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ユニオンツール 6278

基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)7,604 円1,481 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)12,640 円2,463 億円差 −39.8%
10 年後から見ると 割高 価値 7,604 円1,481 億円 · 差 −39.8% · 期待の年率 +1.4%
期待の年率リターン(10 年)+1.4%資本コスト比 −6.6 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ユニオンツールは、プリント基板に穴をあける超硬ドリルで世界首位の会社だ。自社推計で世界の3割を握る。筆者の結論は「割高」である。AIサーバー向けの注文は本物だが、今の値段はその山の利益を長く続くものとして払っている、と見る。

稼ぎ方は消耗品の商売だ。ドリルは使えば減るので、基板が作られる限り注文が続く。AIサーバー用の基板は層が多く、材料も硬い。穴の数が増え、刃の減りも速い。1枚あたりに使うドリルが増えるので、需要は基板の枚数以上に伸びる。2026年12月期の営業利益は前期の2倍近くを見込む。

ただ、この好況は会社だけのものではない。台湾や中国の同業も増産に走る。ユニオンツール自身も、2年で生産能力を大きく広げる計画を立てた。供給が足りない今は値段が強い。能力が出そろえば、値段は元に戻りやすい。

10年後の中立は、需要が今の水準で落ち着き、利益率は24%前後に戻る姿だ。純利益は今期予想の2割増ほどにとどまり、自己資本利益率(ROE)は1割強と、資本コストを少し上回る程度に落ち着く。2027年より先の伸びは、業種の名目の見通し(年3〜5%)を物価で割った実質で置いた。堀は広くない。技術と品質で首位を守る会社であり、独占ではない。

財務は申し分ない。無借金で、今春の公募で集めたお金は設備投資に回る。会社は強く、事業は良い。ただ、良い会社でも払う値段が高ければ報われない。今の時価総額は、強気の筋書きに近い絵を前提にしている。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、この会社は三つの問いで見る。10年後も事業は残るか。稼いだお金を、経営は賢く使うか。払う値段に余裕があるか。

一つ目は、おおむね合格だ。基板に穴をあける仕事は、電子機器がある限り残る。ドリルは消耗品なので、売上は使われた分に連動して続く。堀は広くないが、首位の品質と実績は簡単にはまねできない。

二つ目も、悪くない。無借金で、設備は自前の資金でまかなう。買収で資本を痛めることもしない。ただ、これまでのROEは低かった。現金をためるだけで使い道がなかったからだ。今回の大型投資が実を結ぶかを、筆者は見ていく。

三つ目が、いちばんの問題である。2026年に利益が跳ねることは分かっている。それでも、10年先の利益を月並みな筋書きで置けば、今の値段には届かない。強気の筋書きが実現して、はじめて値段に見合う。余裕のある値段ではない。

良い会社を、高い値段で買って得をすることは難しい。この会社は強い。だから、待つ価値がある会社だ、と筆者は考える。

何で稼ぐ会社か

ユニオンツールの主力は、プリント基板用の超硬ドリルだ。基板にあける穴は、髪の毛より細いものも多い。そこに高速で正確に穴をあけられる刃が、同社の商品である。売上の大半がこのドリルで、筆者の推計では8割ほどになる。

顧客は、基板メーカーと半導体パッケージ基板のメーカーだ。売上の7割超は海外で、アジアが大きい。ドリルは使うたびに刃先が減る消耗品だ。基板の生産量が増えれば、注文も増える。機械を売ってそれきりの商売とは違う。

ほかに、金属加工用の超硬エンドミル、ねじを作る転造ダイス、直線運動の軸受などがある。工作機械も自社で設計する。刃物を作る機械まで自分で作るので、ドリルの品質をそろえやすい。これが首位を支える土台の一つだ。

拠点は新潟の長岡に集まる。1976年に長岡へ集約して以来、工場を足してきた。いまは第六工場の建設と見附工場の増設が進む。生産の中心を一か所に置くことで、品質の管理と技術の蓄積を同時に守ってきた会社だ。地方の一拠点で世界の基板メーカーに供給する、ものづくりの色が濃い会社である。

