株譜
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豊和工業 6203

国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)926 円114 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,920 円237 億円差 −51.8%
10 年後から見ると 割高 価値 926 円114 億円 · 差 −51.8% · 期待の年率 −0.3%
期待の年率リターン(10 年)−0.3%資本コスト比 −8.5 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

豊和工業は、自衛隊の小銃を作る愛知県の機械メーカーだ。主力の20式小銃は、国内で開発から製造まで担える唯一の会社とされる。ほかに、赤字の工作機械、路面清掃車、防音サッシを手がける。売上は約240億円、営業利益は12億円である。

筆者の結論は「割高」である。防衛は確かに追い風だが、利益の大半を一つの事業と一つの客に頼る会社に、今の値段は将来の成長を先に払いすぎている。10年先の中心の見立てでも、価値は今の時価総額の半分に届かない。

強みは明快だ。小銃は国が必要とする装備で、参入する会社がいない。20式の納入は急増し、受注残も積み上がった。路面清掃車は国内のトップシェアでもある。

弱みも明快だ。工作機械は市場が縮み、今期も10億円の営業赤字を出した。防衛の稼ぎは、赤字の穴埋めに消える構図である。会社は営業利益を22億円まで引き上げる計画だが、前の計画は目標に届かなかった。

財務は並みだ。自己資本比率は59%で、純借金は5億円。株主への還元は配当性向30%が目安で、控えめである。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、「事業の質は二つに割れ、全体では並み」と見る。

火器は良い事業だ。競争相手がおらず、国が確かな客で、受注残も積み上がっている。だが、利益率は原価をもとにした契約で頭打ちになり、客が国ひとつという弱さがある。賃貸も安定した稼ぎだ。

しかし、これらの稼ぎを工作機械の赤字が食う。今期の営業利益12億円は、火器や賃貸などの稼ぎ約22億円から、工作機械の赤字10億円を引いた結果である。赤字が止まれば利益は大きく増えるが、止まる保証はまだない。

資本の使い方は、守りに寄っている。配当性向は30%と低く、稼いだ利益の7割は社内に残る。その7割が、自己資本利益率4%前後でしか回らないなら、株主にとっては重荷だ。

10年後に今より強いか。工作機械の整理が終われば強くなる。ただ、小銃の更新が一巡すれば、稼ぎの山は過ぎる。今の値段は防衛への期待を先に払っており、安全域はない。

何で稼ぐ会社か

事業は四つの柱と、周辺の小事業からなる。

火器は、売上90億円、営業利益12.6億円で、全社の利益を支える。20式5.56mm小銃のほか、120mm迫撃砲、81mm迫撃砲、発煙弾発射機などを防衛省に納める。米国などへのスポーツライフルの輸出もある。受注残は38億円。防衛装備庁への売上は64億円で、全社の27%にあたる。

工作機械関連は、売上54億円、営業損失10.2億円。マシニングセンタと専用機が38億円、チャックやシリンダーなどの空・油圧機器が12億円、電子機械が4億円だ。客は自動車関連が中心で、受注残は18億円と、前年から半減した。

特装車両は、売上29億円。路面清掃車と産業用の清掃機が中心で、国内トップシェアをうたう。利益は0.4億円とほとんど出ていない。

建材は、売上32億円、営業利益2.8億円。アルミと鋼のサッシ・ドア、防音サッシ、防水パネルを作る。防衛施設向けの防音サッシもある。

このほか、グループが持つ土地・建物の賃貸が、売上5億円で営業利益4.1億円。鋼材の販売が売上21億円で営業利益1億円。太陽光発電などの小事業もある。

製造の中心は、愛知県の本社工場だ。2026年4月には、造園などを手がけた子会社を吸収した。

優良さと弱いところ

ひと言でいえば、「守られた事業」と「守られない事業」が同居する会社だ。

火器は守られている。小銃の製造には、技術と許認可、国との長い取引が要る。新しい参入者は現れにくく、国内では実質的に独占だ。価格も、原価に利益を乗せて決める契約が多く、安定する。ただし、そのぶん利益率には天井があり、客も国ひとつに限られる。

