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伊勢化学工業 4107

ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,673 円853 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,880 円1,977 億円差 −56.9%
10 年後から見ると 割高 価値 1,673 円853 億円 · 差 −56.9% · 期待の年率 −1.9%
期待の年率リターン(10 年)−1.9%資本コスト比 −9.4 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

伊勢化学工業は、千葉と宮崎の地下かん水からヨウ素を取り出す会社である。売上の約 9 割がヨウ素と、同じかん水から出る天然ガスだ。残りは電池向けのニッケル・コバルト化合物。AGC が約 5 割を持つ親子上場で、2025 年 12 月期は営業利益率 24% と過去最高をつけた。

稼ぎの源は、世界に数社しかない供給源のひとつを握っていることだ。ヨウ素は X 線造影剤や液晶の偏光フィルムに欠かせず、代わりになる物質が少ない。米国の輸入単価は 2021 年の 1 キロ 33 ドルから 2025 年は 68 ドルまで上がり、この値上がりが利益を押し上げた。

筆者の結論は「割高」である。事業の質は高いが、今の利益の大きな部分は、4 年で倍になった値段に乗っている。ヨウ素の値段は崩れる時は速く、2010 年代半ばには営業利益が 3 年で 9 割近く減った前例があり、チリも米国も増産を進めている。値段が物価並みに伸び続けるとは置けない。

会社の成長計画は本物だ。米国でかん水の抽出権を取り、2030 年までにヨウ素の生産量を今のほぼ 2 倍にする目標を掲げた。計画どおり進んでも、中立では利益は今の 1.2 倍に届く程度で、10 年後の価値は今の時価総額の 3 分の 1 ほどになる。楽観でも今の値段に届かない。

親会社が少数株主を買い取る話は消せないが、その価格は誰にもわからず、本質価値の計算には入れていない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で見れば、この会社は「資源を持つ小さな製造業」である。持ち続けたいかと問われれば、ヨウ素の値段が普通の水準にあるなら、答えは「はい」だ。

オーナー利益、つまり株主が自由にできる利益で見ると、設備投資が膨らむ今は薄い。減価償却の増加で、2026 年は利益が減る。米国の拡張は 10 年かけて効く投資で、その間は利益が楽になりにくい。

堀は資源へのアクセスと買い手の信頼だが、値段を決める力は弱い。値段を決めるのはチリの大手で、伊勢化学は値上がりの恩恵を受ける側にいる。恩恵は永遠には続かない。

安全域の観点では、今の値段を払う理由が見つからない。利益が 2021 年の 3 倍以上に増えたのは、事業が急に優れたからではない。値段が上がったからだ。値段が半分に戻るだけで、利益は 4 割から 6 割減る。

経営と資本配分は誠実に見える。米国の権益取得は筋が通り、配当は無理がない。ただ、わからない部分も大きい。井戸の寿命、米国の収率、親会社の考えは、外から確かめられない。確信が持てない事業なので、安全域は厚く取るべきだ。

何で稼ぐ会社か

事業は大きく 2 つに分かれる。ヨウ素及び天然ガス事業が売上の約 88%、利益のほぼ全部を稼ぐ。金属化合物事業は塩化ニッケルなどを作り、売上の約 12% だが、利益はほとんど出ていない。

ヨウ素は、地下のかん水(昔の海水が閉じ込められた塩水)を汲み上げ、空気を吹き込んで取り出す。国内は千葉の外房地区と宮崎の佐土原地区で、天然ガスも同じ井戸から出る。ガスは副産物として販売され、かん水を汲むコストの一部をまかなう。米国ではオクラホマ州の子会社ウッドワード・アイオダインが同じ方式でヨウ素を作り、海外売上は全体の 4 割台半ばに達する。

ヨウ素の用途は、X 線造影剤、液晶用の偏光フィルム、うがい薬などの医薬、農薬、飼料と幅広い。1 つひとつの使用量は小さいが、医療と電子材料で欠かせず、買い手は値段より安定供給を重んじる。このため伊勢化学は、20 か国以上の顧客と長い取引関係を持つ。

