株譜
AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

石原産業 4028

利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,189 円1,220 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,588 円990 億円差 +23.2%
10 年後から見ると やや割安 価値 3,189 円1,220 億円 · 差 +23.2% · 期待の年率 +9.0%
期待の年率リターン(10 年)+9.0%資本コスト比 +1.0 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

石原産業は、農薬と酸化チタンの会社だ。利益の約4分の3は農薬を中心とする有機化学事業が稼ぎ、売上の半分近くを占める無機化学事業は酸化チタンの市況悪化と戦っている。筆者の結論は、今の値段はほぼ妥当というものだ。2026年3月期の営業利益190億円は欧州の天候特需に押し上げられた山で、会社自身も今期は142億円と見ている。

農薬は、自社で新しい分子を発明して世界で売る事業だ。益率は2割前後と高く、堀、つまり他社がまねできない強みは、特許と各国の登録制度にある。ただし特許はいつか切れる。殺菌剤フルアジナムはブラジルでジェネリックに押され始めた。次の剤が育つかどうかが、10年後の姿を決める。

無機化学は手術のさなかだ。コストの重い硫酸法を2027年3月末までに畳み、国内で唯一の塩素法に集約する。残る柱は、MLCC(積層セラミックコンデンサー)に使う高純度品など、他社が作りにくい用途だ。ここが育てば益率は上がる。育たなければ、中国の安値品に押される。

10年後の中立は、営業利益が230億円台、ROEは8%前後で資本コストと同じ水準にとどまる。倍率は10倍台で、確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額とほぼ同じ。大きく割安でも割高でもない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点でまず問うのは、この会社が毎年どれだけ現金を残せるかだ。農薬は稼ぐ力が強いが、剤の寿命が短く、新しい分子を作り続けるために年100億円規模の研究開発費が要る。この維持費を引いた分が、株主のものになる利益だ。2026年3月期の190億円は特需つきの山で、そのまま続くと考えるのは危ない。

堀は、農薬の登録と特許に宿る。ただ、堀は特許の満了とともに狭まり、新剤で作り直し続けなければならない。酸化チタンの堀は薄く、国内唯一の塩素法という位置も、世界の市況を変える力にはならない。電子材料だけは、顧客と共同で作る分、長く続く堀になりうる。

資本の使い方は、悪くない。赤字の元の硫酸法を切り、成長の見込める高純度品に投資する。配当も増やした。割り引いて見るのは、無機化学の立て直しが道半ばなことと、農薬の山が次の谷に変わりうることだ。

安全域は、今の値段にはほとんどない。10年後の姿が上振れしても、下振れしても、今の値段の周りに収まる。安く買えるとは言わないし、高すぎるとも言わない。

何で稼ぐ会社か

売上の55%を占める有機化学事業が、会社の稼ぎ頭だ。主力は除草剤・殺菌剤・殺虫剤の農薬で、自社で分子を発明し、国内は子会社の石原バイオサイエンスが売る。海外は米州・欧州・アジアで売り、売上の6割強が海外になる。犬の膵炎薬パノクエルなどの動物用医薬品、医薬品の原薬、有機中間体も同じ事業に入る。

いま育てている剤は、北米の小麦で伸びる除草剤トルピラレートと、インドで増えている殺虫剤シクラニリプロールだ。殺菌剤のシアゾファミドは欧州で売れている。一方、古い殺菌剤フルアジナムは、ブラジルでジェネリックとの競争が厳しい。

売上の45%を占める無機化学事業は、酸化チタン、機能性色材(導電性材料を含む)、電子材料、ファインケミカルからなる。国内で塩素法の酸化チタンを作るのは石原産業だけだ。電子材料は、村田製作所、子会社の富士チタン工業と作った合弁会社MFマテリアル(延岡、石原産業の出資は少数)を通じて、MLCC向けのチタン酸バリウムにも関わる。

このほか、商社や建設の小さな事業が売上で40億円ほどある。

優良さと弱いところ

堀の質は、農薬と酸化チタンでまるで違う。農薬は、分子の発明に十数年かかり、各国の登録も要る。新しい剤が入ってくるのは遅く、そこが参入障壁になる。年に100億円規模の研究開発費をかけ続ける会社の体力も、堀の一部だ。

弱みは、剤ごとの寿命が短いことだ。特許が切れた剤はジェネリックに急に押される。EUは環境規制で、使える成分を絞っている。少数の剤に売上が偏るので、1剤の失速が全体に響く。

