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ジャノメ 6445

北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,563 円261 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,319 円221 億円差 +18.5%
10 年後から見ると やや割安 価値 1,563 円261 億円 · 差 +18.5% · 期待の年率 +8.0%
期待の年率リターン(10 年)+8.0%資本コスト比 +0.5 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ジャノメは家庭用ミシンの老舗メーカーで、売上の約 7 割が海外だ。売上の 76% を家庭用ミシン・刺しゅう機が占め、残りは卓上ロボットとサーボプレスなどの産業機器、ダイカスト、ソフト開発の IT 関連である。筆者の見立ては「適正」。純現金と事業の稼ぎがそろって評価され、今の値段とほぼ釣り合う。割安とは言い切れない。

事業の中心はミシンだ。世界のミシン市場は成熟しているが、北米のキルト・刺しゅう愛好家向け高級機で強みを持つ。2026 年 3 月期は米国の関税と為替で台数が 81 万台に減ったものの、中高級機の構成が上がって売上は増えた。

足を引っ張るのはダイカストだ。原材料高で赤字が続き、産業機器全体も赤字だ。ここが直るかが利益率の分かれ目になる。

財務は固い。純現金は 55 億円で、時価総額の 24% に当たる。ROE は 1.7% と低く、会社は 2028 年 3 月期に ROE 8% 以上、PBR 1 倍以上を目標に掲げた。MM Investments が 9% を保有し、資本効率の改善を促す大株主がそろった。それでも、本業の稼ぎは資本コストを超えず、評価の鍵は利益率の持ち直しと還元の実行にある。

バリュー投資の観点から

事業は分かりやすい。ミシンは趣味と実用の道具で、10 年後も使われる。この点の予測のしやすさは悪くない。ただし産業機器とダイカストが混ざり、利益の読みは単純でない。

バリュー投資の観点で、まず見たいのはオーナー利益だ。営業利益は 2027 年 3 月期予想で 30 億円、税引き後で 20 億円ほど。自己資本 346 億円に対して 6% 前後で、資本コストに届かない。純現金が 55 億円あり、その分を除いた事業の稼ぎはさらに小さい。

経営の資本配分は変わり始めている。自社株買いと増配に動き、ROE 8% を目標に置いた点は評価できる。一方、ダイカストの赤字を何年も抱え、買収も含む戦略投資 85 億円を掲げる点には慎重になる。

安全域は、純現金の厚さと、現在の純資産より安い値段にある。それでも、稼ぐ力が資本コストを超えるまで、安さは確かな根拠にならない。割安と見るのは、利益率が戻る前提で、純現金と還元が下支えするからだ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は家庭用機器で、売上の 76%(297 億円)を占める。家庭用ミシン、刺しゅう機、その関連ソフトを開発・製造・販売する。2026 年 3 月期の販売は 81 万台で、北米・欧州・大洋州が 54 万台、中南米・中東・アジアが 19 万台、日本が 8 万台だった。北米向けの売上は 116 億円(前期 102 億円)で、家庭用の約 4 割にあたる。

産業機器は 2 つに分かれる。卓上ロボットとサーボプレス(電動プレス)は、電池・半導体・医療・自動車の組立ラインで使われる。2026 年 3 月期の販売はロボットが 2,855 台と前期の 2 倍超になり、プレスが 1,045 台だった。もうひとつがダイカスト(アルミなどの鋳造部品)で、2023 年に承継したアートテックの事業を含む。売上 24 億円に対し営業損失は 6 億円と重い。

IT 関連は子会社のジャノメクレディアが担う。ソフト開発、情報処理、システム運用管理で売上は 29 億円。営業利益は 5.4 億円と、売上の 7% で全社の営業利益の 3 割近くを稼ぐ。自社運用のサーバを軸にした運用管理が強みとされる。

不動産賃貸も少し営んでいる。生産は国内の本社工場に加え、台湾とタイの子会社が担い、現地通貨高は原価の上昇を通じて利益を圧迫する。

優良さと弱いところ

堀は「普通」と見る。ジャノメの強みはブランドで、北米のキルト・刺しゅうの愛好家には高級機で定評がある。ミシンは一度買えば長く使われ、部品や付属品の売上もある。一方、世界の家庭用ミシンはブラザーが首位級で、シンガーなど競合も多い。世界シェアは公表されておらず、ジャノメが首位という証拠はない。強い堀、つまり他社がまねできない強みと呼ぶには足りない。

