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オーエスジー 6136

穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)4,030 円3,313 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,571 円2,936 億円差 +12.9%
10 年後から見ると やや割安 価値 4,030 円3,313 億円 · 差 +12.9% · 期待の年率 +7.6%
期待の年率リターン(10 年)+7.6%資本コスト比 +0.1 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

オーエスジー(OSG)は、ネジ穴を切るタップで世界首位、ドリルやエンドミルも手がける切削工具の専業メーカーだ。筆者の結論は「やや割高」である。事業の質は高いが、いまの株価は過去最高水準の利益が続くことをかなり織り込んでいる。

工具は摩耗して買い替える消耗品で、機械メーカーより景気の振れが小さい。売上の3分の2は海外で、タップではAブランドが世界の主要市場で日本並みに売れている。この地位は簡単には崩れない。

ただ、今期の営業利益率は16%台に乗り、ほぼ過去の最高圏にある。10年で見れば、利益率が過去の中央値を大きく上回り続ける保証はない。中立では15%台半ばを見込む。

資本の使い方は変わりつつある。中期計画は還元に最大500億円を充て、ROE10%超を掲げる。自己資本は厚く、純現金もある。守りは堅い。

一方で、自動車向けは売上の4割強を占め、電動化でタップやドリルの用途が減る恐れがある。中国の安い超硬工具との競争もある。

こうした点を確率に織り込むと、本質価値は今の時価総額の85%ほどにとどまる。良い会社だが、いまは払いすぎの領域に入っている。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の目で見ると、OSGは「良い事業を、やや高く買わされる」会社だ。

事業は分かりやすい。消耗品を、信頼を武器に世界中へ売る。好ましいのは、この繰り返しの買い替え需要だ。景気が悪くなっても工具は使われ、赤字に落ちたのは過去20年で一度だけだった。

資本の使い方は、ようやく攻めに変わった。かつては自己資本をため込み、ROEは資本コスト並みにとどまった。いまは自社株買いと新工場の両方に資金を向けている。方向は正しい。ただ、結果が出るのはこれからだ。

気がかりは利益の水準だ。今期の営業利益率は16%台と、ほぼ最高圏にある。これを平均と見ると、先の利益を大きく見誤る。利益が伸びても、過去の中央値より1〜2割高い水準で落ち着くと筆者は見る。

安全域は、財務の厚さにある。純現金で自己資本比率7割近くなら、悲観の筋書きでも会社は守られる。だが、今の値段は利益の最高圏を前提にしており、楽観が起きても上積みは小さい。確信度は中程度にとどまる。

何で稼ぐ会社か

OSGの稼ぎ方は、消耗品を世界中の工場に売り続けることだ。切削工具とは、金属に穴をあけたりネジ山を切ったり、削ったりする刃物のことである。タップ(ネジ穴を切る工具)、ドリル、エンドミル(側面や溝を削る工具)が主力で、機械が動く限り摩耗して買い替えが起きる。

顧客は自動車、航空・エネルギー、一般機械、金型、医療と広い。売上に占める自動車関連は4割強、航空・エネルギーは2割弱だ。海外売上は約7割で、日本、米州、欧州・アフリカ、アジアでほぼ同じ規模に分かれる。

OSGは「穴加工で世界一」を目標にしている。創業製品のタップは世界シェアが3割を超え、中期計画では4割を目指す。2015年に生まれたAブランドは旗艦の製品群で、高い値段でも売れる新製品を短い周期で出し続ける土台になった。

周辺では、ダイヤモンドコーティング工具、歯科用の微細工具、半導体や医療向けの微細・精密工具を伸ばす。世界16カ国にコーティングの拠点を持ち、工具に膜をつける加工の受託も手がける。

2028年には、超硬エンドミルの新工場を大池に建てる計画だ。国内では電力設備向けの特殊カッターも受注が旺盛で、増産を急いでいる。利益の厚い製品へ構成を寄せる動きが、いまの高い利益率を支えている。

優良さと弱いところ

OSGの強みは、世界の工場に張りついた販売と技術の網だ。タップで世界3割超というシェアは、工具の中でも専業ならではの地位である。工具は加工の最後の工程に使うため、不具合が出ると高価な部品が台無しになる。顧客は少しの値段差で工具を替えたがらない。

