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セガサミーホールディングス 6460

遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,849 円5,784 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,397 円6,896 億円差 −16.1%
10 年後から見ると やや割高 価値 2,849 円5,784 億円 · 差 −16.1% · 期待の年率 +5.4%
期待の年率リターン(10 年)+5.4%資本コスト比 −2.9 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

セガサミーホールディングスは、パチンコ・パチスロの新台を作る遊技機事業、ソニック・龍が如く・ペルソナなどのIPを育てるエンタテインメントコンテンツ事業、北米のカジノ向け機器とオンラインカジノを手がけるゲーミング事業の三本柱で稼ぐ。遊技機では業界最大手級の地位を持ち、ネットキャッシュも厚い。筆者はこの会社を、良い事業と危うい資本配分が同じ屋根の下にある会社だと見る。

2026年3月期はRovio・Stakelogicという二つの大型買収の減損で11年ぶりの最終赤字に転落した。会社自身も大型M&Aを当面凍結し、200億円の自社株買いへ資金配分を切り替えた。

結果、中立の筋書きの 10 年後の時価総額は今とほぼ同じで、楽観とやや楽観の筋書きの厚みを入れても、総合では本質価値が今の時価総額を 3 割ほど下回る「割高」という計算になった。遊技機の構造的な縮小をIP・海外ゲーミングの成長で補う構図そのものは理解できるが、過去2件の大型買収がいずれも減損に終わった実績を踏まえると、今の値段はその多角化の成功を先取りしすぎている。

バリュー投資の観点から

筆者はこの会社を、良い事業と危うい資本配分が同じ屋根の下にある会社だと見る。遊技機事業は業界最大手の地位と厚いネットキャッシュを持ち、ソニック・龍が如く・ペルソナという長く稼げるIPも抱える。これらは本当の堀と呼べる。

オーナー利益の面では、遊技機の稼ぎが比較的安定している一方、エンタテインメントコンテンツとゲーミングは新作・新規事業への再投資が利益を食い続けており、株主の手元に残る利益は見た目より薄い。

資本配分では、Rovioに約1,037億円、Stakelogicにも相応の資金を投じ、いずれも大きく減損した実績が重い。買収で価値を壊した後に大型M&Aを凍結し自社株買いへ転じた判断は正しいが、同じ失敗を繰り返さない規律が続くかを見届けたい。

安全域については、遊技機という構造的に縮む事業の価値を過大評価せず、IP・海外ゲーミングの伸びを厳しめに見ても、今の値段にはまだ強気がかなり乗っている。買う側に立つなら、次の資本配分の失敗が無いことを確かめてからでも遅くはないはずだ。

何で稼ぐ会社か

セガサミーホールディングスは、パチンコ・パチスロ機を作る遊技機事業、ソニックや龍が如くなどのゲームIPを育てるエンタテインメントコンテンツ事業、北米のカジノ向けスロット機器とオンラインカジノを手がけるゲーミング事業の三本柱で稼ぐ。遊技機は新台をホールに売って稼ぐ古くからの本業で、2026年3月期の売上の3割弱を占め、利益の柱でもある。エンタテインメントコンテンツはソニック・龍が如く・ペルソナといった自社IPのゲーム販売とライセンス収入が軸で、売上の7割近くを占める最大の事業だ。ゲーミング事業は子会社セガサミークリエイションが北米でスロット機器を売り、買収したStakelogicやGANでオンラインカジノにも裾野を広げている。

稼ぎ方はIPごとに違う。遊技機は新台入替のたびにホールが機械を買い替える数量×単価のビジネスで、ヒット機種が出た年は数量が跳ねる。ゲームIPはタイトルを売ったあと、映像化・物販・ライセンスへ広げるトランスメディア戦略で単発収入を長く引き延ばす狙いだ。ゲーミングはスロット機器の販売と、台を置いた分だけ稼ぐレベニューシェアの二階建てで、まだ投資回収の途中にある。三本柱を持つことで、遊技機市場が縮んでもゲームIPと海外ゲーミングで補う設計になっている。

