株譜
AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

大倉工業 4221

包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)5,740 円649 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)5,200 円588 億円差 +10.4%
10 年後から見ると やや割安 価値 5,740 円649 億円 · 差 +10.4% · 期待の年率 +7.6%
期待の年率リターン(10 年)+7.6%資本コスト比 −0.4 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

大倉工業は、食品などの包装フィルムで食べてきた香川県の老舗メーカーだ。近年は大型液晶テレビ向けの光学フィルムが稼ぎ頭に育ち、2025 年 12 月期の営業利益は連結で過去最高になった。

筆者の結論は「ほぼ適正」だ。10 年の筋書きを確率で束ねた価値は、今の時価総額の前後に収まる。一番の理由は、利益の伸びが光学フィルムというほぼ一本の柱にかかっていて、残りは物価でしか伸びない事業だからだ。

強みは、包装でも光学でも顧客の工程に入り込んだ製品を持つこと。借金がなく、自己資本比率も 6 割を超え、配当も厚くなっている。DOE(自己資本に対する配当の割合)は 2026 年から 4% 水準へ上がる。

弱みは三つある。光学の顧客が中国の液晶パネルメーカーに偏ること。包装は値段を市場に決められること。そして中期計画が前回も未達だったことだ。2026 年にはフジコーの買収があり、中国 BOE との合弁も始まった。この二つが利益の質を上げるかどうかが、10 年の分かれ目になる。

今の値段は、記録的な利益がそのまま続く前提とおおむね釣り合う。だから安全域は薄い。筆者は、買うなら光学の将来を値段に織り込まない水準でと考える。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「悪くはないが、安全域を取れる値段ではない」会社だ。

堀の深さは限られる。包装は値段を市場に決められ、光学は顧客が少なく、しかも相手は価格交渉に強い中国のパネルメーカーだ。事業としては、持ち続けて安心とまでは言えない。

一方で財務は堅い。借金がなく、自己資本は厚く、配当も増えている。景気が悪くなっても、会社が傾く心配は小さい。これが下値を支える。

問題は資本の使い方だ。過去 10 年の ROE は資本コストを下回ってきた。今後 3 年は 250 億円の設備投資が続き、その見返りが計画どおりかは、まだ見えない。光学フィルムの好調で ROE が 8% 台に乗るなら、価値は今の値段をわずかに上回る。

筆者なら、今の値段で喜んで買う理由は見つけにくい。光学の成長を値段に織り込んでいない水準まで下がったら、はじめて安全域が語れる会社だ。

何で稼ぐ会社か

大倉工業の事業は、合成樹脂、新規材料、建材、その他の四つに分かれる。売上の約 6 割は合成樹脂が占める。

合成樹脂の中心は包装資材だ。食品や飲料の外装に使うシュリンクフィルム(熱で縮んで商品を包むフィルム)、詰め替え用の軟包材、リキッドパックなどを作る。顧客は食品・日用品メーカーで、一社ごとの仕様に合わせて作り込む。環境対応のバイオ由来フィルムも出している。2026 年 1 月に買収したフジコーは、剥離フィルムや転写印刷フィルムを持つ加工会社で、この事業を補う。

新規材料は、いま利益の伸びを引っ張る部門だ。大型液晶の偏光板を守る光学アクリルフィルムと、視野角を広げる位相差フィルムが主力になる。アクリルは吸水しにくく、大型テレビでも寸法が狂わない。顧客はパネルメーカーや偏光板メーカーで、数は少ない。接着剤、医療向け、ベトナムの接着剤工場もここに入る。

建材は、パーティクルボード(木のチップを固めた板)やプレカット、木質構造材を扱う。2026 年 4 月に香川県で高瀬工場が本格稼働した。投資が先に出る事業で、稼ぐ力はまだ小さい。

