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マキタ 6586

充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)4,822 円1.24 兆円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)5,226 円1.35 兆円差 −7.7%
10 年後から見ると 適正 価値 4,822 円1.24 兆円 · 差 −7.7% · 期待の年率 +5.7%
期待の年率リターン(10 年)+5.7%資本コスト比 −1.8 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

マキタは充電式電動工具と園芸機器(OPE)の世界的なサプライヤーで、同じ18Vリチウムイオンバッテリーを両カテゴリーで使い回せる製品群の広さが最大の武器である。電動工具は世界シェアで上位に位置するが、TTI(ミルウォーキー・ライオビ)が規模で先行し、スタンレー・ブラック&デッカー、ボッシュ、国内ではHiKOKIが追う構図が続く。2026年には工場向けトルク制御工具に強いパナソニックエレクトリックワークスの電動工具事業を買収し、同事業は新会社マキタ・インダストリアルツールズで2026年9月に稼働を始めた。狙いは個人・プロ向けに加えて自動車組立など工場向けの『産業ツール』を広げ、世界三強入りを目指すことにある。もう一本の柱である園芸機器は、エンジン式から充電式への置き換えが構造的に進む分野で、ドイツ工場はすでにエンジン生産を終えて充電式専用工場になっている。自己資本比率84%・純有利子負債はマイナス2,550億円という厚い純現金は、今のROE8%を低く見せている一因だ。事業に不要な分は、別に足して価値を測った。10年後の中立の時価総額は今を1割ほど上回る程度で、PEW統合とOPEの構造転換が進んでもROEは資本コスト7.5%を少し上回る水準にとどまる。余った現金は、還元の実績が薄いので帳簿の半分だけ足した。中国勢の台頭を踏まえたやや悲観の重みも大きく、本質価値は今の時価総額を2割強下回り、総合では今の値段はやや割高と判断した。

バリュー投資の観点から

オーナー利益の観点では、電動工具・OPEとも技術の世代交代が速く、バッテリー・モーター技術への研究開発投資を継続的に積まなければ競争力を保てない事業であり、再投資の負担は軽くない。一方で、充電式バッテリーのプラットフォームがユーザーを一度囲い込むと切り替えコストが上がる構造は、10年後も続く可能性が高い堀だとバリュー投資の観点では評価できる。ただしTTI・スタンレー・ブラック&デッカーという資金力の大きな競合が同じ戦略で規模を競っており、堀の強さがマキタ一社の独占的な価格決定力につながっているとは言えない。資本配分については、厚すぎる手元資金を抱え続けてきた点はバリュー投資の観点では長年の弱点だったが、配当性向50%への転換と自社株買いの実行は、資本効率を意識した規律ある方向転換として評価できる。パナソニックの電動工具事業買収は、既存の強みを生かせる隣接領域への展開であり、過去に無理な多角化を避けてきた経営の延長線上にあると見てよい。最後の安全域の判断では、今のPER17倍・PBR1.3倍という値段は、ROE8%という実際の収益力に対してやや高く、北米の関税負担と欧州依存という当面の逆風を十分に織り込んでいるとは言い切れないため、安全域は大きくないと判断する。

何で稼ぐ会社か

事業は大きく電動工具(ドリル・インパクトドライバー・丸ノコなどのプロ用・DIY用充電式工具が中心)と、園芸・家庭用機器等(草刈機・チェーンソー・ブロワなどのOPE、クリーナーなど)の2本柱で、売上の構成比はおおむね電動工具が75%強、OPE・家庭用機器等が25%弱である。電動工具は2005年にリチウムイオンバッテリを業界に先駆けて採用して以降、同一の18V/40Vmaxバッテリーで数百機種を動かせるプラットフォームを広げてきた。ユーザーは一度バッテリーと工具群に投資すると他社ブランドへの切り替えコストが高くなり、プロの現場で『同じバッテリーで何でも揃う』ことが販売店・施工会社への浸透力を支えている。2026年には、自動車組立ラインなどで使われるトルク制御式の産業用ドライバーに強いパナソニックエレクトリックワークス(PEW)の電動工具事業を買収し、新会社マキタ・インダストリアルツールズとして事業を始めた。これまで手薄だった工場向け『産業ツール』市場への本格参入であり、個人・プロ向けの消費財的な電動工具に加えて、法人向けの繰り返し需要を取り込む狙いがある。園芸機器はエンジン式からの置き換えが進む分野で、ドイツ工場は2022年にエンジン製品の生産を終了し充電式OPE専用の工場に転換した。地域別では欧州が売上の半分を占め、日本が約17%、北米は約10%、残りがアジア・オセアニアなどその他地域である。欧州依存の高さと、北米における対米関税・現地生産シフト(タイ・ルーマニア工場の活用拡大、中国生産比率の低下)が、直近の業績の振れの主因になっている。

