株譜
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中国塗料 4617

船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,644 円1,313 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,480 円1,728 億円差 −24.0%
10 年後から見ると やや割高 価値 2,644 円1,313 億円 · 差 −24.0% · 期待の年率 +4.0%
期待の年率リターン(10 年)+4.0%資本コスト比 −4.0 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

中国塗料は、船の船底に塗る防汚塗料を中心にした船舶塗料の専業に近い会社だ。世界ではノルウェーのジョットン、英国のヘンペルなどと並ぶ上位で、世界2位とされる。国内の船舶塗料では約6割を握るとされ、売上のうち大半を船舶用が占める。

筆者の結論は割高だ。理由は一つで、今の利益が船の新造ブームという山の上にあるからだ。2026年3月期の営業利益率は12.5%で過去最高圏にある。過去10年の純利益÷営業利益は低く、ROEの中央値も5%台にとどまる。この水準が10年続くとは見ない。

強みは確かにある。防汚塗料は船が走るほど燃費に効く。船主は多少高くても性能の良い塗料を選ぶ。補修用は運航中の船の数に比例するので、新造船の波に飲まれにくい。借金はなく、純現金が時価総額の1割を超える。株主への還元も厚く、配当と自社株買いで利益の5割ほどを戻している。

問題は、その強みの値段である。益率が5年前の水準へ半分戻るだけで、中立の10年後の時価総額は今を下回る。楽観でも今の値段を大きくは超えない。確率で重みをつけた価値は、今の時価総額より4割近く低い。造船の山と谷を見通せる人だけが、この値段を払える。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は良い事業と良い値段の二つを分けて考えるべき会社だ。事業は悪くない。船主と造船所に長く使われ、借金がなく、利益を株主に戻している。

一方で、利益が景気に左右される。バリュー投資家が何より嫌うのは、山の利益を平均の利益と思い込むことだ。直近の益率は過去最高圏で、10年の中央値の2倍を超える。10年かけて平均に戻ると見るのが堅い。

資本の使い方は評価できる。借金に頼らず、増配と自社株買いを続け、大きな買収で価値を壊したこともない。筆者がオーナーなら、この点は安心して見ていられる。

堀は中程度だ。防汚の技術と造船所との関係は本物だが、同じ土俵に世界の大手が並ぶ。値段を決める力は、船主が燃費で得をする補修用にある。造船所向けでは弱い。

安全域は薄い。借金がないので床は堅く、純現金だけで時価総額の1割を支える。だが事業の稼ぐ力に払う値段として、今は先走っている。景気の谷で買えるかどうかが、ここでの勝負だ。

何で稼ぐ会社か

売上の大半は船舶用塗料だ。新造船の建造時に造船所へ納める塗料と、運航中の船を定期的にドックで塗り替える補修用の二本立てである。防汚塗料は船底に貝や藻が付くのを防ぐ。付くと水の抵抗が増えて燃料が増える。船主にとって、塗料代は燃料代の節約で戻ってくる。

造船所向けは、発注の波がそのまま出荷に出る。数年の受注残があるので、売上は先まで読みやすい。補修用は、世界の船の数が増えるほど安定して積み上がる。値段の交渉力は補修のほうが強い。

残りは、橋や工場の鉄骨に使う重防食塗料と、建築・一般工業用だ。国内が中心で、規模は船舶の三分の一ほど。益率は低い。

拠点は日本、韓国、中国、東南アジア、欧米に広がる。塗料は運ぶより現地で作ったほうが安いので、造船所の近くに工場を持つことが営業力そのものになる。2026年2月には、大日本塗料の中国子会社である迪恩特塗料(浙江)の持分を取得すると発表した。中国の造船所向けの供給力を増やす手当てだ。取得額と能力の細部は確かめられていない。

会社の中身を一言でいえば、造船所の足元に工場を構え、船の寿命の間ずっと塗料を売り続ける商売だ。

優良さと弱いところ

堀は、造船所と船主との長い付き合いと、防汚の技術にある。船底に塗る塗料は、効かなければ燃費が悪化する。造船所も船主も、実績のない塗料には簡単に乗り換えない。世界2位とされる位置は、一朝一夕では崩れない。

