株譜
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トリニティ工業 6382

トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,406 円227 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,197 円193 億円差 +17.5%
10 年後から見ると やや割安 価値 1,406 円227 億円 · 差 +17.5% · 期待の年率 +8.7%
期待の年率リターン(10 年)+8.7%資本コスト比 +0.7 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

トリニティ工業は、自動車工場の塗装ラインをつくる設備会社だ。内装・外装の樹脂部品に加飾(きれいな表面加工)をする部品事業も持つ。トヨタ自動車が議決権の36.6%を持ち、売上の過半はトヨタ系の商社を通じて入る。

筆者の結論は「適正」だ。10年後の中立の純利益は30億円ほど。これに資本コスト並みの低い倍率を掛け、余った現金を足すと、今の時価総額196億円に近い値になる。

強みは財務だ。純現金は100億円と時価総額の半分あり、自己資本比率は78%を超える。受注残も前の期末に10%増えた。設備事業は営業利益率が14%と、重い資本財にしては高い。

弱みは二つある。一つは需要の偏りで、売上の4割強をトヨタ系の商社2社が占める。もう一つは波の大きさだ。設備は一件が数十億円の受注生産で、今期の会社予想は営業利益が37%減る。

強気の筋書きは、トヨタ系の新工場向け塗装ラインの受注が続き、利益率が9%台に乗る展開だ。慎重な筋書きは、塗装工程そのものが簡素化され、設備の受注と部品の数量が同時に細る展開である。確率で重みづけした価値は、今の時価総額を6%ほど下回る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「財務の厚い、堅実な受注生産の会社」だ。借金がなく、純現金が時価総額の半分を占める。ここまでは評価できる。

オーナー利益、つまり事業を維持したうえで株主のものになる利益は、営業利益の8割ほど。設備事業は工場を持たない面もあり、投資の重さは軽い。一方、全社費用が約20億円と大きく、事業の利益52億円の4割が本社費で消える。

経営の資本配分は、堅実だ。配当を増やし、自社株買いも行い、現金を使い切っている。この姿勢は、少数株主にとって好ましい。ただし、トヨタという大株主の存在が、将来の資本政策の自由度を縛る。

安全域はどうか。現金は安全域になる。しかし事業の稼ぐ力は、資本コストに届かない。自己資本利益率は7%前後で、これを資本コスト並みの低い倍率で評価する。

筆者は、この会社を「悪くない会社だが、値段も悪くない」と見る。安く買えた時にだけ、持ち続けたい会社だ。割安と呼べる差は、今のところない。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は二つある。売上の約4分の3を占める設備事業と、約4分の1の自動車部品事業だ。

設備事業は、塗装プラントや塗装システム、熱や水・空気を有効に使う設備を設計・製作・据付までまとめて請け負う。1ラインが数十億円規模で、完成まで1年以上かかる案件もある。売上は294億円、営業利益は42億円で、営業利益率は14%に達する。

自動車部品事業は、センタークラスター、シフトパネル、インストルメントパネル、ハンドルなどの内装・外装部品を成形し、塗装する。軸になるのは「トライデコ」という、環境負荷の小さい三次元直接加飾とレーザー加飾の工法だ。売上は96億円、営業利益は11億円で、前の期は利益が19%減った。

顧客は、豊田通商が売上の25.5%、豊通マシナリーが18.8%を占める。トヨタ自動車そのものは2.9%だが、商社を通してトヨタ系の工場に納める形だ。受注残は99億円で、1年で10%増えた。

従業員は連結で約960人と小さい。研究開発費は8億円、2025年には技術開発センターを開いた。設備投資は前の期に26億円で、新しい工法の量産化に振り向けている。

全社の費用(本社と研究)が約20億円あり、2つの事業の利益52億円から引くと、連結の営業利益は32億円になる。

優良さと弱いところ

堀は狭いが、深い。トヨタ系の工場に塗装ラインを納める実績と、上流の設計から据付までを一貫して請け負う体制は、一度入れば長く続く。ライン1本が数十億円の案件を、実績のない会社に任せる客は少ない。

ただし、客は強い。受注は商社を通じてトヨタ系の投資計画に左右され、値段を決めるのは客だ。世界の塗装設備ではドイツのデュールが大手で、国内には大気社もある。トヨタ系の枠の外へ出るのは簡単でない。

