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日精エー・エス・ビー機械 6284

ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)11,116 円1,666 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)8,060 円1,208 億円差 +37.9%
10 年後から見ると 割安 価値 11,116 円1,666 億円 · 差 +37.9% · 期待の年率 +10.1%
期待の年率リターン(10 年)+10.1%資本コスト比 +2.6 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

日精ASBは、化粧品や薬、食品の容器をつくる成形機のメーカーだ。「1ステップ機」という方式では世界の約6割を握る。筆者の結論は「適正」である。事業は強い。だが今の利益は山の高さにあり、値段はそれを織り込んでいる。

稼ぎ方に特徴がある。機械を売ると、そのあとに金型と部品の注文が何年も続く。金型と部品で売上のおよそ4割を占め、営業利益率は24%に達した。機械メーカーとしては際立って高い。独自の金型技術「ゼロ・クーリング」の特許が、顧客の乗り換えを難しくしている。

財務は固い。純現金は264億円あり、自己資本比率は75%だ。会社の計画では、2026年9月期の純利益は91億円になる。配当性向は40%を基本とする。ただ筆頭株主が4割超を持つオーナー色の濃い会社で、積み上がった現金が株主へ戻るとは限らない。筆者は、余った現金の半分だけを価値に数えた。

10年後の中立は、売上が今の1.8倍に伸び、営業利益率は21%台へ下がる姿だ。山の利益がそのまま続くとは読まない。強気の筋書きは大きく上振れるが、悲観では構造的に地位を失う。確率で重みをつけた本質価値は、今の時価総額とほぼ同じ水準に収まった。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「小さくても堀のある、現金の多い会社」に当たる。事業の質はよい。1ステップ機で世界の6割を握り、金型と部品が積み上がり、借金はない。10年後も存在し、今より弱くなるとは考えにくい。

次に、株主が自由に使える利益、つまりオーナー利益を見る。設備投資が小さいので、稼いだ利益の大半は現金で残る。その使い道が価値を決める。配当性向40%のままなら、残る6割は事業に使われず現金として積み上がる。現金は帳簿の額どおりに株主のものになってこそ価値だが、使われない現金は額面に届かない。余った現金の半分だけを数えた理由は、ここにある。

安全域の目で気になるのは、利益が山にあることだ。営業利益率は24〜26%と過去最高の圏内で、過去12年の中央値は18%台にとどまる。この水準が続くと見込んで払えば、下がった時に守りがない。中立では21%まで下がる前提で値を出した。

この事業は理解しやすい。容器は毎日使われ、機械の寿命は長く、金型は消耗する。ただ、市場が狭く、競争の変化が速い領域でもある。確信は中くらいだ。

何で稼ぐ会社か

この会社の機械は、プラスチックの容器をつくる。ペットボトルと同じ「ストレッチブロー」という方式だが、狙いは飲料の大量生産ではない。化粧品、薬、日用品、食品など、形や材質にこだわる容器だ。買い手は、消費財メーカーから容器を請け負う成形会社である。

方式は3つある。樹脂を溶かして瓶の素地をつくる工程と、膨らませて瓶にする工程を1台で行うのが「1ステップ機」だ。2台に分けるのが「2ステップ機」で、飲料の大量生産に向く。日精ASBは1ステップ機の世界首位で、シェアは約6割とされる。両者の中間にあたる「1.5ステップ機」のPF36で、飲料の領域にも手を伸ばしている。

売上は機械だけではない。2025年9月期の売上436億円のうち、成形機は5割強、金型が約3割、部品などが1割強だった。金型は容器の形ごとに要り、使えば摩耗する。機械が増えるほど、金型と部品の注文が積み上がる。この「あと追いの収入」が利益の土台になっている。

売上の約9割は海外だ。米州が3割強、インドを含む南・西アジアが約3割、欧州が2割弱、日本を含む東アジアが2割弱を占める。工場は長野県の小諸と佐久、そしてインドにある。インドの工場が金型と中小型機を担い、日本の工場が大型機を担う分業だ。

