株譜
AI 銘柄分析 · 機械 · 試作

太平製作所 6342

合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,087 円40 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,850 円37 億円差 +8.3%
10 年後から見ると 適正 価値 3,087 円40 億円 · 差 +8.3% · 期待の年率 +8.2%
期待の年率リターン(10 年)+8.2%資本コスト比 −0.1 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

太平製作所は、丸太を薄くむいて乾かし、貼り合わせて合板にするまでの機械を作る、愛知県小牧市の老舗だ。集成材の生産ラインに使う木工機械と、2×4 住宅のパネルも手がける。筆者の結論は、今の値段はおおむね適正である。

国内の合板工場の設備を長く支えてきた実績と、借入を差し引いても 20 億円を超える手元の資金は評価できる。一方で、国内の住宅の着工は細り、合板の生産量もゆっくり減っている。受注は数件の大型案件で決まり、利益は年ごとに大きく振れる。

伸びしろは北米と、杉やカラマツなど国産材を使う新しい木の製品だ。2026 年には北米の大型案件を取り、林業の子会社も作った。筆者は、事業の質は悪くないが、受注の波と国内の縮みを考えると、手元の現金の厚さを足しても大きな安全域はないと見る。2026 年に光通信が株を買い始めたことは、還元が増える兆しとして注目に値する。北米の受注が二度、三度と続けば、評価は一段上がる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、太平製作所は「狭い市場の目利き」だ。合板の工場一式を任せられる会社は国内に数えるほどしかなく、客との関係は何十年も続く。こうした事業は、景気の波はあっても簡単には消えない。

ただ、株主のものになる利益は年によって大きく違う。大型の案件が重なった年は自己資本利益率が 15% を超えるが、谷の年はほぼゼロだ。ならせば 1 割前後で、資本コストをわずかに上回る程度にとどまる。新しい工場の建物への投資も、北米で受注が続かなければ重荷になる。

安全域は、手元の資金の厚さにある。借入を差し引いても資金は時価総額の半分を超える。ただ前受金や運転の資金を除くと、本当に余っている分はその 3 分の 1 ほどだ。オーナーとして長く持つなら、北米の受注が一度きりで終わらないかを確かめてからでも遅くない。

何で稼ぐ会社か

事業は三つある。柱の合板機械事業は、丸太をかつらむきにするロータリーレース、薄板を乾かすドライヤー、貼り合わせるホットプレス、刃物の研磨機などを作る。2026 年 3 月期の外部売上は 32 億円、利益は 3.7 億円だった。客は林ベニヤ産業や新秋木工業といった国内の合板会社で、工場の新設や更新、大型の保守を一手に引き受ける。

木工機械事業は、木材を細かく砕くチッパーや、短い板を継いで長くするフィンガージョインター、木の節や割れを見分けるスキャナーを作る。集成材の工場の投資が盛んで、売上は 22 億円、利益は 2.9 億円と前の期より伸びた。新しいスキャナーは業界の展示会で技術の賞を取った。

住宅建材事業は、2×4 工法の壁や床のパネルを作り、住宅の骨組みを建てる。売上は 9.5 億円で、利益はわずかだ。最近は木の骨組みの農業用ハウスも売り始めた。

売上の 15% は輸出で、北米には販売の拠点を置く。2026 年 7 月には林業の子会社を作り、木を植えて育てる側にも入った。原料の木から機械、建材まで、木の流れ全体に関わろうとしている。

優良さと弱いところ

優良さの核は、合板の工場一式を任せられる技術と実績だ。合板の機械は、木の種類や水分に合わせて細かく調整する必要があり、長年のノウハウがものを言う。国内でこれを一通りそろえる会社は、太平製作所と名南製作所くらいしかない。海外ではフィンランドのラウテが大手だ。

客は少数の合板会社に集中している。上位の数社で売上の 3〜4 割を占め、1 社の投資の判断で年の業績が変わる。客にとって機械の入れ替えは何十年に一度の大事業で、なじみの会社に頼みやすい。これは強みであると同時に、新しい客を増やしにくい壁でもある。

資本効率は波がある。自己資本利益率は良い年に 15%、悪い年はほぼゼロで、過去 10 年の中央値は 10% だ。借入は短期の 7 億円だけで、手元の資金はそれを大きく上回る。最近は新しい工場の建物に 10 億円近くを投じた。筆者は、この投資が北米の受注で報われるかを見たい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