グループの生産量は 2025 年に約 4,300 トン。国内シェアは 4 割台半ば、世界でも約 1 割とみる。国内の同業は合同資源や K&O ヨウ素で、世界で圧倒的なのはチリの SQM など。伊勢化学は中堅の位置にある。

金属化合物は 1975 年に始めた。電池やコンデンサー向けの需要はあるが、ニッケルの値段に引きずられて原料高が続き、2025 年は営業赤字に転じた。事業としては小さく、全体の評価には響かない。

会社は 2026 年 6 月、米国の水処理会社セレクト・ウォーター・ソリューションズと、油田かん水からヨウ素を取る権利の契約を結んだ。期間は 10 年で、最長 20 年まで延ばせる。テキサス州に第 1 のサテライトプラントを建てる。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、資源を握っていることだ。ヨウ素を大規模に取れる場所は、チリの硝石鉱床、日本のガス田、米国オクラホマのかん水に限られる。千葉と宮崎のかん水は、掘削の権利と長年の操業ノウハウがあって初めて使える。新しく参入するのは難しい。ただし、チリは桁違いに安く大量に作れるため、値段を決める力は伊勢化学にはない。値段はチリの大手の動きで決まり、伊勢化学はそれに乗る側だ。

資本効率は急に良くなった。ROE は 2017 年の 0.5% から 2025 年の 16.2% まで上がったが、10 年の中央値は 5.9% にすぎない。良くなった主因は新しい工場でも経営の改革でもなく、ヨウ素の値段である。自己資本比率は 78.5% で、純現金が薄く積み上がる堅実な財務を持つ。

経営の質は、少なくとも数字では良い。数量は 2024 年から 2025 年にかけ着実に増え、米国の生産拠点も育てた。気になるのは、2026 年の生産量見通しが前年より減る点だ。国内の井戸は環境と地盤への配慮が要り、増産の余地は限られるとみる。伸ばす先は米国しかない。

親会社の AGC は 1960 年から資本を入れ、役員も出している。原料や製品の取引も絡む。少数株主にとって安心材料にも、利益相反の種にもなりうる。

弱い所を挙げるなら、利益のほぼ全部が 1 つの商品に乗っていることだ。商品の値段が下がれば、固定費の重い井戸と工場は利益を急に削る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

ヨウ素は小さな市場だ。世界の生産量は約 4 万トンで、チリが 2.3 万トン、日本が 0.9 万トンを占める(米国の量は非開示)。米国地質調査所は、チリを除く世界の約 3 分の 2 をチリが作ると書く。市場調査会社は、需要が年に 4〜5% 伸びると見ている。

需要の柱は X 線造影剤で、高齢化とともに検査が増える。液晶の偏光フィルムは大きな用途だが、液晶の需要は頭打ちだ。新しい需要はペロブスカイト太陽電池である。日本政府は 2040 年に 20 ギガワットの導入を目指すが、ヨウ素がどれだけ要るかの試算は見当たらない。筆者は上振れの可能性として扱い、中立には入れない。

値段は大きく動く。米国の輸入単価は 2021 年の 33 ドルから 2024 年に 62 ドルへ倍近くなり、2025 年のスポットは 73 ドル前後に達した。2010 年代半ばには市況が崩れ、伊勢化学の営業利益は 3 年で 9 割近く減った。供給側では、チリの大手が年 4,000 トンの増強を計画し、オクラホマでは 8 つ目のプラントが動き出した。需要が年 4% 伸びても、供給が追えば値段は崩れる。

国内の石化・総合化学の 24 社と比べると、伊勢化学は石化の中国過剰とは無縁で、汎用化学のように市況が一気に崩れるわけでもない。一方、需要が小さく、1 社の増産が値段に響く狭い市場だ。

今後の分かれ目は、チリと米国の増産ペースと、造影剤・ペロブスカイトなど新しい需要の立ち上がりである。

資本政策と M&A

還元は安定している。2025 年 12 月期の配当性向は約 3 割、2026 年 12 月期の予想は約 4 割だ。2026 年 1 月に株式を 10 分割した。自社株買いは目立たず、利益の残りは設備に回る。

