株譜
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オーケーエム 6229

船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,321 円101 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,473 円64 億円差 +57.6%
10 年後から見ると 割安 価値 2,321 円101 億円 · 差 +57.6% · 期待の年率 +11.6%
期待の年率リターン(10 年)+11.6%資本コスト比 +4.1 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

オーケーエムは、滋賀県に本社を置くバタフライバルブの専門メーカーだ。円板を回して流れを開け閉めする弁で、船、発電所、ビルの空調、工場の配管に使われる。売上の6割弱は船向けで、なかでも船のエンジンの排ガスを処理する設備のバルブでは世界のおよそ4割を握る。筆者の結論はやや割安である。

強みは、規制が作った小さな市場で先に地位を固めたことだ。国際海事機関(IMO)の窒素酸化物の規制で、新しい船の発電機には排ガスを処理する装置が要る。そこに組み込むバルブは高温と腐食に耐えなければならず、作れる会社は限られる。国内の主要な造船所の7割超に納めてきた実績もある。LNGやアンモニアを燃料にする船が増えれば、1隻あたりのバルブの数と値段はさらに上がる。

弱みは造船の波と、海外の競合の値下げだ。前の中期計画は、排ガス用バルブで海外勢の価格攻勢を受けて未達に終わった。2026年度の第1四半期も、部材の値上がりで利益が2割減った。

財務は堅く、純現金は27億円ある。稼ぐ力を造船の波で均して資本コストで測ると、本質価値は今の時価総額を1割強上回る。安全域は大きくないが、事業の質に対して値段は控えめだ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、オーケーエムは「規制が作った小さな堀を持つ、正直な小型株」だと筆者は見る。船の排ガスという、大手が見向きもしない狭い市場で世界の4割を取った。この種の地位は、市場が小さいほど他社が入ってきにくい。

オーナー利益、つまり設備の更新を引いた後に株主のものになる利益は、年に7〜9億円ほどだ。工場の更新と研究開発に毎年お金が要るが、借金に頼らずに賄える。資本の使い方も、配当に加えて自社株買いを始め、少しずつ株主の方を向いてきた。

気になるのは2つある。1つは造船の波だ。今は受注が積み上がった山の上にいて、10年のうちに谷は必ず来る。もう1つは価格の力の弱さで、海外勢の値下げに一度負けている。

それでも、稼ぐ力を波の平均で見れば、今の値段は控えめだ。純現金を引けば、事業は利益の6倍台で買える計算になる。安全域は厚くはないが、事業の質に見合う値段がついている。筆者は、新燃料の船のバルブで採用を重ねられるかを、オーナーとして見続けたい。

何で稼ぐ会社か

製品の8割強はバタフライバルブだ。円板を90度回すだけで流れを止められるので、口径の大きな配管でも軽く、場所を取らない。ほかに、泥や粉を含む流れを切るナイフゲートバルブ、ゴムの管を押しつぶして閉めるピンチバルブを作る。注文に合わせた仕様は10万種類を超え、少量多品種の受注生産が基本である。

市場は舶用と陸用に分かれる。舶用は売上の58%で、2026年3月期は18%伸びた。船の冷却水やバラスト水の配管に加え、発電機の排ガス処理装置向けのバルブが伸びた。LNGを燃料にする船の燃料供給の装置向けも、売り先が広がっている。買い手は国内の造船所と、韓国・中国の造船所、舶用機器のメーカーだ。

陸用は売上の42%で、ビルの空調、発電所、上下水道、化学や食品の工場の配管に使われる。メタルワン、英和、ユアサ商事といった商社を通じて売る形が多く、この3社で売上の半分を占める。

工場は滋賀の本社のほか、マレーシアと中国の常熟にある。海外の売上は約2割で、ベトナムと韓国の釜山に事務所を置く。社員は連結で371人の小さな会社だ。

次の柱として、アンモニアと液化水素を運ぶ配管のバルブを開発し、2027年3月期から売り出す。どちらもマイナス数十度から250度近い低温に耐える必要があり、作れる会社はさらに限られる。

優良さと弱いところ

優良さの核は、船の排ガス用バルブでの世界4割のシェアだ。この市場は、2016年以降に建造された船に窒素酸化物の3次規制が掛かったことで生まれた。排ガスを処理する装置は数社の大手が作り、そこに組み込むバルブの供給元は限られる。一度採用されると、同じ型の船では同じバルブが使われ続ける。部品の交換と保守の仕事も後から入る。

