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アイチコーポレーション 6345

国内の高所作業車で 6 割を握る安定した稼ぎ手。純現金を足しても 10 年先の本質価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正圏

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,776 円1,147 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,420 円917 億円差 +25.1%
10 年後から見ると やや割安 価値 1,776 円1,147 億円 · 差 +25.1% · 期待の年率 +8.2%
期待の年率リターン(10 年)+8.2%資本コスト比 +1.4 pt
推定の資本コスト6.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 6.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

アイチコーポレーションは、電柱や電線の工事に使う高所作業車で国内首位の会社だ。トラックの荷台に作業台を載せたタイプは、国内の約 6 割を握る。売上の 4 分の 1 弱は部品と修理で、納めた車が働く限り入ってくる。

筆者の結論は「適正」だ。10 年後の中立の時価総額は今の 1.4 倍だが、配当を足して資本コストで割り引くと、本質価値は今の値段とほぼ同じになる。割安でも割高でもない。

理由は 2 つある。1 つは、堀が国内で完結していること。国内の台数は人口とともに細り、値上げと保守収入がその目減りを補う程度だ。もう 1 つは手元の純現金で、時価総額の約 3 割にあたる。2025 年の自己株式 TOB で一部を株主に戻した実績があり、残りも戻る可能性が高い。

伸びしろは海外にある。会社は 2029 年度に海外売上 150 億円を掲げるが、今は 40 億円ほどで、利益はほとんど出ていない。当たれば上振れ、外れても国内の稼ぎは残る。中立では、海外は 10 年かけて 100 億円ほどにとどまるとみた。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で見ると、この会社は良い事業の小型版だ。国内首位で、保守収入があり、借金がない。10 年先も電柱は立ち、人は高い所で作業する。この単純さは好ましい。

株主が自由に使えるオーナー利益は、営業利益の 8 割ほどとみる。設備投資は大きいが、高崎と伊勢崎の投資は生産性の改善が目的で、ここから先は一巡する。減価償却を引いても、稼ぐ力は残る。

気になるのは資本の使い方だ。純現金は時価総額の約 3 割あり、自己資本も厚い。TOB で一部を返したのは筋が通っている。ただし自社株買いは、本質価値より安い時にだけ価値を生む。2025 年の TOB が安かったかどうかは、10 年後に分かる。

払う値段に安全域があるか。答えは「ほどほど」だ。純現金が下値を支える。それでも国内の事業が 10 年で今の稼ぎを大きく超えるとは言いにくい。海外が当たれば上振れる。ただ、その賭けは、買い手が代金を払うほど確かではない。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は特装車だ。高所作業車と、電柱の穴を掘って柱を建てる穴掘建柱車が中心で、売上の約 4 分の 3 を占める。買い手は電力会社、通信会社、工事会社、レンタル会社だ。

高所作業車には 2 つの型がある。トラックの荷台に作業台を載せたトラックマウント式と、車輪で自走する自走式だ。前者は道路沿いの電線工事に、後者は建物の内外装や工場・倉庫の作業に使う。国内シェアは前者が約 6 割、後者が約 2 割だ。

部品・修理は売上の約 23% を占める。高所作業車は人が乗る機械で、定期の点検が欠かせない。保有台数が増えるほど、安定した収入が積み上がる。利益率は新車より高いと筆者は見る(会社は開示していない)。

海外は売上の約 7% にとどまる。欧州はドイツを中心に現地のパートナー経由で売り、東南アジアでは電力会社向けを狙う。伊藤忠商事の海外網が頼りだ。

生産体制は大きく変わりつつある。2026 年 1 月に群馬県玉村町で高崎工場が動き出した。自走式の専用工場で、初期投資は約 85 億円。2026 年 9 月には伊勢崎事業所に塗装工場が加わる。会社は全体の生産性が 4 割上がると説明している。

優良さと弱いところ

堀は、販売と保守の網にある。首位の会社から買えば、台数が多いぶん修理の手配も部品の在庫も整っている。電力会社や工事会社には、それが何よりの安心になる。新参が同じ網を作るには、長い時間がかかる。ただし堀は国内に限られる。

価格を決める力は普通だ。買い手が電力・通信の大手で、購買力が強い。それでも首位の地位があるので、鋼材や人件費の上昇を値上げで追えていると筆者は見る。営業利益率は 2016 年 3 月期以降、10% 前後から 12% 台で安定している。

資本の効率は低い。ROE は過去 10 年の中央値が 7.8% で、資本コストを下回る年が多かった。原因は自己資本の厚さだ。自己資本比率は 8 割を超えている。2025 年の自己株式 TOB で少し薄まったが、まだ厚い。

弱みは 3 つある。国内の台数が人口とともに細ること。海外にまだ足場がないこと。単一の製品群に頼っていること。会社は、新工場と海外の販売網で、この 3 つを一度に変えようとしている。成否は 5 年後に見えてくる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の高所作業車は、電力・通信の設備工事と、建築・設備の保守が支えている。需要の大半は買い替えだ。高度成長期に建てた電柱、鉄塔、橋、トンネルの点検と更新が増えている。人手不足は、機械化を後押しする。

逆風もある。人口が減れば、工事の総量は細る。電線の地中化が進めば、トラック式の主な仕事場が減る。筆者は、国内の新車の台数が 10 年でわずかに減る(0.97 倍)とみる。

競合は、国内ではタダノが高所作業車も手がけている。アイチは電柱まわりに強い。自走式は 2 割の持ち分で、まだ伸ばす余地がある。

世界は別の競争だ。市場の大きさは調査会社によって 90 億〜210 億ドルと幅が広く、年 4〜10% の成長が見込まれている。北米が最大で、欧米と中国の大手が席巻している。レンタル会社が価格に厳しい世界で、日本の小さな会社は存在感が薄い。会社は世界の 10 位入りを狙う。

電動化は追い風になりうる。工事現場の騒音や排ガスの規制が強まれば、電動の高所作業車の単価は上がる。国内の電力会社が先に電動化を進めれば、アイチの強みが活きる。

資本政策と M&A

還元は厚くなった。配当は 8 期連続で増え、配当性向 60% 以上を基準にしている。2025 年には自己株式 TOB で発行済株式の約 13% を買い、約 128 億円を株主に戻した。

大きな転機は、株主の入れ替えだ。長く親会社だった豊田自動織機が TOB に応じ、続いて保有株の一部を伊藤忠商事に譲った。伊藤忠は議決権の約 27% を持つ筆頭株主になった。豊田自動織機の持分は 20% 台に下がり、親子上場は解消に向かった。きっかけは、英国の投資ファンドが 2024 年に出した提言だ。過剰な自己資本と親子上場を批判していた。

今後の M&A は、海外の販売会社や保守拠点の買収が中心になりそうだ。伊藤忠が株主になったことで、海外での提携や出資の可能性は高まった。買われる側として見ると、伊藤忠と豊田自動織機の 2 社で約 5 割を持つ。第三者の買収は難しい。2 社の持分の動きが、TOB 観測の中心になる。

還元の点検(P3 2026-10-19):配当性向60%以上が基準。中立の還元は約65%。直さず。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

国内は守りが堅いまま、海外が計画どおりに伸びる。会社は 2029 年度に営業利益 140 億円、海外売上 150 億円、ROE 10% 超を掲げた。2026 年 3 月期の営業利益は 75 億円だから、ほぼ倍になる。支えるのは設備投資だ。高崎工場で自走式を専用ラインに移し、塗装工場で部品の内製を進める。全体の生産性は 4 割上がる。人手不足の国内では、省人化の機械は値上げしても売れる。

