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ニチバン 4218

ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,455 円294 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,878 円379 億円差 −22.5%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,455 円294 億円 · 差 −22.5% · 期待の年率 +3.9%
期待の年率リターン(10 年)+3.9%資本コスト比 −3.8 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ニチバンは、セロテープで知られる粘着テープの老舗だ。絆創膏のケアリーヴと貼付剤のロイヒも持ち、売上の半分が医療・ヘルスケア、残りが事務用から工業用までのテープである。筆者の結論は、今の値段は物価込みの本質価値に対して割高、というものだ。一番の理由は、稼ぐ力が資本コストに届かない状態が長く続いていることにある。

事業そのものは悪くない。ケアリーヴは救急絆創膏の売上数量で首位に立った。ブランドは育っている。だが自己資本利益率は2020年3月期から3〜4%台にとどまり、会社が掲げる8%には遠い。中期経営計画の営業利益45億円という目標に対して、2026年3月期は23億円だった。原料の値上がりは今も続く。

手元の純現金は115億円で、時価総額の3割にあたる。この厚さは下値を支える。ただ、筆頭株主の大鵬薬品工業が3割強を握り、取引先や銀行の持ち株も厚い。現金が株主に届く筋書きは描きにくい。筆者は、余った現金の半分だけを価値として数えた。

10年の中立では、売上は物価の分だけ伸び、営業利益率は5%台へ戻る。それでも純利益は30億円ほどで、事業に付く倍率は10倍台にとどまる。確率を掛けて割り引いた本質価値は、今の時価総額を3割ほど下回る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、見るべき点は二つある。事業がオーナー利益をどれだけ生むか。経営が資本をどう使うか。

ニチバンの事業は分かりやすい。ブランドがあり、潰れる心配は小さい。だが、オーナー利益、つまり再投資を引いて株主に残る利益は、7年にわたり14〜24億円の間で動いているだけだ。自己資本は443億円もある。資本を使って稼ぐ力が低い会社では、帳簿の厚みを価値として評価できない。

資本の配分は保守的すぎる。現金は積み上がり、自社株買いの方針は示されていない。成長への投資も、利益の増加には結びついてこなかった。会社が掲げるROE8%が実現するなら、評価は変わる。筆者は、利益率の改善より先に、余った現金の使い道が示されるかを見る。

安全域は、純現金という形で存在する。しかし、その分は今の値段にすでに入っている。10年後の本質価値は、現金の半分と、10倍前後の倍率で評価した事業の合計だ。今の値段を重ねると、安全域はほとんど残らない。

何で稼ぐ会社か

ニチバンは粘着テープの会社だ。事業は大きく二つに分かれる。

メディカル事業は売上の約5割を占める。柱は救急絆創膏のケアリーヴ、鎮痛消炎の貼付剤ロイヒ、病院で使う医療用テープだ。顧客は、ドラッグストアで買う消費者と、病院や医療機関である。2026年3月期には、ロイヒつぼ膏が海外で売り出された。同じ年の3月には、ケアリーヴの新製品が韓国で出た。海外はまだメディカルの1割ほどだが、育てたい分野だ。

テープ事業はもう一つの柱だ。セロテープに代表される事務・家庭用に加え、電気用、包装用、マスキング用、保護フィルムなどの工業品を扱う。ネット通販向けの梱包テープも伸びている。顧客は文具店や量販店、産業資材の商社、通販事業者である。2026年3月期は、価格改定と生産の再編が利益を支えた。

全体の海外比率は1割強で、メディカルとテープが同じ規模だ。粘着剤や基材の原料は石油化学品につながるため、原料の値動きが利益率を左右しやすい。業種のくくりは化学だが、実態は消費財と医療材の色が濃い。この点を押さえて読んでほしい。

優良さと弱いところ

堀はブランドにある。ケアリーヴは、救急絆創膏の売上数量で首位に立った。長く王者だったバンドエイドを抜いたと報じられている。競合より高めの値段を保ったまま売る、という戦い方が実を結んだ。セロテープも、粘着テープの代名詞として多くの人が思い浮かべる名前だ。

だが、堀が利益に表れていない。自己資本利益率は2020年3月期から7期連続で3〜4%台(2023年3月期だけ、固定資産の売却益で6%)、営業利益率は4%台である。ブランドの強さを、稼ぐ力に変え切れていない。

