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月島ホールディングス 6332

下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,701 円1,070 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,367 円937 億円差 +14.1%
10 年後から見ると やや割安 価値 2,701 円1,070 億円 · 差 +14.1% · 期待の年率 +7.7%
期待の年率リターン(10 年)+7.7%資本コスト比 +0.2 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

月島ホールディングスは、下水汚泥の処理装置と官民連携(PPP)の運営を柱にする、水環境のエンジニアリング会社だ。もう一本の柱は、電池材料の微粒子や脱炭素の装置をつくる産業事業である。筆者の結論は「やや割安」。10 年の価値は今の時価総額を 1 割ほど上回る。ただし理由は成長ではない。厚い手元の現金と、長く続く運営契約の安定にある。

事業の質は普通だ。営業利益率は 7% 前後で、大型工事は入札で値段が決まる。堀は薄い。一方で、受注残 2,700 億円の約 7 割は運営・維持管理で、2031 年 3 月期以降も続く。景気で崩れにくいのは強みだ。2026 年 3 月期の純利益 169 億円は固定資産の売却益で膨らんだ一過性の数字で、実力は 70 億円台とみる。

いちばんの論点は、2026 年 9 月に発表された三菱化工機との経営統合だ。月島の株主は、1 株につき三菱化工機の株 0.88 株を受け取り、新会社の約 6 割を持つ。比率は市場の株価比よりやや有利で、価値を損なう条件ではない。ただし水環境の集約や統合の費用は未定だ。筆者は統合の効果を標準の筋書きには入れず、うまくいく場合と失敗する場合の両端で振った。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で見ると、月島は「悪くないが、安くもない」会社だ。株主のものになる利益は 70 億円台。利益率が薄く、増やすには設備や運転資金がかさむ。ただ、運営契約という長く続く収入と、赤字のない 10 年の実績は、土台として固い。

資本の使い方は、改善している。物流施設や持ち合い株を売り、その資金で自社株を買った。会社の方針も、DOE 3.5% の下限と総還元性向 50% 以上と分かりやすい。筆者はこの変化を評価する。一方で、手元の現金を長く抱えてきた過去も忘れてはならない。

払う値段の側から見ると、今の時価総額は自己資本とほぼ同じで、現金は借金を上回る。安全域はあるが、厚くはない。統合で持ち株の中身が三菱化工機の株に変わる点が、見通しを難しくする。経営の手が統合に取られ、本業の採算改善が遅れる可能性もある。わからない部分が増えた分、筆者は確信を持てる範囲を狭く見る。

何で稼ぐ会社か

水環境事業が売上の約 3 分の 2 を占める。上下水道の施設向けに、汚泥の焼却炉・乾燥機・消化ガス発電・水処理機器を設計して建て、その後の運営・維持管理まで請け負う。建てて終わりではなく、運営で長く稼ぐ。2023 年 10 月には JFE エンジニアリングの国内水事業と統合し、月島 60%・JFE 40% の合弁(月島 JFE アクアソリューション)にした。売上は全部連結するが、合弁の利益の 4 割は JFE に帰属する。

期初の受注残は 2,715 億円。約 3 割が建設で、約 7 割が運営・維持管理だ。PFI や DBO、つまり設計・建設と長期の運営を一括で受ける契約が好調で、案件も大型になった。完了が 2031 年 3 月期以降に集中するのは、契約が長いからだ。

産業事業は売上の約 3 割。電池材料などの微粒子をつくる装置、アンモニアの回収、環境分野の大型プラントを手がける。2026 年 3 月期は大型案件が進み、営業利益が約 2 倍の 41 億円になった。残りは不動産・物流施設で、物流施設を売って規模を縮めた。

優良さと弱いところ

堀は薄いと筆者は見る。上下水道の大型工事は自治体の入札で、値段は買い手が決める。メタウォーター(売上 2,098 億円)が先を行き、月島は追う立場だ。汚泥処理の技術と実績は確かに強いが、独占ではない。営業利益率は 10 年を通して 5〜8% の間にあり、ここは変わっていない。

良いのは安定だ。運営・維持管理の契約は十年単位で続き、施設の更新需要は人口が減っても止まらない。自己資本比率は 48% で、現金は借金を上回る。過去 10 年に赤字の期はない。