優良さと弱いところ

堀の中心は、電動工具とOPEをまたいで使える充電式バッテリーのプラットフォームである。プロの職人は工具と予備バッテリーに投資した時点で他ブランドへの乗り換えコストが上がり、販売店・レンタル店のメンテナンス網も同社の規模を背景に密度が高い。ただし競争環境は厳しく、TTIはミルウォーキー・ライオビの二枚看板で規模・マーケティング投資で先行し、スタンレー・ブラック&デッカーはデウォルト、ボッシュは欧州で強く、国内ではHiKOKI(旧日立工機)が価格・性能で追う。中国系の低価格ブランドも家庭向け領域で台頭しており、価格競争力だけで優位を保てる構造ではない。ROEは直近8.0%にとどまり、同じ領域の中小型ニッチプレイヤー(竹内製作所・やまびこなど)が目指す12〜18%の水準より低い。要因の一つは自己資本比率84%・純有利子負債マイナス2,550億円という厚すぎる手元資金で、事業に必要な水準を上回る現金が資本効率を薄めている。経営は配当方針を総還元性向35%以上から配当性向50%以上へ切り替え、2026年には400億円を上限とする自社株買いも決議するなど、資本効率改善の動きは出ている。弱点は、電動工具・OPEとも技術の陳腐化が速く、研究開発費を継続的に積む必要があること、欧州依存が高くユーロ圏の金利・住宅市況に業績が振れやすいこと、そしてPEW統合がまだ始まったばかりで、工場向け産業ツール市場での実績が未知数であることである。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

世界の電動工具市場は、TTIの売上高144億ドル、スタンレー・ブラック&デッカーのTools&Outdoor部門131.6億ドルなど上位プレイヤーの規模感から逆算すると、500億ドル前後の市場規模と推定できる。マキタの電動工具売上(推定約39億ドル)から見たシェアはおおむね7〜8%で、世界4位前後の位置づけである。国内では電動工具のシェアがマキタ・HiKOKI・ボッシュの3強で約6割を占め、マキタは国内最大手の地位にある。園芸機器(OPE)は調査会社により市場規模の推計が374億〜643億ドルと幅が大きいが、中央的に450億ドル程度と置くと、マキタのOPE・家庭用機器売上(推定約13億ドル)からのシェアは3%弱に過ぎない。ただし同市場は住宅・プロ向け芝刈機・ブロワなどエンジン式が主流であり、バッテリー式に限ればマキタはリーディングカンパニーの一角とされる。業界構造として、エンジンから充電式への置き換えは気候規制・騒音規制・バッテリー性能向上を背景に先進国で着実に進む構造変化であり、OPEは電動工具に次ぐ成長の柱と位置づけられている。循環の現在地としては、北米は対米関税と住宅リフォーム需要の鈍化で2026年3月期に現地通貨ベースで前年比5%強の減収となり苦戦が続く一方、欧州は西欧の底堅さと東欧の弱さが併存し、全体として横ばい圏にある。中国生産比率を下げタイ・ルーマニア工場を増強する生産体制の見直しは関税対応として進行中である。中長期では、人手不足とプロ化の進展によるコードレス化の広がり、データセンター・インフラ投資に伴う産業用途(PEW統合後の工場向け工具)の需要が追い風になる一方、中国メーカーの技術力向上とTTI・SBDの規模の経済が、価格競争・マーケティング競争の面で構造的な重荷になり続ける。