このほか、ホテルと情報処理の小さな事業がある。全体で見ると、安定した包装を土台に、光学材料という成長の芽を育て、建材で次の柱を探している形だ。

優良さと弱いところ

優良さは「中の上」とみる。強みは顧客の工程への入り込みで、これは本物だ。ただ、堀が深いのは光学フィルムの一部にとどまる。

包装フィルムは、食品メーカーの仕様に合わせて作り、品質の事故を起こさないことが信用になる。乗り換えのコストは小さくないが、値段は原料のナフサ価格と競合の動きで決まる。同社は 2025 年に製品価格の改定を通し、営業利益を約 24% 伸ばした。値上げが通る力はあるが、原料が下がれば値下げも求められる。

光学フィルムは、アクリルで大型液晶に使える品質を量産できる会社が限られる点が強みだ。2025 年は新規材料の営業利益がほぼ倍になった。一方で、量産機 G2 ラインの立ち上げでは品質の問題で費用がかさんだ期があった。量産の腕はまだ完全には証明されていない。

資本効率は平凡だ。ROE(自己資本に対する利益率)は過去 10 年の中央値が 6% 台で、資本コストを下回ってきた。自己資本の 6 割を超える厚さと、実質無借金の財務が、安全域の主な中身になる。

経営には評価できる変化がある。DOE を軸にした還元方針を打ち出し、政策保有株(持ち合い株)は純資産比 15.5% から 2030 年に 10% 未満へ減らす計画だ。ただ前の中期計画は目標に届かなかった。数字の約束を守れるかが、これからの見どころになる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

同社の事業は、包装資材と光学フィルムという、まったく違う二つの市場にまたがっている。

包装資材の国内市場は、人口とともに緩やかに縮む。食品の量が増えない以上、数量は 10 年でほぼ横ばいか、わずかに減るのが普通だ。伸びるのは、物価に合わせた値上げ分と、環境規制に対応した高付加価値品への切り替えだ。競合は興人フィルム&ケミカルズなど、国内の中堅メーカーが多く、寡占というより分散した競争になる。容器包装リサイクルの規制が強まれば、バイオ由来やリサイクル対応の製品を出せる会社が有利になる。

光学フィルムは、大型液晶テレビとモニターの需要に左右される。偏光板保護フィルムの世界市場は、2025 年の約 17 億ドルから 2032 年に約 24 億ドルへ伸びるとの予測がある。ただし液晶パネルの生産は中国に集まり、値段は下がり続ける。有機 EL への置き換えも長い目では進む。その中で日本のアクリルフィルムの優位は、品質と寸法安定性にある。中国勢がそこへ追いつけば、優位は縮む。

建材は、国内の新築住宅の減少が逆風だ。木材を使う建築や、現場の人手不足に応える工場でのプレカットは追い風になる。ただ、同社の規模はまだ小さく、収益への寄与は限られる。

2026 年はナフサ価格の高止まりで原料費が上がった。値上げで転嫁できるかどうかが、包装の利益率を左右する。

資本政策と M&A

資本政策は「還元は厚く、買収は小さく」だ。

配当は、DOE 3.0% 以上かつ配当性向 30% 以上を基本にする。2026 年と 2027 年は特別配当を足して、DOE を 4% 水準に上げる。2026 年の配当は、年初予想から引き上げられた。自社株買いも、2024 年と 2025 年にそれぞれ約 12 億円行った。中期計画の 3 年間で、還元は 65〜70 億円に上る。

買収は、2026 年 1 月のフジコーが目立つ程度で、金額も純資産の 15% 未満にとどまる。フジコーの利益は 2024 年で約 6 億円、会社は 2030 年に 10 億円を目指す。中国 BOE との合弁(BOE が 66%、大倉が 34%)は 2026 年 3 月に設立された。BOE の拠点内で光学フィルムを作り、販売を広げる狙いだ。

政策保有株は減らす方針で、売却で得た資金は還元と設備投資に回る。設備投資は 3 年で 250 億円と、利益に比べて重い。上場から長い会社で、TOB(株式公開買い付け)の話は聞こえないが、時価総額が小さく、資産も厚いので、買われる可能性は排除できない。

10年の還元は、DOE3%以上・配当性向30%以上の方針と、近年の年35億円ほどの水準の延長で、中立は純利益の約76%。

点検済み:中立の営業利益率が過去の山(7.1%)と前の中期計画の未達の実績を超える7.7%に置かれていたため、合成樹脂と建材を今の水準に置き直した(全社7.3%)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