資本の使い方で目立つのは米国である。会社は 2030 年にグループの生産量を 7,500 トン、うち米国 3,000 トンとする目標を掲げ、設備投資は全額を自社で負担する。2026 年 12 月期の営業利益は 80 億円(前期比 −15.6%)の計画で、新しい設備の減価償却が利益を押し下げる。種をまく局面にある。

親会社 AGC は約 5 割、三菱商事は約 1 割を持つ。AGC が完全子会社化に動く可能性はあるが、時期も価格も未定だ。親会社にとって、ヨウ素は本業のガラスとは別の資源事業であり、持ち続ける理由も手放す理由もある。この点は価値の計算に入れず、if_then で扱う。

金属化合物は赤字に近く、会社が今後どうするかは不明だ。整理すれば資本は軽くなるが、売上は 1 割減る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ヨウ素は、医療と電子材料の両方で欠かせない素材だ。X 線造影剤は高齢化で検査が増える限り伸び続け、代わりになる物質も少ない。需要は年に 4% 台で伸びると見る調査が多い。これに、ペロブスカイト太陽電池という新しい大口の用途が加わる。日本政府は 2040 年に 20 ギガワットを目標にしており、ヨウ素の主要産地を持つ日本の会社には、国内で作る強みがある。

伊勢化学は、米国でかん水の権利を取り、2030 年に生産量をほぼ 2 倍にする道筋を持つ。設備投資を自分で負担する分、成功すれば利益はそのまま株主に残る。国内の井戸が頭打ちでも、米国が伸びれば全体は伸びる。しかも米国の油田かん水は、油田が動く限り尽きない量が出る。

値段の面でも、供給は簡単には増えない。ヨウ素は、ガス田や硝石鉱山の副産物として作られる側面が強く、需要に合わせて蛇口をひねるように増やせない。チリの増強計画は年 4,000 トンで、世界の 1 割にとどまる。値段が高止まりし、物価並みに上がる世界も十分ありうる。

自己資本比率は約 8 割で、借金の心配はない。AGC という親会社の後ろ盾もあり、配当は安定して増えている。ROE が資本コストを大きく超える会社は少なく、希少な事業だ。

慎重な見方

今の利益は、ヨウ素の値段が 4 年で倍になった結果である。値段が元に戻るだけで、利益は大きく削られる。2010 年代半ばには、同じ会社の営業利益が 3 年で 9 割近く減った。今の水準が新しい普通だと信じる根拠は薄い。

供給は増える。チリの大手は増強を決め、米国では新しいプラントが動き出した。伊勢化学自身も、米国で増産して売り先を探す立場にある。需要が年 4% 伸びても、各社が一斉に増やせば値段は下がる。造影剤は成熟市場、液晶は頭打ちで、ペロブスカイトの量も試算すらない。

成長の中心の米国は、収率・かん水の濃度・許認可・工事の遅れなど、不確かなことが多い。契約は 10 年で、テキサスで始まるのは小さなサテライトプラントだ。2026 年は生産量が前年より減る見通しで、国内の井戸は伸びない。

1 つの商品に利益が集まっているから、固定費の重い井戸と工場を持つこの会社は、値段が下がった時に利益が急に落ちる。2026 年の営業利益は減る計画で、減価償却の負担も増えている。

親子上場で、親会社が約 5 割を握る。少数株主の意向だけで経営は動かない。配当性向は 3〜4 割にとどまり、利益の大半は設備に回る。今の時価総額は、これらの不確かさをほとんど考えていない値段に見える。

どちらに重みを置いたか

事業の質と米国の成長計画は、強気の見方に実がある。一方で、利益が値段の上振れに乗っている点と、増産が競合にも広がる点は、慎重な見方が強い。値段が元の水準に近づくほど、今の利益は続かない。

