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前澤ホールディングス 575A

水インフラ更新と保守の継続力に比べ株価は控えめ。統合初年度の一時利益を除けば、長期価値はやや割安

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,137 円817 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-11-02)1,850 円707 億円差 +15.5%
10 年後から見ると やや割安 価値 2,137 円817 億円 · 差 +15.5% · 期待の年率 +9.1%
期待の年率リターン(10 年)+9.1%資本コスト比 +1.8 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

前澤ホールディングスは、上下水道設備、維持補修、住宅用の水回り部材、大口径バルブを束ねた水インフラ企業である。長く持つ株主の見方では、現在の時価総額約720億円に対してやや割安と判断する。理由は、人口が減っても止められない公共水道の更新需要と、長年据え付けた機器の補修から得る利益が、住宅向け製品の弱さを補うからだ。もっとも、強い独占企業ではない。自治体の入札価格や財政、人件費が収益を左右する。

2026年6月、前澤工業と前澤化成工業の株式移転で生まれた持株会社である。2026年8月期首の四半期純利益145億円には、統合時の負ののれん発生益約146億円が含まれる。この金額を毎年稼げる利益とみなしてはならない。旧2社の通年事業利益と新会社の資産負債をつなぎ、通常の稼ぐ力を年間約56億円から考えることが肝心だ。初年度の連結予想は10か月の変則決算であり、通常の12か月と同列に置けない。

10年先には、保守契約の積み重ねと単価改定が支えになり、統合した設計・施工と部材の販売網が一定の成果を生むと見込む。一方、住宅着工の減少、入札競争、人手不足、資金の使い方が上値を抑える。5つの筋書きから計算した本質価値は約817億円と、添付株数で計算した時価総額を1割強上回る。絶対的な安全域とまでは言えないが、巨額の一時益で割安に見せかける必要のない会社である。株数の基準には経営統合に伴う重要な確認事項があり、これも慎重な判断を要する。

バリュー投資の観点から

長く持つ株主にとって、この会社の魅力は売上成長そのものではなく、10年後も水が流れ続けるという確実性にある。飲料水と排水処理は景気が悪くてもやめられず、機器の寿命が来れば交換や修理が必要になる。現場の施工記録、自治体の仕様への知識、設置した弁や設備との互換性は、小さくても実在する堀だ。とりわけメンテナンス部門の利益率の高さは、既存顧客との関係が一定の経済価値を持つことを示している。

ただし株主に残る現金は会計利益と同じではない。前澤化成工業の旧設備の減価償却は直近で約11億円あり、新しい設備の建設費が上がれば、将来の更新投資は過去の取得価額で計上した償却額を超えうる。設計人員、工事保証、季節性の強い運転資金も必要だ。既設機器の償却だけを物価に連動させず、設備を更新した部分から新しい償却負担が生まれる構造を見込む。インフレに合わせた値上げがその投資と賃金の増加を吸収しなければ、利益率は守れない。

純現金と有価証券が多い点は安全域になるが、帳簿価額のすべてが少数株主に返るとは限らない。事業用工場や仕掛工事を売却価値と数えるべきでもない。余剰資金を低採算の買収や拡張工場に振り向ければ、手元資金は価値ではなく機会損失になる。最も好ましい道は、既存設備の保守で得た高い利益率を守り、増分投資の利回りが資本コストを上回る案件だけに資金を使い、残りを株主へ戻すことである。現在の評価にはその改善の余地が残るが、安全域はそれほど厚くない。

何で稼ぐ会社か

事業の柱は、水・環境エンジニアリング、住環境、バルブの3つである。水・環境エンジニアリングは、さらに設備の新設・更新工事と既設設備の保守に分けると経済性がよく見える。旧前澤工業の環境事業は浄水場や下水処理場、産業排水、バイオガスの装置を設計、製作、据え付ける。旧前澤化成工業の水・環境エンジニアリングも大型浄化槽や排水処理設備を担い、統合によって提案できる工事の範囲が広がった。自治体、日本下水道事業団、工場が主な顧客である。工事の収入は現物設備の引き渡しと進捗によって計上され、単なる設計人月の販売ではない。

既設の設備に付随するメンテナンスは、故障修繕、設備更新、長寿命化工事で稼ぐ。旧前澤工業の直近1年の売上約131億円に対し、セグメント利益は約31億円に達した。設置済みの機械の型式、施工記録、自治体との取引実績が再受注の入口となる。保守契約の年単位の更新率は公表されておらず、すべてを自動継続の定額収入と見るのは過大評価だ。それでも新設工事より需要の振れが小さく、グループ利益を支える。

住環境は前澤化成工業を中心に、塩化ビニル製の排水マス、継手、量水器ボックス、雨水マス、排水用吸気弁などを販売する。旧会社の管工機材とプラスチック成形の合計は約231億円で、渡辺パイプなどの建材流通網が主要販路だ。バルブは浄水場や農業用水で水を止めたり流したりする大口径の弁、制水扉、緊急遮断弁が中心で、旧会社の年間売上は約124億円だった。交換周期が長く、1台ずつ仕様と納期を調整する製品も多い。新しい統合体では、この4つの収益特性を別々に判断し、合算して3つの開示セグメントに対応させる。

優良さと弱いところ

最大の強みは、社会に不可欠な機器を作るだけでなく、据付後の修理まで任せてもらえることである。自治体の水処理設備は調達仕様や安全基準が厳しく、製品を替える際も設計と施工の確認が必要になる。前澤工業には特定建設業の許可や水質検査機関の登録があり、入札参加資格と現場実績は参入障壁になる。施設の担当者が過去の施工図面を理解する業者を頼りにすることも、実務上の乗り換え費用である。しかし自治体は競争入札を重視する。価格を自由に決めるほどの堀ではなく、公共工事の採算が薄くなる年もある。