光学フィルムは、会社が思う以上に伸びる。大型液晶は画面が大きくなるほど、寸法が狂いにくいアクリルの価値が増す。G2 ラインの歩留まりが安定し、BOE との合弁が軌道に乗れば、中国のパネル大手に量を乗せていける。偏光板保護フィルム市場は 2032 年にかけて年 5% 近く伸びる予測で、同社は品質で優位を保てる。

包装は、フジコーが加わって製品の幅が広がる。剥離フィルムや転写フィルムは、包装より値段の下がりにくい分野だ。バイオ由来品も広がり、規制が強まるほど同社に追い風になる。

資本の面でも伏線がある。DOE を軸にした還元が定着し、政策保有株の売却資金が配当と自社株買いに回る。ROE が 10% を超える年が続けば、時価総額は倍近くに育ちうる。2025 年に営業利益が 35% 伸びた実績は、利益の伸びが実際に起きていることを示している。

中期計画の 2027 年目標は営業利益 70 億円で、2026 年の会社予想はすでに 65 億円まで来ている。ここから光学が量で伸びれば、70 億円は通過点になる。2030 年の 100 億円という長期目標も、光学の面積が 2 倍になる世界なら届く。財務に余裕があるので、設備投資を借金に頼らずに続けられる点も大きい。

慎重な見方

光学フィルムの好調は、一時の液晶の在庫調整が終わっただけで、長続きしない。液晶パネルの価格は下がり続け、パネルメーカーはフィルムの値下げを迫る。中国の材料メーカーがアクリルフィルムの品質に追いつけば、日本の優位は消える。有機 EL への置き換えも進む。BOE との合弁は、技術を渡して値段を下げる方向に働きかねない。

包装は、食品の量が増えない国内で値上げの余地が小さい。ナフサ価格が下がれば、価格改定の分を戻す圧力がかかる。建材は投資が先行し、住宅の減少で稼働率が上がらない恐れがある。

加えて、前の中期計画が未達だった事実がある。新工場の立ち上げ遅れが繰り返され、設備投資の 250 億円が見合う利益を生まないなら、ROE は資本コストを下回り続ける。ホテルや情報処理のような本業から遠い事業も、全体の資本効率を引き下げている。

配当を厚くしても、それは自己資本を使って払っているだけで、事業の稼ぐ力が上がったことにはならない。過去 10 年の ROE は 6% 台で資本コストに届いたことがなく、2025 年の最高益も包装の値上げと光学の一時的な回復に支えられた面が強い。記録的な利益を水準として扱うと、割高をつかみやすい。

どちらに重みを置いたか

光学フィルムの伸びは実績があるが、顧客の偏りと中国勢の追い上げという構造の弱さも本物だ。包装と建材は、物価に沿って伸びるだけと考えるのが素直だった。

このため、中立を最も厚くし、強気と慎重の確率はほぼ対称に置いた。慎重側を少し厚くしたのは、前の中期計画の未達と、光学の顧客集中を重く見たからだ。財務の堅さは、悲観の落ち込みを抑える方向にだけ効かせた。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 7,532 円851 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 3,308 円374 億円)。 今の値に割り戻すと 5,740 円649 億円、今との差 +10.4%、 期待の年率 +7.6%(資本コスト 8.0%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 9% 16,616 円1,878 億円 4,158 円470 億円 +299.5% +14.9% 1,870 円211 億円
やや楽観 21% 11,125 円1,258 億円 3,804 円430 億円 +187.1% +11.1% 3,135 円354 億円
中立 38% 6,983 円789 億円 3,393 円384 億円 +99.5% +7.2% 3,943 円446 億円
やや悲観 22% 3,552 円402 億円 2,919 円330 億円 +24.4% +2.2% 1,424 円161 億円
悲観 10% 2,651 円300 億円 2,035 円230 億円 −9.9% −1.0% 469 円53 億円
加重平均100% 7,532 円851 億円3,308 円374 億円 +108.5% +7.6% 10,840 円1,225 億円

