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AI 銘柄分析 · 機械 · 試作

木村工機 6231

工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)15,328 円538 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)10,340 円363 億円差 +48.2%
10 年後から見ると 割安 価値 15,328 円538 億円 · 差 +48.2% · 期待の年率 +10.8%
期待の年率リターン(10 年)+10.8%資本コスト比 +3.5 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

木村工機は、工場やビルの空気を入れ替え、冷やし、温める業務用空調の専業メーカーだ。主力は外気を取り込んで温度と湿度を整える外調機で、売上の約半分を占める。営業利益率は 25.6% と、空調の同業では飛び抜けて高い。

筆者の結論は、10 年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う、というものだ。事業の質は良い。ただ、利益率が過去最高の水準にあり、先の伸びは今の値段にかなり織り込まれていると見る。

追い風は確かにある。2025 年 6 月に職場の熱中症対策が事業者の義務になり、工場の暑さ対策の注文が急に増えた。工場用ゾーン空調機の受注は前の年の 3 倍を超えた。食品工場やデータセンターの新設も重なり、受注残は過去最高だ。

弱みは三つある。利益率は 3 年前の 2 倍近くまで上がり、同業の新晃工業は 16% にとどまる。注文の一部は、規制と猛暑という一時の追い風に乗っている。そして事業は一つで、会社は小さい。大手が同じ市場へ増産で入ってくる。

筆者は、利益率が 22% 前後に落ち着く姿を中心に置いた。それでも 10 年後の利益は今の 1.5 倍になる。ただし確率の重みで測ると、今の値段に安全域は残らない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、木村工機は「事業は良いが、値段が合って初めて持ちたい会社」に近い。

事業の質は高い。個別受注で高性能タイプを売り、借金は少なく、ROE は 20% を超える。気になるのは、利益のうち設備に回るお金が多いことだ。設備投資は減価償却費の 4 倍で、稼いだお金の多くが工場と研究棟に入る。株主に自由に残る利益は、損益計算書の数字より小さい。

堀、つまり他社がまねできない強みは、中くらいと見る。製品の独自性と営業技術は本物だが、大手が同じ市場に入ってくる。利益率が最高の年のまま、10 年続くとは考えにくい。

資本の使い方は堅実だ。無理な買収をせず、借金も増やさない。配当は 2 割前後で、残りは自社の設備に回す。その投資が高い稼ぎを生み続けるかが、これからの評価を決める。

安全域は薄い。中立の筋書きでも、10 年後の価値は今の値段と近い。悲観の筋書きでは、時価総額は今の 1 割台まで下がる。筆者は強気になれない。ただし、高い利益率が想定より長く続けば、上振れの余地は大きい。

何で稼ぐ会社か

同社の仕事は、建物の外から取り込んだ空気を、使える状態に整える機械をつくることだ。外気は夏は暑くて湿り、冬は冷たくて乾いている。これを温度と湿度の合った空気にして、工場、店舗、病院、学校へ送る。

製品は五つに分かれる。いちばん大きいのが空冷ヒートポンプ式の空調機と外調機で、売上の約 49% を占める。冷媒の量が少ないことも売りだ。次が冷温水式のエアハンドリングユニット(AHU、冷水・温水で空気を処理する大型の箱)で約 19%。工場用ゾーン空調機は、広い工場の作業エリアだけを冷やす機械で約 11%。部屋ごとの小型機であるファンコイルユニット(FCU)が約 7%。残りは部品や保守だ。

売る相手は、ゼネコンと設備工事会社である。最終の発注者は、工場やビルの持ち主になる。分野別では、産業が約 58%、保健(学校・病院・庁舎)が約 26%、商業が約 16% だ。

製造は個別の受注生産が基本で、同じ機械を大量に流す事業ではない。見積もりの積算を自社の営業技術が手がけ、制御の仕組みも内製する。だから客先の条件に合わせた高性能タイプを、高い値段で売りやすい。年に 2 千件ほどの客の要望を、製品の改良に生かしているという。値段は案件ごとの見積もりで決まる。ゼネコン経由の競争はあるが、制御や省エネ性能で選ばれる案件では交渉が有利になる。ここが高い利益率を支えている。