Aブランドが北米・欧州・中国で日本と同じ規模で売れているのは、この信頼の証拠だ。値段を物価並みに上げやすい事業と筆者は見る。

弱みは三つある。一つは、自動車向けが売上の4割強を占めることだ。電動車は変速機やエンジン部品が減り、タップやドリルを使う場面が減る。会社は一般部品、航空、微細・精密へ構成を寄せているが、道は半ばだ。

二つめは競合の層の厚さだ。欧州のサンドビックなど大手に加え、日本の住友電工、タンガロイ、微細工具のユニオンツールがいる。中国の安い超硬工具も力をつけている。

三つめは資本効率だ。ROEは長く8%前後で、資本コストの8%と同じ水準にとどまった。純現金で自己資本比率が7割近い財務は安心だが、資本を使いきれていない証拠でもある。中期計画のROE10%超が実現するかが、これからの試金石になる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

切削工具の需要は、世界の製造業の稼働と設備更新で決まる。工作機械が台数で動くのに対し、工具は加工量そのものに連動するため、受注の山と谷が浅い。2009年11月期に営業赤字へ落ちたのが唯一の例外で、そのときも1年ほどで戻った。

足元は強い。人工知能向けの電子部品・半導体の投資が広がり、工作機械の受注も大きく伸びた。OSGでも日本、米州、欧州、アジアの全地域で上期は利益が前年を上回った。電力設備や航空向けの需要も底堅い。

構造の変化は二つある。一つは電動化だ。内燃機関の部品は穴が多く、工具の消費が大きい。電動車はこれが減る。もう一つは、人手不足による自動化と無人加工の広がりだ。無人で回すほど工具の寿命と信頼が重くなり、高性能な工具に有利に働く。

競争は、欧州勢(サンドビックなど)、日本の大手、中国の新興勢の三つどもえだ。汎用の超硬工具は中国勢の値下げに押される。一方、航空機の難削材や微細加工のような高い精度が要る領域では、技術の差が残る。

10年を通じて、世界の切削工具の実質の需要は年2%前後で伸びる、というのが筆者の見立てだ。成熟した需要だが、AI関連と電力設備が下支えする。

資本政策と M&A

還元の方針は明快だ。配当は連結の配当性向45%か、自己資本に対する配当率3.5%の高い方を基本にする。今期は期初から配当予想を大きく引き上げた。

中期計画の3年間は、還元に最大約500億円を充てる。内訳は配当が約170億円、自社株買いが約270億円だ。上期には自己株式の取得と消却も実行した。前の中計の3年間も、約440億円を還元している。

投資は積極的だ。3年で戦略投資に600億円から700億円をかけ、新工場や微細・精密工具の増産、自動化に使う。原資は営業のキャッシュ800億円から900億円と、社債270億円だ。借入を使って資本の平均コストを下げる方針も掲げている。

政策保有株の削減も進める方針だ。上場の保有は6銘柄と少なく、含み益で評価を大きく動かす規模ではない。

買収は、周辺の技術や販路を買う小型のものが中心で、前の3年間で約90億円だった。大きな買収で価値を壊すタイプではない。

買収される可能性は低くないと筆者は見る。時価総額は3,000億円台で、海外の工具大手や投資会社には射程に入る大きさだ。ただ創業家の関わりや経営の意思は確かめられておらず、予測には入れていない。

還元は方針(配当性向45%かDOE3.5%の高い方、中計3年で最大約500億円)に沿い、中立は純利益の合計の約77%。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

タップで世界3割超、Aブランドの浸透で4割をうかがう。この伸びしろは本物だ。Aブランドは日本、北米、欧州、中国で同じ規模で売れており、世界の穴加工で標準になりつつある。

利益率は上がる余地が大きい。価格を決める力のある高付加価値品の比率が上がるほど、粗利は厚くなる。今期はすでに営業利益率が16%台に乗り、中期計画の目標を前倒しで達成する勢いだ。

自動車向けの減少は、電動車向けの新しい工具で埋められる。モーターの部品、電池、ギヤの加工には新しい工具が要る。航空・エネルギー向けと、半導体・ロボット・医療向けの微細・精密工具は、世界の需要より速く伸びる。電力設備向けの特殊カッターは、受注が旺盛で増産が追いつかない。

