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新日本製薬 4931

通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,817 円597 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,019 円428 億円差 +39.5%
10 年後から見ると 割安 価値 2,817 円597 億円 · 差 +39.5% · 期待の年率 +10.3%
期待の年率リターン(10 年)+10.3%資本コスト比 +3.1 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

新日本製薬は、テレビやネットで客を集め、定期購入で売る通販の会社だ。看板は「パーフェクトワン」。通販化粧品の国内首位で、売上の8割を化粧品、2割弱を健康食品などのヘルスケアが占める。

筆者の結論は、今の値段はやや割高だ。確率で重みづけた本質価値は、今の時価総額を2割弱下回る。理由はいちばん単純で、10年先の利益がそれほど伸びないからだ。化粧品の数量は国内の人口減で細り、値上げの分は広告費と人件費で消える。

見どころはヘルスケアだ。機能性表示のコーヒー「Slimore Coffee」が牽引し、今期は5割増の勢いにある。この波が10年続けば上振れる。ただ、広告を打つほど売れる商品は、打つのをやめれば売れなくなる。堀、つまり他社がまねできない強みとして頼るには薄い。

もう一つの柱は財布の厚さだ。純現金が時価総額の4割にあたる。創業者の一族と関係法人で株の約45%を持つため、この現金が株主に戻る保証は半分と見た。非公開化の可能性も残る。それでも、事業の稼ぐ力に現金の半分を足した値で、今の株価には届かない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社の稼ぐ力そのものは悪くない。原価率が低く、資本をほとんど食わない商売で、純現金も厚い。再投資は広告費にあたり、その費用は毎年の利益から先に出ていく。株主に残る利益は、計上利益とほぼ同じだと見てよい。

だが、10年先も確実に稼いでいるかと問えば、確信は持ちにくい。主力の化粧品は単一ブランドへの依存が強い。売上は広告の量で決まり、広告の単価は上がる方向にある。ヘルスケアはヒット商品の寿命と規制に左右される。わからない部分が多い事業には、高い値段を払わない。

資本の使い方も、評価は割れる。配当は安定しているが、現金が貯まり続け、創業家が約45%を握る構造では、この現金が株主に回る保証は弱い。買収で価値を壊した形跡は小さいが、大きく育てた実績もない。

そこで安全域を見る。事業の利益に妥当な倍率を掛け、余った現金の半分を足した値で、今の時価総額は少し上回られている。割安と言える余裕はない。現金が厚いことは下値の支えになるが、楽観と悲観の差が大きい分、払う値段には慎重でいたい。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は「顧客のデータベース」だ。広告で新規客を集め、定期購入に乗せ、化粧品や健康食品を売り続ける。登録は約660万人。1人の客から長く稼ぐほど広告費が報われる商売で、売上原価率は2割ほどと低い。その代わり広告宣伝費が売上の4分の1を超える。

化粧品は売上の8割を占める。主力のパーフェクトワンは、化粧水から乳液までを1本にまとめたオールインワンのジェルだ。通販化粧品市場で首位に立ち、売上がギネス世界記録にも認定された。2冊目の看板として、毛穴ケアのフォーカスがクレンジングバームで伸びている。ドラッグストア向けの卸販売は約40億円と小さいが、取扱店舗を増やして通販に頼らない売り場を作っている。

ヘルスケアは、青汁の「Wの健康青汁」と、機能性表示食品の「Slimore Coffee」が柱だ。今期の第3四半期までで売上は57%伸び、中期経営計画の「ヘルスケアで売上100億円」を1年前倒しで超える見通しになった。化粧品より利益率が低いが、顧客の裾野を広げる役目を持つ。