弱みは二つある。ひとつは、原料高を価格に移す力だ。テープ事業は価格改定で持ち直したが、メディカルでは高粗利の製品が減り、収益性が下がった。もうひとつは規模である。工業用や包装用では日東電工や積水化学工業という大きな相手がいて、価格を主導できる立場にはない。

経営は財務を堅く守る。自己資本比率は約66%、純現金は115億円ある。安全だが、資本を寝かせすぎだ。筆者は、ここがこの会社でいちばん改善の余地が大きく、実行が遅れてきた点だと見る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の需要は、人口と高齢化に左右される。絆創膏のような日用品は人口減で細るが、貼付剤や医療用テープは高齢化で底堅い。事務用のセロテープは、書類のデジタル化で緩やかに減る。

工業用は景気と製造業の稼働に連動する。電気用やマスキング用は、顧客の工場の動きしだいだ。包装用は通販の拡大で追い風を受けてきた。

競合は事業ごとに違う。絆創膏では、ジョンソン・エンド・ジョンソンのバンドエイドと首位を争う。鎮痛の貼付剤では、久光製薬のサロンパスなどが先行する。包装用や工業用では、日東電工と積水化学工業が大手である。

足元の最大の課題は原料だ。会社は、中東情勢を背景にした原材料の上昇を、企業努力だけでは吸収しきれないと見ている。2027年3月期の第1四半期は、売上が増えても営業利益は減った。値上げを通せるかどうかが、10年の利益率を決める。

粘着テープは世界では成長市場だが、海外の工業用は日東電工などが先に押さえている。ニチバンが取りにいくのは、ロイヒやケアリーヴのようにブランド品を持ち込める市場だ。アジアの一部が中心になる。

資本政策と M&A

配当は増やしてきた。2026年3月期は前の期より1割以上の増配で、配当性向は49%だった。目処とする30〜40%を超えている。自社株買いの方針は示されていない。10年の還元は、純利益の45%前後を配当と見込んだ。

株主優待がある。毎年9月末に100株以上を半年以上持つ株主へ、3,500円相当の製品詰め合わせを渡す。費用は開示されておらず、株主数から筆者が推定すると、年2.5億円前後だ。販管費に入っており、利益はすでにその分だけ下がっている。株主の側から見れば配当と同じ受け取りなので、10年の還元に足した。やや悲観では0.75倍、悲観では0.5倍とした。

筆頭株主は大鵬薬品工業で、持ち株比率は約33%。日本マスタートラスト信託銀行、取引先持株会、三菱UFJ銀行が続く。安定した株主が厚く、市場から強い圧力がかかりにくい構図だ。そのため、純現金115億円のうち事業に要らない約80億円は、半分だけを株主の価値として数えた。

M&Aの実績は目立たない。kabufuの推計では、10年以内にTOBや買収が起きる確率は2割強だ。ただ、それは約33%を握る大鵬薬品工業の判断しだいで、筆者は筋書きの中心に置いていない。

会社は2027年3月期にROE8%以上、PBR1倍以上を掲げる。2026年3月期のROEは3.8%だ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ブランドが首位に立った今は、稼ぐ力を引き上げる局面だ。ケアリーヴは救急絆創膏の売上数量で首位になり、競合より高い値段でも売れている。ロイヒつぼ膏は海外で販売が始まり、韓国ではケアリーヴの新製品も出た。海外は売上の1割ほどだが、ブランド品を持ち込める土台はできている。

テープ事業は価格改定が通り、生産の再編も進んだ。通販向けの梱包用や工業品は伸びている。原料が上がる局面は、値上げを通せる会社と通せない会社を分ける。ニチバンはブランド品が多く、通せる側にいる。

会社は、営業利益45億円、ROE8%以上を目標に掲げた。達成は遅れたが、方向は変わらない。そこへ純現金115億円が使われれば、様子は一変する。自社株買いや高収益領域への投資が実行されれば、ROEは数ポイント上がる。筆頭株主の大鵬薬品工業との関係も、販売や開発での協力を広げる余地になる。

売上が物価並みに伸び、メディカルの利益率が1割台に乗れば、営業利益は70億円台に届く。今の値段は、この変化をほとんど織り込んでいない。

慎重な見方

ブランドが強くても、稼げていない事実は動かない。ROEは7期続けて3〜4%台、営業利益率は4%台だ。中期経営計画の営業利益45億円は、半分にも届かなかった。目標を掲げては外すことを繰り返してきた会社に、同じ目標をもう一度信じる理由は薄い。

