株譜
AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

天昇電気工業 6776

内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)291 円50 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)283 円48 億円差 +3.0%
10 年後から見ると 適正 価値 291 円50 億円 · 差 +3.0% · 期待の年率 +8.0%
期待の年率リターン(10 年)+8.0%資本コスト比 −0.3 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

天昇電気工業は、車の内外装や物流容器をつくる樹脂成形の老舗だ。売上の約6割が自動車向けで、SUBARUとトヨタ紡織だけで3割を超える。筆者の結論は、今の値段は10年の価値に対してやや高い、というものだ。

理由は二つある。一つ目は、資産と稼ぐ力の差だ。自己資本は110億円あるのに、本業の営業利益率は2%台で、ROEは資本コストに届かない。資産が厚いことは、そのまま価値にならない。二つ目は、値決めの弱さだ。完成車メーカーは毎年、原価の引き下げを求める。

一方で、安全域もある。電動化で内外装の樹脂部品がなくなるわけではなく、SUBARUも電動化の計画を後ろへずらした。足元の借金は小さく、赤字に転ぶ危険は低い。

見どころは、非自動車をどこまで育てられるかだ。会社は自動車の比率を35%程度まで下げる方針だが、中期計画の数字は出ていない。大株主の三甲グループが物流容器の販路を持つのは心強い。ただ、その三甲が少数株主に現金を戻すかどうかは別の話だ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「安く見えるが、安さの中身を見極める」対象だ。

時価総額は約48億円で、自己資本の半分以下だ。ただ、自己資本の中身は、古い設備、賃貸不動産、米国の持分法会社の持分である。設備は償却で目減りし、更新に現金が要る。償却費は年20億円あり、営業利益の3倍近い。

本当に見るべきは、営業利益と投下資本の関係だ。製造業の営業利益は5億円前後で、100億円規模の資産を使って得る稼ぎとしては薄い。資本コストを下回るので、ためた利益は額面より小さい価値しかない。

評価できる点は三つある。賃貸が確実に稼ぐこと、借金が小さいこと、売れる資産が厚いことだ。逆に、顧客が値段を決めること、主力顧客が2社に偏ること、大株主が戻り方を決めることは重い。

筆者は、今の値段を「資産の割安さ」とは読まない。薄い利益に見合う水準より、やや高いと見る。安全域は小さい。もし経営が資本の使い方を変え、配当や自社株買いで現金を戻せば、評価は上に動く。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は射出成形、つまり溶かした樹脂を金型に流して部品を量産する技術だ。2026年3月期の売上は約219億円で、日本の成形事業が96%を占める。

自動車部品が売上の約6割で、SUBARUが2割強、トヨタ紡織が1割強。内外装の樹脂部品を、金型の設計から成形、塗装、納品まで一貫して請け負う。残りは物流容器、家電・OA機器の機構部品、金型の外販、雨水貯留浸透槽といった自社製品だ。

中国に小さな子会社があり、ICトレーなどをつくる。米国は、2025年1月に子会社の増資で持分が下がり、連結から外れた。今は持分法会社として28.5%を持つ。

不動産賃貸も隠れた柱だ。相模原の賃貸物件は、売上2.8億円に対して営業利益2.3億円を出す。製造業の営業利益4.9億円の半分近くを、この賃貸が占める計算になる。老朽化した物件の更新が要るため、収入が伸びるかどうかは別だ。

大株主は三甲グループが33.6%、三井物産が13.8%だ。三甲は物流容器の大手で、天昇の売上の6%強を占める顧客でもある。従業員は連結で約470人と小さく、工場は関東と福島、群馬に点在する。

優良さと弱いところ

優良さは「普通より少し下」と見る。技術と顧客との長い取引は強みだが、利益になって残っていない。

強みは、一貫して請け負える力だ。1936年創業の老舗で、顧客との取引は長い。金型、成形、塗装まで自社でこなし、完成車メーカーの品質認定を通っている。新規の競合が簡単に入れる世界ではない。

弱みは、値決めを顧客が握ること。過去12年の営業利益率は、米国を含めた最盛期で8%、国内だけの足元で2%台だ。ROEの中央値は10%だが、これは米国の好調と一過性の利益で押し上げた数字だ。