伊藤忠という筆頭株主を得たことも大きい。世界の拠点網、リース、中古車のオークション、共同調達が使える。リースと中古流通が育てば、新車の台数が安定し、保守収入の母数である保有台数も増える。

資本の面でも変わった。親子上場は解消に向かい、過剰な自己資本は TOB で一部返した。配当性向 60% 以上を掲げる会社の ROE は、10% に近づいていく。国内の 6 割のシェアに、増産した海外が加われば、利益は 10 年で 8 割ほど増える。純現金もある。守りと攻めが両方そろった珍しい小型株だ。

慎重な見方

国内の台数は減り、海外は赤字を垂れ流す。人口が減れば工事の量が減る。電力・通信会社は設備投資を絞るし、電線の地中化が進めば、トラック式の仕事そのものが減る。首位でも、市場が縮めば首位の座は役に立たない。

海外は簡単ではない。市場は大きいが、欧米と中国の大手がレンタル会社向けに大量に売る。レンタル会社は価格に厳しく、小さな新参に台数を割かない。海外の利益は今ほぼゼロだ。売上が 3 倍になっても、利益が出る保証はない。会社が掲げる 2029 年度の営業利益 140 億円は、今の倍近い。過去 10 年の営業利益は 60 億〜80 億円の幅に収まっている。

投資も重い。高崎と伊勢崎に合計 120 億円を投じた。減価償却が利益を圧迫し、稼働率が上がらなければ負担だけが残る。

最後に資本効率の問題がある。ROE は 10 年の中央値で 7.8% と、資本コストに届いていない。純現金は魅力だが、戻らなければ ROE を下げるだけだ。

どちらに重みを置いたか

国内の堅さは、強気の見方に分がある。首位の地位と保守収入は 10 年で崩れにくく、純現金も下値を支える。だが海外と利益率の大幅な改善は、慎重な見方の言い分が強い。実績が計画に追いついていない。中立の営業利益は会社の計画の 140 億円には届かず、10 年後で 100 億円強とした。確率は、中立 36%、やや楽観とやや悲観が各 22%、楽観と悲観が各 10%。上と下が釣り合い、本質価値は今の時価総額とほぼ同じになった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,349 円1,517 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 767 円495 億円)。 今の値に割り戻すと 1,776 円1,147 億円、今との差 +25.1%、 期待の年率 +8.2%(資本コスト 6.8%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 3,854 円2,488 億円 1,007 円650 億円 +242.3% +13.1% 486 円314 億円
やや楽観 22% 3,127 円2,019 億円 883 円570 億円 +182.4% +10.9% 882 円570 億円
中立 36% 2,615 円1,688 億円 774 円500 億円 +138.7% +9.1% 1,220 円788 億円
やや悲観 22% 1,299 円839 億円 682 円440 億円 +39.5% +3.4% 436 円281 億円
悲観 10% 488 円315 億円 434 円280 億円 −35.1% −4.2% 92 円60 億円
加重平均100% 2,349 円1,517 億円767 円495 億円 +119.5% +8.2% 3,117 円2,012 億円

今の株価時価総額 1,420 円917 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 6.8% を下回るほど割高。

楽観 10% 海外が計画を超えて育ち、国内の堅さと両立する 利益 123 億円 · PER 19.3 倍 · 株価時価総額 3,854 円2,488 億円

伊藤忠の網と高崎工場が効き、海外が会社の計画を超えて育つ。海外の販売は 10 年で 1,100 台になり、売上は 200 億円を超える。欧州は南欧・東欧に広がり、東南アジアでは電力会社向けの電動車が定着する。

国内は人手不足と設備の更新で台数が増え、自走式のシェアも 2 割台後半に上がる。電動化で平均単価が上がり、値上げも通りやすい。保守の保有台数は 1 割ほど増え、部品・修理が利益を支える。

利益率は国内 13%、海外 10% まで上がる。全社の営業利益は 140 億円台に乗り、ROE は 13% になる。会社が 2029 年度に掲げた目標が、数年遅れで実現した姿だ。還元は配当性向 60% 超を保ち、自社株買いも続く。

  • 国内の特装車(高所作業車など):数量 3,300(国内向け新車の販売台数(台、推定))× 価格 1,812(1 台あたりの平均売上(万円、名目))→ 売上 598 億円・営業利益 78 億円。台数増・電動化で単価上昇、利益率 13%
  • 海外向けの特装車:数量 1,100(海外向け新車の販売台数(台、推定))× 価格 1,876(1 台あたりの平均売上(万円、名目))→ 売上 206 億円・営業利益 21 億円。1,100 台、利益率 10%
  • 部品・修理(アフター):数量 58,000(国内で動いている保有台数(台、推定))× 価格 39(1 台あたりの年間の部品・修理売上(万円、名目))→ 売上 223 億円・営業利益 45 億円。保有台数が 1 割増、利益率 20%

倍率:事業の純利益 121 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.4% が k 6.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.2% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)150 億円。全体の PER 19.34 倍、時価総額 2,488 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:伊藤忠の網と新工場が最大限に効き、会社が掲げた目標を数年遅れで実現する前提が要るため 1 割にとどめた。

やや楽観 22% 海外は計画に届かないが、国内と保守収入で着実に伸びる 利益 104 億円 · PER 18.3 倍 · 株価時価総額 3,127 円2,019 億円

海外は計画に届かないが、国内の堅さと保守収入で、利益が着実に伸びる。海外の販売は 800 台、売上は 150 億円ほどになる。欧州で売り先が南欧に広がり、東南アジアは電力向けで足場を固める。利益率は 8% 台に乗る。

国内は台数が横ばいで、電動化と機能の追加で単価が物価を少し上回って上がる。高崎工場の効果で、新車の利益率は 12% に上がる。部品・修理は保有台数が増えて、利益の柱になる。

営業利益は 120 億円、ROE は 11% になる。会社の目標の 8 割強だ。配当性向 60% 超は続き、自社株買いも時折入る。

  • 国内の特装車(高所作業車など):数量 3,200(国内向け新車の販売台数(台、推定))× 価格 1,773(1 台あたりの平均売上(万円、名目))→ 売上 568 億円・営業利益 68 億円。台数横ばい、単価は物価を少し上回る、利益率 12%
  • 海外向けの特装車:数量 800(海外向け新車の販売台数(台、推定))× 価格 1,876(1 台あたりの平均売上(万円、名目))→ 売上 150 億円・営業利益 13 億円。800 台、利益率 8.5%
  • 部品・修理(アフター):数量 55,000(国内で動いている保有台数(台、推定))× 価格 38(1 台あたりの年間の部品・修理売上(万円、名目))→ 売上 207 億円・営業利益 40 億円。保有台数が 6% 増、利益率 19.5%

倍率:事業の純利益 102 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.4% が k 6.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.2% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)150 億円。全体の PER 18.34 倍、時価総額 2,019 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:海外が計画に届かなくても、国内の首位と保守収入で利益が伸びる。見通しの上位レンジに近い想定で、2 割強に置いた。

中立 36% 国内は台数減を値上げで補い、海外は薄い利益で育つ 利益 88 億円 · PER 17.6 倍 · 株価時価総額 2,615 円1,688 億円

国内は台数がじわりと減り、値上げで補う。海外は 10 年で 550 台まで増えるが、利益は薄い。国内の新車は 3,100 台へ 3% 減り、価格は物価並みの 1.34 倍になる。電線の地中化と人口減の影響を、更新需要と人手不足による機械化が打ち消す形だ。