優良さと弱いところ

この会社のよさは、狭い分野で首位を守り続けた点にある。世界の3割を持つと自社は推計し、無借金で、営業利益率は2025年12月期で21%を超えた。長く続けた会社らしく、設備も人も自前で、外に頼る部分が少ない。

堀、つまり他社がまねしにくい強みは、細い穴を正確にあける技術と、品質のばらつきの小ささだ。基板メーカーは1本の不良で何枚もの基板を失う。だから、実績のあるドリルを簡単には変えない。ただし、複数の仕入れ先を持つのが普通で、乗り換えが絶対に起きないわけではない。

弱みも書いておく。ドリルは大きな会社の看板商品ではなく、同じ形の商品を台湾や中国の会社も作る。しかも、売上の大半が1つの商品、1つの用途だ。基板の穴あけ方法が変われば、土台から崩れる。

資本効率は、ここ10年のROEが5〜8%台で、資本コストに届かない年が多かった。自己資本比率は9割と厚いが、それは現金をためてきた結果でもある。今期以降は利益が跳ねるので、ROEは大きく上がる。ただし、この跳ね上がりは好況の分を含む。常態とは見ていない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

需要を引っ張るのは、AIサーバー向けの基板だ。生成AIの計算を担うサーバーは、基板の層が多く、載せる部品も多い。穴の数も多くなる。使う材料は硬く、ドリルの刃が減りやすい。同じ面積の基板でも、使うドリルは増える。

この流れは2025年から強まり、同社は2026年12月期の営業利益予想を引き上げ続けている。台湾のドリルメーカーも、2026年は供給不足が続くとみている。足りないのは基板ではなく、ドリルの生産能力である。

競争は静かには終わらない。台湾や中国の同業が増産し、新しい工場を建てる。中国の会社は値段で攻め、品質も年々上がる。同社の優位は、細い径や硬い材料での寿命と精度にある。ここで差を保てるかが分かれ目だ。

代わりの技術にも目を向ける必要がある。基板の微細な穴では、レーザーによる穴あけが広がっている。ただ、層が多い基板の貫通穴は、いまも機械式のドリルが主役だ。AI基板で貫通穴が増えるうちは追い風だが、穴をあけない作り方が出てくれば逆風になる。

10年を通して見ると、需要は今の水準を土台にじわじわ伸びる。ただ、今の好況の勢いがそのまま続くとは考えにくい。能力増強が一巡したあとの値段と稼働率が、利益の水準を決める。

資本政策と M&A

2026年4月、同社は自己株式の処分による公募と、株主の売出しを行った。会社に入ったお金は約324億円で、使い道は決まっている。長岡の第六工場、長岡と見附の設備増設だ。時期は2027年から2028年末までである。

還元の方針は、連結業績とフリーキャッシュフローを見て、配当と自社株買いの二本立てで決める。2025年12月期の配当性向は4割弱だった。自社株買いは過去に大きくやった年もあるが、最近はほとんどない。

今回の調達には、二つの読み方がある。一つは、これから設備を増やす会社が、需要が強いうちに資金を確保したという読み方だ。もう一つは、株価が高いうちに持ち株を出したいという既存株主の思惑だ。売出しの分は株主が売ったもので、会社には入らない。筆者は、会社が自己資金で投資を賄う姿勢は評価する。

設備投資は、2026年が約105億円、続く2年で合計260億円超と報じられている。能力を5割ずつ増やす計画が実現すれば、そこから先の利益は大きい。ただ、同じ時期に同業も増やす。投資が実を結ぶかは、需要が続くかに懸かる。

M&Aはほとんど使わない会社だ。自前で作り、自前で増やす。買収で資本を傷つける心配が小さいのは、この会社の長所である。

還元は方針(配当と自社株買いの二本立て、2025年12月期の配当性向は4割弱)どおり。第六工場などの投資が済む2029年以降に利益のほとんどを返す前提で、中立は純利益の合計の約8割。悲観側は配当を維持する範囲(やや悲観で約450億円、悲観で約240億円)に置いた。

点検済み:中立の営業利益率23.7%は、会社の27・28年12月期予想(約30%)より低く、同じ文章で需要が落ち着いて利益率が24%前後に戻る姿を置いている。数字は据え置く。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

