株譜
AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

有機合成薬品工業 4531

アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)342 円74 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)371 円80 億円差 −7.9%
10 年後から見ると 適正 価値 342 円74 億円 · 差 −7.9% · 期待の年率 +5.8%
期待の年率リターン(10 年)+5.8%資本コスト比 −1.7 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

有機合成薬品工業は、アミノ酸、化成品、医薬の原料・中間体を作る売上 150 億円台の化学メーカーだ。三つの区分に売上がほぼ三等分で、輸出が半分を占める。筆者の結論は、今の値段は事業の稼ぐ力に対してやや高いというものだ。一番の理由は、10 年の利益が増えても自己資本の増えるほうが速く、ROE が資本コストに届かないことにある。

2026 年 3 月期は売上が過去最高の 154 億円になったのに、営業利益は 12 億円から 4 億円へ落ちた。原因は二つだ。常磐工場のグリシン増産設備が動き出して償却が始まったこと。電子材料向けの化成品で市況とシェアが急落したことだ。どちらも一過性とは言い切れない。

良い面もある。医薬の受託製造と、高品質のアミノ酸という伸びる方向に先行投資をしている。設備が埋まれば利益率は 7% 台に戻る。ただ戻っても ROE は 6% 前後で、資本コストの 8.5% に及ばない。

悲観の筋書きでは、中国勢の低価格攻勢で増産設備が埋まらず、赤字が続く。借入契約には経常赤字 2 期連続で担保を差し出す条項があり、余裕は小さい。ためた資産の価値は額面どおりには評価できない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「安い理由がある安さ」だ。株価は純資産の 6 割弱。だが帳簿の資産の多くは専用の化学設備で、売れる額は簿価より小さい。ためた利益は額面どおりの価値を持たない。

見るべきは、投じた資本が資本コストを超えて稼ぐかどうかだ。この会社の ROE は 10 年を通じて資本コストの半分以下だった。直近の設備投資が実を結べば変わるが、結果はまだ出ていない。

経営は研究と設備に前向きで、方向は悪くない。しかし利益率の振れが大きく、将来の稼ぎが読みにくい。わからない事業には、高い値段を払わない。

安全域は、悲観の筋書きでの売れる資産と借金の差し引きに残る。値段を払うなら、利益率が 7% 台に戻ったことを決算で確かめてからでも遅くない。もう一つの見るべき点は、設備の償却が一巡したあとの利益だ。償却は物価では増えないが、更新の投資は建築費の上昇で膨らむ。会計の利益は見かけ上ふくらみ、現金は細る。その差を割り引いて考えたい。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、化学品を作って顧客に納める製造業だ。顧客は製薬会社、タイヤ・農薬・電子材料のメーカー、食品・飼料の会社で、輸出が 5 割を超える。製品区分は三つある。

アミノ酸関係は売上 52 億円。グリシンが主力で、ビタミン原料も扱う。2025 年 6 月に常磐工場で増産設備が稼働した。2022 年からの 4 年で 47 億円をつぎ込んでおり、今はその償却を背負う時期にある。

化成品関係は売上 56 億円で、最大の区分だ。タイヤコード接着剤の原料、農薬中間体、シリコン化合物などを作る。前期は 10% 伸びたが、一部の電子材料向け製品の値崩れが第 4 四半期の利益を押し下げた。

医薬品関係は売上 47 億円。医薬品の原料と中間体を作り、受託製造への拡大を進めている。38 億円の設備投資を行ってきた。

区分別の利益は開示がなく、単一のセグメントで報告されている。従業員は 296 人、研究開発費は年 6 億円。製造は常磐工場などの国内拠点が担う。販売先では長瀬産業が 15% を占める。筆頭株主はニプロで約 15% を持つ。

優良さと弱いところ

優良さは「並みの下」と筆者は見る。強みはある。医薬の中間体は、顧客の承認に組み込まれると仕入れ先を変えにくいと筆者は見る。受託製造への足がかりも築いた。

弱みは三つある。第一に、価格を決められない。アミノ酸も電子材料向けも、中国メーカーが同じものを安く作れる。第二に、利益の振れが大きい。営業利益率は 10 年で 0.5% から 8.7% の間を動いた。第三に、資本効率が低い。ROE は 10 年の中央値で 2.5% だ。