報告セグメントは一つで、製品別の利益は開示されていない。工場は大阪の八尾と三重の河芸にある。従業員は 485 人だ。

優良さと弱いところ

木村工機の強みは、利益率の高さそのものだ。営業利益率は 25.6% で、売上 179 億円の会社としては異例に高い。

理由は三つ見える。第一に、個別受注の高性能タイプが中心で、値引き競争に巻き込まれにくい。第二に、制御まで自社でつくるため、客先の条件に合わせた提案ができる。第三に、特許に裏づけられた製品を持つ。ただ、この独自性がどこまで続くかは、外から確かめにくい。

弱みも見ておく。事業は空調一つで、外調機が売上の半分を占める。国内最大手の新晃工業は日本の売上が 500 億円を超え、クボタ空調も 240 億円規模だ。ダイキンもいる。木村工機は規模で劣る分、独自性で戦う会社になる。

資本効率は高い。ROE は 23%、自己資本比率は 57% だ。借金は少なく、営業利益は支払利息の 57 倍ある。ただ、これは利益率が最高の年の数字であり、平均的な年の力ではない。3 年前の営業利益率は 13% だった。

経営は、設備と人に先に投資する姿勢だ。八尾製作所を建て替え、研究センターを大阪と三重に建てている。回収はこれからで、その間は償却費と人件費が利益率を押し下げる。

現場の要望を製品に戻す仕組みも強みだ。年に 2 千件ほどの声を改良に使う。受注生産で在庫の山を抱えにくいことも、資本効率の高さにつながっている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の業務用空調は、建物の更新と工場の暑さ対策で、底堅く伸びる市場だ。筆者は、国内のセントラル空調(機器・更新工事・保守)を約 3,250 億円と推定する。データセンター向けの約 250 億円を含む。同業の新晃工業の分析と同じ前提である。

需要の柱は三つある。第一は更新だ。空調機は 15 年から 20 年で入れ替わり、冷媒の規制で新機種への切り替えも進む。第二は工場の暑さ対策だ。2025 年 6 月から職場の熱中症対策が義務になった。ただ、全体を冷やす義務ではなく、スポットクーラーや空調服も使われる。それでも作業エリアを冷やすゾーン空調の注文は増えている。第三は外気の処理だ。食品スーパーは換気を増やした結果、結露に悩み、外調機を入れた。データセンターや食品工場の新設も追い風になる。

逆風は人口減だ。国内の新築は減り、小型のファンコイルユニットは縮む見通しである。富士経済は、AHU は更新で伸び、FCU は縮むと予測している。

競争は、国内最大手の新晃工業、クボタ空調、ダイキン、暖冷工業、昭和鉄工が並ぶ、寡占に近い形だ。クボタ空調は、工場の暑さ対策向けのエリア空調機の出荷を 2 倍の年 1,000 台へ増やす計画と報じられた。木村工機が伸ばしたい分野に、大手が正面から入ってくる。

循環の位置は、山に近い。受注残は過去最高で、2027 年 3 月期も増収増益の計画だ。しかし会社は、中東情勢による設備投資の見合わせ、部材の高騰、工期の遅れを心配材料に挙げている。

資本政策と M&A

還元は安定重視で、配当性向は 2 割前後だ。2026 年 3 月期の配当性向は 21.7%、自社株買いを加えた総還元性向は 44.1% だった。同期には自己株を 5 万株、約 7.4 億円取得した。2026 年 2 月には期末配当を計画より引き上げ、2027 年 3 月期の配当予想も同じ水準に保っている。

資金の使い道は、設備が先だ。2026 年 3 月期の設備投資は 24 億円で、減価償却費の 4 倍近い。八尾製作所の建て替えは 2026 年 3 月に終わった。河芸製作所では新工場棟に着手する。筆者は、この投資を、利益率を落とさずに回収できるかが最大の論点と見る。

M&A(企業の買収)の実績は見当たらない。借金は少なく、純有利子負債は時価総額の 7% ほどだ。

株主は、株式会社 KIMURA が 11.9%、大阪中小企業投資育成が 5.7%、みずほ銀行が 4.7%、日本生命が 4.5% と続く。社長の木村晃氏の持分は 3% 台だ。三菱電機も 2.8% を持つ。規模が小さく株主が固まっているため、買収や再編の可能性は排除できない。当サイトの別の試算は、10 年以内の TOB(株式公開買い付け)の確率を約 2 割とみる。ただし本稿の価値には、TOB の上乗せを入れていない。