酸化チタンは、顔料として世界の大手や中国勢と値段で競う汎用品に近い。値段は市場が決める。塩素法は品質で優位だが、規模では劣る。電子材料向けの高純度品だけが、顧客と組んで作る差別化品だ。

資本効率は山谷が大きい。ROEは2026年3月期に13%近くまで上がったが、過去10年の中央値は7%台だ。財務は自己資本比率が5割を超え、堅い。経営は、2005年のフェロシルト問題でコンプライアンスを総点検した過去がある。今は、赤字の元だった硫酸法を先に切る決断をした。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

農薬の世界市場は、筆者の推定で実質750億ドル前後だ。シンジェンタ、バイエル、コルテバ、BASF、FMC、住友化学などの大手が大半を握り、石原産業の取り分は1%に届かない。大手の総合力では勝てないので、特定の作物と病害虫に効く独自の剤で、狭く深く売る会社になる。市場は実質で年1〜2%ほど伸び、人口と食料の需要が支える。

荒れるのは価格だ。特許が切れると、中国・インドのジェネリックが入る。EUは登録の維持が難しくなっており、主戦場は北米・南米に移る。新剤の承認が2026年度中にEUで見込まれており、ここが当たれば欧州の穴を埋められる。

酸化チタンは塗料・プラスチック向けが大半で、世界の顔料用の能力は700万トン前後とされる。需要は住宅・建設の景気に連れ、中国の安い品が市況を押し下げている。日本では硫酸法の採算が崩れ、石原産業も撤退を決めた。

成長が見込めるのは電子材料だ。AIサーバーの増加でMLCCの需要が増え、誘電体を薄く多層にするため、高純度で粒子の細かい酸化チタンが要る。石原産業は約39億円で四日市の高純度品の能力を倍にし、2030年4月に供給を始める。

資本政策と M&A

株主還元は厚くなってきた。配当は、連結株主資本配当率(DOE)3%を下限とし、2026年度に配当性向40%以上を目指す方針だ。年間配当は2024年3月期から2026年3月期にかけて約1.7倍になり、DOEは4%台に乗った。自社株買いは2022年11月から2023年3月に約20億円を実施しただけだ。

投資は、中期経営計画の3年間で設備投資327億円、研究開発費303億円。成長の中心は農薬の新剤と、電子材料向けの高純度酸化チタンだ。買収で大きくなる会社ではない。M&Aは、村田製作所らと組んだMFマテリアルのような、相手と組む形が中心になる。

構造改革の費用は重い。四日市の硫酸法の停止に続き、富士チタン工業は神戸工場を2026年度中に止め、減損25億円を2027年3月期第1四半期に計上した。早期退職は100名。痛みを今期に集めて、来期以降の利益を軽くする作りだ。

時価総額は約1,000億円で、規模は小さい。筆者は、農薬の事業や機能材の部分を目当てにした再編・買収の対象になる可能性を、無視しない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

農薬は山を越えても高い益率を保てる。2026年3月期の営業利益率は22%で、特需を除いても18〜19%はある。トルピラレートは北米の小麦で伸び、シクラニリプロールはインドで増えた。EUでは新剤の承認が2026年度中に見込まれる。古い剤が切れても、混合剤にして特許期間の残る新剤へ移す戦略が、先行者の利益を作る。

無機化学は、悪い部分を自分から切る局面に入った。硫酸法は2027年3月末までに止まり、富士チタン工業の神戸も止まる。赤字の元が消え、塩素法に集約すれば、稼働率と益率が上がる。MLCC向けの高純度品はAIサーバーで需要が伸び、2030年に能力が倍になる。村田製作所との関係も深い。

財務は自己資本比率が5割を超え、純有利子負債は自己資本の3割だ。配当は増え、DOE4%台が続く。時価総額は約1,000億円と小さく、利益の山が半分ずつ戻るだけでも、10年後の利益は今より2割以上増える。中期経営計画の2030年目標、営業利益240億円は、物価が3%で上がる世界では十分に届く。

慎重な見方

2026年3月期の190億円は、欧州の天候特需と円安が重なった山だ。会社自身が今期を142億円と見ている。農薬の益率22%は、山の数字であって普通ではない。過去10年の営業利益は100億円前後で、ROEの中央値は7%台だ。

