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バルミューダ 6612

体験を売る家電ブランドには価値が残るが、再黒字化と借入更新の不確実性に対して現在の評価は高い

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)259 円22 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-11-02)558 円47 億円差 −53.5%
10 年後から見ると 割高 価値 259 円22 億円 · 差 −53.5% · 期待の年率 +1.4%
期待の年率リターン(10 年)+1.4%資本コスト比 −8.6 pt
推定の資本コスト10.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 10.0% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

バルミューダは、トースターや扇風機を「体験の違い」で高く売るファブレス家電メーカーである。筆者の結論は割高だ。製品の独自性は認めるが、継続企業の前提に関する重要な不確実性を抱えたまま、持続的な利益回復まで現在の時価総額に織り込むには証拠が足りない。

2021年の好況期から売上が縮み、2025年は101億円の売上に対して営業赤字約9億円となった。2026年上期も売上44億円弱、営業赤字3億円強で、国内の家電量販店向け販売が弱い。一方、2026年秋に全面刷新したトースターは発売直後の国内出荷が好調である。値段を上げても選ばれる製品があることと、会社全体がその利益で維持できることは別の問題だ。

10年後の中立像は、海外展開と新製品を加えて売上が約146億円に回復しても、営業利益5億円弱、純利益3億円弱にとどまる姿と考えた。家電の数は人口や買い替え年数に縛られ、広告、金型、品質保証の負担は残る。再建が成功する上側の余地はあるが、銀行借入の財務制限条項と資金繰りが失敗すれば既存株主の取り分が失われる。

5つの筋書きを確率で評価した現在の本質価値は約22億円であり、基準時価総額約49億円を約55%下回る。継続企業の注記それ自体で分析を打ち切らず、上場維持と事業継続を基本に置いたうえで、その失敗を悲観の確率と資産の回収額に反映した。

バリュー投資の観点から

長く持つ株主にとって問うべきなのは、製品を一度高く売れるかではなく、10年後も同じお客が買い替え、宣伝や新しい金型を差し引いて現金が残るかだ。トースターの焼き上がりをきっかけに生活家電の値付けを変えた功績は大きい。その価値は広告でつくられた一過性の流行と同一視すべきではない。実際、新型の高額なトースターにも初期の引き合いがある。

しかし、価格を払う人がいることと、値上げしても数量を失わない恒久的な堀があることは違う。家電は顧客の業務システムに組み込まれるわけではなく、利用者は毎回パナソニックやアラジンとも比較できる。製造委託先を使えば大型工場への投資は抑えられるが、ブランドを維持する試作費、製品開発、在庫負担と販促費は逃れられない。売上が縮んだ2025年には、その固定費が利益を大きく下回った。

資本配分はさらに厳しく見るべきだ。携帯電話への参入と撤退、製品カテゴリーの拡張、北米直営店の運営は、当たれば成長に結びつくが、失敗すると既存商品の利益まで使い切る。再投資の増分利回りが資本コストを上回ったかを、経営陣は今後の数期で示す必要がある。投下資本に低い利益しか付かないなら、拡大ではなく品目の選別と現金の確保を優先した方が少数株主の利益になる。

筆者が特に警戒するのは、損益計算書に見える再建の兆しが資金繰りの成功を保証しないことだ。融資の継続、赤字の縮小、適正な在庫回転を順に確かめたい。弱い年でも維持できる純利益が証明されるまで、高い将来成長を先取りする安全域は乏しい。

何で稼ぐ会社か

会社が開示する報告セグメントは「家電事業」だけである。その内訳を実際の製品需要に沿って、調理家電、空調家電、その他の三つに分ける。2025年売上は調理家電が約80億円、空調家電が約16億円、その他が約6億円で、トースター、電気ケトル、オーブンレンジが稼ぎの中心だ。GreenFanや空気清浄機、照明、スピーカーも扱い、2026年には時計と高級ランタンの販売を広げている。

自社工場を持たず、企画、原理試作、設計、品質保証、販促を社内で担い、製造は外部企業に委託する。売上は家電量販店への卸売と自社オンライン・直営店などで発生する。したがって消費者の店頭価格がそのまま同社の売上単価になるわけではない。自社直販は粗利を取りやすいが、物流、店舗賃料、集客費、返品対応を自ら負担する。

2025年の販売地域は日本約68億円、韓国約18億円、北米約7億円、その他約8億円であった。国内での人気が収益を支えてきたが、海外も合計で約3分の1に達する。2026年上期は北米売上が増えた一方、日本のキッチン関連売上は大きく減り、円安による仕入原価と現地販売の難しさが同居する。