ただ、堀、つまり他社がまねできない強みは厚くない。前の中期計画では、海外の競合が値下げで攻め込み、排ガス用バルブの売上は計画に届かなかった。韓国や中国の造船所の近くには、安いバルブを作る会社がある。シェアは守れても、値段を自分で決める力は強くない。

陸用のバタフライバルブは、国内に巴バルブやキッツなど大きな競合がいる成熟した市場だ。ここでの強みは品ぞろえと納期の短さで、利益率は舶用より低い。

財務と資本の使い方は改善している。自己資本比率は8割を超え、借金はほぼ無い。配当は利益の3割を目安にし、2026年には初めて市場から自社株を買った。会社はPBR1倍超を目標に掲げ、ROEを8〜10%に上げると約束している。前の計画を守れなかった点は割り引くが、方向は株主の側を向いている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

舶用のバルブの需要は、世界の造船の量と、1隻に載る環境装置の数で決まる。造船は10年から20年の周期で山と谷を繰り返す産業だ。2021年以降、コンテナ船とLNG船の発注が膨らみ、造船所の受注残は数年分に積み上がった。2020年代の後半はこの受注の竣工が続くが、その先は発注の波が細る局面が来ると筆者は見る。

一方で、1隻あたりのバルブの中身は濃くなる。IMOは2050年に温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標を掲げ、LNG、メタノール、アンモニアを燃料にする船が増える。燃料の配管には低温と腐食に耐える特殊なバルブが要り、1隻あたりの金額は重油の船より大きい。窒素酸化物の規制が掛かる海域も広がっている。造船の数が横ばいでも、バルブの売上は伸びる余地がある。

競争の相手は、国内では中北製作所などの舶用バルブのメーカー、海外では韓国と中国のバルブ会社だ。造船の重心が韓国と中国に移る中、現地の会社は近さと値段で戦う。オーケーエムが地位を保てるかは、排ガスや新燃料のような難しい用途で先を行けるかにかかる。

陸用は国内のバルブ市場が約4,600億円で横ばいとされる。ビルの建て替えや、データセンターの冷却の配管、上下水道の更新が下支えする。世界の産業用バルブ市場は2034年に1,200億ドル台へ伸びる見通しだが、この会社の陸用の売上は国内が中心で、伸びは物価並みにとどまるだろう。

資本政策と M&A

株主への還元は、配当性向30%を目安とし、1株あたりの配当の額の維持・向上を基本とする。2026年3月期は配当に2.4億円、自社株買いに2.6億円を使い、利益の6割強を戻した。自社株買いは上場後初めてで、立会外の取引で一度に買った。

中期計画の3年間では、56億円の現金の入りのうち43億円を戦略投資に回すとしている。国内工場の更新、海外工場の増産、研究開発、自動化、そしてM&Aだ。還元は3年で8億円と控えめである。手元の純現金27億円の多くは、この投資に使われる前提で見る必要がある。

大株主は創業家の資産管理会社が上位に並び、クローバー通商が10%、奥村晋一商会が6.6%を持つ。2025年には奥村晋一氏の持ち分が資産管理会社へ移った。創業家の持ち分が厚いので、敵対的な買収の的にはなりにくい。一方で、創業家が非公開化を選ぶ道もゼロではない。

筆者は、戦略投資がM&Aに向かう時の値段と、ROE8〜10%の約束が守られるかを見ている。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

船の脱炭素は、この会社にとって10年続く追い風だ。IMOは2050年の排出実質ゼロを掲げ、LNG、メタノール、アンモニアを燃料にする船の発注が増えている。燃料の配管には低温と腐食に耐えるバルブが要り、1隻あたりの金額は重油の船の何倍にもなる。オーケーエムはLNG燃料船の燃料供給の装置向けで売り先を広げ、アンモニアと液化水素のバルブも2027年3月期に売り出す。

排ガス用バルブで世界の4割を持つ地位は、新燃料の船でも効く。造船所と舶用機器のメーカーは、実績のある部品を使い続ける。国内の主要な造船所の7割超に納めた関係は、韓国や中国の造船所に広げる足場にもなる。

2026年3月期の営業利益は13億円で、中期計画の6.8億円を大きく超えた。計画の13.3億円は1年前倒しで届いた形だ。会社は2031年3月期に売上200億円・営業利益20億円を掲げる。その半分を達成するだけで、今の値段は安い。