中期経営計画は、公式サイトで確認できなかった。目標の数字がないので、筆者は計画の達成度でなく、受注残と実績の利益率で見る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

木村工機は、空調の中でも伸びる所だけを押さえている。工場の暑さ対策は規制が後押しし、一度入れた設備は 15 年から 20 年使われる。工場用ゾーン空調機の受注は前の年の 3 倍を超え、受注残が積み上がっている。これは一時の特需ではなく、気温の上昇が続く限り広がる需要だ。

外気の処理でも追い風が続く。食品工場、データセンター、商業施設は、換気を増やすほど外調機が要る。この製品は個別受注の高性能タイプが中心で、値引き競争になりにくい。実際、営業利益率は 3 年で 13% から 26% へ上がった。値上げと高性能化が通った証拠である。

投資も先行している。八尾製作所の建て替えが終わり、研究センターが大阪と三重で動き出す。生産能力が上がれば、積み上がった受注を売上に変えられる。農・畜産向けの新しい用途も準備中だ。自己資本比率は 57% と厚く、投資を借金に頼らず進められる。受注残が積み上がっているので、少なくとも数年は売上の見通しが立つ。

会社の小ささは、むしろ強みになる。新晃工業やクボタ空調が大きな案件を追う間に、木村工機は工場と食品の細かい要望に応える提案で勝てる。利益率が 25% 前後で保たれれば、10 年後の利益は今の 2 倍を超える。資本効率の高さにふさわしい倍率も付く。

慎重な見方

利益率が 25.6% と過去最高の今こそ、いちばん危うい。3 年前は 13% で、同業の新晃工業は今も 16% だ。高い利益率が 10 年続く保証はない。

受注の一部は一時の追い風である。熱中症対策の義務化は全体空調を求めておらず、スポットクーラーや空調服で済ませる工場も多い。ゾーン空調の注文が急に増えた分は、翌年以降に反動が出うる。データセンターも、建設の後ろ倒しが各所で起きている。

競合が動き出した。クボタ空調はエリア空調機の出荷を 2 倍にする計画だ。ダイキンは資金力が桁違いで、新晃工業は国内最大手の営業網を持つ。値引きで受注を取りに来れば、個別受注の高い利益率は崩れる。

コストも上がる。減価償却費は設備投資で膨らみ、従業員も増えている。人件費は毎年上がる。売上が伸びても、利益率を押し下げる力のほうが強い。配当性向は 2 割前後で、稼いだお金の多くを設備に回している。投資が空振りに終われば、ROE は急速に落ちる。

事業が一つで会社が小さいことも弱点だ。主力の外調機が崩れれば、支える事業がない。2022 年 3 月期には営業利益率が 10% 台まで下がった。今の値段は利益の高止まりを前提にしており、安全域がない。

どちらに重みを置いたか

どちらにも根拠はあるが、慎重な見方の指摘が中立の置き方を決めた。需要の広がりは本物で、受注残も確かだ。一方で、利益率が最高の年に大手が同じ市場へ入ることは、中立の利益率を 22% 前後へ下げる理由として強い。そこで確率は中立を最も厚くした。強気側と慎重側は、ほぼ釣り合う重みにした。小さい単一事業の会社なので、悲観は 10% と厚めに残した。

筆者は、強気の見方が描く姿を否定しない。ただ、その姿が成り立つ前提は、大手が動かないことだ。そこに賭けるには、安全域が足りない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 23,677 円831 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 5,066 円178 億円)。 今の値に割り戻すと 15,328 円538 億円、今との差 +48.2%、 期待の年率 +10.8%(資本コスト 7.2%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 41,233 円1,447 億円 6,809 円239 億円 +364.6% +16.6% 4,804 円169 億円
やや楽観 24% 33,353 円1,171 億円 6,039 円212 億円 +281.0% +14.3% 9,454 円332 億円
中立 36% 26,875 円943 億円 5,384 円189 億円 +212.0% +12.1% 11,613 円408 億円
やや悲観 20% 8,454 円297 億円 3,789 円133 億円 +18.4% +1.7% 2,449 円86 億円
悲観 10% 1,826 円64 億円 2,393 円84 億円 −59.2% −8.6% 422 円15 億円
加重平均100% 23,677 円831 億円5,066 円178 億円 +178.0% +10.8% 28,742 円1,009 億円