弱いのは資本の効率である。自己資本は 1,000 億円近いのに、利益は 70 億円前後しかない。ROE の 10 年の中央値は 6% だ。総資産の回転が低いことは、会社自身も課題に挙げている。2026 年 3 月期は ROE が 17% と出たが、売却益のおかげで、続く数字ではない。人的資本への投資で販売費も増えており、採算の改善は道半ばだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

追い風は、国内の上下水道の老朽化だ。施設の更新が続き、人手の足りない自治体は運営ごと民間に任せる流れ(PPP)を強めている。下水汚泥を燃料や発電に回す創エネも、国の脱炭素の方針に合う。一方で人口は減り、自治体の予算には限りがある。筆者は、数量は実質でほぼ横ばいから微増と見る。

業種のノートは、水関連の市場を 10 年の中立で年 3〜5% 成長(名目)と置く。月島はこの範囲に収まる。半導体向けの超純水を持つ栗田工業やオルガノのような、上振れの源は持たない。競合はメタウォーター、水ing、クボタ、日立造船などだ。大型工事は波があり、2026 年 3 月期は水環境の受注が 433 億円減った。端境期で、運営契約の積み上がりが業績を支えた形だ。

産業事業は、電池材料・アンモニア・環境プラントが中心で、顧客の設備投資の波に左右される。三菱化工機や神鋼環境ソリューションなど競合も多い。脱炭素の需要で実質は伸びるとみるが、利益は大型案件の有無で振れる。

10 年の負け筋は二つある。自治体の財政が細って更新が遅れること。大手との価格競争で、大型工事の採算が崩れることだ。

資本政策と M&A

還元は厚くなる方向に動いた。方針は、株主資本配当率(DOE)3.5% を下限に、総還元性向 50% 以上。2026 年 3 月期は資産の売却で得た資金から、自社株買いを約 128 億円行った。続けて 30 億円(100 万株)を上限とする自社株買いも発表している。政策保有株の売却目標は 120 億円以上で、実績は 92 億円とされる。

2027 年 4 月に三菱化工機と経営統合する。株式交換で、月島 1 株に三菱化工機 0.88 株を渡す。月島は 2027 年 3 月 30 日に上場を終え、新会社は「三菱月島化工機ホールディングス」になる。社長は月島の川﨑淳氏、会長は三菱化工機の田中利一氏だ。営業利益は月島 98 億円、三菱化工機 92 億円とほぼ同じで、月島の株主は新会社の約 6 割を持つ。

2036 年 3 月期の目標は、売上 3,500 億円、営業利益 300 億円以上。うち統合の効果は営業利益 80 億円だ。水環境の集約(JFE エンジニアリングと協議中)と、のれんの額は決まっていない。資本の使い方が良くなるか、統合の費用で薄まるかは、これから分かる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

月島の強みは、積み上がった運営契約だ。受注残 2,700 億円の約 7 割が運営・維持管理で、景気の波を受けにくい。PFI や DBO の受注は好調で、案件が大型になるほど、運営の利益が長く積み上がる。会社は 2027 年 3 月期に営業利益 110 億円、その次に 120 億円を見込む。大型工事の端境期を抜ければ、利益率は 7% を超えて上がっていく。

産業事業は、電池材料の微粒子とアンモニア回収という、脱炭素の需要に乗る装置を持つ。2026 年 3 月期に営業利益が約 2 倍になったのは、その入り口にすぎない。

統合は、補完がきれいに効く。月島は下水汚泥と公共の運営に強く、三菱化工機は水素製造などの民間向け装置に強い。下水の消化ガスを水素や合成メタンに変える構想は、両社が組むから現実味が出る。統合の効果が目標の 3 分の 1 でも出れば、営業利益は大きく増える。市場の株価より有利な比率で新会社の約 6 割を持つので、月島の株主は成果を取りやすい。

資本の面でも、現金が借金を上回り、自社株買いと増配が続く。今の値段は、この安定と還元を十分に評価していない。

慎重な見方

月島の利益率は、10 年間 5〜8% の薄さのまま動いていない。2026 年 3 月期に純利益が 169 億円になったのは、物流施設の売却益が大きい。それを除けば、実力は 70 億円台だ。営業利益の増加は 9 億円にとどまった。物流施設の売却でその他の利益が 8 億円減り、人的資本への投資で販売費も増えている。