優良さと弱いところ

堀の強さは事業ごとに違う。遊技機ではパチンコ・パチスロの合算売上で業界最大手となり、稼働シェアでも上位に入るが、新台のヒットは機種ごとの水物で、毎年安定して当たりを出し続けられる保証はない。ソニック・龍が如く・ペルソナという看板IPはブランドとして息が長く、ここが同業の三共・平和には無い強みだ。

ただし資本配分の規律には疑問符が付く。2023年にRovioを約1,037億円で買収したが期待した成果が出ず、2026年3月期に約313億円ののれんを減損した。同時期に買収したStakelogicもオランダの規制強化で約150億円の減損を計上し、11年ぶりの最終赤字に転落した。大型M&Aで価値を壊した実例ができてしまった以上、次の買収判断には厳しい目が要る。

良い点は、減損の反省を受けて大型M&Aを当面凍結し、200億円規模の自社株買いに資金を回す姿勢へ転換したことだ。社外取締役が過半数を占める取締役会構成も、創業家主導の意思決定に一定のブレーキを掛ける仕組みとして働く。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

遊技機市場は2024年に16兆2,000億円まで拡大し、スマート遊技機が若年層・復帰層を呼び戻した。ただし伸びは一時的な反発で、遊技人口・ホール数の長期減少という底流は変わらない。新台入替サイクルは数年で平常化して台数は横ばいからマイナス、10年では遊技人口の高齢化でパチンコ・パチスロ市場全体が縮み続けるというのが筆者の中立シナリオだ。

この中でセガサミーは合算売上で業界最大手、稼働シェアでも上位に位置する。パチスロは将来30%程度、パチンコは20%程度のシェアを目標に掲げ、2027年3月期からは機械の一部だけを交換する分離筐体のユニット販売を本格化させて、ホールの入替コストを下げながら台数を確保する戦略に出ている。三共・平和は遊技機依存度が高い分、業界縮小の影響をそのまま受けやすい。

エンタテインメントコンテンツでは、世界のゲーム市場という大きな土俵でソニック・龍が如く・ペルソナを武器に戦うが、シェアはまだ1%程度の中堅規模にとどまる。北米のゲーミング事業も、カジノのオンライン化という追い風はあるが、オランダの規制強化で躓いたように、国ごとの規制変化という読みにくいリスクを抱えたまま成長投資を続けている段階だ。

資本政策と M&A

配当はDOE(株主資本配当率)3%以上か総還元性向50%以上の高い方を採る方針で、2026年3月期は最終赤字でもDOE基準の配当を維持した。利益が出ない年でも株主還元を切らさない姿勢は評価できる。

Rovio・Stakelogicの大型買収が相次いで裏目に出たことを受け、経営陣は大型M&Aを当面凍結し、200億円規模の自社株買いに資金配分を切り替えた。拡大より資本効率を優先する転換点にある。

創業家の里見治紀氏が社長を務める体制は意思決定の速さと一体感を生む一方、Rovio買収のような大型案件への歯止めが利きにくい面もある。次の大きな資本配分の判断が、この会社の評価を左右する分かれ目になる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

遊技機では業界最大手の地位を生かし、2027年3月期から分離筐体のユニット販売を広げることで、新台入替のたびにホールの入替コストを抑えつつ台数を確保できる。パチスロは将来30%程度、パチンコも20%程度のシェアを狙う計画は、縮む市場の中でも取り分を増やす余地を示している。

エンタテインメントコンテンツでは、ソニック・龍が如く・ペルソナという看板IPをゲームだけで終わらせず、映像化・物販・ライセンスへ広げるトランスメディア戦略が軌道に乗れば、ゲーム一本よりずっと息の長い収益源になる。2027年3月期以降は主力IPの新作を年4本投入する計画で、F2Pから主力タイトルへ開発人員を振り直した判断も的を射ている。

