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AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

ミライアル 4238

ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,991 円175 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,795 円158 億円差 +10.9%
10 年後から見ると やや割安 価値 1,991 円175 億円 · 差 +10.9% · 期待の年率 +7.8%
期待の年率リターン(10 年)+7.8%資本コスト比 +0.3 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ミライアルは、半導体ウェーハを運ぶ樹脂の箱をつくる会社だ。主力は 300mm ウェーハの出荷用容器(FOSB)と工場内搬送用の容器(FOUP)で、売上の約 7 割を占める。FOSB では世界の上位にいる。

結論から言う。筆者は、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割で、やや割高と見る。一番の理由は ROE の低さだ。過去 10 年の中央値は 5% で、資本コスト 7.5% に届かない。自己資本比率 86%、有利子負債ゼロの厚い財布に対して、稼ぐ力が小さい。PBR が 0.7 倍でも、割安の根拠にはならない。

事業は悪くない。容器は顧客の認定が要り、ウェーハが増えれば数量も増える。10 年中立では数量が 1.3 倍、売上は物価込みで 1.7 倍になる。ただ、半導体の循環で営業利益は 3 年で 8 割減った。直近の利益率 4% は谷の底で、2023 年 1 月期の 17% が山だ。山を起点にせず、中立は山以下の 11〜12% に置いた。

分かれ目は三つある。AI 需要が容器の数量をどこまで押し上げるか。東北に集約する高機能樹脂が赤字を抜けるか。50 億円超の買収枠が価値を生むか、壊すか。布谷舶用計器工業の買収は、その最初の答えだ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、この会社の問いは単純だ。「稼いだお金を、どこに置くと一番よく増えるのか」である。

ミライアルの事業は悪くない。容器は認定に守られ、半導体がある限り要る。無借金で、谷でも黒字を守る。だがオーナーとして持ち続けたいかと問うと、疑問が残る。10 年の平均で ROE は 5% 前後で、資本コストの 8.5% に届かない。稼いだ利益を自社の事業で再投資しても、株主の取り分は増えにくい。

経営が資本の配分を変えようとしている点は、前向きに受け取れる。DOE を導入し、借入を使い、自社株を買う。ただし買収は、割高に買えば価値を壊す。1 号案件の布谷は小さく、様子を見る段階だ。

本質価値は、10 年後の利益に妥当な倍率を掛けて決める。ROE が資本コスト以下なら、ためた利益は額面に満たない価値しかない。安全域は PBR の低さではなく、純現金の厚さと、容器の認定の壁にある。筆者は、今の値段はこの二つにほぼ見合っていて、安全域は薄いと見る。

何で稼ぐ会社か

ミライアルは 1968 年に柿崎製作所として生まれた樹脂成形の会社だ。国産初のウェーハ用 PFA カセットで育ち、1999 年以降は 300mm ウェーハの出荷容器 FOSB をいち早く開発して「FOSB のミライアル」と呼ばれるようになった。

事業は二つある。プラスチック成形事業が売上の約 9 割で、ウェーハ搬送容器、半導体装置や薬液まわりのフッ素樹脂部材(高機能樹脂製品)、電子部品、金型をつくる。成形機事業は約 1 割で、竪型射出成形機やトランスファー成形機を、自動車や医療向けに受注生産する。2026 年 1 月期の売上 125.7 億円のうち、半導体向けは 105 億円ある。

稼ぎの中心は容器だ。FOSB は、ウェーハメーカーがデバイスメーカーへウェーハを出荷する時の箱で、FOUP は工場の中でウェーハを運ぶ箱だ。ウェーハが動けば箱も要る。顧客はウェーハメーカー、半導体メーカー、装置メーカーである。会社は売上の約 7 割を占める容器の比率を、2034 年 1 月期に 4 割まで下げる目標を掲げている。

2026 年 4 月に、舶用航海計器の布谷舶用計器工業を買収した。半導体以外の「第 2、第 3 の柱」を作る最初の一手である。中期成長戦略 2028 の最終年度(2029 年 1 月期)の目標は、売上 239 億円、営業利益 47 億円、ROE 11.1% だ。