資本政策と M&A

株主還元は2026年に方針を転換し、従来の年間配当下限(1株あたり一定額)・総還元性向35%以上から、配当性向50%以上を基本とする方針に切り替えた。同時に発行済株式の3.78%・1,000万株・上限400億円の自社株買いを決議し、厚すぎる手元資金を株主に戻す動きを強めている。政策保有株についても資本コストを踏まえて個々の銘柄の保有意義を精査する方針を開示しており、保有縮小の余地は残る。M&Aでは2026年のパナソニックエレクトリックワークス電動工具事業の買収が最大の出来事で、買収額は非公表だが、工場向け産業ツール市場への参入という質的な意味合いが大きい。過去に大型買収を繰り返してきた会社ではなく、技術・販路の補完を目的にした中規模の買収・提携が中心である。大株主は日本マスタートラスト信託銀行など機関投資家が中心で、創業家関連とみられる株式会社マルワの保有は3%台にとどまり、支配的な大株主構造ではない。TOB・買収の兆候を示す具体的な報道は見当たらないが、純現金が厚くPBRが歴史的に低い水域にある局面では、資本効率改善を求めるアクティビストの関与や、業界再編の対象になる可能性は意識しておく必要がある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

充電式バッテリーの共通化という堀は、電動工具とOPEの両方で効き続ける。PEW買収で手に入れた工場向けトルク制御技術は、自動車・電子機器の組立ラインという新しい法人需要を開拓し、個人消費に偏っていた売上構成を多様化させる。工場向けは繰り返し発注が見込める安定需要であり、マキタ・インダストリアルツールズが軌道に乗れば、電動工具だけで『世界三強』入りという経営目標も現実味を帯びる。園芸機器はエンジンからの置き換えという長い追い風の真っ只中にあり、ドイツ工場の充電式専用化はその先行投資である。気候規制・騒音規制の強化は時間とともに強まる方向にしか動かず、マキタはバッテリー式OPEのリーディングカンパニーとして市場拡大の恩恵を真っ先に受けられる。北米の関税問題もタイ・ルーマニアへの生産シフトで時間とともに和らぎ、欧州の東欧不振も住宅市況の回復とともに収束する。厚い純現金と配当性向50%への転換、400億円の自社株買いは、資本効率の改善が本格化する最初の一歩に過ぎない。ROE8%は構造的な実力ではなく、現金の使い方の問題であり、現金を還元・有効活用に回すほど実質的なROEは二桁に近づいていく。中国勢の台頭は主に低価格帯にとどまり、プロ用の高性能・高耐久領域ではブランドと販売網の優位が引き続き効く。

慎重な見方

電動工具市場はTTI・スタンレー・ブラック&デッカーという資金力で勝る競合が規模の経済を主導し、マキタのシェア7〜8%は長期的にさらに縮む可能性がある。マーケティング・スポンサーシップ投資の規模でもミルウォーキーに見劣りし、プロ市場での認知度競争に遅れを取るリスクがある。中国メーカーの技術力向上は低価格帯だけでなく中価格帯にも及びつつあり、価格競争が電動工具・OPEの両方で利益率を削り続ける。地域別では売上の半分を占める欧州への依存度が高く、ユーロ圏の住宅市況・金利動向が業績を大きく左右する一方、北米は対米関税という自社でコントロールできない政策リスクにさらされ続ける。2026年3月期の北米売上の落ち込みは一時的なものではなく、関税政策が続く限り構造的な重荷になりかねない。PEW買収は工場向け市場への参入としては意欲的だが、統合初年度であり、既存の電動工具事業とのシナジーが計画通りに出るかは未知数で、のれん・統合コストが先行して利益を圧迫するリスクもある。厚い純現金はROEを押し下げているが、逆に見ればそれだけ長く資本を効率的に使えなかった経営の結果でもあり、配当性向の転換が本当に実行され続けるかはこれから数年の実績を見る必要がある。2023年3月期に営業利益率が3.7%まで急落した実例は、在庫調整・コスト増への対応力がまだ盤石ではないことを示している。