北米のゲーミング事業は、オンラインカジノの合法化が州ごとに広がる構造的な追い風の途中にある。Stakelogicでの躓きは痛いが、スロット機器そのものの販売は北米で好調が続いており、第3の柱として育つ余地はまだ残っている。Rovio・Stakelogicの反省を受けて大型M&Aを凍結し、200億円の自社株買いに資金を回した判断も、資本効率を重視する経営への転換点として評価できる。

慎重な見方

遊技機は遊技人口・ホール数の長期減少という底流が変わらない。スマスロの普及による客単価上昇は一時的な反発に過ぎず、型式試験の適合率悪化で新機種そのものが減るリスクもある。業界最大手だからといって、縮む市場全体のパイが減れば、取り分を増やしても売上の絶対額は先細りになりやすい。

エンタテインメントコンテンツは、Rovioで約313億円の減損を出したばかりで、大型グローバルタイトルを狙った「Super Game」構想も中止に終わった。F2Pから主力タイトルへの開発人員の付け替えは正しい判断に見えるが、裏を返せば過去の投資判断が誤っていたことの証明でもある。ソニック以外のIPが同じ規模で世界的に当たる保証はない。

ゲーミング事業はStakelogicの買収からわずか2年でオランダの規制強化に見舞われ約150億円の減損を計上した。国ごとに規制が変わるオンラインカジノという事業の読みにくさは変わっておらず、次の規制強化が別の国で起きないとは言えない。里見家主導の経営体制は意思決定が速い反面、Rovio・Stakelogicという二つの大型買収の失敗を同時期に出してしまった事実が、資本配分の規律そのものに疑問を残す。

どちらに重みを置いたか

事業の地力では強気の見方に分がある。遊技機の最大手としての地位と厚いネットキャッシュ、ソニックをはじめとするIPの資産性は本物だ。ただ資本配分では慎重な見方の指摘が重い。Rovio・Stakelogicという二つの大型買収がほぼ同時期に裏目に出た事実は軽視できず、次の判断を見届けるまでは評価を上げ切れない。本質価値の計算では、中立の 10 年後の時価総額は今とほぼ同じで、総合では割高になった。確率は中立をやや厚めに置き、楽観側よりやや悲観側に少し重みを残した。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 4,579 円9,296 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,154 円2,344 億円)。 今の値に割り戻すと 2,849 円5,784 億円、今との差 −16.1%、 期待の年率 +5.4%(資本コスト 8.3%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 13,982 円2.84 兆円 2,837 円5,760 億円 +395.1% +17.3% 1,682 円3,414 億円
やや楽観 22% 7,251 円1.47 兆円 1,709 円3,470 億円 +163.8% +10.2% 1,971 円4,002 億円
中立 30% 3,859 円7,834 億円 1,034 円2,100 億円 +44.1% +3.7% 1,468 円2,980 億円
やや悲観 26% 1,580 円3,208 億円 527 円1,070 億円 −38.0% −4.7% 548 円1,112 億円
悲観 12% 145 円295 億円 394 円800 億円 −84.1% −16.8% 65 円131 億円
加重平均100% 4,579 円9,296 億円1,154 円2,344 億円 +68.8% +5.4% 5,734 円1.16 兆円

今の株価時価総額 3,397 円6,896 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 10% 遊技機の寡占化とIPグローバル化が揃う10年 利益 1,764 億円 · PER 16.1 倍 · 株価時価総額 13,982 円2.84 兆円

10年間で遊技機市場自体は縮むが、三共・平和など競合の一部が新台開発力で脱落し、セガサミーはパチスロ30%・パチンコ20%台のシェアを実現する。ソニック・龍が如く・ペルソナのトランスメディア展開が世界で定着し、エンタテインメントコンテンツは高利益率のライセンス収入の比重が増す。北米・欧州のオンラインカジノ事業も合法化の広がりを取り込み第3の柱として確立する。大型M&Aは再開しても小粒に留め、自社株買いと配当を厚く続ける、同社にとって最も理想的な10年になる。遊技機事業の自己資本は還元を厚くする分だけ緩やかに絞られ、事業規模の縮小と整合的に推移する。