収益の振れは大きい。営業利益率は 2019 年 3 月期に 3.0%、2021 年 3 月期にマスク需要で 11.2% まで上がり、2023 年 3 月期は 5.5%、2026 年 3 月期は 4.9% だった。景気や為替、需要の山が収益を左右する。

資本効率は低い。過去 10 年の ROE の中央値は 4.4%、2026 年 3 月期は 1.7%。自己資本の 346 億円は、ミシンの在庫、純現金、賃貸不動産などに寝ている部分が多い。

足元は改善の兆しがある。2027 年 3 月期の営業利益 30 億円の予想に対し、1Q は 8.1 億円と順調だ。ただし期初の営業利益見通しを 13 億円としながら実績が 19 億円に上振れた経緯があり、予想の幅が大きい会社でもある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

家庭用ミシンの世界市場は成熟していて、台数は大きくは伸びない。新興国では家計の収入が上がる国で需要が増え、先進国では手芸・キルトの趣味層が高級機に買い替える。ジャノメが 2027 年 3 月期に狙う新興国 15 万台、先進国 6 万台の上積みは、そうした構図に沿っている。ただし 2025 年 3 月期の 89 万台、2024 年 3 月期の 95 万台から台数は減ってきており、単価の上昇で売上を補う形が続く。

競争ではブラザーが北米で強く、シンガーなどが続く。ジャノメは高級機と刺しゅうで棲み分けている。米国の通商政策は輸出に直接効き、台湾・タイの現地生産の通貨高も原価を押し上げる。

産業機器は別の力学で動く。卓上ロボットは中国・韓国の電池・電子部品の設備投資に支えられたが、足元の 1Q は売上が前年を下回った。サーボプレスはインド・韓国の自動車向けが伸びる。競合はエプソン、山洋電気など。自動化の流れは追い風でも、中国の設備投資の波に左右される。

ダイカストは自動車部品の下請けで、アルミなどの原材料費・物流費・電力費の上昇を価格に移せるかが勝負だ。IT 関連は受託のソフト開発が AI エージェントに置き換わる影響を受けやすい一方、運用管理は顧客の基幹が絡むため、置き換えは緩やかと見る。

資本政策と M&A

還元の方針は、累進配当を意識し、DOE(株主資本配当率)3% 以上かつ配当性向 40% 以上を目安にする。2026 年 3 月期の配当は 9 億円ほど、2027 年 3 月期は増配の予定で、自社株買い 15 億円も実施した。中計では 3 年間で成長投資 105 億円(うち戦略投資 85 億円)と株主還元 75 億円を示している。

資本政策は動き始めた。会社は PBR 1 倍以上、ROE 8% 以上を 2028 年 3 月期の目標に置き、非事業用の不動産の見直しに着手した。ただ、政策保有株は上場 42 銘柄で合計 2 億円ほどと小さく、持ち合い株の整理で出る資金はほとんどない。賃貸不動産(八王子ほか)の簿価は 18 億円で、時価は開示がない。

M&A は少ない。2023 年にダイカストのアートテックを承継し、2006 年にエルナインターナショナルを買収した。戦略投資 85 億円の使い道は買収を含むと読めるが、ダイカストの赤字を見ると、買う側としての評価は定まっていない。

株主は MM Investments が 9% 台、大栄不動産が 8.5%、りそな銀行が 5% 超。TOB の履歴はないが、10 年以内の TOB の確率は 20% と見積もられる。株主優待は開示にない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ミシンの需要は景気に強く、ジャノメは北米で高級機のブランドを築いた。2026 年 3 月期は台数が減ったのに売上が増えた。中高級機の構成が上がったからだ。会社の 2027 年 3 月期の計画は新興国 15 万台、先進国 6 万台の上積みを織り込み、1Q の営業利益は 8.1 億円と通期予想の 3 割近くに達した。

産業機器は自動化の波に乗る。ロボットは販売が 2 倍を超え、インド・韓国の自動車向けにサーボプレスも伸びる。標準パッケージ化が進めば、個別対応で食われていた利益が出始める。ダイカストは価格改定の交渉が進み、原価低減も効いて赤字が縮むとみる。

財務の余裕は大きい。純現金は時価総額の 24%、自己資本比率は 68% で、増配と自社株買いの余地が大きい。会社は ROE 8%、PBR 1 倍を目標とし、MM Investments や大栄不動産も株主にいる。資本効率の改善を求める圧力は強く、実行されれば価値は動く。