財務は健全になった。自己資本比率は52%で、借入は小さい。設備投資は前期に絞りすぎたが、今期は償却並みの20億円台へ戻す計画だ。

資本の使い方は保守的だ。配当性向は1割台半ばで、自己資本は積み上がる。経営は2024年に三井化学出身の社長へ代わった。物言う株主はおらず、経営は2大株主と協調して進む。新しい経営陣が資本の使い方を変えるかが、この会社の評価を左右する。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

自動車部品の世界は、完成車メーカーの生産台数と原価低減の要請で動く。国内の自動車生産は人口減とともに緩やかに縮み、海外へ重心が移っている。部品メーカーは、顧客の工場の近くに拠点を構えることが多く、国内の生産が減れば工場の稼働に響く。

電動化は、部品の中身を入れ替える。エンジンまわりの樹脂部品は要らなくなるが、内外装は電気自動車でも要る。軽量化のために樹脂の使用が増える面もある。SUBARUは2026年5月に自社開発の電気自動車の投入を延期し、エンジン車への開発を厚くする方針を示した。足元では内燃機関の長い寿命が追い風だ。

値下げ要請は構造的に続く。完成車メーカーは調達先に毎年の原価低減を迫る。樹脂の値上がりは遅れて転嫁されるので、利益は薄く、景気で振れやすい。

物流容器と雨水貯留槽の分野では、三甲という大手が親会社筋にいる。協業は心強い反面、三甲の販路が成長の天井にもなりうる。

小型の成形メーカーは再編の候補になりやすく、10年以内の買収の確率は3割ほどと試算されている。大株主が決まっているため、買収が起きるなら三甲グループ主導になる。少数株主にとっては、条件次第で価値が実現する可能性もある。

資本政策と M&A

資本政策は守りだ。配当は2024年3月期から据え置かれ、性向は1割台半ばにとどまる。株主優待はない。

米国子会社の増資で、持分は55.9%から41.4%、さらに28.5%へ下がり、連結から外れた。この過程で、会計上の利益と損失が出たが、現金の動きはない。

2大株主は三甲グループと三井物産で、あわせて約47%だ。ほかに大きな持分を持つ株主はいない。三甲は取引先でもあり、親会社に近い立場だ。このため、手元に現金がたまっても、少数株主へ厚く戻る保証は弱いとみて、余った現金の戻り方は0.5で見る。

中期経営計画は公表されていない。更新投資の再開と、非自動車の拡大が当面の方針だ。省人化と自動化を進める生産革新のチームを置き、人手不足に備える。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

資産の厚さが最大の根拠だ。賃貸の収入は景気に左右されず、毎年2億円台の営業利益を出す。時価総額は自己資本の半分以下で、賃貸不動産と売れる資産だけでも、時価総額に近い価値がある。事業が赤字になっても、純有利子負債は小さく、下値は固い。

電動化の影響は思われているより小さい。内外装は電気自動車でも要り、SUBARUは電動化の計画を延ばした。SUBARUとトヨタ紡織という安定した顧客を持ち、品質認定を通った立場は簡単に崩れない。

成長余地もある。雨水貯留浸透槽、塗装、物流容器の三つで、非自動車を伸ばす計画が進む。自動車比率を35%程度に下げれば、景気の波が小さくなり、利益率の改善と倍率の見直しが同時に起きる。三甲という物流容器の大手が筆頭株主にいることも、販路の面では大きな武器になる。

更新投資が再開されれば、人手を減らせる省人化が進む。三井化学出身の新社長の下で、資本の使い方が前向きに変わる可能性がある。また、賃貸収入は景気に左右されず、利益の下支えになる。

慎重な見方

資産が厚いことは、株主の取り分が厚いことを意味しない。時価総額が自己資本を下回るのは、市場がその資産の稼ぐ力を認めていないからだ。自己資本110億円に対し、製造業の営業利益は5億円前後で、ROEは資本コストを大きく下回る。ためた利益は額面より小さくしか評価できない。

値決めは完成車メーカーが握る。毎年の原価低減の要請で、物価が3%で上がる世界でも、単価は物価に追いつかない。人件費と金型代は上がり、償却費は更新で膨らむ。

主力顧客はSUBARUとトヨタ紡織で、3割を超える。どちらかの調達方針が変われば、工場の稼働が一気に落ちる。国内の自動車生産は縮み続け、顧客は海外の現地調達へ移る。