今の株価時価総額 10,340 円363 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 10% 暑さ対策と外調機の追い風が長く続き、高い利益率を保つ 利益 73 億円 · PER 19.7 倍 · 株価時価総額 41,233 円1,447 億円

工場の暑さ対策と外気処理の需要が、10 年続く筋書きだ。外調機は食品工場、データセンター、商業施設の新設と更新で、出荷が今の 1.75 倍になる。工場用ゾーン空調機は暑さ対策が定着し、今の 3 倍に育つ。積み上がった受注が生産の増強で売上に変わり、売上は物価の分を含めて 412 億円(今の約 2.3 倍)になる。

高性能タイプの比率が上がり、営業利益率は今に近い 25.5% を保つ。大手が参入しても、制御と提案力で客を離さない。研究センターから新冷媒に対応した製品が早く出て、更新需要も取り込む。農・畜産向けの空調も小さな柱になる。八尾と河芸の新しい工場が動き、納期が短くなって受注を逃さない。

自己資本は、還元を続けても 433 億円まで積み上がる。ROE は 17% を保つ。

  • 空冷ヒートポンプ式空調機・外調機:数量 2,208(出荷台数(台、推定))× 価格 966(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 213 億円・営業利益 54 億円。出荷はそれぞれ 1.75・1.2・0.95・3.0・1.35 倍、価格 1.38 倍、営業利益率 25.5%
  • 冷温水式エアハンドリングユニット(AHU):数量 1,662(出荷台数(台、推定))× 価格 345(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 57 億円・営業利益 15 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率
  • 冷温水式ファンコイルユニット(FCU):数量 5,976(出荷台数(台、推定))× 価格 28(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 17 億円・営業利益 4 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率
  • 工場用ゾーン空調機:数量 1,617(出荷台数(台、推定))× 価格 483(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 78 億円・営業利益 20 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率
  • 保守・部品・特注・その他:数量 2,236(受注件数(件、推定))× 価格 207(1 件あたりの平均金額(万円、名目))→ 売上 46 億円・営業利益 12 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率

倍率:事業の純利益 73 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 17.0% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.7 倍。全体の PER 19.72 倍、時価総額 1,447 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:暑さ対策・外気処理・データセンターの追い風が 10 年続き、大手の参入も跳ね返す必要がある。実現すれば強いが、利益率が最高の年からさらに保つ形なので 1 割にとどめた。

やや楽観 24% 需要は広がり、利益率は 24% の高めで落ち着く 利益 61 億円 · PER 19.1 倍 · 株価時価総額 33,353 円1,171 億円

需要は広がるが、大手との競争で、利益率はやや下がる筋書きだ。外調機は今の 1.55 倍、工場用ゾーン空調機は 2.6 倍の出荷になる。更新が中心の AHU は 1.14 倍、縮む FCU は 0.9 倍にとどまる。売上は物価の分を含めて 365 億円になる。

暑さ対策は食品・自動車・機械の工場に広がり、データセンター向けも続く。

営業利益率は 24% に落ち着く。値上げは通り続けるが、大手の増産が価格の上昇を一部抑える。償却費と人件費の増加も、利益率を少し押し下げる。

会社は研究センターの成果を製品に生かし、新冷媒対応で差をつける。営業利益は 88 億円、純利益は 61 億円。自己資本は 399 億円、ROE は 15% になる。

  • 空冷ヒートポンプ式空調機・外調機:数量 1,956(出荷台数(台、推定))× 価格 952(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 186 億円・営業利益 45 億円。出荷は 1.55・1.14・0.9・2.6・1.27 倍、価格 1.36 倍、営業利益率 24%
  • 冷温水式エアハンドリングユニット(AHU):数量 1,579(出荷台数(台、推定))× 価格 340(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 54 億円・営業利益 13 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率
  • 冷温水式ファンコイルユニット(FCU):数量 5,661(出荷台数(台、推定))× 価格 27(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 15 億円・営業利益 4 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率
  • 工場用ゾーン空調機:数量 1,401(出荷台数(台、推定))× 価格 476(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 67 億円・営業利益 16 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率
  • 保守・部品・特注・その他:数量 2,103(受注件数(件、推定))× 価格 204(1 件あたりの平均金額(万円、名目))→ 売上 43 億円・営業利益 10 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率