純現金は27億円あり、借金はほぼ無い。自社株買いを始め、PBR1倍超を目標にした。資本の使い方が株主に向き始めた今が、評価の見直しの入り口だ。

慎重な見方

造船は周期の長い産業で、今は山の上にいる。2021年からの大量発注の竣工が続いているだけで、10年のうちに発注が細る谷は必ず来る。2026年3月期の舶用の18%増は、その山の恩恵だ。山の利益を常態と見て計画を語るのは危うい。

価格の力も弱い。前の中期計画は、排ガス用バルブで海外勢の値下げに押され、売上も利益も大きく未達だった。造船の重心は韓国と中国に移り、現地のバルブ会社は近さと値段で攻めてくる。2026年度の第1四半期は、部材の値上がりを売値に移しきれず、営業利益が2割減った。会社の通期の予想も減益だ。

陸用は国内の成熟市場で、巴バルブやキッツといった大手と競う。商社3社で売上の半分を占め、値段は商社との交渉で決まる。ここに伸びの余地は小さい。

中期計画では3年で43億円を戦略投資に回し、M&Aも含む。小さな会社の買収は、値段を誤ると一度で何年分の利益を失う。手元の純現金は株主の安全域ではなく、投資の元手として見るべきだ。

どちらに重みを置いたか

強気の見方がやや強い。船の脱炭素で1隻あたりのバルブの中身が濃くなる流れは、造船の数の波より長く続く。排ガス用バルブの4割の地位は、新燃料の船でも足場になる。ただ、価格の力の弱さと造船の谷は現実の重しで、確率は中立に最も厚く置き、やや楽観をやや悲観と同じ重さにした。同業の中北製作所より、悲観の確率を少し軽くした。シェアの高い用途が環境規制で育つ分だけ、構造的に負ける道は狭いと見たからだ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,581 円156 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 838 円37 億円)。 今の値に割り戻すと 2,321 円101 億円、今との差 +57.6%、 期待の年率 +11.6%(資本コスト 7.5%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 6,401 円280 億円 1,174 円51 億円 +414.3% +17.8% 606 円26 億円
やや楽観 22% 5,147 円225 億円 1,035 円45 億円 +319.7% +15.4% 1,360 円59 億円
中立 38% 4,116 円180 億円 907 円40 億円 +241.0% +13.1% 1,909 円83 億円
やや悲観 22% 1,479 円65 億円 595 円26 億円 +40.8% +3.5% 456 円20 億円
悲観 10% 472 円21 億円 407 円18 億円 −40.3% −5.0% 88 円4 億円
加重平均100% 3,581 円156 億円838 円37 億円 +200.0% +11.6% 4,419 円193 億円

今の株価時価総額 1,473 円64 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 8% 楽観:新燃料の船で地位を広げ、Create200に届く 利益 18 億円 · PER 15.5 倍 · 株価時価総額 6,401 円280 億円

IMOの規制が前倒しで強まり、LNG・メタノール・アンモニアを燃料にする船が新造船の主流になる。造船の発注は2020年代後半の谷が浅く、2030年代に再び山を迎える。オーケーエムは排ガス用バルブの4割の地位を保ったまま、新燃料の供給装置向けでも採用を重ねる。1隻あたりのバルブの金額は、物価を除いても今の2割増しになる。

液化水素の運搬船と受け入れ基地の配管でも、低温に耐えるバタフライバルブが採用される。陸用はデータセンターの冷却と発電所の更新で台数が伸びる。売上は200億円に届き、会社の長期目標を数年遅れで達成する。

営業利益率は12%台に上がり、ROEは資本コストを上回る。M&Aは小さな補完の買収にとどまり、還元も厚くなる。規制が作った小さな堀が、10年かけて広がる筋書きだ。

  • 舶用:数量 2,800(バルブを納める新造船の隻数(隻・年、推定))× 価格 0.04(1隻あたりの売上(億円・名目))→ 売上 116 億円・営業利益 16 億円。2,800隻×415万円(物価1.34倍に新燃料の上乗せ1.24倍)
  • 陸用:数量 120,000(出荷するバルブの台数(台・年、推定))× 価格 0.00(1台あたりの売上(億円・名目))→ 売上 84 億円・営業利益 8 億円。12万台×7万円

倍率:事業の純利益 18 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.0% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)8 億円。全体の PER 15.52 倍、時価総額 280 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新燃料の船の普及と造船の高い水準が10年続き、アンモニア・液化水素のバルブでも採用が重なる必要がある。会社の長期目標の達成に近い道で、1割弱に置いた。