2大株主が47%を持ち、少数株主に戻る現金は限られる。中期計画がなく、資本の使い方も見えない。株主優待もなく、還元の姿勢は弱い。非自動車の拡大も、会社がこれまで示した数字は乏しい。米国の持分法会社も、拡大投資の成否で評価が揺れる。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方がやや強い。資産の厚さは下値を支えるが、10年の価値を押し上げるのは稼ぐ力だけで、その稼ぐ力は薄い。電動化の影響は思われるほど悪くないので、悲観の確率は低めに抑えた。結果は、今の値段を少し下回る水準になる。強気の見方が当たるには、非自動車の自社製品が実績を出し、資本政策が変わる必要がある。その条件が揃うまでは、慎重な見方を上に置く。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 539 円92 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 70 円12 億円)。 今の値に割り戻すと 291 円50 億円、今との差 +3.0%、 期待の年率 +8.0%(資本コスト 8.3%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 5% 962 円164 億円 147 円25 億円 +291.7% +14.6% 55 円9 億円
やや楽観 15% 779 円133 億円 106 円18 億円 +212.7% +12.1% 133 円23 億円
中立 38% 696 円118 億円 76 円13 億円 +173.1% +10.6% 294 円50 億円
やや悲観 28% 305 円52 億円 50 円9 億円 +25.5% +2.3% 99 円17 億円
悲観 14% 175 円30 億円 29 円5 億円 −27.9% −3.2% 29 円5 億円
加重平均100% 539 円92 億円70 円12 億円 +115.5% +8.0% 610 円104 億円

今の株価時価総額 283 円48 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 5% 非自動車が育ち、自動車の利益率も戻る 利益 14 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 962 円164 億円

非自動車の自社製品が柱になる。雨水貯留浸透槽は自治体の治水投資に乗り、物流容器は三甲の販路を使って数量が4割増える。自動車は国内生産が落ちず、塗装まで請ける部品が増えて、単価が物価に近い速さで上がる。

会社が掲げる「自動車比率を35%程度まで下げる」ところに近づき、景気の波の影響が薄まる。営業利益率は過去最高の8%には届かないが、全体で6%台に乗る。賃貸収入は契約更新で物価の半分ほどしか上がらない。

配当性向は2割台まで上がり、ためた現金を設備更新と自社製品の開発に回す姿を置いた。三甲と三井物産という2大株主が、経営に口を出して資本の使い方を変えるほどの動きは見込まない。

  • 自動車部品(内外装の樹脂成形・塗装):数量 267(納入部品の車1台相当数(万台相当、推定))× 価格 0.64(1台相当あたり売上(万円/台相当、名目))→ 売上 171 億円・営業利益 7 億円。自動車 営業利益率4.0%
  • 物流・産業資材・機構品・金型(非自動車と中国):数量 23.8(成形品の出荷量(千トン、推定))× 価格 6.69(1千トンあたり売上(億円/千トン、名目))→ 売上 159 億円・営業利益 8 億円。非自動車 営業利益率5.0%
  • 不動産賃貸(相模原):数量 1.0(賃貸物件(件))× 価格 3.40(1件あたり賃貸収入(億円/年、名目))→ 売上 3 億円・営業利益 3 億円。賃貸 利益率82%

倍率:事業の純利益 14 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.3% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 164 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:雨水貯留槽や塗装が計画どおり伸び、主力顧客の生産も落ちない二つが重なる必要がある。会社は中期計画を出しておらず、実績の裏づけが薄いので5%に置いた。

やや楽観 15% 非自動車が少し伸び、自動車は堅調 利益 10 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 779 円133 億円

自動車は国内生産が横ばいで、SUBARUとトヨタ紡織の受注が続く。単価は毎年の原価低減の要請を受けながらも、樹脂価格の転嫁と省人化で物価の7割ほどの速さで上がる。

非自動車は雨水貯留槽や物流容器が伸び、数量が2割増える。三甲との取引は広がるが、依存が深まるほどの規模ではない。自動車でも、トヨタ紡織経由の内装部品が少し増える。自動車では、トヨタ紡織を通じた内装部品の受注が増える。

営業利益率は全体で4.7%になる。持分法の利益は米国の拡大投資が実って緩やかに増える。賃貸収入は契約更新で物価の半分ほどしか上がらず、成長の源にはならない。償却費は更新投資で2割ほど膨らむが、数量の伸びで吸収できる。株主還元は配当性向を2割弱へ引き上げる程度にとどまる。