優良さと弱いところ

一番の強みは、容器をつくる側の悩みを知り尽くした技術だ。1ステップ機は樹脂の温度を細かく整えられる。壁の薄い化粧品の容器や、割れにくい薬の容器のように、難しい形を安定して成形できる。独自の金型技術「ゼロ・クーリング」は、成形の速さと品質を同時に引き上げる。主要国で特許を取り、対象機の金型売上の6割近くがこの金型になった。

堀、つまり他社がまねできない強みは、機械単体ではない。「機械・金型・保守網」の組み合わせにある。累計で成形機は約1万台、金型は2万2千型を、130か国以上に納めた。顧客は一度ラインを組むと、金型や部品を同じ会社から買い続けるほうが楽になる。

資本の使い方も手堅い。借金はほぼなく、設備投資は年10億円ほどで、減価償却を下回る。過去10年のROEは10〜18%の間にあった。営業利益率は過去12年、15%以上を保っている。

弱みは2つある。ひとつは市場の狭さだ。1ステップ機の市場は500億円ほどしかなく、首位でもそこから先の伸びには限りがある。もうひとつは経営の透明さだ。筆頭株主が43.6%を握り、少数株主の声は届きにくい。堀は強いが、10年先まで続くと言い切れるほどではないと筆者は見る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

容器の中身は、景気に左右されにくい。化粧品、薬、洗剤、食用油は、不況でも買われる。会社の資料では、世界のプラスチック容器の市場は2035年にかけて年6%前後で伸びる(物価の分を含む)。用途は飲料が56%、化粧品・薬が20%、食品が8%だ。

一方で、機械の注文には波がある。容器メーカーは新しいラインを増やす時にまとめて注文し、落ち着けば止める。2025年9月期は大型機の反動で機械の受注が前期を下回り、金型と部品が穴を埋めた。受注残は172億円で、売上の4割ほどに当たる。足元は好調で、2026年9月期の第3四半期までの受注は前年同期より3割近く増え、米州は5割近く伸びた。

競争は3つの層に分かれる。1ステップ機では、国内の青木固研究所が競合だ。2ステップ機の飲料向けは、欧州のシデル、KHS、クローネスなどの大手が強い。日精ASBは正面からぶつからず、小回りの利く中小型機で入っている。新興のアジア勢は、安い機械で追い上げる。中国は景気の悪化と競争の激化で、すでに低調だ。

構造の変化も2つある。ひとつは環境規制だ。欧州の包装廃棄物規則は再生材の利用を求める。再生PETに強い成形技術や、洗って繰り返し使う耐熱ボトルの成形は、追い風になりうる。もうひとつは人手不足と電力の高騰で、省人・省エネの機械への需要が高まっている。

今の市場は、循環の山にある。売上も利益率も過去最高で、そのまま10年の見通しには使えない。

資本政策と M&A

還元の方針は「配当性向40%を基本」とするもので、減配は10年以上ない。配当は2022年9月期から毎年増え、2026年9月期は前期より2割ほど増える見通しだ。一方、自社株買いは見当たらない。

その結果、純現金は3年で83億円から264億円まで積み上がった。時価総額の2割にあたる。運転資金や備えを除いても、余る分は大きいと筆者は見る。

筆頭株主のエー・エス・ビー・インコーポレーテッドは、43.6%を持つ。創業者の青木大一氏が、前身の会社を1988年に設立している。ただし出資者の内訳は確かめられていない。支配株主がいるので、現金を使った大型の買収や自社株買いを迫る圧力は弱い。

M&Aは目立たない。成長は自社開発と、海外の拠点づくりで進めてきた。TOBの可能性は残るが、4割超を押さえる株主の意向がすべてで、外から仕掛けるのは難しい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

1ステップ機の世界首位で、シェアは約6割ある。この地位は、過去20年で売上を3倍、利益を7倍にした実績に裏打ちされている。

成長の余地は3つある。第一は飲料だ。PF36と新型のプリフォーム成形機PM-90は、小回りと省エネを武器に、これまで大手の領域だった飲料ボトルへ入る。2025年のドイツの展示会では、ブースの来場者が前回の2倍超になり、引き合いが増えた。第二はポリエチレン容器だ。世界のプラスチック容器の3割を占める素材で、これまで押出成形が主流だったところを、延伸ブロー成形で置き換える。密封性が高く、材料のむだが少ない。第三は部品とサービスで、売上比率を今の13%から20%に高める目標を掲げる。