やや楽観 22% やや楽観:造船の谷を新燃料の中身で埋める 利益 15 億円 · PER 14.8 倍 · 株価時価総額 5,147 円225 億円

2020年代の後半に造船の発注は細るが、谷は過去ほど深くない。新しく造られる船の多くがLNGやメタノールを燃料にし、1隻あたりのバルブの金額は物価を除いて1割強増える。排ガス用バルブのシェアは海外勢の値下げで少し削られるが、新燃料の用途で取り返す。

陸用は国内のビルと工場の更新で台数を少しずつ伸ばす。値上げも物価並みに通る。売上は180億円前後で、中期計画の営業利益率10%超を保つ。

配当は利益の3割を守り、自社株買いも続ける。純現金の一部は国内工場の自動化と海外工場の増産に使い、M&Aは慎重に選ぶ。ROEは資本コストを少し上回る所まで上がる。

  • 舶用:数量 2,600(バルブを納める新造船の隻数(隻・年、推定))× 価格 0.04(1隻あたりの売上(億円・名目))→ 売上 104 億円・営業利益 14 億円。2,600隻×400万円
  • 陸用:数量 110,000(出荷するバルブの台数(台・年、推定))× 価格 0.00(1台あたりの売上(億円・名目))→ 売上 76 億円・営業利益 7 億円。11万台×6.9万円

倍率:事業の純利益 14 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.1% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)8 億円。全体の PER 14.76 倍、時価総額 221 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:造船の数は波を打つが、新燃料の船の比率が上がり1隻あたりの金額が増える道。規制の流れはすでに決まっており、やや悲観と同じ22%に置いた。

中立 38% 中立:造船は平年並みに戻り、中身の濃さで伸びる 利益 12 億円 · PER 14.0 倍 · 株価時価総額 4,116 円180 億円

2021年からの大量発注の竣工が一巡し、造船の数は今の山から1割ほど下がって平年並みに戻る。それでも環境規制で1隻あたりのバルブは増え、金額は物価を除いて15%ほど上がる。舶用の売上は物価の分を含めて90億円台になる。営業利益率は今の山の水準から少し下がり、12%前後に落ち着く。

陸用は国内の成熟した市場で、台数は1割ほど伸び、値段は物価並みに上がる。データセンターの冷却や上下水道の更新が下支えするが、大きな伸びは無い。

会社全体の売上は160億円前後で、営業利益率は10%強を保つ。中期計画の目標の水準が10年続く形だ。配当と自社株買いで利益の4割を戻し、残りは工場と研究開発に使う。ROEは7%台で資本コストに少し届かないが、事業は堅く、株主の取り分は着実に増える。

  • 舶用:数量 2,400(バルブを納める新造船の隻数(隻・年、推定))× 価格 0.04(1隻あたりの売上(億円・名目))→ 売上 92 億円・営業利益 11 億円。2,400隻×385万円(物価1.34倍×中身1.15倍)
  • 陸用:数量 100,000(出荷するバルブの台数(台・年、推定))× 価格 0.00(1台あたりの売上(億円・名目))→ 売上 67 億円・営業利益 5 億円。10万台×6.7万円(物価並み)

倍率:事業の純利益 12 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.1% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.0 倍 + 余った現金(戻り方込み)8 億円。全体の PER 13.96 倍、時価総額 170 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:造船の数は今の山から1割ほど下がり、1隻あたりの中身の増加がそれを補う中心の見方。同業の中北製作所の中立と同じ38%。

やや悲観 22% やや悲観:造船の谷と海外勢の値下げが重なる 利益 6 億円 · PER 7.5 倍 · 株価時価総額 1,479 円65 億円

2020年代の終わりに造船の発注が大きく落ち込み、竣工の数は今の8割を切る。韓国と中国のバルブ会社が排ガス用と新燃料用で値下げを仕掛け、シェアは4割から3割前後に下がる。1隻あたりの金額は物価並みにしか上がらない。

陸用も国内の建設の減速で台数が減り、値上げは物価に届かない。部材の値上がりを売値に移しきれず、営業利益率は6%台に下がる。

会社は純現金で工場の稼働を支え、配当の下限を守る。中期計画で掲げた戦略投資のうち、M&Aの一部は思ったほど稼がない。ROEは4%前後に落ち、事業の稼ぎは資本コストの半分になる。