海外は売上が 100 億円ほどになる。会社の計画には届かず、利益率は 7% にとどまる。欧州では大手に価格で勝てず、東南アジアで電力会社向けの案件を積み上げる。

部品・修理は台数が変わらず、物価並みに単価が上がって 190 億円ほどになる。利益率は 19% を保つ。全社の営業利益は 100 億円強、ROE は 10% 近くになる。配当性向 60% 前後が続き、純現金は戻っていく。

  • 国内の特装車(高所作業車など):数量 3,100(国内向け新車の販売台数(台、推定))× 価格 1,722(1 台あたりの平均売上(万円、名目))→ 売上 534 億円・営業利益 59 億円。台数 3% 減、単価は物価並み、利益率 11%
  • 海外向けの特装車:数量 550(海外向け新車の販売台数(台、推定))× 価格 1,876(1 台あたりの平均売上(万円、名目))→ 売上 103 億円・営業利益 7 億円。550 台、利益率 7%
  • 部品・修理(アフター):数量 52,000(国内で動いている保有台数(台、推定))× 価格 37(1 台あたりの年間の部品・修理売上(万円、名目))→ 売上 192 億円・営業利益 36 億円。保有台数は横ばい、利益率 19%

倍率:事業の純利益 86 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.1% が k 6.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.2% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)150 億円。全体の PER 17.58 倍、時価総額 1,660 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の台数減を物価と更新需要が打ち消し、海外は少しずつ育つ。最も起こりやすい姿として 4 割弱に置いた。

やや悲観 22% 国内の値引き競争と海外の伸び悩みで利益が頭打ち 利益 66 億円 · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 1,299 円839 億円

国内で競争が強まり、海外も伸び悩んで、利益率が下がる。国内の新車は 2,850 台まで減り、値上げが物価に追いつかなくなる。大口の電力・通信会社が購買を集約し、値引きを迫る。タダノなどの競合と価格で争う場面が増える。

海外は 380 台にとどまり、利益率は 3% で足踏みする。高崎と伊勢崎の新設備は稼働率が上がらず、減価償却が重い。

営業利益は 76 億円と、今とほぼ変わらない。物価で売上が増えても、利益は増えない。ROE は資本コストをわずかに超えるだけで、新しい投資の稼ぎが薄れ、倍率は下がる。

  • 国内の特装車(高所作業車など):数量 2,850(国内向け新車の販売台数(台、推定))× 価格 1,671(1 台あたりの平均売上(万円、名目))→ 売上 476 億円・営業利益 43 億円。台数 11% 減、値引きで単価が伸びず、利益率 9%
  • 海外向けの特装車:数量 380(海外向け新車の販売台数(台、推定))× 価格 1,820(1 台あたりの平均売上(万円、名目))→ 売上 69 億円・営業利益 2 億円。380 台、利益率 3%
  • 部品・修理(アフター):数量 50,000(国内で動いている保有台数(台、推定))× 価格 36(1 台あたりの年間の部品・修理売上(万円、名目))→ 売上 182 億円・営業利益 31 億円。保有台数が微減、利益率 17%

倍率:事業の ROE 7.6% が k 6.75% とほぼ同じで、新しい投資の稼ぎは資本コスト並み。正当化 PER の上限は 13 倍強で、国内の値引き競争で利益の質が落ちる分を割り引き、約 8 割弱の 10.5 倍に置いた。

確率:大口顧客の購買集約と海外の伸び悩みは十分にありうる。首位の堀が国内で厚い分、悲観より重くはしなかった。

悲観 10% 国内で構造的に負け、海外から撤退する 利益 31 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 488 円315 億円

国内で構造的に負け、海外から撤退する。国内の新車は 2,400 台まで減る。電線の地中化と設備投資の絞り込みで、トラック式の需要が縮む。安い輸入機が自走式から入り、値引き競争で価格は物価に追いつかない。

海外は失敗し、150 台まで縮んで赤字が続く。新工場は稼働率が上がらず、一部を減損する。

営業利益は 36 億円まで落ちる。部品・修理は残るが、保有台数が減り、単価も伸びない。優良会社の地位から後退し、国内の首位も名ばかりになる。

株主への還元は縮み、配当も減る。それでも、価値の下を支えるものは残る。純現金と、部品・修理の安定した稼ぎだ。伊藤忠など大株主が事業を見直し、持分の売却や再編に動く可能性もある。

  • 国内の特装車(高所作業車など):数量 2,400(国内向け新車の販売台数(台、推定))× 価格 1,542(1 台あたりの平均売上(万円、名目))→ 売上 370 億円・営業利益 19 億円。台数 25% 減、値引き競争、利益率 5%
  • 海外向けの特装車:数量 150(海外向け新車の販売台数(台、推定))× 価格 1,680(1 台あたりの平均売上(万円、名目))→ 売上 25 億円・営業利益 −1 億円。150 台、赤字
  • 部品・修理(アフター):数量 46,000(国内で動いている保有台数(台、推定))× 価格 34(1 台あたりの年間の部品・修理売上(万円、名目))→ 売上 158 億円・営業利益 19 億円。保有台数が 1 割強減、利益率 12%

倍率:事業の ROE 3.9% が k 6.75% を下回り、ためた利益は額面を下回る価値。上限の 1÷k(約 13 倍)まで行かず、構造的に負けた会社の稼ぐ力として 8.0 倍に置いた。余った現金は今の 5 割。

確率:国内の構造的な負けと海外の撤退が重なる複合の筋書き。保守収入と純現金が下を支えるので 1 割にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内の特装車(高所作業車など)

トラックマウント式・自走式の高所作業車と穴掘建柱車などの、国内向け新車の製造販売。

数量国内向け新車の販売台数(台、推定)価格1 台あたりの平均売上(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 3,200 1,285 411 47
10 年後 中立 3,100 1,722 534 59

取り方:売上の約 4 分の 3 を占める特装車のうち、海外向け(全社の約 7%)を除いた国内の新車を約 411 億円と置いた。平均単価を 1 台 1,285 万円と推定して約 3,200 台。台数と単価は開示がない推定。国内シェアはトラックマウント式 61.4%、自走式 21.0%(会社の採用サイト)。営業利益は開示がなく、部品・修理を高めに置いた残りとして約 11% と推定。

海外向けの特装車

欧州・東南アジア・北米向けの高所作業車の輸出と現地販売。2029 年度に 150 億円が会社の目標。

数量海外向け新車の販売台数(台、推定)価格1 台あたりの平均売上(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 300 1,400 42 0
10 年後 中立 550 1,876 103 7

取り方:海外売上は全社の約 7%(約 42 億円)。1 台あたり約 1,400 万円として約 300 台と推定した。2029 年度の会社の目標は 150 億円。規模が小さく、利益はほぼゼロ付近と推定。 数量は販売台数(実物)。

部品・修理(アフター)

国内で動いている高所作業車の部品販売と修理・点検。小さなリースなどの収入を含む。

数量国内で動いている保有台数(台、推定)価格1 台あたりの年間の部品・修理売上(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 52,000 28 143 28
10 年後 中立 52,000 37 192 36

取り方:部品・修理は売上の約 23% に、リースなど小さな収入を足して約 143 億円。国内で動いている保有台数を約 5.2 万台、1 台あたり年 27.5 万円と推定した。営業利益は全社の利益から逆算し、約 20% と推定。

リスクと懸念

国内の台数が想定より早く減る

人口減と設備投資の絞り込みで、電力・通信の工事量が想定より細る可能性がある。電線の地中化が加速すれば、トラック式の主な仕事場が減る。国内が売上の大半を占める会社なので、台数が 1 割違えば営業利益が 1 割以上動く。値上げで補える範囲には限りがある。