一方、工作機械は守られていない。マシニングセンタや専用機は、自動車の投資の波を直接受ける。中国の競合の追い上げもあり、天津の子会社は清算に向かっている。工作機械が赤字のままでは、会社全体の資本効率は上がらない。

資本効率は低い。自己資本利益率は10年の中央値で3.7%、直近も3.5%だ。営業利益率は過去12年の最高でも5.9%にとどまる。

経営は、事業を絞る方針に踏み出した。中期計画に、工作機械の人員と設備の見直し、機種の統合、中国子会社の縮小が入っている。ただ、前の計画は目標に届かなかった。実行力は、これから示す段階だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

稼ぎの源は防衛予算だ。2026年度の防衛予算は約9兆円で、過去最大になった。重工大手3社の防衛関連の受注残は6兆円を超える。小銃は、旧型を20式に置き換える更新が続いており、納入数は4倍に増えたと報じられた。向こう10年はフル生産が続くとの見方もある。

ただし、防衛予算は政策で決まる。政権や国際情勢が変われば、予算の伸びは止まる。小銃は一度更新すれば、次の更新まで間が空く。波は避けられない。

工作機械は、受注が回復している。日本の工作機械受注は2026年上期に前年比36%増と、AI関連の投資で急に増えた。ただ、外需の中心は半導体と電子部品向けで、豊和の客である自動車関連は弱い。市場が戻っても、同社の取り分は増えにくい。

路面清掃車は、自治体の更新需要が中心だ。EV化や排ガス規制で車両の仕様が変わると、開発の費用がかかる。建材は、国内の新築住宅が人口減で縮む一方、防音やリフォームが下支えする。

米国の関税は、自動車メーカーの設備投資を鈍らせ、スポーツライフルの輸出にも響く。

10年を通した前提は、1ドル150円で動かさない。

資本政策と M&A

還元は控えめだ。配当は3期連続で同額の見込みで、配当性向30%を目安とする。自社株買いは中期計画に書かれておらず、2026年3月期の支出もゼロだった。3年間の営業キャッシュフロー約50億円は、成長投資に15〜30億円、株主還元に8〜15億円、財務の強化に10〜20億円を充てる配分だ。

直近の営業キャッシュフローは48億円と大きかった。売掛金の回収が進んだためで、続く保証はない。

M&Aは、中期計画で外から事業を取り込む成長に資金を確保すると触れる程度で、具体案は出ていない。工作機械は、天津の子会社を整理し、インドで拠点づくりを進める。

大株主は信託銀行、生命保険会社、持株会で、支配する株主はいない。上場は東証スタンダードと名古屋プレミアだ。kabufu の推計では、10年以内の買収の確率は2割ほどある。ただし、国の防衛装備を担う会社であり、外から買収される姿は想像しにくい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

防衛は、一時の追い風ではない。日本の防衛費は過去最大を更新し続け、重工大手の受注残は6兆円を超えた。小銃は、旧型を20式に置き換える更新が始まったばかりで、納入数は4倍に増えた。向こう10年はフル生産が続くとの見方がある。国内で小銃を作れるのは同社だけで、受注は他社に流れない。

工作機械は底を打った。会社は中国子会社の整理、人員と設備の見直し、機種の統合に着手し、売上を減らしながら黒字にする計画を立てた。日本の工作機械受注は急回復しており、自動車の投資が戻れば赤字は一気に縮む。赤字が消えるだけで、営業利益は10億円増える。

路面清掃車は国内トップで、自治体の更新が続く。建材は防音サッシが伸び、利益率が改善した。

中期計画の営業利益22億円は、今の12億円の倍近いが、工作機械の黒字化と火器の増収で届く。防衛関連への資本市場の関心も強く、自己資本利益率が改善すれば、評価はさらに上がる。

財務にも無理はない。自己資本比率は59%で、営業キャッシュフローも48億円と厚い。配当性向30%は、利益が増えれば配当も自動的に増える仕組みで、株主への還元もこれから厚くなる余地がある。

慎重な見方

稼ぎの核は火器だが、客は国ひとつで、利益率は原価をもとにした契約で決まる。防衛予算は政策で動く。小銃の更新が一巡すれば、納入は減る。今期の利益率は、特定取組契約という特別な計上で一時的に押し上げられた面もある。