優良さと弱いところ

強みは三つある。

一つ目は認定の壁だ。ウェーハの容器は、ウェーハの品質を左右する。顧客は認定を取った容器でないと使わず、切り替えに時間がかかる。ミライアルは金型の設計から精密成形、自動化装置の開発までを社内で行う。二つ目は樹脂の成形技術だ。創業時からフッ素樹脂を扱い、世界最大級の大型射出成形機で、他社がつくれない大きさの成形品を出せる。三つ目は財務で、有利子負債はゼロ、自己資本比率は 86% ある。

弱みは四つある。一つ目は、売上の約 7 割が単一の用途に偏る点。二つ目は、ROE が低い点だ。過去 10 年の中央値は 5% で、財布が厚いぶん自己資本の稼ぐ効率が落ちる。三つ目は価格だ。会社は単価に大きな変動はないと言う。物価が年 3% の世界で単価が横ばいなら、実質では下がる。四つ目は規模で、FOSB・FOUP では Entegris や信越ポリマーのほうが大きい。

経営は、2024 年からの中期成長戦略で資本政策を転換した。DOE の導入、借入の活用、買収枠の設定がそれだ。ただ、買収を重ねた実績はまだ薄い。堀は「普通」にとどまると筆者は考える。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

容器の需要は、ウェーハの出荷とウェーハ工場の稼働に連動する。2024〜2025 年はウェーハの在庫調整が長引き、会社自身が「二番底」と語る谷になった。FOSB は今も厳しいが、FOUP、工程内容器、高機能樹脂は、装置メーカーの動きが戻るにつれて回復の兆しが出ている。2027 年 1 月期の上期は、売上が前年同期比 26% 増、営業利益が 67% 増となった。

長い目で見ると、SEMI は 2028 年のシリコンウェーハ出荷面積が過去最高を更新すると予測している。AI 向けの先端ロジックとメモリの投資が、需要の中心だ。300mm の FOUP・FOSB の市場は、調査会社の推計で 7 億ドル台、年 6〜8% の名目成長が見込まれる。実質では年 3〜4% になる。

競争の形は、Entegris(米)、信越ポリマー、ミライアル、台湾の Gudeng、韓国の 3S Korea の五社が中心だ。上位 5 社で市場の大半を握る。ミライアルの FOSB 世界シェアは、2021 年の報道で 40% 弱の 2 位とされた。脅威は、中国のウェーハ工場が国産の容器を使い始めること。そして、容器の使い回し(リユース)が広がり、新品の需要が伸びにくくなることだ。半導体の投資は 2〜4 年の周期で山谷を作る。AI 需要があっても循環は消えない。

資本政策と M&A

還元の方針は、2026 年 1 月期から「総還元性向 30%、または DOE(自己資本配当率)2% の高いほう」を下限とする。2026 年 1 月期の配当は前の期より増え、利益が 4 割減る中でも増配した(総額は約 4.4 億円)。自己資本 230 億円の 2% は約 4.6 億円で、利益が谷でも守れる水準だ。自己株式は、中計の期間で発行済みの 3% 程度を取得する意向を示している。

資本構成は、無借金・高い自己資本比率から、有利子負債を活用する方向へ変える。現預金は 47 億円ある。買収で 11 億円が出て、約 36 億円になった。成長投資の枠として 50 億円超を確保している。

M&A は、2026 年 4 月の布谷舶用計器工業が第 1 号だ。売上 21 億円・営業利益 0.75 億円の小さな会社で、のれんは約 8 億円。買収額は非開示だ。会社は半導体、社会インフラ、ライフサイエンス、産業機器の 4 分野を狙うと述べている。筆頭株主はワイエム管財の約 22% で、親会社はいない。PBR が 0.7 倍で現金が厚い会社は、同業や投資家の買収対象になり得る。ただ、その可能性は本質価値の計算には入れていない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ウェーハの出荷は 2028 年に過去最高を更新する。AI の投資が先端ロジックとメモリを押し上げ、容器の数量は確実に増える。ミライアルは増産と自動化の投資をほぼ終えており、固定費は済んでいる。数量が戻れば、利益は大きく跳ねる。2023 年 1 月期は売上 143 億円で営業利益 25 億円だった。今は売上が 126 億円で利益は 5 億円。数量が 2023 年の水準に戻るだけで、利益は 4 倍以上になる。2027 年 1 月期の上期はすでに売上 26% 増、営業利益 67% 増で、回復は数字に出始めた。

