株譜
AI 銘柄分析 · 機械 · 試作

ダイコク電機 6430

パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,718 円398 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,375 円348 億円差 +14.5%
10 年後から見ると やや割安 価値 2,718 円398 億円 · 差 +14.5% · 期待の年率 +8.0%
期待の年率リターン(10 年)+8.0%資本コスト比 +0.3 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ダイコク電機は、パチンコ店向けの情報システム機器で首位に立つ会社だ。台ごとの出玉を集めるホールコンピュータ、貸玉の精算をするカードユニット、台の横の液晶端末を、店に売って稼ぐ。売上の約 85% がこの事業で、残りは遊技機向けのソフトとゲームだ。

筆者の見立ては、本業の地力は本物でも、直近の利益は山の上にある、というものだ。2024 年からの新紙幣対応とスマート遊技機への入れ替えで、営業利益は 120 億円台まで跳ねた。その特需が引き、会社は 2027 年 3 月期の営業利益を 45 億円と、ほぼ半分に見込む。

10 年の中立では、ホールの遊技機の設置台数が今より 3 割ほど減る。単価は物価並みに上がるが、売上は 400 億円台で頭打ちになる。利益率は特需前よりは高く、特需期よりはずっと低い 1 桁後半に落ち着くと筆者は見る。

財布は厚い。純現金は時価総額の 5 割を超える。ただ、使い道は大型 M&A でなく、小粒の買収と配当だ。戻り方が鈍いので、満額は評価に入れない。

以上を積むと、本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る。割高の主因は、ためた現金に比べて事業の稼ぐ力が小さい点にある。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、事業の質と値段を分けて見る必要がある。事業は、ホールの運営に欠かせない道具を売る首位企業で、悪くない。現金も厚い。

問題は、稼ぐ力の平時の水準が、いまの利益よりずっと低いことだ。直近の営業利益 97 億円は、新紙幣とスマート遊技機が重なった特需の山にある。会社自身が来期を 45 億円と見ており、10 年の中立の 40 億円前後の方が、筆者には自然な水準に見える。

オーナー利益、つまり株主が自由に使える利益は、機器の入れ替えが続く限り出る。ただ入れ替えの対象である台数が年 3% ほど減る。同じ利益を保つには、単価を物価以上に上げ続けなければならない。

資本の使い方は、堅いが遅い。借金をせず、大きな買収もしていない。その分、現金がたまり続け、株主に戻る速度は遅い。現金の半分しか評価しないのはそのためだ。

安全域については、悲観でも純現金が残るので、大きく損をする形ではない。ただし、今の時価総額は、中立の利益と現金の半分を足した額をすでに映している。割安と呼ぶには、もう一段の値引きが要る。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、パチンコ店が毎日使う「見える化」の道具だ。ホールコンピュータは、全台の出玉・稼働・客の動きを集めて店長に見せる。ホールにとっては、これが無いと台の調整も会員施策もできない。

主な製品は三つある。一つ目はホールコンピュータとその周辺で、台ごとの情報を集める。二つ目はカードユニットで、客がカードで玉やメダルを借りる精算の機械だ。三つ目は台の横に付く液晶端末「BiGMO XCEL」やセルフ端末だ。これらを店に売り、保守料やクラウド料金も受け取る。

もう一つの柱がアミューズメント事業だ。子会社のアロフトや DAXEL が遊技機向けのソフトと制御部品を作り、元気が「首都高バトル」などのゲームを出す。売上は 2026 年 3 月期で 86 億円ほどと見る。

稼ぎ方は景気より「入れ替えの波」に左右される。新紙幣、スマートパチンコ・スマートスロットの導入と、ホールが機器を一斉に替える年に売上が跳ねる。その後は反動が来る。今がまさにその局面だ。

このほか、2025 年 10 月から箱根ガラスの森美術館の運営を子会社が引き継いだ。パチンコ以外の事業を育てる試みだが、規模はまだ小さい。

優良さと弱いところ

堀は本物だが、広くはない。ホールコンピュータは業界首位で、2023 年の調査では市場シェアが 37%。会員制の情報サービス「DK-SIS」には 3,000 を超える店が入る。出玉データが日々たまる分だけ、店は他社に乗り換えにくい。

ただし客は大手ホールチェーンに集まっている。値段の交渉力は店の側に傾きがちで、堀は「デファクト、つまり事実上の標準」の強みにとどまる。値決めの力が強いとは筆者は見ない。