今の株価時価総額 5,200 円588 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 9% 光学フィルムが世界で定着する 利益 124 億円 · PER 15.2 倍 · 株価時価総額 16,616 円1,878 億円

大型液晶向けの光学アクリルフィルムが、G2 ラインの安定稼働と BOE との合弁で量を大きく伸ばす。中国の大手パネルメーカーが寸法安定性を評価し、アクリルの採用が広がる。新規材料は今の 2 倍の面積を出荷し、利益率は 17% まで上がる。

包装は、フジコーの剥離・転写フィルムが加わって単価の高い製品の比率が増え、バイオ由来品も定着する。建材は高瀬工場が安定稼働し、木材の工場加工の追い風を受ける。

政策保有株の売却資金で還元は厚くなり、自己資本は膨らまずに ROE は 12% を超える。会社が掲げる 2030 年の営業利益 100 億円を、2035 年にはほぼ倍で超える姿だ。

  • 合成樹脂(包装フィルム・軟包材ほか):数量 185(出荷量(千トン、推定))× 価格 48(平均単価(万円/トン))→ 売上 895 億円・営業利益 94 億円。フジコーと高付加価値品が効く
  • 新規材料(光学フィルム・接着剤・医療):数量 90.0(出荷面積(百万平方メートル、推定))× 価格 600(平均単価(円/平方メートル))→ 売上 540 億円・営業利益 92 億円。G2 安定・BOE 合弁で量が倍増
  • 建材(木質構造材・パーティクルボード):数量 225(出荷量(千立方メートル相当、推定))× 価格 9.20(平均単価(万円/立方メートル相当))→ 売上 207 億円・営業利益 14 億円。高瀬工場が安定稼働

倍率:事業の純利益 124 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.4% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.2 倍。全体の PER 15.21 倍、時価総額 1,878 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:光学の採用が世界で広がり、包装の高付加価値化と建材の立ち上げも同時に進む組み合わせ。好条件が重なるので確率は抑えた。

やや楽観 21% 光学が伸び、包装も底堅い 利益 89 億円 · PER 14.1 倍 · 株価時価総額 11,125 円1,258 億円

光学フィルムは大型液晶で着実にシェアを取り、新規材料の面積は 7 割増になる。単価は中国勢の値下げ圧力で物価ほど上がらないが、量が補う。

包装は食品向けの数量が緩やかに減る一方、価格改定が通り、フジコーの利益も計画に近づく。建材は新工場の償却を吸収し、小さな黒字を保つ。

配当は DOE 4% 水準を保ち、政策保有株の売却分も還元に回る。ROE は 10% 前後に上がり、資本コストを超える年が増える。会社の中期計画を少し遅れて達成する姿だ。光学の顧客は広がるが、主力の顧客への依存は残り、利益の質は今とあまり変わらない。

  • 合成樹脂(包装フィルム・軟包材ほか):数量 176(出荷量(千トン、推定))× 価格 48(平均単価(万円/トン))→ 売上 840 億円・営業利益 78 億円。価格改定が通る
  • 新規材料(光学フィルム・接着剤・医療):数量 72.0(出荷面積(百万平方メートル、推定))× 価格 560(平均単価(円/平方メートル))→ 売上 403 億円・営業利益 59 億円。光学が着実にシェア増
  • 建材(木質構造材・パーティクルボード):数量 215(出荷量(千立方メートル相当、推定))× 価格 9.00(平均単価(万円/立方メートル相当))→ 売上 194 億円・営業利益 11 億円。新工場の償却を吸収

倍率:事業の純利益 89 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.3% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.1 倍。全体の PER 14.1 倍、時価総額 1,258 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:光学は伸びるが中国勢の値下げで利益率の上がり方は鈍く、包装は横ばいに物価が乗る。経営計画が遅れながら達成される姿。

中立 38% 光学が伸びて包装を支える 利益 63 億円 · PER 12.6 倍 · 株価時価総額 6,983 円789 億円

光学フィルムは大型液晶の需要に乗って 5 割ほど面積が増える。ただ液晶パネルの値下げ圧力と中国勢の追い上げで、単価は 10 年で 1.15 倍と物価の 1.34 倍に届かず、利益率は 12% で止まる。