東北の高機能樹脂工場が稼働すれば、赤字だった樹脂事業が黒字になる。布谷舶用計器工業は造船の追い風を受け、社会インフラの柱に育つ。

財務は無借金で現金が厚く、DOE 2% が配当の下支えになる。PBR は 0.7 倍で、純現金は時価総額の 2〜3 割ある。事業を無料でもらえる計算だ。経営は ROE 11% と PBR 1 倍超を公約した。目標に近づけば、再評価が起きる。さらに、自動化ラインで人手を減らし、容器 1 個あたりの原価を下げる取り組みも進んでいる。

慎重な見方

ROE は 10 年の中央値で 5% だ。資本コスト 7.5% に届かない会社の PBR は 1 倍を割って当たり前で、割安ではない。高い自己資本比率は財務の強さである一方、資本が眠っているということでもある。

容器の価格は、会社自身が「大きな変動なし」と認めている。物価が年 3% の世界で単価が横ばいなら、実質では毎年下がる。顧客のウェーハメーカーは強く、値下げ要求は続く。使い回しの広がりは新品の数量を食う。

売上の 7 割が単一の用途で、利益は半導体の循環で 3 年に 8 割減った。AI 需要が長く続く保証はなく、レガシー品の回復は遅い。中国は国産化を急ぎ、台湾の Gudeng は価格で攻める。

中計 2028 の目標は営業利益 47 億円で、今の 9 倍だ。内訳を聞かれた社長は「現時点で難しい」と答えた。足りない分は買収で補うという説明は、割高に買う危険と隣り合わせだ。布谷のような小さな案件で、売上 239 億円の穴は埋まらない。

どちらに重みを置いたか

数量の回復で利益が戻る点は、強気の見方が正しい。ただ、戻った先の利益率は 2023 年 1 月期の 17% が上限で、ROE は 6〜7% にとどまる。資本コストを下回る限り、倍率は 1÷k の 11.8 倍が天井になる。慎重な見方の「ROE が低い」という指摘のほうが、評価を決める力が強い。確率は中立を 34% と厚くし、悲観側の合計を楽観側と同じ 34% に置いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/01 期)

確率で加重した株価時価総額 3,110 円273 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 692 円61 億円)。 今の値に割り戻すと 1,991 円175 億円、今との差 +10.9%、 期待の年率 +7.8%(資本コスト 7.5%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 7,167 円629 億円 1,066 円94 億円 +358.7% +16.5% 823 円72 億円
やや楽観 22% 4,659 円409 億円 836 円73 億円 +206.1% +11.8% 1,209 円106 億円
中立 34% 3,163 円278 億円 683 円60 億円 +114.3% +7.9% 1,308 円115 億円
やや悲観 22% 1,022 円90 億円 613 円54 億円 −8.9% −0.9% 360 円32 億円
悲観 12% 570 円50 億円 285 円25 億円 −52.4% −7.2% 103 円9 億円
加重平均100% 3,110 円273 億円692 円61 億円 +111.8% +7.8% 3,802 円334 億円

今の株価時価総額 1,795 円158 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 10% 楽観:AI 需要が続き、容器も第 2 の柱も伸びる 利益 39 億円 · PER 15.9 倍 · 株価時価総額 7,167 円629 億円

AI 向けのデータセンター投資が先端ロジックとメモリの増産を 10 年押し上げ、300mm ウェーハの出荷が実質で年 5% 近く伸びる。熊本で自動化を終えた生産ラインと、需要の戻りに備えた増産体制が一気に埋まる。容器の数量は今の 1.6 倍になり、先端向けの構成が上がって 1 個あたりの売上も物価を上回る 1.40 倍になる。営業利益率は 22.5% と、2023 年 1 月期の山を超える。

高機能樹脂は東北の新工場が満たされ、半導体の後工程やライフサイエンスへ広がって数量が 1.9 倍になる。布谷舶用計器工業は造船の追い風を受け、社会インフラの柱として根づく。

