株譜
AI 銘柄分析 · 機械 · 試作

中北製作所 6496

船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)4,626 円161 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,595 円160 億円差 +0.7%
10 年後から見ると 適正 価値 4,626 円161 億円 · 差 +0.7% · 期待の年率 +6.5%
期待の年率リターン(10 年)+6.5%資本コスト比 −0.7 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

中北製作所は、船舶と発電プラントに使うバルブと、その遠隔操作装置を作る大阪の会社だ。船のタンクや配管の流れを切り替える大型のバタフライ弁で、国内ではほぼ独占とされ、中国・韓国でも半分ほどのシェアを持つと伝えられる。

結論から言う。今の値段は、やや高いと見る。事業の質は悪くない。ただ、稼ぐ力に対して資産が厚すぎる。自己資本は281億円あるのに、純利益は17億円ほどだ。この資本効率では、資産の帳簿どおりの価値は付かない。

足元の追い風は強い。造船の更新需要で受注残は約286億円と、1年分の売上を超えた。2026年5月期の売上は23%増えた。だが利益の質には注意がいる。営業利益は16億円で、経常利益との差が7億円もあり、その中身を確かめられていない。会社は次期、営業利益を7%減らすと見る。

これから大きな投資が待つ。大阪の交野市に用地を取得し、創業100周年の2030年に本社工場を移す。減価償却が増え、現金は減る。

10年の中立では、売上は物価の分だけ伸び、利益率は6%に近づく。それでも純利益は物価に追いつく程度で、倍率は低いままにとどまる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、中北製作所は「事業は良いが、資本の使い方が重い会社」だ。

事業の本質は、船や発電所に不可欠な弁を、実績で選ばれて納める仕事だ。部品としての値段は小さいが、故障した時の代償が大きく、客は実績のある会社を選ぶ。この点は評価できる。

堀は中程度だ。新規の参入は難しいが、客が強く、値段を決める力は弱い。造船の波にも利益が左右される。

資本の使い方には疑問が残る。自己資本の1.7倍の時価総額に対して、利益は小さい。配当性向が低いまま、利益を資産に積み上げれば、積み上げた資産は、帳簿より低い価値しか生まない。ROEが資本コストに届かない限り、ためた利益は額面の価値に届かない。

オーナー利益、つまり再投資を引いて株主に残る利益は、純利益より小さい。工場の移転と更新に、まとまった現金が出ていくためだ。

安全域は薄い。中立で今の値段を下回り、楽観でようやく上回る。大きな割安がないので、持つ理由は乏しい。ただし、PBRが低く、大株主が動く可能性もある。この点は、悲観の確率を厚くしない理由として読んでいる。

何で稼ぐ会社か

中北製作所は、流体を制御するバルブと、その遠隔操作装置のメーカーだ。事業は1つにまとまっている。

商品は3つ。自動調節弁、バタフライ弁、遠隔操作装置だ。2025年5月期の売上の比率は、バタフライ弁が約4割、自動調節弁が約3.6割、遠隔操作装置が約2割だった。

船舶用は、タンカーの貨物を送る配管、バラスト水の配管、機関室に使われる。大きな弁を、船室から遠隔で動かす装置とセットで納める。客は造船所だ。陸用は、発電所やガス会社、化学プラント向けで、納めた後の保守も収入になる。

主な顧客には、三菱重工業(売上の11%)、IHI、東芝エネルギーシステムズ、日立製作所、電力3社、ガス3社が並ぶ。国内の工場は大阪府大東市にあり、韓国にACE VALVEという子会社を持つ。

従業員は連結で511人。研究開発に年4億円を使い、液体水素用の大口径バタフライ弁の開発を終えた。

弁の寿命は長く、更新と保守の需要が積み上がる。一方で、船舶用は新造船の波に収入が左右される。

本社工場は大阪府大東市にある。老朽化を理由に、創業100周年の事業として、交野市の新しい用地へ移す計画が動いている。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねしにくい強みは、船舶用の大型バタフライ弁と遠隔操作装置で築いた実績にある。