  • 遊技機事業:数量 175(自社の新台販売台数(千台/年、実質))× 価格 100(1台あたり平均販売額(万円、名目))→ 売上 1,750 億円・営業利益 455 億円。台数175千台・単価100万円、営業利益率26%
  • エンタテインメントコンテンツ事業:数量 3,400(世界ゲームソフト市場(億ドル・実質))× 価格 3.22(実質の市場1ドルあたりの売上(円)=シェア×150円×物価の倍率)→ 売上 10,934 億円・営業利益 1,968 億円。市場3,400億ドル・シェア1.6%、営業利益率18%
  • ゲーミング事業:数量 350(北米・欧州のゲーミング機器・iGaming市場(億ドル・実質))× 価格 4.02(実質の市場1ドルあたりの売上(円)=シェア×150円×物価の倍率)→ 売上 1,407 億円・営業利益 211 億円。市場350億ドル・シェア2.0%、営業利益率15%

倍率:事業の純利益 1,764 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 21.4% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 12.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.1 倍。全体の PER 16.09 倍、時価総額 28,383 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:縮む遊技機市場で弱い競合が退場し、セガサミーがシェアを伸ばす一方、IP・海外ゲーミングも世界規模で成功する複合シナリオ。実現すれば非常に強いが、連続成功の確度は高くない。

やや楽観 22% IP多角化が遊技機の縮小を上回って定着 利益 1,011 億円 · PER 14.6 倍 · 株価時価総額 7,251 円1.47 兆円

遊技機市場の縮小は続くがセガサミーのシェアはわずかに伸び、分離筐体で収益性を保つ。エンタテインメントコンテンツは主力IPの新作が概ね順調で、トランスメディア収入が着実に積み上がる。北米ゲーミングもStakelogic・GANの統合が実を結び、安定した黒字事業に育つ。大型M&Aは慎重姿勢を維持しつつ、自社株買いと配当で株主還元を厚く続ける10年になる。三共・平和は遊技機依存度の高さがそのまま業績の重荷になり、相対的な地位の差がじわりと広がる。創業家主導の経営体制も目立った混乱なく続き、資本配分の規律改善が定着したと評価される10年になる。

  • 遊技機事業:数量 165(自社の新台販売台数(千台/年、実質))× 価格 95(1台あたり平均販売額(万円、名目))→ 売上 1,568 億円・営業利益 361 億円。台数165千台・単価95万円、営業利益率23%
  • エンタテインメントコンテンツ事業:数量 3,000(世界ゲームソフト市場(億ドル・実質))× 価格 2.61(実質の市場1ドルあたりの売上(円)=シェア×150円×物価の倍率)→ 売上 7,839 億円・営業利益 1,097 億円。市場3,000億ドル・シェア1.3%、営業利益率14%
  • ゲーミング事業:数量 280(北米・欧州のゲーミング機器・iGaming市場(億ドル・実質))× 価格 3.22(実質の市場1ドルあたりの売上(円)=シェア×150円×物価の倍率)→ 売上 900 億円・営業利益 99 億円。市場280億ドル・シェア1.6%、営業利益率11%

倍率:事業の純利益 1,011 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.0% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 10.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.6 倍。全体の PER 14.56 倍、時価総額 14,720 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業種ノートの楽観レンジに近い想定。IP・海外ゲーミングの伸びが遊技機の縮小を補う構図が定着する。

中立 30% 中立:遊技機は構造的に縮むがIP・ゲーミングで相殺 利益 591 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 3,859 円7,834 億円

