価格1.22倍、営業利益率28%
  • 装置(めっき装置・洗浄装置):数量 36.0(装置の出荷台数(台、推定))× 価格 0.82(1台あたりの平均単価(億円、名目))→ 売上 30 億円・営業利益 1 億円。台数0.90倍・価格1.20倍

倍率:事業のROEが資本コスト6.5%を少し上回る程度の筋書き。ためた利益は帳簿の額に届かない価値とみて、稼ぐ力(純利益÷k=12.9倍)より低い10.5倍に置いた。余った現金は谷で食うので0.75倍で数える。

確率:投資の一巡と顧客の値下げで、利益が今より下がる筋書き。利益率が過去最高の山にあり、会社自身の予想でも利益が頭打ちなので、やや厚く置いた。

悲観 14% 新工程で認定を取れず、中国勢と顧客に追われて構造的に負ける 利益 20 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 1,219 円300 億円

ガラスコア基板や新しい銅めっきの方式で、JCUの薬品が認定を取れない。先端の基板は、世界の大手薬品会社に取られる。中位の基板は、中国の地元の薬品に切り替わる。

市場の実質の伸びは年1%にとどまり、JCUのシェアは4%から3%を割る。価格は物価に追いつかず、10年で1.05倍にとどまる。営業利益率は12%まで下がる。

装置は赤字になり、全社の営業利益は今の2割以下になる。優良な消耗品の会社ではなくなり、価値は、純現金と、売れる資産の税後で測るほかない。

還元は利益の裏付けを失い、配当を守るために、純現金を取り崩して払う。それでも財務は傷まず、つぶれる心配は小さい。ただ、成長の物語は終わり、安値で放置される。筆者は、確率は低くても、起きれば深い筋書きとして置く。

  • 薬品(めっき・表面処理薬品):数量 1.4(電子向けめっき薬品の世界市場(実質、億ドル)× JCUのシェア)× 価格 105.0%(売上の値段の指数(今を1.00とする名目。物価3%込み))→ 売上 221 億円・営業利益 27 億円。市場×シェア0.78倍・価格1.05倍、営業利益率12%
  • 装置(めっき装置・洗浄装置):数量 28.0(装置の出荷台数(台、推定))× 価格 0.75(1台あたりの平均単価(億円、名目))→ 売上 21 億円・営業利益 −1 億円。台数0.70倍・価格1.10倍

倍率:優位を失い、利益が小さい金利収入だけの筋書き。稼ぐ力でなく売れる資産で測る。純現金217億円と、設備・在庫・売掛金などの売却価値(税後)を床とし、今の自己資本546億円に0.55倍を掛けた。

確率:技術の転換点で認定を取れず、中国勢と顧客の値下げで構造的に負ける筋書き。小さな会社で技術の転換に弱い面があり、起きれば深いので、1割を超える確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

薬品(めっき・表面処理薬品)

プリント基板・半導体パッケージ基板・自動車部品などのめっきに使う薬品。全社の売上の約9割とほぼ全部の利益を稼ぐ。

数量電子向けめっき薬品の世界市場(実質、億ドル)× JCUのシェア価格売上の値段の指数(今を1.00とする名目。物価3%込み)売上営業利益
今 2026/03 1.8 100.0% 269 121
10 年後 中立 2.5 134.0% 495 178

取り方:薬品の売上269億円(全社の90.7%)を、世界の電子向けめっき薬品の市場約45億ドル(上村工業・メック・マクダーミッド・アトテックなどの推定の合計)のうちJCUが取るシェア約4%(推定)で置いた。数量は市場×シェアの実質、価格は今を1.00とする名目の指数で、物価3%は価格に入れる。薬品の営業利益は開示を確認できず、全社の営業利益121.6億円から装置の推定3億円と本社費の推定を引いて約121億円と置いた。

装置(めっき装置・洗浄装置)

めっきの設備とプラズマ洗浄などの装置。薬品の売り込みを支える設備で、顧客の投資に左右され、利益はごくわずか。

数量装置の出荷台数(台、推定)価格1台あたりの平均単価(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 40.0 0.69 27 3
10 年後 中立 40.0 0.92 37 3

取り方:全社の売上296.7億円から薬品269.3億円を引いた約27.4億円を、出荷台数約40台(推定)×1台約0.69億円と置いた。台数は開示が無く推定。装置の利益は開示を確認できず、約3億円と推定した。調整は全社費用でマイナス約2.4億円と置いて、営業利益121.6億円に合わせた。