ただし堀は中程度だ。船舶塗料の大手は5社ほどに集まり、互いに同じ土俵で競る。造船所は大量に買うので、値段の交渉力はある。堀が強ければ過去10年のROEがマイナスや1%の年を何度も出さなかった。2018年から2023年にかけては、営業利益がほぼ消える年が続いた。

直近の益率は高い。ROEも11〜16%まで上がった。筆者は、この益率の半分は新造船の山の恩恵だと見ている。残りの半分は、高性能防汚の比率の上昇や値上げの定着で、10年残る可能性がある。

財務は強い。借金はなく、自己資本比率は6割を超える。営業利益は支払利息の30倍を超え、金利が上がっても困らない。経営は、配当と自社株買いで株主に利益を戻す姿勢を明確にしている。弱みは、事業がほぼ船舶一本で、造船と海運の景気に左右される点だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

船舶塗料の世界市場は、約40億ドル台とされる。今後は年率6%台の成長が見込まれるという調査もあるが、これは物価の上昇を含む名目の数字だ。実質の数量は船の数の増加と船体の大型化で、年1%台の伸びが妥当と筆者は見る。

供給側は寡占だ。ジョットン、ヘンペル、アクゾノーベル、中国塗料、関西ペイントが主な顔ぶれで、どこも世界の造船所に工場を置く。ジョットンは中国の国有海運大手と合弁を持ち、中国では最大手とされる。

今は新造船の山にいる。2021年から2024年に積み上がった受注残が、2028年ごろまで出荷を支える。そのあとは、発注が谷に入る可能性が高い。ただ補修用は船の数に連動するので、谷でも新造用ほどは落ちない。

技術の分かれ目は二つある。一つは環境規制で、船主は燃費と排出を減らしたい。性能の良い防汚塗料には追い風だ。もう一つは、船体清掃や塗らずに済む船体の技術で、塗料の使用量を減らす圧力になる。造船の地理も動く。世界の新造船は中国と韓国に集中しており、日本の造船所向けに強い会社には向かい風になる。

資本政策と M&A

資本政策は株主還元に寄っている。2021年からの中計は、配当と自社株買いの合計で自己資本の5%以上、配当性向40%以上を掲げた。2026年3月期の実績は計画を大きく上回り、増配も続いている。2021年には自社株の買い付けも実施した。

大型の買収は少ない。2026年2月の浙江の工場取得も、小さな生産拠点の確保だ。会社は大きな買収で一気に伸ばすタイプではなく、造船所のそばに工場を足す地道な方式を続けてきた。

株主構成は信託銀行と海外の運用会社が中心で、親会社やオーナーの支配はない。広島銀行や今治造船が上位に並ぶのは、地元の取引関係による持ち合いだ。政策保有株の売却方針と含み益の大きさは確かめられていない。TOBの可能性を示す数字は見つからなかったが、独立企業として、買収されにくい構造ではない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

世界2位の技術力は、環境規制の強まりとともに価値が上がる。燃費を減らしたい船主は、価格より性能で防汚塗料を選ぶ。高性能品の比率が上がれば、単価は物価を上回って上がり、益率の底上げが続く。補修用は船の数に比例し、新造の谷を埋める。

2026年3月期は、中計の目標だった営業利益110億円を大きく超える174億円を出した。ROEも10%を超え、借金なしでここまで来た。配当は4年で3倍に増え、自社株買いも続けている。会社は株主に利益を戻す姿勢が明確で、資本の使い方は信頼できる。

中国では浙江の工場を取得し、現地の造船所向けの供給力が増える。世界の新造船の大半は中国と韓国で作られるので、そこで取るシェアが10年後の売上の天井を決める。そのうえ会社は借金がなく、景気が悪い年も配当を維持できる余力がある。船隊が増え続けるなら、塗料の出荷は年1%台で積み上がる。今の益率の半分でも、純利益は10年後に今を上回る。

慎重な見方

今の益率は過去最高圏だ。10年の純利益の中央値は数十億円で、今の110億円はその数倍にあたる。2018年から2023年は、営業利益が消えかける年が続いた。ROEの中央値は5%台だ。この記録が、益率の戻りを裏付けている。