結果、売上は約 325 億円、営業利益は約 54 億円。中計 2028 の目標(売上 239 億円・営業利益 47 億円)に 7 年遅れで届き、上回る。

  • ウェーハ搬送容器(FOSB・FOUP・工程内容器):数量 130(容器の出荷数(万個、FOSB 換算。実質の数量))× 価格 1.52(容器 1 個あたりの売上(億円/万個。名目))→ 売上 198 億円・営業利益 45 億円。数量 1.63 倍・1 個の売上 1.40 倍(先端向けの構成と値上げ)、利益率 22.5%
  • 高機能樹脂製品(半導体装置・薬液向けフッ素樹脂部材ほか):数量 45.6(対象市場の実質規模(億円)× シェア)× 価格 134(値段の指数(今 100。名目))→ 売上 61 億円・営業利益 10 億円。数量 1.9 倍(後工程・医療に広がる)、利益率 17%
  • 成形機(竪型射出成形機・トランスファー成形機・金型):数量 63.7(販売台数(台、金型・付属装置込みの推定))× 価格 0.40(1 台あたりの売上(億円/台。名目))→ 売上 26 億円・営業利益 3 億円。台数 1.3 倍、利益率 11%
  • 舶用・鉄道機器(布谷舶用計器工業。2026 年 4 月 30 日に連結化):数量 30.0(対象市場の実質規模(億円)× シェア)× 価格 134(値段の指数(今 100。名目))→ 売上 40 億円・営業利益 4 億円。造船・鉄道の追い風で 1.4 倍、利益率 11%

倍率:事業の純利益 39 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.5% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)11 億円。全体の PER 15.85 倍、時価総額 629 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AI 需要の持続と中計の達成がそろう上振れ。実績の営業利益率が 2023 年 1 月期の 17% 止まりで、20% 超は未経験なので 1 割にとどめた。

やや楽観 22% やや楽観:谷をはさみつつ容器が伸び、東北の統合が実る 利益 28 億円 · PER 14.2 倍 · 株価時価総額 4,659 円409 億円

半導体の需要は強いが、AI 一本足ではなく、循環の谷を 1〜2 回はさみながら伸びる。ウェーハ出荷は実質で年 4% 前後。FOSB のシェアは守り、FOUP と工程内容器で少し取り戻す。容器の数量は今の 1.45 倍、単価は物価並みの 1.34 倍になる。

東北の新工場への集約が進み、高機能樹脂は赤字を脱して利益率 13.5% 前後まで上がる。成形機は EV 向けの封止用トランスファー成形機が少しずつ売れる。

売上は約 277 億円、営業利益は約 39 億円(利益率 14.1%)。中計の目標には届かないが、2023 年 1 月期の山の利益を 5 割ほど上回る。

  • ウェーハ搬送容器(FOSB・FOUP・工程内容器):数量 116(容器の出荷数(万個、FOSB 換算。実質の数量))× 価格 1.46(容器 1 個あたりの売上(億円/万個。名目))→ 売上 169 億円・営業利益 34 億円。数量 1.45 倍・単価は物価並みの 1.34 倍、利益率 20%
  • 高機能樹脂製品(半導体装置・薬液向けフッ素樹脂部材ほか):数量 37.2(対象市場の実質規模(億円)× シェア)× 価格 134(値段の指数(今 100。名目))→ 売上 50 億円・営業利益 7 億円。数量 1.55 倍、利益率 13.5%
  • 成形機(竪型射出成形機・トランスファー成形機・金型):数量 56.4(販売台数(台、金型・付属装置込みの推定))× 価格 0.40(1 台あたりの売上(億円/台。名目))→ 売上 23 億円・営業利益 2 億円。台数 1.15 倍、利益率 10%
  • 舶用・鉄道機器(布谷舶用計器工業。2026 年 4 月 30 日に連結化):数量 26.8(対象市場の実質規模(億円)× シェア)× 価格 134(値段の指数(今 100。名目))→ 売上 36 億円・営業利益 4 億円。1.25 倍、利益率 10%

倍率:事業の純利益 28 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.4% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.2 倍 + 余った現金(戻り方込み)11 億円。全体の PER 14.21 倍、時価総額 409 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ウェーハ出荷の回復が続き、東北の統合が計画どおり進む筋書き。会社の 2027 年 1 月期の回復(上期の営業利益 +67%)が土台にある。