財務は軽くない。純有利子負債は 56 億円、営業利益は支払利息の 2.7 倍しかない。長期借入には経常赤字 2 期連続で土地・建物を担保にする条項が付く。

経営は設備と研究に積極的に投じる方針だ。ただし 47 億円を投じたアミノ酸の設備は、償却が重く、まだ利益を生んでいない。ここの回収が、この会社の経営の力量を測る一番の材料になる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

業界の景色は二つに分かれる。医薬の原料・中間体は、高齢化で需要が堅く、製薬会社が中国・インドから日本へ供給を戻す動きもあり、追い風だ。特殊な中間体は参入が難しく、価格も保たれやすい。

アミノ酸と電子材料向け化成品は逆風だ。グリシンのような汎用に近い品は、中国の大手が規模で攻めてくる。電子材料向けは顧客の景気と在庫で数量が大きく振れ、前期の値崩れもその一例だ。

競合は、医薬中間体では国内の中堅精密化学メーカーや欧州・インドの受託メーカー、アミノ酸では中国・韓国の大手だ。この会社の規模は、世界の市場から見ればごく小さい。大手に価格で勝てない分、少量多品種の特殊品で生き残る戦い方になる。取れるシェアは狭い用途に限られる。

10 年の見通しは、数量はほぼ横ばいから微増、価格は物価に届かない品が多い。医薬の受託が当たれば全体の質が上がる。当たらなければ、汎用に近い品の比率が高いままで、利益率は 3 〜 5% に沈む。国内では製薬各社が原料の調達先を分散する流れが続き、日本の中堅メーカーに受託の機会が出てくる。ただし受託は品質保証と規制対応の費用がかさみ、小さな会社には負担が重い。

資本政策と M&A

還元は控えめで、年の配当は 2 億円強、利益の 3 〜 7 割の間で動く。次期も同額を見込む。自己株の取得は行っていない。

資金は設備に回る。アミノ酸に 47 億円、医薬に 38 億円を 2022 年からの計画で投じた。シンジケートローンの残高は 46 億円で、最終返済は 2033 年。10 年のうちに利益で返せるかが問題になる。

2026 年 5 月に新しい中期経営計画を出した。M&A の予定は見当たらない。筆頭株主のニプロが持つ約 15% が、再編の火種になる可能性は否定できない。10 年以内の買収・TOB の確率は 2 割強という試算もあるが、確率が読めないので価値には入れていない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

アミノ酸の増産設備と、医薬の受託という二つの投資が、同時に実を結ぼうとしている。前期の減益は、新設備の償却が先に来た見かけの悪化だ。売上は 7 期連続で過去最高を更新した。数量は伸びている。

グリシンの需要は食品、飼料、医薬の用途で増え、設備が満員になれば償却は薄まる。医薬では、中間体で長い取引があり、受託製造に広げる足場がある。新しい中期計画も、この方向を引き継ぐ。

医薬の原料を国内調達に戻す動きは続く。承認を取った中間体は他社に代えにくく、価格は保たれる。営業利益率 7% は 2023 〜 2025 年に実際に出した水準で、特別な前提ではない。

借金は 46 億円のシンジケートローンで、返済は 2033 年までに分散している。利益が戻れば、財務の不安は消える。売上 150 億円のうち輸出が 5 割あるのは、世界で通じる品質の証拠だ。10 年たてば、自己資本は 180 億円を超え、配当も増える。

慎重な見方

前期の営業利益は 4 億円で、前の期の 12 億円から 7 割落ちた。償却は今後も毎年出続け、電子材料向けの値崩れは数量と価格の両方を傷める。回復を前提に値段を付けるのは危うい。

過去 10 年を見ると、営業利益率は 0.5% から 8.7% まで振れ、ROE の中央値は 2.5% にとどまる。資本コストの 8.5% に届いた年はない。この会社には、資本を増やしても利益が追いつかない癖がある。

グリシンは汎用に近く、中国の大手と戦うには規模が足りない。増産設備が埋まる保証はなく、埋めるために値引きすれば利益が出ない。医薬の受託も、競合は欧州とインドの大手で、参入が簡単とは言えない。