資本効率は悪くない。営業利益率は過去12年の最高が前の期の8.2%で、自己資本利益率は10年の中央値が7%近い。2年前の営業利益率は7.6%、その前は3.3%と、振れは大きかった。

財務は強い。借金がなく、純現金が厚い。受注が崩れても、数年は耐えられる。配当は4年で2倍以上に増え、自社株買いも2017年と2022年に行った。2025年には、資本コストと株価を意識した経営の対応を開示した。

経営の構図も見ておきたい。トヨタが議決権の36.6%を持つため、少数株主に不利な買収には動きにくいが、トヨタが望めば完全子会社化もありうる。

結論として、強い客に依存するが、技術と財務で選ばれ続ける会社だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

需要の源は、自動車メーカーの工場投資だ。新しい工場を建てる、ラインを入れ替える、電気自動車の工場に切り替えるといった時に、塗装設備の受注が出る。数量は「ライン数」で、年によって大きく振れる。

2026年は受注が堅調だ。前の期の受注は3%増の395億円、期末の受注残は10%増えた。ただ、会社の今期の営業利益予想は20億円と、前の期から4割近く減る。受注の山が一巡し、売上の計上時期と原価の見え方が変わる影響が大きいとみる。

構造の変化は二つある。電気自動車の工場は、塗装工程を簡素化する動きがある。塗装を使わない外装、一体成形、塗装工程の短縮が進めば、塗装ラインの数と大きさが減りうる。もう一つは、環境規制だ。塗装は有機溶剤を使うため、省エネ・低排出の設備への更新需要がある。

競争は、世界のデュール、国内の大気社のような同業と、客の内製から来る。トヨタ系の枠は強いが、他の自動車メーカーの大型案件は取りにくい。

部品側は、車の内装の質感を上げる加飾の需要が支えだ。ただし、台数は国内生産の縮小で細りやすい。

業界全体の構図は、受注は波が大きいが、一度入れば長く続く固定客型の商売だという点にある。10年の見通しは、波を均して物価並みに伸びると置くのが妥当だ。

資本政策と M&A

還元は、配当を中心に引き上げてきた。年間の配当は4年で2倍以上に増え、純利益の4割ほどになる。自社株買いは2017年と2022年に行い、自己株は発行済みの11%にあたる。

純現金は100億円で、前の期の80億円から増えた。5年前も108億円で、この間に純利益の累計100億円ほどを、設備投資と配当・自社株買いで使い切った。現金を積み上げ続けているわけではない点は評価できる。

ただし、受注生産の設備事業は、前受金と運転資金の波が大きい。純現金の全部が自由に使えるお金ではない。売上の1.5か月分、約50億円は事業に必要な現金とみる。

M&Aは目立たない。政策保有株は上場株で約41億円と、時価総額の2割ほどある。配当は利益に入っているので、価値として別に足さない。

大株主はトヨタ自動車で、議決権の36.6%を持つ。完全子会社化の可能性は排除できない。ただし、買収の価格を決めるのはトヨタで、少数株主の取り分はその時の交渉しだいだ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

この会社は、強い客と固い受注残に支えられている。期末の受注残は10%増えて99億円。会社予想は営業利益が37%減るが、前の期の実績は予想を大きく上回った。保守的な予想で、実績は上に出る。

設備事業の利益率は14%と、重い資本財にしては高い。ライン1本が数十億円で、実績のある会社でなければ任せられない。トヨタ系が新しい工場に投じる限り、受注は続く。

財務は盤石だ。純現金が100億円、自己資本比率が78%。景気が悪化しても受注の谷を耐え、技術開発センターで新しい加飾工法を育てている。トライデコの量産が軌道に乗れば、部品事業の利益率も戻る。

株主還元の姿勢も変わった。配当は4年で倍以上になり、資本コストを意識した経営の対応も開示した。トヨタの持分は、安定株主でもあり、買収を後押しする存在でもある。完全子会社化されれば、プレミアムが乗る可能性がある。

この条件がそろえば、営業利益率は9%台に乗り、純利益は45億円を超える。余った現金を足せば、価値は今の2倍を超える。

慎重な見方

受注の波が大きい。今期の会社予想は営業利益が20億円と、前の期の32億円から4割近く減る。第1四半期の営業利益は38%減だった。受注残が増えても、利益が計上されるまで時間がかかり、波は避けられない。