価格転嫁の実績はある。前澤工業は2026年6月受注分から一部バルブの価格を10~15%引き上げ、前澤化成工業も2024年の一部配管・水回り製品で10~30%以上の設計価格改定を公表した。ただし定価を上げたことと、値引き後の実際の販売単価や利益率が同じ幅で上がったことは別である。住環境の主力は競合と代替可能な汎用品も多く、独占的な収益力は主張できない。値上げ分が樹脂、鋳物、物流、現場労務費の増加を吸収できるかが試金石になる。

最新の連結自己資本は約728億円、借入金とリース債務の合計は約21億円と小さく、財務の余裕は厚い。反面、旧前澤化成工業のROEは直近4.4%と低く、蓄えた資産が株主の期待利回りを十分に生んでいない。旧前澤工業の保守事業だけなら高収益でも、グループ全体では資本効率の改善が課題だ。統合で生まれる超過利益は、建物や人員を重複させないこと、保守を抱き合わせることによって初めて実現する。金庫の厚さを、そのまま良い資本配分の証拠にするつもりはない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

需要の最も確かな源泉は、上下水道設備の寿命である。国土交通省によれば国内の下水処理場は約2,200か所あり、機械・電気設備の標準耐用年数15年を過ぎた施設が約2,100か所に達する。下水道管路約50万キロのうち耐用年数50年超の部分は、今後10年で約4万キロから11万キロ規模に増える見込みだ。人口の減少で水使用量は増えにくいが、施設を止めないための修繕・統廃合・耐震化には支出が必要になる。老朽化が需要を生むことと、予算が確実に付くことは別であり、財政の厳しい自治体では更新が先送りされる。

水処理設備・保守の国内市場には、メタウォーター、月島ホールディングス、水ing、クボタなどが並ぶ。工事、保守、薬品、管路工事では市場の範囲が異なり、統一した市場総額や企業別シェアは公表されていない。前澤の設備工事と保守を足した約296億円は、自治体と産業界の更新需要の一部にすぎず、業界全体を支配する規模ではない。今後10年は、官民連携や施設再編の大型案件を元請けで獲得できるかが数量を決める。海外案件は成長余地だが、現時点で同業の大手に匹敵する海外市場での地位は確認できない。

住宅は逆風だ。国土交通省の2025年度新設住宅着工は71万1,171戸で、前年度比12.9%減った。積水化学工業、アロン化成、クボタケミックスなどの配管・水回り製品と競合する。住宅着工が減っても改修や雨水対策に販路を拡大すれば売上を守れるが、その分だけ市場シェアの立証が必要となる。バルブの国内生産額は日本バルブ工業会の2024年度推計で約5,735億円で、旧前澤工業の売上約124億円は総額の約2.2%に相当する。ただし水道向け大口径品と広いバルブ市場では品目が違うため、これは参考比率であって厳密なシェアではない。キッツなどとの差別化は耐震性や大型弁の実績に求められる。

資本政策と M&A

資本配分の出発点は、2026年6月に前澤工業と前澤化成工業が共同株式移転で親会社を作ったことだ。旧2社の上場廃止は統合手続きに伴い、575Aはプライム市場で取引されている。設備の更新と保守の一体提案、バイオガス・産業排水の販路共有、管理機能の統合が狙いである。負ののれん益約146億円は一時的な会計利益であり、投資の利回りは今後の営業利益と費用削減で測る。

旧前澤工業の中期計画には2026年5月期の売上390億円、営業利益49億円、ROE10%以上、配当性向30%という目安があった。旧前澤化成工業の「SHIFT 2026」は売上260億円、営業利益25億円、ROE4.5%、配当性向60%、最低配当の約束を掲げていた。次の段階では売上300億円、営業利益30億円、ROE5%を志向していた。旧会社の目標を新親会社の数値約束に読み替えてはならない。575Aの初年度10か月予想は売上550億円、営業利益66億円、純利益192億円だが、新たな全社の複数年売上、ROE、DOE、総還元性向、自社株買い額については数字の約束がない。

還元は利益の4割台が目安である。新会社は2026年11月に米の株主優待を始め、次年度以降は年2回を予定する。原価非開示のため年間約0.7億円と仮定し、10年の還元に含めた。余剰資金を工場投資や買収に使うなら、保守部門並みに資本コストを超える収益が出るかを厳しく見たい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

老朽化した水道設備は、景気後退で更新をやめても寿命が延びるわけではない。国土交通省が示す下水処理場約2,200か所の大部分で機械・電気設備は標準耐用年数を過ぎている。人口減少によって新規敷設は鈍くても、耐震化と老朽施設の改築、災害対策が必要となる。前澤は設計・製作・据付から維持補修、大口径バルブまで自前で揃え、自治体の案件を複合提案できる。公共入札で安売りするだけの会社から、設置後の運用まで担う会社へ変わる余地がある。

最大の利益源であるメンテナンスは、旧前澤工業で約131億円の売上から約31億円のセグメント利益を生み出した。蓄積された設備の施工実績と熟練者は、新興企業が短期間では得にくい。前澤化成工業の工場や販売網との統合が進めば、細かな配管部材から大規模な浄水設備まで一括で納められる。バイオガスと産業排水の提案も公共土木だけの会社から脱する一歩になる。