原料の上昇が、いま最も重い。会社自身が、企業努力だけでは吸収しきれないと認めている。2027年3月期の第1四半期は、売上が増えても営業利益が減った。値上げは、競合との価格差や取引先の反発で、思うようには通らない。

国内の需要は人口とともに細る。事務用のセロテープはデジタル化で縮み、絆創膏も人口減の影響を受ける。海外の工業用は日東電工のような大手が先に押さえ、ニチバンは出遅れている。

現金は大きいが、戻ってこない。筆頭株主が3割強を持ち、取引先持株会や銀行も厚い。物言う株主が動きにくい構図で、現金が株主に届く保証はない。PBR1倍の目標も、実績の積み上げではなく宣言にとどまっている。

要するに、安いのではない。現金の厚みで安く見えているだけだ。

どちらに重みを置いたか

弱気の言い分が強い。ブランドの首位は事実だが、それが利益に変わった証拠が7年出ていない。原料高の局面で、営業利益がまた下を向いている点も重い。強気の最大の論拠は現金の使い道だが、株主の構成を考えると、実行を前提にはできない。確率は、やや悲観の側に寄せた。ブランドの首位と海外の芽は、やや楽観と楽観の筋書きで評価している。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,091 円422 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 673 円136 億円)。 今の値に割り戻すと 1,455 円294 億円、今との差 −22.5%、 期待の年率 +3.9%(資本コスト 7.8%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 4,413 円891 億円 1,084 円219 億円 +192.7% +11.3% 440 円89 億円
やや楽観 20% 2,821 円569 億円 829 円167 億円 +94.4% +6.9% 730 円147 億円
中立 40% 2,188 円442 億円 689 円139 億円 +53.2% +4.4% 1,151 円232 億円
やや悲観 22% 975 円197 億円 512 円103 億円 −20.8% −2.3% 327 円66 億円
悲観 10% 842 円170 億円 324 円65 億円 −37.9% −4.7% 117 円24 億円
加重平均100% 2,091 円422 億円673 円136 億円 +47.2% +3.9% 2,765 円558 億円

今の株価時価総額 1,878 円379 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 8% 首位ブランドが利益に変わる 利益 58 億円 · PER 14.7 倍 · 株価時価総額 4,413 円891 億円

ケアリーヴの首位が利益率に結びつき、ロイヒは海外で定着する。メディカルの営業利益率は1割を超える。ヘルスケアの高粗利製品が戻り、病院向けの医療用テープも堅調で、海外は今の2倍を超える規模になる。

テープ事業では、価格改定が定着し、生産の再編による効率化が進む。通販向けの梱包用やマスキングなどの工業品が伸び、営業利益率は6%台に乗る。

経営は、手元の現金を自社株買いと成長分野への投資に使い始める。会社が掲げたROE8%以上は10年のうちに実現し、後半は9%に近づく。大鵬薬品工業との関係も、販売や開発の協力に広がる。営業利益は75億円ほどになるが、全社の営業利益率は9%で、過去の山の10%近くを超えない。還元は純利益の5割、優待も続く。

  • メディカル(ケアリーヴ・ロイヒ・医療用テープ):数量 1,684(出荷量(百万枚。絆創膏・貼付剤・医療用テープを 1 枚に直した概算))× 価格 28(1 枚あたりの平均単価(円))→ 売上 465 億円・営業利益 51 億円。首位ブランドが利益に変わる
  • テープ(セロテープ・工業用・包装用):数量 105(出荷量(百万巻。各種テープを 1 巻に直した概算))× 価格 347(1 巻あたりの平均単価(円))→ 売上 365 億円・営業利益 24 億円。価格改定が定着し、通販・工業品が伸びる

倍率:事業の純利益 56 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.1% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.7 倍 + 余った現金(戻り方込み)60 億円。全体の PER 14.73 倍、時価総額 890 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ケアリーヴの首位が利益率に結びつき、海外が育ち、現金の使い道も示される、という好条件が重なる姿。重なる条件が多いので確率は抑えた。

やや楽観 20% 値上げが通り、利益率が戻る 利益 41 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 2,821 円569 億円

ケアリーヴは首位を保ち、ロイヒの海外は少しずつ広がる。メディカルの営業利益率は8%台に戻る。原料の上昇は価格改定で吸収され、ヘルスケアの収益性も持ち直す。

テープ事業は、事務用の縮小を通販向けや工業用の伸びが補い、営業利益率は5%台になる。生産の再編による効率化も続く。

経営は、会社の目標ほどではないが、資本効率を意識した運営を続ける。配当性向は5割前後で、自社株買いは小規模にとどまる。全社の営業利益率は7%で、営業利益は50億円ほどだ。純現金は引き続き厚く、大きな買収や自社株買いは行われない。