海外の立ち上げが計画どおりにならない

欧米と中国の大手が席巻する市場で、小さな日本の会社が足場を築く挑戦だ。レンタル会社は価格に厳しく、販売網も一から作る必要がある。海外の利益は今ほぼゼロで、売上が増えても利益が出る保証はない。会社の 2029 年度目標の営業利益 140 億円は、海外の成功に依存する。

大口顧客の購買力

電力会社と通信会社は、台数も価格も大きな交渉力を持つ。購買を集約されたり、入札で値引きを迫られたりすれば、利益率が下がる。保守収入も、顧客が自前の整備や他社の整備を増やせば細る。国内首位でも、顧客より強いわけではない。

新工場の投資を回収できない

高崎工場に約 85 億円、伊勢崎の塗装工場に約 35 億円を投じた。生産性の 4 割向上は会社の説明で、まだ証明されていない。稼働率が上がらなければ、減価償却の負担だけが残る。計画していた台数の増産は、需要があって初めて意味を持つ。

株主の動きと資本の使い方

伊藤忠と豊田自動織機の 2 社で約 5 割を持つ。どちらかが持分を動かせば、需給が揺れる。純現金を、割高な海外の買収や自社株買いに使えば、価値を壊す。親子上場の解消が進み、ガバナンスは改善したが、経営の資本配分の質は、これから試される。

安い輸入機の参入

中国メーカーが自走式の高所作業車で低価格の輸入機を国内に広げる可能性がある。自走式は国内の持ち分が 2 割にすぎず、守りが薄い。電動化の技術が追いつけば、トラック式にも及ぶ。価格で負ければ、国内首位の利益率が崩れる。

今後の分かれ目

会社の海外売上が 100 億円を超え、利益も出始めたら
楽観・やや楽観の確率を上げてよい。欧州と東南アジアのどちらで伸びたかを見る。
国内の新車の台数が 2 年続けて前年を割ったら
やや悲観・悲観の確率を上げる。電力・通信の購買計画と地中化の進み方で原因を確かめる。
高崎工場の稼働が軌道に乗り、営業利益率が 13% を超えたら
生産性向上の説明が裏づけられたとみて、中立の利益率を引き上げる。
伊藤忠か豊田自動織機が持分を大きく動かしたら
需給とガバナンスの両面で価値を見直す。TOB の可能性が出れば、純現金と海外の育ち具合を見て値段の妥当性を判断する。
中国メーカーが国内の自走式で大きな受注を取ったら
国内の値決め力が崩れ始めたとみて、やや悲観側に確率を移す。
会社が大型の買収や、割高に見える自社株買いを発表したら
資本配分の質を個別に確認する。純現金が価値を生む使われ方か、壊す使われ方かで見方が分かれる。

見ておくもの

  • 国内の高所作業車の販売台数とシェア(トラック式 6 割・自走式 2 割の維持)
  • 海外売上の水準と利益(2029 年度 150 億円の目標に対する進み具合)
  • 高崎工場・伊勢崎の塗装工場の稼働と、営業利益率の変化
  • 伊藤忠・豊田自動織機の持分と、配当・自社株買いの方針
  • 電線の地中化の進み方と、電力・通信各社の設備投資計画

倍率と資本コストの決め方

倍率は、正当化 PER の上限の 8〜9 割に、利益の質(国内首位・保守収入・純現金)を見て置いた。今の株価や同業の倍率は見ていない。数量は国内の新車 3,200 台、海外 300 台、保有 5.2 万台の推定から出し、価格は物価並みの 1.34 倍を基本にした。余った現金 150 億円は別に足し、戻り方は実績から 1.0 とした。同じ領域の会社より k が低いのは、純現金と循環の小ささのため。その分 k − g が小さく PER の上限が高く出るが、g は 4% を超えていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 15.9→19.34 倍・やや楽観 PER 14→18.34 倍・中立 PER 13→17.58 倍)。

資本コスト 6.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.0% = 7.5%。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.50% → 6.75%。