船のバルブは、一度採用されると、同じ型の船に使い続けられやすい。配管の設計、検査、船級協会の承認がセットで、新規の参入には時間がかかる。国内ではほぼ独占とされ、中国・韓国でも半分ほどを持つと伝えられる。

ただし、客は造船所と大手の機械メーカーで、価格交渉は強い。堀は広くても、値段を引き上げる力は強くない。三菱重工業への売上が11%あるのも、気になる点だ。

資本効率は低い。ROE(自己資本に対する純利益の割合)は10年の中央値が4.2%で、2026年5月期でも6.1%だ。営業利益率は過去10年で3〜7%台にとどまる。2009年の10.6%は、造船の山の水準だった。

財務は健全だ。自己資本比率は71%で、借入は軽い。ただし、現金に近い資産は、新しい工場用地(約43億円)や政策保有株(約36億円)に変わっている。

経営の資本配分は、配当性向が2割台と控えめで、資産を積み上げる姿勢が強い。PBRが1倍を割る状態が長く続いてきた。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

船舶用バルブの需要は、新造船の発注で動く。船は20〜25年で替えられ、その波が数年おきに来る。

いまは更新の山にある。環境規制で船の入れ替えが促され、LNG船、アンモニア船、水素の運搬船など、新しい燃料に合わせた船が増える。舶用の受注残が伸び、売上の1年分を超えているのは、その表れだ。

ただし、造船は波が大きい。2018年から2023年にかけて、会社の売上は218億円から158億円に3割近く落ち、営業利益は5億円まで細った。いまの受注は強いが、10年先の需要が同じ水準とは限らない。

陸用は、発電所とガス会社の保守と更新が中心で、波が小さい。電力需要の増加で、発電所の新設や更新が増える見通しだ。データセンター向けの電力需要も話題に上がる。

競争では、国内の同業にイーグル工業、キッツ、栗本鉄工所などがいる。船舶用の大型バタフライ弁では、中北製作所が先頭にいる。新造船の中心は中国と韓国で、日本の造船所向けの比率は下がっている。会社は、韓国の子会社と海外の売上で、この流れに対応している。

価格は物価で上がる。ただし、造船所と大手メーカーの発言力は強く、値上げは交渉で決まる。

資本政策と M&A

還元は控えめだ。配当は増配の予定だが、配当性向は2割台にとどまる。自社株買いは小さく、自己株式は発行済み株式の9%近くにたまっている。

資本政策の最大の論点は、資産の使い方だ。自己資本は281億円で、時価総額の1.7倍ある。会社は大阪の交野市に用地(簿価約43億円)を持ち、創業100周年の2030年に本社工場を移す予定で、投資額は開示されていない。

政策保有株は、名村造船所、PILLAR、木村化工機など19銘柄で約34億円。配当が営業外の収益に入っているため、価値には二重に足していない。

大株主は、ミヤキタコーポレーション(約12%)、中北健一氏(約8%)のほか、宮田姓と中北姓の個人が並び、社長の宮田彰久氏も名を連ねる。2026年10月には、宮田宏章氏が共同保有を含む保有割合を20.7%から23.4%へ高めたとの報告があった。目的は確かめられていない。

kabufuの試算で、10年以内のTOB(公開買い付け)の確率は約25%だ。株主優待はない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

環境規制と船の更新が重なり、造船は長い好況に入る。LNG船、アンモニア船、液化水素運搬船と、新しい燃料の船はバルブの数も、大きさも、価格も上がる。中北製作所は、この分野で実績がある。液体水素用の大口径バタフライ弁の開発を終え、技術でも先行している。