  • 自動車部品(内外装の樹脂成形・塗装):数量 257(納入部品の車1台相当数(万台相当、推定))× 価格 0.63(1台相当あたり売上(万円/台相当、名目))→ 売上 161 億円・営業利益 5 億円。自動車 営業利益率3.2%
  • 物流・産業資材・機構品・金型(非自動車と中国):数量 20.4(成形品の出荷量(千トン、推定))× 価格 6.54(1千トンあたり売上(億円/千トン、名目))→ 売上 134 億円・営業利益 5 億円。非自動車 営業利益率3.8%
  • 不動産賃貸(相模原):数量 1.0(賃貸物件(件))× 価格 3.30(1件あたり賃貸収入(億円/年、名目))→ 売上 3 億円・営業利益 3 億円。賃貸 利益率82%

倍率:事業の純利益 10 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.2% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 124 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:主力顧客の受注が底堅く、自社製品が計画の半分ほど育つ姿。国内の自動車生産は横ばいという前提で、15%に置いた。

中立 38% 自動車は横ばい、非自動車が緩やかに伸びる 利益 9 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 696 円118 億円

稼ぎの形は今と変わらない。自動車の数量は国内の生産がじわじわ減る分だけ縮み、10年で5%減る。単価は毎年の原価低減の要請を樹脂価格の転嫁と省人化で受け止め、物価の7割ほどの速さで上がる。

非自動車は雨水貯留浸透槽と物流容器が支え、数量は8%増える。賃貸は契約更新で物価の半分ほどしか収入が上がらない。営業利益は10億円台に乗るが、利益率は4%に届かない。

償却費は今の20億円が新しい設備の分だけ膨らんで24億円ほどになる。更新投資は建築費と金型の値上がりで膨らむので、償却を上回る現金が出ていく。会計上の利益は伸びても、手元に残る現金はその分細る。

株主還元は配当性向の1割台後半にとどまり、自己資本は積み上がる。

  • 自動車部品(内外装の樹脂成形・塗装):数量 249(納入部品の車1台相当数(万台相当、推定))× 価格 0.61(1台相当あたり売上(万円/台相当、名目))→ 売上 152 億円・営業利益 4 億円。自動車 営業利益率2.8%
  • 物流・産業資材・機構品・金型(非自動車と中国):数量 18.4(成形品の出荷量(千トン、推定))× 価格 6.39(1千トンあたり売上(億円/千トン、名目))→ 売上 117 億円・営業利益 4 億円。非自動車 営業利益率3.2%
  • 不動産賃貸(相模原):数量 1.0(賃貸物件(件))× 価格 3.27(1件あたり賃貸収入(億円/年、名目))→ 売上 3 億円・営業利益 3 億円。賃貸 契約更新で物価の半分ほどの上昇、利益率82%

倍率:事業の純利益 8 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.6% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 103 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:内外装の樹脂部品は電動化でも要り、主力顧客の受注は底堅い。一方で値決めは顧客が握り、利益率は薄いまま。もっとも重みを置く筋書きで、慎重な見方がやや強いので残りは悲観側に寄せた。

やや悲観 28% 主力顧客の生産が減り、値下げで利益が薄くなる 利益 5 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 305 円52 億円

国内生産の縮小とSUBARUの海外シフトで、自動車向けの数量が2割減る。トヨタ紡織向けも、車種の終了で受注が細る。完成車メーカーの原価低減の要請が続き、単価は物価の半分ほどしか上がらない。

非自動車は伸びず、物流容器は三甲向けも含めて横ばい。固定費の重い工場が稼働率を落とし、償却費が利益を押し下げる。営業利益率は2%台まで落ちる。

米国の持分法会社の利益は伸びず、配当は据え置きの水準を保つのがやっと。更新投資を絞るため、設備が古びて競争力がさらに落ちる循環に入る。賃貸収入は底堅いが、製造業の赤字を埋めるには小さい。三甲との関係は変わらず、容器の受託も縮む。