同じ業種(機械)の AI 分析

割安 ゼネラルパッカー6267 袋詰めの自動包装機で国内の上位にいる堅実な中堅。現金を抱えたまま安く放置され、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +94.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 タクミナ6322 小型定量ポンプの国内トップ。財務が堅く利益率も安定し、足元の落ち込みを織り込めば割安と見る 本質価値との差 +85.9% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 横田製作所6248 空気混じりの水を吸う自吸ポンプで稼ぐ小さな専業メーカー。純現金が時価総額の6割あり、事業の値段はかなり安い 本質価値との差 +85.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 西部技研6223 工場の除湿とVOC処理で世界上位。電池投資の波を割り引いても、純現金を抱えた今の値段は10年の価値を大きく下回る割安 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 ガリレイホールディングス6420 国内の冷やす設備で首位級。厚い現金と保守の積み上げで下値が浅く、中立でも今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +77.5% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 日進工具6157 小径エンドミルの専業。純現金が時価総額の半分あり、事業の稼ぐ力も高い。結論は やや割安 本質価値との差 +68.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 三菱化工機6331 水素と環境の設備で過去最高益。利益率は歴史的な高さだが、利益を平らにならしても今の時価総額を上回り、割安と見る 本質価値との差 +66.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 エスティック6161 自動車ラインのネジ締付で営業利益率2割を15年守る小さな専業。無借金で現金も厚く、10年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 住友重機械工業6302 極低温冷凍機や射出成形機には本物の堀があるが、建機の価格競争と変減速機買収の失敗が重荷で、優良さの立て直しは道半ば 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 オーケーエム6229 船の排ガス用バルブで世界の4割を握る小さな専門家。造船の波は読みにくいが、今の値段はやや安い 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 竹内製作所6432 ミニショベルの草分けが北米のローダーで稼ぎ、財務も堅い。ただ関税と建設循環の重さが残り、10 年では今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +57.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フリージア・マクロス6343 住宅の断熱工事と関連会社の持分で利益は厚いが、親会社の支配で株主にほぼ戻らない。今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 だいわ6459 保守の前受金がふくらませた厚い現金と、国内で伸びない冷蔵庫事業。事業の稼ぎは堅く、現金の戻り方を半分に見ても、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 レオン自動機6272 包あん機の世界的なニッチ首位。米国の新工場という賭けを織り込んでも、今の値段は安いと見る 本質価値との差 +54.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ヨシタケ6488 蒸気を制御する弁の老舗で、純現金が時価総額の3割。10年では利益が積み上がり、今の値段は割安の側 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 クボタ6326 北米農機の不振を建機と水インフラの底堅さが補う構図。中立の 10 年後は今の時価総額を大きく上回るが、薄れる ROE と農機の谷を入れると今の値段はやや割安 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 サンセイ6307 ビルの窓拭きゴンドラと舞台装置、下関の船舶修理の二本柱。過去最高益は高額修理の一時的な山で、ならした稼ぎで見ればほぼ適正 本質価値との差 +51.8% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 AIRMAN6364 国内ではほぼ独占の可搬式コンプレッサ屋。北米での拡大と電動化の波を天秤にかけると、中立の筋書きで今の値段をやや上回る 本質価値との差 +49.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 兼松エンジニアリング6402 下水や工場の汚泥を吸う特装車で国内首位。地味だが稼ぐ力は確かで、10年で見てやや割安 本質価値との差 +48.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 木村工機6231 工場や店舗向け空調の専業で、利益率は過去最高圏。事業の質は高いが、10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三井海洋開発6269 FPSO 世界 3 強の一角。受注は過去最高で、中立の 10 年後は時価総額が今の 1.6 倍ほどに育つ。ただ工事の失敗歴が重く、安全域は見かけほど厚くない 本質価値との差 +46.1% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アマノ6436 勤怠と駐車場の保守収益に厚い現金。利益の大半を返す会社で、10 年の筋書きの加重では今の値段をやや上回る 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 日本ギア工業6356 原発の弁を動かす装置でほぼ独占に近い小さな会社。稼ぐ力は強いが、ため込んだ資金は戻りにくく、今の値段は妥当からやや高め 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 TEIKOKU(旧・帝国電機製作所)6333 世界首位級の無漏洩ポンプ専業。稼ぐ力に比べ値段は軽く、確率の加重では今を 1 割強上回る。ただし利益率の高さが前提 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 東京機械製作所6335 新聞輪転機の国内大手。現金は時価総額の倍近いが、本業の市場は縮み、現金は株主に戻ってこなかった 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 電業社機械製作所6365 水インフラの更新需要に支えられ、純現金も厚い。今の値段は低すぎる 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日精エー・エス・ビー機械6284 ペットボトル型容器の成形機で世界首位格。金型と部品が稼ぎの土台で純現金も厚いが、利益は山の高さにあり、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 カナデビア7004 ごみ焼却発電で世界首位級の堅い本業を持つが、大型案件の損失癖が重い。10 年の価値は今を 1 割弱上回る程度で、安全域は薄い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 新東工業6339 鋳造・ブラスト設備の老舗。減損で重荷は消えたが、ROEは資本コスト未満。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +35.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 鈴茂器工6405 寿司ロボットの王者。今の利益は谷で、稼ぐ力の回復を織り込めば割安に傾く 本質価値との差 +34.9% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新晃工業6458 ビル空調の国内首位級で、DC 向けの伸びと保守の厚みを入れても、今の値段はほぼ妥当。確率の加重では今を 1 割ほど上回る水準 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +9.0%) 割安 サンデン6444 ハイセンス傘下で電動化に賭ける再建途上の会社。借金の重さを思えば、値段は見合いに近い 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アイダエンジニアリング6118 プレス機で国内首位。稼ぐ力は弱いが純現金が時価総額の半分。還元が実行されれば今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 三浦工業6005 国内首位の保守網と純現金は堅い。米国買収の立て直しと蒸気の電化が分かれ目で、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 アネスト岩田6381 小型圧縮機と塗装機器は堅実だが稼ぐ力は並み、厚い現金を足して今の値段は適正圏。成長の鍵は買収の出来 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +8.4%) 割安 トーヨーカネツ6369 物流の保守とタンクの法定点検が土台。10年先の価値は今の時価総額を15%ほど上回りやや割安だが、余裕は大きくない 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 日立建機6305 鉱山機械と部品・サービスの伸びは本物。ただ市場の伸びを小松と同じ物差しで測ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +31.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 小田原エンジニアリング6149 電動車のモーター用巻線機で世界2位。ただし2025年の利益は山で、時価総額の7割は現金だ 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 木村化工機6378 原子力関連が利益の半分を稼ぐ受注型の会社で、純現金は厚いが受注残が減り始めており、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 YUSHIN6482 取出ロボットの世界首位級で純現金も厚いが、直近の利益が急落し、10年の稼ぐ力は戻りが不確かで、確率の加重では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) やや割安 ホシザキ6465 国内製氷機6割・冷蔵庫5割の厨房機器首位。海外M&Aで伸び、中立の 10 年後の時価総額は今の約 1.3 倍、確率の加重では今をわずかに下回る、ほぼ適正な値段 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 岡本工作機械製作所6125 研削盤の老舗は、利益の大半を半導体関連装置で稼ぐ。中計の目標は遠く、10年後の利益を平準化して見る 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 タダノ6395 クレーンで世界3位級の堅い事業だが、買収で重くなった資本が稼ぎに追いつかず、10年を通すと今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 野村マイクロ・サイエンス6254 半導体工場の水を作る専業。AI投資の追い風は本物だが、工事の山谷と運転資本の重さを織り込むと、今の時価総額は中立の筋書きを先取りしている 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 澁谷工業6340 飲料と薬の無菌充填で国内を押さえる無借金の機械メーカー。眠る現金と薄い利益率が重く、今の値段にはやや余裕がない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 信和3447 仮設足場の首位級で物流機器も持つ。買収で借金は増えたが、利益の回復と溜まる利益を数えると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三精テクノロジーズ6357 舞台と昇降機の堅い稼ぎに遊戯機械の黒字の定着が乗るかで決まる、今はおおむね妥当な値段 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイフク6383 半導体AI投資と物流自動化の二つの波に乗るが、中立の 10 年後は時価総額が今を 1 割ほど上回るだけで、両方が長く続く前提を強く取り込んだやや割高な値段 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 酉島製作所6363 海水淡水化ポンプの世界首位と保守の稼ぎは本物だが、利益率が上がりきらないまま買収が重なり、10 年後の期待は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 やまびこ6250 北米のホームセンターで売るエンジン工具の専業。