借入契約には、経常赤字が 2 期続くと土地・建物を担保に出す条項がある。赤字に転じる年が来れば、財務の自由度は一気に狭まる。配当で株主に返す力も弱い。時価総額が純資産より低いのは、市場がその事実を織り込んでいるからだ。

どちらに重みを置いたか

強気の言い分は、設備が埋まった先の姿に依存する。慎重な言い分は、過去 10 年の実績に根ざしている。実績のほうが重いと見て、確率を悲観側に寄せた。

やや悲観と悲観を合わせて 42%、やや楽観と楽観で 24%、中立が 34%。前期の減益の原因が二つとも現在進行形であること、ROE が資本コストに届かない構造が長く続いたことが決め手になった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 536 円116 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 117 円25 億円)。 今の値に割り戻すと 342 円74 億円、今との差 −7.9%、 期待の年率 +5.8%(資本コスト 7.5%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 1,280 円277 億円 231 円50 億円 +307.3% +15.1% 91 円20 億円
やや楽観 18% 838 円181 億円 176 円38 億円 +173.2% +10.6% 182 円39 億円
中立 34% 653 円141 億円 120 円26 億円 +108.4% +7.6% 263 円57 億円
やや悲観 27% 225 円49 億円 92 円20 億円 −14.5% −1.6% 86 円19 億円
悲観 15% 173 円38 億円 37 円8 億円 −43.3% −5.5% 32 円7 億円
加重平均100% 536 円116 億円117 円25 億円 +76.0% +5.8% 653 円141 億円

今の株価時価総額 371 円80 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 6% 新設備が満員になり、医薬の受託が当たる 利益 19 億円 · PER 14.6 倍 · 株価時価総額 1,280 円277 億円

グリシンの増産設備が満員で回り、アミノ酸は用途を食品・医薬の高品質グレードへ広げて単価を物価以上に上げる。化成品は電子材料向けの値崩れが底を打ち、新しい用途の中間体が加わる。医薬品は新薬の中間体で長期の供給契約を取り、受託製造の比率が高まる。三つの区分の稼ぎが同時に立ち上がり、売上は今の 1.8 倍に達する。営業利益率は 10% に近づく。ここは過去 30 年でも届かなかった水準で、楽観の筋書きとしてもぎりぎりだ。医薬の設備投資 38 億円が回収され、借金も減る。ニプロや長瀬産業といった大口株主・販売先との関係が深まり、販路も安定する。自己資本は 10 年で 1.5 倍になり、配当は利益の 4 割近くまで引き上げられる。この筋書きでも ROE は資本コストをわずかに超える程度にとどまり、倍率は上限で置く。

  • アミノ酸・ビタミン原料:数量 69.7(出荷の実質額(億円。今の値段のまま))× 価格 1.40(価格指数(今を 1.0。名目))→ 売上 98 億円・営業利益 9 億円。増産品の高品質化
  • 化成品(接着剤原料・農薬中間体・電子材料向け):数量 64.7(出荷の実質額(億円。今の値段のまま))× 価格 1.34(価格指数(今を 1.0。名目))→ 売上 87 億円・営業利益 9 億円。電子材料回復
  • 医薬品(原料・中間体・受託):数量 69.9(出荷の実質額(億円。今の値段のまま))× 価格 1.40(価格指数(今を 1.0。名目))→ 売上 98 億円・営業利益 12 億円。受託の大型化

倍率:事業の純利益 19 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.8% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.6 倍。全体の PER 14.58 倍、時価総額 277 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:増産設備の稼働、電子材料の回復、医薬の受託の大型案件が全部そろう必要があり、売上 100 億円級の会社の 10 年としては重ねる条件が多い。最近の営業利益は 3.8 億円まで落ちており、確率は低く置いた。

やや楽観 18% 増産設備が順調に埋まり、医薬が着実に伸びる 利益 14 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 838 円181 億円