海外は小さい。アジア事業を見直して今期は赤字を絞り、中計では米国で通販の勝ち方を確かめてから広げる構えだ。

優良さと弱いところ

強みは三つある。一つ目は、通販化粧品で首位という実績だ。広告で客を集め、定期購入に育てる手順が確立している。二つ目は、660万人のデータベースだ。新商品を出すたびに、既存客へ直接売れる。三つ目は財務で、自己資本比率は8割を超え、純現金が厚い。景気が悪くなっても、広告を落とさずに耐えられる。

弱みは堀の浅さだ。パーフェクトワンのような看板商品に頼り、売上の増減が広告投資の増減にそのまま連動する。今期は広告を絞ったとたんに化粧品が減収になった。広告で需要を買う会社は、買うのをやめれば成長も止まる。資生堂や花王のように、店頭で自然に選ばれるブランドの強さとは質が違う。

経営も見るべき点だ。社長は1995年に入社した生え抜きで、創業者と親族の関連法人が株の約45%を持つ。意思決定は速いが、少数株主の取り分は大株主の意向しだいになる。前の中計では、顧客データベースと相性のよい買収を探したが、大型案件は実行できなかった。資本の使い方で実績が少ない点は、評価を厳しくする要因だ。

2025年9月期は買収したフラット・クラフトののれんで約8億円の減損を出した。小さな失敗だが、買収の目利きが試されている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の化粧品市場は約2.6兆円で、名目では年1〜3%しか伸びない。人口が減り、量は横ばいから微減だ。それでも市場が崩れないのは、中高年層が肌のケアにお金を使い続けるからで、新日本製薬が狙うのはちょうどこの層だ。

通販化粧品の市場は約6,200億円と、化粧品全体の4分の1を占める。首位の新日本製薬に、ファーマフーズやオルビスが続く。通販の競争の本質は、広告で客を獲得する単価の勝負だ。ネット広告の単価が上がり、SNSやモール経由の新興ブランドが増えるほど、同じ客を取るのに費用がかさむ。

同じ領域の花王、資生堂、ポーラ・オルビスは、店舗や百貨店、海外を持つ。新日本製薬は通販と卸に集中する分だけ、広告の効率で差がつく。逆に言えば、広告が効く限りは利益率が高く、効かなくなれば急に落ちる。

ヘルスケアは、機能性表示食品の市場が追い風だ。ただし2024年の紅麹問題以来、規制は厳しくなる方向にある。ヒット商品の寿命も短い。Slimore Coffeeが10年先まで売れ続ける保証はなく、次の柱を作り続けられるかが問われる。

生成AIで検索の仕方が変わる点も気になる。AIが答えをまとめ、ネット広告に触れずに商品が選ばれる世の中になれば、通販の客の取り方が変わる。

資本政策と M&A

還元は、配当を軸にしている。2025年9月期の配当性向は4割強(記念配当を含む)で、今期の予想は3割台半ばだ。10年では純利益の約4割を配当に回すと置いた。自社株買いは目立った実績が確認できず、自己株を持っているが、株数への影響は小さい。

株主優待は、毎年9月末に100株以上へ自社商品を贈る。費用は原価ベースで年1億円に届かないと見る。利益から既に引かれているため、還元の差は1ポイントに満たず、ここでは一言にとどめた。

純現金は約170億円と厚い。広告の前払い、納税、運転資金に要る分を除き、約120億円を余った現金と見た。創業者一族と関連法人が株の約45%を持つため、戻る保証は半分とした。実際、過去6年で純現金は着実に積み上がっている。

買収は、顧客データベースと相性のよい案件を探す方針だが、前の中計では大型案件を実行できなかった。小さな買収の減損も出している。買う側としては期待しすぎないほうがよい。買われる側の可能性、つまり創業家による非公開化は、10年以内に2割弱の確率で見る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ヘルスケアの伸びは本物だ。Slimore Coffeeは機能性表示コーヒーの国内売上首位に立ち、今期の第3四半期までで部門の売上が57%伸びた。卸の取扱店舗も約1.2万に増え、通販に頼らない売り場ができた。Fun and Healthの売上100億円という中計の目標は、1年前倒しで超える。