水環境の受注は、2026 年 3 月期に 433 億円減った。大型工事の入札は競合が多く、値段を自分で決められない。メタウォーターは売上も受注残も月島を大きく上回る。自治体の財政が細れば、更新工事は遅れる。

統合は、足し算が効くとは限らない。三菱化工機は、2026 年 3 月期に受注が 2 割以上減っている。水環境の集約は JFE エンジニアリングと協議中で、時期も未定だ。タイの拠点は重複する。のれんは逆取得で、大きな額になり得る。2036 年 3 月期の目標(売上 3,500 億円)の多くは、もともと両社が単独で描いていた規模の延長にすぎない。統合の効果として上乗せされるのは、営業利益 80 億円の部分だけだ。

現金が厚いのは事実でも、EPC は運転資金がかさむ事業で、現金の一部は工事の資金に化ける。

どちらに重みを置いたか

運営契約の安定と現金の厚さは、強気の言い分に分がある。薄い利益率と統合の不確実さは、慎重な言い分が正しい。強気が言う運営契約は、利益率の底を支えはするが、利益率そのものを押し上げる証拠は、今のところ数字に出ていない。慎重な見方が突く統合は、目標の大半が両社の単独計画の延長で、上乗せ分の確度が読めない。

そこで中立は、利益率が少し改善し、統合の効果と費用が相殺する形に置いた。確率は中立に重みを置き、統合の失敗や大型工事の採算悪化を考えて、やや悲観側を少し厚くした。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,547 円1,405 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,406 円557 億円)。 今の値に割り戻すと 2,701 円1,070 億円、今との差 +14.1%、 期待の年率 +7.7%(資本コスト 7.5%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 6,891 円2,729 億円 1,768 円700 億円 +265.8% +13.8% 693 円274 億円
やや楽観 20% 5,061 円2,004 億円 1,641 円650 億円 +183.1% +11.0% 1,340 円531 億円
中立 32% 3,835 円1,519 億円 1,515 円600 億円 +126.0% +8.5% 1,712 円678 億円
やや悲観 27% 2,368 円938 億円 1,212 円480 億円 +51.3% +4.2% 967 円383 億円
悲観 13% 902 円357 億円 960 円380 億円 −21.4% −2.4% 242 円96 億円
加重平均100% 3,547 円1,405 億円1,406 円557 億円 +109.3% +7.7% 4,954 円1,962 億円

今の株価時価総額 2,367 円937 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 8% PPP の運営が利益を押し上げ、統合も噛み合う 利益 180 億円 · PER 15.0 倍 · 株価時価総額 6,891 円2,729 億円

受注残の約 7 割を占める運営契約が利益に変わり、PPP の受注も大型化する。統合では、月島の汚泥・消化ガスと三菱化工機の水素製造が組み合わさり、下水から水素や合成メタンをつくる案件を取る。水環境の利益率は 8% まで、産業事業は 10% まで上がる。統合の効果は、月島の株主の取り分(新会社の約 6 割)に相当する分で、営業利益 30 億円ほど。水環境の集約も JFE エンジニアリングと合意でき、費用を抑えて重複を整理できる。10 年かけて、薄利の工事会社から、運営の収益が厚い会社へ変わる筋書きだ。

  • 水環境事業(下水汚泥処理・PPP 運営):数量 1,214(当社の売上(国内の上下水道向けプラント・運営の民間受注 約 1.2 兆円 × シェア 8.2%、今の値段で測った実質、億円))× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0。物価並みなら 10 年で 1.34))→ 売上 1,627 億円・営業利益 133 億円。市場 1.32 兆円 × シェア 9.2%、営業利益率 8.2%(運営の比率が上がる)
  • 産業事業(粉体・微粒子・脱炭素・環境プラント):数量 647(当社の売上(粉体・微粒子・環境プラントの市場 約 0.75 兆円 × シェア 6.6%、今の値段で測った実質、億円))× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0。物価並みなら 10 年で 1.34))→ 売上 867 億円・営業利益 87 億円。市場 8,600 億円 × シェア 7.5%、営業利益率 10%(電池・アンモニアの装置)

倍率:ROE 11.7%。今の利益はそのまま残り、先で薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎだけとみて、RONIC = k 7.5% + 残る割合 1/2 ×(11.7 − 7.5)= 9.6%、長期の成長率 g 4.0% から正当化 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g)= 16.7 倍。運営の利益が厚くなり、統合の効果も出る筋書き。上限の 9.0 割の 15.0 倍に置いた(ROE が k を上回るので下限は 1÷k = 13.3 倍)。