中立 34% 中立:容器は物価並みに稼ぎ、第 2 の柱は計画より遅れる 利益 20 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 3,163 円278 億円

ウェーハの出荷は実質で年 3% 弱の伸びで、途中に 2 度ほど在庫調整の谷が来る。容器の数量は 10 年で 1.31 倍。ミライアルは FOSB で世界の上位を守るが、使い回しの広がりと顧客の値下げ要求で、1 個の売上は物価(1.34 倍)をやや下回る 1.30 倍にとどまる。

工場はすでに建ててあるので、数量が戻れば稼働率が上がり、容器の営業利益率は 10% から 17.5% まで戻る。ただ償却費は新しい投資の分だけ増え、人件費と材料は物価で膨らむ。高機能樹脂は利益率 11%、成形機は 9%、布谷は 9%。のれんの償却と本社費で約 7 億円を差し引く。

売上は約 241 億円、営業利益は約 28 億円(利益率 11.7%)。中計 2028 の売上 239 億円には届くが、営業利益 47 億円には遠い。買収は価値を壊さず増やしもしない(払った分に見合う利益)と置き、筋書きの売上には入れない。

  • ウェーハ搬送容器(FOSB・FOUP・工程内容器):数量 105(容器の出荷数(万個、FOSB 換算。実質の数量))× 価格 1.41(容器 1 個あたりの売上(億円/万個。名目))→ 売上 148 億円・営業利益 26 億円。数量 1.31 倍・単価 1.30 倍(物価をやや下回る)、利益率 17.5%
  • 高機能樹脂製品(半導体装置・薬液向けフッ素樹脂部材ほか):数量 30.0(対象市場の実質規模(億円)× シェア)× 価格 134(値段の指数(今 100。名目))→ 売上 40 億円・営業利益 4 億円。数量 1.25 倍、利益率 11%
  • 成形機(竪型射出成形機・トランスファー成形機・金型):数量 49.0(販売台数(台、金型・付属装置込みの推定))× 価格 0.40(1 台あたりの売上(億円/台。名目))→ 売上 20 億円・営業利益 2 億円。台数は横ばい・単価 1.34 倍、利益率 9%
  • 舶用・鉄道機器(布谷舶用計器工業。2026 年 4 月 30 日に連結化):数量 24.6(対象市場の実質規模(億円)× シェア)× 価格 134(値段の指数(今 100。名目))→ 売上 33 億円・営業利益 3 億円。1.15 倍、利益率 9%(のれん償却は本社側)

倍率:事業の純利益 20 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.6% が k 7.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)11 億円。全体の PER 13.33 倍、時価総額 278 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ウェーハ出荷の緩やかな伸びと循環の谷が混じる、最も起きやすい姿。業界ノートの数量(実質で年 3〜5%)の低めの側に置いた。

やや悲観 22% やや悲観:回復が遅れ、価格競争で利益率が戻らない 利益 9 億円 · PER 8.8 倍 · 株価時価総額 1,022 円90 億円

AI 向け以外のレガシー品の回復が遅く、ウェーハの出荷は実質で年 1.5% 程度にとどまる。台湾の Gudeng などが FOUP と FOSB の価格を下げ、顧客の値下げ要求も強まって、容器のシェアが 1 割ほど落ちる。容器の数量は今の 1.12 倍、単価は 1.22 倍。

東北の統合工場は低い稼働が続き、高機能樹脂の利益率は 6% どまり。成形機は自動車の不振が尾を引く。布谷は造船の山を越えて伸びが止まる。償却費は重いまま、人件費と材料だけが物価で上がる。