今の利益は追い風込みで、10 年の中立では今の値段とほぼ釣り合う適正水準 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 巴工業6309 化学品商社と遠心分離機の二本柱は堅いが、10 年後の中立でも時価総額は今の 1.5 倍どまりで、確率で重ねると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 丸山製作所6316 防除機の国内上位と、北米の洗車機ポンプで約8割を持つ地味な老舗。利益率は薄く、10年後の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヤマダコーポレーション6392 空気で動くダイアフラムポンプで世界に売る中堅。海外比率 63% で稼ぎは強いが、利益率は山の近くにあり、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジャノメ6445 北米に強い家庭用ミシンが稼ぎ頭。純現金は厚いが利益率の振れも大きく、今の値段は本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 タケダ機械6150 鉄骨の加工場の人手不足を機械で埋める会社。財務は堅いが市場は国内の建設に縛られ、資本は眠りがちだ 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トリニティ工業6382 トヨタ系の塗装設備と加飾部品の会社。無借金で現金が厚く、利益の質も悪くないが、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 株式会社三共6417 パチンコ首位と厚い現金は本物だが、縮む市場の利益は先が読めない。確率の加重では今の値段を 1 割弱下回るが、おおむね適正 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小池酸素工業6137 金属を切る機械が稼ぎ、ガスと溶接材料が支える。純現金は厚いが戻りにくく、価値は今の値段の前後 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 マックス6454 鉄筋結束機という強い一本足で稼ぐが、今の値段は成長の続きを深く織り込む。中立の筋書きでも価値は今の値段に届かず、総合はやや割高 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 エコム6225 浜松の工業炉の目利き。保守の積み上げと省エネの改造で稼ぎは底堅く、手元の現金も厚い 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ミクロン精密6159 心なし研削盤の専業。時価総額は手元の現金より小さいが、現金が低利で眠るため、10 年で見ればやや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ダイキン工業6367 空調首位の堀は強いが、化学の失速と中国不振を入れると中立の 10 年後の時価総額は今の 1.2 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割ほど下回る、利益改善を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 富士精工6142 時価総額を超える純現金を持つが、本業は内燃機関の部品を削る工具。現金は眠り、事業は細る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ダイコク電機6430 パチンコホールの情報システムで首位。ただし利益の山は過ぎ、ホール数の減少も重い。確率の加重では今の時価総額をやや上回れず、やや割高 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 月島ホールディングス6332 下水汚泥と官民連携の運営で稼ぐ堅実な会社。10 年の価値は今を 1 割ほど上回るが、三菱化工機との統合で見通しに霧がかかる 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ディスコ6146 切る・削る・磨くの独占は本物だが、中立でも 10 年後の時価総額は今を 4 割ほど上回るだけだ。AI 需要が長く続く前提まで、今の値段は先取りしている 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 キッツ6498 国内首位のバルブで、半導体と電算室の追い風は本物だが、価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 SANEI6230 水栓一筋のデザイン派。利益率6%台の薄利を、設備投資と銅高が削る。値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オーエスジー6136 穴加工工具の世界大手。足元の利益は絶頂圏で、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鶴見製作所6351 水中ポンプの国内首位と鉱山向けの強みは本物だが、利益の質と資本の使い方が値段に追いつかず、確率の加重では今を 2 割弱下回るやや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 テクノスマート6246 フィルム塗工装置の専業で、純現金が時価総額の4割。受注の波が大きく、結論は やや割高 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 栗田工業6370 超純水・一般水処理の複占的な地位は堀が深いが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.3 倍にとどまり、確率の加重では今を 1 割半ほど下回る、海外M&Aの整理後の回復を先取りしたやや割高な値段 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 TONE5967 ボルト締めの工具で世界一の製品を持つ。利益率17%の堅い会社が、新工場と資本効率の宿題を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ツバキ・ナカシマ6464 世界首位級の鋼球メーカーだが、借金と赤字で株主の取り分は細い。立て直しの確率を割り引く 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 DMG森精機6141 世界で稼ぐ工作機械の大手。受注は絶頂でも利益率は薄く、新株で厚みは増したが今の値段は先をやや織り込んでいる 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 油研工業6393 油圧機器の専業で、売上の6割が海外。持ち合い株は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社マースグループホールディングス6419 ホール設備の更新で稼ぐ高収益の会社。だが客のホールが細り、厚い現金も戻り方が読めない。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 オイレス工業株式会社6282 油を差さずに回る軸受の堅実な老舗。財務は鉄壁だが稼ぐ力は資本コストの近くで、10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 ハマイ6497 LPガス容器用バルブで国内の寡占を握るが、市場は縮む。現金と投資株が時価総額の大半を占めるが、縮む事業を割り引くとほぼ適正 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 牧野フライス製作所6135 マシニングセンタの名門。買収騒動で値段は割り増し、事業の価値は今より1割ほど低いと見る 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小森コーポレーション6349 オフセット印刷機の国内首位。純現金は時価総額の4割だが本業の稼ぎは資本コストすれすれで、10年の見立てでは今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) 適正 タツモ6266 先端パッケージ向けの追い風は本物だが、稼ぎがTSMC一社と検収の日程に乗りすぎている。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 オークマ6103 NC装置まで自社で作る工作機械の老舗。ROEは長く資本コスト未満で、今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 太平製作所6342 合板をつくる機械の国内の老舗。北米への挑戦と厚い現金はあるが、受注の波と住宅の縮みが重い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 KVK6484 水栓専業で財務は堅いが、利益率は上がりにくく、資金は事業の外で眠る。今の値段はやや高め 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ホソカワミクロン6277 粉体機器の世界首位級だが、欧州の不振で利益が細り、中立でも 10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 TPR株式会社6463 ピストンリングとシリンダライナの専業に近く、10 年で稼ぎはゆるやかに縮む。中国の合弁が支えるが、今の値段は割安とは言えない 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 リケンNPR株式会社6209 ピストンリングの国内最大手級。内燃機関の縮みと資本の厚さで稼ぎが薄く、10 年の見立ては適正から割高寄り 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 和井田製作所6158 工具と金型を削る研削盤のニッチ企業。山と谷が深く、ならした稼ぎは資本コストに届かない。純現金を足して値段はやや高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本精工株式会社6471 世界第3位の軸受大手。利益がなお資本コストに届かず、NTNとの統合も先行きを濁らせる。10年後の中立でも、資本コストで割り引くと今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 株式会社ジェイテクト6473 電動パワステで世界首位だが、価格を握るのは自動車メーカーで、軸受は NSK と NTN の統合に挟まれる。中立でも 10 年後の時価総額は今を 1 割弱上回るだけで、やや割高と見る 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 高見沢サイバネティックス6424 券売機とホームドアの中堅。駅の安全の投資は追い風だが、現金を使わない流れと価格の競争が重い 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社椿本チエイン6371 世界首位のチェーンを持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。大同の統合とマテハンの赤字が 10 年の分かれ目で、今の値段はやや割高と筆者は見る 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 オプトラン6235 光学薄膜装置の世界大手。受注は戻ったが利益率は崩れたまま。厚い現金を除くと稼ぐ力の割に値段は高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 靜甲6286 液体充填機で稼ぎ、車の販売店で売上を支える静岡の複合企業。純現金46億円でも配当は利益の1割強。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 藤商事6257 手元の現金が下支えだが、遊技機の当たり外れと市場の縮小が重く、事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 旭ダイヤモンド工業6140 ダイヤモンド工具の国内首位。半導体向けの伸びを認めても、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ツガミ6101 精密自動旋盤の専業で売上の8割が中国。利益率は過去最高の山にあり、10年の本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NTN株式会社6472 世界 4 位の軸受メーカー。稼ぐ力はまだ資本コストに届かず、NSK との統合も条件次第。10 年の中立でも今の値段に届かず、やや割高とみる。 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 タクマ6013 ごみ焼却の更新と運営で稼ぐ堅実な会社だが、10 年先まで見ても今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ナガオカ6239 受注残は厚いが、案件の波が大きい。直近の利益は3分の1に落ち、今の値段は先の回復を織り込み気味 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本エアーテック6291 クリーンルームと安全キャビネットの老舗。