新造船の山は2028年ごろに終わる。そのあとは発注の谷が来て、造船所は塗料メーカーに値下げを迫る。造船所は大量に買うので、交渉力は買い手にある。船舶塗料の大手は5社で互いに競り、中国の現地メーカーも中位グレードで追い上げる。

日本の造船所に強い会社は、日本の造船の細りに連動する。国内で約6割のシェアは、縮む市場での6割だ。船体清掃や塗らずに済む船体の技術も、塗料の使用量を減らす向きに働く。

配当を厚く出すほど、自己資本は増えず、ROEは上がって見える。だが利益そのものは、数量と価格でしか増えない。10年の数量は年1%台、価格は物価並みで、益率が戻れば利益は今より小さい。今の値段は、山の利益を永遠に続くものとして払っている。

どちらに重みを置いたか

強気の見方には本物の根拠がある。世界2位の位置と、借金なしの財務、厚い還元だ。だが慎重な見方が突く論点のほうが重い。今の益率は10年の中央値の2倍を超え、受注残が切れる2028年ごろを境に戻る可能性が高い。

確率は中立に3割強を置いた。造船の循環で益率が下がる方向に、やや悲観と悲観を合わせて4割弱を置いた。借金がなく床が堅いので、悲観の確率は2割に届かない水準にした。強気側は、10年かけて値上げと高性能品が定着する場合に限り、合わせて3割弱とした。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,893 円1,933 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,235 円613 億円)。 今の値に割り戻すと 2,644 円1,313 億円、今との差 −24.0%、 期待の年率 +4.0%(資本コスト 8.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 7,732 円3,839 億円 1,877 円932 億円 +176.1% +10.7% 673 円334 億円
やや楽観 20% 5,815 円2,887 億円 1,589 円789 億円 +112.7% +7.8% 1,481 円735 億円
中立 34% 4,480 円2,224 億円 1,373 円682 億円 +68.2% +5.3% 1,990 円988 億円
やや悲観 25% 2,319 円1,152 億円 930 円462 億円 −6.6% −0.7% 812 円403 億円
悲観 14% 615 円306 億円 616 円306 億円 −64.6% −9.9% 172 円86 億円
加重平均100% 3,893 円1,933 億円1,235 円613 億円 +47.4% +4.0% 5,128 円2,546 億円

今の株価時価総額 3,480 円1,728 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 7% 新造船の山のあとも高性能防汚が伸び、世界2位の地位を固める 利益 229 億円 · PER 16.0 倍 · 株価時価総額 7,732 円3,839 億円

新造船の山は想定より長く続き、船主の環境規制対応で高性能な防汚塗料への切り替えが進む。世界2位の技術力が値段に反映され、単価は物価を上回って上がる。中国で取得した浙江の工場と既存拠点で供給力が増え、アジアの造船所向けのシェアを一段押し上げる。補修用は船隊の拡大とともに安定して増える。一般・工業用も重防食の需要を取り込み、利益率は上向く。会社は利益のおよそ半分を株主に戻し続け、借金なしの財務のまま、買収も小さく積み上げる。この筋書きでは、10年後の益率は今の水準を超える。ただ、そこへ届くには、受注残のあとも新造船の発注が続くことが条件になる。

  • 船舶用塗料(新造船・補修・防汚):数量 118(出荷量(百万リットル))× 価格 1,740(1リットルあたり単価(円))→ 売上 2,055 億円・営業利益 308 億円。益率15.0%
  • 一般・工業・重防食塗料:数量 25.2(出荷量(百万リットル))× 価格 2,100(1リットルあたり単価(円))→ 売上 529 億円・営業利益 53 億円。益率10.0%

倍率:事業の純利益 228 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.3% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.0 倍 + 余った現金(戻り方込み)100 億円。全体の PER 16.04 倍、時価総額 3,751 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新造船の山が長く続き、高性能防汚の採用も広がり、中国の新拠点も早く稼ぐ。好条件が重なる必要があり、確度は低い。

やや楽観 20% 中国の新工場と補修需要で量が伸び、利益率は高めを保つ 利益 177 億円 · PER 15.1 倍 · 株価時価総額 5,815 円2,887 億円

