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野村マイクロ・サイエンス 6254

半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,648 円1,400 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,910 円1,117 億円差 +25.4%
10 年後から見ると やや割安 価値 3,648 円1,400 億円 · 差 +25.4% · 期待の年率 +9.6%
期待の年率リターン(10 年)+9.6%資本コスト比 +1.9 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

野村マイクロ・サイエンスは、半導体工場で洗浄に使う超純水の製造装置を、設計から据え付けまで請け負う専業メーカーだ。売上の大半が装置の工事で、海外が大半を占める。筆者の結論は「やや割高」である。事業の質は悪くないが、10 年後の中立の姿を置いても、今の時価総額を大きく超える材料が乏しい。

稼ぎの源は、世界で新しく建つ半導体工場の数だ。AI向けの先端ロジックや高帯域メモリーの増産で、工場の新設は今後も続く。超純水の設備は、工場が建つたびに一式で必要になる。この需要が実質で伸びることは、筆者もまず疑わない。

ただし、この商売は大型工事の受注と完工に利益が左右される。2025年3月期は超大型案件で売上が 964 億円まで膨らみ、次の期は 562 億円へ 4 割減った。山も谷も深い。しかも工事が進むほど、未回収の代金(契約資産)が積み上がり、借入が増える。純有利子負債は 400 億円を超え、自己資本の 1 倍に迫る。

10 年後の中立は、売上 1,500 億円台、営業利益率 15% ほど、ROE 15% 台とみる。資本コストは 7.75% と、領域の中では重めに置いた。理由は工事の山谷と借入の重さである。その結果、確率を加えた本質価値は今の時価総額を 4 分の 1 ほど下回る。会社の今期予想は強気だが、期初の四半期はまだ前年を下回っている。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社を「工場が建つたびに入る工事代金」で稼ぐ会社と見る。オーナー利益、つまり株主が自由に使える利益は、利益そのものより小さい。工事が進むほど運転資本が膨らみ、利益の一部が代金の未回収に化けるからだ。

堀は、技術力と実績という、じわじわ効く種類のものだ。ただし大手二社が並び、価格を自社で決めきれない。10 年先の姿を考えると、需要は残るが、利益率が今より大きく広がる保証はない。

経営の資本配分は堅実で、評価できる。ただ、借入に頼って工事を取りに行く形は、需要が止まった時に安全域を削る。谷の年に、借入の重さがそのまま利益の薄さになる点を、筆者は最も気にしている。

結局、見るべきは 10 年後に残る稼ぐ力と、そこまでの借入の重さだ。中立の姿でも、ROE は 15% 台と資本コストを上回るが、倍率に大きな余裕はない。AI投資の追い風を事業の価値に織り込んでも、今の値段には安全域が足りない。

何で稼ぐ会社か

事業の中心は、半導体工場向けの超純水製造装置だ。水道水や地下水から不純物を限りなく取り除き、ウェーハの洗浄に使える水を作る。半導体の洗浄は工程のたびに繰り返されるので、工場一つあたりの水の量は大きい。この設備は工場の稼働に欠かせない。

売上の約 96% が水処理装置の事業で、残りが製薬・産業向けと保守・運転管理だ。ほぼ半導体一本といってよい。海外の比率は高く、米国が売上のおよそ半分を占める時期もある(二次情報)。韓国・台湾・中国の子会社が現地の工事を担う。

収益の形は工事の請負である。顧客が工場を建てると決めた時に受注し、1〜2 年かけて設計・製造・据え付けをして完工する。売上は進み具合に応じて計上するので、受注から数期にわたって利益が出る。受注が途切れる期は、売上が大きく落ちる。

運転管理や保守は、納めた設備を顧客の工場で動かし続ける仕事だ。景気に左右されにくい安定収益で、顧客との関係も深まる。会社は中期計画でこの運転管理の拡充を掲げているが、今は全体の 1 割ほどにとどまる(筆者の推定)。