合板の需要は、国内の住宅の着工に強く結びつく。新築の住宅は人口の減少で細り、合板の生産量もゆっくり減っている。一方で、合板の原料は南洋材から国産の杉やカラマツへ大きく移った。国産材を効率よく使うための機械の入れ替えが、ここ 10 年の需要を支えてきた。

新しい木の製品も育っている。集成材や、厚い板を直角に重ねた CLT、薄い板を同じ向きに重ねた LVL は、中層のビルや非住宅の建物に木を使う流れで伸びる。国も公共の建物に木を使うよう後押ししている。木工機械の受注が強いのは、この集成材の工場の投資が続いているからだ。

北米は住宅の着工が多く、合板や LVL の工場も大きい。太平製作所は展示会に出て販路を広げ、2026 年には既存の客から大型の注文を取った。ただ、北米には地元の機械会社やラウテが根を張り、価格の競争も厳しい。筆者は、国内の数量は横ばいからやや減り、北米と新しい木の製品の分が伸びて、全体の数量はほぼ横ばいになると見る。値段は人件費や鋼材の上昇を映して物価並みに上がり、売上は名目で 3 割ほど増える。

資本政策と M&A

還元は配当が中心で、2027 年 3 月期は前の期から 2 割半増やす予想だ。配当性向は 3 割弱で、自己株の取得は小さい。2026 年には光通信が大量保有を届け出て、買い増しを続けている。株主から還元を求める声が強まる可能性がある。

手元の資金は、現金 19 億円と短期の有価証券 10 億円で、借入 7 億円を引いても 22 億円ある。ただし前受金が 7 億円近くあり、受注の波に備えた運転の資金も要るので、事業に使われていない余りは 7 億円ほどとみる。

買収については、時価総額が小さく、手元の資金と土地を持つため、同業や投資家に狙われる余地はある。経営は林業への参入など、事業の幅を広げる方向に資本を使っている。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

合板と集成材の工場の機械を一式で納められる会社は、国内に太平製作所と名南製作所くらいしかない。国産材への切り替え、CLT や LVL など新しい木の製品、木を使う中層のビルの広がりは、機械の入れ替えと新設の需要を 10 年支える。木工機械の受注が強いのはその証拠だ。

北米は大きな伸びしろだ。2026 年に既存の客から大型の注文を取り、販売の拠点もある。北米の合板や LVL の工場は日本より大きく、1 件の受注で国内の数件分になる。新しい工場の建物はその受け皿で、稼働が上がれば利益率は過去の山の 15% 前後に戻る。

資本の面でも追い風がある。光通信が株を買い増し、還元を求める声は強まる。手元の資金は時価総額の半分を超え、配当も増え続けている。国内で工場一式を任せられる相手は限られ、客は乗り換えにくい。林業への参入も、原料の側から客との関係を強める布石になる。木の流れの上から下までを知る会社は、客にとって頼れる相談相手になる。

慎重な見方

国内の新築の住宅は人口の減少で細り、合板の生産量もゆっくり減る。客の合板会社は数が少なく、上位数社で売上の 3〜4 割を占める。1 社が投資を止めるだけで、年の受注は大きく落ちる。2026 年 3 月期の木工機械の受注が前の期の半分に減ったように、波は激しい。

北米は甘くない。地元の機械会社やラウテが根を張り、日本からの輸出は為替と物流の費用を背負う。大型の注文が一度取れても、続く保証はない。新しい工場の建物に 10 億円近くを投じたが、稼働が上がらなければ償却の重荷になる。

住宅建材の事業は利益がほぼ出ておらず、林業への参入も稼ぎになるまで時間がかかる。手元の資金は厚く見えるが、前受金や受注の波に備えた運転の資金を除けば、余りは 7 億円ほどにすぎない。光通信の買い増しも、還元の約束があるわけではなく、売りに回れば株価の重しになる。合板の需要が縮む中で、機械の会社だけが伸び続けるのは難しい。