さらに、時価総額は純資産の 65% ほどで、本業が少し戻るだけで安全域がある。

慎重な見方

利益率は景気と為替に弱い。営業利益率は 3% 台から 11% 台まで振れ、2026 年 3 月期は為替だけで 6.5 億円の減益要因だった。米国の関税はまだ影響額を開示されておらず、北米が家庭用の約 4 割を占める会社には大きな不確実性だ。

産業機器は 2 期連続の赤字で、ダイカストの営業損失は 6.3 億円と前期の約 2 倍。原材料高と物流費の上昇を価格に移せていない。ロボット・プレスの 1Q は前年を下回り、中国・韓国の設備投資の鈍化が出た。

IT 関連は営業利益の 3 割近くを稼ぐ一方、受託のソフト開発は AI エージェントに置き換わりやすい。

資本効率の目標も安心できない。前の計画を達成できなかった会社が、ROE 8% を 2028 年 3 月期に実現できるのか。純現金は戦略投資 85 億円で消える可能性があり、買収の失敗は純資産を減らす。

純資産の 65% という値段は、純資産が稼ぐ力に裏づけられていないことの裏返しでもある。

どちらに重みを置いたか

事業の堅さと純現金の厚さは両方の見方が一致する。争点は、利益率が 7% 近くまで戻るかと、純現金が還元に回るかだ。足元の 1Q の好調と会社が示した資本効率の目標を認め、中立に 38%、楽観とやや楽観を合わせて 28% を置いた。ダイカストと関税の不確実性、中計の未達の歴史から、やや悲観を 24%、悲観を 10% と厚めにした。計算の結果は、今の値段とほぼ同じ「適正」になった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,025 円339 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 834 円139 億円)。 今の値に割り戻すと 1,563 円261 億円、今との差 +18.5%、 期待の年率 +8.0%(資本コスト 7.5%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 4,592 円768 億円 1,495 円250 億円 +361.5% +16.5% 487 円81 億円
やや楽観 20% 2,966 円496 億円 1,076 円180 億円 +206.5% +11.9% 808 円135 億円
中立 38% 2,116 円354 億円 897 円150 億円 +128.4% +8.6% 1,145 円191 億円
やや悲観 24% 947 円158 億円 508 円85 億円 +10.3% +1.0% 349 円58 億円
悲観 10% 329 円55 億円 359 円60 億円 −47.9% −6.3% 69 円12 億円
加重平均100% 2,025 円339 億円834 円139 億円 +116.7% +8.0% 2,858 円478 億円

今の株価時価総額 1,319 円221 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 8% ミシンの高級化とロボットの自動化需要が重なり、中計の目標に届く 利益 43 億円 · PER 17.1 倍 · 株価時価総額 4,592 円768 億円

家庭用ミシンは北米のキルト・刺しゅう愛好家に高級機を売り込み、新興国でも台数を伸ばす。年 105 万台まで増え、平均単価は新興国の構成が上がる分だけ物価の伸びに届かない。営業利益率は 9% に上がる。

卓上ロボットとサーボプレスは、電池・半導体・医療の組立の自動化で台数が 1.8 倍になる。標準パッケージ化で個別対応の手間が減り、利益率は 10% に届く。ダイカストは値上げと原価低減が実り、赤字から 4% の黒字になる。IT 関連は AI の自動化で一部の受託を失うものの、運用管理は値上げが通り、売上は 3 割ほど落ちるだけで済む。

全社の営業利益率は 9% 台で、中計「Move! 2027」が最終年度に掲げる 9.2% にほぼ並ぶ。ROE は 11% に上がるが、自己資本を厚くため込まず、還元は 10 年で 250 億円を超える。筋書きとしては、株主が求める資本効率の改善が事業の追い風と同時に起こる形だ。

  • 家庭用ミシン・刺しゅう機:数量 105(販売台数(万台))× 価格 47,198(1 台あたりの平均単価(円、名目))→ 売上 496 億円・営業利益 45 億円。営業利益率9.0%
  • 卓上ロボット・サーボプレス:数量 7,020(販売台数(台。ロボット 2,855 台 + サーボプレス 1,045 台))× 価格 129(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 91 億円・営業利益 9 億円。営業利益率10.0%
  • ダイカスト:数量 4.4(出荷量(千トン、推定))× 価格 8.04(1 千トンあたりの平均単価(億円、名目。1 トン 60 万円と仮置き))→ 売上 35 億円・営業利益 1 億円。営業利益率4.0%
  • IT 関連(ソフト開発・運用管理):数量 213(技術者数(人。推定))× 価格 1,448(1 人あたりの年間売上(万円、名目))→ 売上 31 億円・営業利益 5 億円。営業利益率17.0%
  • 賃貸その他:数量 24.0(賃貸等不動産の簿価(億円、実質。八王子・仙台ほか約 24 億円))× 価格 0.11(簿価に対する賃料の利回り × 物価の指数(2026 年 = 0.08125 × 1.0))→ 売上 3 億円・営業利益 1 億円。営業利益率30.0%