新造船の発注は高い水準から緩やかに落ちるが、すでに積み上がった受注残と、船隊の拡大に伴う補修需要が出荷を支える。中国の浙江の工場が立ち上がり、現地の造船所向けの供給が安定してシェアがじわりと上がる。高性能な防汚塗料の比率が上がり、単価は物価をやや上回る。利益率は今より下がるが、2023年以前の水準には戻らない。配当と自社株買いを合わせた還元は利益の半分ほどで続く。この筋書きは、会社の中計の方針がそのまま10年続く場合に近い。大きな失敗も、大きな飛躍もない。国内の重防食など一般用は、人口減で数量が伸びず、船舶の益率の上振れが全体の利益を引っ張る。

  • 船舶用塗料(新造船・補修・防汚):数量 109(出荷量(百万リットル))× 価格 1,668(1リットルあたり単価(円))→ 売上 1,825 億円・営業利益 237 億円。益率13.0%
  • 一般・工業・重防食塗料:数量 24.0(出荷量(百万リットル))× 価格 2,055(1リットルあたり単価(円))→ 売上 493 億円・営業利益 42 億円。益率8.5%

倍率:事業の純利益 176 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.3% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)100 億円。全体の PER 15.14 倍、時価総額 2,759 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:世界2位の位置と国内の厚い顧客基盤、受注残の厚みが、緩やかな上振れの根拠になる。ただし今の益率は過去最高で、上へ行く余地は限られる。

中立 34% 造船の波を越え、利益率は今より下がって落ち着く 利益 138 億円 · PER 14.2 倍 · 株価時価総額 4,480 円2,224 億円

船舶塗料は船の数よりも、運航中の船の船体を守る補修需要が下支えする。出荷量は10年で1割強増え、単価は物価並みに上がる。新造船は今が山で、その後は谷を挟む。利益率は今の過去最高圏から落ち着き、10年平均では11%台の船舶と7%の一般・工業用になる。中国の新拠点は量を支えるが、値決め力を一段変えるものではない。還元は利益の5割台を続け、自己資本は緩やかに増える。ROEは8%台に落ち着く。この筋書きでは、数量の伸びは船の数の増加に近い。大きな買収も、大きな失敗も置かない。10年後も借金なしの財務は続く。

  • 船舶用塗料(新造船・補修・防汚):数量 101(出荷量(百万リットル))× 価格 1,608(1リットルあたり単価(円))→ 売上 1,618 億円・営業利益 186 億円。益率11.5%
  • 一般・工業・重防食塗料:数量 22.9(出荷量(百万リットル))× 価格 2,010(1リットルあたり単価(円))→ 売上 460 億円・営業利益 32 億円。益率7.0%

倍率:事業の純利益 137 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.6% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.2 倍 + 余った現金(戻り方込み)100 億円。全体の PER 14.23 倍、時価総額 2,044 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:受注残で当面の出荷は支えられるが、益率が過去最高圏にあり、平均への戻りを織り込んだ中心の筋書き。

やや悲観 25% 造船の谷と中国勢の値下げで、利益率が昔の水準へ戻る 利益 75 億円 · PER 11.3 倍 · 株価時価総額 2,319 円1,152 億円

新造船の発注が谷に入り、造船所向けの値下げ要求が強まる。中国の現地メーカーが中位グレードで攻め、補修用でも競争が厳しくなる。出荷量は今と同水準にとどまり、単価は物価ほどには上がらない。船舶の利益率は8%に下がり、一般・工業用も4%に落ちる。2010年代の水準に近いが、借金がなく赤字にはならない。還元は5割に落とすが、配当は守る。ROEは資本コストを下回り、自己資本の厚みが利益を薄める。この筋書きでは、会社は赤字にはならず、配当も続ける。ただ、利益が横ばいから減少に向かい、PERの上限が下がる。国内の一般用も、公共工事の頭打ちで数量が縮み、船舶の落ち込みを補えない。

  • 船舶用塗料(新造船・補修・防汚):数量 87.5(出荷量(百万リットル))× 価格 1,500(1リットルあたり単価(円))→ 売上 1,312 億円・営業利益 105 億円。益率8.0%
  • 一般・工業・重防食塗料:数量 21.1(出荷量(百万リットル))× 価格 1,920(1リットルあたり単価(円))→ 売上 405 億円・営業利益 16 億円。益率4.0%