どちらに重みを置いたか

バッテリープラットフォームの堀とPEW買収による工場向け市場への展開は説得力があるが、TTI・スタンレー・ブラック&デッカーという規模で勝る競合との競争、欧州依存、北米関税という逆風は構造的で、どちらか一方が明確に勝っているとは言えない。本質価値の計算では、10年後の中立は今の時価総額を1割ほど上回る程度にとどまり、確率の加重と資本コスト7.5%の割引では今を2割強下回る。確率は中立を最も重く置きつつ、PEW統合と資本効率改善が軌道に乗る上振れにも相応の重みを残し、欧州・北米の構造的な逆風と中国勢の台頭という下振れにもやや厚めの重みを置いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 7,182 円1.85 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,920 円4,947 億円)。 今の値に割り戻すと 4,822 円1.24 兆円、今との差 −7.7%、 期待の年率 +5.7%(資本コスト 7.5%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 13% 14,021 円3.61 兆円 3,096 円7,978 億円 +227.5% +12.6% 2,225 円5,733 億円
やや楽観 23% 9,720 円2.50 兆円 2,423 円6,243 億円 +132.4% +8.8% 2,793 円7,196 億円
中立 30% 7,478 円1.93 兆円 2,010 円5,179 億円 +81.6% +6.1% 2,846 円7,334 億円
やや悲観 22% 3,262 円8,405 億円 1,325 円3,415 億円 −12.2% −1.3% 1,009 円2,600 億円
悲観 12% 1,359 円3,501 億円 547 円1,409 億円 −63.5% −9.6% 229 円589 億円
加重平均100% 7,182 円1.85 兆円1,920 円4,947 億円 +74.2% +5.7% 9,102 円2.35 兆円

今の株価時価総額 5,226 円1.35 兆円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 13% 工場向け産業ツールとOPEの構造転換で世界三強の一角に定着 利益 1,957 億円 · PER 18.0 倍 · 株価時価総額 14,021 円3.61 兆円

マキタ・インダストリアルツールズが工場向け産業ツール市場で存在感を確立し、電動工具シェアは10.5%まで伸びてTTI・スタンレー・ブラック&デッカーに次ぐ規模に定着する。北米の生産体制見直しが完了し関税負担はほぼ解消、欧州も住宅市況の回復が続く。園芸機器はエンジンからの置き換えが先進国で一巡しつつも新興国にも広がり、充電式OPEのリーディングカンパニーとしてシェア6.0%まで拡大する。配当性向50%超を保ちながら積極的な自社株買いも続き、厚い純現金を活かした機動的なM&Aも実行され、資本効率の改善が本格的にROEへ反映される10年になる。中国メーカーの追随は低価格帯にとどまり、プロ用高性能領域ではブランドと販売網の優位が保たれる。

  • 電動工具(充電式中心):数量 494(世界電動工具市場(億ドル、今の値段で測った実質))× 価格 21(実質の市場1ドルあたりの当社売上(円)=シェア×150円×物価の倍率(3年1.09・10年1.34倍))→ 売上 10,428 億円・営業利益 1,930 億円。シェア10.5%、営業利益率18.5%
  • 園芸・家庭用機器等(OPE):数量 446(世界園芸機器(OPE)市場(億ドル、今の値段で測った実質、エンジン式含む))× 価格 12(実質の市場1ドルあたりの当社売上(円)=シェア×150円×物価の倍率(3年1.09・10年1.34倍))→ 売上 5,372 億円・営業利益 860 億円。シェア6.0%、営業利益率16%

倍率:事業の純利益 1,929 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.0% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.0 倍 + 余った現金(戻り方込み)1,500 億円。全体の PER 17.95 倍、時価総額 36,126 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:10年にわたりPEW統合の完全なシナジー実現、OPEの構造的な置き換え加速、北米・欧州の需要回復が連続して続く必要があり、確度は高くない。

やや楽観 23% PEW統合とOPEの構造転換が着実に進む 利益 1,476 億円 · PER 16.3 倍 · 株価時価総額 9,720 円2.50 兆円

工場向け産業ツール事業が着実に育ち、電動工具シェアは9.6%まで伸びる。北米は関税負担が緩和し、欧州も緩やかな回復が続く。園芸機器はエンジンからの置き換えが進みシェア5.0%に達し、新興国の富裕層・プロ向けにも充電式OPEの浸透が広がる。配当性向50%以上の方針のもと自社株買いも継続し、資本効率の改善と業績の拡大が両立する10年になる。中国メーカーとの競争は続き、TTI・スタンレー・ブラック&デッカーとの規模の差も完全には縮まらないが、バッテリープラットフォームの広さとプロ向け販売網を武器に高価格帯での優位は保たれる。