倍率:事業の純利益 43 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.4% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)40 億円。全体の PER 17.11 倍、時価総額 768 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:家庭用の台数を 3 割増やしながら、ロボットの需要を取り込み、ダイカストを黒字にする必要がある。中計を 2 期続けて計画未達に終わっている実績から、確率は 1 割に満たない。

やや楽観 20% 値上げと工場の効率化が実り、営業利益率が 8% 近くまで上がる 利益 32 億円 · PER 14.6 倍 · 株価時価総額 2,966 円496 億円

家庭用ミシンは中高級機の構成が高まり、台数は年 97 万台、営業利益率は 7.8% になる。北米の販売代理店の支援を厚くし、新興国ではインドや CIS の新機種が定着する。

ロボット・プレスは 1.4 倍に伸び、利益率 7% に乗る。ダイカストは取引先に価格改定が受け入れられて 2% の黒字になる。IT 関連は人手の仕事が減る分、売上が 2 割ほど減る一方、運用管理は堅い。

全社の営業利益率は約 8% で、過去 12 年の山の 11.2%(2021 年 3 月期のマスク需要)には届かない。ROE は 8% 台で資本コストと並ぶ程度だ。還元は 10 年で 180 億円。

  • 家庭用ミシン・刺しゅう機:数量 97.0(販売台数(万台))× 価格 46,215(1 台あたりの平均単価(円、名目))→ 売上 448 億円・営業利益 35 億円。営業利益率7.8%
  • 卓上ロボット・サーボプレス:数量 5,460(販売台数(台。ロボット 2,855 台 + サーボプレス 1,045 台))× 価格 129(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 71 億円・営業利益 5 億円。営業利益率7.0%
  • ダイカスト:数量 4.0(出荷量(千トン、推定))× 価格 8.04(1 千トンあたりの平均単価(億円、名目。1 トン 60 万円と仮置き))→ 売上 32 億円・営業利益 1 億円。営業利益率2.0%
  • IT 関連(ソフト開発・運用管理):数量 195(技術者数(人。推定))× 価格 1,413(1 人あたりの年間売上(万円、名目))→ 売上 28 億円・営業利益 4 億円。営業利益率16.0%
  • 賃貸その他:数量 24.0(賃貸等不動産の簿価(億円、実質。八王子・仙台ほか約 24 億円))× 価格 0.11(簿価に対する賃料の利回り × 物価の指数(2026 年 = 0.08125 × 1.0))→ 売上 3 億円・営業利益 1 億円。営業利益率30.0%

倍率:事業の純利益 31 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.8% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)40 億円。全体の PER 14.55 倍、時価総額 496 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:足元の増益基調(1Q の営業利益 8 億円)と会社の 2027 年 3 月期の計画が実現し、その後も続く筋書きで、中立に次いで現実味がある。ただし中計は未達が続き、確率は 2 割に置いた。

中立 38% 北米の高級機と新興国で台数は戻るが、利益率は 7% 手前に収まる 利益 24 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 2,116 円354 億円

家庭用ミシンは年 90 万台まで戻る。2026 年 3 月期の 81 万台は米国の関税と為替で落ちた年で、2025 年 3 月期の 89 万台に近い水準だ。新興国の台数が増えて、平均単価は物価の伸びに届かない。営業利益率は 6.8%、会社の 2027 年 3 月期の計画(7.0%)を少し下回る。

産業機器では、卓上ロボットとサーボプレスの台数は自動化の流れで年 1 割増える。ダイカストは値上げが一部通るものの、原材料と物流費の上昇を追い切れず、収支はようやくゼロになる。IT 関連は AI エージェントが一部の開発と運用を置き換え、数量は 3 割減るが、値上げで売上の減りは 2 割にとどまる。