資本の使い方も変わった。中計は還元に約500億円を充て、新工場にも資金を回す。借入を活用して資本コストを下げる方針で、ROEは10%を超えて上がる。買収で新しい分野に入る力もある。

人手不足による自動化と無人加工の広がりは、高性能な工具に追い風だ。10年の間に利益が今の2倍に伸びる筋書きは、十分に現実的である。

慎重な見方

今の利益は最高圏にある。為替の追い風、値上げの浸透、電力設備のような一時的な大型需要が重なった結果だ。これが平常に戻ると見るのが自然で、先の利益を今の水準で伸ばす読みは危ない。

自動車向けは売上の4割強を占める。電動化が進むと、エンジンや変速機の部品が減り、タップやドリルの消費が減る。会社は構成を変えようとしているが、4割強の売上が別の需要で簡単に埋まるとは限らない。

中国の超硬工具メーカーは、汎用の領域で急速に力をつけている。値下げ競争は、いずれ欧州・日本の中堅工具にも及ぶ。OSGが強いタップでも、安い製品で置き換えられる場面は増えるだろう。

資本効率も課題だ。ROEは長く8%前後で、資本コスト並みだった。中計はROE10%超を掲げるが、新工場への投資600〜700億円は、需要が伸びなければ重い固定費に変わる。

循環の谷も忘れられない。2009年11月期は営業赤字に落ちた。世界の製造業が止まれば、工具の買い替えも止まる。今の値段は、この谷を考えずに払う値段になっている。

どちらに重みを置いたか

事業の質は高く、地位は固い。ただ、足元の利益率は最高圏にあり、先の10年でそれを保つ根拠は弱い。中立では利益率を15%台半ばに置いた。今の値段が前提とする楽観の確率は1割強にとどめた。自動車の電動化と中国勢の値下げは、どちらも10年の間に現実になりうるため、やや悲観と悲観を合わせて3割に厚くした。強気の見方にも十分な根拠はあるが、利益率が最高圏から動かない前提に頼りすぎている。結果は、本質価値が今の時価総額の85%ほどで「やや割高」になった。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/11 期)

確率で加重した株価時価総額 5,400 円4,440 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 2,024 円1,664 億円)。 今の値に割り戻すと 4,030 円3,313 億円、今との差 +12.9%、 期待の年率 +7.6%(資本コスト 7.5%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 12% 9,833 円8,084 億円 2,756 円2,266 億円 +252.5% +13.4% 1,511 円1,242 億円
やや楽観 23% 7,395 円6,080 億円 2,338 円1,922 億円 +172.5% +10.5% 2,238 円1,840 億円
中立 35% 5,743 円4,722 億円 2,036 円1,674 億円 +117.8% +8.1% 2,723 円2,238 億円
やや悲観 20% 2,230 円1,833 億円 1,789 円1,471 億円 +12.5% +1.2% 804 円661 億円
悲観 10% 633 円521 億円 851 円700 億円 −58.4% −8.4% 148 円122 億円
加重平均100% 5,400 円4,440 億円2,024 円1,664 億円 +107.9% +7.6% 7,424 円6,104 億円

今の株価時価総額 3,571 円2,936 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 12% Aブランドが世界標準になり、利益率が高止まりする 利益 433 億円 · PER 18.7 倍 · 株価時価総額 9,833 円8,084 億円

Aブランドが世界のタップ市場で標準になり、シェアは4割へ届く。ねじ加工の売上は実質で年4.5%伸び、価格も物価を上回る。ドリルとエンドミルは、航空・エネルギー、半導体、医療向けの微細・精密工具が牽引して年4%で伸びる。電動車向けの新しい工具が、減る内燃機関の需要を埋める。

超硬ドリルの価格競争力も回復し、中国勢の攻勢は汎用品の一部にとどまる。営業利益率は18%台に乗り、高付加価値品の比率が高い構造が定着する。新工場の稼働で供給力が増え、投資の回収も順調に進む。