倍率:事業の純利益 61 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.4% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.3%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.1 倍。全体の PER 19.1 倍、時価総額 1,171 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:受注残と実績の利益率を見れば、需要が広がり利益率が 24% 前後で保たれる姿は十分ありうる。強気側の中心として 24% を置いた。

中立 36% 需要は伸びるが、競争で利益率は 22% 台に落ち着く 利益 51 億円 · PER 18.4 倍 · 株価時価総額 26,875 円943 億円

需要は伸びるが、競争で利益率は 22% 台まで下がる筋書きだ。外調機は今の 1.4 倍、工場用ゾーン空調機は 2.2 倍の出荷になる。暑さ対策の特需は落ち着くが、義務化で需要の土台は残る。AHU は更新で 1.08 倍、FCU は縮んで 0.85 倍になる。売上は物価の分を含めて 326 億円になる。

営業利益率は、今の 25.6% から 22.5% へ下がる。値上げは物価並みに通るが、大手との競争、償却費、人件費の増加が利益率を削る。それでも 3 年前の 13% よりはるかに高い。高性能タイプの比率が上がった成果は残ると見る。

営業利益は 73 億円、純利益は 51 億円になる。自己資本は 372 億円、ROE は 14% だ。

  • 空冷ヒートポンプ式空調機・外調機:数量 1,766(出荷台数(台、推定))× 価格 938(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 166 億円・営業利益 37 億円。出荷は 1.4・1.08・0.85・2.2・1.2 倍、価格 1.34 倍(物価並み)、営業利益率 22.5%
  • 冷温水式エアハンドリングユニット(AHU):数量 1,496(出荷台数(台、推定))× 価格 335(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 50 億円・営業利益 11 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率
  • 冷温水式ファンコイルユニット(FCU):数量 5,347(出荷台数(台、推定))× 価格 27(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 14 億円・営業利益 3 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率
  • 工場用ゾーン空調機:数量 1,186(出荷台数(台、推定))× 価格 469(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 56 億円・営業利益 13 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率
  • 保守・部品・特注・その他:数量 1,987(受注件数(件、推定))× 価格 201(1 件あたりの平均金額(万円、名目))→ 売上 40 億円・営業利益 9 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率

倍率:事業の純利益 51 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.8% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.5%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.4 倍。全体の PER 18.39 倍、時価総額 943 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:需要の拡大と競争による利益率の低下が釣り合う姿。同業の利益率(新晃工業は 16%)と自社の 3 年前の 13% を思えば、25% 超の維持より、22% 台への低下を中心に置くのが自然と考え、最も厚い 36% にした。

やや悲観 20% 大手の増産で値引きが広がり、利益率が 16% に下がる 利益 26 億円 · PER 9.6 倍 · 株価時価総額 8,454 円297 億円

大手の増産で値引きが広がり、利益率が下がる筋書きだ。暑さ対策の特需は反動が出て、外調機の出荷は今と同じ水準に戻る。工場用ゾーン空調機は 1.4 倍にとどまり、FCU は 0.7 倍まで縮む。物価の分を価格に乗せにくく、価格は 10 年で 1.3 倍にとどまる。売上は 234 億円になる。

営業利益率は 16% に下がる。新晃工業と同じ水準だ。償却費と人件費は売上ほど減らず、固定費の重さが利益を削る。設備投資の回収が遅れ、ROE は 9% まで下がる。