客は強く、偏っている。売上の4割強はトヨタ系の商社2社で、トヨタ自動車の投資計画が細れば、受注が同時に落ちる。値段を決めるのは客だ。

構造の変化も逆風だ。電気自動車の工場は塗装工程を簡素化する方向にあり、塗装ラインの数や大きさが減りうる。部品事業も、国内の自動車生産が縮めば数量が細る。前の期は部品の利益が19%減った。

全社費用が約20億円と、事業の利益52億円の4割を占める。物価で費用が増えるのに、客の値下げ要求で価格転嫁が追いつかなければ、利益率は削られる。

自己資本利益率は7%前後と、資本コストの8.5%に届かない。ためた利益は額面ほどの価値を持たない。現金は厚いが、それは前受金と運転資金の波に対する備えでもあり、全部を株主のものとして数えるのは危うい。

どちらに重みを置いたか

筆者は、強気と慎重の言い分がほぼ釣り合うとみる。強気の根拠である財務の厚さと設備事業の高い利益率は本物だ。慎重の根拠である受注の波と客の偏りも、実績に裏づけられている。

そのため、中立に重みを置き、やや楽観を20%、やや悲観を26%とした。悲観の9%は、塗装工程の簡素化とトヨタ系投資の細りを映している。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,191 円354 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 575 円93 億円)。 今の値に割り戻すと 1,406 円227 億円、今との差 +17.5%、 期待の年率 +8.7%(資本コスト 8.0%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 4,407 円712 億円 947 円153 億円 +347.3% +16.2% 375 円61 億円
やや楽観 20% 3,157 円510 億円 743 円120 億円 +225.8% +12.5% 780 円126 億円
中立 38% 2,615 円423 億円 619 円100 億円 +170.2% +10.5% 1,229 円199 億円
やや悲観 26% 829 円134 億円 415 円67 億円 +3.9% +0.4% 323 円52 億円
悲観 9% 464 円75 億円 186 円30 億円 −45.7% −5.9% 58 円9 億円
加重平均100% 2,191 円354 億円575 円93 億円 +131.1% +8.7% 2,766 円447 億円

今の株価時価総額 1,197 円193 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 7% トヨタ系の新工場向け受注が続き、設備の利益率が15%に迫る 利益 49 億円 · PER 13.8 倍 · 株価時価総額 4,407 円712 億円

トヨタ系の新工場や電気自動車向けの塗装ラインの受注が途切れず、設備の数量は2割増える。ライン1本の単価は、省エネ・低排出の高機能化で物価を上回る1.38倍になる。設備の利益率は14.5%に上がる。

トライデコの量産が軌道に乗り、部品事業の数量は1割増え、利益率は12%に戻る。全社費用は物価並みに増えるが、売上が伸びる分、負担は軽くなる。

営業利益は61億円、営業利益率は9.6%と、前の期の8.2%を超える。純利益は49億円。配当性向は45%に上がり、10年の還元は約153億円だ。

ただし、この水準は過去に例がなく、客の投資が長く続く前提が要る。

  • 設備(塗装プラント・塗装システム):数量 18.0(塗装ライン換算(本・推定))× 価格 27(1 ラインあたり売上(億円・名目))→ 売上 486 億円・営業利益 71 億円。ライン換算1.2倍・価格1.38倍、利益率14.5%
  • 自動車部品(内外装・加飾):数量 0.9(搭載車両台数相当(百万台・推定))× 価格 163(百万台あたり売上(億円・名目))→ 売上 143 億円・営業利益 17 億円。数量1.1倍・価格1.36倍、利益率12%

倍率:事業の純利益 48 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.9% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)50 億円。全体の PER 13.82 倍、時価総額 712 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:トヨタ系の新工場・更新投資、トライデコの量産化、全社費用の抑制が重なる必要がある。波の大きい会社なので7%にとどめた。

やや楽観 20% 受注残が利益に変わり、会社の目標どおり利益率が8%に戻る 利益 38 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 3,157 円510 億円

前の期末に10%増えた受注残が順調に利益に変わり、設備の数量は1割増える。単価は物価に少し上乗せして1.36倍になる。設備の利益率は13.5%を保つ。

部品事業は、数量は横ばいで利益率が10.5%に戻る。営業利益は46億円、営業利益率は8.0%で、直近の高い水準を保つ。

純利益は38億円、10年の還元は約120億円。トヨタ系の投資が続く限り、波は小さく、利益は安定して積み上がる。

今期の営業利益の落ち込み(20億円)は一時的なもので、2年後には32億円規模へ戻る。

部品事業のトライデコは新しい車種に採用され、国内の生産縮小を単価の高い新製品で補う。全社費用は物価並みに増えるが、売上の伸びで薄まる。トヨタ系の取引は安定し、他の自動車メーカーからの引き合いも少しずつ増える。