2024年以降の製品価格改定は、原材料高を価格へ転嫁する意思と実行力を示した。財務では現金、流動性の高い証券、投資有価証券が厚く、設備更新と還元を両立できる。かつて前澤化成工業に偏っていた余剰資金が、前澤工業の高採算保守の受注能力を拡大するなら、再投資利回りは改善する。株式移転後の統合効果はまだ実績に織り込まれていない。そこを長い期間で評価すれば、現在の時価総額は工場、顧客基盤、流動資産を持つ企業として過度に高くない。

慎重な見方

公共水道の老朽化は必ずしも企業利益の増加を意味しない。自治体の財源と技術職員は縮小し、更新を見送ったり、処理場を統廃合したりする可能性がある。包括的な民間委託が増えれば、元請けの大手とその下請けという階層が強まり、前澤は単価を上げられず工事負担だけ増えるかもしれない。メタウォーターや水ing、月島ホールディングス、クボタには規模と技術、人員の優位があり、同社が継続して案件を勝ち取れる保証はない。

新設住宅着工は2025年度に71万戸ほどまで縮んだ。前澤化成工業の管工機材は家の水回りに欠かせないが、住宅が建たなければ数量が減る。配管やマスは同業品との代替が利くため、製品の定価改定を公表できても粗利益を守れない場合がある。鋳物、樹脂、職人の賃金、現場までの運搬費はインフレで膨らむ。材料高の値上げを1年遅れでしか請求できなければ、公共工事の薄い利益が消える。

新親会社の初四半期は水・環境エンジニアリングとバルブが赤字だった。公共工事には検収の季節性があるが、年間を通じて収益の実現を証明する責任は経営側にある。純利益145億円はほぼ全部が負ののれん益で、これを基準とする高収益評価は危険だ。株式移転に伴いグループ会社同士の持ち合いと大量の連結自己株式も残り、単純な株数や配当額の比較には落とし穴がある。資産を多く抱えながらROEが低いという旧前澤化成工業の問題が解けなければ、10年後も帳簿上の純資産ほど市場価値を生まない。

どちらに重みを置いたか

事業が存続する確かさでは強気の見方が優勢だが、株主資本の利回りと統合効果の立証では慎重な見方が残る。保守の現場力と流動資産は評価できる一方、住環境の縮小と自治体の入札競争は避けられない。確率は上側31%、下側36%と少し慎重側に寄せた。市場全体が縮むと見ているのではなく、今後の成長を確実に株主利益へ変えられるかに不確かさがあるためだ。5つの筋書きを割り引くと時価総額を1割強上回るやや割安の評価となるが、十分に大きな安全域ではない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 3,124 円1,195 億円(+ 還元の換算額還元の合計 830 円318 億円)。 今の値に割り戻すと 2,137 円817 億円、今との差 +15.5%、 期待の年率 +9.1%(資本コスト 7.2%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 11% 6,455 円2,468 億円 1,281 円490 億円 +318.2% +17.6% 851 円325 億円
やや楽観 20% 4,578 円1,751 億円 1,098 円420 億円 +206.8% +13.7% 1,135 円434 億円
中立 33% 3,242 円1,240 億円 876 円335 億円 +122.6% +9.6% 1,359 円520 億円
やや悲観 26% 1,370 円524 億円 615 円235 億円 +7.3% +0.8% 516 円197 億円
悲観 10% 723 円277 億円 209 円80 億円 −49.6% −7.3% 93 円36 億円
加重平均100% 3,124 円1,195 億円830 円318 億円 +113.8% +9.1% 3,954 円1,512 億円

今の株価時価総額 1,850 円707 億円(2026-11-02)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 11% 水の更新需要を広く獲得し、統合の真価が表れる 利益 147 億円 · PER 16.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 6,455 円2,468 億円

10年間で上下水道の老朽化対策が自治体の最優先事業となり、更新・耐震化・施設の広域再編が加速する。前澤は地場企業との協業を増やし、浄水設備の工事とその後の保守を一体で受注する。メタウォーターや水ingなど大手とも競争するが、大口径弁から施工、細部の部材まで製品をそろえられる強みが評価される。工事案件相当は80件から112件、保守は800件から1,200件へ増える。

旧前澤化成の住環境部材は新築だけでなく改修・防災用の高機能マスへ販路を広げる。建築着工が縮む地域でも1件当たりの取扱品数が増え、実質の販売量を押し上げる。2024年や2026年の製品価格改定が顧客の理解を得て、原材料と人件費の上昇を上回る価格転嫁が定着する。バルブは上水・農業用の耐震化需要を取り込み、生産量を増やす。

旧2社の設備投資、物流、共通管理部門を統合することで損益が改善する。小規模な地域保守業者の買収は高値掴みを避け、税引き後の増分投資利回りが資本コストを超える。手元資金を留保しすぎず、配当と自社株買いで既存株主に還元する。10年後は製造だけでなく維持補修で稼ぐ総合水インフラ企業となる。

  • 水・環境エンジニアリング:設備工事:数量 112(大型設備工事の年間完成工事換算件数(件、推計))× 価格 3.13(年間完成工事1件相当の平均売上(億円、名目))→ 売上 350 億円・営業利益 42 億円。自治体・産業工場の複合工事を112件相当、価格は1.52倍。利益率12%。
  • 既設水処理施設の保守・補修:数量 1,200(維持補修工事・定期修繕の年間小中案件換算件数(件、推計))× 価格 0.24(1契約相当の年間工事・保守売上(億円、名目))→ 売上 285 億円・営業利益 77 億円。保守1200件相当、価格は1.45倍、利益率27%。
  • 住環境:配管部材・樹脂成形品:数量 780,000(国内新設住宅着工戸数(戸/年度、全市場の実際の統計))× 価格 0.00(新設1戸当たりに換算した同社住環境の売上寄与(億円/戸、名目))→ 売上 375 億円・営業利益 50 億円。住宅着工・改修への売上換算数量78万戸、単価1.48倍、利益率13.2%。
  • 上下水道・農業用のバルブ、制水扉:数量 65,000(大口径品を主軸にした出荷台数相当(台/年、推計))× 価格 0.00(1台相当の平均納入売上(億円/台、名目))→ 売上 238 億円・営業利益 39 億円。バルブ出荷6.5万台相当、単価1.48倍、利益率16.5%。