売上は約 198 億円、営業利益は約 14 億円(利益率 6.8%)。今の谷の水準よりは上だが、中計の目標とは別世界の姿になる。

  • ウェーハ搬送容器(FOSB・FOUP・工程内容器):数量 89.6(容器の出荷数(万個、FOSB 換算。実質の数量))× 価格 1.33(容器 1 個あたりの売上(億円/万個。名目))→ 売上 119 億円・営業利益 16 億円。数量 1.12 倍・単価 1.22 倍、利益率 13%
  • 高機能樹脂製品(半導体装置・薬液向けフッ素樹脂部材ほか):数量 25.2(対象市場の実質規模(億円)× シェア)× 価格 130(値段の指数(今 100。名目))→ 売上 33 億円・営業利益 2 億円。数量 1.05 倍、利益率 6%
  • 成形機(竪型射出成形機・トランスファー成形機・金型):数量 44.1(販売台数(台、金型・付属装置込みの推定))× 価格 0.39(1 台あたりの売上(億円/台。名目))→ 売上 17 億円・営業利益 1 億円。台数 0.9 倍、利益率 6%
  • 舶用・鉄道機器(布谷舶用計器工業。2026 年 4 月 30 日に連結化):数量 22.5(対象市場の実質規模(億円)× シェア)× 価格 130(値段の指数(今 100。名目))→ 売上 29 億円・営業利益 2 億円。1.05 倍、利益率 7%

倍率:事業の ROE は約 3.6% と低く、k を大きく下回る。利益が回復の途中にあり、固定費の重さで下振れしやすいため、1÷k=11.8 倍の 75% の 8.8 倍に置いた。余った現金は 0.75 倍の 11 億円(谷で食う)に戻り方 0.5 を掛けて足した。

確率:レガシー品の回復遅れと価格競争で、利益率が戻りきらない筋書き。2 年連続で利益が減った直近の実績が重い。

悲観 12% 悲観:中国の国産化と値下げで容器が構造的に負ける 利益 0 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 570 円50 億円

構造的に負ける筋書き。中国の半導体メーカーが国産の容器へ切り替え、中国と台湾の安い FOSB・FOUP が世界で価格を崩す。大手の Entegris と信越ポリマーは規模で値段を下げ、ミライアルは単一の用途への依存が裏目に出る。容器のシェアは 3 割落ち、市場の伸びを入れても数量は今の 0.85 倍、単価は物価どころか 1.05 倍にとどまる。

償却の重い工場は稼働が落ちて赤字に近づき、東北の統合工場と買収したのれん(約 8 億円)の減損が出る。物価で上がる人件費と材料を価格に転嫁できず、容器の利益率は 6% まで落ちる。

売上は約 141 億円、営業利益はほぼゼロ。配当は DOE 2% の方針を保てず削られる。価値は稼ぐ力ではなく、純現金と売れる設備の税後で支えられる姿になる。

  • ウェーハ搬送容器(FOSB・FOUP・工程内容器):数量 68.0(容器の出荷数(万個、FOSB 換算。実質の数量))× 価格 1.14(容器 1 個あたりの売上(億円/万個。名目))→ 売上 78 億円・営業利益 5 億円。数量 0.85 倍・単価 1.05 倍(値下げ圧力)、利益率 6%
  • 高機能樹脂製品(半導体装置・薬液向けフッ素樹脂部材ほか):数量 21.6(対象市場の実質規模(億円)× シェア)× 価格 120(値段の指数(今 100。名目))→ 売上 26 億円・営業利益 0 億円。数量 0.9 倍・単価 1.2 倍、利益率 0%
  • 成形機(竪型射出成形機・トランスファー成形機・金型):数量 34.3(販売台数(台、金型・付属装置込みの推定))× 価格 0.36(1 台あたりの売上(億円/台。名目))→ 売上 12 億円・営業利益 0 億円。台数 0.7 倍、利益率 3%
  • 舶用・鉄道機器(布谷舶用計器工業。2026 年 4 月 30 日に連結化):数量 20.3(対象市場の実質規模(億円)× シェア)× 価格 125(値段の指数(今 100。名目))→ 売上 25 億円・営業利益 1 億円。造船の反動で 0.95 倍、利益率 5%

倍率:稼ぐ力はほぼゼロで、価値は床の資産で測る。純現金(買収後で約 36 億円)に戻り方 0.5、設備・在庫・土地の売却額の税後 約 32 億円を足した約 50 億円(floor_assets_oku)。今の自己資本 230 億円に対する PBR にして 0.22 倍。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PBR 0.2315 倍・時価総額 50 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:中国の国産化と大手の値下げで構造的に負ける筋書き。小型・単一用途・顧客集中の会社なので、業界ノートの標準(12% 前後)をそのまま置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