半導体の好況に乗った今の利益を中立に置かず、価値は今の時価総額を2割弱下回りやや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヤマシンフィルタ6240 建機の油圧フィルタで北米のシェアを広げる優良な部品会社。事業の質は高いが、新素材への投資が未知数で、本質価値は今の時価総額とほぼ同じ水準 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 中北製作所6496 船と発電所のバルブで国内ほぼ独占。受注は厚いが資本効率が低く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 酒井重工業6358 国内シェア6〜7割の道路機械の専業。10年で稼ぐ力は戻るが、資本効率が資本コストに届かず、今の値段は適正圏 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東京自働機械製作所6360 菓子の包装機と、米国の1社向けのコンタクトレンズ製造装置の二本足。稼ぎの柱が1社の投資次第で、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 PILLAR6490 半導体洗浄装置向け継手で世界シェア 9 割の隠れた王者。ただ利益は市況の山にあり、10 年の確率で見た価値は今の値段を 4 割近く下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 荏原実業6328 官公庁向けの水処理設備と荏原製作所製品の販売で稼ぐ堅実な会社だが、利益は記録的な高さにあり、10 年後の価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オカダアイヨン6294 解体用アタッチメントで国内首位。設備投資と借入が先行し、新株の希薄化も控えるため、10年で見れば今の値段はやや割高と筆者は考える 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 パンチ工業6165 金型の小さな消耗部品で世界2位。稼ぐ力は資本コストにあと一歩届かず、中国頼みの構造も残る 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 イーグル工業株式会社6486 船尾管シールで世界の 6 割を握る堅い会社。ただ自動車向けが半分で半導体は赤字、今の値段は妥当で、NOK 傘下入りで上場は終わった 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 前澤給装工業6485 水道の引込部材で安定して稼ぐが、会社の稼ぐ力は伸びず、厚い現金を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 TOWA6315 半導体の封止装置で世界首位、受注は過去最高圏。ただし利益率と資本効率は独占企業ほど高くなく、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 カワタ6292 成形機の脇を固める老舗だが、中国の値下げ競争と自動車の停滞で稼ぎは細い。配当の厚さが資本の稼ぎを上回る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本製鋼所5631 原発部材と防衛と有機EL装置で稼ぐ独占色の強い重工。事業は強いが、成長を先に払いすぎた値段はやや割高だ 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 西部電機株式会社6144 ワイヤ放電加工機・物流の自動倉庫・バルブ駆動装置を持つ福岡の中堅。事業は堅実だが、足もとの利益は景気の山で、10 年後の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 イワキ6237 水処理から医療機器まで小型ポンプで稼ぐ無借金の優良メーカーだが、過去最高の利益率が続く前提でも 10 年後の価値は今の値段を 3 割近く下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 日工株式会社6306 国内のアスファルトプラントでほぼ首位の堅実な会社。ただ利益率が低く、資本の使い方も遅いので、10 年後の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ローツェ6323 搬送のニッチ王者だが、受注急増を離れれば10年後の実力は今の値段に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 マミヤ・オーピー7991 パチンコ店向け紙幣識別機の改刷特需が終わり、利益は平常に戻る途上。資産は厚いが稼ぐ力が弱く、今の値段はほぼ妥当で上振れ余地は乏しい 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 昭和真空6384 水晶と光学向けの真空成膜装置の専業。現金は厚いが、装置の山谷と顧客3社への依存が値段を重くする 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 マキタ6586 充電式バッテリー共通化は堀だが、欧州依存・北米関税と規模で勝る競合を踏まえると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 小松製作所6301 鉱山機械が主力に育ち利益の質は上がったが、中国建機の停滞を入れると中立では 10 年後でも今の時価総額に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 株式会社ソディック6143 放電加工機は光通信向けで絶好調。だが10年で見れば資本効率の低さと株式の希薄化が重い。値段は織り込み済み 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 JUKI6440 ミシンの王者だが、重い借金と産機の赤字が足を引く。利益の回復を見込んでも、本質価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 三井E&S7003 エンジンとクレーンの好況で利益は戻ったが、この利益率が 10 年続くとは見にくく、確率を重ねた価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 芝浦機械6104 電池装置の特需が剥げ、利益は一桁台へ。厚い純現金も買収に向かい、今の値段は先の回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 石井表記6336 小さな装置メーカーに、薄利の部品事業が乗る。実質は無借金だが、稼ぎは資本コストをやや下回る 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 キクカワエンタープライズ6346 現金は時価総額を上回るが、事業の稼ぎは資本コストに届かず、溜めた現金も戻りが遅い。今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 株式会社FUJI6134 実装機で世界の一角を占める堅実な会社。ただし今の稼ぎは AI サーバー投資の山で、ならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 石川製作所6208 防衛の追い風で利益は伸びたが、借入が自己資本の2倍。山の利益を10年先に延ばせない 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アマダ6113 板金の二強の一角、ROEは長く資本コスト未満。中計2030の資本政策が実現しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サトー6287 ラベルプリンタ国内首位の手堅い会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、経営計画どおりに進んでも今の値段は割高寄りと見る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 IHI7013 防衛費増額と航空アフター市場の追い風は本物だが、中立の 10 年後でも時価総額は今の 1.05 倍にとどまり、株価はかなり先の成長まで映している 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 フリュー6238 プリクラは縮み、景品と海外物販が伸びるが、10 年の利益は物価分しか増えない。確率の加重では今の値段を 3 割弱下回る、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 グローリー6457 海外の利益回復は本物だが、ROE は資本コストをわずかに上回る程度で、確率の加重では今の値段を下回るやや割高な株 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ユニバーサルエンターテインメント6425 遊技機は絶好調だが、マニラのカジノと重い借金が株主の取り分を削る。確率の加重では今の時価総額を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 日阪製作所6247 熱交換器と殺菌装置の地位は堅いが、厚い自己資本が資本コストに届く利益を生まず、10 年後の価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 荏原製作所6361 半導体の研磨装置とポンプで世界 2 位、標準ポンプでも国内首位の二本足。だが 10 年の数量を実質で置き直すと、今の値段は楽観に近い前提を払っている 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井関農機6310 稲作の機械化を担った老舗は、再建で利益が戻りつつあるが、薄い利益と重い負債のため、10 年で見ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TVE6466 原発の定期検査が利益を左右するバルブ屋。資産は厚いが、利益の波が荒く値段は適正圏 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二精機6400 医療の精密金型と東南アジアの二輪部品で稼ぐ。技術はあるが利益率は細く、借金の利息が重い 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 セガサミーホールディングス6460 遊技機の稼ぐ力は本物だが、IP多角化と海外ゲーミングの実力はまだ値段に届いていない。確率の加重では今の値段を 3 割ほど下回る、割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 SMC株式会社6273 空気圧機器で世界シェア約 36% の「薄く広い」優良企業だが、中立の 10 年後は時価総額が今を下回る。今の値段は、大規模な自社株買いが実現する前提を先取りしている 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 旭精機工業6111 防衛省向けの小銃弾が利益の柱。深絞りの技術は確かだが、全社の稼ぎは資本コストに届かず割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ナブテスコ株式会社6268 ロボットの関節で世界首位の減速機を持つが、稼ぐ力はまだ薄い。利益の急回復をすでに織り込んだ今の値段は割高に出る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 守谷輸送機工業6226 荷物用エレベーターの国内首位級で保守が稼ぎを支えるが、営業利益率 25% は山の高さで、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヒラノテクシード6245 電池の電極を塗る装置の専業で、財務は厚い。ただ受注の波が大きく、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 大豊工業6470 エンジン軸受の老舗だが、稼ぐ力が戻る前に電動化が来る。今の値段は少し先を行っている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本金銭機械6418 北米カジノの紙幣識別機で強い小さな部品メーカー。ただ稼ぐ力は薄く、純現金を除くと値段は割高。確率の加重では今の値段を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 加地テック6391 水素用の超高圧圧縮機で国内首位級。稼ぐ力は戻ったが、成長は鈍く10年では割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 北川鉄工所6317 チャックとクレーンで国内首位級。稼ぎ頭は産業機械で、足を引くのはメキシコの鋳物。利益率の戻りが全てを決める 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 黒田精工7726 電動車のモーターコアと半導体向けボールねじ。大型案件に賭けた投資で借金が膨らみ、稼ぎが追いつくかが分かれ目 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 技研製作所6289 圧入機の世界シェアは9割超だが市場が小さく稼ぎは細い。