倍率:資本コスト7.25%、長期名目成長率3%、堀の残存率1/2。余剰現金100億円とその税後運用益1.4億円を事業純利益・事業自己資本から外し、事業ROE12.70%、RONIC9.98%で計算。正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=16.454倍の上限を採用し、事業純利益に掛けて余剰現金100億円×株主への戻り方75%を加える。現在のPERを根拠としない。

確率:官民連携、地域工事会社との協業、住宅材料の改修シフトがすべて成功する筋書き。更新市場が大きくても連続して競合に勝つ確率は限定的。

やや楽観 20% 保守の積み増しと価格転嫁が定着 利益 109 億円 · PER 15.6 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 4,578 円1,751 億円

上下水道の老朽化を受け、自治体の改築予算が緩やかに増える。前澤は日本下水道事業団や地元の事業体から安定して改修案件を受注し、工事部門の規模が広がる。大手との競争は続くが、地域ごとの案件を選び、赤字工事を避ける積算の規律が保たれる。部門間の提案を一体化して、完成した施設の維持補修まで契約を獲得する。

既存水処理設備の補修では顧客の設備情報が蓄積し、稼働中の施設を止めずに工事する技能が受注につながる。保守は年間1,050件相当まで増え、原材料費と人件費の値上がりも受注単価へ反映できる。住環境は新築住宅の減少に直面するものの、付加価値製品や改修需要で主力市場の落ち込みを補う。価格改定を通せない低価格製品の比率を抑えることが利益率の改善に結び付く。

統合した工場や管理機能には一定の合理化が進むが、大型の買収に頼らず既存設備と保守の増強を優先する。旧2社の内部留保を過大な設備投資に使わず、約半分の利益を配当などで返す。事業の堀は広がるが独占には至らない、健全な中堅企業としての10年になる。

  • 水・環境エンジニアリング:設備工事:数量 98.0(大型設備工事の年間完成工事換算件数(件、推計))× 価格 2.90(年間完成工事1件相当の平均売上(億円、名目))→ 売上 284 億円・営業利益 28 億円。設備工事98件相当と単価1.41倍、採算改善で利益率10%。
  • 既設水処理施設の保守・補修:数量 1,050(維持補修工事・定期修繕の年間小中案件換算件数(件、推計))× 価格 0.23(1契約相当の年間工事・保守売上(億円、名目))→ 売上 241 億円・営業利益 61 億円。既設設備の保守1050件相当、価格1.40倍、利益率25.2%。
  • 住環境:配管部材・樹脂成形品:数量 705,000(国内新設住宅着工戸数(戸/年度、全市場の実際の統計))× 価格 0.00(新設1戸当たりに換算した同社住環境の売上寄与(億円/戸、名目))→ 売上 319 億円・営業利益 35 億円。新築・改修に対する売上換算数量70.5万戸、価格1.39倍、利益率11.1%。
  • 上下水道・農業用のバルブ、制水扉:数量 58,000(大口径品を主軸にした出荷台数相当(台/年、推計))× 価格 0.00(1台相当の平均納入売上(億円/台、名目))→ 売上 201 億円・営業利益 30 億円。バルブ5.8万台相当、価格1.40倍、利益率15%。

倍率:資本コスト7.25%、長期名目成長率3%、堀の残存率1/2。余剰現金100億円とその税後運用益1.4億円を事業純利益・事業自己資本から外し、事業ROE10.54%、RONIC8.89%で計算。正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=15.592倍の上限を採用し、事業純利益に掛けて余剰現金100億円×株主への戻り方75%を加える。現在のPERを根拠としない。

確率:老朽化更新の確実性は高いが、入札で十分な採算を確保しながら数量を増やすことには競争障壁がある。

中立 33% 水道更新は伸び、住宅は縮む 利益 82 億円 · PER 14.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 3,242 円1,240 億円

国内の新設住宅は人口減少と住宅価格の上昇で緩やかに縮み、全国の新設戸数は62万戸程度になる。前澤化成工業の配管部材は、更新や雨水対策に販路を広げるが、新築の落ち込みを実質数量で完全には埋められない。一方、水道の更新工事は採算を確保できる案件を選びながら小幅に件数を増やす。自治体予算は景気と財政に左右されるため、設備工事の数量は高成長を続けない。

メンテナンスでは老朽機器の交換と長寿命化の需要が増え、工事件数換算が800件から960件へ伸びる。点検記録や施工実績は再受注に役立つが、新規参入を完全に防ぐわけではない。メタウォーターや月島ホールディングスとの公共入札競争を前提に、保守の利益率は直近の高水準からわずかに低下する。バルブは大口径弁の更新需要で数量を少し増やす。

全社で名目の販売単価は物価と同程度に上がり、売上は約900億円まで成長する。しかし賃金、物流、樹脂や鋳物の調達費も上がるため、収益率が物価だけで勝手に改善することはない。建物や機械の既存償却は取得原価のまま残り、更新設備に新しい償却が加わる。統合効果は緩やかで、配当や自社株買いに利益のおおむね半分を回す、手堅い10年と見る。