中立は、数量は計画の 7 割ほどが実現し、値段は実質で 2 割下がる前提とした。確率は、楽観に 9%・やや楽観に 21% と上を厚めに残しつつ、やや悲観 24%・悲観 12% と下に寄せた。結果は、楽観でも今の時価総額に届かない。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 2,693 円1,372 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 526 円268 億円)。 今の値に割り戻すと 1,673 円853 億円、今との差 −56.9%、 期待の年率 −1.9%(資本コスト 7.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 9% 6,070 円3,093 億円 867 円442 億円 +78.8% +6.0% 624 円318 億円
やや楽観 21% 4,324 円2,203 億円 705 円359 億円 +29.6% +2.6% 1,056 円538 億円
中立 34% 2,944 円1,500 億円 569 円290 億円 −9.5% −1.0% 1,194 円609 億円
やや悲観 24% 796 円406 億円 373 円190 億円 −69.9% −11.3% 281 円143 億円
悲観 12% 393 円201 億円 139 円71 億円 −86.3% −18.0% 64 円33 億円
加重平均100% 2,693 円1,372 億円526 円268 億円 −17.0% −1.9% 3,219 円1,640 億円

今の株価時価総額 3,880 円1,977 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 9% ヨウ素の需要が太く伸び、米国の拡張も計画どおり進む 利益 156 億円 · PER 19.3 倍 · 株価時価総額 6,070 円3,093 億円

需要が年 4% 台で伸び、ペロブスカイト太陽電池が大口の用途として立ち上がる。供給の増加は限られ、値段は物価並みに上がり続ける。米国でテキサスとニューメキシコに拠点が広がり、グループの生産量は 2030 年代前半に 7,500 トンへ届く。国内の井戸は横ばいでも、米国が全体を押し上げる。営業利益率は 28% を保ち、設備の償却を吸収する。金属化合物は電池向けが戻り、小さな黒字になる。配当は増え、自己資本も厚くなる。伊勢化学は、世界のヨウ素で中堅から一段上の存在になる。10 年の終わりには、米国が利益の 3 分の 1 を稼ぐ。親会社の AGC は持ち分を維持し、少数株主にも配当で報いる。ヨウ素の値段が高いまま需要の裾野が広がる、会社にとって最良の 10 年だ。

  • ヨウ素・天然ガス(千葉・宮崎・米国オクラホマ):数量 7,500(グループのヨウ素生産量(トン。実質の数量))× 価格 1,082(1 トンあたり売上(万円・名目。天然ガスの売上を含む))→ 売上 812 億円・営業利益 227 億円。益率 28%
  • 金属化合物(塩化ニッケル・コバルト化合物):数量 5,500(販売量(トン・推定))× 価格 123(1 トンあたり売上(万円・名目。ニッケル相場に連動))→ 売上 68 億円・営業利益 3 億円。益率 4.0%

倍率:事業の純利益 156 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 17.1% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.3 倍。全体の PER 19.29 倍、時価総額 3,013 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:10 年続く値上がりと、米国の計画達成という 2 つが重なる必要がある。実現すれば強いが、供給側の増産と重なるため確率は 1 割を切る程度にとどめた。

やや楽観 21% 米国の拡張は進み、ヨウ素の値段も高めに残る 利益 115 億円 · PER 18.4 倍 · 株価時価総額 4,324 円2,203 億円

米国の生産は計画の 3 分の 2 ほどまで育ち、グループの生産量は 6,800 トンになる。値段は 2021〜25 年の上昇の一部が残り、10 年で名目 2 割強の上昇にとどまる。造影剤の需要は堅調で、ペロブスカイトは小さく上乗せされる。国内の井戸は横ばい。営業利益率は 25% と今よりやや低く、償却の増加と値段の落ち着きを映す。金属化合物は小さな黒字に戻る。会社は着実に配当を増やすが、設備投資が重く、自己資本の伸びも緩やかだ。親会社との関係は変わらず、買い取りの話も出ない。ヨウ素の需要の伸びと会社の拡張が、おおむね噛み合う良い 10 年である。

  • ヨウ素・天然ガス(千葉・宮崎・米国オクラホマ):数量 6,800(グループのヨウ素生産量(トン。実質の数量))× 価格 985(1 トンあたり売上(万円・名目。天然ガスの売上を含む))→ 売上 670 億円・営業利益 168 億円。益率 25%
  • 金属化合物(塩化ニッケル・コバルト化合物):数量 5,200(販売量(トン・推定))× 価格 123(1 トンあたり売上(万円・名目。ニッケル相場に連動))→ 売上 64 億円・営業利益 2 億円。益率 3.0%