リスクと懸念

利益率が過去最高の山にある

営業利益率は41%と、過去最高である。円安の追い風と、高付加価値品の比率の上昇が重なった結果だ。円高に戻る、値下げが強まる、のどちらかで、利益率は大きく下がりうる。10年の中立でも、36%まで下がる前提を置いた。

技術の転換で認定を失う

ガラスコア基板や新しい銅めっきの方式が広がると、薬品の組み立てが変わる。顧客は認定をやり直す。JCUが遅れれば、これまで強みだった認定の壁が、他社の乗り換えを許す入口に変わり、シェアを失う。熊本の新拠点の成否が、ここに効く。

中国の基板メーカーの地元調達

中国の基板メーカーは、地元の薬品会社を育てている。中位品から順に、JCUの薬品が置き換えられる恐れがある。JCUは中国に拠点を持つが、現地の値下げ競争に巻き込まれれば、利益率が下がる。

規模の小ささと顧客の値下げ圧力

売上は300億円ほどで、世界のシェアは約4%と推定する。基板メーカーは、複数の薬品会社を競わせて値下げを求める。大手の海外勢は資金も営業網も大きく、JCUが値決めで主導権を握るのは難しい。

半導体・基板の投資の循環

基板と半導体の投資は、2〜4年ごとの山と谷を繰り返す。AIの需要が新しい柱になっても、循環は消えない。装置の受注が前年の3分の1に落ちたように、短い期間で数字が大きく動く。

装置事業の振れ

装置は売上の約1割で、利益は小さい。ただ、受注が大きく振れ、赤字になる年もありうる。薬品の売り込みを支える面もあるので、縮めると薬品の営業にも響く。

今後の分かれ目

AI向け・先端パッケージ向けの薬品の売上が、薬品全体の中で目立って増える
楽観・やや楽観の確率を上げてよい。高付加価値品の比率が上がれば、利益率の山が続く。
ガラスコア基板など新しい工程で、JCUの薬品が認定を取ったと確認される
楽観側の確率を上げ、悲観側を下げる。熊本の新拠点の投資が回収に向かう。
営業利益率が、3四半期続けて36%を下回る
山の利益が終わりつつあるサインとみて、やや悲観側の確率を上げる。
中国の基板メーカーが、JCUの顧客の薬品を地元品へ切り替えたと伝えられる
悲観側の確率を上げる。中位品のシェアを守れるかを個別に確認する。
会社が、利益に対する還元の目安を上げる、または大きな自社株買いを決める
純現金の使い道が改善するので、余った現金の戻り方への確信が増す。
同業・基板関連の大手が、JCUに買収の提案をする
買収価格がどの確率の価値を上回るかを個別に見る。本質価値の計算には織り込まない。

見ておくもの

  • 薬品の四半期の営業利益率と、半導体向け売上の伸び
  • 熊本事業所の稼働と、次世代の硫酸銅めっきの認定の進み方
  • 為替(円ドル)の水準と、海外子会社の利益の円換算
  • 中期経営計画の次の段階の目標と、総還元性向
  • 装置事業の受注と、基板・半導体の設備投資

倍率と資本コストの決め方

数量は市場の実質規模×シェア、価格は物価3%込みの名目(中立で10年1.34倍)で積み、利益率は事業の構造から置いた。倍率は、その時点の純利益に正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)(k6.5%、g4%、RONIC=k+残る割合1/2×(ROE−k))を当て、中立は上限の85%に置いた。利益の質(高い利益率と純現金)と、規模の小ささ・顧客の値下げ圧力・循環を見合わせた。悲観は純現金と売れる資産の税後で測った。今の株価は最後に比べただけで、今の倍率に寄せていない。製造業でリース負債は小さく、新リース会計基準での形の変化は無視できる。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 16.7→22.3 倍・やや楽観 PER 15→21.13 倍・中立 PER 13.7→20.29 倍)。

資本コスト 6.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%に quality +0.25% を足して7.75%。個別の懸念(シェアが小さい・技術の転換・円安の追い風)は k に足さず、筋書きの利益率と確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.75% → 6.50%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. JCU 中期経営計画(JCU VISION 2035 -1st stage-)要約
  2. JCU 2026年3月期決算(モネックス)
  3. JCU 大株主(finboard)

分析日 2026-10-19