資本効率は景気で大きく振れる。営業利益率は 2018 年ごろの 3% 台から、2024 年には 22% まで上がった。10 年の ROE の中央値は 4% 台にすぎない。山の利益で会社を測ると、実力を見誤る。

財務は強い。自己資本比率は 8 割を超え、純現金が 180 億円台ある。借り換えのリスクはない。

弱い点は二つある。顧客のホール数が構造的に減っていること、遊技機の規制と新台の動きに業績が従うことだ。どちらも自社では変えられない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

需要の元は、パチンコ・パチスロ店の台数だ。警察庁の統計では、2025 年末の設置台数はパチンコが約 187 万台、パチスロが約 136 万台で、合計 323 万台。2021 年末の約 381 万台から 4 年で 15% 減った。ホール数も 2022 年末で 7,665 店と、1 年で 9% 減っている。

スマート遊技機は、若い層と復帰客を呼び戻した。ただ、業界の底流である人口減と高齢化は変わらない。矢野経済研究所は、2028 年にホールが 5,900 店まで減ると見る。台数は年 2〜4% の縮小が続く、というのが業種ノートの前提で、筆者も同じ目で見る。

縮む市場でも、強い会社の取り分は増える。店が減るほど、残る大手ホールの設備投資は大きく、ダイコクのように全国で保守できる会社に有利に働く。一方、台数が減れば、機器の入れ替え対象そのものが小さくなる。

競合はホールコンピュータで数社、カードユニットではグローリーやマースといった会社が並ぶ。マースはプリペイドカード方式に強い。技術の変わり目は、台の通信規格とクラウド化だ。ここで主導権を握った会社が、10 年後の店の標準を決める。

特需の山はすでに去った。改刷対応のカードユニットは一巡し、スマート遊技機の導入も 2027 年以降は落ち着く。ここから先は、平時の入れ替えと保守・クラウド収入の積み上げが勝負になる。

資本政策と M&A

還元は配当が中心で、鈍い。2026 年 3 月期の配当性向は 25% ほどにとどまり、純現金は 10 年で 120 億円台から 180 億円台に増えた。2027 年 3 月期は利益が半減しても配当を維持する計画で、性向は 5 割近くに上がる。自社株買いは小規模だ。

M&A は小粒だ。アロフトがゲームソフトの LILIUM を傘下に入れ、SHUNRI も子会社にした。2024 年には箱根ガラスの森美術館の不動産を取得した。パチンコ以外を育てる狙いだが、大型の失敗はまだ出ていない。

株主は創業家の栢森一族と、関連の財団が上位に並ぶ。上位株主が長く動かないため、現金の戻りは経営の意思に左右される。筆者は余った現金の 5 割しか評価に入れない。

株主優待は 2027 年 3 月期に拡充される。費用の額が確かめられず、小さいとみて還元には足していない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ダイコクは、縮む市場で取り分を増やせる立場にある。ホールの数が減り、残るのは大手チェーンだ。全国で保守できる首位の会社に発注は集まる。ホールコンピュータで 37% のシェアは、データがたまるほど乗り換えにくくなる強みだ。

特需の反動は想定内だ。2026 年 3 月期の営業利益は 97 億円で、会社の通期予想を 2 度上回った。2027 年 3 月期の 45 億円は保守的な数字で、カードユニット VEGASIA、台毎端末 BiGMO XCEL、セルフ端末の需要は続く。

クラウドの月額課金が積み上がる。「サイトセブン」や AI を使った販促支援の「FAN+」は、機械を売る事業と違って景気に左右されにくい。2030 年のビジョンに掲げた新規事業の比率 25% が実現すれば、利益の質は一段上がる。

アミューズメントも芽が出ている。DAXEL のスマートスロットや、元気の首都高バトルは、9 カ月で利益が 11 億円と前年の 30 倍以上になった。現金 180 億円を使った小粒の買収を重ねれば、遊技機以外の収益源が育つ。

慎重な見方

利益の山は過ぎたと見るべきだ。会社の営業利益予想は 97 億円から 45 億円へ半減する。10 年を見渡せば、2020 年代前半までの 10 年間、営業利益率は 2〜5% に沈んでいた。今の 18% が普通に戻ると考えるのは楽観に過ぎる。

需要の元である台数が年 4% で減っている。2021 年からの 4 年で約 15% が消えた。入れ替えの対象が減る業界で、機器会社が利益を伸ばし続けるのは難しい。ホールは大手に集約され、値引きの交渉力も強まる。