競合は、国内ではオルガノと栗田工業が大きい。半導体向けの世界シェアは、栗田が 3〜4 割、オルガノが 2〜3 割、野村が 1 割強という見立てがある(出典の算出方法は不明)。野村は半導体専業で、大手二社より小さい分、先端の超純水の水質と省エネの提案で選ばれている。

優良さと弱いところ

優良さは「専業の技術力」と「資本の重さ」の二つの顔を持つ。

強みから言うと、ppq(1000兆分の1)の水準まで測れる分析力と、半導体の洗浄に合わせた装置の設計力がある。超純水は、わずかな不純物が歩留まりを落とすので、顧客は実績のある会社を選びやすい。新しい研究棟と開発棟を建て、次世代の水質に向けた開発を続けている点も評価できる。

弱みは、堀がそれほど深くないことだ。大手二社も同じ顧客に同じ提案をする。価格を自社で決められる独占的な立場ではなく、案件ごとの競争入札に近い。堀は「普通」とみて、強い堀とは置かない。

資本効率は、年によって極端に振れる。ROE は 2025 年 3 月期に 28% まで上がり、2026 年 3 月期には 9.7% へ落ちた。過去 10 年の中央値は 16% 台だ。工事の山では高く、谷では低い。

財務の安全度も、見かけより弱い。工事が先に進み、代金は後で入るので、受注が増える局面ほど借入が膨らむ。純負債は 400 億円を超え、営業利益に対する利払いの余裕は 3 倍を切る。金利が上がる前提では、この点は軽く見られない。

経営の資本配分は、配当性向 30% を目標に 8 期連続で増配し、堅実だ。買収で価値を壊した形跡も見当たらない。ただ、自社株買いはほとんどしていない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

需要の根は、世界の半導体工場の新設と増設だ。AI向けの先端ロジックと高帯域メモリーの増産が、最も強い牽引役になっている。工場一つあたりに必要な水の量も、微細化と積層が進むほど増える。この領域の市場は、実質で年 4〜5% ほど伸びる、とみるのが筆者の中立だ。

2025年3月期は日米の超大型案件が重なり、業界全体の受注が膨らんだ。その反動で 2026年3月期は端境期となり、野村も売上が 4 割減った。会社はこれを一時的な谷と説明している。筆者も、需要の構造が壊れたとは見ない。工場の建設計画は続いているからだ。

競争の形は三つある。第一に、栗田工業とオルガノという二強と、野村の三者で、日本・台湾・米国の大型案件を分け合う。第二に、韓国・中国では現地の水処理会社が力をつけている。第三に、水の再利用が進むほど、装置は高度になるが、新しく売る水の総量は増えにくい。台湾では再利用率が 9 割に届いたとされる。

物価の面では、人件費や鋼材が上がっても、工事の価格に転嫁できる局面が多い。だから価格は物価並みに上がるとみる。ただ、需要が谷の年には、受注を取るために利益率を削る競争が起きやすい。

10 年の分かれ目は、①AI向けの工場投資が続くか、②米国・日本での新工場が計画どおり建つか、③中国・韓国勢が高度な案件まで食い込むか、の 3 点だ。

資本政策と M&A

資本政策は堅実だが、積極的とは言えない。配当性向 30% を目標に 8 期連続で増配し、2027年3月期も増配の予想だ(中間・期末の 2 回)。2026年3月期の配当総額は約 30 億円で、自社株買いは行っていない。

大きな買収の実績はなく、成長は自前の開発と海外子会社で進めてきた。次の中期計画の目標は、2031年3月期に売上 1,200 億円・営業利益 192 億円・ROE 30% 以上だ。工事の山谷が大きい以上、ROE 30% を安定して保つのは難しい。

現金は多くない。むしろ運転資本のために借入が増えている。2026年3月期末の純有利子負債は 411 億円だ。余った現金を足す余地はなく、むしろ金利上昇の負担を引く立場にある。

筆頭株主は北興化学工業で、持株比率は約 11% だ(二次情報)。支配株主ではないので、親子上場の歪みは小さい。外部の推計では、10 年以内に買収や TOB の対象になる確率は 2 割ほどとされる。水処理の大手が、半導体向けの技術と顧客を取り込む形が考えやすい。ただし、買収の話は確認できていない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