工作機械は、構造的に厳しい。受注は自動車に偏り、中国の競合は価格で攻める。赤字は2期続き、前の期は在庫の評価損も出た。中国子会社の整理にも費用がかかる。前の計画は目標に届かず、今の計画の2年目の中間期には、営業利益の予想を6.7億円まで下げた。実行力は証明されていない。

路面清掃車はEV化と規制の変化で、投資が要る。建材は新築の縮みが重い。

株主への還元は配当性向30%と低く、稼いだ利益の多くが社内に残る。自己資本利益率は10年の中央値で3.7%と、資本コストの半分以下で、残した利益は価値を生んでいない。

それでも今の値段は、今期予想の純利益の24倍にあたる。防衛への期待が価格に入っており、期待が外れたときの下げが大きい。

どちらに重みを置いたか

慎重な言い分が強い。強気の言い分は、防衛の追い風と工作機械の黒字化に説得力がある。ただ、前者は客が一つで利益率に天井があり、後者は実行がこれからだ。どちらも、今の値段が前提にする成長を支えるには足りない。

そこで確率は、中立に4割を置き、やや悲観までを厚めにした。やや楽観より上は合わせて24%、やや悲観より下は36%とした。ただし、火器の独占的な地位と賃貸の収益は、悲観を深くしすぎない床になる。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,511 円186 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 360 円44 億円)。 今の値に割り戻すと 926 円114 億円、今との差 −51.8%、 期待の年率 −0.3%(資本コスト 8.3%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 3,141 円387 億円 690 円85 億円 +99.5% +7.2% 230 円28 億円
やや楽観 18% 2,312 円285 億円 503 円62 億円 +46.6% +3.9% 507 円62 億円
中立 40% 1,662 円205 億円 365 円45 億円 +5.6% +0.5% 811 円100 億円
やや悲観 24% 726 円89 億円 260 円32 億円 −48.7% −6.5% 237 円29 億円
悲観 12% 563 円69 億円 162 円20 億円 −62.2% −9.3% 87 円11 億円
加重平均100% 1,511 円186 億円360 円44 億円 −2.5% −0.3% 1,871 円231 億円

今の株価時価総額 1,920 円237 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 6% 防衛の更新需要が続き、工作機械も黒字に戻る 利益 30 億円 · PER 12.7 倍 · 株価時価総額 3,141 円387 億円

防衛予算の高止まりが続き、小銃の更新に加えて、迫撃砲や次世代の装備品の受注が増える。火器の納入量は今の1.5倍を超え、値段は物価を少し上回る。利益率は12%に届く。

工作機械は、中国子会社の整理と機種の絞り込みが実を結び、半導体向けの新分野も立ち上がって黒字に戻る。特装車両は路面清掃車の更新が続き、建材は防音サッシが伸びる。

全社の営業利益は42億円ほどと、今の3倍強になる。会社が掲げる22億円を大きく超えるが、火器の構成比が4割を超え、赤字事業が消える前提だ。

還元は配当性向を3割から引き上げる方向に動くが、投資の余力を残すため、総還元性向は4割にとどまる。

  • 火器:数量 0.9(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 210(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 195 億円・営業利益 23 億円。納入量1.55倍、値段1.40倍。営業利益率12%
  • 工作機械関連:数量 0.4(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 204(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 81 億円・営業利益 4 億円。納入量1.10倍。黒字化し営業利益率5%
  • 特装車両:数量 0.2(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 204(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 44 億円・営業利益 3 億円。納入量1.10倍。営業利益率6%
  • 建材:数量 0.2(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 204(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 44 億円・営業利益 3 億円。納入量は横ばい。営業利益率7.5%
  • 不動産賃貸:数量 1.0(1式(賃貸面積と稼働率は横ばい))× 価格 7.11(年間の賃料収入(億円))→ 売上 7 億円・営業利益 6 億円。賃料1.40倍
  • 鋼材販売・販売子会社・その他:数量 0.2(取扱額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 204(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 41 億円・営業利益 3 億円。横ばい。営業利益率7.5%

倍率:事業の純利益 30 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.2% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.7 倍。全体の PER 12.73 倍、時価総額 387 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:防衛の追い風が続き、さらに工作機械が黒字へ戻り、中期計画の目標を大きく超える必要がある。前の計画が未達だったことを考え、6%にとどめた。