倍率:事業の純利益 115 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.0% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.4 倍。全体の PER 18.39 倍、時価総額 2,109 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:米国計画の大半の実現と、値段の高止まりという、会社にとって良い面が揃う確かな上位の筋書き。

中立 34% 米国は計画の 7 割ほど、値段は実質で 2 割下がる 利益 80 億円 · PER 17.3 倍 · 株価時価総額 2,944 円1,500 億円

グループの生産量は国内の約 4,000 トンに、米国の約 2,000 トンが加わって 6,000 トンになる。ヨウ素の値段は、2021 年からの上げ幅の一部を保ち、10 年で名目 1.10 倍にとどまる。物価の 1.34 倍を下回る分は、実質の 2 割下落に当たる。チリと米国の増産が値段を押さえる。営業利益率は 22% で、今の最高水準より下がるが、2010 年代の 10% 台よりは高い。金属化合物は数量が横ばいで、利益はほぼない。営業利益は今の 1.2 倍、純利益は 80 億円規模になる。配当は純利益の 4 割ほどで、残りは設備に回る。米国の拡張が利益の 3 分の 1 ほどを稼ぎ、国内の井戸は昔のように稼ぎ続ける。派手さのない、堅実な 10 年である。

  • ヨウ素・天然ガス(千葉・宮崎・米国オクラホマ):数量 6,000(グループのヨウ素生産量(トン。実質の数量))× 価格 889(1 トンあたり売上(万円・名目。天然ガスの売上を含む))→ 売上 533 億円・営業利益 117 億円。益率 22%
  • 金属化合物(塩化ニッケル・コバルト化合物):数量 5,000(販売量(トン・推定))× 価格 123(1 トンあたり売上(万円・名目。ニッケル相場に連動))→ 売上 62 億円・営業利益 1 億円。益率 2.0%

倍率:事業の純利益 80 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.7% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.2 倍。全体の PER 17.25 倍、時価総額 1,384 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中立は、会社の成長目標の 7 割の実現と、ヨウ素の値段の半分の名目上昇という、業界の中間の動き。2030 年の目標に届かない現実も、値段の崩れも置かない。

やや悲観 24% 増産競争で値段が下がり、米国の立ち上がりも遅れる 利益 30 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 796 円406 億円

チリと米国の増産で供給が増え、ヨウ素の値段は名目で今より 15% 下がる。米国のかん水は収率や許認可でつまずき、グループの生産量は 4,800 トンと、今から 1 割強しか増えない。国内の井戸は横ばいか減る。営業利益率は 14% に下がり、新しい設備の償却と値段の下落が重なる。金属化合物は赤字ぎりぎり。配当は維持されるが、増やせない。値段が下がっても、事業そのものは黒字を保つ。米国の拡張は止めずに続けるが、投資の回収は計画より遅れる。親会社は配当を受け取りながら静観する。会社の利益は今の半分以下になるが、赤字には落ちない。

  • ヨウ素・天然ガス(千葉・宮崎・米国オクラホマ):数量 4,800(グループのヨウ素生産量(トン。実質の数量))× 価格 687(1 トンあたり売上(万円・名目。天然ガスの売上を含む))→ 売上 330 億円・営業利益 46 億円。益率 14%
  • 金属化合物(塩化ニッケル・コバルト化合物):数量 4,500(販売量(トン・推定))× 価格 100(1 トンあたり売上(万円・名目。ニッケル相場に連動))→ 売上 45 億円・営業利益 0 億円。益率 0.0%

倍率:事業の ROE 4.4% が k 7.5% 以下なので、伸びても価値は増えず、PER の上限は 1÷k = 12.5 倍(ためた利益は額面未満)。値段が下がり堀も薄れる筋書きなので、上限の 7 割強の 9.0 倍に置いた。

確率:2010 年代半ばの市況悪化に似た動きが、10 年のどこかで起きる筋書き。過去の利益の崩れ方を見ると、4 分の 1 ほどの確率は妥当。

悲観 12% 値段が大きく崩れ、米国の事業も損失を出す 利益 6 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 393 円201 億円