全社の営業利益率は約 6.7%、過去 12 年の中央値より上、会社の 2028 年 3 月期の予想(7.5%)より下だ。ROE は 6% 台で資本コストに届かない。還元は 10 年で 150 億円、利益のおよそ 8 割。

  • 家庭用ミシン・刺しゅう機:数量 90.0(販売台数(万台))× 価格 45,231(1 台あたりの平均単価(円、名目))→ 売上 407 億円・営業利益 28 億円。営業利益率6.8%
  • 卓上ロボット・サーボプレス:数量 4,290(販売台数(台。ロボット 2,855 台 + サーボプレス 1,045 台))× 価格 129(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 55 億円・営業利益 3 億円。営業利益率5.0%
  • ダイカスト:数量 3.8(出荷量(千トン、推定))× 価格 8.04(1 千トンあたりの平均単価(億円、名目。1 トン 60 万円と仮置き))→ 売上 31 億円・営業利益 0 億円。営業利益率0.0%
  • IT 関連(ソフト開発・運用管理):数量 175(技術者数(人。推定))× 価格 1,390(1 人あたりの年間売上(万円、名目))→ 売上 24 億円・営業利益 4 億円。営業利益率15.0%
  • 賃貸その他:数量 24.0(賃貸等不動産の簿価(億円、実質。八王子・仙台ほか約 24 億円))× 価格 0.11(簿価に対する賃料の利回り × 物価の指数(2026 年 = 0.08125 × 1.0))→ 売上 3 億円・営業利益 1 億円。営業利益率30.0%

倍率:事業の純利益 24 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.8% が k 7.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)40 億円。全体の PER 13.33 倍、時価総額 354 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:最近の利益率は 3% 台から 11% 台まで振れた。会社は 2027 年 3 月期に営業利益 30 億円を見込むが、その実現を過去の計画達成率を割り引いて見る。中立に最も厚く置いた。

やや悲観 24% 北米の関税と競合で単価が押され、ダイカストの赤字も残る 利益 12 億円 · PER 9.8 倍 · 株価時価総額 947 円158 億円

米国の関税と為替で北米向けの単価が思うように上がらず、台数も年 80 万台と今の水準に近い。家庭用の営業利益率は 4.5% に下がる。ロボットは中国・韓国の設備投資が鈍り、台数が 1 割減る。ダイカストは原材料高を価格に移せず、赤字が続く。IT 関連は AI の自動化で売上が 3 分の 2 ほどになる。

全社の営業利益率は 4% 台前半。2020 年 3 月期前後の水準に戻る。

還元は利益の減少に合わせて 10 年で 85 億円に落とす。余った現金は買収や設備に使われ、残るのは 3 割減の水準と見る。ROE は 3% 台。

  • 家庭用ミシン・刺しゅう機:数量 80.0(販売台数(万台))× 価格 42,524(1 台あたりの平均単価(円、名目))→ 売上 340 億円・営業利益 15 億円。営業利益率4.5%
  • 卓上ロボット・サーボプレス:数量 3,510(販売台数(台。ロボット 2,855 台 + サーボプレス 1,045 台))× 価格 118(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 41 億円・営業利益 1 億円。営業利益率2.5%
  • ダイカスト:数量 3.4(出荷量(千トン、推定))× 価格 7.32(1 千トンあたりの平均単価(億円、名目。1 トン 60 万円と仮置き))→ 売上 25 億円・営業利益 −1 億円。営業利益率-4.0%
  • IT 関連(ソフト開発・運用管理):数量 150(技術者数(人。推定))× 価格 1,274(1 人あたりの年間売上(万円、名目))→ 売上 19 億円・営業利益 2 億円。営業利益率12.0%
  • 賃貸その他:数量 24.0(賃貸等不動産の簿価(億円、実質。八王子・仙台ほか約 24 億円))× 価格 0.10(簿価に対する賃料の利回り × 物価の指数(2026 年 = 0.08125 × 1.0))→ 売上 2 億円・営業利益 1 億円。営業利益率30.0%

倍率:ROE 3.1% は k 以下で、稼ぐ力(事業の純利益÷k)は約 150 億円。PER の上限 12.5 倍の約 8 割(9.8 倍)。余った現金は 0.75 倍の 30 億円を足した。

確率:ブラザーなど大手の価格攻勢と米国の通商政策が重なる筋書きで、中立の次に起こりやすい。過去にも 2019〜2020 年 3 月期に営業利益率が 3% 台に落ちた。2 割台半ばを置いた。