還元は純利益の7割に達し、ROEは15%台まで上がる。世界の製造業の自動化が進むなか、OSGは穴加工の標準を握る。最も理想的な10年になる。

  • ねじ加工工具(タップ・転造工具):数量 932(世界のねじ加工工具市場でOSGが得ている実質の取り分(市場規模×シェア、今の値段基準・億円))× 価格 140(名目の価格指数(今=100。物価3%の分だけ上がる))→ 売上 1,305 億円・営業利益 274 億円。シェア4割・価格は物価を上回る
  • 穴加工・フライス・その他工具(ドリル・エンドミル・ダイヤモンド工具・歯科ほか):数量 1,489(世界の穴加工・フライス工具市場でOSGが得ている実質の取り分(市場規模×シェア、今の値段基準・億円))× 価格 140(名目の価格指数(今=100。物価3%の分だけ上がる))→ 売上 2,085 億円・営業利益 344 億円。電動車向けと微細・精密が牽引

倍率:事業の純利益 433 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.6% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.7 倍。全体の PER 18.67 倍、時価総額 8,084 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:タップのシェア4割、電動車向けの新工具、高付加価値品の比率上昇が同時に起きる必要があり、実現すれば強いが、連続して当たる確度は高くない。

やや楽観 23% 自動車の減少を他の需要で埋め、中計を達成して成長が続く 利益 350 億円 · PER 17.4 倍 · 株価時価総額 7,395 円6,080 億円

中期計画の目標はおおむね達成される。ねじ加工は実質で年3.5%、ドリル・エンドミルは年3%で伸びる。自動車向けは電動化で減るが、一般部品、航空・エネルギー、微細・精密が補い、売上の構成は少しずつ変わる。

利益率は平均で16%台後半に高止まりする。ただ、中国勢の価格攻勢があり、汎用の超硬ドリルでは値上げが物価に届かない場面も出る。Aブランドの比率が上がることで、平均の値段は物価をわずかに上回る。

還元は純利益の7割近い。新工場の償却が重くなる時期もあるが、売上の伸びで吸収する。ROEは13%近くで、資本コストを安定して上回る。

大きな成功ではないが、普通に強い優良企業として評価される10年になる。

  • ねじ加工工具(タップ・転造工具):数量 846(世界のねじ加工工具市場でOSGが得ている実質の取り分(市場規模×シェア、今の値段基準・億円))× 価格 137(名目の価格指数(今=100。物価3%の分だけ上がる))→ 売上 1,159 億円・営業利益 232 億円。実質年3.5%、価格指数137
  • 穴加工・フライス・その他工具(ドリル・エンドミル・ダイヤモンド工具・歯科ほか):数量 1,352(世界の穴加工・フライス工具市場でOSGが得ている実質の取り分(市場規模×シェア、今の値段基準・億円))× 価格 137(名目の価格指数(今=100。物価3%の分だけ上がる))→ 売上 1,852 億円・営業利益 269 億円。実質年3%、新工場が稼働

倍率:事業の純利益 350 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.9% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.4 倍。全体の PER 17.37 倍、時価総額 6,080 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中期計画のROE10%超を達成し、需要の構成が自動車から広がる、という会社計画の上位に近い想定。業界の見通しの上位レンジに沿う。

中立 35% 中立:地位は保つが、利益率は最高圏から落ち着く 利益 292 億円 · PER 16.2 倍 · 株価時価総額 5,743 円4,722 億円

工具の需要は、世界の製造業の拡大とともに緩やかに伸びる。ねじ加工は実質で年2.5%、ドリル・エンドミルは年2%の成長だ。価格は物価並みに上がり、10年で1.34倍になる。

自動車向けは電動化でゆっくり減るが、航空・エネルギー、一般部品、微細・精密が穴を埋める。Aブランドは主要市場で浸透を続け、タップの世界シェアは3割台半ばから後半に上がる。ただ、4割には届かない。

営業利益率は、今の最高圏から落ち着き、15%台半ばになる。値上げと高付加価値品の比率が過去の中央値を押し上げる一方、中国勢の安値と新工場の償却負担が上値を抑える。