グリシンの増産設備が数年かけて埋まり、償却を吸収して利益が出る。医薬は受託製造が広がり、件数が着実に増える。化成品は電子材料向けが戻りきらないが、農薬中間体と接着剤原料が堅い。営業利益率は 8% 前後まで戻り、金額は今の 5 倍近くになる。ただし回復の中身は利益率の戻りが大きく、売上の伸びは年 4 〜 5% にとどまる。借金は返済が進み、配当は利益の 3 割台半ばで増える。自己資本は 1.4 倍ほどになるが、ROE は 7% 台で資本コストに届かない。会社の計画どおりに運べばここに着く。売上は今の 1.6 倍になり、アミノ酸と医薬が利益の柱になる。化成品は電子材料の再編が一巡し、農薬中間体と接着剤原料で稼ぎを保つ。借入は返済が進み、金利の上昇も利益で吸収できる。

  • アミノ酸・ビタミン原料:数量 61.9(出荷の実質額(億円。今の値段のまま))× 価格 1.36(価格指数(今を 1.0。名目))→ 売上 84 億円・営業利益 6 億円。償却を吸収
  • 化成品(接着剤原料・農薬中間体・電子材料向け):数量 59.1(出荷の実質額(億円。今の値段のまま))× 価格 1.32(価格指数(今を 1.0。名目))→ 売上 78 億円・営業利益 7 億円。電子材料は戻りきらず
  • 医薬品(原料・中間体・受託):数量 60.6(出荷の実質額(億円。今の値段のまま))× 価格 1.36(価格指数(今を 1.0。名目))→ 売上 82 億円・営業利益 9 億円。受託が着実に増える

倍率:事業の純利益 14 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.2% が k 7.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍。全体の PER 13.33 倍、時価総額 181 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:設備はすでに完成して動いており、需要が付いてくれば償却負担が軽くなる。中期経営計画が掲げた営業利益率 7% は過去にも超えたので、実現の可能性は十分あると見て、2 番手に置いた。

中立 34% 利益率は 7% 台に戻るが、資本コストには届かない 利益 11 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 653 円141 億円

アミノ酸は設備が埋まり、単価は物価並みに上がる。医薬は受託の伸びで数量が 1 割強増える。化成品は電子材料が競争で目減りし、農薬中間体などで補う。数量はほぼ横ばいで、価格は物価より少し低い。営業利益率は 7% 台に戻り、過去の山の 8.7% は超えない。この水準は 2023 〜 2025 年の平均に近く、開示の計画でも裏づけがある。ただし償却の重い設備を抱えているため、景気が悪い年は 2% 台まで落ちる素地が残る。配当は利益に連動して増え、自己資本は 10 年で 135 億円から 180 億円強へ増える。ROE は 6% 前後で、資本コストには届かない。

  • アミノ酸・ビタミン原料:数量 56.8(出荷の実質額(億円。今の値段のまま))× 価格 1.34(価格指数(今を 1.0。名目))→ 売上 76 億円・営業利益 5 億円。設備が埋まる
  • 化成品(接着剤原料・農薬中間体・電子材料向け):数量 56.3(出荷の実質額(億円。今の値段のまま))× 価格 1.30(価格指数(今を 1.0。名目))→ 売上 73 億円・営業利益 6 億円。数量横ばい・価格は物価未満
  • 医薬品(原料・中間体・受託):数量 53.6(出荷の実質額(億円。今の値段のまま))× 価格 1.34(価格指数(今を 1.0。名目))→ 売上 72 億円・営業利益 7 億円。受託が伸びる

倍率:事業の純利益 11 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.8% が k 7.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍。全体の PER 13.33 倍、時価総額 141 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:最近 3 年で営業利益率は 8.7% から 2.5% まで振れ、直近は電子材料の値崩れと償却の増加が重なった。会社予想の回復を認めつつ、10 年の中心は中計の目標 7% 前後に置く。業績の振れが大きい会社なので、中立に厚い確率は置けない。

やや悲観 27% 電子材料の値崩れが広がり、増産設備が埋まらない 利益 5 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 225 円49 億円

中国メーカーの追い上げでグリシンの価格が伸びず、増産設備は 8 割しか埋まらない。化成品は電子材料向けの数量が 2 割減り、価格も物価に追いつかない。医薬は横ばいで、受託の獲得が遅れる。営業利益率は 4% 台で止まり、償却を払うとわずかな利益しか残らない。借金の借り換え金利が上がり、純利益は営業利益の 6 割強に縮む。財務制限条項の経常赤字 2 期連続には届かないものの、余裕は小さい。配当は今の水準の維持が精いっぱいで、自己資本は 160 億円ほどにとどまる。設備の更新には建築費の上昇で現金が多く出ていき、償却より投資が先行する。借入の増加で利払いが重くなり、利益の残りは細る。医薬の受託が伸びても、全体の不調を埋めるには足りない。