  • 電動工具(充電式中心):数量 472(世界電動工具市場(億ドル、今の値段で測った実質))× 価格 19(実質の市場1ドルあたりの当社売上(円)=シェア×150円×物価の倍率(3年1.09・10年1.34倍))→ 売上 9,109 億円・営業利益 1,503 億円。シェア9.6%、営業利益率16.5%
  • 園芸・家庭用機器等(OPE):数量 427(世界園芸機器(OPE)市場(億ドル、今の値段で測った実質、エンジン式含む))× 価格 10(実質の市場1ドルあたりの当社売上(円)=シェア×150円×物価の倍率(3年1.09・10年1.34倍))→ 売上 4,290 億円・営業利益 601 億円。シェア5.0%、営業利益率14%

倍率:事業の純利益 1,448 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.1% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)1,500 億円。全体の PER 16.26 倍、時価総額 25,044 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:工場向け産業ツールの着実な拡大と、OPEの構造的な置き換えの継続を組み合わせた、業界見通しの上位レンジに近い想定。

中立 30% 中立:PEW統合とOPE転換は進むが倍率は資本財らしく平常化 利益 1,198 億円 · PER 15.0 倍 · 株価時価総額 7,478 円1.93 兆円

工場向け産業ツール事業は一定の規模に育つが、TTI・スタンレー・ブラック&デッカーとの差を大きく縮めるには至らず、電動工具シェアは9.0%で安定する。北米の関税負担は生産の脱中国シフトで部分的に和らぐが完全には解消せず、欧州も西欧・東欧の強弱が繰り返す横ばい圏の需要が続く。園芸機器はエンジンからの置き換えが進みシェア4.3%まで伸びるが、新興国での普及には時間がかかり、構造転換の完了にはまだ距離がある。配当性向50%の方針は維持され、自社株買いも継続するが、純現金を積極的なM&Aや大規模な投資に使う場面は限られる。結果としてROEは中立的な水準にとどまり、電動工具・OPEとも競争の激しい成熟した消費財型資本財としての評価に落ち着く10年になる。

  • 電動工具(充電式中心):数量 468(世界電動工具市場(億ドル、今の値段で測った実質))× 価格 18(実質の市場1ドルあたりの当社売上(円)=シェア×150円×物価の倍率(3年1.09・10年1.34倍))→ 売上 8,469 億円・営業利益 1,270 億円。シェア9.0%、営業利益率15%
  • 園芸・家庭用機器等(OPE):数量 420(世界園芸機器(OPE)市場(億ドル、今の値段で測った実質、エンジン式含む))× 価格 8.64(実質の市場1ドルあたりの当社売上(円)=シェア×150円×物価の倍率(3年1.09・10年1.34倍))→ 売上 3,630 億円・営業利益 436 億円。シェア4.3%、営業利益率12%

倍率:事業の純利益 1,170 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.4% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.0 倍 + 余った現金(戻り方込み)1,500 億円。全体の PER 15.03 倍、時価総額 19,085 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:工場向け産業ツールとOPEの構造転換という中心的な見通しに、競争の激しい消費財型資本財として標準的な倍率への平常化を組み合わせた中心シナリオ。

やや悲観 22% 中国勢・TTIの規模の経済に押され値決め力が落ちる 利益 629 億円 · PER 10.8 倍 · 株価時価総額 3,262 円8,405 億円

中国メーカーの技術力向上が中価格帯からプロ用領域にも及び、TTI・スタンレー・ブラック&デッカーとの規模の差も縮まらないまま、電動工具シェアは7.0%まで低下する。北米の関税負担は構造的に残り、欧州でも低価格ブランドとの競争が激化する。園芸機器もエンジンからの置き換えペースが鈍化し、シェアは3.3%にとどまる。原材料・労務費の上昇に値上げが追いつかず、営業利益率は電動工具10%・OPE6%まで後退する。それでも充電式バッテリーのプラットフォームと国内最大手の地位自体は失われず、株主還元は利益の鈍化に合わせて成長ペースが落ち着く10年になる。