還元は純利益の6割台後半、ROEは11%近い。資本コストを小さく上回る、堅実な優良企業という姿に収まる10年だ。

  • ねじ加工工具(タップ・転造工具):数量 768(世界のねじ加工工具市場でOSGが得ている実質の取り分(市場規模×シェア、今の値段基準・億円))× 価格 134(名目の価格指数(今=100。物価3%の分だけ上がる))→ 売上 1,029 億円・営業利益 196 億円。実質年2.5%、価格指数134(物価並み)
  • 穴加工・フライス・その他工具(ドリル・エンドミル・ダイヤモンド工具・歯科ほか):数量 1,226(世界の穴加工・フライス工具市場でOSGが得ている実質の取り分(市場規模×シェア、今の値段基準・億円))× 価格 134(名目の価格指数(今=100。物価3%の分だけ上がる))→ 売上 1,643 億円・営業利益 222 億円。実質年2%、価格指数134

倍率:事業の純利益 292 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.9% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.2 倍。全体の PER 16.17 倍、時価総額 4,722 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業界の見通しの中心値と、過去の利益率の中央値より1割ほど高い水準での落ち着きを組み合わせた中心の筋書き。

やや悲観 20% 電動化と中国勢で数量が伸びず、利益率が10%台前半に戻る 利益 194 億円 · PER 9.5 倍 · 株価時価総額 2,230 円1,833 億円

自動車の電動化が想定より速く進み、ねじ加工の数量はほとんど伸びない。ドリル・エンドミルも、中国勢の値下げに押されてほぼ横ばいになる。価格は物価に届かず、10年で1.30倍にとどまる。

今期の高い利益率は、為替と値上げの追い風が消えて、10年のうちに崩れる。営業利益率は、過去の中央値に近い12%台に戻る。新工場の償却も負担になり、高付加価値品の比率が上がっても吸収しきれない。

還元は続くが、投資との両立で余裕は薄い。ROEは8%程度と、資本コストと同じ水準にとどまる。

ブランドの地位は残るものの、利益を増やす力が失われ、普通の機械メーカーの水準に戻る10年になる。

  • ねじ加工工具(タップ・転造工具):数量 650(世界のねじ加工工具市場でOSGが得ている実質の取り分(市場規模×シェア、今の値段基準・億円))× 価格 130(名目の価格指数(今=100。物価3%の分だけ上がる))→ 売上 845 億円・営業利益 135 億円。実質年0.8%、価格は物価に届かない
  • 穴加工・フライス・その他工具(ドリル・エンドミル・ダイヤモンド工具・歯科ほか):数量 1,037(世界の穴加工・フライス工具市場でOSGが得ている実質の取り分(市場規模×シェア、今の値段基準・億円))× 価格 130(名目の価格指数(今=100。物価3%の分だけ上がる))→ 売上 1,348 億円・営業利益 142 億円。実質年0.3%、中国勢の値下げ

倍率:ROE 8.2% は k 7.5% と同じ水準で、ためた利益が額面を下回る価値しか持たない。PER の上限は 1÷k = 12.5 倍で、数量が伸びず利益率が戻る筋書きなので、稼ぐ力だけで測り上限へ引き上げず 9.5 倍に置いた。

確率:自動車向けの減少と中国勢の値下げが同時に進み、中期計画の目標が未達になる、という慎重な見方の中心。十分ありうる。

悲観 10% 構造的に負ける:電動化と中国の安値で、優良さを失う 利益 48 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 633 円521 億円

電動車が一気に普及し、自動車向けのタップとドリルの需要は構造的に縮む。中国勢の超硬工具は汎用領域を奪い、ハイエンドにも手が届く。ねじ加工の数量は2割、ドリル・エンドミルは3割縮み、価格も物価に届かず10年で1.15倍にとどまる。

営業利益率はねじ加工で8%、その他で3%へ落ちる。固定費の重い新工場は稼働率が上がらず、減損の恐れが出る。Aブランドの浸透も、安値の波に押される。

還元は配当にほぼ絞られる。稼ぐ力は大きく落ち、価値は稼ぐ力と、売れる資産の大きい方に寄る。

堀そのものが侵食され、もはや優良な工具専業とは言えない10年になる。

  • ねじ加工工具(タップ・転造工具):数量 480(世界のねじ加工工具市場でOSGが得ている実質の取り分(市場規模×シェア、今の値段基準・億円))× 価格 115(名目の価格指数(今=100。物価3%の分だけ上がる))→ 売上 552 億円・営業利益 44 億円。ねじ加工の数量2割減、価格は物価未満
  • 穴加工・フライス・その他工具(ドリル・エンドミル・ダイヤモンド工具・歯科ほか):数量 700(世界の穴加工・フライス工具市場でOSGが得ている実質の取り分(市場規模×シェア、今の値段基準・億円))× 価格 115(名目の価格指数(今=100。物価3%の分だけ上がる))→ 売上 805 億円・営業利益 24 億円。数量3割減、利益率3%