確率:統合が目標どおり進み、運営契約が利益を押し上げる筋書き。ただし利益率は薄く、入札の競争も厳しいので、これが連続して成功する確度は高くない。

やや楽観 20% 運営契約が積み上がり、統合の効果が一部出る 利益 143 億円 · PER 13.8 倍 · 株価時価総額 5,061 円2,004 億円

水環境の運営・維持管理が着実に利益を積み、利益率は 7.5% まで上がる。産業事業も脱炭素の装置が伸び、9% 台の利益率を保つ。統合は、本社機能の一本化と調達の共通化が進み、営業利益で 10 億円ほどの効果が出る。ただし水環境の集約は遅れ、効果は目標の半分に届かない。DOE 3.5% の下限と総還元性向 50% 以上の方針は守られ、自社株買いも続く。自己資本は利益の積み上がりと還元でほぼ釣り合い、資本の厚みは大きく変わらない。劇的な変化はないが、運営契約という土台の上に、堅実に積み上がる 10 年になる。月島の株主は、新会社の約 6 割の持ち分を通じて、この成長のおよそ半分強を受け取る形になる。

  • 水環境事業(下水汚泥処理・PPP 運営):数量 1,130(当社の売上(国内の上下水道向けプラント・運営の民間受注 約 1.2 兆円 × シェア 8.2%、今の値段で測った実質、億円))× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0。物価並みなら 10 年で 1.34))→ 売上 1,514 億円・営業利益 114 億円。市場 1.28 兆円 × シェア 8.8%、営業利益率 7.5%
  • 産業事業(粉体・微粒子・脱炭素・環境プラント):数量 586(当社の売上(粉体・微粒子・環境プラントの市場 約 0.75 兆円 × シェア 6.6%、今の値段で測った実質、億円))× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0。物価並みなら 10 年で 1.34))→ 売上 785 億円・営業利益 72 億円。市場 8,250 億円 × シェア 7.1%、営業利益率 9.2%

倍率:ROE 10.1%。今の利益はそのまま残り、先で薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎだけとみて、RONIC = k 7.5% + 残る割合 1/2 ×(10.1 − 7.5)= 8.8%、長期の成長率 g 4.0% から正当化 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g)= 15.6 倍。運営が伸び、統合の効果が一部出る筋書き。上限の 8.9 割の 13.8 倍に置いた(ROE が k を上回るので下限は 1÷k = 13.3 倍)。

確率:会社の計画(2028 年 3 月期に営業利益 120 億円)に近い道筋で、運営契約の積み上がりが続く筋書き。統合の効果は一部にとどまるので、強気のほどは出ない。

中立 32% 中立:運営は堅く、利益率は少し改善、統合は相殺 利益 111 億円 · PER 13.4 倍 · 株価時価総額 3,835 円1,519 億円

国内の更新需要と PPP の拡大で、水環境の市場は実質で 4% ほど広がる。月島はシェアをわずかに伸ばす。運営の比率が上がり、利益率は 6.8% まで改善する。産業事業は脱炭素の需要で市場が 6% ほど広がり、利益率は 8.5% を保つ。統合は、本社機能の一本化で費用が減る一方、システムの統合や拠点の整理に費用がかかり、10 年で見ると効果と費用が相殺する。三菱化工機との重複は整理されるが、売上の上乗せは目標に届かない。自己資本は利益の積み上がりと還元でほぼ釣り合い、ROE は資本コストをわずかに上回る程度にとどまる。月島の株主は、新会社の約 6 割の持ち分を通じて、この成果を受け取る。堅実だが突き抜けない、普通の優良な機械メーカーとして 10 年を終える。

  • 水環境事業(下水汚泥処理・PPP 運営):数量 1,048(当社の売上(国内の上下水道向けプラント・運営の民間受注 約 1.2 兆円 × シェア 8.2%、今の値段で測った実質、億円))× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0。物価並みなら 10 年で 1.34))→ 売上 1,405 億円・営業利益 96 億円。市場 1.25 兆円 × シェア 8.4%、営業利益率 6.8%
  • 産業事業(粉体・微粒子・脱炭素・環境プラント):数量 533(当社の売上(粉体・微粒子・環境プラントの市場 約 0.75 兆円 × シェア 6.6%、今の値段で測った実質、億円))× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0。物価並みなら 10 年で 1.34))→ 売上 714 億円・営業利益 61 億円。市場 7,950 億円 × シェア 6.7%、営業利益率 8.5%