受注残は約286億円で、売上の1年分を超え、足元の売上は今後数年、安定して伸びる。1四半期の営業利益は減ったが、受注の質は上がっている。

陸用は、電力需要の増加が追い風だ。発電所とガス会社の保守と更新は、波が小さく、利益率が高い。データセンターの電力需要は、発電所の新設を促す。

交野市の新工場は、生産の自動化で効率を上げる。減価償却は増えるが、数量の伸びがそれを吸収する。営業利益率が8%に近づけば、純利益は今の1.8倍になる。

財務の余力も大きい。自己資本は281億円で、借入は軽い。PBRが1倍を割る状態が続くなか、会社が自社株買いと増配に動けば、資本効率の改善が評価される。

慎重な見方

2027年5月期の会社計画は、売上が増えるのに営業利益が7%減る。直近の4半期も営業利益は34%減った。受注が積み上がっても、利益に結びついていない。

利益の中身にも疑問がある。営業利益は16億円なのに、経常利益は23億円ある。差の7億円は、受取配当の約1億円では説明がつかない。この収益が続く保証はない。

造船は波が大きい。2018年から2023年にかけて、売上は3割近く落ち、営業利益は5億円まで細った。いまの受注は強いが、新造船の発注は、運賃と金利で急に止まる。中国と韓国の造船所は、価格で攻めてくる。日本の造船所向けは減り続けており、国内の独占は市場が縮む中での独占にすぎない。

資本効率は低いままだ。ROEの10年の中央値は4.2%で、資本コストの半分ほどだ。利益を資産にためても、価値は増えない。

交野市の新工場は、2030年に向けて大きな投資になる。投資額は開示されていない。稼働しても、償却だけが先に増え、数量が追いつかなければ、利益率は下がる。

どちらに重みを置いたか

どちらにも根拠がある。強気の見方は受注と技術に、慎重な見方は利益の質と資本効率に支えられている。

筆者は、慎重な見方をやや強いと見た。ROEが資本コストに届かない会社に、高い倍率は付けられない。確率はやや悲観に23%、悲観に12%を置いた。楽観は7%にとどめる。結果として、中立でも今の値段を下回り、やや割高と出た。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/05 期)

確率で加重した株価時価総額 7,031 円245 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,609 円56 億円)。 今の値に割り戻すと 4,626 円161 億円、今との差 +0.7%、 期待の年率 +6.5%(資本コスト 7.2%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 12,782 円446 億円 2,607 円91 億円 +234.9% +12.8% 1,077 円38 億円
やや楽観 20% 10,035 円350 億円 2,120 円74 億円 +164.5% +10.2% 2,431 円85 億円
中立 38% 8,012 円280 億円 1,747 円61 億円 +112.4% +7.8% 3,708 円129 億円
やや悲観 23% 4,058 円142 億円 1,175 円41 億円 +13.9% +1.3% 1,204 円42 億円
悲観 12% 1,263 円44 億円 573 円20 億円 −60.0% −8.8% 220 円8 億円
加重平均100% 7,031 円245 億円1,609 円56 億円 +88.0% +6.5% 8,641 円302 億円

今の株価時価総額 4,595 円160 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 7% 船の更新と新燃料船で好況が長く続き、利益率が8%に 利益 32 億円 · PER 14.1 倍 · 株価時価総額 12,782 円446 億円

環境規制による船の更新で、造船は長い好況に入る。LNG船、アンモニア船、液化水素運搬船と、新しい燃料の船が増え、バタフライ弁の数量は今より2割増える。陸用は電力需要の増加で、自動調節弁が2割台半ばで伸びる。価格は物価を少し上回る。

交野市の新工場が2030年に稼働し、生産の自動化で効率が上がる。減価償却は増えるが、数量の伸びがそれを吸収する。営業利益率は8%に近づく。過去のピーク(2009年の10.6%)には届かない。

配当性向は4割に上がり、自社株買いも増える。それでも、ROEは資本コストの8%に届かない水準にとどまり、倍率は式の上限の9割強にとどめた。

  • バタフライ弁:数量 32.6(出荷台数(千台、推定))× 価格 69(1台あたりの平均納入額(万円、名目))→ 売上 225 億円・営業利益 18 億円。営業利益率8.0%
  • 自動調節弁:数量 5.8(出荷台数(千台、推定))× 価格 276(1台あたりの平均納入額(万円、名目))→ 売上 159 億円・営業利益 13 億円。営業利益率8.0%
  • 遠隔操作装置:数量 7.4(出荷台数(千台、推定))× 価格 138(1台あたりの平均納入額(万円、名目))→ 売上 103 億円・営業利益 8 億円。営業利益率8.0%