AIサーバーの基板は、層が増え、穴が増え、材料が硬くなっている。ドリルは1枚の基板に使う本数が増え、しかも刃が早く減る。需要は基板の枚数よりも速く伸びる。ユニオンツールはこの流れに最も近い会社だ。

同社は世界の3割を持ち、無借金で、利益率は2割を超えている。生産能力を2年で大きく増やす計画を立て、集めたお金は全額が設備に向かう。供給が足りない今の局面で、能力を持つ会社が勝つ。

細い穴と硬い材料では、ドリルの寿命と精度が価格より重い。基板メーカーは不良のコストを嫌うので、実績のあるドリルから簡単には離れない。AI向けの値段の強さは、一時的ではなく構造的だと考えられる。

長い目で見れば、データセンターの投資は続く。半導体パッケージ基板も大型化する。10年たっても、ドリルは基板の穴あけの主役であり続ける。利益は今期予想を大きく超えて育つ可能性がある。しかも、増えた利益は設備投資が一巡すれば、ほぼ還元に回る。資本効率の面でも、今の好況は大きな転換点になる。

慎重な見方

今の好況は、供給が足りない局面の値段で作られている。台湾のドリルメーカーが2026年も不足が続くとみるのは、各社が同時に増産に走っている証拠でもある。能力が出そろえば、需給はゆるむ。

ユニオンツールは1つの商品、1つの用途に偏る。基板の穴あけは、レーザーなど別の方法に置き換わる余地がある。AIの投資が一服すれば、利益は大きく落ちる。電子部品の設備投資は、過去も山と谷を繰り返してきた。2012年や2016年のように、営業利益が3割以上落ちた年は一度ではない。

同社自身の営業利益率は、2010年代のほとんどの期間で13〜17%だった。過去最高に近い3割を長く保てるとは限らない。2年で能力を2倍以上にする投資は、需要が続くことが前提で、外れれば固定費の重さが利益を削る。

値段の面でも、中国の会社の技術が上がっている。値段を下げて仕入れ先に食い込む動きは、AI向けでも起こる。今の時価総額は、この山の利益を長く続くものとして支払っている。

どちらに重みを置いたか

需要が強いことは確かで、その点では強気の見方が正しい。ただ、10年という期間では、供給不足の値段も、3割の利益率も、続かない可能性のほうが高い。慎重な見方の指摘は、好況の裏にある同業の増産と設備負担の重さを突いている。

確率は中立を中心に置き、強気側を3割強、慎重側を3割台半ばとした。需要の強さは、中立の売上の水準にすでに入れてある。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 10,617 円2,068 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 3,947 円769 億円)。 今の値に割り戻すと 7,604 円1,481 億円、今との差 −39.8%、 期待の年率 +1.4%(資本コスト 8.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 27,834 円5,423 億円 7,211 円1,405 億円 +177.3% +10.7% 3,504 円683 億円
やや楽観 22% 15,659 円3,051 億円 5,194 円1,012 億円 +65.0% +5.1% 4,588 円894 億円
中立 32% 10,747 円2,094 億円 4,383 円854 億円 +19.7% +1.8% 4,842 円943 億円
やや悲観 22% 2,944 円574 億円 2,310 円450 億円 −58.4% −8.4% 1,156 円225 億円
悲観 14% 2,156 円420 億円 1,232 円240 億円 −73.2% −12.3% 474 円92 億円
加重平均100% 10,617 円2,068 億円3,947 円769 億円 +15.2% +1.4% 14,564 円2,837 億円

今の株価時価総額 12,640 円2,463 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 10% AI基板の穴が増え続け、首位の能力増強がそのまま売上になる 利益 305 億円 · PER 17.8 倍 · 株価時価総額 27,834 円5,423 億円

AIサーバー向けの基板は、10年を通して層も穴の数も増え続ける。ドリルの需要は、基板の枚数を超えて伸びる。ユニオンツールが増やした能力は、そのまま売上に変わる。

最も細い径や、硬い材料向けの高い値段のドリルで、同社の寿命と精度の差が決め手になる。値段は物価並み以上に上がり、シェアも3割から3割強へ広がる。利益率は3割に達する。