  • 電動工具(充電式中心):数量 543(世界電動工具市場(億ドル、今の値段で測った実質))× 価格 14(実質の市場1ドルあたりの当社売上(円)=シェア×150円×物価の倍率(3年1.09・10年1.34倍))→ 売上 7,645 億円・営業利益 765 億円。シェア7.0%、営業利益率10%
  • 園芸・家庭用機器等(OPE):数量 325(世界園芸機器(OPE)市場(億ドル、今の値段で測った実質、エンジン式含む))× 価格 6.63(実質の市場1ドルあたりの当社売上(円)=シェア×150円×物価の倍率(3年1.09・10年1.34倍))→ 売上 2,157 億円・営業利益 129 億円。シェア3.3%、営業利益率6%

倍率:ROE 5.0% が k 7.5% 以下で、ためた利益は額面を下回る価値なので PER は 1÷k = 12.9 倍まで。関税と欧州の不振、中国勢の台頭で利益率が下がり、ROE が k を下回る筋書き。稼ぐ力(純利益 ÷ k)から、上限の 8.5 割の 10.8 倍に置いた。 余った現金 1,500 億円(戻り方 0.5)を別に足した。

確率:中国メーカーの技術力向上がプロ用領域にも及び、TTI・SBDとの規模の差も縮まらない想定。寡占的とは言えない電動工具市場では十分にあり得るシナリオ。

悲観 12% 構造的に価格決定力を失い、優良企業の地位から後退 利益 145 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 1,359 円3,501 億円

中国メーカーがプロ用高性能領域でも技術的に追いつき、TTI・スタンレー・ブラック&デッカーとの規模の差もさらに広がる。電動工具シェアは6.0%まで下がり、国内でもHiKOKIや新興ブランドにシェアを侵食される。北米の関税負担と生産体制の見直しコストが重荷として残り続け、欧州でも低価格ブランドとの価格競争が常態化する。園芸機器もエンジンからの置き換えの恩恵を取り切れずシェア2.6%にとどまる。価格競争が激しくなり営業利益率は電動工具3.5%・OPE1%まで落ち込む。かつての『充電式の先駆者』という評価は過去のものになるが、純現金の厚さと国内最大手の販売網は失われず、会社は構造改革とコスト削減で立て直しを図る10年になる。

  • 電動工具(充電式中心):数量 462(世界電動工具市場(億ドル、今の値段で測った実質))× 価格 12(実質の市場1ドルあたりの当社売上(円)=シェア×150円×物価の倍率(3年1.09・10年1.34倍))→ 売上 5,576 億円・営業利益 195 億円。シェア6.0%、営業利益率3.5%
  • 園芸・家庭用機器等(OPE):数量 234(世界園芸機器(OPE)市場(億ドル、今の値段で測った実質、エンジン式含む))× 価格 5.23(実質の市場1ドルあたりの当社売上(円)=シェア×150円×物価の倍率(3年1.09・10年1.34倍))→ 売上 1,224 億円・営業利益 12 億円。シェア2.6%、営業利益率1%

倍率:規模の差と低価格勢で堀が崩れ、利益がほぼ消える構造悲観。稼ぐ力はほぼ消えるので、純現金+売れる資産の税後を床にした。約 3,500 億円とみた。PBR はこの床を今の自己資本で割った値。

確率:中国メーカーがプロ用高性能領域にも技術的に追いつき、TTI・SBDとの規模の差がさらに広がる複合シナリオ。電動工具市場は寡占度が高くなく、10年で優位性を失う例は資本財・消費財業界で繰り返されてきたため無視できない確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

電動工具(充電式中心)

ドリル・インパクトドライバー・丸ノコなど充電式を中心とした電動工具。2026年からパナソニックEW買収で工場向け産業ツールを追加。

数量世界電動工具市場(億ドル、今の値段で測った実質)価格実質の市場1ドルあたりの当社売上(円)=シェア×150円×物価の倍率(3年1.09・10年1.34倍)売上営業利益
今 2026/03 490 12 5,880 823
10 年後 中立 468 18 8,469 1,270

取り方:電動工具(全社の約75.6%、5,878億円)を、TTI(売上144億ドル)・スタンレー・ブラック&デッカーTools&Outdoor部門(131.6億ドル)等競合の売上規模から逆算した世界市場(約490億ドル)に対するシェア約8.0%として置いた(業種ノートのdeallab「4位・8%」説とも整合)。数量は今の値段で測った市場規模(実質)、物価の分は価格(シェア×150円×物価の倍率)に入れた。

園芸・家庭用機器等(OPE)