ゾーン空調は大手の増産で単価が伸びず、数量だけが増える。堀は残るが、優良さは薄まる。

営業利益は 37 億円、純利益は 26 億円になる。自己資本は 303 億円だ。

  • 空冷ヒートポンプ式空調機・外調機:数量 1,262(出荷台数(台、推定))× 価格 910(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 115 億円・営業利益 18 億円。出荷は 1.0・0.95・0.7・1.4・0.95 倍、価格 1.30 倍、営業利益率 16%
  • 冷温水式エアハンドリングユニット(AHU):数量 1,316(出荷台数(台、推定))× 価格 325(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 43 億円・営業利益 7 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率
  • 冷温水式ファンコイルユニット(FCU):数量 4,403(出荷台数(台、推定))× 価格 26(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 11 億円・営業利益 2 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率
  • 工場用ゾーン空調機:数量 754(出荷台数(台、推定))× 価格 455(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 34 億円・営業利益 6 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率
  • 保守・部品・特注・その他:数量 1,573(受注件数(件、推定))× 価格 195(1 件あたりの平均金額(万円、名目))→ 売上 31 億円・営業利益 5 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率

倍率:ROE 8.6%。今の利益はそのまま残り、先で薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎだけとみて、RONIC = k 7.25% + 残る割合 1/2 ×(8.6 − 7.75)= 8.2%、長期の成長率 g 4.0% から正当化 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g) = 13.7 倍。ROE は k を少し上回るが、大手との競争で稼ぎが薄れる速さを多めに見た。上限の 7.0 割の 9.6 倍に置いた。

確率:大手の増産で値引きが広がり、特需の反動も重なる筋書き。単一事業で小さい会社の弱さを入れ、2 割を置いた。

悲観 10% 特需が終わり価格競争に入り、利益率が 8% まで下がる 利益 9 億円 · PER 7.0 倍 · 株価時価総額 1,826 円64 億円

特需が終わり、価格競争に入る、構造的な負けの筋書きだ。クボタ空調やダイキンが、ゾーン空調と外調機に増産で入る。熱中症の義務化は全体空調まで求めず、スポット冷却で足りる工場が増える。外調機は今の 0.75 倍の出荷に減り、価格も 10 年で 1.2 倍にしか上がらない。売上は 164 億円と、今を下回る。

売上が減る一方、人件費と償却費は物価で増える。営業利益率は 8% まで下がり、営業利益は 13 億円になる。2023 年 3 月期の 16 億円にも届かない。

新しい工場と研究棟は、期待した利益を生まない。自己資本は 267 億円あるが、ROE は 3% にとどまる。配当は抑えられ、自社株買いも止まる。10 年の還元は合計で 84 億円にとどまる。

  • 空冷ヒートポンプ式空調機・外調機:数量 946(出荷台数(台、推定))× 価格 840(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 80 億円・営業利益 6 億円。出荷は 0.75・0.8・0.5・0.9・0.8 倍、価格 1.20 倍、営業利益率 8%
  • 冷温水式エアハンドリングユニット(AHU):数量 1,108(出荷台数(台、推定))× 価格 300(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 33 億円・営業利益 3 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率
  • 冷温水式ファンコイルユニット(FCU):数量 3,145(出荷台数(台、推定))× 価格 24(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 8 億円・営業利益 1 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率
  • 工場用ゾーン空調機:数量 485(出荷台数(台、推定))× 価格 420(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 20 億円・営業利益 2 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率
  • 保守・部品・特注・その他:数量 1,325(受注件数(件、推定))× 価格 180(1 件あたりの平均金額(万円、名目))→ 売上 24 億円・営業利益 2 億円。同じ前提の出荷・価格・利益率

倍率:ROE 3.4%。k 7.25% 以下なので、ためた利益は額面を下回る価値になる。PER は 1÷k = 12.9 倍が上限で、ROE÷k = 0.44 に比例して下がる(下限は 0.6)。その上限 × 0.6 の 7.7 倍の 9 割にあたる 7.0 倍に置いた。大手との価格競争に負け、利益率が 8% まで下がって ROE が資本コストを割る筋書き。

確率:特需の反動、大手との価格競争、設備投資の償却費の負担が重なり、過去の低い利益率に戻る筋書き。単一事業の小さな会社で、最高益の年を起点にしているため、悲観は厚めの 10% にした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

空冷ヒートポンプ式空調機・外調機

屋上や屋外に置く一体型のヒートポンプ式空調機と、外気を取り込んで温度と湿度を整える外調機。売上の約半分を占める主力。

数量出荷台数(台、推定)価格1 台あたりの平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 1,262 700 88 23
10 年後 中立 1,766 938 166 37