どちらに重みを置いたか

両者の言い分はほぼ拮抗する。国産材や新しい木の製品が機械の需要を支え、北米が伸びしろになるという強気の見方は筋が通る。ただ、国内の住宅の縮みと客の集中による受注の波は構造的で、北米の成功もまだ一度きりだ。中立に最も重みを置き、楽観側と悲観側をほぼ同じ厚さにした。手元の資金の厚さは悲観の床を支えるが、確率そのものは動かさなかった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 5,045 円66 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,194 円16 億円)。 今の値に割り戻すと 3,087 円40 億円、今との差 +8.3%、 期待の年率 +8.2%(資本コスト 8.3%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 9,251 円121 億円 1,907 円25 億円 +291.5% +14.6% 1,116 円15 億円
やや楽観 22% 7,024 円92 億円 1,525 円20 億円 +200.0% +11.6% 1,881 円25 億円
中立 38% 5,350 円70 億円 1,297 円17 億円 +133.2% +8.8% 2,526 円33 億円
やや悲観 20% 2,102 円28 億円 686 円9 億円 −2.1% −0.2% 558 円7 億円
悲観 10% 1,215 円16 億円 381 円5 億円 −44.0% −5.6% 160 円2 億円
加重平均100% 5,045 円66 億円1,194 円16 億円 +118.9% +8.2% 6,240 円82 億円

今の株価時価総額 2,850 円37 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 10% 北米が柱になり、新しい木の製品も伸びる 利益 10 億円 · PER 12.3 倍 · 株価時価総額 9,251 円121 億円

北米で大型の注文が続き、合板や LVL の工場の機械で地元の会社やラウテと肩を並べる。国内では中層のビルに木を使う流れで CLT や LVL の工場が相次ぎ、木工機械の受注も伸びる。新しい工場の建物は稼働が上がり、利益率は過去の山に近い 16% を保つ。北米の客の工場の保守も請け負い、景気の谷でも仕事が残る。

住宅建材は農業用ハウスで小さな柱を得る。配当は増え続け、自己株の取得も始まる。それでも事業の自己資本利益率は 1 割に届くかどうかで、北米の稼ぎが続くかどうかが価値を左右する。光通信など株主の声もあり、手元の資金の一部は株主に戻る。

  • 合板機械:数量 100(合板機械の納入台数(台・年、推定))× 価格 0.56(1 台あたりの売上(億円・名目、保守を含む))→ 売上 56 億円・営業利益 9 億円。100 台 × 1 台 0.56 億円(今の 1.40 倍)、営業利益率 16%
  • 木工機械:数量 125(木工機械の納入台数(台・年、推定))× 価格 0.28(1 台あたりの売上(億円・名目))→ 売上 35 億円・営業利益 5 億円。125 台 × 1 台 0.28 億円(今の 1.40 倍)、営業利益率 15%
  • 住宅建材:数量 110(パネルを納める住宅の棟数(棟・年、推定))× 価格 0.11(1 棟あたりの売上(億円・名目))→ 売上 12 億円・営業利益 0 億円。110 棟 × 1 棟 0.11 億円(今の 1.40 倍)、営業利益率 4%

倍率:事業の純利益 9 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.6% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)5 億円。全体の PER 12.33 倍、時価総額 121 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:北米で受注が続き、国内でも新しい木の製品の工場が相次ぐという条件がそろう必要がある。2026 年の大型の注文は兆しだが一度きりなので、1 割にとどめた。

やや楽観 22% 国産材と集成材の投資が続く 利益 7 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 7,024 円92 億円

国内の合板会社は国産材を効率よく使うための入れ替えを続け、集成材の工場の投資も途切れない。北米では数年に一度の大型の注文が取れる。納める台数は合板機械も木工機械も今より 1 割ほど増え、1 台あたりの値段は物価をやや上回って上がる。スキャナーのような賢い機械の比率が上がるためだ。

利益率は 13% 前後と、過去の平均を少し上回る水準になる。営業利益は今の 1.7 倍になる。本社の費用は物価並みに増える。配当は配当性向 3 割強で増え、手元の資金はなお厚い。新しい工場の建物も稼働が上がり、償却の重さは利益の伸びに吸収される。