そこに環境規制が重なる。欧州の再生材の規制は、温度の制御に強い同社に有利だ。人手不足と電力高が、省人・省エネ機の需要を押し上げる。2026年に入って米州の受注は5割近く伸びた。

10年で売上は2倍近くに伸び、営業利益率も2割台の後半を保つ。純現金は積み上がり、いずれ配当や自社株買いで戻る。そうなれば、今の値段はまだ割安だ。

慎重な見方

今の利益は山の高さにある。営業利益率は24%台で、過去12年の中央値は18%台だ。機械の注文はまとまって入り、一度止まれば急に細る。2025年9月期は機械の受注が前期を下回り、金型と部品がそれを補った。大型機は特に波が大きい。

市場は小さい。1ステップ機の市場は500億円ほどで、同社はすでに6割を持つ。伸びる余地は、飲料やポリエチレンのように、他社の領域へ踏み込むことでしか生まれない。だがそこには、シデルやKHS、クローネスなど、資本力のある大手が構える。PF36は2018年の発売から8年たつが、まだ主力の座には遠い。

技術の優位は永遠ではない。ゼロ・クーリングの特許はいずれ切れ、インドや中国の新興メーカーが安い機械と金型で追う。中国市場はすでに、競争の激化で低調だ。金型の価格が下がれば、利益の土台が崩れる。

株主にとっては、現金の使われ方も不安だ。筆頭株主が4割超を持ち、純現金は時価総額の2割まで積み上がったのに、自社株買いはない。10年後に現金が戻る保証はない。

どちらに重みを置いたか

どちらにも理があるが、慎重な見方をやや重く見て確率を置いた。事業の質は強気の言う通り高い。ただ、市場が狭く利益が山にある点は、慎重な見方の指摘が正しい。中立をもっとも厚くしつつ、構造的に負ける悲観にも1割強を割いた。上振れは、飲料とポリエチレンが実を結ぶ場合に限られる。現金が戻らない点は、余った現金を半分しか数えないことで価値に反映した。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/09 期)

確率で加重した株価時価総額 16,976 円2,545 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 4,134 円620 億円)。 今の値に割り戻すと 11,116 円1,666 億円、今との差 +37.9%、 期待の年率 +10.1%(資本コスト 7.5%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 12% 30,918 円4,635 億円 5,737 円860 億円 +354.8% +16.4% 4,399 円659 億円
やや楽観 23% 24,028 円3,602 億円 4,703 円705 億円 +256.5% +13.6% 6,608 円991 億円
中立 33% 18,708 円2,805 億円 4,269 円640 億円 +185.1% +11.0% 7,582 円1,137 億円
やや悲観 20% 6,320 円947 億円 3,335 円500 億円 +19.8% +1.8% 1,931 円289 億円
悲観 12% 2,518 円378 億円 2,401 円360 億円 −39.0% −4.8% 590 円89 億円
加重平均100% 16,976 円2,545 億円4,134 円620 億円 +161.9% +10.1% 21,110 円3,165 億円

今の株価時価総額 8,060 円1,208 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 12% 飲料とポリエチレンが開き、世界の容器の主要機になる 利益 192 億円 · PER 23.0 倍 · 株価時価総額 30,918 円4,635 億円

飲料向けのPF36とPM-90が新興国の飲料メーカーに広がり、ポリエチレン容器の成形が化粧品・洗剤・薬の世界で標準のひとつになる。10年後の売上は今の2.4倍。機械の数量は6割以上増える。

ゼロ・クーリングの普及と、稼働する機械の増加で、金型と部品の需要はほぼ倍になる。部品の売上比率は20%を超える。営業利益率は24%台を保ち、金型と部品の利益が規模とともに積み上がる。