10年間で遊技人口の高齢化とホール数減少が進み、遊技機市場全体は縮み続けるが、セガサミーは分離筐体とブランド力で緩やかにシェアを守る。エンタテインメントコンテンツはソニック・龍が如く・ペルソナのリピート収入を軸に、世界のゲーム市場の中では中堅規模のシェアを保つ。北米ゲーミングはStakelogicの反省を経て身の丈にあった規模で安定収益化する。特別な上振れはないが、遊技機の縮小をIP・ゲーミングの成長で相殺する「普通に強い優良企業」として評価が収まる10年になる。還元を厚く続ける結果、自己資本は事業規模の縮小に合わせて緩やかに絞られていく。

  • 遊技機事業:数量 109(自社の新台販売台数(千台/年、実質))× 価格 118(1台あたり平均販売額(万円、名目))→ 売上 1,286 億円・営業利益 257 億円。台数109千台・単価118万円(今の1.34倍=物価並み)、営業利益率20%
  • エンタテインメントコンテンツ事業:数量 2,700(世界ゲームソフト市場(億ドル・実質))× 価格 2.21(実質の市場1ドルあたりの売上(円)=シェア×150円×物価の倍率)→ 売上 5,970 億円・営業利益 657 億円。市場2,700億ドル・シェア1.1%、営業利益率11%
  • ゲーミング事業:数量 230(北米・欧州のゲーミング機器・iGaming市場(億ドル・実質))× 価格 2.41(実質の市場1ドルあたりの売上(円)=シェア×150円×物価の倍率)→ 売上 555 億円・営業利益 44 億円。市場230億ドル・シェア1.2%、営業利益率8%

倍率:事業の純利益 591 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.1% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.93 倍、時価総額 7,642 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業種ノートの遊技機領域の中心値(10年市場-2〜4%/年)とIP・ゲーミングの穏やかな成長を組み合わせた中心シナリオ。

やや悲観 26% 遊技機の縮小が想定より速く、IPの伸びが追いつかない 利益 294 億円 · PER 10.9 倍 · 株価時価総額 1,580 円3,208 億円

遊技人口・ホール数の減少が業種ノートの想定より速く進み、遊技機の台数・単価とも伸び悩む。エンタテインメントコンテンツは大型ヒットが乏しく、ライセンス収入の伸びも穏やかにとどまる。北米ゲーミングは合法化の広がりが鈍く、小幅な黒字で足踏みする。それでも技術力・ブランドそのものは失われず、株主還元は規模を縮小しつつ継続される10年になる。三共・平和との競争環境も悪化し、業界全体の縮小の重みを各社が分け合う展開になる。創業家主導の経営体制が資本配分の規律をどこまで保てるかが問われ続け、評価が定まりにくい10年になる。

  • 遊技機事業:数量 110(自社の新台販売台数(千台/年、実質))× 価格 80(1台あたり平均販売額(万円、名目))→ 売上 880 億円・営業利益 123 億円。台数110千台・単価80万円、営業利益率14%
  • エンタテインメントコンテンツ事業:数量 2,300(世界ゲームソフト市場(億ドル・実質))× 価格 2.01(実質の市場1ドルあたりの売上(円)=シェア×150円×物価の倍率)→ 売上 4,623 億円・営業利益 370 億円。市場2,300億ドル・シェア1.0%、営業利益率8%
  • ゲーミング事業:数量 180(北米・欧州のゲーミング機器・iGaming市場(億ドル・実質))× 価格 2.01(実質の市場1ドルあたりの売上(円)=シェア×150円×物価の倍率)→ 売上 362 億円・営業利益 11 億円。市場180億ドル・シェア1.0%、営業利益率3%

倍率:ROE 8.0% が k 8.25% 以下で、ためた利益は額面を下回る価値なので PER は 1÷k = 11.4 倍まで。遊技機が縮み、IP とゲーミングの採算も戻らない筋書き。ROE が k を下回るので、稼ぐ力(純利益 ÷ k)を上限に、上限の 9.0 割の 10.91 倍に置いた。