充電式を中心とした草刈機・チェーンソー・ブロワなどの園芸機器(OPE)、クリーナーなど家庭用機器。エンジン式からの置き換えが進行中。

数量世界園芸機器(OPE)市場(億ドル、今の値段で測った実質、エンジン式含む)価格実質の市場1ドルあたりの当社売上(円)=シェア×150円×物価の倍率(3年1.09・10年1.34倍)売上営業利益
今 2026/03 450 4.20 1,890 180
10 年後 中立 420 8.64 3,630 436

取り方:園芸用機器・家庭用機器・その他(全社の約24.4%、1,898億円)を、世界OPE市場(調査会社により374億〜643億ドルと幅があり中央的に450億ドルと置いた)に対するシェア約2.8%として置いた。バッテリー式OPEに限ればシェアはもっと高いが、エンジン式を含む市場全体で見ると小さい。数量・価格の置き方は電動工具と同じ。

リスクと懸念

北米の対米関税

北米向けの生産・輸出構造が関税政策の影響を受けやすく、2026年3月期は現地通貨ベースで売上が落ち込んだ。タイ・ルーマニア工場の活用拡大で中国生産比率を下げる対応を進めているが、関税政策が長期化・強化されれば採算の重荷が続き、価格に転嫁しきれない分は利益率を圧迫し続ける。

欧州依存と東欧の不振

売上の約半分を欧州が占め、西欧が底堅い一方で東欧は落ち込んでいる。ユーロ圏の住宅市況・金利動向次第で業績が大きく振れる構造は変わらず、特定地域への依存度が高いまま、欧州全体の需要が弱まれば全社業績への影響が他地域より大きく出る。

TTI・スタンレー・ブラック&デッカーとの規模の差

世界シェア上位のTTI(ミルウォーキー・ライオビ)、スタンレー・ブラック&デッカーは売上規模でマキタの2〜3倍以上あり、マーケティング・研究開発投資の規模で見劣りする局面が続く可能性がある。規模の差が長期化すれば、新技術・新製品の投入速度でも後手に回るリスクがある。

中国メーカーの技術力向上

電動工具・OPEとも中国系の低価格ブランドが台頭しており、技術力の向上が中価格帯からプロ用領域に及んだ場合、価格競争が利益率を長期的に削るリスクがある。家庭用の裾野から始まった値下げ圧力が、プロ用の高耐久・高性能領域にまで及ぶ時間軸が今後の重要な分かれ目になる。

PEW統合の実行リスク

パナソニックエレクトリックワークスの電動工具事業買収は工場向け産業ツール市場への本格参入だが、統合初年度であり、既存事業とのシナジーが計画通りに出るか、のれん・統合コストの負担がどの程度になるかは不確実である。工場向け顧客の開拓には既存の個人・プロ向け販売網とは異なる営業力が必要になる。

厚すぎる純現金と資本効率

自己資本比率84%・純有利子負債マイナス2,550億円という手元資金の厚さがROEを押し下げている。配当性向50%への転換と自社株買いを決議したが、方針が今後も複数年にわたり継続的に実行されるか、厚い現金を使ったM&Aが規律を保って行われるかは、これからの実績を見る必要がある。

原材料・労務費の上昇と値上げ力

2023年3月期に営業利益率が3.7%まで急落した実例があるように、鋼材・樹脂・労務費の上昇に値上げが追いつかない局面が繰り返されるリスクがある。価格競争が激しい地域・製品では値上げの余地がさらに限られ、コスト増を吸収しきれない期間が長引く可能性がある。

今後の分かれ目

北米の対米関税が緩和・撤廃されたら
楽観・やや楽観側の確率を上げてよい。北米売上の現地通貨ベースの前年比で確認する。
マキタ・インダストリアルツールズの工場向け受注が計画を上回るペースで伸びたら
PEW統合のシナジーが効いているとみて、楽観側の確率を上げてよい。
欧州の住宅リフォーム需要が長期にわたって落ち込んだら
やや悲観・悲観側に重みを移す。欧州の地域別売上と現地金利の動きと合わせて見る。
中国メーカーがプロ用の高性能電動工具で大きくシェアを伸ばしたら
長期の悲観側の前提を見直し、堀の評価を弱めの堀(moat weak)に下げることも検討する。
配当性向50%以上・大規模な自社株買いの方針が複数年にわたり継続されたら
資本効率改善が本格化しているとみて、楽観側の確率を上げてよい。
大株主構成に変化やアクティビストの関与が見られたら
純現金の使い方・資本政策の見直しが加速する可能性があるとみて、個別に確認したうえで価値を見直す。