悲観 10% 家庭用の台数が構造的に減り、産業機器は撤退を迫られる 利益 2 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 329 円55 億円

家庭用ミシンは安価な中国製とブラザーに押され、年 60 万台まで減る。単価も上がらず、利益率は 1% まで下がる。ロボット・プレスは台数が 4 割減り、ダイカストは取引先を失い、規模を縮める。IT 関連は AI の自動化で売上が半分以下になる。

全社の営業利益は数億円にとどまり、赤字の事業を整理するための費用もかかる。

手元の純現金と賃貸不動産が、床として残る。還元は 10 年で 60 億円と細り、株主はこの資産の使い方を決める立場にない。

構造的な負けの中身は 3 つある。ひとつは北米の関税と競合の安値で、高級機の単価が崩れること。ふたつめは中国・韓国の設備投資が戻らず、ロボットの台数が元に戻ること。みっつめは IT 関連の受託開発が AI に置き換わり、営業利益の 3 割近くを稼いでいた事業が細ることだ。経営はこれらに対し、戦略投資 85 億円で買収に動く可能性が高く、その失敗で純現金も目減りする。

  • 家庭用ミシン・刺しゅう機:数量 60.0(販売台数(万台))× 価格 38,341(1 台あたりの平均単価(円、名目))→ 売上 230 億円・営業利益 2 億円。営業利益率1.0%
  • 卓上ロボット・サーボプレス:数量 2,340(販売台数(台。ロボット 2,855 台 + サーボプレス 1,045 台))× 価格 106(1 台あたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 25 億円・営業利益 −1 億円。営業利益率-2.0%
  • ダイカスト:数量 2.0(出荷量(千トン、推定))× 価格 6.60(1 千トンあたりの平均単価(億円、名目。1 トン 60 万円と仮置き))→ 売上 13 億円・営業利益 −1 億円。営業利益率-10.0%
  • IT 関連(ソフト開発・運用管理):数量 113(技術者数(人。推定))× 価格 1,158(1 人あたりの年間売上(万円、名目))→ 売上 13 億円・営業利益 1 億円。営業利益率8.0%
  • 賃貸その他:数量 24.0(賃貸等不動産の簿価(億円、実質。八王子・仙台ほか約 24 億円))× 価格 0.09(簿価に対する賃料の利回り × 物価の指数(2026 年 = 0.08125 × 1.0))→ 売上 2 億円・営業利益 1 億円。営業利益率30.0%

倍率:営業利益がほぼゼロで稼ぐ力(純利益 2 億円÷k)は 25 億円にとどまり、純現金+売れる資産の床 55 億円を今の自己資本 346.5 億円に掛けて PBR 0.16 倍とした。事業整理の減損で自己資本は流れより増えない。

確率:世界の家庭用ミシンは競合の数が少なく、ブランドと販売網で勝負する市場で、一度地位を落とすと戻りにくい。主力の北米依存が高く、関税・為替・景気が重なる筋書きを 1 割置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

家庭用ミシン・刺しゅう機

家庭用ミシンと刺しゅう機、関連ソフト。売上の 76%、北米の高級機に強い。

数量販売台数(万台)価格1 台あたりの平均単価(円、名目)売上営業利益
今 2026/03 81.0 36,690 297 19
10 年後 中立 90.0 45,231 407 28

取り方:家庭用機器の売上 297.2 億円(総売上 389.7 億円から産業機器 61.55・IT 28.95・その他 2.0 を引いた)を、販売台数 81 万台(有報)で割り、1 台 3.67 万円と置いた。営業利益は前期の 21.6 億円から 3.04 億円減った(為替 -6.5 億円など)。数量は新興国の台数増で中立 10 年 1.11 倍(先進国と国内は横ばい〜微減)。価格は物価 1.34 倍に、新興国の構成が上がる分(0.92)を掛けて 1.23 倍。市場の大きさ:世界の家庭用ミシンは信頼できるシェアの出典がなく、ブラザーが首位級、シンガー・ジューキ・ジャノメが続く。

卓上ロボット・サーボプレス

組立の自動化に使う卓上ロボットと電動のサーボプレス。電池・半導体・医療・自動車向け。

数量販売台数(台。ロボット 2,855 台 + サーボプレス 1,045 台)価格1 台あたりの平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 3,900 96 38 1
10 年後 中立 4,290 129 55 3