数量の推定では、調理家電約28万台、空調約4.5万台、その他約2万台を2025年の起点にした。これは会社が公表した出荷数量ではない。開示済みのカテゴリー売上を製品価格帯と卸売・直販の混合単価から逆算したもので、複数の単価帯が混じる誤差を残す。値段より出荷数が減って販管費を賄えなくなることが、工場を持たないこの事業の主な弱みだ。

優良さと弱いところ

最も強い資産は「BALMUDA The Toaster」の調理体験と、形や操作まで統一されたブランドの記憶である。単なる加熱器具より高い価格でも一部の顧客が買うことは、2015年からの製品寿命と、8か国で累計200万台を超えたトースターの出荷実績が示している。2026年の新型トースターは税込3万9,600円、上位機種は4万6,200円で発売された。発売後3日間の国内出荷が9,000台を超えたことも需要の存在を示すが、これは小売店への初回納入を含み、継続販売台数や利益率の証明ではない。

堀、つまり模倣されにくい強みはデザインだけではなく、蒸気と温度制御を使った調理の結果と製品体験を伝える力にある。ただし特許や操作に顧客の乗り換えを封じるほどの拘束力はなく、同様の高価格帯にはアラジンや大手家電メーカーがいる。空調家電でもDCモーターは既に珍しくない。ブランドの認知を守る広告や実演の負担が続く以上、強固な継続課金事業とは異なる。

収益性には厳しい実績がある。2020〜2021年には2桁台の自己資本利益率だったのに、2023年と2025年は大幅な赤字へ転じた。2025年の粗利益率は32.7%、2026年上期は35.0%へ回復したが、売上高の減少が固定費削減を上回っている。デザイン投資が資本コストを超える利回りを生んだと認めるには、新製品の発売時だけでなく買い替え期まで利益を残す証拠が必要だ。

製造を外注するため自社工場の老朽化負担は比較的小さい反面、金型の開発費、売れ残る在庫、委託先との価格交渉に資金を使う。2025年の事業構造改善費用と2023年の携帯端末事業からの撤退は、製品拡大の失敗が株主資本を直接傷つけることを示した。AIエージェント代替で席や工数が減る指定事業には該当しないが、AIを使った競合の設計・宣伝効率向上は間接的な競争圧力となる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

日本の家電市場は大きいが、成熟した買い替え需要が中心だ。日本電機工業会の2025年国内出荷額は民生用電気機器全体で約2兆6,418億円である。ただし、この数字にはバルミューダが扱わないエアコンや大型白物家電が多く含まれるため、そのまま獲得可能市場とは呼べない。近い需要の数量は電子レンジ約326万台、炊飯器約450万台、空気清浄機約125万台で、各製品の市場の大きさは十分にあるが、数量の高成長は期待しにくい。

主力トースターの国内市場は公的な最新の無料開示だけでは個別台数が確認できないため、年200万〜300万台程度の買い替え市場を分析上の参考範囲とした。数千円台の商品も多い中、アラジンのグラファイトトースター、パナソニック、象印、タイガーなどが競争相手となる。会社が2019年実績として示した国内トースターの数量シェア5.3%は過去の参考値であり、現在の確定値として使うことはしない。製品別の最新市場シェアも未開示であるため、伸びは市場全体の拡大より高級品内の取り分と海外販路で判断する。

空調ではシャープ、ダイキン、パナソニック、ダイソン、ブルーエアなどのブランドと、廉価な扇風機が競合する。空調全体の出荷台数と同社の扇風機・清浄機の内訳が公開されないため、正確な合算シェアは測れない。ランタン、時計、音響の「その他」は市場が別々であり、同じ市場規模を当てるより各製品の販売店拡張を数量の根拠とする方が誠実だ。

消費者物価が年3%上がる共通前提では、10年間の名目価格は約1.34倍となる。量販店に価格転嫁しきれなければ値上げによって出荷量が減り、利益は伸びない。北米には高所得の購入者層が厚く、デザイン協業による高単価の余地もあるが、2025年の北米売上はまだ小さい。中国・韓国企業や国内大手が体験価値の差を縮めれば、輸出を伸ばしてもブランドの超過利益は続かない。