  • 水・環境エンジニアリング:設備工事:数量 88.0(大型設備工事の年間完成工事換算件数(件、推計))× 価格 2.76(年間完成工事1件相当の平均売上(億円、名目))→ 売上 243 億円・営業利益 19 億円。設備工事88件相当、価格は物価に沿い1.34倍、利益率8%。
  • 既設水処理施設の保守・補修:数量 960(維持補修工事・定期修繕の年間小中案件換算件数(件、推計))× 価格 0.22(1契約相当の年間工事・保守売上(億円、名目))→ 売上 211 億円・営業利益 49 億円。保守960件相当、価格1.34倍、利益率23%。
  • 住環境:配管部材・樹脂成形品:数量 620,000(国内新設住宅着工戸数(戸/年度、全市場の実際の統計))× 価格 0.00(新設1戸当たりに換算した同社住環境の売上寄与(億円/戸、名目))→ 売上 270 億円・営業利益 27 億円。新築需要を62万戸、単価1.34倍。改修の貢献は単価換算に含む。利益率10%。
  • 上下水道・農業用のバルブ、制水扉:数量 53,000(大口径品を主軸にした出荷台数相当(台/年、推計))× 価格 0.00(1台相当の平均納入売上(億円/台、名目))→ 売上 176 億円・営業利益 22 億円。バルブ5.3万台相当、価格1.34倍、利益率12.7%。

倍率:資本コスト7.25%、長期名目成長率3%、堀の残存率1/2。余剰現金100億円とその税後運用益1.4億円を事業純利益・事業自己資本から外し、事業ROE8.26%、RONIC7.76%で計算。正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=14.429倍の上限を採用し、事業純利益に掛けて余剰現金100億円×株主への戻り方75%を加える。現在のPERを根拠としない。

確率:公共維持管理の底堅さと住宅着工の漸減をともに織り込む。経営統合による小幅の利益率改善は見込むが、大型買収の成功や急激なシェア上昇は前提にしない。

やや悲観 26% 入札の利益率が悪化し、住宅減少が重荷 利益 41 億円 · PER 11.6 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 1,370 円524 億円

人口減少と自治体財政の逼迫が重なり、施設更新の実施時期が先延ばしされる。水処理設備の公共入札にはメタウォーターなど大手が広域案件で強く、前澤は元請けで取れない工事が増える。請負量を守ろうとした結果、売上総利益が材料費と人員確保費用に圧迫される。案件数相当は現状より減り、工事の営業利益率は薄くなる。

保守は止められない作業だけが残るため年間850件相当を確保するが、包括契約の競争で単価を十分に上げられない。若手技術者の採用、設備の遠隔監視、修繕作業者の外注で固定費が膨らむ。住環境では新設住宅の落ち込みが続き、改修や新商品でも数量の穴を埋められない。樹脂や鋳物の値上がりを店頭まで転嫁しきれず、バルブ製造の稼働率も下がる。

旧2社の経営統合で当初期待した共通費の削減は進まず、部門別の意思決定に時間がかかる。無理な買収は避けて現金を残すものの、ROEは資本コストに届かない。配当・優待は縮小し、企業価値は一時益ではなく残った稼ぐ力と売却可能な資産で支えられる。

  • 水・環境エンジニアリング:設備工事:数量 68.0(大型設備工事の年間完成工事換算件数(件、推計))× 価格 2.65(年間完成工事1件相当の平均売上(億円、名目))→ 売上 181 億円・営業利益 5 億円。受注工事68件相当、価格1.29倍でも利益率2.5%へ低下。
  • 既設水処理施設の保守・補修:数量 850(維持補修工事・定期修繕の年間小中案件換算件数(件、推計))× 価格 0.21(1契約相当の年間工事・保守売上(億円、名目))→ 売上 177 億円・営業利益 28 億円。保守850件相当、単価1.27倍にとどまり利益率16%。
  • 住環境:配管部材・樹脂成形品:数量 550,000(国内新設住宅着工戸数(戸/年度、全市場の実際の統計))× 価格 0.00(新設1戸当たりに換算した同社住環境の売上寄与(億円/戸、名目))→ 売上 220 億円・営業利益 16 億円。新築需要55万戸、単価上昇1.23倍。汎用品価格競争で利益率7.5%。
  • 上下水道・農業用のバルブ、制水扉:数量 44,000(大口径品を主軸にした出荷台数相当(台/年、推計))× 価格 0.00(1台相当の平均納入売上(億円/台、名目))→ 売上 135 億円・営業利益 11 億円。バルブ4.4万台相当、単価1.24倍、利益率8%。

倍率:競争によってROEが資本コストを下回るので、稼ぐ力の上限である純利益÷7.25%を超えず、維持補修の値決め力も弱くなるためPER11.6倍とする。やや悲観では余剰現金100億円の75%のみ残り、その税後運用益1.05億円を控除し、56.25億円(75億円×株主還元見込75%)を加算。市場の過去倍率は使わない。

確率:公共工事の予算制約と新築市場の縮小は個別企業には回避し難い。保守は残るので構造悪化しても全面的な赤字転落までは中心にはしない。

悲観 10% 公共入札の競争と住宅縮小で優良さを失う 利益 12 億円 · PBR 0.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 723 円277 億円

水インフラへの支出そのものは消えないが、公共設備の包括運営を大手が主導し、前澤は案件を失って下請け化する。施工人員と原材料のコストが上がるのに入札単価が追い付かず、環境設備工事は営業赤字となる。施工に伴う保証損失や仕掛工事の評価損も発生する。かつて高収益だった保守の契約は、施設の統廃合と大手の一括調達によって年間680件相当まで減る。