倍率:事業の純利益 32 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.6% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.1 倍。全体の PER 14.12 倍、時価総額 446 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:造船の好況、液体水素などの新しい需要、新工場の効率化が、すべてそろう必要がある。営業利益率がピークに近づく姿で、確度は高くない。

やや楽観 20% 受注残と保守で利益率7%に近づく 利益 25 億円 · PER 13.8 倍 · 株価時価総額 10,035 円350 億円

船の更新需要が続き、バタフライ弁は今より1割弱増える。陸用の自動調節弁は1割強増える。価格は物価並みに少し上乗せがつく。営業利益率は7%になり、2018年の山の水準(7.7%)に近づく。受注残が売上を支え、数年にわたって利益の見通しが立てやすい。

新工場が2030年に稼働し、減価償却が増えるが、数量の増加と効率化で吸収する。配当性向は4割に近づき、資本効率は少し改善する。ただ、ROEは6%台にとどまり、資本コストの8%には届かない。

客が強く、価格を決める力が弱い点は変わらない。

陸用では、発電所とガス会社の更新が着実に積み上がり、保守の収入が全体の波をならす。船舶用の好況が少し長引く程度で、構造が変わるわけではない。

  • バタフライ弁:数量 29.4(出荷台数(千台、推定))× 価格 68(1台あたりの平均納入額(万円、名目))→ 売上 200 億円・営業利益 14 億円。営業利益率7.0%
  • 自動調節弁:数量 5.2(出荷台数(千台、推定))× 価格 272(1台あたりの平均納入額(万円、名目))→ 売上 140 億円・営業利益 10 億円。営業利益率7.0%
  • 遠隔操作装置:数量 6.8(出荷台数(千台、推定))× 価格 136(1台あたりの平均納入額(万円、名目))→ 売上 92 億円・営業利益 7 億円。営業利益率7.0%

倍率:事業の純利益 25 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.2% が k 7.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.8 倍。全体の PER 13.79 倍、時価総額 350 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:受注残が厚く、新燃料の船の需要は当面続く。ただし会社自身が2027年5月期の減益を見込み、跳ね上がるほどではない。

中立 38% 中立:船は落ち着き、陸用がわずかに伸びる 利益 20 億円 · PER 13.8 倍 · 株価時価総額 8,012 円280 億円

船舶用は、新造船の発注が山を越えて落ち着き、バタフライ弁の数量は今より5%減る。陸用は発電所とガス会社の保守と更新で、自動調節弁が5%増える。価格は物価並みの1.34倍で、売上は385億円ほどになる。

営業利益率は5.9%に落ち着く。足元の5.3%から少し上がるのは、新工場の自動化による効率化を見込むためだ。減価償却は今の約4億円から、新工場の分で10年後に約8億円へ増える。工場の建設費は物価で膨らみ、償却を超える分は現金が出ていく。借入に頼れば利払い3.5%が増え、自己資本で賄えば還元が減る。

営業外の収益は、今の7億円から4〜5億円へ落ち着くと見る。純利益は20億円弱になる。配当性向は3割台半ばで、自己資本はゆっくり積み上がる。ROEは5%前後にとどまる。

  • バタフライ弁:数量 25.8(出荷台数(千台、推定))× 価格 67(1台あたりの平均納入額(万円、名目))→ 売上 173 億円・営業利益 10 億円。営業利益率5.9%
  • 自動調節弁:数量 4.8(出荷台数(千台、推定))× 価格 268(1台あたりの平均納入額(万円、名目))→ 売上 129 億円・営業利益 8 億円。営業利益率5.9%
  • 遠隔操作装置:数量 6.1(出荷台数(千台、推定))× 価格 134(1台あたりの平均納入額(万円、名目))→ 売上 82 億円・営業利益 5 億円。営業利益率5.9%