化粧品も底を打つ。今期は広告費をROI重視に絞って減収になったが、ECの売上は前年を上回り、フォーカスのクレンジングバームは過去最高を更新した。広告を絞っても客が逃げなかったことは、データベースの強さを示す。660万人の既存客に新商品を売れば、新規獲得の費用なしで売上が積み上がる。

財務も申し分ない。自己資本比率は8割を超え、純現金は時価総額の4割にのぼる。減損の一過性を除けば、今期の純利益は3割以上増える。中計の営業利益60億円と、ROE15%が見えてきた。米国で通販の勝ち方を作り、アジアへ広げる計画が当たれば、10年後の売上は今の2倍近くに伸びる。創業家による非公開化があれば、株主は上乗せ価格で報われる。

慎重な見方

売上の8割を占める化粧品は、足元で減収だ。主力のパーフェクトワンは広告を絞ると売上が落ちる。つまり、客が自然に買い続けているのではなく、広告で買われている。広告の単価は上がり続け、新興ブランドはSNSやモールで同じ客を奪いにくる。人口が減る国内で、中高年向けの化粧品の数量は伸びない。

ヘルスケアの急成長は、Slimore Coffeeという一つの商品に支えられる。機能性表示食品は紅麹問題以来、規制の目が厳しい。ヒット商品の寿命は短く、広告を止めれば売れなくなる。利益率も化粧品より低く、今期は営業利益が逆に3.7%減っている。売上は伸びても、利益は伸びていない。

中計の営業利益60億円は、広告を増やさずに売上を2割伸ばす前提だが、そのような例は過去にない。買収も、前の中計で大型を実行できず、買ったフラット・クラフトは減損した。純現金が厚くても、創業家が約45%を握る限り、株主に戻る保証はない。非公開化は、安い価格で行われる恐れもある。10年先の利益が物価を超えて伸びる根拠は薄い。

どちらに重みを置いたか

強気の見方は、ヘルスケアの勢いと財務の厚さで説得力がある。だが、利益に直結する広告の効率が悪くなる懸念と、10年先の化粧品の数量が細る点で、慎重な見方のほうが強いと判断した。

中立は、化粧品の数量が1割弱減り、価格は物価並み、ヘルスケアは今期の跳ね上がりを土台に1.8倍で置いた。確率は中立を36%、やや悲観と悲観を合わせて38%、楽観とやや楽観を合わせて26%とし、悲観側にやや寄せた。ヘルスケアの勢いと現金の厚さを認めたうえでも、確率で重みづけた価値は今の時価総額を下回る。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/09 期)

確率で加重した株価時価総額 4,705 円997 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 682 円145 億円)。 今の値に割り戻すと 2,817 円597 億円、今との差 +39.5%、 期待の年率 +10.3%(資本コスト 7.2%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 8,027 円1,701 億円 963 円204 億円 +345.3% +16.1% 719 円152 億円
やや楽観 18% 6,797 円1,440 億円 863 円183 億円 +279.4% +14.3% 1,379 円292 億円
中立 36% 5,747 円1,217 億円 735 円156 億円 +221.1% +12.4% 2,334 円494 億円
やや悲観 26% 2,635 円558 億円 543 円115 億円 +57.4% +4.6% 826 円175 億円
悲観 12% 710 円151 億円 368 円78 億円 −46.6% −6.1% 129 円27 億円
加重平均100% 4,705 円997 億円682 円145 億円 +166.8% +10.3% 5,387 円1,141 億円

今の株価時価総額 2,019 円428 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 8% ヘルスケアが第二の柱になり、米国でも通販が根づく 利益 69 億円 · PER 22.7 倍 · 株価時価総額 8,027 円1,701 億円

ヘルスケアはSlimore Coffeeに続く商品を出し続け、機能性表示食品の規制にも対応して、売上を3倍超に伸ばす。米国で通販の型が根づき、アジアへ広がる。化粧品は中高年向けのミドル世代の取り込みが進み、数量は今より1割増える。