やや楽観 18% 火器が伸び続け、工作機械が小さな黒字になる 利益 24 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 2,312 円285 億円

小銃の更新が続き、火器の納入量は今の1.35倍に増える。利益率は10.5%を保つ。工作機械は構造改革で赤字が止まり、売上は減らしても3%の黒字になる。

特装車両は更新需要で小さく伸び、建材は国内の新築の縮みを防音とリフォームで補う。賃貸は物価に近いペースで増える。

全社の営業利益は33億円ほど。会社が掲げる22億円を、物価の分を含めて超える形だ。

配当性向3割を守り、株主への戻しは純利益の4割弱。自己資本はゆっくり積み上がる。

工作機械の黒字化は、売上の縮小を受け入れて固定費を落とした結果であり、自動車の投資が戻っても大きくは伸びない。

  • 火器:数量 0.8(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 206(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 166 億円・営業利益 17 億円。納入量1.35倍、値段1.37倍。営業利益率10.5%
  • 工作機械関連:数量 0.4(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 201(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 73 億円・営業利益 2 億円。納入量は横ばい。営業利益率3%
  • 特装車両:数量 0.2(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 203(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 42 億円・営業利益 2 億円。納入量1.05倍。営業利益率5%
  • 建材:数量 0.2(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 203(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 43 億円・営業利益 3 億円。納入量0.98倍。営業利益率6.5%
  • 不動産賃貸:数量 1.0(1式(賃貸面積と稼働率は横ばい))× 価格 6.60(年間の賃料収入(億円))→ 売上 7 億円・営業利益 5 億円。賃料1.30倍
  • 鋼材販売・販売子会社・その他:数量 0.2(取扱額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 203(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 41 億円・営業利益 3 億円。横ばい。営業利益率7%

倍率:事業の純利益 24 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.3% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 285 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:小銃の更新が続き、工作機械の赤字が止まる筋書きは、会社の計画に近い。ただし、実行力はまだ示されていないので、18%を置いた。

中立 40% 火器は伸びるが、工作機械は収支ゼロどまり 利益 17 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 1,662 円205 億円

小銃の更新はしばらく続き、火器の納入量は今の1.2倍に増える。ただし、客は国ひとつで、価格は原価をもとに決まるので、利益率は9%に収まる。

工作機械は、中国子会社の整理と人員・設備の見直しで赤字が止まるが、利益は出ない。売上は物価を考えても横ばいで、収支ゼロにとどまる。特装車両と建材は、物価並みに増え、薄い利益を出す。

全社の営業利益は23億円ほど。営業利益率は7%で、過去12年の最高5.9%を上回る。火器の構成比が4割に上がるからで、会社の目標8.8%には届かない。

純利益は17億円ほど。配当性向3割が続き、残りの7割が社内に積み上がる。

  • 火器:数量 0.7(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 201(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 144 億円・営業利益 13 億円。納入量1.20倍、値段1.34倍。客が国で利益率は9%(FY26の14%は一時要因を含むとみる)
  • 工作機械関連:数量 0.3(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 195(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 65 億円・営業利益 0 億円。納入量0.92倍、値段1.30倍。構造改革で収支ゼロ
  • 特装車両:数量 0.2(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 201(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 39 億円・営業利益 1 億円。納入量は横ばい。営業利益率3%
  • 建材:数量 0.2(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 201(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 41 億円・営業利益 2 億円。納入量0.95倍。営業利益率5%
  • 不動産賃貸:数量 1.0(1式(賃貸面積と稼働率は横ばい))× 価格 6.35(年間の賃料収入(億円))→ 売上 6 億円・営業利益 5 億円。賃料1.25倍(長期契約で物価より遅い)
  • 鋼材販売・販売子会社・その他:数量 0.2(取扱額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 201(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 38 億円・営業利益 2 億円。納入量0.95倍。営業利益率5.5%

倍率:事業の純利益 17 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.6% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 205 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:強気の言い分(防衛と黒字化)と慎重な言い分(客が国ひとつと実行力)の落としどころ。工作機械が収支ゼロにとどまると見て、4割を置いた。