農薬は剤の寿命が短い。フルアジナムはブラジルですでにジェネリックに押されている。欧州で好調だったシアゾファミドも、特需が剥がれた今期は減収の見込みだ。EUは環境規制で登録の維持を難しくしている。新剤が育つ保証はなく、研究開発費は毎年かかる。

酸化チタンは、日本の他社がやめた事業を石原産業が続けている形だ。塩素法に集約しても、顔料の世界は中国の増設と値下げに押される。硫酸法の撤退で売上が数百億円減り、そのぶん固定費を薄める力は弱まる。MLCC向けは、需要が伸びても、競争相手が高純度品に入ってくれば値段が下がる。

構造改革の痛みも続く。減損、早期退職、設備停止は一度で終わらない。純有利子負債は時価総額の約4割あり、金利が上がれば利益は削られる。10年後のROEが資本コストに届かない会社に、高い倍率は付かない。

どちらに重みを置いたか

農薬の質と無機の立て直しという強気の根拠は本物だが、今の利益が山であることと、10年後のROEが資本コストと同じ水準にとどまることは、慎重な見方のほうが重い。中立は、農薬の取り分を山から少し戻した水準に置き、ROE8%台・PER10倍台とした。確率は中立を軸に、新剤とMLCCの上振れに28%、剤の失速と酸化チタンの苦戦に38%を置き、悲観側へわずかに寄せた。結果は、今の値段とほぼ同じ水準になった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 4,556 円1,743 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,586 円607 億円)。 今の値に割り戻すと 3,189 円1,220 億円、今との差 +23.2%、 期待の年率 +9.0%(資本コスト 8.0%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 10,083 円3,858 億円 2,535 円970 億円 +387.6% +17.2% 1,009 円386 億円
やや楽観 20% 7,234 円2,768 億円 2,051 円785 億円 +258.8% +13.6% 1,857 円711 億円
中立 34% 5,182 円1,983 億円 1,803 円690 億円 +169.9% +10.4% 2,375 円909 億円
やや悲観 25% 1,619 円619 億円 1,098 円420 億円 +5.0% +0.5% 679 円260 億円
悲観 13% 1,045 円400 億円 653 円250 億円 −34.4% −4.1% 221 円85 億円
加重平均100% 4,556 円1,743 億円1,586 円607 億円 +137.3% +9.0% 6,141 円2,350 億円

今の株価時価総額 2,588 円990 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 新剤が育ち、MLCC向けが柱になる 利益 255 億円 · PER 15.1 倍 · 株価時価総額 10,083 円3,858 億円

農薬は、トルピラレートとシクラニリプロールが北米・南米・インドで定着し、EUでも新剤が承認される。古いフルアジナムの減りを、混合剤にした新剤が埋め、取り分は0.8%まで上がる。益率は21%を保つ。

無機化学は、硫酸法を畳んで赤字の元が消え、塩素法の稼働率が上がる。MLCC向けの高純度品は2030年に能力が倍になり、AIサーバーの需要に乗って、平均単価が物価を上回って伸びる。益率は13%に届く。

営業利益は370億円規模になり、会社の2030年目標240億円を10年かけて大きく超える。ROEは12%台に上がり、配当と自社株買いで株主に厚く戻す10年になる。

  • 有機化学(農薬・動物用医薬品・医薬品原薬):数量 900(世界の作物保護市場の規模(億ドル、実質。2026年の物価))× 価格 1.1%(石原産業の取り分(シェア)× 物価の指数。150円/ドルで億円に)→ 売上 1,447 億円・営業利益 304 億円。取り分 0.80%、益率 21.0%
  • 無機化学(酸化チタン・機能性色材・電子材料・ファイン):数量 17.0(販売量(万トン、酸化チタン相当に換算した推定。実質))× 価格 57(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 972 億円・営業利益 126 億円。益率 13.0%

倍率:事業の純利益 255 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.3% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.1 倍。全体の PER 15.13 倍、時価総額 3,858 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:確率8%:新剤の当たりとMLCC需要の同時成功は、強気の見方でも条件が重いので低めに置いた。

やや楽観 20% 農薬が主柱を保ち、無機化学は黒字を固める 利益 200 億円 · PER 13.8 倍 · 株価時価総額 7,234 円2,768 億円

農薬は、北米と南米の新剤が伸び、フルアジナムの減りを補う。取り分は0.74%で、益率は19.5%に落ち着く。欧州は特需が剥がれたあと、新剤の承認で下げ止まる。

無機化学は、構造改革で採算が戻り、電子材料が育つ。MLCC向けの高純度品は計画どおり2030年に供給が始まり、益率は11%になる。

営業利益は300億円弱。ROEは10%近くまで上がる。会社の中期経営計画の路線がほぼ実現する10年で、株主還元も増やし続けられる。農薬の新剤が一定程度当たり、無機の構造改革が予定どおり終わる、確度の比較的高い筋書きだ。