  • 自動車部品(内外装の樹脂成形・塗装):数量 210(納入部品の車1台相当数(万台相当、推定))× 価格 0.56(1台相当あたり売上(万円/台相当、名目))→ 売上 117 億円・営業利益 1 億円。自動車 営業利益率1.2%
  • 物流・産業資材・機構品・金型(非自動車と中国):数量 16.2(成形品の出荷量(千トン、推定))× 価格 5.99(1千トンあたり売上(億円/千トン、名目))→ 売上 97 億円・営業利益 2 億円。非自動車 営業利益率2.0%
  • 不動産賃貸(相模原):数量 1.0(賃貸物件(件))× 価格 3.00(1件あたり賃貸収入(億円/年、名目))→ 売上 3 億円・営業利益 2 億円。賃貸 利益率80%

倍率:事業のROEは3.4%でkに届かず、上限は1÷k=11.4倍。構造的に縮む筋書きなので、上限の7割の8.0倍に置いた。

確率:国内の自動車生産が構造的に細り、SUBARU向けが減る姿。過去20年で営業利益率が1%台まで落ちた期が複数あり、顧客への依存の高さを踏まえて悲観側全体を4割強とした。

悲観 14% 主力顧客を失い、工場を畳みながら縮む 利益 −2 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 175 円30 億円

SUBARUが国内の部品調達を絞るか、海外の現地調達に移して、自動車向けが半分近くに落ちる。残った受注も単価を叩かれ、工場の稼働が落ちて赤字になる。

非自動車は物流容器の値下げに押され、利益が出ない。会社は工場の統合と金型投資の凍結に動くが、減損と再編費用がかさむ。配当は大きく削る。三甲が持つ物流容器の販路にも限りがあり、自社製品が育つ保証はない。

価値の拠りどころは、事業の稼ぐ力でなく売れる資産になる。賃貸不動産、上場株式、米国の持分法会社の持分、工場用地が主な中身だ。清算を迫る大株主がいない限り、これらが少数株主に戻る保証はない。2大株主が追加の出資や買い取りに動けば、少数株主の持分は薄まるか、安い値段で買い取られる恐れもある。

  • 自動車部品(内外装の樹脂成形・塗装):数量 144(納入部品の車1台相当数(万台相当、推定))× 価格 0.53(1台相当あたり売上(万円/台相当、名目))→ 売上 76 億円・営業利益 −2 億円。自動車 営業利益率-3.0%
  • 物流・産業資材・機構品・金型(非自動車と中国):数量 14.5(成形品の出荷量(千トン、推定))× 価格 5.49(1千トンあたり売上(億円/千トン、名目))→ 売上 79 億円・営業利益 0 億円。非自動車 営業利益率0%
  • 不動産賃貸(相模原):数量 1.0(賃貸物件(件))× 価格 2.10(1件あたり賃貸収入(億円/年、名目))→ 売上 2 億円・営業利益 2 億円。賃貸 利益率75%

倍率:赤字で稼ぐ力はない。床は売れる資産の税後で、今の自己資本110億円に0.27倍を置いた。

確率:主力顧客の調達方針の変更で受注が半減し、赤字が続く姿。2大株主が支えるなら清算にはならないが、少数株主に戻る価値は限られる。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

自動車部品(内外装の樹脂成形・塗装)

SUBARU、トヨタ紡織などに納める内外装の樹脂部品。射出成形から塗装、組み立てまでを担う。

数量納入部品の車1台相当数(万台相当、推定)価格1台相当あたり売上(万円/台相当、名目)売上営業利益
今 2026/03 262 0.50 131 3
10 年後 中立 249 0.61 152 4

取り方:売上の約6割が自動車向け(FISCO)として全社売上218.8億円から131億円と推定した。SUBARU向け21.6%(約47億円)、トヨタ紡織向け11.2%(約24.5億円)はそれだけで約72億円ある。車1台相当の数と単価は、納入先の生産規模から逆算した推定で、開示ではない。利益は日本成形関連の営業利益4.8億円を自動車と非自動車に割った推定。

物流・産業資材・機構品・金型(非自動車と中国)

物流容器(通い箱など)、家電・OA機器の機構部品、金型の販売、雨水貯留浸透槽などの自社製品。中国子会社のICトレーなどを含む。

数量成形品の出荷量(千トン、推定)価格1千トンあたり売上(億円/千トン、名目)売上営業利益
今 2026/03 17.0 4.99 85 2
10 年後 中立 18.4 6.39 117 4