AI向けの半導体投資は、まだ始まったばかりだ。先端ロジックも高帯域メモリーも、工場を新しく建てる動きが続く。工場が建てば、超純水の設備は必ず要る。しかも微細化と積層が進むほど、水の質への要求は厳しくなり、価格の高い装置が選ばれる。

野村は半導体専業で、顧客の工程に合わせた提案が強い。2025年3月期には売上が 964 億円、営業利益率が 16% に達し、実力を示した。2026年3月期は大型案件の端境期にすぎず、会社は 2027年3月期に売上 970 億円、営業利益 160 億円を見込む。受注が戻れば、固定費の負担が軽くなり、利益は一気に戻る。

米国と日本で新工場の計画が相次ぎ、世界で工場が分散していく。この動きは、海外に拠点を持つ野村に有利だ。運転管理の拡充も進み、納入した設備から入る安定収益が積み上がる。10 年後に売上 2,000 億円、利益率 17% という姿は、決して夢物語ではない。

慎重な見方

この会社の利益は、受注の山と谷に振り回される。2026年3月期は売上が 4 割減り、営業利益は半分以下になった。今期の予想は 970 億円と強気だが、期初の四半期の売上は前年を 25% 下回った。残り 3 四半期で 9 割近くを稼ぐ前提は重い。

財務の体質も弱い。工事が進むほど契約資産が積み上がり、借入が増える。純負債は 411 億円と自己資本に迫り、金利が上がれば利払いが利益を削る。谷の年は、売上が減っても借入の利息は減らない。

競争も厳しい。栗田工業とオルガノが大手として並び、韓国・中国の現地勢も力をつけている。価格を自社で決められる立場ではなく、受注のために利益率を削る局面は避けにくい。水の再利用が進むと、新しく売る水の量も伸びにくい。

さらに、売上の半分が米国など特定の地域と少数の大口顧客に偏る。一社の計画が変わるだけで、期の売上が大きく変わる。10 年を通して見れば、利益率は今の想定より低く、振れは大きい。

どちらに重みを置いたか

強い主張は慎重な側だった。強気の言う需要の伸びは、10 年で見れば信じてよい。需要の伸びは強気の言う通りだが、この会社は需要の伸びを利益に変える段階で、借入と受注の山谷という二つの重りを背負っている。確率は中立を 33%、やや楽観を 20%、楽観を 10% とし、やや悲観を 24%、悲観を 13% と、慎重側に少し厚く置いた。中立でも ROE は資本コストを上回るが、倍率に余裕は乏しく、今の時価総額はその先取りに見える。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 6,358 円2,441 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 921 円353 億円)。 今の値に割り戻すと 3,648 円1,400 億円、今との差 +25.4%、 期待の年率 +9.6%(資本コスト 7.8%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 14,763 円5,668 億円 1,693 円650 億円 +465.5% +18.9% 1,646 円632 億円
やや楽観 20% 10,736 円4,122 億円 1,315 円505 億円 +314.1% +15.3% 2,410 円925 億円
中立 33% 6,968 円2,675 億円 990 円380 億円 +173.5% +10.6% 2,626 円1,008 億円
やや悲観 24% 1,459 円560 億円 560 円215 億円 −30.6% −3.6% 484 円186 億円
悲観 13% 655 円252 億円 208 円80 億円 −70.3% −11.4% 112 円43 億円
加重平均100% 6,358 円2,441 億円921 円353 億円 +150.1% +9.6% 7,279 円2,794 億円

今の株価時価総額 2,910 円1,117 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 10% AI の工場建設が続き、受注が積み上がる 利益 288 億円 · PER 19.7 倍 · 株価時価総額 14,763 円5,668 億円

AI向けの先端ロジックと高帯域メモリーの工場建設が、10 年を通して途切れない。世界の超純水設備の市場は今の 1.9 倍に広がる。野村は米国と日本の大型案件を取り、シェアを 14% まで高める。