確率:業種ノートの悲観レンジに近い想定で、遊技人口減少が加速し、IP・ゲーミングの成長がその分を補いきれない。

悲観 12% 遊技機が構造的に優良さを失う10年 利益 27 億円 · PER 10.9 倍 · 株価時価総額 145 円295 億円

遊技人口の減少が加速し、ホール数も大きく減る。セガサミーのシェアは守られても、業界全体の縮小に押されて遊技機事業の規模は現在の半分近くまで縮む。エンタテインメントコンテンツは有力IPの一部がブランド力を落とし、北米ゲーミングも規制強化が再発して赤字が定着する。遊技機の資産価値が下の床として残るが、かつての「業界最大手」という評価は市場から外れ、普通の中堅エンタテインメント会社として評価されるようになる10年になる。配当は10年を通じた事業の利益だけでは満たせず、ネットキャッシュを計画的に取り崩して株主還元の最低水準を守る。足りない分は、保有する不動産・有価証券などの資産の売却でも賄う。

  • 遊技機事業:数量 70.0(自社の新台販売台数(千台/年、実質))× 価格 60(1台あたり平均販売額(万円、名目))→ 売上 420 億円・営業利益 13 億円。台数70千台・単価60万円、営業利益率3%(価格競争の激化)
  • エンタテインメントコンテンツ事業:数量 1,900(世界ゲームソフト市場(億ドル・実質))× 価格 1.61(実質の市場1ドルあたりの売上(円)=シェア×150円×物価の倍率)→ 売上 3,055 億円・営業利益 92 億円。市場1,900億ドル・シェア0.8%、営業利益率3%
  • ゲーミング事業:数量 140(北米・欧州のゲーミング機器・iGaming市場(億ドル・実質))× 価格 1.81(実質の市場1ドルあたりの売上(円)=シェア×150円×物価の倍率)→ 売上 253 億円・営業利益 −13 億円。市場140億ドル・シェア0.9%、営業利益率-5%(規制強化の再発)

倍率:ROE 1.0% が k 8.25% 以下で、ためた利益は額面を下回る価値なので PER は 1÷k = 11.4 倍まで。遊技機が規制で崩れ、IP とゲーミングも立たない筋書き。稼ぐ力はほぼ無いので、稼ぐ力を上限に、上限の 9.0 割の 10.91 倍に置いた。

確率:遊技人口・ホール数の減少が規制強化や若年層離れで加速し、業界全体の市場規模が現在の半分以下になる構造的な負け筋。業種ノートが示す業界固有の最大リスクで、頻度は低いが無視できない確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

遊技機事業

パチンコ・パチスロの新台をホールに販売する主力事業。新台入替のたびに数量と単価が動く。

数量自社の新台販売台数(千台/年、実質)価格1台あたり平均販売額(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 150 88 1,321 333
10 年後 中立 109 118 1,286 257

取り方:自社の当期の新台販売台数は具体的開示を確認できず、過去実績(FY23:パチスロ94,966台+パチンコ103,556台=198.5千台、FY24:180,090台+88,236台=268.3千台)の範囲内で、大型ヒットが無かった年として150千台と置き、当期の遊技機事業売上1,321億円から1台平均88.1万円を逆算した。営業利益は開示の経常利益333億円を使った。

エンタテインメントコンテンツ事業

ソニック・龍が如く・ペルソナなど自社IPのゲーム販売とライセンス収入が軸の最大事業。

数量世界ゲームソフト市場(億ドル・実質)価格実質の市場1ドルあたりの売上(円)=シェア×150円×物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 2,000 1.63 3,266 324
10 年後 中立 2,700 2.21 5,970 657

取り方:世界のゲームソフト市場を2,000億ドル規模と置き、当期のエンタテインメントコンテンツ事業売上3,266億円(約21.8億ドル相当)からシェアを約1.1%と逆算した。シェア×150円を価格とした。