  • 設備(塗装プラント・塗装システム):数量 16.5(塗装ライン換算(本・推定))× 価格 27(1 ラインあたり売上(億円・名目))→ 売上 439 億円・営業利益 59 億円。ライン換算1.1倍・価格1.36倍、利益率13.5%
  • 自動車部品(内外装・加飾):数量 0.8(搭載車両台数相当(百万台・推定))× 価格 161(百万台あたり売上(億円・名目))→ 売上 129 億円・営業利益 14 億円。数量横ばい・価格1.34倍、利益率10.5%

倍率:事業の純利益 37 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.0% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)50 億円。全体の PER 12.5 倍、時価総額 510 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:受注残の増加、前の期までの利益率の高さが続く、会社の計画に近い筋書き。過去の山(8.2%)に近いので20%に抑えた。

中立 38% 中立:受注は物価並みに伸び、利益率は7%台に落ち着く 利益 31 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 2,615 円423 億円

設備は、受注が波を打ちながら物価並みに伸びる。数量は横ばいで、単価は1.34倍になる。利益率は直近の14%から13%へ少し戻る。

部品は、国内の自動車生産の縮小で数量が5%減り、客の値下げ要求で単価は1.30倍にとどまる。利益率は10%で、前の期の11%より低い。

全社費用は物価で増え、約27億円になる。営業利益は36億円、営業利益率は7.0%。前の期の8.2%から少し戻るのは、全社費用が売上の伸びほど薄まらないからだ。

純利益は31億円。配当性向は4割で、10年の還元は約100億円。借金がないので、金利の上昇は現金の利息を増やし、利益を押し上げる。

「受注の波を乗り越えて、堅実に積み上げる会社」という姿が、中立の10年後だ。

  • 設備(塗装プラント・塗装システム):数量 15.0(塗装ライン換算(本・推定))× 価格 26(1 ラインあたり売上(億円・名目))→ 売上 394 億円・営業利益 51 億円。ライン換算横ばい・価格1.34倍、利益率13%
  • 自動車部品(内外装・加飾):数量 0.8(搭載車両台数相当(百万台・推定))× 価格 156(百万台あたり売上(億円・名目))→ 売上 118 億円・営業利益 12 億円。数量0.95倍・価格1.30倍、利益率10%

倍率:事業の純利益 30 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.7% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)50 億円。全体の PER 12.5 倍、時価総額 422 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:設備は物価並みに伸び、部品は国内の縮小で微減、利益率は直近の高さから少し戻る。会社予想と過去の実績の中間にあたる中心。

やや悲観 26% 受注が細り、客の値下げ要求で利益率が3%台に落ちる 利益 14 億円 · PER 7.1 倍 · 株価時価総額 829 円134 億円

トヨタ系の投資が一巡し、設備の数量が1割減る。客の値下げ要求で単価は物価の上昇に届かず、1.30倍にとどまる。利益率は10%に下がる。

部品は、国内生産の縮小と電気自動車での内装の簡素化で数量が1割減り、利益率は7%になる。全社費用は物価で増え、約27億円のまま残る。

営業利益は15億円、営業利益率は3.3%。2023年3月期の10億円に近い、谷の水準だ。純利益は14億円で、配当は4割を守り、10年で約67億円になる。

財務は崩れず、純現金は残る。ただし、資本効率は3%台まで下がる。

受注残が細ると、設備の売上の計上は先送りされ、工場の稼働が下がる。固定費の重さが利益を直撃し、全社費用の負担感が増す。トヨタ系の枠で受注は途切れないが、大型案件が出にくく、採算の悪い案件を受けざるをえない局面も出る。

  • 設備(塗装プラント・塗装システム):数量 13.5(塗装ライン換算(本・推定))× 価格 25(1 ラインあたり売上(億円・名目))→ 売上 344 億円・営業利益 34 億円。ライン換算0.9倍・価格1.30倍、利益率10%
  • 自動車部品(内外装・加飾):数量 0.7(搭載車両台数相当(百万台・推定))× 価格 151(百万台あたり売上(億円・名目))→ 売上 109 億円・営業利益 8 億円。数量0.9倍・価格1.26倍、利益率7%