資本政策と M&A

会社の2026年3月公表「事業計画及び成長可能性に関する事項」は、グローバルブランド化と収益構造の改善を柱とする。2026年12月期の数値計画は売上105億円、営業利益0.3億円、純利益0.1億円で、売上総利益率34.3%と販管費35.7億円を想定した。3年から5年先の売上、ROE、配当性向、DOE、総還元性向、自社株買い額については数字の約束がない。2026年上期時点では営業赤字3.14億円で、下期の大幅な改善を要する。

資金の優先順位は株主還元よりも銀行との信用維持と商品開発である。2025年末には自己資本が28.1億円まで減り、2026年6月末には現金約3.82億円に対して借入約5.93億円があった。財務制限条項への抵触と継続企業の前提に関する注記がある。銀行の融資枠は2026年11月末の更新交渉が重要で、継続できなければ開発予算の削減、増資、事業売却も選択肢となる。これは上場廃止が決まったという意味ではない。

設立以来、配当は実施されておらず、大きな自社株買いも確認できない。創業経営者への持株集中と過去5年の無配・買い戻し不在から、将来積み上がる余剰現金の株主への戻り方は保守的に扱う。配当とは別に、2026年には対象商品30%引き、The Clock15%引きの株主優待クーポンを配布した。株主数は2025年末約7,072人であるが利用数は非開示なので、年約300件、一件当たり原価約2.5万円という小さい推定負担を期間の還元に含めた。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

十年前のバルミューダがトースターに持ち込んだのは価格競争ではなく、新しい食体験だった。こうした感覚的な価値は大手の規模だけで容易に奪えず、独自の味や造形に払う客層は世界にも存在する。2026年に全面刷新したトースターが初動で高い出荷を示したことは、ブランドの耐久力を測るうえで重要な手掛かりだ。価格を上げた商品でも顧客に選ばれたと確認できれば、固定費を回収する経路が見えてくる。

海外でも北米、韓国、東南アジアをつなぐ販売ルートの芽がある。2025年に苦しかった国内需要と異なり、2026年上期の北米売上は増えた。デザインの共同開発によるSailing LanternやThe Clockが、それまで家庭用調理器具に興味を持たなかった層との接点になる可能性がある。品目数が増えるだけでなく、実際に海外の生活雑貨売場で継続して売れれば、商品一つ当たりの開発費を回収しやすくなる。

2026年には粗利率が改善し、広告や人員の支出削減も進んだ。中核の調理家電の値付けがさらに定着し、空調も海外で存在感を増せば、2021年の高収益性を一定程度取り戻せる。借入先との協議が成立して開発資金を確保できれば、事業存続の不確実性が下がるだけでなく、利益が成長資金に回る循環が戻る。ブランドを安値で手放さず、利益を蓄積できる時間が与えられることが最大の好材料となる。

慎重な見方

販売が苦しいのは一時的な景気後退だけではない。量販店の棚には安くて使いやすいトースターがあり、高級品の中でもアラジンや大手メーカーが競合する。生活家電は一度買えば長く使うため、既存顧客が満足するほど買い替えまでの期間が延びる皮肉もある。2025年に国内の主力製品の売上が減った事実は、ブランドの知名度がそのまま年間の販売数を守らないことを示している。

2021年の携帯端末事業への進出と2023年の撤退は、強いデザイン企業であっても新領域で既存の経済的な堀を持ち込めるわけではないと教える。時計、ランタンなどの新たなカテゴリーにも同じ危険がある。製造を外注しても金型や在庫の資金は必要で、ヒットしなければ値引き販売でブランドが傷む。新型トースターの初回出荷は小売店への搬入を含むため、消費者の長期的な実売を裏付けるものではない。

そして財務面はブランドの回復を待てる状態ではない。継続企業の前提への重要な不確実性、銀行融資の財務制限条項抵触、少額の手元現金という条件は、わずかな販売の遅れが資金調達の判断に直結することを意味する。融資枠を失えば在庫を処分して借入を返しても、株主に資産が残らない場合がある。大幅な第三者割当増資で生き残っても既存株主の持分が薄くなるため、事業の生き残りと既存株式の価値は分けて考えなければならない。