  • 舶用:数量 2,000(バルブを納める新造船の隻数(隻・年、推定))× 価格 0.04(1隻あたりの売上(億円・名目))→ 売上 70 億円・営業利益 5 億円。2,000隻×350万円(物価並み)
  • 陸用:数量 90,000(出荷するバルブの台数(台・年、推定))× 価格 0.00(1台あたりの売上(億円・名目))→ 売上 58 億円・営業利益 3 億円。9万台×6.4万円

倍率:事業のROE4.1%はkの半分。PERは1÷k=12.1倍の6割の7.5倍。余った現金は谷で一部を食うとみて0.75倍の7.5億円に戻り方0.75を掛けて足した。

確率:前の中期計画で海外勢の値下げに負けた実績があり、造船の谷と重なる道は十分ありうる。22%に置いた。

悲観 10% 悲観:舶用の地位を失い、ただのバルブ会社になる 利益 2 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 472 円21 億円

造船の長い谷が来る中で、韓国と中国の造船所は現地のバルブ会社の部品に切り替える。オーケーエムの排ガス用バルブのシェアは2割を割り、新燃料の用途でも大手の舶用機器メーカーの系列に押し出される。舶用の売上は今より減り、利益はほぼ消える。

陸用は国内の成熟した市場で、商社からの値下げの要求が続く。部材の値上がりも重なり、営業利益率は3%を切る。

会社は配当を下限まで絞り、純現金を取り崩して工場を保つ。M&Aで買った会社の減損も出る。会社は残るが、事業の稼ぎは資本コストに遠く、値段は手元の現金に戻り方を掛けた所まで下がる。

  • 舶用:数量 1,700(バルブを納める新造船の隻数(隻・年、推定))× 価格 0.03(1隻あたりの売上(億円・名目))→ 売上 54 億円・営業利益 1 億円。1,700隻×320万円(値下げ)
  • 陸用:数量 80,000(出荷するバルブの台数(台・年、推定))× 価格 0.00(1台あたりの売上(億円・名目))→ 売上 48 億円・営業利益 1 億円。8万台×6万円

倍率:事業の稼ぎは純利益1.9億円÷k=23億円ほどで、床の資産と同じ水準。純現金27.5億円に戻り方0.75を掛けた20.6億円を、今の自己資本108億円に対する倍率で書いた。

確率:排ガス用バルブの地位を海外勢に奪われ、新燃料の用途でも採用が進まない道。規制で用途が広がる分だけ構造的に負ける道は狭いので、同業より少し軽い1割に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

舶用

船の冷却水・バラスト水の配管、発電機の排ガス処理装置、LNG燃料の供給装置などに組み込むバタフライバルブ。

数量バルブを納める新造船の隻数(隻・年、推定)価格1隻あたりの売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 2,570 0.03 64 9
10 年後 中立 2,400 0.04 92 11

取り方:有報の舶用の売上64.23億円を、1隻あたり約250万円のバルブとみて年2,570隻相当と推定した(世界の新造船の竣工は大型船で年2,000〜3,000隻、国内主要造船所の7割超に納入)。単一セグメントなので営業利益は舶用13.5%・陸用9%と置いた推定。

陸用

ビルの空調、発電所、上下水道、化学・食品の工場の配管のバタフライバルブ、ナイフゲート・ピンチバルブ。

数量出荷するバルブの台数(台・年、推定)価格1台あたりの売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 93,800 0.00 47 4
10 年後 中立 100,000 0.00 67 5

取り方:有報の陸用の売上46.91億円を、1台あたり約5万円とみて年9.38万台と推定した。

リスクと懸念

造船の周期

売上の6割弱が新造船に乗る。2021年からの大量発注の竣工が今の売上を押し上げており、発注が細れば数年遅れで売上が落ちる。造船は10年から20年の周期を持ち、谷では受注が半分になることもある。今の利益を常態と見ると、稼ぐ力を高く見誤る。

海外勢の値下げ

前の中期計画は、排ガス用バルブで海外の競合の価格攻勢を受けて未達に終わった。造船の重心が韓国と中国に移り、現地のバルブ会社は近さと値段で攻めてくる。シェアの4割を保てても、値段を下げて守る形になれば利益率は落ちる。

部材の値上がり

2026年度の第1四半期は、部材の調達費が上がり、売上が増えても営業利益が2割減った。7月に値上げしたが、商社と造船所への売値に移すまでには時間がかかる。鉄や樹脂の値段の急な上昇は、毎回利益を削る。