倍率:事業の ROE 3.4%は k 8%を大きく下回る。PER の上限は 1÷k=11.76 倍で、やや悲観は上限の 6 割の 7.06 倍に置いた(7 割へは引き上げない)。余った現金は谷で食うので今の 0.75 倍の 37.5 億円とし、戻り方 1.0 で足した。

確率:受注の谷が長引き、部品の数量が減る筋書き。2023年3月期(営業利益率3.3%)の実績があるので26%を置いた。

悲観 9% 構造的に負ける:塗装工程が簡素化され、トヨタ系の投資も細る 利益 −5 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 464 円75 億円

電気自動車の工場で、塗装を使わない外装や一体成形が広がり、塗装ラインの数が3分の2に減る。トヨタ系の投資も、国内生産の縮小で細る。単価は物価の上昇にも届かず、1.20倍にとどまる。設備の利益率は5%に落ちる。

部品は、国内生産の縮小で数量が3割減り、利益率は2%に沈む。全社費用は人員の整理で22億円まで削るが、事業の利益を食いつぶす。営業利益は9億円の赤字、純利益は5億円の赤字だ。

減損や工場の閉鎖費用で、自己資本は10年で約110億円減る。配当は、3割に落とした水準を維持するのがやっとだ。

ただし、純現金は残る。小さな株主には現金の使い方を決める力がなく、半分ほどが戻る前提で価値を置く。

  • 設備(塗装プラント・塗装システム):数量 9.8(塗装ライン換算(本・推定))× 価格 23(1 ラインあたり売上(億円・名目))→ 売上 229 億円・営業利益 12 億円。ライン換算0.65倍・価格1.20倍、利益率5%
  • 自動車部品(内外装・加飾):数量 0.6(搭載車両台数相当(百万台・推定))× 価格 138(百万台あたり売上(億円・名目))→ 売上 77 億円・営業利益 2 億円。数量0.7倍・価格1.15倍、利益率2%

倍率:赤字で稼ぐ力はほぼゼロ。ROE が k を大きく下回るので利益から倍率を出さず、純現金と売れる資産の半分から成る約 75 億円を床にした。今の自己資本 346 億円に対する倍率では約 0.22 倍。減損後の自己資本は 236 億円。EV÷営業利益は赤字のため意味を持たない。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PBR 0.3178 倍・時価総額 75 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:電気自動車の工場で塗装工程が簡素化され、設備の数量と部品の数量が同時に細る変化は無視できない。トヨタ系の取引で守られるので9%にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

設備(塗装プラント・塗装システム)

自動車工場の塗装ラインや、熱・水・空気を使う設備を設計から据付まで請け負う。

数量塗装ライン換算(本・推定)価格1 ラインあたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 15.0 20 294 42
10 年後 中立 15.0 26 394 51

取り方:ライン数は開示がない。1 ラインが数十億円規模という会社の説明から、小さな案件も含めた平均を 1 ラインあたり約 20 億円とし、売上 293.7 億円を割って約 15 本相当と置いた。営業利益はセグメント利益 41.6 億円(開示)。

自動車部品(内外装・加飾)

センタークラスター、シフトパネル、インパネ、ハンドルなどを成形し、塗装・加飾する。

数量搭載車両台数相当(百万台・推定)価格百万台あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 0.8 120 96 11
10 年後 中立 0.8 156 118 12

取り方:車両台数は開示がない。1 台あたり搭載額を推定して売上 95.9 億円を割り、約 80 万台相当と置いた。営業利益はセグメント利益 10.6 億円(開示、前年比 −19%)。

リスクと懸念

受注の波と会社予想の落ち込み

設備は1件が数十億円の受注生産で、利益が大きく振れる。今期の会社予想は営業利益20億円と前の期の32億円から4割近く減り、第1四半期も38%減だった。売上の計上時期と原価の見え方で、一時的に大きく見劣りする年が出る。

トヨタ系への偏り

売上の44%は豊田通商と豊通マシナリーの2社で、トヨタ自動車が議決権の36.6%を持つ。トヨタ系の工場投資が細れば、受注が同時に落ちる。値段を決めるのは客で、他の自動車メーカーの大型案件は取りにくい。

塗装工程の簡素化

電気自動車の工場では、塗装を使わない外装や一体成形、工程の短縮が進む可能性がある。塗装ラインの数や大きさが減れば、設備の数量が長期で細る。省エネ・低排出の更新需要で補えるかが分かれ目だ。