現金は多いが、株主には戻らない。配当性向は 25% で、現金は積み上がるばかりだ。箱根ガラスの森のような、事業と関係の薄い取得に使われる心配もある。創業家の関係者が上位に並び、現金を急いで戻す理由が無い。

規制の影響も大きい。出玉規制や型式試験の方向が変われば、新台の導入が細り、入れ替え需要が一気にしぼむ。そうなれば営業利益率は 1 桁前半に戻り、現金だけが価値の中心になる。

どちらに重みを置いたか

事業の質では強気の見方に分がある。首位の地位と厚い現金は、確かな強みだ。だが値段の議論では、慎重な見方が勝つ。利益の山が引いたあとの水準と、台数の縮小が重く、中立の利益は今の半分以下だ。確率は中立を厚めに置き、特需の再来を期待する楽観側は 1 割以下にとどめた。慎重な見方の悲観は、現金が下を支えるので、深くは置かなかった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,850 円564 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,297 円190 億円)。 今の値に割り戻すと 2,718 円398 億円、今との差 +14.5%、 期待の年率 +8.0%(資本コスト 7.8%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 10,725 円1,570 億円 2,254 円330 億円 +446.5% +18.5% 1,038 円152 億円
やや楽観 20% 6,651 円974 億円 1,776 円260 億円 +254.8% +13.5% 1,685 円247 億円
中立 33% 3,490 円511 億円 1,366 円200 億円 +104.5% +7.4% 1,603 円235 億円
やや悲観 26% 1,450 円212 億円 888 円130 億円 −1.6% −0.2% 608 円89 億円
悲観 13% 1,025 円150 億円 615 円90 億円 −31.0% −3.6% 213 円31 億円
加重平均100% 3,850 円564 億円1,297 円190 億円 +116.7% +8.0% 5,147 円753 億円

今の株価時価総額 2,375 円348 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 8% 首都高から台管理まで広げ、特需後も 15% 近い利益率を保つ10年 利益 79 億円 · PER 17.8 倍 · 株価時価総額 10,725 円1,570 億円

ホールの設置台数は今の 323 万台から 285 万台まで、年 1% 余りの縮みにとどまる。残る大手ホールがスマート遊技機へ全面的に入れ替え、台管理と販促のクラウドを一括で使う。

1 台あたりの売上は、保守とクラウドの料金が積み上がり、物価の 1.34 倍に新製品の上乗せが加わる。

アミューズメントは、DAXEL のスマートスロットと元気のゲームが定着し、売上が 140 億円規模に育つ。

会社が 2030 年に掲げる売上 600 億円、新規事業 25% に近い姿だ。現金は小粒の買収と配当に回り、ROE は 10% に届く。

  • 情報システム事業:数量 285(国内パチンコ・パチスロの設置台数(万台、実質))× 価格 1.96(1 台あたり年売上(万円、名目))→ 売上 559 億円・営業利益 112 億円。285 万台・1 台 1.96 万円、営業利益率 20%
  • アミューズメント事業:数量 110(国内の遊技機の新台販売台数(万台/年、推定))× 価格 1.25(1 台あたり当社売上(万円、名目))→ 売上 138 億円・営業利益 22 億円。新台 110 万台・1 台 1.25 万円、営業利益率 16%

倍率:事業の純利益 77 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 16.3% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)105 億円。全体の PER 17.78 倍、時価総額 1,475 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ホールの大手集約で首位の取り分が増え、クラウドと新規事業の比率が 25% に届く複合の筋書き。揃えば強いが、台数の縮小に逆らう形なので 1 割以下に置いた。

やや楽観 20% 入れ替えが堅く、クラウドが利益を下支えする10年 利益 51 億円 · PER 16.0 倍 · 株価時価総額 6,651 円974 億円

設置台数は 260 万台まで縮むが、首位の地位は変わらない。大手ホールの更新が堅く、カードユニットと台毎端末の売上が崩れない。

クラウドの月額収入が積み上がり、1 台あたりの売上は物価並みを少し上回る。

アミューズメントは、ゲームとソフトの当たりが半々で、売上は 110 億円規模。営業利益率は特需前を上回る 17% を保つ。会社の中計(2028 年 3 月期に売上 490 億円)の延長に近い。ホールの大手集約は、かえって首位の保守網の価値を高める。クラウドが利益の下支えになるぶん、台数の縮みを一部相殺できる。