水の再利用と省エネの提案が評価され、大手二社との価格競争も和らぐ。工事の規模が大きいほど固定費の負担が軽く、営業利益率は 17% に届く。運転管理の対象設備も増え、安定収益が厚くなる。

借入は、受注の増加に合わせて膨らむ局面があるが、利益の増加で吸収できる。配当は増え続け、ROE は 20% を超える。10 年の売上は 2,400 億円ほど、純利益は 290 億円になる。

  • 半導体向け超純水装置(新設工事):数量 11.2(世界の半導体向け超純水設備の新設市場(億ドル、実質)× 野村のシェア)× 価格 1.34(物価と単価の指数(今を 1.00。10 年で物価 1.34 倍))→ 売上 2,251 億円・営業利益 383 億円。新設市場 × シェア、営業利益率 17%
  • 運転管理・保守・製薬・産業向け:数量 200(運転管理・保守の対象設備の量(今を 100 とする指数))× 価格 1.34(物価と単価の指数(今を 1.00。10 年で 1.34 倍))→ 売上 153 億円・営業利益 34 億円。営業利益率 22%

倍率:事業の純利益 288 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 22.8% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 15.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.7 倍。全体の PER 19.68 倍、時価総額 5,668 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AI向け投資の持続と米国・日本の新工場が重なる強気の筋書きだが、受注の山谷は残るため 1 割にとどめた。

やや楽観 20% 需要は強く、シェアも高まる 利益 215 億円 · PER 19.2 倍 · 株価時価総額 10,736 円4,122 億円

世界の市場は実質で 1.7 倍になり、野村のシェアは 12.5% まで上がる。端境期のあとに米国・日本の大型案件が戻り、売上は 1,900 億円台に乗る。

営業利益率は 16% 台で、会社の中期計画の目標(16%)に近い。運転管理の比率が少し上がり、利益の安定性も増す。

ただし、受注には波が残り、谷の年には売上が 3 割ほど落ちる。ROE は 20% 前後まで上がるが、谷の年には 10% 台へ落ちる。

筆者は、この筋書きでも売上と利益の波が消えるとは見ない。大型案件の完工と新規受注のずれは構造であり、強気の中でも毎年は伸びない。それでも 10 年の平均では、中期計画の水準を上回る利益が積み上がる。

  • 半導体向け超純水装置(新設工事):数量 8.9(世界の半導体向け超純水設備の新設市場(億ドル、実質)× 野村のシェア)× 価格 1.34(物価と単価の指数(今を 1.00。10 年で物価 1.34 倍))→ 売上 1,789 億円・営業利益 286 億円。新設市場 × シェア、営業利益率 16%
  • 運転管理・保守・製薬・産業向け:数量 180(運転管理・保守の対象設備の量(今を 100 とする指数))× 価格 1.34(物価と単価の指数(今を 1.00。10 年で 1.34 倍))→ 売上 138 億円・営業利益 29 億円。営業利益率 21%

倍率:事業の純利益 215 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 20.7% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 14.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.2 倍。全体の PER 19.17 倍、時価総額 4,122 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AI投資は続くが大型案件の波があり、強気ほどは伸びないとみて 2 割に置いた。

中立 33% 需要は伸びるが、工事の山谷は残る 利益 152 億円 · PER 17.6 倍 · 株価時価総額 6,968 円2,675 億円

世界の市場は実質で 1.5 倍に育つ。野村のシェアは過去の平均に近い 11% で、端境期の 8% からは戻るが、さらに高まるとは見ない。売上は 1,500 億円台に乗る。

営業利益率は 15% ほどで、2025年3月期の 16% には届かない。価格は物価並みに上がるが、大手二社との競争で、それ以上の値上げは難しい。運転管理は設置済みの設備の増加にあわせて 1.6 倍ほどになる。