ゲーミング事業

子会社セガサミークリエイションが北米中心にスロット機器を販売し、Stakelogic・GANでオンラインカジノにも展開する事業。

数量北米・欧州のゲーミング機器・iGaming市場(億ドル・実質)価格実質の市場1ドルあたりの売上(円)=シェア×150円×物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 150 1.69 253 −184
10 年後 中立 230 2.41 555 44

取り方:北米・欧州のゲーミング機器・iGaming市場を150億ドル規模と置き、当期売上253億円(約1.7億ドル相当)からシェアを約1.1%と逆算した。営業損益はStakelogicののれん減損約150億円を含む経常損益-184億円を使った。 中立の市場拡大(150→230億ドル)は実質で年4.4%(名目に直すと年7%台)で、業界の名目予測を物価で割った水準とみて置いた。

リスクと懸念

遊技機市場の構造的縮小

遊技人口・ホール数の長期的な減少という底流は変わらない。スマスロ普及による客単価上昇は一時的な反発にとどまり、10年後にはパチンコ・パチスロ市場全体が今より縮んでいる可能性が高い。業界最大手であっても、パイ自体が縮めば売上の絶対額は先細りになりやすい。

新台規制・型式試験

出玉規制の強化や型式試験の適合率悪化で新機種そのものが減れば、新台入替のサイクルが細り遊技機事業の収益が直撃を受ける。規制の方向が緩むか強まるかは予測しづらく、2025年の新台販売数そのものが型式試験の適合率悪化で前年を下回った実例もあり、業界全体が規制の振れに弱い構造にある。

IPコンテンツのヒット依存

ソニック以降、同じ規模で世界的に当たるIPが続く保証はない。F2P新作の失速、Rovioのような大型買収IPの計画未達は、エンタテインメントコンテンツ事業の利益を一気に圧迫する。開発投資を先に積んでから当たり外れが分かる業態特有のリスクだ。

M&A実行リスクの再発

Rovioを約1,037億円、Stakelogicも相応の資金で買収し、いずれも大きく減損した実績がある。大型M&Aは当面凍結中だが、将来再び大型買収に動いた際、同じ過ちを繰り返さない保証はなく、資本配分の規律が問われ続ける。

海外ゲーミング事業の規制リスク

北米・欧州のオンラインカジノ事業は国・州ごとに規制が大きく異なり、オランダでの規制強化がStakelogicの減損を招いたように、どの国でも規制強化が収益を一気に損なう可能性がある。合法化の広がりという追い風と規制強化という逆風が同時に存在する。

創業家主導のガバナンス

社長の里見治紀氏は創業者の長男で、父から経営を引き継いだ。社外取締役は過半数を占めるが、大型M&Aの実行判断は創業家主導で下されており、Rovio・Stakelogicの失敗が示すように、ブレーキが十分に働いたとは言い切れない。

競合との競争

遊技機では三共・平和との新機種のヒット力争いが続き、エンタテインメントコンテンツでは世界の大手パブリッシャーとIP・開発力で競う。いずれの事業でも、規模の大きい競合に開発投資力で劣後すれば、シェアを失うリスクがある。

今後の分かれ目

2027年3月期以降、分離筐体のユニット販売比率が計画の約20%を上回って拡大したら
遊技機事業の収益安定性を上方修正してよい。ホールの入替コストが下がり、台数シェアの底上げに繋がっているかを見る。
ソニック・龍が如く・ペルソナの新作がいずれも大型ヒットし、トランスメディア展開のライセンス収入が目立って増えたら
楽観・やや楽観の確率を上げてよい。ただしゲーム単体の当たり外れとライセンス収入の質を分けて確認する。
大型M&Aを再開し、またRovio・Stakelogicのような減損が発生したら
やや悲観・悲観側に確率を大きく寄せる。資本配分の規律そのものへの評価を下げる。
レジャー白書の遊技参加人口・ホール数の減少ペースが加速したら
10年の悲観側の確率を上げ、構造的縮小の前提を強める。
北米・欧州のいずれかでオンラインカジノの規制が追加強化されたら
ゲーミング事業の前提を下方修正し、やや悲観側に寄せる。
200億円を上回る規模の自社株買いが継続・拡大したら
株主還元の評価を上げ、資本配分の規律改善を認める方向に見直す。