資本政策も変わる。純現金が増え続けることに市場が不満を示し、配当性向が引き上げられ、自社株買いが始まる。堀は広がり、容器成形機の優良企業として世界に知られる。一方で、飲料の大手が値下げで応戦し、中国の低価格機も残る。それでもゼロ・クーリングの金型が機械の差を埋め、金型と部品の稼ぎが全体を支える。10年を通して、利益の質は今より高いまま保たれる。

  • 成形機・付属機器:数量 416(世界のストレッチブロー成形機市場(実質・億円)×同社の取り分)× 価格 140(平均単価の指数(今を100。物価3%で10年1.34倍))→ 売上 582 億円・営業利益 114 億円。数量は会社の計画を超えて6割増、価格は物価+ミックス改善で1.40倍
  • 金型・部品:数量 340(稼働する機械の台数に応じた金型・部品の需要(実質・億円))× 価格 136(平均単価の指数(今を100。物価3%で10年1.34倍))→ 売上 462 億円・営業利益 139 億円。ゼロ・クーリングの普及で数量はほぼ倍、価格は1.36倍

倍率:事業の純利益 185 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 33.3% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 20.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 23.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 23.0 倍 + 余った現金(戻り方込み)390 億円。全体の PER 22.98 倍、時価総額 4,635 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:飲料とポリエチレンの両方が実を結び、利益率が2割台後半を保つ必要がある。実現すれば大きいが、市場が狭く競合が強いので確率は1割強にとどめた。

やや楽観 23% 飲料が一部で実を結び、緩やかに上振れる 利益 158 億円 · PER 21.5 倍 · 株価時価総額 24,028 円3,602 億円

飲料向けは一部の地域で定着するが、大手の領域を大きく奪うまでには届かない。ポリエチレン容器は成形の注文が増え、機械の数量が4割台半ば伸びる。10年後の売上は今の2.1倍になる。

金型と部品は、設置台数の増加で6割台半ば伸びる。部品の売上比率は17%前後まで上がる。営業利益率は23%と、今よりわずかに下がる。

純現金は積み上がり、配当性向は50%台へ引き上げられる。事業の堀は保たれ、優良な小型機械メーカーとして評価される。ただ、飲料とポリエチレンの成果は計画の半分ほどで、利益率は山の頃より下がる。堅調な成長の10年である。新しい領域は育つが、既存の1ステップ機の市場が主役であることは変わらない。為替や中国の不振といった逆風は、金型と部品の積み上がりで吸収される。

  • 成形機・付属機器:数量 365(世界のストレッチブロー成形機市場(実質・億円)×同社の取り分)× 価格 136(平均単価の指数(今を100。物価3%で10年1.34倍))→ 売上 496 億円・営業利益 89 億円。数量は4割台半ば増、価格は物価並みの1.36倍
  • 金型・部品:数量 304(稼働する機械の台数に応じた金型・部品の需要(実質・億円))× 価格 135(平均単価の指数(今を100。物価3%で10年1.34倍))→ 売上 410 億円・営業利益 119 億円。数量は6割台半ば増、価格は1.35倍

倍率:事業の純利益 152 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 24.9% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 16.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 21.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 21.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)338 億円。全体の PER 21.52 倍、時価総額 3,602 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:過去20年の実績は売上が年6%ほど伸びた。需要が堅調で、飲料や部品の一部が当たる筋書きは、中立の次に起きやすいとみた。

中立 33% 山から少し下り、緩やかに伸びる 利益 127 億円 · PER 20.6 倍 · 株価時価総額 18,708 円2,805 億円

10年後の売上は今の1.8倍、年6%ほどの伸びだ。機械は市場の伸びにわずかなシェアの上積みが加わり3割近く増える。金型と部品は、稼働する機械が増えて4割台半ば増える。物価の分、価格は1.34倍になる。

営業利益率は24%から21%台へ下がる。大型機の受注が落ち着き、新興メーカーとの値引き競争で機械の利益率が削られる。金型と部品は、特許と保守網で27〜28%を守る。