取り方:報告セグメントは一つで、製品別の台数と利益は開示されていない。販売実績(2026/03 期)の 88.3 億円を、平均約 700 万円の機械が約 1,260 台売れたと推定した(単価は推定)。国内セントラル空調の市場(約 3,250 億円と推定)のうち、外調機とヒートポンプ式空調機は約 1,300 億円とみて、当社のシェアは約 7%。利益は開示がないため、全社の営業利益率 25.6% を同率で配分した。数量は実質の台数、価格は名目の単価。

冷温水式エアハンドリングユニット(AHU)

冷水・温水で空気を冷やしたり温めたりする大型の空調機。庁舎・学校・病院・工場の更新で出る。

数量出荷台数(台、推定)価格1 台あたりの平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 1,385 250 35 9
10 年後 中立 1,496 335 50 11

取り方:冷温水式 AHU の販売実績 34.6 億円を、平均約 250 万円の機械が約 1,380 台売れたと推定した(単価は推定)。AHU と FCU を合わせた国内市場を約 1,250 億円とみて、当社のシェアは合計で約 3.8%。富士経済は AHU を更新で伸びると予測する。利益は全社の営業利益率 25.6% を同率で配分した。

冷温水式ファンコイルユニット(FCU)

部屋ごとに置く小型の冷温水式空調機。商業施設などの更新が中心で、市場は縮む見通し。

数量出荷台数(台、推定)価格1 台あたりの平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 6,290 20 13 3
10 年後 中立 5,347 27 14 3

取り方:冷温水式 FCU の販売実績 12.6 億円を、平均約 20 万円の小型機が約 6,290 台売れたと推定した(単価は推定)。市場は AHU と合わせて約 1,250 億円。富士経済は FCU を縮む分野とみる。利益は全社の営業利益率 25.6% を同率で配分した。

工場用ゾーン空調機

広い工場や倉庫の作業エリアだけを冷やす空調機。除湿を重視し、暑さ対策に使われる。

数量出荷台数(台、推定)価格1 台あたりの平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 539 350 19 5
10 年後 中立 1,186 469 56 13

取り方:工場用ゾーン空調機の販売実績 18.9 億円を、平均約 350 万円の機械が約 540 台売れたと推定した(単価は推定)。工場向けの大空間・ゾーン空調の国内市場は、義務化前で約 300 億円と推定し、当社のシェアは約 6%。受注は前の年の 3 倍を超えており、市場は急に広がる局面にある。利益は全社の営業利益率 25.6% を同率で配分した。

保守・部品・特注・その他

補修部品、保守、改造、特注品など。製品別の売上のうち上の四つに入らない分。

数量受注件数(件、推定)価格1 件あたりの平均金額(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 1,656 150 25 6
10 年後 中立 1,987 201 40 9

取り方:製品別の売上のうち、上の四つに入らない 24.8 億円(補修部品、保守、改造、特注品など)を、1 件あたり平均約 150 万円で約 1,660 件と推定した(推定)。国内の保守・更新部品・付帯工事の市場は約 400 億円とみて、シェアは約 6%。利益は全社の営業利益率 25.6% を同率で配分した。

リスクと懸念

特需の反動と利益率の正常化

熱中症対策の義務化とデータセンター、食品工場の新設が、直近の受注を押し上げた。規制の初年度の需要が一巡すれば、反動が出うる。営業利益率は 3 年で 2 倍近くまで上がっており、元の 13% 台に戻る道筋も、悲観の筋書きとして残る。特需だったかどうかは、2027 年度の受注で分かる。

大手の参入と増産

クボタ空調は工場の暑さ対策向けのエリア空調機の出荷を 2 倍にする計画と報じられた。新晃工業、ダイキンも同じ顧客を狙う。大手が値引きで受注を取りに来れば、個別受注で保ってきた利益率が削られる。大手は資金力と営業網で上回り、価格で争えば体力の差が出る。

設備投資の回収と償却費の増加

八尾製作所の建て替え、河芸製作所の新工場棟、大阪と三重の研究センターと、設備投資が続く。2026 年 3 月期の設備投資は償却費の 4 倍近い。受注が伸びなければ、償却費が固定費として残り、利益率を押し下げる。稼いだお金の多くが設備に入るため、株主に残るお金も細る。