ウェーハ搬送容器(FOSB・FOUP・工程内容器)

300mm シリコンウェーハを出荷・工場内搬送するための樹脂容器。全社売上の約 7 割を稼ぐ主力で、世界トップクラスの地位にある。

数量容器の出荷数(万個、FOSB 換算。実質の数量)価格容器 1 個あたりの売上(億円/万個。名目)売上営業利益
今 2026/01 80.0 1.09 87 9
10 年後 中立 105 1.41 148 26

取り方:会社は容器の数量・単価を開示していない。世界の 300mm ウェーハ出荷(月 1,000 万枚強)を 25 枚入りの箱で割った輸送需要のうち、使い回しを除いた新規の容器需要を年 200 万個前後と推定し、FOSB 換算で 3〜4 割の 80 万個を持つと置いた。売上 87 億円(2024/01 期の構成比 71% を当期の売上に当てはめた推定)をこれで割った 1 個約 1.1 万円が価格。営業利益 9 億円はプラスチック成形事業の利益(推定 8 億円台)に合わせた推定で、償却費の増加と稼働率の低下で薄い。

高機能樹脂製品(半導体装置・薬液向けフッ素樹脂部材ほか)

フッ素樹脂の大型射出成形などで、半導体の装置・薬液まわりの部材、フルイドシステム製品、電子部品、金型をつくる。東北の新工場に生産を集約中。

数量対象市場の実質規模(億円)× シェア価格値段の指数(今 100。名目)売上営業利益
今 2026/01 24.0 100 24 −1
10 年後 中立 30.0 134 40 4

取り方:開示は無い。市場別売上(半導体 105 億円のうち容器以外)とプラスチック成形事業の売上 112.5 億円から容器を引いた約 24 億円を、対象市場 900 億円前後(半導体装置・薬液向けのフッ素樹脂成形品などの推定)× シェア 2.7% と置いた。営業利益は、熊本・山口・東北の統合費用と低い稼働で赤字に近いと推定(−1 億円)。

成形機(竪型射出成形機・トランスファー成形機・金型)

自動車・医療などで使う成形機と金型、自動化装置を受注生産する。EV 向けの封止用トランスファー成形機を開発中。

数量販売台数(台、金型・付属装置込みの推定)価格1 台あたりの売上(億円/台。名目)売上営業利益
今 2026/01 49.0 0.30 15 2
10 年後 中立 49.0 0.40 20 2

取り方:成形機事業の売上は 15.6 億円(セグメント間の内部取引を除くと約 14.7 億円)。オーダーメードで 1 台(金型・付属装置込み)約 3,000 万円と仮定して台数に直した推定。営業利益は自動車向けの低迷で薄い(利益率 11% 前後と推定)。

舶用・鉄道機器(布谷舶用計器工業。2026 年 4 月 30 日に連結化)

磁気コンパスなど舶用航海計器と鉄道車両用機器をつくる大阪の会社。社会インフラ分野の第 2 の柱として買収した。

数量対象市場の実質規模(億円)× シェア価格値段の指数(今 100。名目)売上営業利益
今 2026/01 21.4 100 21 1
10 年後 中立 24.6 134 33 3

取り方:2026/01 期の決算には入っていないため、買収前の最後の通期(2025/03 期の売上 21.4 億円・営業利益 0.75 億円、報道)を年換算の参考値として置いた。対象市場は推定 250 億円前後 × シェア 8.6%。買収価格は非開示(中間期にのれん約 8 億円・取得の支出約 11 億円と報じられた)。

リスクと懸念

半導体の循環と ウェーハ在庫調整の長期化

容器の数量はウェーハの出荷に連動する。利益は 2023 年 1 月期から 3 年で約 8 割減った。AI 向け以外のレガシー品の回復が遅れると、稼働率が上がらず、重い償却費が利益を圧迫し続ける。

単一用途への偏りと顧客の交渉力

売上の約 7 割がウェーハ搬送容器だ。顧客はウェーハメーカーや半導体メーカーで、値下げ要求が強い。会社は単価に大きな変動はないと述べるが、物価 3% の世界で単価が横ばいなら実質では下がる。