10 年を通して見ると、山の年と谷の年が交互に来る。平均すれば利益は 150 億円前後で、ROE は 15% 台。堅実だが、飛び抜けて優れた会社にはならない。

  • 半導体向け超純水装置(新設工事):数量 6.9(世界の半導体向け超純水設備の新設市場(億ドル、実質)× 野村のシェア)× 価格 1.34(物価と単価の指数(今を 1.00。10 年で物価 1.34 倍))→ 売上 1,393 億円・営業利益 202 億円。新設市場 × シェア、営業利益率 14%
  • 運転管理・保守・製薬・産業向け:数量 160(運転管理・保守の対象設備の量(今を 100 とする指数))× 価格 1.34(物価と単価の指数(今を 1.00。10 年で 1.34 倍))→ 売上 122 億円・営業利益 24 億円。営業利益率 20%

倍率:事業の純利益 152 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.8% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.6 倍。全体の PER 17.6 倍、時価総額 2,675 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:需要の伸びは認めつつ、受注の山谷と借入の重さを強く見て、慎重側へ少し寄せた中心の筋書きに 3 割強を置いた。

やや悲観 24% 投資の端境期が長引き、利益率が下がる 利益 70 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 1,459 円560 億円

半導体工場の建設が計画どおりに進まず、端境期が何年も続く。世界の市場は実質で 1.2 倍にとどまり、野村のシェアは 9.5% に下がる。受注を取るために値引きし、価格は物価の伸びを下回る。

営業利益率は 10% 台前半まで下がる。売上が減っても、人件費と開発費は減らず、固定費の負担が重くなる。

借入は膨らみ、金利上昇が利益を削る。

配当は維持するが、増配は止まる。会社は運転管理の拡大で下支えしようとするが、全体の 1 割ほどでは、新設工事の落ち込みを埋めきれない。受注が戻る時期は、10 年の後半までずれ込む。ROE は 10% を割る水準で、資本コスト 7.75% をほとんど超えない。

  • 半導体向け超純水装置(新設工事):数量 4.9(世界の半導体向け超純水設備の新設市場(億ドル、実質)× 野村のシェア)× 価格 1.28(物価と単価の指数(今を 1.00。10 年で物価 1.34 倍))→ 売上 949 億円・営業利益 95 億円。新設市場 × シェア、営業利益率 10%
  • 運転管理・保守・製薬・産業向け:数量 135(運転管理・保守の対象設備の量(今を 100 とする指数))× 価格 1.30(物価と単価の指数(今を 1.00。10 年で 1.34 倍))→ 売上 100 億円・営業利益 17 億円。営業利益率 17%

倍率:ROE 9.7% は k 7.75% をわずかに上回るだけで、長く続く ROE ≒ 9.3%、正当化 PER ≒ 11.4 倍が上限。構造の弱さを見て、そこから 7 割の 8.0 倍に置いた。

確率:受注の山谷が深く、大手二社と現地勢の競争も強まる。慎重な見方が強いので、4 分の 1 近くに置いた。

悲観 13% 大手と現地勢に押され、構造的に負ける 利益 10 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 655 円252 億円

韓国・中国の現地の水処理会社が、先端の案件にも入ってくる。栗田工業とオルガノは価格で対抗し、野村は受注のために採算を割る。世界の市場は伸びるが、野村のシェアは 6% に下がる。

営業利益率は工事が 3% まで落ち、利益はほとんど残らない。大型案件の採算悪化で、契約資産の一部が回収できず、追加損失が出る。

純利益は 10 億円にとどまり、稼ぐ力で測ると今の時価総額の 1 割にも届かない。残るのは、納入済みの設備と運転管理の契約だけだ。

配当は大きく減り、借入の返済が優先される。会社の評価は、成長する専業から、採算の薄い工事会社へ変わる。

  • 半導体向け超純水装置(新設工事):数量 2.7(世界の半導体向け超純水設備の新設市場(億ドル、実質)× 野村のシェア)× 価格 1.15(物価と単価の指数(今を 1.00。10 年で物価 1.34 倍))→ 売上 466 億円・営業利益 14 億円。新設市場 × シェア、営業利益率 3%
  • 運転管理・保守・製薬・産業向け:数量 110(運転管理・保守の対象設備の量(今を 100 とする指数))× 価格 1.20(物価と単価の指数(今を 1.00。10 年で 1.34 倍))→ 売上 75 億円・営業利益 9 億円。営業利益率 12%