倍率:ROE 8.4%。今の利益はそのまま残り、先で薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎだけとみて、RONIC = k 7.5% + 残る割合 1/2 ×(8.4 − 7.5)= 8.0%、長期の成長率 g 4.0% から正当化 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g)= 14.2 倍。運営の比率が上がって利益率が少し改善する形。上限の 9.4 割の 13.4 倍に置いた(ROE が k を上回るので下限は 1÷k = 13.3 倍)。

確率:業種のノートの 10 年の中立(水関連の市場は年 3〜5% 成長)に近い道筋。統合の効果と費用は相殺するとみて、確率を最も厚くした。

やや悲観 27% 大型工事の競争と統合の混乱で、利益率が伸び悩む 利益 82 億円 · PER 11.0 倍 · 株価時価総額 2,368 円938 億円

自治体の財政が細り、更新工事の着手が遅れて、水環境の市場は実質で横ばいにとどまる。大手との価格競争でシェアは 8% に下がり、利益率は 5.8% まで落ちる。産業事業は大型案件が一巡し、7% の利益率に戻る。統合は、水環境の集約をめぐる協議が長引き、重複する拠点の整理にも手間取る。統合の費用が効果を上回り、営業利益は 6 億円ほど押し下げられる。DOE の下限は守られるが、自社株買いは細る。現金は借金を上回ったままで、財務の不安はない。ただ、利益は 10 年で 1.1 倍ほどにしか伸びず、ROE は資本コストに届かない。バリュー投資の目で見ると、持っている資本を生かしきれない会社に映る。

  • 水環境事業(下水汚泥処理・PPP 運営):数量 960(当社の売上(国内の上下水道向けプラント・運営の民間受注 約 1.2 兆円 × シェア 8.2%、今の値段で測った実質、億円))× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0。物価並みなら 10 年で 1.34))→ 売上 1,286 億円・営業利益 75 億円。市場 1.2 兆円 × シェア 8.0%、営業利益率 5.8%
  • 産業事業(粉体・微粒子・脱炭素・環境プラント):数量 482(当社の売上(粉体・微粒子・環境プラントの市場 約 0.75 兆円 × シェア 6.6%、今の値段で測った実質、億円))× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0。物価並みなら 10 年で 1.34))→ 売上 646 億円・営業利益 45 億円。市場 7,650 億円 × シェア 6.3%、営業利益率 7.0%

倍率:ROE 6.4% が k 7.5% 以下で、ためた利益は額面を下回る価値なので PER は 1÷k = 13.3 倍まで。ROE が k を下回る筋書き。大型工事の競争と統合の費用で利益率が伸びない。11.0 倍に置いた。

確率:メタウォーターなど大手との入札競争が続き、統合の混乱も重なる想定。薄い利益率と入札の競争から、ここは中立に次いで厚く置いた。

悲観 13% 公共工事の縮小と統合の失敗で、構造的に採算が崩れる 利益 45 億円 · PER 7.5 倍 · 株価時価総額 902 円357 億円

自治体の財政難で更新と PPP の発注が細り、水環境の市場は実質で 1 割近く縮む。メタウォーターや水ing との価格競争で、月島のシェアは 7% に下がり、大型工事は低い値段で受注して利益率は 4% まで落ちる。産業事業も大型案件が取れず、5.5% に下がる。統合は、水環境の集約が破談になり、重複する拠点や人員の整理が進まない。のれんの減損も出て、自己資本は今より減る。DOE の下限は守られず、還元は細る。それでも、運営・維持管理の既存契約は残るので、赤字にはならない。ただし利益は今の実力の 6 割ほどにとどまる。10 年後は、新会社の中で存在感を失った、冴えない中堅の機械メーカーという評価になる。