全社費用の重さ

本社と研究の費用が約20億円あり、事業の利益52億円の4割を食う。物価で増える一方、客の値下げ要求で転嫁が追いつかなければ、利益率が下がる。規模の小さい会社では、固定の費用が重い。

部品事業の弱さ

自動車部品は前の期に利益が19%減った。国内の自動車生産が縮み、内装の簡素化が進めば、数量と価格が同時に細る。新工法トライデコの量産化に先行投資がかさんでいる。

トヨタによる完全子会社化

トヨタが完全子会社化に動けば、価格の交渉でトヨタに有利な値段が付くおそれがある。少数株主には上振れも下振れもありうる。経営が資本効率を高める誘因は、大株主がいる分、弱い。

今後の分かれ目

期末の受注残が前年から増え続けたら
設備の売上が数年先まで確保され、強気側の確率を上げる。
設備の営業利益率が14%を割り込んだら
価格競争が強まった証拠で、中立の利益率を下げる。
トライデコの量産が新しい車種に採用されたら
部品事業の利益率が戻る道筋が見え、やや楽観の確率を上げる。
自動車メーカーが塗装を使わない外装の採用を広げたら
設備の数量が長期で細る証拠で、やや悲観と悲観の確率を上げる。
トヨタが完全子会社化や株の買い増しを発表したら
価格しだいで少数株主に上振れも下振れもある。余った現金の戻り方が変わる。
自社株買いや増配の発表があったら
余った現金の戻りが確かになり、価値を上げて見られる。

見ておくもの

  • 期末の受注残と四半期ごとの受注高
  • 設備セグメントの営業利益率
  • 部品セグメントの利益(トライデコの量産)
  • 全社費用の水準
  • 豊田通商・豊通マシナリー向けの売上比率

倍率と資本コストの決め方

数量(塗装ライン換算・搭載車両台数相当)は実質、価格は物価 3%を含む名目として別に置いた。本社・研究の費用 20.3 億円は、物価で 27.2 億円に増やした。10 年の償却費は、今の設備の分が物価で増えず、更新投資と技術開発センターの分が新しい値段で足されると置き、利益率は直近の 8.2%より低い 7.0%にした。倍率は資本コスト 8%(基本 7.5%+quality 1.0%)から、ROE が k 以下なので上限 1÷k の 7.5 割に置き、今の株価(PER 7 倍台)や過去の PBR には寄せていない。余った現金は戻り方 1.0 で別に足し、金利の上昇は現金の利息を増やして純利益に入れた。上場株の配当は利益に入れて、価値としては別に足していない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.59→13.82 倍・やや楽観 PER 9.41→12.5 倍・中立 PER 8.82→12.5 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +1.0% を足した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 8.00%。

同じ業種(機械)の AI 分析

割安 ゼネラルパッカー6267 袋詰めの自動包装機で国内の上位にいる堅実な中堅。現金を抱えたまま安く放置され、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +94.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 タクミナ6322 小型定量ポンプの国内トップ。財務が堅く利益率も安定し、足元の落ち込みを織り込めば割安と見る 本質価値との差 +85.9% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 横田製作所6248 空気混じりの水を吸う自吸ポンプで稼ぐ小さな専業メーカー。純現金が時価総額の6割あり、事業の値段はかなり安い 本質価値との差 +85.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 西部技研6223 工場の除湿とVOC処理で世界上位。電池投資の波を割り引いても、純現金を抱えた今の値段は10年の価値を大きく下回る割安 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ガリレイホールディングス6420 国内の冷やす設備で首位級。厚い現金と保守の積み上げで下値が浅く、中立でも今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +77.5% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 日進工具6157 小径エンドミルの専業。純現金が時価総額の半分あり、事業の稼ぐ力も高い。結論は やや割安 本質価値との差 +68.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 三菱化工機6331 水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +66.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 オーケーエム6229 船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +54.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +49.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +48.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +46.1% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アマノ6436 勤怠と駐車場の保守収益に厚い現金。利益の大半を返す会社で、10 年の筋書きの加重では今の値段をやや上回る 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日精エー・エス・ビー機械6284 ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +35.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +34.9% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

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読んだ資料

  1. トリニティ工業 有価証券報告書 2026年3月期(EDINET DB)
  2. トリニティ工業 決算・第1四半期(モネックス・スカウター)
  3. トリニティ工業 事業内容(株トレ)

分析日 2026-10-19