広告をROI基準で配分する経営が定着し、化粧品の営業利益率は14%まで上がる。顧客データベースの活用で既存客への販売が厚くなり、広告費を抑えても売上が積み上がる。ヘルスケアの利益率も11%に乗る。

現金は使い道が見つかり、小さな買収も当たる。創業家による非公開化があれば、上乗せ価格で株主に報いる。配当は安定して増え、配当性向は4割で続く。

  • 化粧品(パーフェクトワン・フォーカスなど。通販と卸):数量 1,049(化粧品の販売個数(万個、推定。実質の数量))× 価格 4,690(1個あたりの平均単価(円、名目。定期割引後))→ 売上 492 億円・営業利益 69 億円。数量1.10倍、利益率14%
  • ヘルスケア(Slimore Coffee・青汁などの健康食品):数量 808(健康食品の販売個数(万個、推定。実質の数量))× 価格 3,350(1個あたりの平均単価(円、名目。定期割引後))→ 売上 271 億円・営業利益 30 億円。数量2.6倍、利益率11%

倍率:事業の純利益 67 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 29.0% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 18.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 22.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 22.7 倍 + 余った現金(戻り方込み)90 億円。全体の PER 22.66 倍、時価総額 1,618 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ヘルスケアが次の看板商品を出し続け、米国での通販が当たり、広告効率も保つという好条件がそろう必要がある。通販は看板商品の寿命が短く、10年続く連勝の確度は高くない。

やや楽観 18% ヘルスケアが定着し、化粧品は横ばいを保つ 利益 58 億円 · PER 22.4 倍 · 株価時価総額 6,797 円1,440 億円

ヘルスケアは今期の跳ね上がりが一時の勢いに終わらず、数量が10年で2.2倍になる。化粧品は人口減を中高年の取り込みで相殺し、数量はほぼ横ばいを保つ。

広告のROI管理が効き、化粧品の営業利益率は13%まで上がる。ヘルスケアは10%台前半で安定する。卸の取扱店舗が増え、通販に頼らない売り場が売上の1割を超える。

中計の営業利益60億円は、2年遅れで達成する。その後は物価並みに増え、配当性向は4割を保つ。現金は貯まり気味だが、増配と小さな投資で一部が使われる。

競合の動きは穏やかだ。通販化粧品の首位として、ファーマフーズやオルビスに対する差は保ち、広告の効率で一歩先を行く。創業家の持ち株は変わらず、経営は安定する。

  • 化粧品(パーフェクトワン・フォーカスなど。通販と卸):数量 973(化粧品の販売個数(万個、推定。実質の数量))× 価格 4,690(1個あたりの平均単価(円、名目。定期割引後))→ 売上 456 億円・営業利益 59 億円。数量1.02倍、利益率13%
  • ヘルスケア(Slimore Coffee・青汁などの健康食品):数量 684(健康食品の販売個数(万個、推定。実質の数量))× 価格 3,350(1個あたりの平均単価(円、名目。定期割引後))→ 売上 229 億円・営業利益 24 億円。数量2.2倍、利益率10.5%

倍率:事業の純利益 57 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 27.4% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 17.3%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 22.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 22.4 倍 + 余った現金(戻り方込み)90 億円。全体の PER 22.38 倍、時価総額 1,359 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ヘルスケアの伸びは足元で実績がある一方、広告で成長を買う構造は変わらない。やや良い筋書きは、実績に近い分だけ中立の隣に置く。