  • アミノ酸・ビタミン原料:数量 51.6(出荷の実質額(億円。今の値段のまま))× 価格 1.25(価格指数(今を 1.0。名目))→ 売上 65 億円・営業利益 3 億円。設備が 8 割稼働
  • 化成品(接着剤原料・農薬中間体・電子材料向け):数量 47.9(出荷の実質額(億円。今の値段のまま))× 価格 1.20(価格指数(今を 1.0。名目))→ 売上 57 億円・営業利益 3 億円。電子材料の縮小
  • 医薬品(原料・中間体・受託):数量 46.6(出荷の実質額(億円。今の値段のまま))× 価格 1.30(価格指数(今を 1.0。名目))→ 売上 61 億円・営業利益 5 億円。横ばい

倍率:ROE 3.4% は k 7.5% を大きく下回り、稼ぐ力が資本コストに遠い。PER の上限 11.8 倍より低く、上限の 7.5 割の 9 倍に置いた。

確率:直近の減益の直接の原因が、電子材料向けの値崩れと設備の償却負担であり、すでに起きている事実である。これが続く筋書きの確率は高く、最大の中立に次ぐ重さで置いた。

悲観 15% 中国勢にアミノ酸も電子材料も押され、借金に追われる 利益 −4 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 173 円38 億円

中国のアミノ酸メーカーが低価格で世界の需要を取り、グリシンの増産設備は半分も埋まらない。電子材料向けは顧客の内製化や撤退で数量が 3 割減る。医薬は受託の失注が続き、研究開発費の負担が重くのしかかる。営業利益は赤字に沈み、経常損失が 2 期続いて土地・建物を担保に差し出す。設備の減損で自己資本は 125 億円ほどに減り、配当は大きく減る。価値は稼ぐ力ではなく、売れる土地・設備・在庫の見積もりで決まる。医薬の中間体の一部は残るが、全体では事業の縮小と工場の統廃合を迫られる。借入の返済が優先され、株主への配当は止まりに近い水準まで下がる。ニプロや長瀬産業など取引先との関係で、一部の事業が譲渡される可能性もある。

  • アミノ酸・ビタミン原料:数量 46.4(出荷の実質額(億円。今の値段のまま))× 価格 1.15(価格指数(今を 1.0。名目))→ 売上 53 億円・営業利益 −3 億円。稼働半分以下・赤字
  • 化成品(接着剤原料・農薬中間体・電子材料向け):数量 39.4(出荷の実質額(億円。今の値段のまま))× 価格 1.10(価格指数(今を 1.0。名目))→ 売上 43 億円・営業利益 1 億円。数量 3 割減
  • 医薬品(原料・中間体・受託):数量 41.9(出荷の実質額(億円。今の値段のまま))× 価格 1.25(価格指数(今を 1.0。名目))→ 売上 52 億円・営業利益 2 億円。失注

倍率:赤字で稼ぐ力では値が付かないので、今の自己資本 135 億円に掛ける形で置く。売れる資産の税後(床)の見積もりと同じ水準の 0.30 倍。

確率:単一の工場群と少数の主力品に頼る小さい会社で、中国の増産と顧客の内製化が同時に来れば赤字が続く。過去にも 4 回赤字になり、財務制限条項にも触れる。実際に起こりうる負けとして置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

アミノ酸・ビタミン原料

グリシンなどのアミノ酸と、ビタミン原料。食品・飼料・医薬の原料に使われる。2025 年に常磐工場でグリシンの増産設備が動き出した。

数量出荷の実質額(億円。今の値段のまま)価格価格指数(今を 1.0。名目)売上営業利益
今 2026/03 51.6 1.00 52 1
10 年後 中立 56.8 1.34 76 5

取り方:アミノ酸関係の売上 51.6 億円(2026/03、前期比ほぼ横ばい)を今の値段の出荷額と置いた。区分別の利益は開示がない。増産設備の償却が始まり、全社の営業利益 3.8 億円のうち 1 億円前後と推定した(推定)。