  • 情報システム事業:数量 260(国内パチンコ・パチスロの設置台数(万台、実質))× 価格 1.82(1 台あたり年売上(万円、名目))→ 売上 473 億円・営業利益 80 億円。260 万台・1 台 1.82 万円、営業利益率 17%
  • アミューズメント事業:数量 104(国内の遊技機の新台販売台数(万台/年、推定))× 価格 1.07(1 台あたり当社売上(万円、名目))→ 売上 111 億円・営業利益 14 億円。新台 104 万台・1 台 1.07 万円、営業利益率 12.5%

倍率:事業の純利益 49 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.2% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.0 倍 + 余った現金(戻り方込み)105 億円。全体の PER 15.96 倍、時価総額 888 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:スマート遊技機の入れ替えが予定どおり進み、ホールの集約でシェアも保つ。ただ、台数の縮小は止まらない。

中立 33% ホールが年3%縮み、利益は特需前より少し高い水準で落ち着く10年 利益 29 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 3,490 円511 億円

ホールの設置台数は 236 万台まで、年 3% ずつ減る。スマート遊技機への入れ替えが終わり、特需は戻らない。

1 台あたりの売上は、特需を抜いた平時の約 1.27 万円に、物価の 1.34 倍を掛けた 1.70 万円。台数の縮みを値上げと保守料で埋めきれず、売上は 400 億円台で頭打ちになる。

1 台あたりは今の 1.413 万円の 1.20 倍にとどまるが、今の値が特需で膨らんでいるためで、実質の値上がりは物価並みだ。

営業利益率は、情報システムで 14% まで下がる。特需前の 5% 台よりは高いのは、クラウドの積み上がりと首位の地位があるからだ。

アミューズメントは当たり外れを均した 10% 前後で、本社費も物価で増えるため、全社の営業利益は 40 億円を割る。現金はゆっくり配当に回る。

  • 情報システム事業:数量 236(国内パチンコ・パチスロの設置台数(万台、実質))× 価格 1.70(1 台あたり年売上(万円、名目))→ 売上 401 億円・営業利益 56 億円。236 万台・1 台 1.70 万円(平時 1.27 の 1.34 倍)、営業利益率 14%
  • アミューズメント事業:数量 98.0(国内の遊技機の新台販売台数(万台/年、推定))× 価格 0.96(1 台あたり当社売上(万円、名目))→ 売上 94 億円・営業利益 9 億円。新台 98 万台・1 台 0.96 万円(物価並み)、営業利益率 10%

倍率:事業の純利益 27 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.2% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)105 億円。全体の PER 12.9 倍、時価総額 454 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業種ノートの中心値(台数は年 -2〜-4%)に、会社の 2027 年 3 月期予想(営業利益 45 億円)の延長線を重ねた中心の筋書き。

やや悲観 26% 台数の縮みが速まり、利益率が特需前の水準に戻る10年 利益 11 億円 · PER 11.7 倍 · 株価時価総額 1,450 円212 億円

設置台数は 200 万台まで、年 4.7% のペースで縮む。大手に集まったホールが、機器の買い替え間隔を延ばし、値引きを迫る。

1 台あたりの売上は物価の伸びに届かず、1.55 万円。情報システムの営業利益率は 10% まで下がる。

アミューズメントは新台の減少に引きずられ、売上が 77 億円、利益率は 4% 前後にしぼむ。

営業利益は 10 億円台にとどまり、株主還元も縮める。それでも現金があるので、財務の不安はない。特需前の 10 年間に近い、薄い利益の時代へ戻る形だ。ただし首位の地位は崩れず、保守とクラウドの収入は残る。

  • 情報システム事業:数量 200(国内パチンコ・パチスロの設置台数(万台、実質))× 価格 1.55(1 台あたり年売上(万円、名目))→ 売上 310 億円・営業利益 31 億円。200 万台・1 台 1.55 万円、営業利益率 10%
  • アミューズメント事業:数量 90.0(国内の遊技機の新台販売台数(万台/年、推定))× 価格 0.85(1 台あたり当社売上(万円、名目))→ 売上 77 億円・営業利益 3 億円。新台 90 万台・1 台 0.85 万円、営業利益率 4%

倍率:ROE 2.0% が k 7.75% 以下なので、稼ぐ力(純利益÷k)を上限に、上限の約 9 割の 11.68 倍に置いた。

確率:ホールの減少が業種ノートの想定より速く、大手の値引き交渉も強まって、利益率が 10 年前の水準に戻る筋書き。

悲観 13% ホールの減少が加速し、機器の需要が半分になる10年 利益 −12 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 1,025 円150 億円