中立 36% ヘルスケアは伸びるが、化粧品の数量は細る 利益 49 億円 · PER 22.1 倍 · 株価時価総額 5,747 円1,217 億円

化粧品の数量は、人口減と競争で10年に1割弱減る。値上げは物価並みに通るが、広告費と人件費も同じだけ上がるため、営業利益率は12%台前半で足踏みする。

ヘルスケアは、足元の跳ね上がりを土台に、数量が10年で1.8倍になる。商品の入れ替えを続けながら、利益率は化粧品より低い9%台にとどまる。

全体では、売上は年4%ほどの伸び、営業利益は70億円前後と、物価をわずかに上回る程度だ。会社の中計である営業利益60億円は、2年ほど遅れて達成する。配当は純利益の4割弱を保ち、現金は積み上がる。大株主の構成は変わらず、非公開化もない。

  • 化粧品(パーフェクトワン・フォーカスなど。通販と卸):数量 906(化粧品の販売個数(万個、推定。実質の数量))× 価格 4,690(1個あたりの平均単価(円、名目。定期割引後))→ 売上 425 億円・営業利益 52 億円。数量0.95倍、利益率12.3%
  • ヘルスケア(Slimore Coffee・青汁などの健康食品):数量 559(健康食品の販売個数(万個、推定。実質の数量))× 価格 3,350(1個あたりの平均単価(円、名目。定期割引後))→ 売上 187 億円・営業利益 18 億円。数量1.8倍、利益率9.5%

倍率:事業の純利益 47 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 25.7% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 16.5%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 22.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 22.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)90 億円。全体の PER 22.07 倍、時価総額 1,134 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の人口減、広告単価の上昇、ヘルスケアの足元の勢いを合わせた中心の筋書き。実績のある成長と構造的な逆風が、ほぼ打ち消し合う。

やや悲観 26% 広告単価が上がり、値上げも通りにくくなる 利益 28 億円 · PER 15.3 倍 · 株価時価総額 2,635 円558 億円

ネット広告の単価が上がり、SNSとモールで育つ新興ブランドが中高年の客まで取りにくる。化粧品の数量は15%減り、値上げも競争で物価の3分の2しか通らない。

営業利益率は9%台に下がる。広告を絞れば売上が落ち、増やせば利益が削られる、というジレンマが続く。ヘルスケアは機能性表示食品の規制強化で足を引っ張られ、数量は1.3倍にとどまる。

配当は減益に合わせて下がる。現金は広告の増額と小さな買収の失敗で、いくらか目減りする。それでも赤字には陥らず、事業の稼ぐ力は保たれる。

他社との比較では、花王や資生堂の店頭ブランドに対し、広告で客を取る新日本製薬の弱さが際立つ。買収は小さな案件にとどまり、成長の補いにはならない。創業家の持ち株は変わらず、現金の使い道も増えない。

  • 化粧品(パーフェクトワン・フォーカスなど。通販と卸):数量 810(化粧品の販売個数(万個、推定。実質の数量))× 価格 4,200(1個あたりの平均単価(円、名目。定期割引後))→ 売上 340 億円・営業利益 32 億円。数量0.85倍、価格1.20倍、利益率9.5%
  • ヘルスケア(Slimore Coffee・青汁などの健康食品):数量 404(健康食品の販売個数(万個、推定。実質の数量))× 価格 2,875(1個あたりの平均単価(円、名目。定期割引後))→ 売上 116 億円・営業利益 8 億円。数量1.3倍、価格1.15倍、利益率6.5%

倍率:ROE は 7% 前後で k 7.25% を下回る。この場合 PER の上限は 1÷k の 12.5 倍で、減益と広告依存を考えて 8 割の 15.32 倍に置く。

確率:広告で需要を買う通販は、単価の上昇と新興ブランドの攻勢に弱い。今期も広告を絞ると化粧品が減収になった事実があり、慎重な筋書きに中立に近い重みを置く。

悲観 12% 広告で客を取れなくなり、構造的に収益を失う 利益 6 億円 · PBR 0.7 倍 · 株価時価総額 710 円151 億円

パーフェクトワンの商品力が薄れ、広告で客を取る単価が採算割れに近づく。生成AIが購買の入口になり、検索広告で客を集める方法の効きが落ちる。化粧品の数量は3分の2に、値上げも通らず、営業利益率は3%まで落ちる。