  • メディカル(ケアリーヴ・ロイヒ・医療用テープ):数量 1,496(出荷量(百万枚。絆創膏・貼付剤・医療用テープを 1 枚に直した概算))× 価格 27(1 枚あたりの平均単価(円))→ 売上 401 億円・営業利益 34 億円。値上げが通り利益率が戻る
  • テープ(セロテープ・工業用・包装用):数量 100(出荷量(百万巻。各種テープを 1 巻に直した概算))× 価格 342(1 巻あたりの平均単価(円))→ 売上 342 億円・営業利益 18 億円。通販・工業品が事務用の縮小を補う

倍率:事業の純利益 39 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.5% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)60 億円。全体の PER 12.9 倍、時価総額 569 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ブランドの強さを保ち、値上げが通って利益率が戻るが、海外の貢献は限られ、現金も大きくは動かない姿。慎重な見方より少し弱い確率にした。

中立 40% 物価並みに伸び、利益率は5%台へ 利益 31 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 2,188 円442 億円

売上は物価の分だけ伸びる。メディカルは高齢化と海外の拡大で数量が1割ほど増え、テープは事務用の縮小と通販の伸びがほぼ相殺する。値段は物価並みに上がる。ただ、メディカルは病院向けの値上げが通りにくいため、物価をわずかに下回る。

営業利益率は今の4.5%から5.6%ほどへ戻る。テープの価格改定と生産再編の効果が積み上がり、メディカルは高粗利製品の落ち込みから持ち直す。会社の計画(2028年3月期に6%台)より低く置いたのは、過去12年の山(9.6%)の手前に収まる範囲で、実績のある改善だけを織り込んだからだ。営業利益は39億円、純利益は30億円ほどになる。

配当性向は直近の49%から下がり、45%前後に落ち着く。優待も続く。自己資本は580億円ほどまで積み上がり、ROEは5%台にとどまる。現金は大きく動かない。

  • メディカル(ケアリーヴ・ロイヒ・医療用テープ):数量 1,372(出荷量(百万枚。絆創膏・貼付剤・医療用テープを 1 枚に直した概算))× 価格 26(1 枚あたりの平均単価(円))→ 売上 357 億円・営業利益 25 億円。高齢化と海外で数量が1割増
  • テープ(セロテープ・工業用・包装用):数量 98.0(出荷量(百万巻。各種テープを 1 巻に直した概算))× 価格 342(1 巻あたりの平均単価(円))→ 売上 335 億円・営業利益 14 億円。事務用の縮小を通販が補う

倍率:事業の純利益 30 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.9% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)60 億円。全体の PER 12.9 倍、時価総額 442 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:強気と慎重の議論の落としどころ。ブランドは保つが、原料高の転嫁は遅れ、利益率の戻りは緩やかという姿。慎重な見方が強いので、楽観側には寄せなかった。

やや悲観 22% 原料高を転嫁し切れない 利益 20 億円 · PER 7.8 倍 · 株価時価総額 975 円197 億円

原料の上昇が長引き、価格改定の通りが遅れる。ケアリーヴは首位を保つが、量販店や通販の値引き圧力を受け、高めの値段を維持しにくくなる。メディカルの営業利益率は5%に低下する。

テープ事業は、事務用の縮小が進み、数量が1割近く減る。通販向けの梱包用は競争が強く、営業利益率は3%にとどまる。生産の再編を続けても、固定費の重さは軽くならない。

全社の営業利益率は4%、純利益は20億円ほどにとどまる。経営は配当を維持しようとするが、優待を縮小し、還元の水準は下がる。自己資本はふくらみ、ROEは4%を割る。現金は谷で食い、事業に使う分が増える。

  • メディカル(ケアリーヴ・ロイヒ・医療用テープ):数量 1,247(出荷量(百万枚。絆創膏・貼付剤・医療用テープを 1 枚に直した概算))× 価格 26(1 枚あたりの平均単価(円))→ 売上 319 億円・営業利益 16 億円。高めの値段を維持しにくい
  • テープ(セロテープ・工業用・包装用):数量 92.0(出荷量(百万巻。各種テープを 1 巻に直した概算))× 価格 332(1 巻あたりの平均単価(円))→ 売上 305 億円・営業利益 9 億円。事務用の縮小と競争で数量減