やや悲観 24% 小銃の更新が一巡し、工作機械の赤字が残る 利益 11 億円 · PER 7.0 倍 · 株価時価総額 726 円89 億円

小銃の更新が一巡し、火器の納入量は今と同じ水準にとどまる。防衛予算の伸びは止まり、値段は物価に追いつかない。利益率は7%に下がる。

工作機械は、自動車の投資が戻らず、競合に価格で押される。構造改革で縮小しても、赤字が残る。中国子会社の整理の費用もかさむ。

特装車両はEV化への対応費用で利益が薄くなり、建材は新築の縮みで売上が細る。

全社の営業利益は15億円ほどと、今の1.3倍にとどまる。名目で見て増えたようでも、物価を考えると実質は減っている。配当は性向どおりで、還元は小さい。

賃貸と火器が下支えになるので、会社の存続は揺らがないが、株主にとっての成長は乏しい。

  • 火器:数量 0.6(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 195(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 117 億円・営業利益 8 億円。納入量は横ばい、値段1.30倍。営業利益率7%
  • 工作機械関連:数量 0.3(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 188(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 54 億円・営業利益 −2 億円。納入量0.80倍。営業利益率−3%
  • 特装車両:数量 0.2(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 195(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 35 億円・営業利益 1 億円。納入量0.92倍。営業利益率2%
  • 建材:数量 0.2(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 195(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 38 億円・営業利益 2 億円。納入量0.90倍。営業利益率4%
  • 不動産賃貸:数量 1.0(1式(賃貸面積と稼働率は横ばい))× 価格 6.10(年間の賃料収入(億円))→ 売上 6 億円・営業利益 5 億円。賃料1.20倍
  • 鋼材販売・販売子会社・その他:数量 0.2(取扱額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 195(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 35 億円・営業利益 2 億円。納入量0.90倍。営業利益率4.5%

倍率:事業のROE約3.8%がk8.25%を大きく下回り、ためた利益は額面を大きく割る。利益が谷に向かう筋書きでもあり、上限の1÷k=12.1倍の約6割の7.0倍に置いた。

確率:小銃の更新が一巡する時期は読みにくく、工作機械の赤字は2期続いた。中間期には営業利益の予想を大きく下げた実績もある。慎重な見方が強いので、24%と厚めに置いた。

悲観 12% 防衛の追い風が止まり、工作機械の赤字が全社を引きずる 利益 2 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 563 円69 億円

防衛政策が転換し、予算の伸びが止まる。小銃の更新が終わった後は、補用品と修理の収入だけになる。火器の納入量は今の7割に減り、価格も競争的になって利益率は3%まで下がる。

工作機械は、自動車の投資が減り、中国の競合に取られて売上が4割減る。赤字は10%を超え、減損も出る。特装車両は赤字になり、建材もほぼゼロの利益にとどまる。

賃貸だけが残り、年に4億円ほどを稼ぐ。全社の営業利益は2億円ほどで、事業の再編と売却を迫られる。

配当は下限まで切り、自己資本は減損で大きく減る。価値は稼ぐ力ではなく、賃貸の収益と売れる資産で測られる。

  • 火器:数量 0.4(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 188(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 78 億円・営業利益 2 億円。納入量0.70倍、値段1.25倍。営業利益率3%
  • 工作機械関連:数量 0.2(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 180(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 39 億円・営業利益 −4 億円。納入量0.60倍。営業利益率−10%
  • 特装車両:数量 0.2(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 180(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 28 億円・営業利益 −1 億円。納入量0.80倍。営業赤字
  • 建材:数量 0.2(納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 180(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 31 億円・営業利益 0 億円。納入量0.80倍。利益ほぼゼロ
  • 不動産賃貸:数量 1.0(1式(賃貸面積と稼働率は横ばい))× 価格 5.08(年間の賃料収入(億円))→ 売上 5 億円・営業利益 4 億円。賃料は据え置き
  • 鋼材販売・販売子会社・その他:数量 0.2(取扱額(実質・億ドル相当。今の値段で測る))× 価格 180(実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率)→ 売上 29 億円・営業利益 1 億円。納入量0.80倍。営業利益率2%