このとき利益は今期予想の2.5倍ほどに育つ。株主への還元も大きい。強い好況が10年続く筋書きだが、その中でも値段は物価を少し上回る程度にとどまる。同業も増産するので、これ以上の値上がりは見込まない。

  • プリント基板用ドリル:数量 860(世界のPCBドリル市場(実質・億円)× 同社シェア)× 価格 140(価格指数(2025年12月期=100。物価3%なら10年で134))→ 売上 1,204 億円・営業利益 373 億円。市場 2610 億円×シェア 33%(実質)。価格は今を100とした指数
  • エンドミル・転造ダイス・その他:数量 108(対象市場(実質・億円)× 同社シェア)× 価格 140(価格指数(2025年12月期=100))→ 売上 151 億円・営業利益 23 億円。市場 4500 億円×シェア 2.4%(実質)

倍率:事業の純利益 305 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 19.7% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 13.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.8 倍。全体の PER 17.78 倍、時価総額 5,423 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AI投資が10年途切れず、能力増強も需要が埋める必要がある。実現すれば強いが、同業も同時に増やすので連続で当たる確度は高くない。

やや楽観 22% AI向けが今の水準を土台に伸び、シェアも保つ 利益 192 億円 · PER 15.9 倍 · 株価時価総額 15,659 円3,051 億円

AI向けの需要は、今の水準を土台に、世界の基板産業より速く伸びる。同社は能力の増強をやり遂げ、シェアを3割強で保つ。値段は物価並みに上がる。

利益率は2027年の予想よりやや低い27〜28%で落ち着く。能力が増えた分の償却や人件費が重いが、高い技術の商品が全体の質を支える。

利益は今期予想の5割増ほどに届く。設備投資が一巡したあとは、稼いだお金を還元へ回せる。ROEは1割台半ばに乗る。強気の筋書きほどの勢いはないが、今の好況が一時の山でなかったと分かる姿だ。台湾や中国の同業が増産しても、細い径と硬い材料では同社の品質が選ばれ続ける。値段は物価並みを保ち、顧客の乗り換えも限られる。

  • プリント基板用ドリル:数量 612(世界のPCBドリル市場(実質・億円)× 同社シェア)× 価格 134(価格指数(2025年12月期=100。物価3%なら10年で134))→ 売上 820 億円・営業利益 230 億円。市場 1970 億円×シェア 31%(実質)。価格は今を100とした指数
  • エンドミル・転造ダイス・その他:数量 98.9(対象市場(実質・億円)× 同社シェア)× 価格 134(価格指数(2025年12月期=100))→ 売上 133 億円・営業利益 19 億円。市場 4300 億円×シェア 2.3%(実質)

倍率:事業の純利益 192 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.9% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.9 倍。全体の PER 15.89 倍、時価総額 3,051 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業界の伸びが世界の基板産業を上回り、首位のシェアも保つ想定。AI向けの需要が定着する、比較的ありうる上振れ。

中立 32% 需要は2027年の水準で落ち着き、利益率は24%前後に戻る 利益 144 億円 · PER 14.5 倍 · 株価時価総額 10,747 円2,094 億円

AIサーバー向けの需要は2027年までに一段上がり、その後は年4%ほどの実質の成長に落ち着く。同社は世界の3割を保つ。ただ、台湾や中国の増産で、値段は物価を少し下回る伸びにとどまる。

利益率は、今の3割から24%前後へ戻る。理由は二つある。増えた設備の償却が重くなること、品不足の値段が正常な水準に戻ることだ。それでも、2025年12月期の21%よりは高い。

純利益は今期予想の2割増ほどになる。設備投資が一巡した2029年以降は、稼いだお金のほとんどを株主に返せる。ROEは11%ほどで、資本コストの8.5%を少し上回る。

  • プリント基板用ドリル:数量 521(世界のPCBドリル市場(実質・億円)× 同社シェア)× 価格 130(価格指数(2025年12月期=100。物価3%なら10年で134))→ 売上 677 億円・営業利益 173 億円。市場 1740 億円×シェア 30%(実質)。価格は今を100とした指数
  • エンドミル・転造ダイス・その他:数量 90.2(対象市場(実質・億円)× 同社シェア)× 価格 134(価格指数(2025年12月期=100))→ 売上 121 億円・営業利益 16 億円。市場 4100 億円×シェア 2.2%(実質)