倍率:事業の純利益 20 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.1% が k 7.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.8 倍。全体の PER 13.79 倍、時価総額 269 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:船舶用は山を越えて落ち着き、陸用がわずかに伸び、価格は物価並み。利益率は足元より少し高い水準が最も自然。

やや悲観 23% 造船の山越えと中韓との価格競争で利益率が4%台に 利益 12 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 4,058 円142 億円

造船の発注が山を越えて下がり、中国と韓国の造船所が価格で攻める。バタフライ弁の数量は今より2割減り、遠隔操作装置も同じように減る。自動調節弁も1割減る。価格は物価に届かず、10年で1.28倍にとどまる。

新工場の償却が先に重くなり、営業利益率は4%台前半まで下がる。陸用の保守は底堅いが、船舶用の落ち込みを補うほどではない。赤字には落ちないが、純利益は12億円ほどに細る。配当は利益に合わせて縮み、ROEは3%前後に沈む。自己資本は積み上がるが、稼ぎが追いつかず、ためた利益の価値は目減りする。

営業外の収益も細り、純利益の下支えは小さくなる。

会社は配当を守りつつ、新工場の規模を見直す。投資の先送りで財務は保たれるが、成長の絵は描きにくくなる。

  • バタフライ弁:数量 21.7(出荷台数(千台、推定))× 価格 64(1台あたりの平均納入額(万円、名目))→ 売上 139 億円・営業利益 6 億円。営業利益率4.3%
  • 自動調節弁:数量 4.1(出荷台数(千台、推定))× 価格 256(1台あたりの平均納入額(万円、名目))→ 売上 106 億円・営業利益 5 億円。営業利益率4.3%
  • 遠隔操作装置:数量 5.2(出荷台数(千台、推定))× 価格 128(1台あたりの平均納入額(万円、名目))→ 売上 66 億円・営業利益 3 億円。営業利益率4.3%

倍率:ROE約3%でk7.25%を大きく下回る。稼ぐ力(純利益12億円÷k=約150億円)の約7割にあたる9.0倍に置いた。

確率:造船は波が大きく、2018年から2023年に売上が3割近く落ちた前例がある。ROEが資本コストに届かない構造と合わせ、慎重な見方が強いため、やや悲観に厚めに置いた。

悲観 12% 造船が大きく落ち、新工場が遊んで減損が出る 利益 3 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 1,263 円44 億円

造船の発注が大きく落ち込み、日本の造船所向けは縮み、中国と韓国との価格競争が激しくなる。バタフライ弁と遠隔操作装置は4割減り、自動調節弁も25%減る。価格は物価に追いつかず、10年で1.20倍にとどまる。

交野市の新工場は、稼働しても数量が追いつかず、償却と固定費が重くのしかかる。営業利益率は1%台まで下がる。工場の一部で減損が出て、自己資本が30億円ほど減る。純利益は3億円まで細り、配当も大きく削られる。

財務は崩れないが、構造的に縮む会社と見なされる。政策保有株や土地の売却が選択肢に上がるが、事業の稼ぐ力は戻らない。

  • バタフライ弁:数量 16.3(出荷台数(千台、推定))× 価格 60(1台あたりの平均納入額(万円、名目))→ 売上 98 億円・営業利益 2 億円。営業利益率1.5%
  • 自動調節弁:数量 3.5(出荷台数(千台、推定))× 価格 240(1台あたりの平均納入額(万円、名目))→ 売上 83 億円・営業利益 1 億円。営業利益率1.5%
  • 遠隔操作装置:数量 3.9(出荷台数(千台、推定))× 価格 120(1台あたりの平均納入額(万円、名目))→ 売上 47 億円・営業利益 1 億円。営業利益率1.5%