見ておくもの

  • 電動工具・OPEの地域別売上収益(特に欧州・北米)の推移
  • マキタ・インダストリアルツールズ(旧PEW)の受注・業績の開示
  • 北米の対米関税政策と生産拠点シフト(タイ・ルーマニア工場)の進捗
  • 配当性向50%以上・自社株買いの実行状況
  • 電動工具の国内シェア(マキタ・HiKOKI・ボッシュ)の推移

倍率と資本コストの決め方

電動工具・OPEとも競合(TTI・スタンレー・ブラック&デッカー)の売上規模から世界市場を逆算しシェアを置き、物価の分は価格(シェア×150円×物価の倍率)に入れた。倍率は利益ベースの正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)(RONICはkを超える分の半分が残る値、k7.5%=基本7.5%にquality+0.25%、g4%)を使い、自己資本から余った現金2,000億円を除いた事業の自己資本でROEを測ったうえで、競争の厳しさを見て上限の8割に置いた(中立はROEがkを少し上回るので1÷kの床に近い)。余った現金は戻り方0.5(還元が配当のみで現金がたまってきたため)で足した。やや悲観は稼ぐ力(純利益÷k)で、悲観は純現金+売れる資産の税後の床(約3,500億円)で測った。過去や今のPER・PBRには寄せず、まず数量×価格で利益を積み上げてから比べた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.26→17.95 倍・やや楽観 PER 12.13→16.26 倍・中立 PER 11.94→15.03 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality +0.25% = 7.75%。欧州依存・北米関税・中国勢の台頭は k に足さず、やや悲観・悲観の筋書きと確率で表す。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.75% → 7.50%。

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割安 ゼネラルパッカー6267 袋詰めの自動包装機で国内の上位にいる堅実な中堅。現金を抱えたまま安く放置され、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +94.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 タクミナ6322 小型定量ポンプの国内トップ。財務が堅く利益率も安定し、足元の落ち込みを織り込めば割安と見る 本質価値との差 +85.9% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 横田製作所6248 空気混じりの水を吸う自吸ポンプで稼ぐ小さな専業メーカー。純現金が時価総額の6割あり、事業の値段はかなり安い 本質価値との差 +85.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 西部技研6223 工場の除湿とVOC処理で世界上位。電池投資の波を割り引いても、純現金を抱えた今の値段は10年の価値を大きく下回る割安 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ガリレイホールディングス6420 国内の冷やす設備で首位級。厚い現金と保守の積み上げで下値が浅く、中立でも今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +77.5% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 日進工具6157 小径エンドミルの専業。純現金が時価総額の半分あり、事業の稼ぐ力も高い。結論は やや割安 本質価値との差 +68.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 三菱化工機6331 水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +66.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 オーケーエム6229 船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +54.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +49.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +48.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +46.1% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アマノ6436 勤怠と駐車場の保守収益に厚い現金。利益の大半を返す会社で、10 年の筋書きの加重では今の値段をやや上回る 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日精エー・エス・ビー機械6284 ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +35.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +34.9% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

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読んだ資料

  1. マキタ、パナソニック事業買収で狙う工具世界三強 未開の工場向け深耕(日本経済新聞)
  2. パナソニックEWが電動工具事業を譲渡、マキタが工場向け市場へ本格参入(MONOist)
  3. 電動工具メーカー2026年シェア比較|マキタ・HiKOKI・ボッシュ国内3強の実力と選び方(tl-finder)
  4. 電動工具業界の世界市場シェアの分析(deallab)
  5. TTI 2025 Annual Results(Techtronic Industries)
  6. Stanley Black & Decker Reports 4Q and Full Year 2025 Results
  7. 地域別売上収益|投資家情報(マキタ)
  8. マキタ、エンジン製品の生産終了を発表(VOLTECHNO)
  9. 株主還元|個人投資家の皆様へ|投資家情報(マキタ)
  10. マキタ【6586】の大株主情報(株探)

分析日 2026-10-16