  • 合板機械:数量 90.0(合板機械の納入台数(台・年、推定))× 価格 0.55(1 台あたりの売上(億円・名目、保守を含む))→ 売上 50 億円・営業利益 7 億円。90 台 × 1 台 0.55 億円(今の 1.37 倍)、営業利益率 14%
  • 木工機械:数量 115(木工機械の納入台数(台・年、推定))× 価格 0.27(1 台あたりの売上(億円・名目))→ 売上 32 億円・営業利益 4 億円。115 台 × 1 台 0.27 億円(今の 1.37 倍)、営業利益率 13.5%
  • 住宅建材:数量 105(パネルを納める住宅の棟数(棟・年、推定))× 価格 0.11(1 棟あたりの売上(億円・名目))→ 売上 11 億円・営業利益 0 億円。105 棟 × 1 棟 0.11 億円(今の 1.37 倍)、営業利益率 3%

倍率:事業の純利益 7 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.9% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)5 億円。全体の PER 12.12 倍、時価総額 92 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国産材や集成材の工場の投資が続き、北米でも時々大型の注文が取れる筋書き。ここ 10 年の延長にあり、楽観の倍の重みにした。

中立 38% 国内は横ばい、受注の波は続く 利益 5 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 5,350 円70 億円

国内の合板会社は入れ替えを続けるが、住宅の着工の減りで新設は少ない。北米からは時々注文が入り、合板機械の台数は今とほぼ同じになる。木工機械は集成材の投資が一巡して少し減り、住宅建材は 2 割縮む。国産材の切り替えの投資は一巡し、機械の需要の多くは古い設備の更新になる。

1 台あたりの値段は物価並みに上がるが、受注の波で利益率は 12% 前後にとどまる。本社の費用も物価で増え、営業利益は今の 1.2 倍になる。配当は配当性向 3 割強を保ち、手元の資金はゆっくり増える。林業の子会社は小さな稼ぎにとどまり、会社の姿は今と大きく変わらない。

  • 合板機械:数量 80.0(合板機械の納入台数(台・年、推定))× 価格 0.54(1 台あたりの売上(億円・名目、保守を含む))→ 売上 43 億円・営業利益 5 億円。80 台 × 1 台 0.54 億円(今の 1.34 倍)、営業利益率 12%
  • 木工機械:数量 105(木工機械の納入台数(台・年、推定))× 価格 0.27(1 台あたりの売上(億円・名目))→ 売上 28 億円・営業利益 3 億円。104.5 台 × 1 台 0.27 億円(今の 1.34 倍)、営業利益率 12%
  • 住宅建材:数量 96.0(パネルを納める住宅の棟数(棟・年、推定))× 価格 0.11(1 棟あたりの売上(億円・名目))→ 売上 10 億円・営業利益 0 億円。96 棟 × 1 棟 0.11 億円(今の 1.34 倍)、営業利益率 2%

倍率:事業の純利益 5 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.5% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)5 億円。全体の PER 12.12 倍、時価総額 68 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の合板の需要は横ばいからやや減り、北米と新しい木の製品で数量を保つ、今の延長の筋書き。強気と慎重の言い分の落としどころとして最も重く置いた。

やや悲観 20% 国内の合板工場の集約で受注が細る 利益 2 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 2,102 円28 億円

国内の住宅の着工の減りで、合板会社は工場を集約し、機械の入れ替えを先送りする。北米の注文は 2026 年の 1 件で途切れ、合板機械の台数は今の 8 割に落ちる。集成材の投資も一巡し、木工機械も減る。客の合板会社は数社に集約され、残った会社は値段に厳しくなる。

値段の競争も起き、利益率は 6% 前後に下がる。新しい工場の建物の償却が重く、営業利益は今の 4 割ほどになる。人件費の上昇も重い。配当は据え置き、手元の資金は減らないが、事業の稼ぐ力は資本コストを大きく下回る。住宅建材は赤字に転じ、縮小の判断を迫られる。

  • 合板機械:数量 65.0(合板機械の納入台数(台・年、推定))× 価格 0.50(1 台あたりの売上(億円・名目、保守を含む))→ 売上 33 億円・営業利益 2 億円。65 台 × 1 台 0.50 億円(今の 1.25 倍)、営業利益率 6%
  • 木工機械:数量 95.0(木工機械の納入台数(台・年、推定))× 価格 0.25(1 台あたりの売上(億円・名目))→ 売上 24 億円・営業利益 2 億円。95 台 × 1 台 0.25 億円(今の 1.25 倍)、営業利益率 8%
  • 住宅建材:数量 80.0(パネルを納める住宅の棟数(棟・年、推定))× 価格 0.10(1 棟あたりの売上(億円・名目))→ 売上 8 億円・営業利益 0 億円。80 棟 × 1 棟 0.10 億円(今の 1.25 倍)、営業利益率 −2%