新設住宅は全国43万戸程度まで細り、汎用品の配管マスと樹脂製品の数量が落ちる。前澤化成工業は値上げを続けても顧客が競合の安い製品へ移るため、名目単価も物価に追い付かない。バルブは海外メーカーと国内大手に仕様面で追われ、出荷数量は3.6万台相当に下がる。稼働率の低下で工場の固定費が重くのしかかる。

経営陣は赤字拠点の閉鎖や不採算工場の減損を迫られ、10年間で約230億円の特別損失・投資評価損が自己資本を削ると想定する。これは営業利益とは別の損失で、毎年の通常純利益には繰り返し含めない。既存株主への還元も大幅に縮める。工場の帳簿価格や負ののれん益を床とはせず、現預金と流動証券、売れる投資有価証券から契約負債や借入金を差し引いた回収可能額に近い評価で終わる。

  • 水・環境エンジニアリング:設備工事:数量 48.0(大型設備工事の年間完成工事換算件数(件、推計))× 価格 2.43(年間完成工事1件相当の平均売上(億円、名目))→ 売上 117 億円・営業利益 −2 億円。設備工事48件相当、単価1.18倍、利益率−2%。
  • 既設水処理施設の保守・補修:数量 680(維持補修工事・定期修繕の年間小中案件換算件数(件、推計))× 価格 0.19(1契約相当の年間工事・保守売上(億円、名目))→ 売上 132 億円・営業利益 15 億円。保守680件相当、単価1.18倍、利益率11.5%。
  • 住環境:配管部材・樹脂成形品:数量 430,000(国内新設住宅着工戸数(戸/年度、全市場の実際の統計))× 価格 0.00(新設1戸当たりに換算した同社住環境の売上寄与(億円/戸、名目))→ 売上 154 億円・営業利益 4 億円。住宅43万戸、単価1.10倍、営業利益率2.8%。
  • 上下水道・農業用のバルブ、制水扉:数量 36,000(大口径品を主軸にした出荷台数相当(台/年、推計))× 価格 0.00(1台相当の平均納入売上(億円/台、名目))→ 売上 101 億円・営業利益 3 億円。バルブ3.6万台相当、単価1.13倍、利益率3%。

倍率:設備の収益力が損なわれ、通常純利益約12億円÷資本コスト7.25%では約167億円しか正当化しないため、現時点で売却回収し得る流動資産・証券の床270億円を優先する。悲観のPBR0.38は2026年8月末の自己資本727.74億円に掛けるもので、10年後自己資本750億円に掛けていない。約230億円の減損・投資損失を織り込む。

確率:上・下水道設備の存続は確かでも、グループが大手や地域企業との競争でシェアを落とす事態はありうる。工事の採算悪化、住宅販売減、統合後の資産減損が同時に起きる厳しい筋書き。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

水・環境エンジニアリング:設備工事

上下水道、産業排水、浄化槽、バイオガスの設計・製作・据付。旧前澤工業の環境部門と旧前澤化成の水環境設備。

数量大型設備工事の年間完成工事換算件数(件、推計)価格年間完成工事1件相当の平均売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/05 80.0 2.06 165 10
10 年後 中立 88.0 2.76 243 19

取り方:旧前澤工業2026年5月期の環境事業売上144.29億円・利益7.30億円と旧前澤化成2026年3月期の水・環境エンジニアリング売上20.34億円・利益2.99億円を組み替えた。年間工事件数の開示はない。NJSS入札履歴の前澤工業の累計落札634件・平均2.033億円(https://www2.njss.info/competitors/view/c3kqs5p72avemdnauai0)を工事規模の傍証とし、当年売上164.63億円を約80件、件当たり2.058億円相当とみなす。634件は累計であって年間件数ではなく、売上には民間施設や工程進捗が入るため数量は明示的に推計。

既設水処理施設の保守・補修

上下水道・農業用水施設の点検、修繕、更新、延命工事。現場での施工・部品交換が本体である。

数量維持補修工事・定期修繕の年間小中案件換算件数(件、推計)価格1契約相当の年間工事・保守売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/05 800 0.16 131 31
10 年後 中立 960 0.22 211 49

取り方:旧前澤工業2026年5月期メンテナンス部門売上131.15億円、セグメント利益31.36億円を使用(https://www.maezawa.co.jp/ja/ir/finance/segment.html)。全国の下水処理場約2,200か所、設備の多くが耐用年数超(https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/crd_sewerage_tk_000135.html)という実物母集団を参照。企業の年間作業件数・契約単価は非開示なので、補修大小案件800件換算、約1,639万円/件という明示的な仮定で再現する。これは稼働拠点800か所を意味せず、同一施設で複数工事がありうる。

住環境:配管部材・樹脂成形品

排水マス、継手、雨水マス、量水器ボックス、関連プラスチック成形品。主な需要指標は住宅着工と改修。

数量国内新設住宅着工戸数(戸/年度、全市場の実際の統計)価格新設1戸当たりに換算した同社住環境の売上寄与(億円/戸、名目)売上営業利益
今 2026/03 711,171 0.00 231 20
10 年後 中立 620,000 0.00 270 27

取り方:旧前澤化成2026年3月期の管工機材222.03億円・利益20.19億円と各種プラスチック成形9.13億円・利益0.18億円を合算。市場数量は国交省2025年度住宅着工711,171戸(https://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_001367.html)。231.16億円÷711,171戸=約3.25万円/戸。これは新築1戸へ実売した単価ではなく、新築市場を代表指数として製品供給全体(改修・非住宅・成形品含む)を表現した売上換算単価。改修比率や製品出荷個数は開示されず、数量への感応度は試算である。