倍率:ROE 約3.6%は k 7.75% 以下なので、ためた利益は額面未満の価値。RONICは約5.8%で、g 4% の正当化PERは約8倍。価値は稼ぐ力の範囲とし、その約9.5割の7.8倍に置いた。余った現金は谷で食う分を引いた60億円を半分だけ足す。

確率:原料高が長引き、転嫁が遅れる。ブランド品でも量販店・通販の値下げ圧力を受け、利益率が4%前後で張りつく。慎重な見方が強いので、確率を厚めに置いた。

悲観 10% ブランドの値引き競争と需要の縮小 利益 6 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 842 円170 億円

ケアリーヴが量販店・通販の値引き競争に巻き込まれ、首位の座も揺らぐ。高めの値段が崩れ、メディカルの営業利益率は2%台に落ちる。ロイヒの海外も、代理店との関係がうまくいかず、育たない。

テープ事業では、事務用のセロテープの縮小が加速し、工業用は海外大手との競争で値引きが続く。数量は4分の1ほど減り、営業利益率はほぼゼロになる。

もはや優良な粘着テープ会社とは言えない。純利益は数億円に細り、配当は維持されるが、優待は縮小する。現金は赤字の事業の補填や、効果の薄い投資に使われる。価値は、稼ぐ力ではなく、現金と売れる資産で測る局面になる。

  • メディカル(ケアリーヴ・ロイヒ・医療用テープ):数量 1,060(出荷量(百万枚。絆創膏・貼付剤・医療用テープを 1 枚に直した概算))× 価格 23(1 枚あたりの平均単価(円))→ 売上 244 億円・営業利益 6 億円。値引き競争で利益率が崩れる
  • テープ(セロテープ・工業用・包装用):数量 75.0(出荷量(百万巻。各種テープを 1 巻に直した概算))× 価格 281(1 巻あたりの平均単価(円))→ 売上 211 億円・営業利益 1 億円。縮小が加速し利益がほぼ消える

倍率:10年の構造的に負ける筋書き。純利益は数億円に細り、稼ぐ力でなく現金と売れる資産で測る。売れる資産の税後の合計から谷で食う分を引いた約170億円を床とし、今の自己資本443億円に0.38倍を掛けた。

確率:ブランドが値引き競争に巻き込まれ、国内の需要が縮み、現金も無駄に使われる、優良さが失われる姿。経営の実行力への疑いと原料高の長期化を考えて、5%よりやや高く置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

メディカル(ケアリーヴ・ロイヒ・医療用テープ)

救急絆創膏のケアリーヴ、鎮痛消炎の貼付剤ロイヒ、病院で使う医療用テープなどを手掛ける。売上の約5割。海外は約1割。

数量出荷量(百万枚。絆創膏・貼付剤・医療用テープを 1 枚に直した概算)価格1 枚あたりの平均単価(円)売上営業利益
今 2026/03 1,247 20 249 14
10 年後 中立 1,372 26 357 25

取り方:メディカルの売上249.4億円を、出荷量(絆創膏・貼付剤・医療用テープを1枚に直した概算で約12.5億枚)× 1枚の平均単価(約20円)に分けた。数量は、対象市場(国内の救急絆創膏・外用貼付剤・医療用テープと海外の一部。今の値段で約5,000億円と推定)× シェア約5%から逆算した推定。事業別の営業利益は開示を確かめられず、14.2億円は推定(ヘルスケアの高粗利製品の減少で前期から低下した方向だけを説明資料の要約から確認)。本社費は事業に配賦済みとし、全社の調整は0。

テープ(セロテープ・工業用・包装用)

セロテープなどの事務・家庭用に加え、電気用・包装用・マスキング用・保護フィルムなど工業用のテープを手掛ける。売上の約5割。海外は約1割。

数量出荷量(百万巻。各種テープを 1 巻に直した概算)価格1 巻あたりの平均単価(円)売上営業利益
今 2026/03 100 255 255 9
10 年後 中立 98.0 342 335 14

取り方:テープの売上255.3億円を、出荷量(各種テープを1巻に直した概算で約1億巻)× 1巻の平均単価(約255円)に分けた。数量は、対象市場(国内の事務用・工業用・包装用の粘着テープ。今の値段で約1兆円と推定)× シェア約2.5%から逆算した推定。営業利益8.5億円は推定(生産再編と価格改定で前期から改善した方向だけを確認)。本社費は事業に配賦済みとし、全社の調整は0。