チリと米国の大増産で供給過剰になり、ヨウ素の値段は 4 割近く下がる。米国の事業は立ち上がらず、テキサスの設備に減損が出る。国内でも井戸の規制が重くなり、グループの生産量は 3,800 トンと今を下回る。営業利益率は 6%、2017 年の水準に近づき、金属化合物も赤字になる。配当は大幅に減る。親会社は少数株主を買い取るかもしれないが、その価格は低い。会社は黒字を保つが、稼ぐ力に比べて資産が大きすぎる状態になる。利益は小さく、配当は設備の整理と手元の現金でまかなう。それまでの高い値段で稼いだ利益は、設備に回って戻ってこない。

  • ヨウ素・天然ガス(千葉・宮崎・米国オクラホマ):数量 3,800(グループのヨウ素生産量(トン。実質の数量))× 価格 501(1 トンあたり売上(万円・名目。天然ガスの売上を含む))→ 売上 190 億円・営業利益 11 億円。益率 6%
  • 金属化合物(塩化ニッケル・コバルト化合物):数量 3,500(販売量(トン・推定))× 価格 90(1 トンあたり売上(万円・名目。ニッケル相場に連動))→ 売上 32 億円・営業利益 −1 億円。益率 -3.0%

倍率:純利益が 6 億円規模でほぼ消え、稼ぐ力では値が付かない。売れる資産の税後 200 億円(今の自己資本 401 億円の約 5 割)に置いた。

確率:値段の崩れ、米国の失敗、国内の規制の 3 つが重なる構造的な負け。1 つ 1 つの確率は低いが、2010 年代の前例があり 1 割強を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

ヨウ素・天然ガス(千葉・宮崎・米国オクラホマ)

地下かん水からヨウ素を取り、同じ井戸から出る天然ガスも売る。ヨウ素の化合物も含む。

数量グループのヨウ素生産量(トン。実質の数量)価格1 トンあたり売上(万円・名目。天然ガスの売上を含む)売上営業利益
今 2025/12 4,291 808 347 95
10 年後 中立 6,000 889 533 117

取り方:会社公表の 2025 年のグループ生産量 4,291 トンで、ヨウ素・天然ガス事業の売上 346.6 億円を割った。スポットの値段(1 キロ 70 ドル台)より低いのは、長期契約・化合物・天然ガスの売上を含むため。将来の価格は、スポットが 2021 年の約 2 倍にあり増産も続くので、中立で名目 10 年 1.10 倍(物価 1.34 倍を実質で約 2 割下回る)と置いた。将来の数量は国内が 4,000 トン前後で横ばい、増分は米国(2030 年に 3,000 トンという会社目標の 3〜10 割の達成)で置いた。

金属化合物(塩化ニッケル・コバルト化合物)

電池・コンデンサー向けの塩化ニッケルなどを作る。伊勢化学だけが手がける。

数量販売量(トン・推定)価格1 トンあたり売上(万円・名目。ニッケル相場に連動)売上営業利益
今 2025/12 5,000 92 46 0
10 年後 中立 5,000 123 62 1

取り方:事業の売上 46 億円を、塩化ニッケルの単価(ニッケル相場と加工賃から 1 トン 90 万円前後と推定)で割って販売量を約 5,000 トンと推定した。開示された数量ではなく目安。原料高で営業利益はほぼゼロ。

リスクと懸念

ヨウ素の値段が元の水準へ戻るリスク

今の利益の大きな部分は、4 年で倍になった値段に乗っている。チリの増強や米国の新プラントで供給が増えれば、値段は下がる。伊勢化学の営業利益は 2010 年代半ばに 3 年で 9 割近く減った前例がある。井戸と工場の固定費が重いので、値段の下落は利益に何倍にも響く。

米国拡張の実行リスク

2030 年の生産量 7,500 トン、うち米国 3,000 トンという目標は、許認可・工事・かん水の量と濃度・収率に左右される。権利契約は 10 年で、設備投資は全額が自己負担だ。立ち上がりが遅れれば、償却だけが先に利益を削る。2026 年は生産量が前年より減る見通しでもある。