  • 水環境事業(下水汚泥処理・PPP 運営):数量 773(当社の売上(国内の上下水道向けプラント・運営の民間受注 約 1.2 兆円 × シェア 8.2%、今の値段で測った実質、億円))× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0。物価並みなら 10 年で 1.34))→ 売上 1,036 億円・営業利益 41 億円。市場 1.1 兆円 × シェア 7.0%、営業利益率 4%(大型工事の採算悪化)
  • 産業事業(粉体・微粒子・脱炭素・環境プラント):数量 392(当社の売上(粉体・微粒子・環境プラントの市場 約 0.75 兆円 × シェア 6.6%、今の値段で測った実質、億円))× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0。物価並みなら 10 年で 1.34))→ 売上 525 億円・営業利益 29 億円。市場 7,100 億円 × シェア 5.5%、営業利益率 5.5%

倍率:ROE 4.1% が k 7.5% 以下で、ためた利益は額面を下回る価値なので PER は 1÷k = 13.3 倍まで。ROE が k を大きく下回る筋書き。利益率が 4% 台まで落ち、のれんの減損も出る。7.5 倍に置いた。

確率:自治体の財政難と大手との価格競争が同時に来て、統合も失敗する複合の筋書き。10 年で優良さが崩れる確度は高くないが、無視はできないので 1 割強を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

水環境事業(下水汚泥処理・PPP 運営)

上下水道向けの汚泥焼却・乾燥・消化ガス発電・水処理の装置と、官民連携(PFI・DBO)での長期の運営・維持管理。JFE エンジニアリングとの合弁(月島 60%)を含む。

数量当社の売上(国内の上下水道向けプラント・運営の民間受注 約 1.2 兆円 × シェア 8.2%、今の値段で測った実質、億円)価格値段の指数(今を 1.0。物価並みなら 10 年で 1.34)売上営業利益
今 2026/03 986 1.00 986 58
10 年後 中立 1,048 1.34 1,405 96

取り方:2026/03 期の水環境の売上 986 億円・営業利益 58 億円。国内の上下水道向けプラントと運営の民間受注を約 1.2 兆円と推定(メタウォーター約 2,100 億円で約 17%、月島は約 8%。残りは水ing・クボタ・日立造船・前澤工業ほか)。数量はこの市場×シェアの実質、物価の分は価格の指数に入れた。

産業事業(粉体・微粒子・脱炭素・環境プラント)

電池材料などの微粒子をつくる装置、アンモニアの回収、環境分野の大型プラント。受注は大型案件で振れる。

数量当社の売上(粉体・微粒子・環境プラントの市場 約 0.75 兆円 × シェア 6.6%、今の値段で測った実質、億円)価格値段の指数(今を 1.0。物価並みなら 10 年で 1.34)売上営業利益
今 2026/03 497 1.00 497 41
10 年後 中立 533 1.34 714 61

取り方:2026/03 期の産業事業の売上 497 億円・営業利益 41 億円。市場は粉体・微粒子装置と環境プラントで約 7,500 億円と推定(三菱化工機の売上 842 億円、神鋼環境ソリューション、大川原化工機などと分け合う)。月島のシェアは約 6.6%。数量は市場×シェアの実質、物価の分は価格の指数に入れた。

リスクと懸念

統合の実行と費用

三菱化工機との統合は、水環境の集約(JFE エンジニアリングと協議中)や、重複する拠点の整理など、未定の点が多い。のれんは逆取得で額が決まっておらず、統合の費用が効果を上回れば、利益が薄まる。

大型工事の採算悪化

水環境の大型工事は自治体の入札で、値段を買い手が決める。2026 年 3 月期は一部案件の採算が下がり、水環境の営業利益が減った。競合との価格競争が強まれば、利益率は 5% 台に戻りかねない。

受注の波

水環境の受注は、2026 年 3 月期に前期より 433 億円減った。大型案件の端境期という説明だが、受注が戻らなければ、運営契約の積み上がりだけでは売上を支えきれない。

自治体の財政と人口減

下水道の更新と PPP は自治体の予算が前提になる。人口が減り、財政が細れば、更新工事の着手が遅れる。人口が減る地方の案件は、運営でも採算が取りにくい。

現金の使い道

現金は借金を上回るが、EPC は運転資金がかさむ事業で、工事の進み方で現金が大きく動く。2026 年 3 月期の営業キャッシュフローは 52 億円にとどまった。統合の費用や買収にまとまった額が出ていく可能性もある。

産業事業の大型案件への依存

産業事業は、2026 年 3 月期に環境分野の大型案件が進み、利益が約 2 倍になった。2027 年 3 月期は大型案件の反動で環境分野の受注が減る見通しで、利益が大型案件の有無で振れやすい。