倍率:数量が構造的に縮み、稼ぐ力はほぼ消える。稼ぐ力(純利益÷k)は約600億円だが、ROE が k を大きく下回る筋書きでは額面で数えない。売れる資産の税後 約520億円(floor_assets_oku)で値が付くとみて、これを床にした。PBR はこの額を今の自己資本1,808億円で割った値。

確率:自動車向けの構造的な縮小と、中国勢の超硬工具の台頭が同時に起き、価格を決める力を失う。10年の間にはそれなりの確度で起こりうる。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

ねじ加工工具(タップ・転造工具)

タップ(ネジ穴を切る工具)や転造ダイスなど、ネジを作る工具。OSGの創業製品で世界首位。

数量世界のねじ加工工具市場でOSGが得ている実質の取り分(市場規模×シェア、今の値段基準・億円)価格名目の価格指数(今=100。物価3%の分だけ上がる)売上営業利益
今 2025/11 600 100 600 100
10 年後 中立 768 134 1,029 196

取り方:2025年11月期の連結売上1,606億円のうち、タップなどねじ加工工具を約600億円と推定(会社は製品別の売上を細かく開示しないため、タップが世界3割超のシェアという開示と売上の構成から推定)。営業利益は全社平均より高い16〜17%と置いた。

穴加工・フライス・その他工具(ドリル・エンドミル・ダイヤモンド工具・歯科ほか)

超硬ドリル、エンドミル、ダイヤモンド工具、歯科用などの微細工具、工具へのコーティング加工を含む。

数量世界の穴加工・フライス工具市場でOSGが得ている実質の取り分(市場規模×シェア、今の値段基準・億円)価格名目の価格指数(今=100。物価3%の分だけ上がる)売上営業利益
今 2025/11 1,006 100 1,006 103
10 年後 中立 1,226 134 1,643 222

取り方:全社売上1,606億円からねじ加工を引いた約1,006億円(ドリル・エンドミル・ダイヤモンド・コーティング・測定など)。営業利益は全社の203億円からねじ加工の100億円を引いて103億円(営業利益率約10%)と推定。エンドミルは競争が厳しく、利益率はねじ加工より低い。

リスクと懸念

自動車の電動化

売上の4割強を占める自動車向けは、電動車の普及で穴あけやネジ切りの工程が減る。内燃機関の部品は工具の消費が大きく、電動化が進むと数量が構造的に縮む。会社は航空・エネルギー、微細・精密へ構成を寄せているが、置き換えには時間がかかる。

利益率の平常化

今期の営業利益率は16%台と、過去の最高圏にある。値上げ、為替、電力設備の大型需要が重なった結果で、平常に戻れば利益は大きく減る。10年の利益を今の水準で伸ばす読みは、見立てを誤りやすい。

中国勢の価格攻勢

中国の超硬工具メーカーは汎用領域で力をつけ、値下げ競争が欧州・日本の中堅工具に及んでいる。OSGが強いタップやドリルでも、安い製品に置き換えられる場面が増える。海外売上が約7割あり、影響が出る場面は広い。

景気の谷

工具は工作機械より振れが浅いが、世界の製造業が止まれば買い替えも止まる。2009年11月期は営業赤字へ落ち、2020年11月期も営業利益が半分以下になった。谷では固定費が重く、利益率が一気に下がる。

大型投資の回収

3年で戦略投資に600〜700億円を使い、超硬エンドミルの新工場などを建てる。需要が計画ほど伸びなければ、減価償却と固定費が重い負担になる。借入と社債で資金を足す方針もあり、財務の余裕は今より薄くなる。

為替の振れ

海外売上が約7割あり、円安は利益を押し上げてきた。本分析は為替を1ドル150円で固定して筋書きを置いている。実際には円高に動けば、円換算の売上と利益が目減りする。足元の高い利益率には、円安の追い風が含まれている。