  • 有機化学(農薬・動物用医薬品・医薬品原薬):数量 880(世界の作物保護市場の規模(億ドル、実質。2026年の物価))× 価格 1.0%(石原産業の取り分(シェア)× 物価の指数。150円/ドルで億円に)→ 売上 1,309 億円・営業利益 255 億円。取り分 0.74%、益率 19.5%
  • 無機化学(酸化チタン・機能性色材・電子材料・ファイン):数量 16.5(販売量(万トン、酸化チタン相当に換算した推定。実質))× 価格 53(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 868 億円・営業利益 95 億円。益率 11.0%

倍率:事業の純利益 200 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.9% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.8 倍。全体の PER 13.84 倍、時価総額 2,768 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:確率20%:会社の中期経営計画の路線がほぼ実現する、確度の比較的高い上振れ。

中立 34% 農薬は山から戻って横ばい、無機は薄い黒字 利益 157 億円 · PER 12.6 倍 · 株価時価総額 5,182 円1,983 億円

農薬は、2026年3月期の山から戻り、取り分は0.69%に落ち着く。市場が実質で伸びる分と物価で売上は増えるが、剤の入れ替えで益率は18%に下がる。特許切れの剤は価格が下がり、新剤がそれを埋めて、全体はおおむね横ばいに近い。

無機化学は、硫酸法の撤退で売上が一段減る。残る塩素法と電子材料で益率は9%に上がるが、中国の安値品との競争は続く。MLCC向けは育つが、全体を引き上げるほどではない。

営業利益は230億円台にとどまり、ROEは8%台で資本コストとほぼ同じ。配当は続くが、株主に返す水準を大きく上げる余力はない。いちばん起きやすい中間の筋書きだ。

  • 有機化学(農薬・動物用医薬品・医薬品原薬):数量 862(世界の作物保護市場の規模(億ドル、実質。2026年の物価))× 価格 0.9%(石原産業の取り分(シェア)× 物価の指数。150円/ドルで億円に)→ 売上 1,196 億円・営業利益 215 億円。取り分 0.69%、益率 18.0%
  • 無機化学(酸化チタン・機能性色材・電子材料・ファイン):数量 16.0(販売量(万トン、酸化チタン相当に換算した推定。実質))× 価格 49(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 790 億円・営業利益 71 億円。益率 9.0%

倍率:事業の純利益 157 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.2% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.6 倍。全体の PER 12.63 倍、時価総額 1,983 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:確率34%:農薬の山からの戻りと無機の薄い黒字が重なる、最も起きやすい筋書き。

やや悲観 25% 新剤が伸び悩み、酸化チタンの値下がりが続く 利益 76 億円 · PER 7.5 倍 · 株価時価総額 1,619 円619 億円

農薬は、ブラジルと欧州でジェネリックと規制に押される。新剤の立ち上がりが遅れ、取り分は0.60%に下がる。価格も物価に届かず、益率は14%まで落ちる。

無機化学は、硫酸法の撤退で量は減ったが、塩素法も中国勢の値下げに押され、MLCC向けも新規の競争が入って益率は4%にとどまる。

営業利益は120億円弱、ROEは5%を割る。会社の計画の2030年目標には届かず、配当は下限のDOE3%を守るのがやっとになる。研究開発と構造改革の費用が重く、成長への再投資が細っていく。過去の実績(利益が100億円前後の年が多い)に近い姿だ。

  • 有機化学(農薬・動物用医薬品・医薬品原薬):数量 840(世界の作物保護市場の規模(億ドル、実質。2026年の物価))× 価格 0.8%(石原産業の取り分(シェア)× 物価の指数。150円/ドルで億円に)→ 売上 983 億円・営業利益 138 億円。取り分 0.60%、益率 14.0%
  • 無機化学(酸化チタン・機能性色材・電子材料・ファイン):数量 16.0(販売量(万トン、酸化チタン相当に換算した推定。実質))× 価格 46(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 732 億円・営業利益 29 億円。益率 4.0%