倍率:事業の純利益 144 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.5 倍。全体の PER 14.54 倍、時価総額 2,094 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:今期予想の需要が実質で定着し、その後は年4%ほど伸びる想定。同業の増産で値段は物価を少し下回る。需要の強さと同業の追い上げが拮抗する落としどころ。

やや悲観 22% 2027年以降に需給がゆるみ、新設備の償却が利益を削る 利益 54 億円 · PER 10.6 倍 · 株価時価総額 2,944 円574 億円

2027年以降、AI向けの基板投資が一服する。同時に、同業が増やした能力が市場に出てくる。ドリルの需給はゆるみ、値段は物価の伸びに追いつかなくなる。

同社は第六工場などの設備を作った直後で、稼働率が上がらない。固定費が重く、利益率は17%まで落ちる。世界のシェアも、価格で攻める同業に少しずつ削られ、3割を割る。

利益はピーク時の半分以下に戻る。配当は維持するが、稼ぎは設備のコストに食われる。ROEは資本コストを下回り、優良な会社とは言いにくい姿になる。2020年代前半の落ち込みで見た、需要の波に飲まれる姿の再来である。

  • プリント基板用ドリル:数量 317(世界のPCBドリル市場(実質・億円)× 同社シェア)× 価格 115(価格指数(2025年12月期=100。物価3%なら10年で134))→ 売上 365 億円・営業利益 62 億円。市場 1170 億円×シェア 27%(実質)。価格は今を100とした指数
  • エンドミル・転造ダイス・その他:数量 81.9(対象市場(実質・億円)× 同社シェア)× 価格 120(価格指数(2025年12月期=100))→ 売上 98 億円・営業利益 10 億円。市場 3900 億円×シェア 2.1%(実質)

倍率:ROE 4.3% が k 8% 以下で、ためた利益は額面を下回る価値なので PER は 1÷k = 11.8 倍まで。新設備の償却で利益率が落ち、稼ぐ力(純利益 ÷ k)で測る。構造的に負けた側の筋書きなので、上限の 8.5 割の 10.62 倍にした(7 割へは引き上げない)。

確率:AI投資の一服と同業の能力増強が重なり、需給がゆるむ。電子部品の設備投資は過去も山と谷を繰り返してきたため、強気側と同程度に起こりうる。

悲観 14% 穴あけの技術が変わり、あるいは同業が追いついて堀を失う 利益 18 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 2,156 円420 億円

基板の穴あけの技術が大きく変わる、あるいは中国の同業が品質で追いつき、値段を決める力を失う。この2つのどちらかが起きる筋書きだ。

AI基板で貫通穴が減る、レーザーなど別の方法が層の多い基板にも広がる、といった変化が考えられる。同社は大きな設備を作ったばかりで、設備の価値が下がり、損失も出る。

シェアは2割程度に縮み、値段は今の水準から上がらない。利益率は1桁に落ちる。稼ぐ力はほとんど消え、値段を支えるのは手元の現金と、売れる土地や設備だけになる。配当は当面維持するので、手元の現金を取り崩して払うことになる。

  • プリント基板用ドリル:数量 242(世界のPCBドリル市場(実質・億円)× 同社シェア)× 価格 100(価格指数(2025年12月期=100。物価3%なら10年で134))→ 売上 242 億円・営業利益 19 億円。市場 1100 億円×シェア 22%(実質)。価格は今を100とした指数
  • エンドミル・転造ダイス・その他:数量 74.0(対象市場(実質・億円)× 同社シェア)× 価格 105(価格指数(2025年12月期=100))→ 売上 78 億円・営業利益 5 億円。市場 3700 億円×シェア 2.0%(実質)

倍率:穴あけの技術が変わる、または同業が追いつく筋書き。稼ぐ力は純利益 18 億円ほどで、資本コストで割っても 20 億円強にしかならない。そのため、手元の現金と売れる設備・土地の税後の床を値段にした。約 420 億円。PBR はこの床を、今の自己資本(2025 年 12 月期末の 800 億円)で割った値。