合弁の利益の流出

水環境の中核は、JFE エンジニアリングとの合弁(月島 60%)だ。売上は全部連結するが、利益の 4 割は JFE に帰属する。合弁の再編の条件次第で、月島の取り分が変わる可能性がある。

今後の分かれ目

水環境の集約が JFE エンジニアリングと合意し、重複の整理が進んだら
統合の効果が出る確度が上がるので、やや楽観・楽観の確率を上げる。
統合後の経営計画で、のれんの額や統合費用が大きく出たら
利益が薄まるので、やや悲観側の確率を上げる。
水環境の受注が 2027 年 3 月期に計画の 1,300 億円に届いたら
端境期という説明が裏づけられる。運営契約の積み上がりが続くとみて、中立〜やや楽観に寄せる。
大型工事で追加費用や赤字案件が出たら
入札の採算が構造的に悪いとみて、やや悲観・悲観に寄せる。
自社株買いや増配が、方針(DOE 3.5% 下限・総還元性向 50% 以上)を超えて続いたら
資本の使い方が改善しているとみて、ROE の見方を上げる。
統合の比率や条件が見直される、または他社の対抗提案が出たら
月島の株主の取り分が変わるので、筋書きと確率を作り直す。

見ておくもの

  • 水環境の受注高と、運営・維持管理(ライフサイクル)の比率
  • 水環境・産業事業の営業利益率(四半期ごと)
  • 三菱化工機との統合:臨時株主総会(2026 年 12 月)の結果と、水環境の集約の合意
  • のれんの額と統合費用の開示
  • 自社株買いの実施額と、総還元性向
  • メタウォーターなど競合の受注残とシェア

倍率と資本コストの決め方

数量は市場 × シェアの実質、価格は物価並みの 1.34 倍で売上を積み、倍率は利益ベースの正当化 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g)(k 7.5%・g 4%、超過の稼ぎは半分残る)から置いた。中立は ROE が k を少し上回るので、1÷k の下限に近い 13.4 倍。今の株価や過去の倍率は使っていない。統合は、月島の株主が新会社の約 6 割を持つ点を踏まえ、標準の筋書きでは効果と費用が相殺するとして、効果は楽観側・悲観側の端で振った。0.88 の比率は、市場の株価比より月島の株主にやや有利なので、月島単独の価値を、株主の取り分の近似として使った。2028 年 3 月期から新リース会計が入るが、月島は借りて営む店舗型ではない。10 年後の数字は、今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)で置いた。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0% = 7.5%。統合の実行など個別のリスクは k に足さず、筋書きの利益率と確率で表す。

同じ業種(機械)の AI 分析

割安 ゼネラルパッカー6267 袋詰めの自動包装機で国内の上位にいる堅実な中堅。現金を抱えたまま安く放置され、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +94.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 タクミナ6322 小型定量ポンプの国内トップ。財務が堅く利益率も安定し、足元の落ち込みを織り込めば割安と見る 本質価値との差 +85.9% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 横田製作所6248 空気混じりの水を吸う自吸ポンプで稼ぐ小さな専業メーカー。純現金が時価総額の6割あり、事業の値段はかなり安い 本質価値との差 +85.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 西部技研6223 工場の除湿とVOC処理で世界上位。電池投資の波を割り引いても、純現金を抱えた今の値段は10年の価値を大きく下回る割安 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ガリレイホールディングス6420 国内の冷やす設備で首位級。厚い現金と保守の積み上げで下値が浅く、中立でも今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +77.5% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 日進工具6157 小径エンドミルの専業。純現金が時価総額の半分あり、事業の稼ぐ力も高い。結論は やや割安 本質価値との差 +68.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 三菱化工機6331 水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +66.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 オーケーエム6229 船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +54.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +49.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +48.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +46.1% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アマノ6436 勤怠と駐車場の保守収益に厚い現金。利益の大半を返す会社で、10 年の筋書きの加重では今の値段をやや上回る 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日精エー・エス・ビー機械6284 ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +35.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +34.9% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

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読んだ資料

  1. 月島HD 2026年3月期決算説明(ログミーファイナンス)
  2. 三菱化工機と月島HD、27年4月経営統合(日本経済新聞)
  3. 月島HD 中期経営計画

分析日 2026-10-16