見ておくもの

  • 四半期ごとの遊技機・エンタテインメントコンテンツ・ゲーミング3事業の営業利益
  • 新台(分離筐体含む)の稼働・販売ランキング
  • 主力IP新作タイトルの発売スケジュールと販売本数
  • 北米・欧州のオンラインカジノ規制の動向
  • 大型M&A再開の有無と自社株買いの規模

倍率と資本コストの決め方

遊技機は業界の構造的縮小(遊技人口減少)を前提に、業界団体の新台販売実績と自社の過去の実績値(FY23・FY24)の範囲で台数を置いた。価格は特別な理由がない限り物価並み(10年1.34倍)に従わせた。エンタメ・ゲーミングは世界市場×シェアで積み、物価の倍率は価格の側に入れた。倍率は利益ベースの正当化 PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)(k 8.25%=基本 7.5% に quality +1.25%、g 4%、残る割合は弱い堀の 1/3)の上限に対し、楽観 8.5 割、やや楽観 8 割(中立は ROE が k を上回るので 1÷k の下限 11.4 倍)、ROE が資本コストを下回るやや悲観・悲観は稼ぐ力(純利益÷k)の 9 割で置いた。遊技機の事業規模が縮む分だけ自己資本も還元で絞られる設計で、ROE は、減損をならした利益(net_start)から流れを引き直した分、今の見かけより低く出る。純現金118億円は時価総額の1.7%で10%未達のためexcess_cashには分けていない。市場の PER・PBR には寄せていない。 コンテンツとゲーミングのシェアは、中立では今の水準(1.1%・1.2%)を保つ置き方にそろえた(以前は中立で 1.3%・1.6% へ上がっていて、本文の「シェアを保つ」と食い違っていた)。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality +1.25% = 8.75%。Rovio・Stakelogic の買収失敗など資本配分の懸念は k に足さず、筋書きと確率で表す。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.75% → 8.25%。

同じ業種(機械)の AI 分析

割安 ゼネラルパッカー6267 袋詰めの自動包装機で国内の上位にいる堅実な中堅。現金を抱えたまま安く放置され、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +94.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 タクミナ6322 小型定量ポンプの国内トップ。財務が堅く利益率も安定し、足元の落ち込みを織り込めば割安と見る 本質価値との差 +85.9% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 横田製作所6248 空気混じりの水を吸う自吸ポンプで稼ぐ小さな専業メーカー。純現金が時価総額の6割あり、事業の値段はかなり安い 本質価値との差 +85.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 西部技研6223 工場の除湿とVOC処理で世界上位。電池投資の波を割り引いても、純現金を抱えた今の値段は10年の価値を大きく下回る割安 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ガリレイホールディングス6420 国内の冷やす設備で首位級。厚い現金と保守の積み上げで下値が浅く、中立でも今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +77.5% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 日進工具6157 小径エンドミルの専業。純現金が時価総額の半分あり、事業の稼ぐ力も高い。結論は やや割安 本質価値との差 +68.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 三菱化工機6331 水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +66.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 オーケーエム6229 船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +54.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +49.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +48.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +46.1% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アマノ6436 勤怠と駐車場の保守収益に厚い現金。利益の大半を返す会社で、10 年の筋書きの加重では今の値段をやや上回る 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日精エー・エス・ビー機械6284 ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +35.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +34.9% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

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読んだ資料

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  6. セガサミーHD、遊技機事業が好調 業界内の共存共栄へパチスロ分離筐体の投入開始
  7. 里見治紀(Wikipedia)
  8. セガサミーホールディングス 2026年3月期 決算短信(配当・資本政策)

分析日 2026-10-16