中国の国産化と台湾・韓国勢との価格競争

中国のウェーハ工場が国産の容器へ切り替えれば、数量と価格の両方に響く。台湾の Gudeng、韓国の 3S Korea は価格で攻める。Entegris と信越ポリマーは規模で優位にある。

買収の失敗とのれん

50 億円超の買収枠を設け、半導体以外の柱を買う方針だ。経験は薄く、割高に買えば価値を壊す。1 号の布谷でも、のれん約 8 億円が先に積み上がっており、利益が伸びなければ減損になる。

資本政策の転換のリスク

借入を使って ROE を上げる方針は、半導体の循環と相性が悪い。利益が谷の時に固定の利払いと配当(DOE 2%)が重なると、財布が一気に細る。

東北への生産集約と償却費

熊本・山口・東北の高機能樹脂の生産を東北の新工場に統合している。稼働率が上がるまでは赤字が続き、償却費は増え続ける。償却は取得時の値段のままだが、更新の投資は物価で膨らむ。

成形機事業の自動車依存

成形機は自動車向けの受注が不振で、2026 年 1 月期は売上が 18% 減った。EV の減速が長引けば、新しい成形機の開発も採算に乗りにくい。

今後の分かれ目

SEMI のウェーハ出荷面積の予測が上方修正され続けたら
楽観・やや楽観の確率を上げる。容器の数量は面積に近く連動するが、使い回しの比率が上がると新品の数量は伸びにくい点は別に確認する。
FOSB の数量が戻らないまま FOUP と高機能樹脂だけが回復したら
容器の中身が主力の FOSB から外れ、利益率の回復は遅れる。やや悲観の確率を上げる。
東北の統合工場の稼働が上がり、高機能樹脂が黒字化したら
樹脂の利益率が 10% を超える筋書きが現実味を帯びる。やや楽観の確率を上げる。
50 億円超の買収枠で、利益に見合わない高値の買収を発表したら
のれんの減損と ROE の低下を通じて、悲観側の確率を上げる。布谷のような小型で適正な値段の買収が続くなら、中立のままとする。
中国のウェーハメーカーが国産の FOSB・FOUP の採用を公表したら
悲観の確率を上げる。シェアの低下と値下げの両方を通じて、容器の利益率が 10% 前後に落ちる姿を想定する。
借入を使った大型の自社株買いが公表されたら
ROE は上がるが、循環の谷での財務の余裕は減る。k の借金の評価を上げ、利益の質は据え置く。

見ておくもの

  • ウェーハメーカー各社の出荷面積と四半期の在庫調整の動き(SEMI の予測更新)
  • 全社の営業利益率(2027 年 1 月期の上期は 7%)
  • 東北の統合工場の稼働率と高機能樹脂事業の黒字化の時期
  • M&A の次の案件の分野・価格・のれん、および布谷舶用計器工業の通期の利益
  • DOE 2% の維持、自社株買いの実施額と、借入の活用の開始時期

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価(PBR 0.7 倍・PER 28 倍)から置いていない。事業の ROE が資本コスト 7.5% を下回るので、正当化 PER の上限は 1÷k の 11.8 倍で、中立は 85% の 10.0 倍、楽観のみ ROE が k を超えて式から約 12.7 倍に置いた。中立の営業利益率 11.7% は過去 12 年の山 17.2% より低い。会社の中期目標(営業利益率 20%)は筋書きの根拠に使っていない。PBR が低いことは割安の根拠にしていない。純現金(約 36 億円)は余った現金 15 億円に分け、戻り方は 0.5 とした。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.3→15.85 倍・やや楽観 PER 11→14.21 倍・中立 PER 10→13.33 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5%+quality+1.0%=8.5%。同じ領域の信越化学(7.0%)、東京応化(7.5%)より高く、有沢製作所・レゾナック(8.5%)と並ぶ。小型で単一用途に頼る点を寿命でなく循環に含めた。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 7.50%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. ミライアル 2026年1月期通期決算説明会 文字起こし(FISCO)
  2. ミライアル 2027年1月期第2四半期決算説明会 文字起こし(財経新聞)
  3. ミライアル、舶用航海計器メーカーの布谷舶用計器工業を子会社化(ストライク M&A ニュース)

分析日 2026-10-19