ホールの減少が加速し、設置台数は 150 万台まで縮む。機器の入れ替えは先送りが常態になり、ホールは値引きを迫る。

1 台あたりの売上は 1.20 万円まで落ち、情報システムは営業利益率 3% に沈む。アミューズメントも赤字に落ちる。

本社費の削減で営業赤字を 16 億円にとどめるが、箱根ガラスの森などの非主力事業は整理される。

配当は減額し、現金を使って事業の縮小に備える。株主の価値は、残る現金と売れる資産が支える。首位の看板は残るが、稼ぐ会社としての評価は外れ、現金を持つ小さな機器会社として値が付く10年になる。

  • 情報システム事業:数量 150(国内パチンコ・パチスロの設置台数(万台、実質))× 価格 1.20(1 台あたり年売上(万円、名目))→ 売上 180 億円・営業利益 5 億円。150 万台・1 台 1.20 万円、営業利益率 3%
  • アミューズメント事業:数量 60.0(国内の遊技機の新台販売台数(万台/年、推定))× 価格 0.70(1 台あたり当社売上(万円、名目))→ 売上 42 億円・営業利益 −1 億円。新台 60 万台・1 台 0.70 万円、営業利益率 -3%

倍率:稼ぐ力はほぼ無いので、純現金と売れる資産の税後を床に置いた。

確率:規制強化と若年層離れで設置台数が半分近くまで減る構造的な負け筋。業種ノートが示す業界固有の最大リスクで、現金が下を支えるため深くは置かなかった。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

情報システム事業

ホールコンピュータ、カードユニット、台毎液晶端末、クラウドサービスをパチンコ店に売る主力事業。

数量国内パチンコ・パチスロの設置台数(万台、実質)価格1 台あたり年売上(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 323 1.41 457 105
10 年後 中立 236 1.70 401 56

取り方:設置台数は警察庁の 2025 年末の統計(パチンコ 187.2 万+パチスロ 136.2 万)。売上は 9 カ月累計 390.8 億円(前年同期比 -12.7%)から通期 457 億円とみた推定。営業利益は 9 カ月のセグメント利益 106.3 億円と全社 97 億円から 105 億円とみた推定。1 台あたり 1.413 万円は新紙幣の特需を含む。会社予想と中計から、特需を抜いた平時は約 1.27 万円。

アミューズメント事業

遊技機向けソフト・制御部品(アロフト・DAXEL・LILIUM)とゲーム(元気)の事業。

数量国内の遊技機の新台販売台数(万台/年、推定)価格1 台あたり当社売上(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 120 0.72 86 12
10 年後 中立 98.0 0.96 94 9

取り方:新台販売台数は開示が無く、6460 の販売台数と占有率から年 120 万台と推定した。売上 86 億円は全社 543 億円から情報システム 457 億円を引いた残りで、9 カ月累計 51.5 億円に最終四半期を足した推定。営業利益は 9 カ月のセグメント利益 11.1 億円から 12 億円とみた。ゲームの売上も含むので、1 台あたりは比例の目安にすぎない。

リスクと懸念

ホール数と設置台数の縮小

設置台数は 4 年で 15% 減った。ホールコンピュータもカードユニットも売る相手が減るので、シェアを保っても売上の絶対額が細る。矢野経済研究所の予測でも、2028 年にホールは 5,900 店まで減る。

特需の反動と来期の減益

新紙幣対応とスマート遊技機の導入が重なった特需が去った。会社は 2027 年 3 月期の営業利益を 45 億円と、前期の半分に見込む。入れ替え需要の波は予測しにくく、中計の 2028 年 3 月期の目標(営業利益 63 億円)を下回る可能性もある。

規制と型式試験

出玉規制や型式試験の方向で、新台の導入が増減する。新台が細れば、ホールの機器更新もずれ込む。ダイコクは台の通信と管理を握るので、規制の変更は仕様の更新に追われる形でも響く。

顧客の集約と値引き

ホールは大手チェーンに集約されている。発注額が大きくなる反面、価格の交渉は店側に傾く。同業のマースや、カードユニットのグローリーとの価格競争が強まれば、利益率が特需前に戻りやすい。