取り方:全社売上から自動車と不動産を引いた残りを84.9億円とした。出荷量は成形品の平均単価を1トンあたり約50万円と仮定した推定で、開示ではない。三甲向け13.5億円(売上の6.2%)を含む。利益は日本成形関連と中国の営業利益の残り。

不動産賃貸(相模原)

相模原市の賃貸用の土地・建物。

数量賃貸物件(件)価格1件あたり賃貸収入(億円/年、名目)売上営業利益
今 2026/03 1.0 2.84 3 2
10 年後 中立 1.0 3.27 3 3

取り方:決算短信のセグメント数字(売上2.84億円、利益2.34億円)。帳簿価額は約2.2億円、時価は開示がない。

リスクと懸念

主力顧客への偏り

SUBARUが売上の2割強、トヨタ紡織が1割強で、2社で3割を超える。どちらかが調達先を見直す、または車種の生産を終えると、工場の稼働が一気に落ちる。SUBARUは米国の関税の影響を受けやすく、国内生産の水準も揺れる。

値下げ要請と利益率の薄さ

完成車メーカーは毎年、原価低減を求める。樹脂の値上がりの転嫁は遅れ、人件費も上がる。製造業の営業利益率は2%台で、少しの値下げや稼働の落ちで赤字に近づく。

電動化と部品の入れ替え

内外装は電気自動車でも要るが、車種ごとの部品点数や材質は変わる。エンジンまわりの樹脂部品があれば縮む。SUBARUは電動化の計画を延ばしたが、10年の間には中身の入れ替えが起きる。

設備更新の負担

償却費は年20億円で、営業利益の3倍近い。前期は設備投資を償却の半分ほどに絞ったが、今期は倍に戻す計画だ。金型や建築費の値上がりで、更新の現金は会計の償却より重くなる。

大株主と少数株主の距離

三甲グループと三井物産で約47%を持つ。三甲は取引先でもあり、取引の条件や資本の使い方が少数株主に不利になる余地がある。余った現金が戻るかどうかは、この2社の判断に左右される。

米国の持分法会社

28.5%を持つ米国の成形会社は、拡大投資の途中にある。持分法の利益は1億円台で、当面は黒字だが、投資が実らなければ持分の評価損が出る。2期続けて持分変動の損益で純利益が揺れた。

今後の分かれ目

非自動車の売上が2期続けて2桁成長し、営業利益率が4%を超えたら
非自動車の数量と利益率を引き上げ、楽観側へ確率を移す。
SUBARUの国内生産が大きく減る、または調達方針の変更が表に出たら
自動車の数量を下げ、悲観側へ確率を寄せる。
中期経営計画で総還元性向や自社株買いの方針が示されたら
余った現金の戻り方を上げ、価値を見直す。
設備投資が償却を継続して下回り、設備の老朽化が進んだら
稼ぐ力を下げ、中立の利益率を引き下げる。
三甲グループが追加で持分を増やす、または経営再編の動きが出たら
買収の確率が高まる一方、少数株主への戻りは条件次第で、悲観と楽観の両側を見直す。

見ておくもの

  • SUBARU・トヨタ紡織向けの売上比率
  • 日本成形関連の営業利益率
  • 設備投資と償却費の比較
  • 非自動車(雨水貯留槽・塗装)の売上
  • 米国持分法会社の損益
  • 大株主の持分と中期経営計画

倍率と資本コストの決め方

倍率は式の上限(ROE が k 以下の筋書きは 1÷k=11.4 倍)の7〜9割に置いた。今の株価や同業の PER・PBR は使っていない。悲観は売れる資産の税後を今の自己資本に掛けた。10年の償却費は現状の約20億円から約24億円へ増え、更新投資が償却を上回る分は現金が出ていくと見た。新リース会計基準で BS の形が変わるが、数字は今と同じ形でそろえた。結果は今の値段よりやや低い側に出たが、計算を株価に寄せる調整はしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.3→12.12 倍・やや楽観 PER 9.7→12.12 倍・中立 PER 9.1→12.12 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%にqualityの+1.25%を足した8.75%。顧客集中や経営の資本配分は、k に足さず筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.75% → 8.25%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 天昇電気工業 有価証券報告書(2026年3月期)
  2. フィスコ 企業調査レポート 天昇電気工業(2026年7月6日)

分析日 2026-10-19