倍率:稼ぐ力は純利益2億円ほどで、事業の価値は小さい。床は稼ぐ力ではなく売れる資産。賃貸の稼ぎ(税引き後約2.7億円)を資本コスト8.25%で割った約33億円に、工作機械や特装車両を畳む時に回収できる土地・在庫・売掛金の一部約42億円を足し、純借金5億円を引いた約70億円。今の自己資本210億円の0.33倍として置いた。

確率:防衛政策の転換と、工作機械の失敗が重なる構造的な負けの筋書き。国内で唯一の小銃メーカーという地位があり、すぐには起きにくいので、12%にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

火器

20式5.56mm小銃、120mm・81mm迫撃砲、発煙弾発射機、補用品。防衛省向けが中心で、海外向けのスポーツライフルもある。

数量納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る)価格実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 0.6 150 90 13
10 年後 中立 0.7 201 144 13

取り方:会社開示の売上89.65億円・営業利益12.55億円(受注残37.6億円)。納入点数や単価の開示はないので、売上を150円で割った実質の納入額で置いた。2026年3月期の利益率14%には、防衛生産基盤強化法の特定取組契約の計上など一時的な押し上げが含まれるとみる。

工作機械関連

マシニングセンタと専用機、チャック・シリンダーなどの空・油圧機器、電子機械。客は自動車関連が中心。

数量納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る)価格実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 0.4 150 54 −10
10 年後 中立 0.3 195 65 0

取り方:会社開示の売上54.21億円・営業損失10.17億円(受注残18.4億円。前年は売上69.6億円・損失4.6億円)。台数の開示がないので、売上を150円で割った実質額で置いた。

特装車両

路面清掃車、産業用清掃機、自動床洗浄機。路面清掃車は国内トップシェアとされる。

数量納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る)価格実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 0.2 150 29 0
10 年後 中立 0.2 201 39 1

取り方:会社開示の売上29.22億円・営業利益0.37億円。台数の開示がないので、実質額で置いた。

建材

アルミと鋼のサッシ・ドア、防音サッシ、防水パネル。国内の建設・住宅向けと、防衛施設向けの防音サッシ。

数量納入額(実質・億ドル相当。今の値段で測る)価格実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 0.2 150 32 3
10 年後 中立 0.2 201 41 2

取り方:会社開示の売上32.32億円・営業利益2.76億円。数量の開示がないので、実質額で置いた。

不動産賃貸

グループが持つ土地・建物の賃貸。

数量1式(賃貸面積と稼働率は横ばい)価格年間の賃料収入(億円)売上営業利益
今 2026/03 1.0 5.08 5 4
10 年後 中立 1.0 6.35 6 5

取り方:会社開示の売上5.08億円・営業利益4.11億円。賃貸面積は変わらない前提。

鋼材販売・販売子会社・その他

鋼材の商社機能(東油物産)、梱包・運送の販売子会社、太陽光発電など。

数量取扱額(実質・億ドル相当。今の値段で測る)価格実質1ドルあたりの売上(円)=150円×物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 0.2 150 30 2
10 年後 中立 0.2 201 38 2

取り方:鋼材販売21.44億円・販売子会社7.42億円・その他1.26億円(外部売上)の合計30.12億円。営業利益は1.02億円・0.48億円・0.67億円の合計2.17億円。

リスクと懸念

防衛予算と政策への依存

火器と防衛施設向け防音サッシは、防衛省の予算に左右される。売上の27%が防衛装備庁向けで、利益の大半を占める。政権や国際情勢が変わり、予算の伸びが止まれば、全社の利益が崩れる。