事業の集中と会社の小ささ

事業は業務用空調一つで、外調機が売上の約半分を占める。主力製品の需要が崩れても、支える別の事業がない。会社は従業員 485 人の規模で、大型案件の遅れや不良が、業績に直接響く。製品の不具合が出れば、評判を落とす影響も小さくない。

中東情勢と部材・工期

会社は、中東情勢による設備投資の見合わせ、エネルギーと部材の高騰、石油製品の調達難を心配材料に挙げている。個別受注生産のため、部材が遅れれば納期が延び、売上の計上も後ろにずれる。価格転嫁が遅れれば利益も削られる。会社は見通しを極めて不透明と述べている。

人手と賃金

人員を増やし、賃上げも続けている。従業員は 1 年で 27 人増えた。物価 3% の世界では人件費も毎年上がる。値上げが追いつかなければ、販売費・管理費の比率が上がり、営業利益率が下がる。人手不足で技術者を採れなければ、増産も進まない。

義務化の中身が全体空調を求めない点

改正労働安全衛生規則は、事業者に熱中症対策を義務づけたが、工場全体の空調までは求めていない。スポットクーラーや空調服で足りる現場も多い。ゾーン空調への需要の広がりは、会社が期待するほど大きくならない可能性がある。需要の中身を、受注の分野別に見ていく必要がある。

今後の分かれ目

工場用ゾーン空調機と外調機の受注残が、2 年続けて前年を上回って積み上がったら
義務化の需要が定着したと見て、楽観・やや楽観の確率を上げてよい。特需でないことの確認になる。
営業利益率が 22% を下回り、受注は伸びているのに利益が伸びなかったら
大手との値引き競争が始まったと見て、やや悲観の確率を上げる。償却費の増加と区別して見る。
クボタ空調や新晃工業が、工場向けゾーン空調の大型増産や値下げを発表したら
競争の強まりとして、中立の利益率の前提を下げる。やや悲観の確率を上げる。
河芸の新工場棟と研究センターが稼働し、受注が積み上がったまま納期が短くなったら
設備投資が売上に変わる段階に入ったと見る。やや楽観側の確率を上げる。
配当を引き上げる、または自社株買いを大きく増やす方針が出たら
利益の多くを設備に回す姿勢の見直しとなる。資本効率の改善として評価できる。
大株主が持分を増やす、または買収の提案が出たら
TOB の可能性が現実になる。本稿の価値には上乗せしていないので、別に評価する。

見ておくもの

  • 工場用ゾーン空調機と外調機の受注高・受注残高(四半期ごとの決算説明)
  • 営業利益率と売上総利益率の推移(22% を割るかどうか)
  • クボタ空調・新晃工業・ダイキンの工場向け増産や価格の動き
  • 河芸の新工場棟と大阪・三重の研究センターの稼働と、設備投資の額

倍率と資本コストの決め方

先に五つの製品別の出荷(台数と件数)と価格で 10 年の売上を積み、営業利益率と純利益の比 0.70 から利益を出した。倍率は正当化 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g) を上限に、k は 7.25%(基本 7.5% に quality 0.25%)、g は 4% で、利益の質に応じて上限の 7〜9 割に置いた。悲観は ROE が資本コストを割るので、1÷k に ROE÷k を掛けて目減りさせた。今の PER や PBR、過去の株価の水準で倍率を動かした所はない。今の時価総額と比べたのは最後で、確率の加重の価値は今の値段の 1.03 倍と、ほぼ釣り合う。新しいリース会計基準で数字の形が変わる点は、10 年後の数字を今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえて対応した。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 16.23→19.72 倍・やや楽観 PER 14.82→19.1 倍・中立 PER 13.41→18.39 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.25% = 7.75%。大手の参入や特需の反動は k に足さず、やや悲観・悲観の筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.75% → 7.25%。

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割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

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読んだ資料

  1. キタイシホン 木村工機(6231)の事業内容(製品別売上・分野別・強み・リスク)
  2. Yahoo!ファイナンス 木村工機 決算説明会の書き起こし(2026 年 3 月期・2027 年 3 月期の見通し)
  3. 木村工機 株式情報(大株主・株式数)

分析日 2026-10-19