包装は国内の食品向けが少しずつ減る。そこへフジコーの商品が加わり、全体の出荷は今より 1 割ほど増える。利益率は今の 8% 近くを保つ。建材は新工場が軌道に乗り、小さな利益を出す。

営業利益は 90 億円台に届き、会社が掲げる 2030 年の 100 億円には 5 年遅れても届かない姿になる。全社の営業利益率は 7% 台前半で、過去の山(7.1%)とほぼ同じ。還元は純利益の 6 割強を保ち、自己資本はゆっくり増える。ROE は 8% 前後で、資本コストをわずかに上回る。

  • 合成樹脂(包装フィルム・軟包材ほか):数量 167(出荷量(千トン、推定))× 価格 47(平均単価(万円/トン))→ 売上 785 億円・営業利益 61 億円。国内は微減、フジコーが補う(利益率は今と同じ 7.8%)
  • 新規材料(光学フィルム・接着剤・医療):数量 61.0(出荷面積(百万平方メートル、推定))× 価格 517(平均単価(円/平方メートル))→ 売上 315 億円・営業利益 38 億円。光学は 5 割増。単価は液晶の値下げで物価ほど上がらず実質 1 割強の下落
  • 建材(木質構造材・パーティクルボード):数量 205(出荷量(千立方メートル相当、推定))× 価格 8.83(平均単価(万円/立方メートル相当))→ 売上 181 億円・営業利益 8 億円。新工場が軌道に乗る(利益率は今と同じ 4.2%)

倍率:事業の純利益 63 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.6 倍。全体の PER 12.57 倍、時価総額 789 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:光学の伸びを認めつつ、中国勢の追い上げで利益率は伸び悩むという落としどころ。業界ノートの、機能材は伸びるが汎用領域は物価並みという前提にも沿う。

やや悲観 22% 光学の値下げと包装の価格競争 利益 36 億円 · PER 11.3 倍 · 株価時価総額 3,552 円402 億円

液晶パネルの値下げ圧力が強まり、光学フィルムは数量こそ増えるが、単価が横ばいに近い。BOE との合弁でも、技術の流出と値引きの要求を受ける。利益率は 8% に下がる。

包装は、ナフサ価格が下がって価格改定の分を戻され、数量も国内の人口減で 1 割ほど減る。フジコーの買収効果は限られる。建材は工場の償却が重く、利益はほとんど残らない。

営業利益は今の 8 割ほどに落ち、設備投資の 250 億円が見合う利益を生まない。ROE は 5% 前後で、資本コストを下回り続ける。配当は DOE の方針で保たれるが、自己資本が増える速さは鈍る。

  • 合成樹脂(包装フィルム・軟包材ほか):数量 150(出荷量(千トン、推定))× 価格 44(平均単価(万円/トン))→ 売上 660 億円・営業利益 43 億円。価格改定を戻され数量も減
  • 新規材料(光学フィルム・接着剤・医療):数量 50.0(出荷面積(百万平方メートル、推定))× 価格 450(平均単価(円/平方メートル))→ 売上 225 億円・営業利益 18 億円。単価が横ばい・合弁で技術流出
  • 建材(木質構造材・パーティクルボード):数量 190(出荷量(千立方メートル相当、推定))× 価格 8.20(平均単価(万円/立方メートル相当))→ 売上 156 億円・営業利益 4 億円。償却が重く利益僅少

倍率:ROE 5.1% は k 8.0% 以下で、ためた利益は額面未満の価値。PER の上限は 1÷k=12.5 倍で、稼ぐ力(純利益÷k)の 9 割の 11.25 倍に置いた。

確率:光学の値下げと包装の価格競争が重なり、設備投資が空回りする姿。中国の過剰生産能力の影響が長引く場合。

悲観 10% 光学の優位が崩れ、投資が重荷になる 利益 7 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 2,651 円300 億円

中国の材料メーカーがアクリルフィルムの品質に追いつき、光学の優位が消える。液晶から有機 EL への置き換えも進み、新規材料の面積は 3 割減り、単価も落ちて利益はほぼ消える。BOE との合弁は技術を渡しただけに終わる。