倍率:ROE約1%でk7.25%を大きく下回り、稼ぐ力(純利益3億円÷k=約40億円)は小さい。この筋書きでは売れる資産(政策保有株と交野市の用地の税後、純負債控除後で約44億円)のほうが大きいので、今の自己資本281億円に0.157倍を掛けて置いた。事業の価値は資産の価値に近づく。

確率:造船の落ち込み、中国・韓国の価格競争、新工場の遊びが同時に重なる姿は、確率が高くない。ただ、一度崩れると深いため、12%を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

バタフライ弁

船のタンクや配管の流れを切り替える大型の弁と、陸上プラント向け。国内の船舶用でほぼ独占とされる主力。

数量出荷台数(千台、推定)価格1台あたりの平均納入額(万円、名目)売上営業利益
今 2026/05 27.2 50 136 7
10 年後 中立 25.8 67 173 10

取り方:2025年5月期の売上比率(バタフライ弁41.5%、約98.7億円)に2026年5月期の売上の伸び(+37.7%)を掛け、約135.9億円とした(推定)。平均納入額を50(万円)、台数を27.18千台とした。小さな弁から大型の弁まで混ざるため、台数は換算の目安。営業利益は品種別の開示がなく、全社の営業利益率5.3%を仮置きした。市場の大きさ:世界の新造船は中国と韓国の造船所が大半を占め、日本の造船所向けは減っている。数量は造船の更新需要を見て、中立で0.95倍、価格は物価並みの1.34倍。競合はイーグル工業、キッツ、栗本鉄工所など。

自動調節弁

流量や圧力を自動で調整する弁。発電所、ガス、化学プラント、船舶に使われ、保守の収入もある。

数量出荷台数(千台、推定)価格1台あたりの平均納入額(万円、名目)売上営業利益
今 2026/05 4.6 200 92 5
10 年後 中立 4.8 268 129 8

取り方:2025年5月期の売上比率(自動調節弁36.4%)から、全体の売上292.5億円から他の2品種を引いた残りとして約92.0億円と置いた(推定)。平均納入額を200(万円)、台数を4.6千台とした。電力需要の増加と、発電所とガス会社の更新・保守で、数量は中立で1.05倍、価格は物価並みの1.34倍。営業利益は全社の営業利益率5.3%を仮置き。

遠隔操作装置

船室から大型の弁を遠隔で動かす装置。船舶用のバタフライ弁とセットで納める。

数量出荷台数(千台、推定)価格1台あたりの平均納入額(万円、名目)売上営業利益
今 2026/05 6.5 100 65 3
10 年後 中立 6.1 134 82 5

取り方:2025年5月期の売上比率(遠隔操作装置22.1%、約52.5億円)が、バタフライ弁の動きとほぼ同じ向きに増えたとして、約64.6億円と置いた(推定)。平均納入額を100(万円)、台数を6.46千台とした。船舶用の更新需要と連動し、数量は中立で0.95倍、価格は物価並みの1.34倍。営業利益は全社の営業利益率5.3%を仮置き。

リスクと懸念

造船の波

船舶用は新造船の発注に左右される。2018年から2023年には売上が3割近く落ち、営業利益は5億円まで細った。いまの受注残は厚いが、10年先まで続く保証はない。

中国・韓国の造船所との競争

新造船の中心は中国と韓国で、日本の造船所向けは減っている。海外の造船所は価格交渉で強く、中北製作所のシェアが保たれても、値段は押される。

利益の質(営業外の収益)