倍率:事業の ROE は 2% 前後で k 8.25% を大きく下回るので、PER の上限は 1÷k の約 11.4 倍。稼ぐ力が細る筋書きなので上限の 7 割に置いた。余った資金は谷で一部を使うとみて 0.75 倍に戻り方 0.75 を掛けた。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 8 倍・時価総額 18 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:国内の合板会社が工場を集約し、北米の受注も途切れる筋書き。客の集中と住宅の縮みから起こりやすいので、楽観側に近い重みにした。

悲観 10% 国内の合板の縮小と北米の撤退 利益 −2 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 1,215 円16 億円

国内の合板の生産は輸入品と住宅の縮みで大きく減り、客の合板会社のいくつかが工場を閉じる。機械の需要は保守と小さな更新だけになり、合板機械の台数は今の半分近くに落ちる。北米は価格の競争に負けて撤退する。国内の保守の仕事も、客の工場の閉鎖で年々細る。

新しい工場の建物は稼働が低く、減損の判断を迫られる。営業損益は赤字になり、配当は大きく減る。人も減らす。株主の価値を支えるのは手元の資金だけだが、前受金と運転の資金を除くと、その厚さは見かけほどではない。林業や建材の新しい事業も、本業の穴を埋めるには小さすぎる。

  • 合板機械:数量 45.0(合板機械の納入台数(台・年、推定))× 価格 0.44(1 台あたりの売上(億円・名目、保守を含む))→ 売上 20 億円・営業利益 −1 億円。45 台 × 1 台 0.44 億円(今の 1.10 倍)、営業利益率 −3%
  • 木工機械:数量 75.0(木工機械の納入台数(台・年、推定))× 価格 0.22(1 台あたりの売上(億円・名目))→ 売上 17 億円・営業利益 0 億円。75 台 × 1 台 0.22 億円(今の 1.10 倍)、営業利益率 2%
  • 住宅建材:数量 60.0(パネルを納める住宅の棟数(棟・年、推定))× 価格 0.09(1 棟あたりの売上(億円・名目))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。60 棟 × 1 棟 0.09 億円(今の 1.10 倍)、営業利益率 −5%

倍率:赤字になるので PER は使わず、今の自己資本 72.4 億円に PBR 0.22 倍を掛けた。値は床の資産(前受金を除いた純現金)にそろえた。設備と土地は工場の閉鎖で値がつきにくいとみて数えない。

確率:国内の合板工場の閉鎖が相次ぎ、北米からも撤退する構造的な負け。手元の資金が厚く倒れる心配は小さいので、1 割にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

合板機械

ロータリーレース・ドライヤー・ホットプレス・研磨機など、合板の生産ラインの機械と保守。

数量合板機械の納入台数(台・年、推定)価格1 台あたりの売上(億円・名目、保守を含む)売上営業利益
今 2026/03 80.0 0.40 32 4
10 年後 中立 80.0 0.54 43 5

取り方:台数の開示は無いので、ドライヤーやプレスなど主な機械の 1 台あたりを平均 0.4 億円と置き、外部売上 32.12 億円から年 80 台と推定した(推定)。台数は実質、物価と大型化による値上がりは 1 台あたりの売上に入れる。

木工機械

チッパー・フィンガージョインター・スキャナーなど、集成材や木材加工のラインの機械。

数量木工機械の納入台数(台・年、推定)価格1 台あたりの売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 110 0.20 22 3
10 年後 中立 105 0.27 28 3

取り方:台数の開示は無いので、1 台あたりを平均 0.2 億円と置き、売上 22.01 億円から年 110 台と推定した(推定)。

住宅建材

2×4 工法の壁・床のパネルの販売と、住宅の構造躯体の建築。

数量パネルを納める住宅の棟数(棟・年、推定)価格1 棟あたりの売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 120 0.08 9 0
10 年後 中立 96.0 0.11 10 0

取り方:棟数の開示は無いので、1 棟あたりを約 0.08 億円と置き、売上 9.46 億円から年 120 棟と推定した(推定)。

リスクと懸念

客の集中と受注の波

上位数社の合板会社で売上の 3〜4 割を占める。客にとって機械の入れ替えは何十年に一度の判断で、1 社が投資を見送るだけで年の受注が大きく落ちる。木工機械の受注は 2026 年 3 月期に前の期の半分になった。