包装は国内で数量が縮み、値段も取れない。建材は住宅の減少で稼働率が上がらず、赤字すれすれになる。ホテルなど周辺事業の重さも残る。

営業利益は今の 2 割以下に落ち、新工場や研究開発の設備に減損が出る。自己資本は減損で痩せる。ただ財務は無借金で、売却できる土地・設備・保有株が下値を支える。稼ぐ力より、売れる資産で価値を測る局面だ。

  • 合成樹脂(包装フィルム・軟包材ほか):数量 128(出荷量(千トン、推定))× 価格 38(平均単価(万円/トン))→ 売上 486 億円・営業利益 17 億円。数量が縮み値も取れない
  • 新規材料(光学フィルム・接着剤・医療):数量 33.0(出荷面積(百万平方メートル、推定))× 価格 360(平均単価(円/平方メートル))→ 売上 119 億円・営業利益 2 億円。優位が崩れ面積・単価とも低下
  • 建材(木質構造材・パーティクルボード):数量 160(出荷量(千立方メートル相当、推定))× 価格 7.00(平均単価(万円/立方メートル相当))→ 売上 112 億円・営業利益 1 億円。稼働率が上がらず赤字すれすれ

倍率:10 年の構造的な負けの筋書き。純利益は 7 億円(ROE 1% 強)に細り、稼ぐ力では測れない。売れる資産の税後を床とし、今の自己資本 631 億円に 0.475 倍を掛けた。

確率:優良さが失われた 10 年。光学の優位が消え、投資が回収できない構造的な負けを想定。確率はほかの筋書きと同じ理由で上げ下げしていない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

合成樹脂(包装フィルム・軟包材ほか)

シュリンクフィルム、軟包材、リキッドパックなどの包装資材を中心とする主力事業。2026 年からフジコー(剥離フィルム・転写フィルム等)が加わる。

数量出荷量(千トン、推定)価格平均単価(万円/トン)売上営業利益
今 2025/12 150 35 527 41
10 年後 中立 167 47 785 61

取り方:2025/12 期の売上 526.7 億円を、包装フィルムの価格帯(1 キロあたり数百円)で割って出荷量を推定した。会社は数量を開示しないので推定。営業利益は前年比約 24% 増の開示から逆算した推定値。

新規材料(光学フィルム・接着剤・医療)

大型液晶の偏光板に使う光学アクリルフィルム、位相差フィルムなどの光学材料が中心。接着剤、医療関連、ベトナムの接着剤事業も含む。

数量出荷面積(百万平方メートル、推定)価格平均単価(円/平方メートル)売上営業利益
今 2025/12 42.0 450 189 25
10 年後 中立 61.0 517 315 38

取り方:2025/12 期の売上 189.2 億円を、光学フィルムと接着剤などの平均単価(1 平方メートルあたり数百円台と仮定)で割って面積を推定した。世界の偏光板保護フィルム市場は 2025 年で約 17 億ドル(約 2,600 億円)、同社の光学材料はその 1 割に届かないとみる。推定値。価格は、液晶パネルの値下げ圧力で光学フィルムの単価が物価ほど上がらないため、中立でも 10 年 1.15 倍(物価 1.34 倍より低い)に置く。

建材(木質構造材・パーティクルボード)

パーティクルボード、プレカット、木質構造材料を手がける。高瀬工場(香川県)が 2026 年 4 月に本格稼働した。

数量出荷量(千立方メートル相当、推定)価格平均単価(万円/立方メートル相当)売上営業利益
今 2025/12 200 6.59 132 6
10 年後 中立 205 8.83 181 8

取り方:2025/12 期の売上 131.8 億円を、ボード・プレカット加重の単価(1 立方メートル 6.6 万円相当)で割った推定値。

リスクと懸念

光学フィルムの顧客集中

光学材料の売上は、中国のパネル・偏光板メーカー数社に偏る。大口が内製や他社品へ切り替えれば、新規材料の利益は大きく減る。BOE との合弁(BOE が 66%)は販路を固める一方、値下げ交渉では相手側が主導権を握る構図になる。