倍率:事業の ROE 4.5% が k 8% 以下なので、PER の上限は 1÷k = 11.8 倍。ただし稼ぎが k に届かない構造的な負けの筋書きなので、上限の約 6 割の 7.5 倍に置いた。

確率:確率25%:農薬の剤が1〜2つ失速し、酸化チタンの値下がりが続く。過去の実績に近い。2026年3月期が山である点と、剤の寿命の短さを重く見て上より厚く置いた。

悲観 13% 農薬の主力剤を失い、酸化チタンも赤字に 利益 −30 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 1,045 円400 億円

農薬は、主力剤が特許切れとEUの規制で急に売れなくなり、新剤の承認も遅れる。取り分は0.48%まで下がり、ジェネリックとの値下げ競争で価格も物価に届かない。益率は8%に落ちる。

無機化学は、中国の安値品が塩素法の市場にも入り、MLCC向けでも顧客の内製化や他社品に押される。益率はマイナスになり、塩素法の設備にも減損が出る。

営業利益はほぼゼロ。配当は削られ、事業の一部は売却して資金を作ることになる。会社は、農薬の事業と土地・保有資産で価値を支えるだけの存在になり、市場で再編・買収の対象になる。

2005年のフェロシルト問題から立ち直った会社が、10年かけて再び優良さを失う筋書きだ。研究開発費を削れば新剤が出ず、削らなければ赤字が続く。どちらを選んでも、株主に残る利益はごくわずかになる。

  • 有機化学(農薬・動物用医薬品・医薬品原薬):数量 800(世界の作物保護市場の規模(億ドル、実質。2026年の物価))× 価格 0.6%(石原産業の取り分(シェア)× 物価の指数。150円/ドルで億円に)→ 売上 720 億円・営業利益 58 億円。取り分 0.48%、益率 8.0%
  • 無機化学(酸化チタン・機能性色材・電子材料・ファイン):数量 14.0(販売量(万トン、酸化チタン相当に換算した推定。実質))× 価格 42(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 589 億円・営業利益 −12 億円。益率 -2.0%

倍率:ほぼ営業利益ゼロで、稼ぐ力では値が付かない。農薬の事業と土地・保有資産の売却価値(純有利子負債を引いた後)の税後 400 億円(今の自己資本 1,290 億円の約 3 割)に置いた。営業利益がほぼゼロなので EV ÷ 営業利益は意味を持たず、純有利子負債 398 億円は床の計算の中で先に引いてある。

確率:確率13%:主力剤の失速と酸化チタンの苦戦が同時に起きる複合の負け。単一製品に偏る会社で、10年は長いので5%を超える確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

有機化学(農薬・動物用医薬品・医薬品原薬)

除草剤・殺菌剤・殺虫剤の農薬が中心。犬の膵炎薬パノクエルなどの動物用医薬品、医薬品の原薬、有機中間体も含む。

数量世界の作物保護市場の規模(億ドル、実質。2026年の物価)価格石原産業の取り分(シェア)× 物価の指数。150円/ドルで億円に売上営業利益
今 2026/03 750 0.7% 826 183
10 年後 中立 862 0.9% 1,196 215

取り方:世界の作物保護市場を実質約750億ドルと推定し(開示なし。大手の売上の一般的な見積りから)、2026年3月期の有機化学の売上826億円がその約0.73%に当たるとした。2026年3月期は欧州の天候特需で通常より高く、中立の取り分は0.69%まで戻す。価格は取り分に物価の指数をかけたもので、中立は10年で1.34倍。

無機化学(酸化チタン・機能性色材・電子材料・ファイン)

酸化チタン(硫酸法と塩素法)、導電性材料を含む機能性色材、MLCC向けなどの電子材料、ファインケミカル。「その他」の商社・建設(売上約40億円)は調整に含めた。

数量販売量(万トン、酸化チタン相当に換算した推定。実質)価格1トンあたりの平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 20.0 34 682 50
10 年後 中立 16.0 49 790 71

取り方:酸化チタン・機能性色材・電子材料・ファインの販売量を、酸化チタン相当で約20万トンと推定し(開示なし・概算)、売上682億円で割って平均単価約34万円/トンとした。硫酸法の停止で量は減り、MLCC向けなど高単価品の比率が上がるので、平均単価は物価に品ぞろえの上振れ・下振れが乗る。

リスクと懸念

剤の特許切れとジェネリックの値下げ

農薬の売上は少数の剤に偏る。特許が切れた剤は、中国・インドのジェネリックが入り、価格と数量が一気に落ちる。フルアジナムはブラジルですでに押されている。新剤が育つ前に次の剤が切れれば、利益は数年で2〜3割動く。