ヘルスケアは機能性表示食品の規制で看板商品を失い、数量は3割減って赤字になる。撤退と在庫処分の損失も出る。

配当は大きく減らすが、純現金は減り方を抑えて守る。創業家は経営の立て直しを優先し、非公開化は見送る。事業の稼ぐ力は細り、価値は純現金と売れる資産で測る。

株価の面では、広告で客を取れなくなった通販会社に、成長の期待は残らない。立て直しの買収は失敗に終わり、のれんの減損も重なる。経営陣が交代しても、構造の弱さは変わらない。

  • 化粧品(パーフェクトワン・フォーカスなど。通販と卸):数量 620(化粧品の販売個数(万個、推定。実質の数量))× 価格 3,500(1個あたりの平均単価(円、名目。定期割引後))→ 売上 217 億円・営業利益 7 億円。数量0.65倍、価格は横ばい
  • ヘルスケア(Slimore Coffee・青汁などの健康食品):数量 218(健康食品の販売個数(万個、推定。実質の数量))× 価格 2,500(1個あたりの平均単価(円、名目。定期割引後))→ 売上 54 億円・営業利益 −2 億円。数量0.70倍、赤字

倍率:稼ぐ力が細るので、事業の利益でなく売れる資産で測る。純現金と売れる資産の税後を床にし、今の自己資本 228 億円に 0.66 倍を掛けた。

確率:広告単価の高騰と看板商品の陳腐化が同時に来て、通販の勝ちパターンが崩れる複合の筋書き。売上の大半が広告に依存するため、起きれば一気に崩れる。起きる確率は低いが無視できない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

化粧品(パーフェクトワン・フォーカスなど。通販と卸)

オールインワンジェルのパーフェクトワンなどを、通販(定期購入)とドラッグストア向けの卸で売る。売上の約8割。

数量化粧品の販売個数(万個、推定。実質の数量)価格1個あたりの平均単価(円、名目。定期割引後)売上営業利益
今 2025/09 953 3,500 334 42
10 年後 中立 906 4,690 425 52

取り方:化粧品の売上 333.7 億円を、定期割引後の平均単価(price 欄の値)で割り、約 950 万個と推定した(開示は金額のみ)。部門別の利益は開示が無く、全社の営業利益 47.8 億円を、広告効率が高い化粧品に 42 億円、投資段階のヘルスケアに 5.8 億円と配分した推定。数量は人口減で実質やや減る。

ヘルスケア(Slimore Coffee・青汁などの健康食品)

機能性表示食品のSlimore Coffee、Wの健康青汁などを通販と卸で売る。今期に急伸している。

数量健康食品の販売個数(万個、推定。実質の数量)価格1個あたりの平均単価(円、名目。定期割引後)売上営業利益
今 2025/09 311 2,500 78 6
10 年後 中立 559 3,350 187 18

取り方:ヘルスケアの売上 77.7 億円を、定期・初回割引後の平均単価(price 欄の値)で割り、約 310 万個と推定した。新規客の獲得に広告を厚く入れる段階なので、利益は薄く推定した。今期の第3四半期までで売上が5割強伸びており、数量はそこで跳ね上がる。

リスクと懸念

広告単価の上昇と新興ブランド

広告費は売上の4分の1を超え、売上が広告の量で決まる。ネット広告の単価が上がり、SNSやモール経由の新興ブランドが中高年の客まで狙えば、同じ売上を保つ費用がかさむ。今期のように広告を絞った年は、化粧品が減収になる。

看板商品への依存

化粧品の売上の多くがパーフェクトワンのシリーズに偏る。主力が陳腐化したときの代わりが、今のところ見えにくい。フォーカスなど次の柱が育つかが、10年先の分かれ目になる。