M&Aの値段

中期計画では3年で43億円を戦略投資に回し、M&Aも含む。純現金の大半に当たる額だ。小さな会社の買収は、相手の稼ぎを見誤ると一度で数年分の利益を失う。どの会社をいくらで買うかが、10年の価値を大きく左右する。

商社への依存

陸用の多くはメタルワン、英和、ユアサ商事の3社を通じて売り、この3社で売上の半分を占める。商社の扱いの方針や値下げの要求が、そのまま売上と利益率に響く。最終の使い手との距離が遠いのも弱みだ。

新燃料の不確かさ

アンモニアや水素を燃料にする船は、技術と規制の両方がまだ固まっていない。主流がLNGやメタノールに偏れば、開発したアンモニアと液化水素のバルブは思ったほど売れない。新燃料への期待に寄せすぎない見方が要る。

今後の分かれ目

2027年3月期の営業利益が中期計画の10.6億円を上回ったら
部材の値上がりを売値に移せたと見て、中立の利益率を保つ。やや楽観の確率を少し上げてよい。
世界の新造船の発注量が2年続けて3割以上減ったら
造船の谷の入り口と見て、やや悲観の確率を上げる。竣工の減少は2〜3年遅れで売上に出る。
アンモニア燃料船や液化水素の運搬船でバルブの採用が発表されたら
1隻あたりの中身が濃くなる筋書きが進んだと見て、やや楽観・楽観の確率を上げる。
純現金の多くを使う大きなM&Aを発表したら
買う値段と相手の利益を見て評価し直す。稼ぎの倍率が高すぎる買収なら、価値を下に見直す。
自社株買いを毎年の方針にしたら
余った現金の戻り方を上げ、本質価値を上に見直す。
排ガス用バルブで海外勢の値下げが再び強まったら
シェアと利益率の前提を下に見直し、やや悲観の確率を上げる。

見ておくもの

  • 舶用と陸用の受注高(四半期)
  • 世界の新造船の発注量と、新燃料の船の比率
  • 営業利益率と部材の価格転嫁
  • 戦略投資とM&Aの中身
  • 配当と自社株買いの額

倍率と資本コストの決め方

売上は舶用を隻数×1隻の金額、陸用を台数×1台の金額で積んだ。1隻の金額は物価に加え、環境規制で中身が濃くなる分を中立で1.15倍だけ上乗せした。倍率は事業のROE(余った現金を除く)とk7.5%から、ROEがkを超える筋書きは正当化PER、届かない筋書きは1÷k=12.1倍を上限にその6〜8.5割で置いた。純現金27.5億円は戦略投資に使う前提で、余った現金は10億円だけ足した。今のPER8倍台やPBR0.6倍からは置いていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.2→15.52 倍・やや楽観 PER 9.9→14.76 倍・中立 PER 9.9→13.96 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%に quality +0.75%を足した8.25%。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.50%。

同じ業種(機械)の AI 分析

割安 ゼネラルパッカー6267 袋詰めの自動包装機で国内の上位にいる堅実な中堅。現金を抱えたまま安く放置され、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +94.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 タクミナ6322 小型定量ポンプの国内トップ。財務が堅く利益率も安定し、足元の落ち込みを織り込めば割安と見る 本質価値との差 +85.9% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 横田製作所6248 空気混じりの水を吸う自吸ポンプで稼ぐ小さな専業メーカー。純現金が時価総額の6割あり、事業の値段はかなり安い 本質価値との差 +85.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 西部技研6223 工場の除湿とVOC処理で世界上位。電池投資の波を割り引いても、純現金を抱えた今の値段は10年の価値を大きく下回る割安 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ガリレイホールディングス6420 国内の冷やす設備で首位級。厚い現金と保守の積み上げで下値が浅く、中立でも今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +77.5% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 日進工具6157 小径エンドミルの専業。純現金が時価総額の半分あり、事業の稼ぐ力も高い。結論は やや割安 本質価値との差 +68.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 三菱化工機6331 水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +66.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +54.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +49.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +48.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +46.1% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アマノ6436 勤怠と駐車場の保守収益に厚い現金。利益の大半を返す会社で、10 年の筋書きの加重では今の値段をやや上回る 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日精エー・エス・ビー機械6284 ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +35.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +34.9% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

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読んだ資料

  1. オーケーエム 中期経営計画(EDINET DB)
  2. オーケーエム 有価証券報告書テキスト(FY2026、EDINET DB)
  3. 2027年3月期 第1四半期決算短信(2026年8月14日)

分析日 2026-10-19