倍率:ROE 5.3% は k 8.0% に届かず、ためた利益は額面未満の価値。価値は稼ぐ力(純利益÷k)までで、PER の上限 1÷k=12.5 倍よりずっと下の 11.25 倍に置いた。借金はないが、造船の谷で利益が戻らない構造の筋書きなので 7 割へ引き上げない。

確率:益率が10年の中央値を大きく上回っている今は、新造船の谷と値下げで元の水準へ戻る方向に厚みを置く。借金がなく、崩れ方は穏やか。

悲観 14% 日本の造船の細りと中国勢の攻勢で、主力の船舶塗料が値崩れする 利益 26 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 615 円306 億円

日本の造船所の発注が長期で細り、国内で約6割あるシェアが主力の土台ごと縮む。中国・韓国の造船所では、現地資本と欧州の大手に押されて採用が減る。防汚でも、塗らずに済む船体や船体清掃の技術が広がり、単価の引き下げ圧力が続く。出荷量は2割減り、単価は物価に追いつかない。船舶の利益率は4%、一般・工業用は2%まで落ちる。財務は借金なしで耐えるが、稼ぐ力の落ち込みが大きく、評価は資産価値に近づく。この筋書きでは、財務の強さだけが救いになる。事業の稼ぐ力は大きく落ち、再建には数年かかる。国内の一般用も、人口減と公共工事の縮小で数量が減り、船舶の落ち込みを補えない。配当は利益に合わせて大きく減る。

  • 船舶用塗料(新造船・補修・防汚):数量 70.0(出荷量(百万リットル))× 価格 1,380(1リットルあたり単価(円))→ 売上 966 億円・営業利益 39 億円。益率4.0%
  • 一般・工業・重防食塗料:数量 19.5(出荷量(百万リットル))× 価格 1,800(1リットルあたり単価(円))→ 売上 351 億円・営業利益 7 億円。益率2.0%

倍率:主力の稼ぐ力が崩れる筋書きで、利益が薄く PER は意味を持たない。価値は今の自己資本 955 億円(売掛金・在庫・工場が主で、中身は現金ではない)に 0.32 倍を掛けた。稼ぐ力(純利益÷k=約 325 億円)より低く、純現金 216 億円の床(floor_assets_oku)よりは大きい水準で、やや悲観の PER 12.0 倍を超えない。借金なしなので EV÷営業利益は見ない。

確率:主力が造船の循環と顧客交渉力に左右される単一事業で、構造的な負けを置く。借金が無く床は堅いため、確率は2割に届かない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

船舶用塗料(新造船・補修・防汚)

造船所に納める新造用と、運航中の船の塗り替えに使う補修用。船底の防汚塗料が主力で、世界2位とされる。

数量出荷量(百万リットル)価格1リットルあたり単価(円)売上営業利益
今 2026/03 87.5 1,200 1,050 150
10 年後 中立 101 1,608 1,618 186

取り方:セグメント別の開示は確かめていない。売上の大半が船舶用との記述と、世界の市場が約6,400億円(43億ドル×150円)でシェア約2割という目安から、全社売上1,394億円の75%を船舶用と推定した。単価は船舶用で1リットルあたり約1,200と置いて(円)数量を逆算(百万リットル×円/リットル×0.01=億円)。益率14.3%は、全社の営業益率12.5%と、一般・工業用が低いことから推定。

一般・工業・重防食塗料

橋や工場の鉄骨に塗る重防食塗料と、建築・一般工業用の塗料。国内が中心で、船舶の約3分の1の規模。

数量出荷量(百万リットル)価格1リットルあたり単価(円)売上営業利益
今 2026/03 22.9 1,500 344 34
10 年後 中立 22.9 2,010 460 32

取り方:全社売上の残り25%(344億円)を一般・工業・重防食と推定。単価は重防食の比率が高いので1リットルあたり1,500と置き(円)、数量を逆算。益率9.9%は国内の成熟需要で船舶より低いという推定。全社の営業利益174億円に合わせ、本社費など約−10億円を調整に置いた。