国内の井戸の頭打ち

千葉と宮崎の井戸は、環境と地盤への配慮が要り、増産の余地が限られるとみる。国内の量が減り始めれば、米国の増産分がそれを埋めるだけになる。かん水の濃度の低下が起きないかも、外からは確かめにくい。

用途の需要が思ったほど伸びない

造影剤は成熟した市場で、液晶用は頭打ちだ。ペロブスカイト太陽電池は 2040 年に 20 ギガワットという国の目標があるが、ヨウ素の必要量は不明で、実用化の速さも読めない。需要の伸びが年 2% を割れば、供給の増加に値段が負ける。

親会社との関係

AGC が約 5 割を握る。取引の条件、役員の兼任、買い取りの時期と価格は少数株主が決められない。買い取りがあれば上振れになりうるが、その価格は本質価値と無関係に決まる。逆に、親会社の都合で資本の使い方が決まる可能性もある。

金属化合物の赤字とニッケル相場

塩化ニッケルは原料高で営業赤字に転じた。電池向けの需要は中国との競争が厳しく、値段はニッケル相場に引きずられる。売上の 1 割強だが、赤字が続けば全体の利益率を下げ、整理の費用が出る可能性もある。

今後の分かれ目

ヨウ素のスポット価格が 1 キロ 50 ドルを割って下がり始めたら
値段が元の水準に戻る流れとみて、やや悲観・悲観の確率を上げる。契約価格に反映するまで 1〜2 年の時間差がある。
チリの大手が増強を前倒しする、または米国の新プラントが連続して動き出したら
供給過剰の入口とみて、中立の値段の前提(名目 1.10 倍)を下方修正する。
テキサスのサテライトプラントが予定どおり動き、米国の生産量が 2027 年に 1,000 トンを超えたら
米国計画の確度が上がるので、やや楽観の確率を上げ、数量の前提を 6,500 トン近くへ上げてよい。
ペロブスカイト太陽電池の量産計画が具体化し、ヨウ素の必要量が示されたら
楽観側の数量が現実味を持つ。需要が年 5% を超える見通しなら、楽観の確率を上げる。
AGC が完全子会社化(TOB)を発表したら
買い取り価格は市場の値段に上乗せで決まるので、本質価値の計算とは別に扱う。価格が本質価値を超えるなら、応じる方が合理的になる。
国内の井戸で規制や濃度の低下が出て、国内の生産量が 4,000 トンを割ったら
数量の前提を下げ、やや悲観側に重みを移す。

見ておくもの

  • ヨウ素のスポット価格と米国輸入単価(米国地質調査所の年次報告)
  • 伊勢化学のヨウ素生産量(米国分と国内分)と 2030 年目標 7,500 トンの進み具合
  • チリの大手の増強と米国の新プラントの稼働
  • ペロブスカイト太陽電池の量産計画とヨウ素の必要量
  • AGC の持ち分に関する開示
  • 金属化合物事業の損益

倍率と資本コストの決め方

ヨウ素(生産量×1 トンあたり売上)と金属化合物(販売量×単価)で、数量は実質、価格は名目で積んだ。今の値段が過去最高圏にあるため、中立の価格は物価の 1.34 倍でなく 1.10 倍とし理由を書いた。k は基本 7.5% に quality +0.5% で 8.0%。倍率は正当化 PER を上限に、中立は下限 1÷k に近い 12.8 倍、楽観・やや楽観は 9 割、やや悲観は 1÷k の 7 割強、悲観は売れる資産の税後 200 億円に置いた。今の株価・今の PER・過去の PBR は参照していない。数字は 12 月決算で、リースの会計基準の変更は小さいとみて今の形のまま置いた。最後に今の時価総額と比べ、差は大きな割高になった。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.5→19.29 倍・やや楽観 PER 13.6→18.39 倍・中立 PER 12.8→17.25 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. USGS Mineral Commodity Summaries 2026 ヨウ素
  2. 伊勢化学工業 米国でのヨウ素抽出権契約と生産量見通し(物流ニュース)

分析日 2026-10-19