機能性表示食品の規制と商品の寿命

ヘルスケアはSlimore Coffeeに牽引される。紅麹問題以来、機能性表示食品の規制は厳しい方向にあり、制度の見直しや行政の指導が入れば、看板商品の売り方が変わる。ヒット商品の寿命も短い。

創業家支配と資本の使い道

創業者と親族の関連法人が株の約45%を持つ。純現金が厚くても、株主に戻る保証は弱い。非公開化が安い価格で行われると、少数株主は不利になる。買収は前の中計で大型案件を実行できず、小さな買収では減損も出した。

人口減と購買の入口の変化

客は中高年の女性が中心で、国内の人口が減れば自然に細る。さらに、生成AIが買い物の入口になり、AIエージェントが商品を比べて選ぶ世になれば、検索広告やSNS広告で客を取る今の方法の効きが落ちる。広告で需要を買う商売には、特に重い逆風だ。

海外展開の不発

中計は米国で通販の型を作り、アジアへ広げる構えだ。だが、アジア事業は今期に見直しを迫られた。海外で広告費を先に使って客が根づかなければ、利益を削るだけに終わる。

今後の分かれ目

ヘルスケアの売上が3四半期以上、前年を5割以上上回って伸び、利益率も上がったら
第二の柱が定着したとみて、やや楽観・楽観側の確率を上げる。
広告宣伝費の売上比が3割に近づいても、売上が伸びなくなったら
広告の効率が落ちた兆しとみて、やや悲観・悲観側の確率を上げる。
パーフェクトワンの売上が広告を戻しても減り続けたら
看板商品の陳腐化を疑い、化粧品の数量の前提を下げる。
創業家や関連法人が、株の買い増しや非公開化の意向を示したら
価格しだいで株主の取り分が変わる。純現金の戻り方を見直す。
機能性表示食品の制度が厳しくなり、看板商品の届出に影響したら
ヘルスケアの数量と利益率の前提を下方に直す。
米国での通販が黒字化し、アジアへ展開する計画が具体化したら
楽観側の筋書きの重みを増やす。

見ておくもの

  • ヘルスケアの四半期売上と営業利益率の推移
  • 広告宣伝費の対売上比と、化粧品のECの定期顧客数
  • パーフェクトワンとフォーカスの売上の動き
  • 機能性表示食品の制度変更と行政の動き
  • 大株主の持ち株の変動、配当性向と自社株買いの有無

倍率と資本コストの決め方

数量は実質(個数)、価格は物価3%込みの名目で積み、化粧品の価格は10年1.34倍、数量は人口減で0.95倍とした。ヘルスケアは今期の急伸を土台に数量1.8倍。営業利益率は過去12年の山11.6%以下の11.5%前後に収めた。資本コストは基本7.5%+quality+0.5%(看板商品依存・広告単価・規制による寿命)の8.0%。倍率は式の上限(RONIC=k+1/2×(ROE−k)、g=4%)に対する割合で置き、今のPER・PBRは使っていない。純現金は運転資金と広告の前払いを除いた120億円を余った現金とし、創業家支配で戻る保証は半分とした。新リース会計は、通販で店舗を持たないため影響は小さい。今の株価は最後に比べただけで、寄せていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.9→22.66 倍・やや楽観 PER 13→22.38 倍・中立 PER 12.5→22.07 倍・やや悲観 PER 10→15.32 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.5% を足して 8.0%。通販化粧品は看板商品への依存と広告単価の上昇を抱え、寿命の面で +0.5%。借金はなく、需要は景気で大きく振れないので他は 0。同じ領域のポーラ・オルビス、ノエビアと同じ水準。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 7.25%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 中期経営計画 Growth Next 2027(新日本製薬)
  2. 新日本製薬、26年9月期第3四半期業績は増収減益(国際商業)
  3. 新日本製薬、2025年9月期は9期連続の増収増益(国際商業)

分析日 2026-10-16