取り方:産業機器の売上 61.55 億円からダイカスト 23.9 億円を引いた 37.6 億円を、2 製品の合計 3,900 台(有報)で割り、1 台 96 万円と置いた。営業利益はダイカストの営業損失 6.32 億円を産業機器の損失 5.43 億円から戻して +0.89 億円と推定。数量は自動化需要で中立 10 年 1.1 倍(前期はロボットが 2.2 倍に急増した反動あり)。価格は物価並み 1.34 倍。市場の大きさ:卓上ロボットはエプソン・山洋電気などと競う。

ダイカスト

アルミなどの鋳造部品を自動車向けなどに受託生産。子会社ジャノメダイカストが担う。

数量出荷量(千トン、推定)価格1 千トンあたりの平均単価(億円、名目。1 トン 60 万円と仮置き)売上営業利益
今 2026/03 4.0 6.00 24 −6
10 年後 中立 3.8 8.04 31 0

取り方:ダイカストの売上 23.92 億円(有報)を、1 トン 60 万円(推定)で割って出荷量 4.0 千トンと置いた。営業損失は 6.32 億円(前期 3.37 億円)。数量は取引先の見直しで中立 10 年 0.95 倍、価格は物価並み 1.34 倍で、原価を追い切れず利益率はゼロとみる。市場の大きさ:国内のアルミダイカストは自動車向けが中心で、ジャノメダイカストは小規模。

IT 関連(ソフト開発・運用管理)

子会社ジャノメクレディアによるソフト開発、情報処理、システム運用管理。

数量技術者数(人。推定)価格1 人あたりの年間売上(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 250 1,158 29 5
10 年後 中立 175 1,390 24 4

取り方:IT 関連の売上 28.95 億円(外部顧客向け)を、技術者 250 人(推定。ジャノメクレディアの人数は未確認)で割り、1 人 1,158 万円と置いた。人月・運用管理の型として AI エージェント代替を重く見て、数量は中立 10 年 0.70 倍。価格は運用管理の値上げが通る分を見て 1.20 倍。開発の受託と自社運用型サーバの運用管理の売上比率は開示がなく、運用管理が堅いことを理由に人月型の下限(0.55)より上に置いた。

賃貸その他

不動産賃貸など。

数量賃貸等不動産の簿価(億円、実質。八王子・仙台ほか約 24 億円)価格簿価に対する賃料の利回り × 物価の指数(2026 年 = 0.08125 × 1.0)売上営業利益
今 2026/03 24.0 0.08 2 1
10 年後 中立 24.0 0.11 3 1

取り方:その他事業の売上 1.95 億円(2025 年 3 月期)を、賃貸用設備の簿価 24 億円(八王子ほか 18.4 億円、仙台ほか約 6 億円)× 簿価に対する賃料の利回り約 8% と置いた。営業利益は全社の営業利益 19.1 億円から他のセグメントの推定を引いた残り(0.6 億円)。数量は横ばい、価格は物価並み。

リスクと懸念

米国の関税と為替

海外売上比率は 7 割前後で、北米は家庭用の約 4 割。関税の影響額は開示されていないが、2026 年 3 月期は為替だけで 6.5 億円の減益要因になった。台湾・タイでの現地生産の通貨高も原価を押し上げる。

ダイカストの赤字

売上 24 億円に対し営業損失は 6.3 億円で前期の約 2 倍。原材料と物流費の上昇を価格に移せず、産業機器全体の赤字の原因になっている。撤退・縮小の判断が遅れると全社の利益率を下げる。

競合の価格攻勢

家庭用ミシンはブラザーが首位級で、シンガー、中国メーカーなど競合が多い。台数が 95 万台から 81 万台へ減ってきており、単価の上昇で売上を補う形が続く。

中国・韓国の設備投資の波

ロボット・プレスは中国・韓国の電池・電子部品の設備投資に支えられたが、1Q の売上は前年を下回った。需要の山が過ぎれば、2026 年 3 月期に 2.2 倍に増えた台数は元に戻りうる。

AI エージェントによる IT 関連の置き換え

IT 関連は営業利益の 3 割近くを稼ぐが、受託のソフト開発は AI エージェントが人月を置き換えやすい。運用管理は堅いものの、売上と利益率が長期で縮む可能性がある。

戦略投資の失敗

成長投資 105 億円(うち戦略投資 85 億円)が計画され、買収を含むと読める。ダイカストの経験から、買う側としての実績は定まっておらず、純現金 55 億円が失われうる。