リスクと懸念

新造船の山の終わりと益率の戻り

今の益率は過去最高圏にあり、10年の中央値の2倍を超える。受注残が切れる2028年ごろから発注が谷に入れば、造船所は値下げを迫る。益率が戻る速さが、10年の利益と今の値段のずれを決める。

日本の造船の細り

国内の船舶塗料で約6割を握るとされるが、世界の新造船は中国と韓国に集中する。日本の造船所向けが縮むと、国内の6割という強みが小さな市場の6割に変わる。海外の造船所でどこまで広げられるかが分かれ目になる。

中国勢の追い上げと値下げ

中国の現地メーカーが中位グレードで追い上げ、世界の大手も中国の造船所に工場を置く。ジョットンは中国の国有海運大手と合弁を組んでいる。浙江の工場取得も、中国での競争が激しいことの裏返しだ。

塗料使用量を減らす技術

船体清掃や、塗らずに済む船体の技術が広がると、防汚塗料の使用量が減る。環境規制は高性能品の追い風だが、塗料そのものの需要を減らす逆風にもなる。どちらが勝つかは10年では読み切れない。

原材料と為替

樹脂・顔料・溶剤は石油化学の市況で動き、値上げが遅れると益率が削られる。海外売上の比率が高く、為替は1ドル150円で固定して考えているが、現実には円高の年に益率が下がる。

事業の集中

売上の大半が船舶で、造船と海運の景気に利益が左右される。重防食など他の事業は規模が小さく、船舶の谷を埋められない。過去には営業利益がほぼ消える年が何年も続いた。

今後の分かれ目

2028年以降の新造船の発注が大きく落ち込んだら
益率の戻りが早まる。やや悲観側に確率を寄せる。
高性能防汚塗料の比率が上がり、補修用の単価が物価を上回って上がり続けたら
益率の底上げが続くとみて、やや楽観側に重みを移してよい。
浙江の工場が立ち上がり、中国の造船所向けのシェアが明確に上がったら
数量の上振れとして、中立から楽観へ確率を移す。
日本の造船所の発注が長期で細る兆しが出たら
国内シェアの価値が縮む。悲観側の確率を上げる。
中国勢が中位グレードで値下げを広げ、補修用でも単価が下がり始めたら
値決め力が弱いとみて、悲観の筋書きに寄せる。
配当と自社株買いの比率が下がり、大型買収に使われ始めたら
資本の使い方の評価を見直す。買収の中身で判断する。

見ておくもの

  • 新造船の受注残の推移と、2028年以降の発注量
  • 船舶用塗料の補修・新造別の出荷と単価
  • 浙江の工場の稼働とシェアの変化
  • 営業利益率(船舶と一般・工業用)の動き
  • 配当・自社株買いの方針と、手元の現金の使い道

倍率と資本コストの決め方

船舶と一般・工業用の2区分を、出荷量(実質)×単価(円/リットル、物価込みの名目)で積んだ。セグメントの開示は見ておらず、売上の75%を船舶と置いた推定(市場約6,400億円・シェア約16%、世界2位2割の目安と近い)。利益率は今の過去最高圏から、10年の中央値とのあいだに置き、船舶の益率を中立で11.5%とした。k は基本 7.5%+quality 0.5%(循環)の 8.0%。倍率は正当化 PER の上限で決め、今の PER 16.7 倍・PBR 1.9 倍は最後に比べただけ。利払いは純現金なので、受取利息の増加を純利益に +4 億円入れた。店舗や倉庫を借りて営む会社ではないが、新リース会計基準で営業利益・負債の形が変わる点は、10年後の数字を今と同じ形でそろえて置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.06→16.04 倍・やや楽観 PER 13.05→15.14 倍・中立 PER 13.05→14.23 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.5%(造船・海運の循環 +0.5)を足して 8.0%。値決め力・借金・寿命は 0。船舶一本という集中や中国勢との競争は k に足さず、筋書きと確率で表した。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 中国塗料 中期経営計画(JPX 開示)
  2. 中国塗料 配当・還元の推移(株予報)
  3. 東洋経済オンライン(船舶塗料の世界シェアの紹介)

分析日 2026-10-19