量産立ち上げの失敗

光学アクリルフィルムの G2 ラインでは、立ち上げの品質問題で費用が膨らんだ期があった。前の中期計画も新工場の遅れが未達の主因の一つだった。今回の高瀬工場(建材)や増設でも同じことが起きれば、投資が回収できない。

液晶そのものの需要の頭打ち

大型テレビの出荷は成熟し、有機 EL や次の表示方式への置き換えが長期で進む。液晶の偏光板保護フィルムは、液晶が縮めば数量も縮む。同社の強みを作った市場そのものが細る危険がある。

原料ナフサ価格と価格転嫁

包装フィルムの原料はナフサ由来の樹脂だ。2026 年は価格が高止まりしており、転嫁できれば利益は伸びるが、下落局面では逆に値下げを求められる。食品メーカー相手の交渉力は強くない。

国内需要の縮小

包装は食品や日用品の国内数量に連動し、建材は新築住宅の減少に連動する。どちらも人口減で数量が緩やかに減る。減る分を価格と新製品で補えなければ、全社の成長は物価止まりになる。

資本効率の低さ

過去 10 年の ROE は 6% 台で、資本コストを下回ってきた。自己資本の厚さは安全の根拠だが、同時に利益率を押し下げる。設備投資が重いままだと、配当を上げても価値は増えない。

ホテルなど周辺事業と買収の失敗

ホテルや情報処理は本業と遠く、資本の使い道として妥当か疑問が残る。フジコーなどの買収が期待どおり利益を出さず、減損になる恐れもある。2025 年は構造改革の減損で純利益が減った。

今後の分かれ目

G2 ラインの歩留まりが安定し、大口パネルメーカーの採用が増える
新規材料の利益が計画を超え、中立から強気側へ寄る。単価が下がっても、量の伸びで補えるかが見どころになる。
光学の大口顧客が内製化や他社品へ切り替える
新規材料の利益の大半が消え、全社の利益は 2〜3 割減る。悲観側の筋書きに近づく。
ナフサ価格が下がり、食品メーカーが価格改定の見直しを求める
包装の利益率が戻され、営業利益は今より下に落ちる。値上げの定着か否かが分かれ目になる。
フジコーが 2030 年の利益 10 億円に近づく
包装の高付加価値化が進み、買収は成功と判断できる。逆に伸びなければ、減損と資本効率の悪化に備える。
政策保有株の売却が計画どおり進み、還元に回る
自己資本が膨らみにくくなり、ROE が資本コストを超える年が増える。価値の押し上げ要因になる。
国内の新築住宅着工がさらに急減する
建材の稼働率が下がり、新工場の償却を吸収できない。全社の営業利益を数億円押し下げる。

見ておくもの

  • 光学材料(新規材料)の売上と営業利益率
  • G2 ラインの歩留まり・稼働率と増設の進捗
  • BOE との合弁(合肥京倉新材料科技)の出荷量
  • 包装の価格改定の定着度とナフサ価格
  • フジコーの利益(2030 年に 10 億円の計画)
  • 政策保有株の縮減と DOE 4% 水準の還元

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の PER・PBR を見ず、10 年後の事業の ROE・資本コスト 8.0%・成長率 4% から式で出した。中立は ROE が k をわずかに超える程度で、下限の 1÷k=12.5 倍に置いた。今の株価は中立の価値に近いが、これは記録的な利益の水準と将来の光学の伸びが同じ重さで効いた結果であり、株価に寄せたわけではない。悲観は過去の PBR の底でなく、売れる資産の税後と稼ぐ力から置いた。形は今と同じ(家賃を営業費用に入れる形)にそろえており、新リース会計の影響は小さい。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.7→15.21 倍・やや楽観 PER 12.7→14.1 倍・中立 PER 12.5→12.57 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.5% を足して 8.0%。事業が傾いている様子はなく、extra は 0。BOE への依存や中計未達のような個別のリスクは k に足さず、筋書きと確率で表した。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 決算説明会の書き起こし(2025/12 期)
  2. 中期経営計画(2027)の要約
  3. BOE との合弁会社設立の報道

分析日 2026-10-19