飲料とポリエチレン容器は、会社の計画ほどには広がらず、小さな事業のまま残る。配当は利益の6割台を戻す形に落ち着き、純現金は積み上がるが使い道は決まらない。堀は保たれ、優良な小型機械メーカーのまま10年が過ぎる。

  • 成形機・付属機器:数量 323(世界のストレッチブロー成形機市場(実質・億円)×同社の取り分)× 価格 134(平均単価の指数(今を100。物価3%で10年1.34倍))→ 売上 433 億円・営業利益 71 億円。数量は2割台後半増(市場の伸び+わずかなシェア増)、価格は物価並みの1.34倍
  • 金型・部品:数量 267(稼働する機械の台数に応じた金型・部品の需要(実質・億円))× 価格 134(平均単価の指数(今を100。物価3%で10年1.34倍))→ 売上 358 億円・営業利益 98 億円。数量は4割台半ば増(稼働台数の増加)、価格は1.34倍

倍率:事業の純利益 121 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 21.3% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 14.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)300 億円。全体の PER 20.63 倍、時価総額 2,804 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業界のノートの見方(容器成形機の市場は年1〜3%の成長)と、会社の20年の実績の間をとった。景気の山からの戻りと、新領域の限定的な成功を組み合わせた、もっとも起きやすい筋書き。

やや悲観 20% 競争が強まり、機械の利益率が薄くなる 利益 78 億円 · PER 11.0 倍 · 株価時価総額 6,320 円947 億円

インドや中国の新興メーカーが安い機械で追い上げ、機械の数量は10年で横ばいにとどまる。価格の上がりも物価に届かず、1.28倍になる。10年後の売上は今の1.4倍だ。

金型は価格競争で伸びが鈍り、数量は2割増にとどまる。営業利益率は17%まで下がる。機械は12%、金型と部品は23%。

飲料への進出は小さな成果にとどまり、販売網と開発の費用だけが残る。配当は維持されるが、純現金は戻らず、使い道も定まらない。かつての高い利益率を誇る優良企業とは言えない水準に落ちるが、赤字には沈まない。ゼロ・クーリングの金型は残るものの、互換品に近い安い金型が出回り、顧客は機械を増やす時に新興メーカーも比べるようになる。

  • 成形機・付属機器:数量 252(世界のストレッチブロー成形機市場(実質・億円)×同社の取り分)× 価格 128(平均単価の指数(今を100。物価3%で10年1.34倍))→ 売上 323 億円・営業利益 39 億円。数量は横ばい、価格は物価に届かず1.28倍
  • 金型・部品:数量 221(稼働する機械の台数に応じた金型・部品の需要(実質・億円))× 価格 128(平均単価の指数(今を100。物価3%で10年1.34倍))→ 売上 283 億円・営業利益 65 億円。数量は2割増、価格は1.28倍

倍率:事業のROE(余った現金を除く)は約11%と、kをわずかに上回る。稼ぐ力の割に収益が不安定で、1÷k(12.1倍)を下回る11.0倍に置いた。余った現金は今の75%(150億円)。

確率:新興メーカーの追い上げと、受注の山の反動が重なる筋書き。中国市場がすでに競争の激化で低調で、起きても不思議はないので2割とした。

悲観 12% 特許が切れ、新興勢に金型を侵される 利益 27 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 2,518 円378 億円

ゼロ・クーリングの特許が切れ、インドと中国の新興メーカーが互換の金型を安く売る。金型の値段が下がり、機械の注文も細る。10年後の売上は385億円と、名目でも今を下回る。

営業利益率は9%まで落ちる。機械は5%、金型と部品は14%。飲料への進出は失敗し、開発費と在庫の評価損が出る。純現金の一部が食われ、残りも使い道が定まらない。

優良な小型機械メーカーではなくなり、稼ぐ力と手元の資産が価値の床になる。配当は利益の範囲で続くが、成長は止まり、10年を終えても市場の評価を取り戻す材料は見当たらない。顧客は価格で選ぶ時代に入り、積み上げてきた保守網や金型の囲い込みも、強みとして働かなくなる。