倍率:稼ぐ力(純利益 10 億円 ÷ k)は約 110 億円しかないので、床は売れる資産の側で測る。契約資産・売掛金などの回収価値から借入を引いた今の自己資本 393 億円に PBR 0.64 倍(約 6 割)を掛けた。積み上げた利益には掛けない。EV ÷ 営業利益で見ると 29 倍と高いが、これは利益が崩れた年の値で、床は資産の回収価値で測るため問題としない。EV でも見た:時価総額 252 億円に純有利子負債 411 億円を足した EV は 663 億円で、この筋書きの営業利益 23 億円に対して高く見える。ただしこの値は利益の倍率でなく処分価値(床 250 億円)で置いたもので、借金は床の中で先に返す前提。利益の倍率だけで割安・割高とは言っていない。

確率:中国・韓国勢の台頭と、大手二社の価格攻勢が重なり、採算が崩れる筋書き。構造的な負けの確率を 1 割強と置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

半導体向け超純水装置(新設工事)

半導体工場の洗浄に使う超純水の製造設備を、設計・製造・据え付けまで請け負う。売上の大半を占める。

数量世界の半導体向け超純水設備の新設市場(億ドル、実質)× 野村のシェア価格物価と単価の指数(今を 1.00。10 年で物価 1.34 倍)売上営業利益
今 2026/03 3.4 1.00 505 56
10 年後 中立 6.9 1.34 1,393 202

取り方:市場は直近 3 期の売上の平均(約 750 億円)を、野村のシェア 12% 前後(外部の見立て 10〜15%)で割り戻した約 42 億ドル(推定)。2026年3月期のシェアは端境期で約 8%。売上 505 億円は全社 562 億円から保守等の推定 57 億円を引いた額。 10 年の数量(中立は 3.37→6.93 で 2.06 倍)は、実質の市場 1.5 倍(物価を除く)に、端境期の 8% から平常の 11% へのシェアの戻り(1.375 倍)を掛けたもの。名目の市場の伸びを数量に置いたものではなく、物価の分は価格の指数に別に掛けている。

運転管理・保守・製薬・産業向け

納入した設備の運転管理・保守と、製薬・産業向けの水処理。景気に左右されにくい安定収益。

数量運転管理・保守の対象設備の量(今を 100 とする指数)価格物価と単価の指数(今を 1.00。10 年で 1.34 倍)売上営業利益
今 2026/03 100 1.00 57 11
10 年後 中立 160 1.34 122 24

取り方:開示がないため、売上の約 96% が水処理装置という記事と全社の売上から逆算した推定(約 1 割)。利益率は運転管理の性格から約 19% と置いた。 10 年の指数(中立は 100→160)は設置済みの設備の増加という実物で、名目の伸びではない。物価の分は価格の指数に別に掛けている。

リスクと懸念

受注の山谷(工事の端境期)

売上は大型案件の受注と完工で決まる。2026年3月期は 4 割減った。工事が数期にまたがるため、受注の空白は 1〜2 年遅れて売上に出る。谷の年は固定費の負担が重く、利益が大きく崩れる。

運転資本と借入の重さ

工事が進むほど契約資産が積み上がり、代金の回収は後になる。純有利子負債は 411 億円で自己資本に迫る。金利が上がる前提では、借り換えのたびに利払いが利益を削る。

大口顧客と地域への偏り

売上の半分近くが米国など特定の地域で、案件も少数の大口に偏る。一社の投資計画の延期や中止が、期の売上を大きく動かす。顧客の名前や比率の詳細は確認できていない。

大手二社と現地勢の競争

栗田工業とオルガノは野村より大きく、同じ顧客に提案する。韓国・中国には現地の水処理会社もある。入札型の案件が多く、値段を自社で決めきれない。

期初の遅れと今期予想の重さ

今期は売上 970 億円、営業利益 160 億円を見込むが、期初の四半期の売上は 92 億円で前年を下回った。残り 3 四半期に 9 割近くが偏る。工事の着工が再び遅れれば、予想を下げることになる。