2026年3月期の利益が山である

2026年3月期の営業利益190億円は、欧州の天候特需と円安に押し上げられた。会社自身が今期を142億円と見ている。山の利益に高い倍率を付ける見方は危ない。山の後の谷が深いと、ROEが資本コストを割る年が続く。

EUの登録規制

EUは環境規制で、農薬の成分の登録の維持を難しくしている。欧州の売上は全体の2割強で、特需が終わった後の下げ止まりに、EUの規制と新剤の承認の行方が効く。承認が遅れれば、欧州の穴は埋まらない。

酸化チタンの中国勢との値下げ競争

顔料用の酸化チタンは、中国の増設と安値品が市況を押し下げている。塩素法は品質で優位でも、規模では劣る。硫酸法を畳んだあとの塩素法が、値下がりで利益を出せなければ、無機化学は赤字に戻る。

構造改革の費用と実行

硫酸法の停止、富士チタン神戸工場の閉鎖、早期退職100名と、費用が連続する。減損は神戸で25億円が決まり、四日市でも出る。停止後の固定費を本当に落とせるか、従業員への対応を含めて、実行の巧拙で利益が動く。

MLCC向けの競争と需要の揺れ

高純度酸化チタンは、AIサーバー向けのMLCC需要を取り込む成長の柱だ。ただ、MLCCは景気で在庫が振れ、顧客は複数の調達先を持つ。能力倍増の稼働は2030年4月で、需要の山が過ぎた後に完成する可能性もある。

今後の分かれ目

EUで新しい農薬剤の承認が2026年度中に下りたら
欧州の売上の下げ止まりの確度が上がる。やや楽観〜中立の確率を上げてよい。
トルピラレート・シクラニリプロールの売上が2027年3月期の計画を上回って伸びたら
新剤の立ち上がりが速いとみて、農薬の取り分を上げ、楽観側の確率を上げる。
フルアジナムの減少が他の主力剤(シアゾファミドなど)にも広がったら
剤の寿命が短い構造が表に出たとみて、やや悲観側の確率を上げる。
硫酸法の停止後も無機化学の営業利益率が7%に届かなかったら
構造改革の効果が薄いとみて、無機の益率を下げ、やや悲観側に重みを移す。
MLCC向け高純度酸化チタンの能力増強が前倒しされる、または契約が公表されたら
電子材料の柱が早く育つとみて、無機の益率と楽観側の確率を上げる。
農薬事業や機能材を対象にした再編・TOBの話が出たら
悲観の床より上の価値が評価される。ただし条件は個別に見て、価格が事業の価値を下回る提案なら受け入れる理由はない。

見ておくもの

  • 有機化学(農薬)の四半期の営業利益率と、欧州・北米・南米の売上の動き
  • トルピラレート・シクラニリプロールなど成長戦略剤の売上と、フルアジナムの減り方
  • EUの新剤承認の可否
  • 無機化学の営業利益率と、硫酸法停止後の塩素法の稼働
  • MLCC向け高純度酸化チタンの投資の進捗と顧客の契約
  • 中期経営計画 Vision 2030 StageII の2026年度目標(営業利益190億円以上・ROE10%以上)の達成度

倍率と資本コストの決め方

農薬(世界市場×取り分)と酸化チタンなど(販売量×単価)を、数量は実質、価格は物価3%込みの名目で積んだ。資本コストは基本7.5%に quality(循環 +0.5・値決め力 0・借金 0・寿命 +0.5 で +1.0%)を足した8.5%。倍率は利益ベースの正当化PERを上限に、楽観9割・やや楽観8.5割・中立9割に置き、やや悲観は構造的な負けとして上限の約6割、悲観は売れる資産で置いた。今の株価・今のPER・過去のPBRの底は参照していない。直近の営業利益190億円は特需つきの山とみて、取り分を戻して置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.3→15.13 倍・やや楽観 PER 10.7→13.84 倍・中立 PER 10.6→12.63 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. 石原産業(4028)の事業内容(セグメント別の売上・営業利益、2026年3月期)
  2. 石原産業 2025年度決算及び2026年度業績見通し IR説明会(2026年5月18日)
  3. 石原産業が約39億円投資、MLCC向け高純度酸化チタン倍増(ニュースイッチ)

分析日 2026-10-19