工作機械の赤字と構造改革の遅れ

工作機械関連は2期続けて赤字で、今期は10億円を超えた。中国子会社の整理や人員・設備の見直しには費用がかかる。計画が遅れれば、火器の稼ぎを食い続け、減損も出る。

自動車投資と米国の関税

専用機は、自動車の新型車投資の時期で売上が大きく振れる。米国の関税で自動車メーカーが投資を絞れば、受注が減る。スポーツライフルの米国向け輸出にも向かい風になる。

小銃の更新の一巡

20式への更新が進んだ後は、次の更新まで納入が減る。補用品や修理は続くが、新品の納入ほどは稼げない。今の利益率には、特別な契約の計上による押し上げも含まれる。

特装車両のEV化と規制

路面清掃車は、安全基準の強化や脱炭素の進みで、車両の作り直しが要る。開発の費用がかさみ、利益が薄くなる。国内トップシェアでも、利益率は低い。

本社工場への集中と財務の約束

製造の多くが愛知県の本社工場にあり、大地震や水害で生産が止まる恐れがある。借入の約束には純資産や経常損益の条件があり、赤字が続けば借換え条件が悪化する。

今後の分かれ目

工作機械関連が、2期続けて営業黒字になったら
構造改革が実を結んだとみて、中立の利益率を引き上げ、やや楽観より上の確率を上げる。
防衛省向けの小銃の納入が、更新の一巡で減り始めたら
火器の数量の前提を引き下げ、悲観側の確率を上げる。
防衛予算の伸びが止まる、または次世代装備の入札で他社が選ばれたら
独占的な地位が揺らぐとみて、中立の火器の利益率を下げる。
自社株買いが始まり、配当性向が3割を超えたら
資本政策が株主向きに変わったとみて、倍率と還元の前提を見直す。
営業利益が、中期計画の22億円に届かず3期連続で未達になったら
実行力への信頼が一段下がり、慎重な見方を強める。
インドや半導体関連で工作機械の新しい受注が入ったら
自動車依存の脱却に道筋が見えたとして、工作機械の数量の前提を引き上げる。

見ておくもの

  • 工作機械関連の営業損益と受注残
  • 火器の受注残と防衛装備庁向け売上の動き
  • 営業利益と中期計画の目標(22億円)との差
  • 特装車両・建材の営業利益率
  • 防衛予算と配当性向、自社株買いの有無

倍率と資本コストの決め方

売上は、納入額を実質(今の値段)で置き、物価倍率(10年1.34倍)を値段の欄に入れて積み上げた。今の株価とPERは見ずに筋書きを置いた。倍率は資本コスト8.25%(基本7.5%に循環+0.5%・寿命+0.25%)と長期成長4%、事業のROEから出る正当化PERの9.4〜9.5割に置いた。中立の営業利益率7%は過去12年の最高5.9%を上回るが、赤字の工作機械の収支ゼロ化(中国子会社の整理と人員・設備の見直しの実行)と、利益率が10%近い火器の構成比の上昇による。会社の目標8.8%には届かない置き方とした。賃貸の稼ぎは利益に残るため、余った資産として足していない。リース会計の影響は小さく、調整していない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.9→12.73 倍・やや楽観 PER 10.7→12.12 倍・中立 PER 9.4→12.12 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(機械)の AI 分析

割安 ゼネラルパッカー6267 袋詰めの自動包装機で国内の上位にいる堅実な中堅。現金を抱えたまま安く放置され、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +94.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 タクミナ6322 小型定量ポンプの国内トップ。財務が堅く利益率も安定し、足元の落ち込みを織り込めば割安と見る 本質価値との差 +85.9% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 横田製作所6248 空気混じりの水を吸う自吸ポンプで稼ぐ小さな専業メーカー。純現金が時価総額の6割あり、事業の値段はかなり安い 本質価値との差 +85.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 西部技研6223 工場の除湿とVOC処理で世界上位。電池投資の波を割り引いても、純現金を抱えた今の値段は10年の価値を大きく下回る割安 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ガリレイホールディングス6420 国内の冷やす設備で首位級。厚い現金と保守の積み上げで下値が浅く、中立でも今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +77.5% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 日進工具6157 小径エンドミルの専業。純現金が時価総額の半分あり、事業の稼ぐ力も高い。結論は やや割安 本質価値との差 +68.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 三菱化工機6331 水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +66.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 オーケーエム6229 船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +54.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +49.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +48.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +46.1% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アマノ6436 勤怠と駐車場の保守収益に厚い現金。利益の大半を返す会社で、10 年の筋書きの加重では今の値段をやや上回る 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日精エー・エス・ビー機械6284 ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +35.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +34.9% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

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読んだ資料

  1. 豊和工業 中期経営計画(2026年3月期〜2028年3月期)
  2. 豊和工業 セグメント別業績(envalith)
  3. 豊和工業 火器・工作機械の状況(株探ニュース)

分析日 2026-10-16