確率:穴あけ技術の置き換え、または中国勢の品質が追いつき値段を決める力を失う。電子部品の10年では起こりうる。quality の寿命の理由とは別に、ここで確率に反映した。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

プリント基板用ドリル

プリント基板に穴をあける超硬ドリル。AIサーバー向けなどの高多層基板・半導体パッケージ基板に使う消耗品。

数量世界のPCBドリル市場(実質・億円)× 同社シェア価格価格指数(2025年12月期=100。物価3%なら10年で134)売上営業利益
今 2025/12 330 100 330 76
10 年後 中立 521 130 677 173

取り方:同社推計の世界シェア約3割から市場を約1,100億円と置いた(総売上402億円のうち、ドリルを約8割の約330億円と推計。開示は地域別のみ)。営業利益は全社87億円を、エンドミル等より利益率の高いドリルへ多く配分。 AI 向けの段差(会社予想の 2027 年まで)は実物の需要として残し、その後の年 4% 前後の伸びは名目の市場なので物価(8 年で 1.27 倍)で割った実質で置いた(10 年中立 約 4.7%/年)。

エンドミル・転造ダイス・その他

金属加工用の超硬エンドミル、転造ダイス、ローラーガイド、自社設計の工作機械など。

数量対象市場(実質・億円)× 同社シェア価格価格指数(2025年12月期=100)売上営業利益
今 2025/12 72.0 100 72 11
10 年後 中立 90.2 134 121 16

取り方:総売上402億円からドリル分を引いた約72億円。対象市場は約3,600億円、シェア約2%と推計。営業利益率は15%と置き、地域別の「その他」の利益率が低いことを踏まえ控えめにした。

リスクと懸念

AI投資の一服と需給のゆるみ

AIサーバー向けの基板投資が止まれば、ドリルの注文も先に落ちる。同業が同時に増やした能力が市場に出ると、値段が崩れる。今の営業利益率は3割に近いが、2010年代の実績は13〜17%だった。山の利益を常態とみると、判断を誤る。

大型投資の回収

長岡の第六工場など、2年で260億円超という設備投資が控える。能力を5割ずつ増やす計画だが、需要が追いつかなければ稼働率が下がり、固定費の負担が利益を削る。投資の時期は需要の山に重なるため、回収の難しさが大きい。

台湾・中国の同業の追い上げ

台湾のドリルメーカーは増産を進め、中国の会社は値段で攻める。品質の差が縮めば、値段を決める力を失う。ドリルは形が似た商品で、基板メーカーも複数の仕入れ先を持つのが普通だ。シェアの3割は固定ではない。

穴あけ方法の置き換え

微細な穴では、レーザーによる穴あけがすでに使われている。層の多い基板の貫通穴は、いまも機械式のドリルが主役だが、基板の作り方が変われば穴の数が減る。売上の大半が1つの用途に偏る会社にとって、この変化は致命傷になりうる。

単一事業・単一用途の集中

売上の大半が基板用ドリルで、顧客は電子機器と半導体の基板に集まる。海外比率は7割を超え、アジアの基板メーカーに頼る。特定の顧客や地域で投資が止まると、全社の利益が一度に落ちる。分散の効く余地は小さい。

還元と資本の使い方

配当性向は4割弱で、自社株買いは最近ほとんどない。ためた現金が厚くなり、ROEが長く低かった歴史がある。大型投資のあと、稼いだお金を株主へ返すのか、再び現金をためるのかが問われる。方針の変更が遅れると、ROEは資本コストを下回る。

今後の分かれ目

AIサーバー向けの基板投資が2028年以降も二桁で伸び続ける
ドリルの需要は今の想定を超え、能力増強が全部売上に変わる。強気の筋書きに近づき、利益は今期予想の3倍規模へ向かう
台湾・中国の同業の増産が一巡し、ドリルの需給がゆるむ
値段が下がり、営業利益率は2割を割る。やや悲観の筋書きに近づく
層の多い基板でも、レーザーなどの別の穴あけが主流になる
機械式ドリルの需要は縮み、同社の売上の土台が崩れる。悲観の筋書きで、手元の現金と売れる資産が値段の床になる
第六工場の稼働後も、受注が能力に追いつかない
稼働率が上がらず、償却が利益を削る。投資の回収が遅れ、ROEが資本コストを下回る期間が長くなる
設備投資が一巡した後、配当と自社株買いを大きく増やす
自己資本が膨らまず、ROEが1割を超えて安定する。資本政策の改善が、株主の取り分を押し上げる
同社が基板メーカーや材料会社との提携、または他社への出資を進める
需要の確保には役立つが、買収で資本を傷つければ、ROEの改善を打ち消す