現金の使い道

純現金は 180 億円台で、時価総額の 5 割を超える。M&A は小粒だが、箱根ガラスの森美術館の取得のように、本業と離れた投資が続けば、現金の価値が目減りする。創業家と財団が上位株主にいて、還元を急ぐ圧力は弱い。

アミューズメントの当たり外れ

ゲームとソフトは、1 本のヒットで利益が大きく動く。9 カ月で利益が 11 億円まで伸びたのは、首都高バトルとスマートスロットの当たりによる。均した水準は、これより低いとみる。

今後の分かれ目

2027 年 3 月期の営業利益が会社予想の 45 億円を大きく上回って着地したら
特需の反動を過大に見ていたことになる。中立の利益率を上げ、やや楽観の確率を上げる。
クラウドの月額収入が売上の 2 割を超えて積み上がったら
景気に左右されにくい収益の比率が上がったと判断し、中立と楽観の営業利益率を引き上げる。
警察庁の統計で設置台数の減少が年 5% を超えたら
やや悲観・悲観側に確率を寄せる。台数の縮みが想定より速いことになる。
自社株買いの規模が 50 億円を超える発表があったら
余った現金の戻り方を 0.5 から引き上げる。評価が上がる要因になる。
大型 M&A を発表し、買収額が純現金の半分を超えたら
資本配分の規律を疑い、悲観側に確率を寄せる。買収先の利益で回収できるかを確かめる。
出玉規制や型式試験の変更で新台の導入が大きく減ったら
入れ替え需要の落ち込みを織り込み、中立の台数と利益率を下げる。

見ておくもの

  • 四半期ごとの情報システム・アミューズメント両事業の売上と利益
  • 警察庁の遊技機設置台数とホール数
  • クラウド・保守収入の比率
  • 自社株買いと配当の方針の変更
  • M&A と非主力事業(箱根ガラスの森など)の損益

倍率と資本コストの決め方

倍率は利益ベースの正当化 PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)(k 7.75%=基本 7.5% に quality +1.25%、g 4%、残る割合は普通の 1/2)から置いた。ROE が k を上回る楽観は下限 1÷k の 11.4 倍の近く、ROE が k に届かない中立以下は 1÷k を上限に稼ぐ力の 9 割前後で置いた。今の株価や過去・同業の PER・PBR には寄せていない。数量は警察庁の設置台数に結ぶ実質、価格は 1 台あたり売上の名目で、平時の約 1.27 万円に物価 1.34 倍を掛けた。2027 年 3 月期の会社予想は、営業利益 45 億円とみる最新の短信(要約)を使い、brief.py の 60 億円とは違う。新リース会計基準は、リースが小さいので影響を見ない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.5→17.78 倍・やや楽観 PER 10.4→15.96 倍・中立 PER 10→12.9 倍・やや悲観 PER 10.3→11.68 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality +1.25% = 8.75%。特需の反動や現金の戻りの遅さは k に足さず、筋書きと戻り方で表す。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.75% → 7.75%。

同じ業種(機械)の AI 分析

割安 ゼネラルパッカー6267 袋詰めの自動包装機で国内の上位にいる堅実な中堅。現金を抱えたまま安く放置され、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +94.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 タクミナ6322 小型定量ポンプの国内トップ。財務が堅く利益率も安定し、足元の落ち込みを織り込めば割安と見る 本質価値との差 +85.9% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 横田製作所6248 空気混じりの水を吸う自吸ポンプで稼ぐ小さな専業メーカー。純現金が時価総額の6割あり、事業の値段はかなり安い 本質価値との差 +85.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 西部技研6223 工場の除湿とVOC処理で世界上位。電池投資の波を割り引いても、純現金を抱えた今の値段は10年の価値を大きく下回る割安 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ガリレイホールディングス6420 国内の冷やす設備で首位級。厚い現金と保守の積み上げで下値が浅く、中立でも今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +77.5% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 日進工具6157 小径エンドミルの専業。純現金が時価総額の半分あり、事業の稼ぐ力も高い。結論は やや割安 本質価値との差 +68.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 三菱化工機6331 水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +66.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 オーケーエム6229 船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +54.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +49.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +48.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +46.1% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アマノ6436 勤怠と駐車場の保守収益に厚い現金。利益の大半を返す会社で、10 年の筋書きの加重では今の値段をやや上回る 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日精エー・エス・ビー機械6284 ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +35.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +34.9% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

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読んだ資料

  1. ダイコク電機 3Q 決算(gamebiz)
  2. フィスコ 企業調査レポート 2026-07

分析日 2026-10-16