今後の分かれ目

Aブランドのタップが北米・欧州・中国で順調に伸び、世界シェアが4割へ近づく
高付加価値品の比率が上がり、営業利益率が16%台を保つ可能性が出る。楽観の筋書きの確率が上がる
電動車向けの新しい工具(モーター・電池・ギヤ向け)が、減る自動車の需要を埋める
自動車依存の構造リスクが和らぎ、悲観の確率が下がる
中国の超硬工具が、タップやドリルのハイエンド領域にも広がる
価格競争が強まり、利益率が10%台前半へ圧迫される。やや悲観以下の筋書きが現実味を帯びる
世界の製造業が急減速し、工具の買い替えが止まる
営業利益が半分以下へ落ちる。ただ純現金と自己資本比率7割弱の財務で、会社は耐えられる
中計のROE10%超が達成され、還元約500億円が計画どおり実行される
資本効率の改善が確かになり、中立の倍率の上限に近づく
新工場への投資が重荷になり、減損や増産計画の見直しが出る
資本の使い方への信頼が揺らぎ、慎重な見方が強まる

見ておくもの

  • 日本工作機械工業会の月次受注(外需比率・電子部品向け)
  • OSGの地域別の営業利益率(米州・欧州の回復)
  • Aブランドのタップ・ドリルの売上比率と世界シェア
  • 自動車向けの売上比率の推移(43%から下がるか)
  • 中国の超硬工具メーカーの輸出価格と品質
  • 超硬エンドミル新工場(2028年度)の進捗と償却負担

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価(PER・PBR)を見ずに、その筋書きのROEと資本コスト7.5%から正当化PERの上限を出し、楽観〜中立では利益の質に応じて上限の8〜8.5割に置いた(工具は消耗品で景気の山谷が浅いが、自動車の電動化と中国勢のリスクがあるため、上限すれすれにはしない)。やや悲観は稼ぐ力(ROEがkに届かないので1÷k未満)で、悲観は稼ぐ力と売れる資産の大きい方で測った。今期の利益率は最高圏にあるため、10年の中立は過去の中央値より1割ほど高い15%台半ばに置き、今の水準を延ばさなかった。純現金は約30億円(時価総額の1%)で、余った現金としては分けていない。過去の倍率・同業の倍率は使っていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.03→18.67 倍・やや楽観 PER 12.63→17.37 倍・中立 PER 11.52→16.17 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本7.5% + quality +0.5% = 8.0%。同じ領域の工作機械メーカー(8.5〜8.8%)より低く置いたのは、工具は消耗品で需要が安定するため。電動化と中国勢のリスクは k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 7.50%。

同じ業種(機械)の AI 分析

割安 ゼネラルパッカー6267 袋詰めの自動包装機で国内の上位にいる堅実な中堅。現金を抱えたまま安く放置され、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +94.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 タクミナ6322 小型定量ポンプの国内トップ。財務が堅く利益率も安定し、足元の落ち込みを織り込めば割安と見る 本質価値との差 +85.9% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 横田製作所6248 空気混じりの水を吸う自吸ポンプで稼ぐ小さな専業メーカー。純現金が時価総額の6割あり、事業の値段はかなり安い 本質価値との差 +85.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 西部技研6223 工場の除湿とVOC処理で世界上位。電池投資の波を割り引いても、純現金を抱えた今の値段は10年の価値を大きく下回る割安 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ガリレイホールディングス6420 国内の冷やす設備で首位級。厚い現金と保守の積み上げで下値が浅く、中立でも今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +77.5% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 日進工具6157 小径エンドミルの専業。純現金が時価総額の半分あり、事業の稼ぐ力も高い。結論は やや割安 本質価値との差 +68.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 三菱化工機6331 水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +66.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 オーケーエム6229 船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +54.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +49.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +48.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +46.1% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アマノ6436 勤怠と駐車場の保守収益に厚い現金。利益の大半を返す会社で、10 年の筋書きの加重では今の値段をやや上回る 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日精エー・エス・ビー機械6284 ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +35.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +34.9% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

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読んだ資料

  1. オーエスジー 中期経営計画 Beyond the Limit 2027 Stage2(要約)
  2. オーエスジー 地域別セグメント(2026年上期)
  3. オーエスジー 2026年7月10日 業績予想修正

分析日 2026-10-16