  • 成形機・付属機器:数量 176(世界のストレッチブロー成形機市場(実質・億円)×同社の取り分)× 価格 115(平均単価の指数(今を100。物価3%で10年1.34倍))→ 売上 202 億円・営業利益 10 億円。数量は3割減、価格は物価に届かず1.15倍
  • 金型・部品:数量 166(稼働する機械の台数に応じた金型・部品の需要(実質・億円))× 価格 110(平均単価の指数(今を100。物価3%で10年1.34倍))→ 売上 183 億円・営業利益 26 億円。数量は1割減、金型の値下がりで価格は1.10倍

倍率:構造的に負けた会社の床。事業の稼ぐ力は約25億円で、ROEはkを下回る。価値は今の自己資本589億円に0.55を掛けた約378億円に置いた(稼ぐ力÷kと余った現金の半分を合わせた約360億円より低く、やや悲観より倍率が高くならないようにした)。

確率:特許の切れ・回避と、新興メーカーの金型の低価格化が同時に起きる必要がある。10年という期間では起こりうる構造的な負けで、1割強とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

成形機・付属機器

1ステップ機・1.5ステップ機・2ステップ機(プリフォーム成形機・ブロー成形機)と、その付属機器を売る事業。

数量世界のストレッチブロー成形機市場(実質・億円)×同社の取り分価格平均単価の指数(今を100。物価3%で10年1.34倍)売上営業利益
今 2025/09 252 100 252 52
10 年後 中立 323 134 433 71

取り方:成形機(225億円)と付属機器(27億円)の合計252億円。世界のストレッチブロー成形機の市場は、1ステップ約500億円と2ステップ約2,000億円(株探の取材記事)で、約2,500億円と置く。同社の取り分は約1割(市場規模×シェア)。営業利益は会社が開示しない。金型・部品より低いとみて、売上の約2割の52億円と推定した。

金型・部品

容器の形ごとに要る金型と、消耗部品・保守サービス。機械を売ったあとに続く、積み上がる収入。

数量稼働する機械の台数に応じた金型・部品の需要(実質・億円)価格平均単価の指数(今を100。物価3%で10年1.34倍)売上営業利益
今 2025/09 184 100 184 54
10 年後 中立 267 134 358 98

取り方:金型(128億円)と部品など(57億円)の合計184億円。稼働する機械が増えるほど積み上がる需要を、実質の億円で置く。ゼロ・クーリング対象機の金型売上の約6割がこの金型。営業利益はセグメントで開示されない。全体106億円から機械の52億円を引いた54億円(利益率約29%)と推定した。

リスクと懸念

受注の山と谷

機械の受注は容器メーカーの設備投資の波に乗る。2025年9月期は大型機の反動で機械の受注が減った。今は過去最高の利益率にあり、受注が止まれば固定費の重さで利益が大きく削られる。リーマン後の2009年9月期でも黒字は保ったが、利益率は10%台まで落ちた。

新興メーカーと特許切れ

ゼロ・クーリングの特許が切れ、あるいは回避されれば、金型の優位が薄れる。インドや中国の新興メーカーは安い機械と金型で追い上げ、中国市場はすでに競争の激化で低調だ。金型と部品は利益の約半分を稼ぐため、ここの値崩れが最も効く。

飲料での大手との正面衝突

成長の柱に据えたPF36とPM-90は、シデルやKHS、クローネスなどの大手の領域に入る。資本力と販売網で劣る中での挑戦で、成功しても利益率は機械の既存領域より低くなりやすい。失敗すれば開発費と在庫の評価損が残る。

現金の使われ方

純現金は時価総額の2割まで積み上がった。筆頭株主が4割超を持ち、自社株買いの実績はない。現金が事業に使われず、配当にも回らなければ、少数株主にとっては額面に届かない資産になる。大型買収で壊すリスクもある。

為替と新興国

売上の9割は海外で、インドの工場が金型と中小型機を担う。ルピー、レアル、ペソなどの円高は、すでに利益を削っている。中東・アフリカ・中南米の顧客は景気や政情の影響を受けやすい。メキシコは米国の関税の影響で様子見が続く。