上下水道・農業用のバルブ、制水扉

大口径バタフライ弁、仕切弁、緊急遮断弁など。公共設備での納入と更新が中心。

数量大口径品を主軸にした出荷台数相当(台/年、推計)価格1台相当の平均納入売上(億円/台、名目)売上営業利益
今 2026/05 50,000 0.00 124 15
10 年後 中立 53,000 0.00 176 22

取り方:旧前澤工業2026年5月期のバルブ事業売上123.75億円、セグメント利益14.69億円。品種別出荷台数は非開示。大口径弁・小口径品・制水扉の組み合わせを年間5万台相当、平均24.75万円/台とした仮の代表製品換算である。国内バルブ全種類の生産額約5,735億円(日本バルブ工業会、2024年度)に対して売上規模比約2.2%だが市場区分は違い精密なシェアではない(https://j-valve.or.jp/stats/report/)。旧社は2026年に一部弁の価格を10~15%改定(https://www.maezawa.co.jp/ja/news/news20260518/main/00/link/osirase.pdf)。

リスクと懸念

公共予算・入札競争と大型案件の損益

上下水道設備の老朽化は客観的に進むが、地方自治体が更新予算を確保できなければ発注は先送りされる。メタウォーター、月島ホールディングス、水ingなどとの入札では、工事の数量を確保しようとして価格を下げると利益が薄くなる。受注残の増加とともに不採算工事や保証引当金が増えないかを毎期確かめる必要がある。

住宅着工減少と樹脂製品の競争

住環境の販売は、新築戸建てや集合住宅の工事量に影響される。国内新設住宅着工はすでに年間約71万戸で、人口減少、住宅価格上昇、金利上昇によって数量の減少が続きうる。積水化学工業やアロン化成などが類似品を売る中では、値上げを実施しても販売数量と利益率が同時に下がる可能性がある。

人材不足と請負工事の原価

機械設備の施工・保守には資格と現場技能が必要で、熟練者が退職して若手を確保できないと年間で請けられる案件数に上限が生じる。人件費上昇や下請業者の不足は、工事進捗の遅れや外注費の増加にもつながる。既受注案件の金額が固定されていると、後から増えた労務費を回収できず採算が悪化する。

統合効果と資本配分の未検証

2026年6月の共同持株会社化は販路の補完と管理コスト削減を狙うが、分野の異なる企業を束ねても購買や施工が自動的に効率化するわけではない。余裕資金を収益率の低い買収や工場拡張へ使うとROEは低下する。統合後の全社中期計画では数値の約束がまだ確認できず、今後の増分ROICを実際の工事利益とキャッシュフローで確かめる必要がある。

一過性の負ののれん益と株数の基準

2026年8月四半期の純利益約145億円には、経営統合時の負ののれん発生益145.84億円が入っている。これを永久に稼ぐ力と見なすと価値が大きく歪む。さらに短信上の発行済株数と連結自己株式数から計算する株数は添付の評価基準株数と一致せず、相互保有の扱いによって時価総額と一株当たり価値の比較が約2割動きうる。

AIエージェント代替と現場の技術革新

設計積算、報告書の作成、設備図面管理などの事務作業はAIエージェントに代替されやすく、これまでと同じ工数を対価に請求できる保証はない。ただし同社の主力は実物の水処理設備、施工、修理、バルブ製造であり、人月受託SI・席課金SaaS・情報販売とは異なる。現場の保守をAIで完全に置き換える想定はせず、事務の効率化が競争価格へ転嫁されるリスクを中心に見る。

投資有価証券と更新投資の現金化

2026年8月末の投資有価証券は約126億円あり、相場変動で含み益が削られる恐れがある。自己資本に含まれる評価差額を、利益による現金流入と二重に数えてはならない。また新しい設備の建設費は物価で上がるが既存設備の減価償却は過去の取得価額のままのため、会計利益ほど自由現金が増えない可能性がある。

今後の分かれ目

水・環境エンジニアリングの受注残が2年以上増え、同時に採算が改善したら
官民連携や地域工事の受注で実質数量とシェアを獲得している証拠となる。工事の件数相当と営業利益率を引き上げ、やや楽観に近づける。
メンテナンスの売上高が継続して伸び、部門利益率が2割超を維持したら
設置済み機器と現場技能の堀が残っていると判断する。10年の保守数量と持続的な利益の比率を高め、長期価値を増やす。
国内新設住宅着工が60万戸を割り、管工機材の実質販売数量も同時に減ったら
改修市場と高機能製品への移行が数量減を埋められない証拠となる。住環境の販売数量と利益率を下げ、やや悲観側へ重みを移す。
公表された製品価格改定後もバルブや住環境の粗利益率が改善しなければ
定価改定が実売価格または原材料費を上回る転嫁につながっていないと判断する。単価の長期見通しと利益率を引き下げる。
統合後の経営陣がROEと投下資本利益率、自社株買い・配当の数値方針を定めたら
目標自体でなく実行と現金の戻り方を評価する。ROICが資本コストを継続して上回り、余剰現金を還元する実績が確認できれば戻り方を75%から引き上げる。
公共工事の不採算損失と工場減損が続き、保守の利益率も低下したら
単なる工事検収の季節性ではなく優位性の構造的な喪失と考える。悲観の確率を上げ、資産の回収可能額と配当の継続性を優先して見直す。
最新の連結自己株式数と評価用の流通株数の差が整理され、基準株数が訂正されたら
会社全体の事業価値は変えず、発行済株式の取り分と時価総額の比較だけを修正する。現在の約720億円という評価基準が変わり得るため、割安の判定も再計算する。