水の再利用と市場の質

水の再利用が進むと、新しく売る水の総量は増えにくい。装置は高度になるが、台数は伸びない可能性がある。国や地域の水規制も案件の規模を左右する。

今後の分かれ目

今期の受注が会社予想を上回り、受注残が積み上がる
楽観・やや楽観の確率を上げてよい。ただし運転資本の増え方と純負債も確認する。
期初の遅れが続き、通期の売上予想が引き下げられる
慎重側の確率を厚くする。工事の遅れが一時的か、顧客の計画変更かを見分ける。
米国・日本で超大型の新工場が追加で受注できる
シェアを高めに置く。中立のシェア 11% を 12〜13% へ上げて見直す。
韓国・中国の現地勢が先端の案件でも受注し始める
悲観の確率を上げ、営業利益率の想定を下げる。価格の伸びが物価を下回る期間も延ばす。
運転管理・保守の売上比率が 2 割を超えて伸びる
収益が安定するので、循環の上乗せを小さくしてよい。利益率の下限も上がる。
水処理の大手が買収の提案をする
買収価格が本質価値を上回るかを見る。技術と顧客の価値が評価される形なら、楽観側に寄せる。

見ておくもの

  • 四半期ごとの受注高と受注残
  • 契約資産と純有利子負債の推移
  • 米国・日本の新工場の着工時期
  • 栗田工業・オルガノの半導体向け受注
  • 運転管理・保守の売上比率

倍率と資本コストの決め方

市場の大きさは直近 3 期の売上の平均を、野村のシェアの外部推計 10〜15% で割り戻して推定し、そこに実質の伸びと物価を掛けて 10 年を積んだ。k は 7.5% に quality +1.5% を足した 9.0%。倍率は長く続く ROE と g 4% から出した正当化 PER の 7〜9 割に置き、今の株価や同業の PER とは比べていない。悲観の床は、今の自己資本に回収価値の割合を掛けた。新リース会計基準で営業利益や純負債の形が 2028 年 3 月期から変わるが、この分析は今と同じ形(家賃を費用に入れた形)で置いた。今の時価総額は最後に比べただけである。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.5→19.68 倍・やや楽観 PER 11.7→19.17 倍・中立 PER 11.5→17.6 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +1.5% を足した 9.0%。個別のリスクは筋書きと確率で表す。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 9.00% → 7.75%。

同じ業種(機械)の AI 分析

割安 ゼネラルパッカー6267 袋詰めの自動包装機で国内の上位にいる堅実な中堅。現金を抱えたまま安く放置され、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +94.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 タクミナ6322 小型定量ポンプの国内トップ。財務が堅く利益率も安定し、足元の落ち込みを織り込めば割安と見る 本質価値との差 +85.9% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 横田製作所6248 空気混じりの水を吸う自吸ポンプで稼ぐ小さな専業メーカー。純現金が時価総額の6割あり、事業の値段はかなり安い 本質価値との差 +85.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 西部技研6223 工場の除湿とVOC処理で世界上位。電池投資の波を割り引いても、純現金を抱えた今の値段は10年の価値を大きく下回る割安 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ガリレイホールディングス6420 国内の冷やす設備で首位級。厚い現金と保守の積み上げで下値が浅く、中立でも今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +77.5% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 日進工具6157 小径エンドミルの専業。純現金が時価総額の半分あり、事業の稼ぐ力も高い。結論は やや割安 本質価値との差 +68.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 三菱化工機6331 水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +66.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 オーケーエム6229 船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +54.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +49.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +48.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +46.1% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アマノ6436 勤怠と駐車場の保守収益に厚い現金。利益の大半を返す会社で、10 年の筋書きの加重では今の値段をやや上回る 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日精エー・エス・ビー機械6284 ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +35.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +34.9% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 アイチコーポレーション6345 国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

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読んだ資料

  1. 中期経営計画 TTT-26(要約)
  2. 野村マイクロ・サイエンス 紹介記事(日経BP)
  3. 2027年3月期 第1四半期決算短信

分析日 2026-10-19