化成品(接着剤原料・農薬中間体・電子材料向け)

タイヤコード接着剤の原料、農薬中間体、シリコン化合物など。電子材料向けの一部は値崩れが起きた。

数量出荷の実質額(億円。今の値段のまま)価格価格指数(今を 1.0。名目)売上営業利益
今 2026/03 56.3 1.00 56 2
10 年後 中立 56.3 1.30 73 6

取り方:化成品関係の売上 56.3 億円(前期比 +10.5%)を今の値段の出荷額と置いた。区分別の利益は開示がなく、第 4 四半期に電子材料向けで悪化したため 2 億円強と推定した(推定)。

医薬品(原料・中間体・受託)

医薬品の原料と中間体。受託製造(CDMO)を広げる方針。

数量出荷の実質額(億円。今の値段のまま)価格価格指数(今を 1.0。名目)売上営業利益
今 2026/03 46.6 1.00 47 2
10 年後 中立 53.6 1.34 72 7

取り方:医薬品関係の売上 46.6 億円(前期比 -4.1%)を今の値段の出荷額と置いた。区分別の利益は開示がなく、研究開発費 6.2 億円の多くはここに効くが、本社費として別に引き、医薬は 2 億円強と推定した(推定)。

リスクと懸念

中国勢の低価格攻勢

グリシンなどアミノ酸は、中国の大手が規模を武器に価格を下げてくる。増産設備が埋まらなければ償却が重くのしかかり、アミノ酸の区分は赤字になる。

電子材料向けの値崩れ

前期の第 4 四半期に、一部の電子材料向け化成品で市況とシェアが急落した。顧客の景気と在庫調整に左右され、数量も価格も短期間に動く。

償却負担と財務制限条項

2 つの設備投資で償却が先行する。経常赤字が 2 期続くと土地・建物を担保にする条項があり、赤字が続くと財務の自由度が狭まる。シンジケートローンは 46 億円。

医薬の受託の失注

医薬の中間体は顧客の承認に組み込まれて堅いが、受託製造は欧州・インドの大手と競う。大型案件を取れなければ、38 億円の投資が回収できない。

少数の工場・製品への集中

主力は少数の工場と製品で成り立ち、1 つの事故や顧客の方針変更が全体に響く。売上 150 億円の小さな会社で、分散が効きにくい。

中東情勢と原料高

2027 年 3 月期の利益予想が、中東情勢を理由に当初は未定だった。原料と物流費の上昇を価格に転嫁できるかが問われる。

今後の分かれ目

グリシン増産設備の稼働率が 8 割を超える
償却を吸収して利益率が戻る。中立から楽観側へ確率を移す。
電子材料向け化成品の値崩れが 2 期続く
化成品の利益率が 5% を割る。やや悲観の確率を上げる。
医薬の受託で大型の長期契約を発表する
医薬の数量と利益率の前提を引き上げ、楽観寄りに見直す。
経常赤字が 2 期続き担保提供の条項に触れる
財務の自由度が狭まる。悲観の確率を上げ、配当の減額も織り込む。
ニプロが買い増す、または再編の動きが出る
買い手の出す価格が価値を超えるかを確かめる。確率は価値に入れていない。

見ておくもの

  • グリシン増産設備の稼働率と償却
  • 電子材料向け化成品の価格・シェア
  • 医薬の受託製造の受注
  • 営業利益率 7% への戻り
  • 借入の財務制限条項と純有利子負債

倍率と資本コストの決め方

各区分の数量と価格を、出荷の実質額と価格指数に分けて積んだ(区分別の利益は開示がなく推定)。k は 7.5% に quality 1.0% を足した 8.5%。倍率は式から出し、ROE が k を下回る中立以下は 1÷k を上限にその 7 〜 9 割に置いた。今の株価や過去の PER・PBR は倍率の根拠に使っていない。悲観の床は売れる資産の税後から置いた。減価償却は物価で増やさず、新規の設備だけを新しい値段で足した。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.5→14.58 倍・やや楽観 PER 11→13.33 倍・中立 PER 10→13.33 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 有機合成薬品工業 有価証券報告書(FY2026)
  2. 有機合成薬品工業 中期経営計画

分析日 2026-10-20