見ておくもの

  • 水・環境エンジニアリングの受注高、受注残高、工事利益率と不採算案件の引当
  • メンテナンス部門の受注・保守売上と営業利益率が2割前後を維持するか
  • 国土交通省の下水道老朽化・公共投資と新設住宅着工戸数
  • 住環境の管工機材出荷量、高付加価値製品比率、実勢価格と原材料価格
  • バルブの大口径製品受注、高耐震仕様採用、価格改定後の採算
  • 新親会社の3セグメント別四半期開示と通常の通年純利益、運転資金回収
  • 余剰現金、流動証券、投資有価証券、配当と自社株買いの累計
  • 新中期経営計画のROE・ROIC・株主還元の数値目標、実行実績
  • 発行済株数38,252,768株、連結自己株6,312,103株と添付基準株数38,239,916株の差

倍率と資本コストの決め方

収益力は旧2社のFY2026実績を事業別に組み替えた平常利益年間55.73億円から考え、新親会社の第1四半期に計上された負ののれん益145.84億円を10年間の利益に繰り返し入れていない。設備工事は年80件相当、保守800件相当、住環境は全国住宅着工71万1,171戸に対する売上寄与、バルブは5万台相当という物理・契約単位を使い、物価3%の10年分は原則として単価にだけ含めた。数量や市場シェアは非開示のものが多く、各howに推定の限界を書いた。

通常の売上約651億円と営業利益約78億円を起点とし、2036年中立では売上約899億円、営業利益112億円、純利益82億円と見込む。自己資本は727.74億円に10年間の推定純利益合計約684億円を加え、配当・自己株買い・優待約335億円を引いた約1,077億円で、ROE約7.6%となる。新しい設備の償却は更新時から増え、2036年には既存の古い設備から約8億円、新設備から約12億円、年約20億円の償却を想定し、更新設備の現金支出は年25億円前後と見込む。これらは未公表の分析上の前提である。

倍率は今のPERや同業のPERを根拠にせず、k7.25%、g3%とROEから得るRONICに基づいて計算した。悲観は現在の自己資本727.74億円をPBR0.38倍で評価した276.54億円で、純現金と換金可能有価証券から求めた床270億円を上回る。既存の現預金と証券は二重に価値へ足さず、余剰現金100億円の株主への戻り方だけ75%とした。単純な割引計算の現在価値は約817億円、添付の市場時価総額約720億円との差は約13.5%である。

重要な未解決点は株数である。添付に指定されたbasisは38,239,916株だが、2026年8月末短信には発行済38,252,768株、連結自己株6,312,103株とあり、差引31,940,665株となる。旧子会社などによる親会社株保有を連結自己株式として処理するため、現在価値と市場価値の1株換算の比較には約2割の差が生じる。ここでは依頼が正本と指定した添付basisを厳守し、差は隠さず明記した。日本基準の新リース会計適用による貸借対照表の表現変更も、営業家賃を二重に価値へ反映せず比較する。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。国債3%と株式リスクプレミアム4.5%に、循環0、価格交渉力+0.5%、資金余力−0.25%、水設備の長寿命−0.5%を適用する。統合の失敗確率は割引率へ重ねず筋書きで扱う。

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水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +67.8% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +63.5% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +63.0% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 オーケーエム6229 船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い 本質価値との差 +61.9% · 10 年 割安(年 +13.7%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.1% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +53.3% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +49.2% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +44.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +43.0% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 日精エー・エス・ビー機械6284 ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +38.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +38.0% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +36.9% · 10 年 割安(年 +13.7%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +36.4% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +36.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.4% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +30.4% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +29.3% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +28.7% · 10 年 やや割安(年 +11.4%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +28.2% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +27.1% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +10.7%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.1% · 10 年 やや割安(年 +10.7%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +11.6%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +23.7% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +20.0% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +18.0% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +13.6%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +13.9% · 10 年 やや割安(年 +12.7%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +10.7% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) 適正 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +10.0% · 10 年 適正(年 +12.5%) 適正 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +12.5%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.9% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +8.9% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +12.7%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +6.3% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +6.3% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +9.7%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 GMSグループ544A 帳簿上の厚い自己資本だけでは割安といえない。統合効果を織り込んでも適正圏で、十年の鍵は製造利益率の回復にある 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +11.5%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.2% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +10.8%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +11.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +11.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エヌ・ピー・シー6255 廃パネル分離技術には競争力があるが、大口顧客依存と成長投資の不確実性を考えると現状はほぼ適正評価 本質価値との差 −3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −8.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −9.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −9.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +8.0%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.5% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.9% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −20.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.4% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −22.6% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −26.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −28.2% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −30.7% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −31.2% · 10 年 割高(年 +4.7%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −31.5% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.4% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −33.4% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +7.7%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −38.1% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −38.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −38.8% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +5.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −39.3% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −41.3% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −53.3% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −54.5% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −59.7% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 中村超硬6166 独自技術に成長余地はあるが、収益化の証拠は乏しい。事業売却後の稼ぐ力では現在の時価総額に届かず、割高と判断する 本質価値との差 −72.8% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ACSL6232 国産ドローンの防衛需要と北米展開には成長余地があるが、累積赤字と希薄化を埋める稼ぐ力は未証明で、現在の評価は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −77.7% · 10 年 割高(年 −7.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.1% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −84.3% · 10 年 割高(年 −11.8%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −11.0%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.8% · 10 年 割高(年 −11.3%)

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読んだ資料

  1. 前澤ホールディングス 2027年3月期第1四半期決算短信(連結、2026年10月13日)
  2. 前澤工業 2026年5月期セグメント情報
  3. 前澤化成工業 2026年3月期決算短信・セグメント情報
  4. 前澤ホールディングス 経営統合について
  5. 前澤化成工業 中期経営計画 SHIFT 2026

分析日 2026-10-23