プラスチックへの規制

欧州の包装規則や脱プラスチックの流れは、再生材や繰り返し使う容器に追い風にもなるが、使い捨て容器の需要そのものを減らす力も持つ。化粧品や薬の容器は代替が難しいものの、規制の方向次第で市場の伸びが鈍る。

今後の分かれ目

飲料向けのPF36・PM-90の受注が、年間で数十台規模に乗る
売上500億円の計画が前倒しされ、強気の筋書きに近づく。飲料が小さな事業のままなら、中立のまま。
ゼロ・クーリング対象機でも、金型の価格が下がり始める
利益の土台が崩れ、構造的に負ける筋書きに寄る。利益率は2割を大きく割る。
自社株買いや、配当性向の大幅な引き上げが発表される
余った現金の戻り方が1.0に近づき、現金の分だけ価値が上がる。
米州・欧州の受注が前年を下回る
山の頂が見えた合図。利益率が21%台へ戻る中立の姿に近づく。
新興メーカーが海外で、化粧品や薬の容器向けに1ステップ機を売り込む
価格競争が主戦場の1ステップ機に及び、機械の利益率が10%台前半へ下がる。
筆頭株主が株式を売却する、またはTOBが行われる
支配の構図が変わり、現金の使われ方と価値の評価が変わる。

見ておくもの

  • 機械の受注高と受注残(特に米州・欧州・インド)
  • 金型・部品の売上比率(パーツ比率20%の目標に近づくか)
  • PF36・PM-90・ポリエチレン容器の受注台数の開示
  • 営業利益率が24%台を保てるか(2割を割るか)
  • 純現金の額と、配当性向・自社株買いの方針変更
  • 中国・インドの新興メーカーの海外での販売動向

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価・今のPERから置いていない。事業のROE(余った現金を除く)から、正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)の上限を出し、受注の波に乗る機械の利益と山に近い利益率を踏まえて上限の約8割に収めた。決算期は9月。2026年9月期は決算発表前なので、基準は2025年9月期の実績と、会社の2026年9月期の計画とした。成形機の営業利益はセグメント別の開示がなく、推定である。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 17.1→22.98 倍・やや楽観 PER 15.2→21.52 倍・中立 PER 13.5→20.63 倍・悲観 PBR 0.55→0.641 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k は基本 7.5% + quality +0.75% = 8.25%。個別の懸念(支配株主・飲料への進出の成否)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.50%。

同じ業種(機械)の AI 分析

割安 ゼネラルパッカー6267 袋詰めの自動包装機で国内の上位にいる堅実な中堅。現金を抱えたまま安く放置され、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +94.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 タクミナ6322 小型定量ポンプの国内トップ。財務が堅く利益率も安定し、足元の落ち込みを織り込めば割安と見る 本質価値との差 +85.9% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 横田製作所6248 空気混じりの水を吸う自吸ポンプで稼ぐ小さな専業メーカー。純現金が時価総額の6割あり、事業の値段はかなり安い 本質価値との差 +85.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 西部技研6223 工場の除湿とVOC処理で世界上位。電池投資の波を割り引いても、純現金を抱えた今の値段は10年の価値を大きく下回る割安 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ガリレイホールディングス6420 国内の冷やす設備で首位級。厚い現金と保守の積み上げで下値が浅く、中立でも今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +77.5% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 日進工具6157 小径エンドミルの専業。純現金が時価総額の半分あり、事業の稼ぐ力も高い。結論は やや割安 本質価値との差 +68.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 三菱化工機6331 水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +66.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 オーケーエム6229 船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +54.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +49.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +48.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +46.1% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アマノ6436 勤怠と駐車場の保守収益に厚い現金。利益の大半を返す会社で、10 年の筋書きの加重では今の値段をやや上回る 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +35.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +34.9% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

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読んだ資料

  1. 日精エー・エス・ビー機械 2025年9月期 決算説明会資料(Project 50:50・製品別地域別の数字)
  2. 財経:ニッチ市場を制する世界シェア6割企業(フィスコ)
  3. 日本経済新聞:日精ASB機械の純利益18%増 26年9月期に91億円、増配も

分析日 2026-10-16