計画未達の歴史

前の中計は目標に届かず、「Move! 2027」の ROE 8%・営業利益率 9.2% も達成できるかは未知数。目標を外す年が続くと、大株主の改善要求が強まる。

今後の分かれ目

2027 年 3 月期の営業利益が会社予想の 30 億円に届いたら
利益率の持ち直しが確かになり、中立から楽観寄りの筋書きに重みを移してよい。
ダイカストが 2027 年 3 月期に黒字化したら
産業機器全体の赤字が消え、全社の利益率の前提が 1 ポイント近く上がる。
米国の関税が北米の販売価格や台数に目に見える影響を与えたら
北米依存の高さから、やや悲観・悲観の確率を引き上げる。
純現金を使った大型の買収を発表したら
のれんと利益率の負担を見て、余った現金の戻り方を 1.0 から下げる。
MM Investments や大栄不動産が株主提案や TOB に動いたら
買い手の価格は純資産近辺が目安。事業の稼ぐ力以上の値は付きにくい。
ロボット・プレスの受注が 2 期連続で前年を下回ったら
自動化の台数前提を落とし、産業機器の利益を下方修正する。

見ておくもの

  • 家庭用ミシンの販売台数と平均単価(北米・新興国別)
  • ダイカストの営業損益と撤退・縮小の判断
  • 営業利益率の四半期推移(7% 前後に乗るか)
  • 自社株買いと配当の実行額、戦略投資の使い道
  • ロボット・プレスの受注と中国・韓国の設備投資
  • MM Investments・大栄不動産の持株比率と提案

倍率と資本コストの決め方

家庭用ミシンは台数 × 単価、ロボット・プレスは台数 × 単価、ダイカストは出荷量 × 単価(推定)、IT 関連は技術者数 × 1 人あたり売上(推定)で積み上げ、価格は物価並みの 1.34 倍(新興国の構成が上がる家庭用は 1.23 倍、IT は AI 代替の下で 1.2 倍)とした。営業利益率は中立で 6.7%(会社の 28 年 3 月期予想 7.5% と過去 12 年の山 11.2% の間で、中央値より上)。ROE は 6% 台で k 以下なので PER の上限は 1÷k=12.5 倍で、その 9 割を置いた。今の株価や PBR 0.6 倍からは倍率を置いていない。純現金は時価総額の 24% で、40 億円を余った現金として別に足し、残りは運転資金と戦略投資に見た。賃貸不動産は賃料が利益に残るので価値には足さない。新リース会計基準の影響は小さいとみて数字の形は今のままで置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.1→17.11 倍・やや楽観 PER 12.5→14.55 倍・中立 PER 11.3→13.33 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.5%。赤字が続く事業はあるが全体は黒字で純現金も厚く、上乗せ(extra)は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 7.50%。

同じ業種(機械)の AI 分析

割安 ゼネラルパッカー6267 袋詰めの自動包装機で国内の上位にいる堅実な中堅。現金を抱えたまま安く放置され、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +94.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 タクミナ6322 小型定量ポンプの国内トップ。財務が堅く利益率も安定し、足元の落ち込みを織り込めば割安と見る 本質価値との差 +85.9% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 横田製作所6248 空気混じりの水を吸う自吸ポンプで稼ぐ小さな専業メーカー。純現金が時価総額の6割あり、事業の値段はかなり安い 本質価値との差 +85.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 西部技研6223 工場の除湿とVOC処理で世界上位。電池投資の波を割り引いても、純現金を抱えた今の値段は10年の価値を大きく下回る割安 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ガリレイホールディングス6420 国内の冷やす設備で首位級。厚い現金と保守の積み上げで下値が浅く、中立でも今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +77.5% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 日進工具6157 小径エンドミルの専業。純現金が時価総額の半分あり、事業の稼ぐ力も高い。結論は やや割安 本質価値との差 +68.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 三菱化工機6331 水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +66.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 オーケーエム6229 船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +54.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +49.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +48.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +46.1% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アマノ6436 勤怠と駐車場の保守収益に厚い現金。利益の大半を返す会社で、10 年の筋書きの加重では今の値段をやや上回る 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日精エー・エス・ビー機械6284 ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +35.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +34.9% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

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読んだ資料

  1. ジャノメ 2026 年 3 月期決算説明会(ログミー)
  2. ジャノメ 有価証券報告書 FY2026(edinetdb 要約)
  3. ジャノメ 大量保有報告(edinetdb)

分析日 2026-10-16