リスクと懸念

原料高を価格に移せない

粘着剤や基材の原料は石油化学品につながる。会社は、中東情勢を背景にした原材料の上昇を企業努力だけでは吸収しきれないとみる。2027年3月期の第1四半期は、売上が増えても営業利益が減った。値上げが通らない状態が続くと、営業利益率は4%を割り込む。

国内需要の縮小

事務用のセロテープは、書類のデジタル化で緩やかに減る。絆創膏も人口減の影響を受ける。売上の9割が国内なので、人口と事務の電子化という戻らない流れを、そのまま受ける。高齢化で伸びる貼付剤と医療用テープで、どこまで補えるかが分かれ目になる。

稼ぐ力が上がらない

ROEは7期続けて3〜4%台で、中期経営計画の営業利益45億円は大きく未達だった。目標を掲げては外す状態が続くと、会社が掲げるROE8%も絵に描いた餅になる。ブランドの首位が利益に結びつくかを確認できていない。

現金が株主に届かない

純現金は115億円で時価総額の3割にあたる。筆頭株主の大鵬薬品工業が約33%を握り、取引先持株会と銀行も厚い。物言う株主が動きにくく、自社株買いの方針も示されていない。現金が使われないまま積み上がり、資本効率がさらに下がるおそれがある。

大手との競争

絆創膏では、バンドエイドが巻き返しに動く。工業用や包装用では、日東電工や積水化学工業が規模で上回る。ブランドで価格を保ってきたケアリーヴが、量販店や通販の値引き競争に巻き込まれると、メディカルの利益率が崩れる。

海外展開の不確実性

ロイヒつぼ膏とケアリーヴの海外展開は始まったばかりで、売上の貢献はまだ小さい。販売代理店の在庫調整で、国内の売上が一時的に落ちた例もある。海外の売上が育たない場合、成長の説明は国内の値上げだけになる。

今後の分かれ目

原料の上昇が長引き、値上げが通らない
営業利益率は4%を割り込み、やや悲観の筋書きに近づく。ブランド品でも転嫁が遅れる会社だという評価が固まる。
純現金の使い道として、自社株買いや大型投資が示される
余った現金の戻り方が半分から上がり、資本効率が改善に向かう。本質価値の差は縮まる。
ケアリーヴとロイヒの海外売上が、メディカルの2割を超える
メディカルの利益率が1割に近づき、楽観とやや楽観の確率を上げる材料になる。
大鵬薬品工業が持ち株を増やす、または再編を提案する
TOBや完全子会社化の可能性が現実になる。その場合の評価は、買い手の判断で決まる。
営業利益率が6%を超え、複数期続く
ブランドが利益に変わった証拠になる。中立の置き方を見直す。
ケアリーヴが量販店や通販の値引き競争に巻き込まれる
メディカルの高めの値段が崩れ、悲観の筋書きに近づく。

見ておくもの

  • 営業利益率の推移(6%を超えて続くか、4%を割るか)
  • 原材料の値上がりと、価格改定の通り方
  • ケアリーヴの国内シェアと、海外の売上
  • 純現金の使い道、自社株買いの有無、配当性向
  • 大鵬薬品工業の持ち株比率の変化

倍率と資本コストの決め方

倍率は、事業のROEと資本コスト7.75%から式で置いた。ニチバンのROEは資本コストを下回るので、倍率は1÷kより低く、稼ぐ力の範囲に収めた。余った現金は半分だけ足した。今のPERやPBRは参照していない。純現金が厚いので事業に付く倍率は低く見えるが、それはROEが低いためで、今の株価に寄せたわけではない。還元は直近の配当性向49%を踏まえて純利益の45%とし、優待は推定の年2.5億円を足した。賃借は店舗中心ではなく、新リース会計基準の影響は小さいと見て、10年後の数字は賃借料を営業費用に入れた今の形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.2→14.73 倍・やや楽観 PER 11.5→12.9 倍・中立 PER 10.5→12.9 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%に quality +0.25% を足して7.75%。事業が傾いている様子はなく、extra は0。経営の実行力や筆頭株主の影響は k に足さず、筋書きの利益率と確率で表した。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について(ニチバン)
  2. 業績推移(ニチバン)
  3. 配当・株主優待(ニチバン)

分析日 2026-10-19