見ておくもの

  • 日本プリント回路工業会(JPCA)や台湾基板協会の月次の生産額・AIサーバー向け比率
  • ユニオンツールの四半期ごとの営業利益率と受注の動き
  • 長岡第六工場・見附工場の稼働時期と、能力増強の進み方
  • 台湾Topointなど同業の増産の発表と、中国メーカーの品質と値段
  • 配当と自社株買いの方針、設備投資が一巡した後の還元の増減

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価(2026年12月期の予想に対して2桁の高いPER)を見ず、10年後の ROE と資本コスト 8%(基本 7.5% に、循環・寿命の +1.0%)から正当化 PER を出して置いた。楽観・やや楽観・中立は、自己資本を今の1,124億円に期間の利益を足し還元を引いた流れで置いたROE(楽観19.7%・やや楽観13.9%・中立11.1%)から、正当化 PER(RONIC = k + 1/2 ×(ROE − k))を出し、上限の 9 割に置いた。景気の振れと寿命は k の quality に入れてあるので、倍率では二重に引かない。やや悲観は ROE が資本コスト以下なので 1÷k を上限に稼ぐ力(純利益 ÷ k)で測り、悲観は稼ぐ力ではなく手元の現金と売れる設備・土地の税後の床で置いた。今の好況の利益は、10年先の純利益には持ち込まず、中立では2027年の水準を実質で保つ姿にとどめた。純現金は 2025 年末で 164 億円、時価総額の約 6%。今春の公募で約 324 億円が入ったが、全額が設備投資に決まっているので余った現金は分けず、自己資本の出発点だけ公募後の 1,124 億円にした。2026〜27年の利益は会社予想で高く決まっているため、期間の純利益の合計は、滑らかな伸びで置いた検査の目安より大きくなる。自己資本の流れはその分を入れて置いた。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality +1.0% = 8.5%。大型投資の回収など個別の不確かさは k に足さず、筋書きと確率で表す。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 8.00%。

同じ業種(機械)の AI 分析

割安 ゼネラルパッカー6267 袋詰めの自動包装機で国内の上位にいる堅実な中堅。現金を抱えたまま安く放置され、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +94.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 タクミナ6322 小型定量ポンプの国内トップ。財務が堅く利益率も安定し、足元の落ち込みを織り込めば割安と見る 本質価値との差 +85.9% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 横田製作所6248 空気混じりの水を吸う自吸ポンプで稼ぐ小さな専業メーカー。純現金が時価総額の6割あり、事業の値段はかなり安い 本質価値との差 +85.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 西部技研6223 工場の除湿とVOC処理で世界上位。電池投資の波を割り引いても、純現金を抱えた今の値段は10年の価値を大きく下回る割安 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ガリレイホールディングス6420 国内の冷やす設備で首位級。厚い現金と保守の積み上げで下値が浅く、中立でも今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +77.5% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 日進工具6157 小径エンドミルの専業。純現金が時価総額の半分あり、事業の稼ぐ力も高い。結論は やや割安 本質価値との差 +68.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 三菱化工機6331 水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +66.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 オーケーエム6229 船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +54.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +49.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +48.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +46.1% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アマノ6436 勤怠と駐車場の保守収益に厚い現金。利益の大半を返す会社で、10 年の筋書きの加重では今の値段をやや上回る 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日精エー・エス・ビー機械6284 ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +35.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +34.9% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

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読んだ資料

  1. ユニオンツール 2026年5月 業績予想の修正(東証適時開示)
  2. ユニオンツール 2026年4月 PO(自己株式処分・売出し)情報

分析日 2026-10-16