国内の住宅の縮み

新築の住宅の着工は人口の減少で細り、合板と 2×4 のパネルの需要も細る。国産材への切り替えの投資が一巡すれば、国内の機械の需要は更新だけになる。

北米での競争

北米には地元の機械会社やフィンランドのラウテが根を張る。日本からの輸出は物流と為替の費用を背負い、据え付けや保守の体制も要る。2026 年の大型の注文が続かなければ、伸びしろの話は崩れる。

新しい工場の投資

合板機械の工場の建物に 10 億円近くを投じた。稼働が上がらなければ、償却と固定費が利益を押し下げる。建築費の上昇で、次の更新の投資も膨らむ。

新しい事業の手間

林業の子会社や木の農業用ハウスは、稼ぎになるまで時間がかかる。本業の機械と違う技術と販路が要り、経営の目が分散する恐れもある。

今後の分かれ目

北米で 2 件目、3 件目の大型の注文が続いたら
北米が本当の柱になり、やや楽観の筋書きに近づく。新しい工場の稼働も上がる。
光通信など株主の求めで、配当性向や自己株の取得を大きく引き上げたら
余った資金が株主に戻る道が開け、戻り方を高く見てよくなる。
国内の大手の合板会社が工場の閉鎖や集約を決めたら
国内の機械の需要が細り、やや悲観の筋書きに重みが移る。
CLT や LVL の工場の新設が国内で相次いだら
木工機械と合板機械の両方に追い風になり、中立より上の筋書きに近づく。
住宅建材の事業の赤字が広がったら
撤退や縮小の判断が要り、本社の費用の負担が重くなる。

見ておくもの

  • 合板機械と木工機械の受注高と受注残
  • 北米向けの売上と輸出比率
  • 国内の合板の生産量と住宅の着工
  • 配当と自己株の取得
  • 大株主の動き

倍率と資本コストの決め方

倍率は、10 年後の事業の自己資本利益率と資本コスト 8.25% から正当化 PER を出し、その 8〜9 割に置いた。ROE が k を下回る筋書きは 1÷k を上限にした。余った資金 7 億円は、短期の有価証券 10 億円を含む純現金 22 億円から前受金と運転の資金を引いた額で、戻り方 0.75 を掛けて足した。facts の純現金は有価証券を落としていたので、短信の貸借対照表で直した。今の株価は見ていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12→12.33 倍・やや楽観 PER 10.8→12.12 倍・中立 PER 10→12.12 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% + quality 1.25%。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.75% → 8.25%。

同じ業種(機械)の AI 分析

割安 ゼネラルパッカー6267 袋詰めの自動包装機で国内の上位にいる堅実な中堅。現金を抱えたまま安く放置され、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +94.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 タクミナ6322 小型定量ポンプの国内トップ。財務が堅く利益率も安定し、足元の落ち込みを織り込めば割安と見る 本質価値との差 +85.9% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 横田製作所6248 空気混じりの水を吸う自吸ポンプで稼ぐ小さな専業メーカー。純現金が時価総額の6割あり、事業の値段はかなり安い 本質価値との差 +85.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 西部技研6223 工場の除湿とVOC処理で世界上位。電池投資の波を割り引いても、純現金を抱えた今の値段は10年の価値を大きく下回る割安 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ガリレイホールディングス6420 国内の冷やす設備で首位級。厚い現金と保守の積み上げで下値が浅く、中立でも今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +77.5% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 日進工具6157 小径エンドミルの専業。純現金が時価総額の半分あり、事業の稼ぐ力も高い。結論は やや割安 本質価値との差 +68.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 三菱化工機6331 水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +66.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 オーケーエム6229 船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +54.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +49.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +48.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +46.1% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アマノ6436 勤怠と駐車場の保守収益に厚い現金。利益の大半を返す会社で、10 年の筋書きの加重では今の値段をやや上回る 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日精エー・エス・ビー機械6284 ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +35.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +34.9% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

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読んだ資料

  1. 太平製作所 2026 年 3 月期 決算短信
  2. 太平製作所 2027 年 3 月期 第 1 四半期 決算短信

分析日 2026-10-20