経常利益が営業利益を7億円上回り、次期の会社計画でも6億円強が続く前提になっている。中身を確かめられていない。営業利益だけで見ると、利益は今の7割ほどになる。

新工場の投資

交野市の用地(簿価約43億円)に、2030年に本社工場を移す。建設の投資額は開示されていない。数量が追いつかなければ、償却と固定費が先に利益を削る。

大口客への依存

三菱重工業が売上の11%を占める。造船所と大手機械メーカーが主な客で、価格の発言力が強い。

資本効率が資本コストに届かない

ROEの10年の中央値は4.2%で、資本コスト8%の半分ほどだ。配当性向が2割台と低く、利益が資産にたまるため、ためた利益は額面の価値に届かない。

今後の分かれ目

営業利益率が2期続けて7%を超えたら
やや楽観・楽観に重みを移す。ただし、造船の山の水準であり、波を割り引いて確かめる。
受注残が売上の1年分を下回り、受注高が売上を下回る状態が続いたら
やや悲観・悲観の確率を引き上げ、本質価値を下方に見直す。
営業外の収益の中身が、続く性質のものと分かったら
純利益の前提を上方に見直す。逆に一時的なら、中立の利益を下げる。
新工場の投資額と時期が開示されたら
償却と現金の流出を見直し、還元の前提を調整する。
会社が配当性向を大きく引き上げる、または大規模な自社株買いに動いたら
資本効率の改善として、還元の前提を上方に見直す。
宮田家・中北家に連なる大株主が、TOBや非上場化に動いたら
買い取り価格が本質価値を上回るかを別に確かめる。

見ておくもの

  • 受注高と受注残高の推移(売上との比)
  • 営業利益と経常利益の差の中身
  • 新工場の投資額と完成時期
  • 造船所向けと陸用の売上の比率
  • 大株主の保有割合の動き

倍率と資本コストの決め方

売上は出荷台数×1台あたりの平均納入額で、品種別(バタフライ弁・自動調節弁・遠隔操作装置)に積んだ。品種別の売上は、2025年5月期の構成比に2026年5月期の伸びを当てはめた推定で、単価と台数も推定になる。価格は物価並みの1.34倍を基本にした。倍率は式から決め、ROEがk7.25%に届かないので上限1÷kの約8割台に置いた。今の株価は見ずに決め、最後に比べて、やや割高と出た。営業外の収益は、次期の会社計画に6億円強が入っているが、中身が確かめられないため、10年後は4〜5億円に落ち着く前提にした。リースは年0.35億円と小さく、新リース会計基準(2028年5月期から)の影響は軽いが、10年後の数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.5→14.12 倍・やや楽観 PER 10.8→13.79 倍・中立 PER 10.5→13.79 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%にqualityの+0.5%を足して8.0%。事業は傾いておらず、上乗せ(extra)は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 7.25%。

同じ業種(機械)の AI 分析

割安 ゼネラルパッカー6267 袋詰めの自動包装機で国内の上位にいる堅実な中堅。現金を抱えたまま安く放置され、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +94.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 タクミナ6322 小型定量ポンプの国内トップ。財務が堅く利益率も安定し、足元の落ち込みを織り込めば割安と見る 本質価値との差 +85.9% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 横田製作所6248 空気混じりの水を吸う自吸ポンプで稼ぐ小さな専業メーカー。純現金が時価総額の6割あり、事業の値段はかなり安い 本質価値との差 +85.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 西部技研6223 工場の除湿とVOC処理で世界上位。電池投資の波を割り引いても、純現金を抱えた今の値段は10年の価値を大きく下回る割安 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ガリレイホールディングス6420 国内の冷やす設備で首位級。厚い現金と保守の積み上げで下値が浅く、中立でも今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +77.5% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 日進工具6157 小径エンドミルの専業。純現金が時価総額の半分あり、事業の稼ぐ力も高い。結論は やや割安 本質価値との差 +68.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 三菱化工機6331 水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +66.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 オーケーエム6229 船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +54.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +49.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +48.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +46.1% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アマノ6436 勤怠と駐車場の保守収益に厚い現金。利益の大半を返す会社で、10 年の筋書きの加重では今の値段をやや上回る 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日精エー・エス・ビー機械6284 ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +35.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +34.9% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. 中北製作所 有価証券報告書の抽出(EDINET DB)
  2. 中北製作所 企業分析(mozaiq)
  3. 中北製作所 工場を交野市へ移転(日本経済新聞)

分析日 2026-10-19