海外の市場づくりに失敗の前歴もあり、中立では10年後も今の値段に届かず割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オルガノ6368 半導体向け超純水で栗田工業と並ぶ強さだが、利益率が史上最高の今の値段は、受注の山とその後の入札競争を先取りした割高な水準 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 高松機械工業6155 金沢の小型NC旋盤メーカー。3期続く赤字から受注は戻りつつあるが、稼ぐ力の回復は半ばで割高寄り 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 NITTOKU6145 巻線機の世界大手。米国の防犯向け特需で利益は山の上にあり、ROEは資本コスト未満。本業だけなら割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サノヤスホールディングス7022 駐車装置・エレベーター・配電盤・遊戯機械の会社。借入が重く、利益の落ち込みも見える。値段は先取り気味 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本トムソン株式会社6480 針状ころ軸受と直動部品の中堅メーカー。AI 向けの追い風で利益は急回復するが、山の利益が続く前提の値段は重く、筆者は割高とみる 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 CKD株式会社6407 半導体向けの流体制御で伸びる国内大手だが、資本の使い方は平凡で、中立では今の時価総額を割り引くと届かない 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社不二越6474 ロボットから軸受まで手がける総合機械メーカー。構造改革で利益は戻りつつあるが、稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日東工器6151 主力の継手は堅いが、新工場と赤字事業が利益を削り、厚い現金も稼ぎに生かせず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 理想科学工業株式会社6413 稼ぎ頭の孔版が細り、インクジェットが穴を埋めきれるかが勝負。資本効率が低いまま値段は先行しており、10 年では割高と筆者は見る 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 宇野澤組鐵工所6396 真空ポンプと送風機の老舗だが、利益の8割は渋谷の賃貸ビルが生む。ビルの含み益は巨大でも、創業家の会社で株主に届く道は細く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイジェット工業6138 タングステン高の追い風は一時のもの。自己資本の稼ぎが資本コストの半分では、帳簿の値段は付かない 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 エーワン精密6156 小型旋盤の消耗工具に特化した高採算の小企業。時価総額の7割近くが金融資産だが、運用は低利で10年の価値は今を下回る 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 ニッチツ7021 ばら積み船のハッチカバーと半導体向けの珪石粉を作る老舗。現金と持ち合い株は厚いが、事業の稼ぎが資本に見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 テセック6337 パワー半導体の検査装置の小粒な専業。需要は戻り始めたが、時価総額の半分は金融資産。事業の稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 タカキタ6325 牛のエサを作る機械と堆肥をまく機械で生きる三重の専業メーカー。財務は堅いが、国内の畜産の縮小と補助金の波を受け、今の値段は割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ゲームカードホールディングス6249 ホールの会計を握る堅い会社だが、客の母数は縮み、積んだ現金は戻りが遅い。10 年の本質価値は今の値段の半分ほどで、割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 PEGASUS6262 ニット用ミシンと車の小型アルミ部品の二本立て。稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い資産を割り引いても今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 三菱重工業7011 防衛費増額とデータセンター向けGTCC特需の二本柱で過去最高益が続くが、中立では 10 年後でも今の時価総額の 9 割弱にとどまり、株価はその持続をかなり先取りしている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 株式会社平和6412 いまはゴルフ場の会社。買収の借金が重く、10 年の確率の加重では今の値段を 3 割台半ば下回る、割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ニチダイ6467 冷間鍛造の金型で名を持つが、6年続く低収益とエンジン部品の先細りが重い。帳簿の安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 小倉クラッチ6408 カーエアコン用クラッチの世界大手だが、主力は電動化で縮む側。資産の割に値段は低いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 瑞光6279 紙おむつ機の国内最大手だが、儲ける力が資本コストに届かない。今の値段は高い 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 岡野バルブ製造6492 原子力用バルブの専業で財務は堅いが、足元の利益は期限のある工事で膨らんでおり、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 平田機工株式会社6258 受注生産の生産ライン屋が半導体搬送で伸びる姿は魅力的だが、利益率の低さと資本コストの重さで、中立でも今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 加藤製作所6390 クレーンは堅いが油圧ショベルの赤字と重い借金が足かせ。中立でも10年後の価値は今の時価総額に届かず割高の側 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 コンバム6265 真空で物をつかむ部品の専業。利益率は高いが規模が小さく、現金の厚い資本は稼ぎに見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 タカトリ6338 SiC の切断装置で世界首位級の小さな装置メーカー。山を過ぎて売上は半分になり、中立の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KLASS6233 畳の機械で首位だが、稼ぐのは電池の製造装置。畳の縮みと借金が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 サムコ6387 光と化合物半導体の追い風は本物だが、小さな専業で今の値段は高い。確率で重みを付けた 10 年後の価値は今の 4 割ほど 本質価値との差 −38.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 THK株式会社6481 自動車部品を切り離して産業機器の専業になる THK は、堀は強い。だが今の株価は、ROE 10% 超の構造改革の完遂をほぼ満額で先取りしている 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニオンツール6278 基板ドリルで世界首位。AI需要の山を織り込んだ値段は、10年で見ると高い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 エンシュウ6218 ヤマハ発動機の部品を削って稼ぐ浜松の下請けで、借金と単一顧客の重さが価値を押し下げる 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 冨士ダイス6167 国内首位の超硬耐摩耗工具メーカー。タングステン高騰で売上はふくらむが利益は伸びにくく、今の値段は割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 マルマエ6264 半導体装置の真空部品に強い小型株。買収で稼ぐ力は増したが、好況の利益に 10 年先の値段まで先走っている 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ワイエイシイホールディングス6298 半導体・医療・環境機器を束ねた小さな複合グループ。会社の利益目標は過去最高を大きく超え、借金も重い。10年の本質価値は今の時価総額の半分ほどとみる 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 オーイズミ6428 パチスロ機器と蒟蒻ゼリー、賃貸と太陽光の寄せ集め。どれも稼ぎが薄く借金も重く、10年では割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 島精機製作所6222 縫い目のない服を編む機械の世界的な老舗。営業赤字が続き、帳簿の厚さに見合う稼ぐ力が戻るかが焦点で、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 中日本鋳工6439 KYB 向けの油圧部品が柱の小さな鋳物工場。借金と値決め力の弱さで、利益が資本を食う形が続く 本質価値との差 −49.4% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 豊和工業6203 国内唯一の小銃メーカーで、防衛が利益を支える。ただ工作機械の赤字を抱え、今の値段は防衛への期待を先に払いすぎている 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 NFKホールディングス6494 小さな工業炉の会社が買収で業態を広げる途中。現金は厚いが配当はなく、事業は半導体の1社に頼る。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 赤阪鐵工所6022 内航船のエンジンの老舗。本業はほぼ稼げず、値段を支えるのは売る方針のない政策保有株で、割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 放電精密加工研究所6469 三菱重工の増産に乗る堅実な加工会社だが、今の値段は10年先の成長まで織り込み済み 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 北川精機6327 AI 向け基板のプレスで受注が倍増したが、山の利益に高い値がついている。10 年で均すと大きく割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ダイキアクシス4245 浄化槽と住宅設備の愛媛の複合企業。純利益は小さく借入は重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 プラコー6347 フィルムとブローの成形機を作る小さな老舗。保守の関係は固いが、稼ぎは資本コストに届かず、M&A の夢の分だけ値段が先に行っている 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ6324 波動歯車の発明元でロボット関節の世界首位級だが、人型ロボットの大成功をほぼ前提にした今の値段は、中立なら大幅な割高になる 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 明治機械6334 製粉と飼料の工場を建てる老舗の機械会社。実績はあるが案件の波で赤字を繰り返し、稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 宮入バルブ製作所6495 LPガスのボンベ弁で国内寡占の一角だが、稼ぐ力は自己資本の1〜2%しかない。借金を抱えた縮む事業に、帳簿を上回る値段が付いており割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 菊池製作所3444 試作と精密板金の小さな会社。10 年赤字が続き、ロボット新興への出資の値打ちが株価を支える 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 オリエンタルチエン工業6380 石川のチェーン専業。新しい経営陣が値上げと増資で立て直しを始めたが、利益率5%が12年の天井。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 ヒーハイスト6433 直動部品の小さな専業。3期続けて赤字で、ヒューマノイドの期待が値段を先に押し上げた。稼ぐ力から見て大きく割高 本質価値との差 −85.7% · 10 年 割高(年 −10.7%)

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読んだ資料

  1. アイチコーポ、中期事業計画(2025〜2029 年度)の解説
  2. 伊藤忠、高所作業車の国内最大手に 27% 出資(日本経済新聞)
  3. アイチをさらなる高みへ(Asset Value Investors)

分析日 2026-10-16