どちらに重みを置いたか

製品の優秀さについては強気の見方に根拠がある。ただし、過去の国内売上の減少と銀行融資への依存は現時点で確認できる事実であり、海外と新製品の利益貢献はまだ初期段階である。悲観側43%に対して楽観側27%としたのは、この会社特有の時間的な余裕の乏しさを反映したためだ。中立でも10年後の利益は低く、現在の株主価値を十分に支えない。資金繰りと年次の営業キャッシュフローがともに改善するまでは、慎重な見方が勝る。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 582 円50 億円(+ 還元の換算額還元の合計 57 円5 億円)。 今の値に割り戻すと 259 円22 億円、今との差 −53.5%、 期待の年率 +1.4%(資本コスト 10.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 9% 2,818 円240 億円 352 円30 億円 +468.2% +20.9% 285 円24 億円
やや楽観 18% 1,224 円104 億円 117 円10 億円 +140.4% +9.7% 241 円21 億円
中立 30% 323 円28 億円 9 円1 億円 −40.5% −5.1% 100 円8 億円
やや悲観 27% 38 円3 億円 5 円0 億円 −92.4% −23.4% 11 円1 億円
悲観 16% 3 円0 億円 0 円0 億円 −99.4% −40.1% 1 円0 億円
加重平均100% 582 円50 億円57 円5 億円 +14.4% +1.4% 638 円54 億円

今の株価時価総額 558 円47 億円(2026-11-02)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 9% 海外ブランドが確立し新製品が複数当たる 利益 22 億円 · PER 10.7 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 2,818 円240 億円

既存のトースターとケトルが国内の買い替え需要を守り、米国と韓国でも高価格の定番商品として選ばれる。国内需要は横ばいでも海外の販売網が広がり、調理家電の年出荷数は46万台に達する。2026年の新トースターは高価格のまま継続して売れ、同社のブランドが単なる流行ではなかったことが示される。

高級ランタンSailing LanternとThe Clockを含む生活雑貨が、料理とは別の購買機会を生む。海外の十数か国に定着して販売数が伸び、デザインの共同開発費も十分に回収される。GreenFanは他社のDC扇風機と競いながら少数の高価格志向の消費者に残り、空調家電の販売台数も増える。

2026年の融資枠は無理なく更新され、不要な品目から撤退して広告・研究開発の効率が上がる。累積純利益は約104億円、配当・自社株買いと優待の10年間の還元は約30億円となり、将来の増分投資も資本コストを大きく上回る。大型買収に頼らず収益が定着する好条件の筋書きだ。

  • キッチン関連:数量 46.0(推定年間出荷台数(万台、物価を含まない))× 価格 4.55(メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目))→ 売上 209 億円・営業利益 29 億円。国内の再購入と米韓を含む海外販路拡大で28万台から46万台へ、平均メーカー売上4.55万円
  • 空調関連:数量 8.5(推定年間出荷台数(万台、物価を含まない))× 価格 5.70(メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目))→ 売上 48 億円・営業利益 6 億円。空調高価格帯の海外定着で4.5万台から8.5万台へ、価格は製品改良込み
  • その他製品:数量 11.5(推定年間出荷台数(万台、物価を含まない))× 価格 5.60(メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目))→ 売上 64 億円・営業利益 10 億円。時計・ランタンの国際的ヒットで2025年の2万台から11.5万台へ拡大

倍率:k10%、g_long2%、事業ROE22.0%。弱い堀の残存率1/3よりRONIC約14.0%。正当化PER=(1−0.02/RONIC)/(0.10−0.02)≒10.71倍で上限そのものを使う。余剰現金を二重に足さない。10年の純利益合計103.9億円、還元約30億円により自己資本約102億円となる。

確率:北米や韓国の継続販売、新型調理家電の値上げ、他カテゴリーの大型ヒットと銀行支援が全て必要で、製品の初動だけでは確率を高められないため9%。

やや楽観 18% 海外販路が伸び安定黒字に戻る 利益 10 億円 · PER 10.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 1,224 円104 億円

2026年のリニューアルによってトースターが国内の売場で再び定番になり、数年おきに改良を重ねる。国内人口の減少によって市場の台数は横ばいから微減でも、北米と東アジアへの販売地域の拡大がそれを補い、調理家電の数量は34万台に増える。高所得層に絞った販売で価格の引き下げを避けられる。

The ClockやSailing Lanternは世界的な大ヒットには至らないものの、生活雑貨として継続販売できる。その他製品の販売台数は7.5万台となり、開発費を複数の国で回収できる。GreenFanなどの空調製品は大手と競いながらも海外の一部店舗で固定客を獲得する。利益率は会社が以前に稼いでいた水準の上限までは戻らない。

融資枠の更新と固定費改革によって事業継続への不安が薄れ、純利益は10年後に10億円となる。2020年代後半はなお再建期で、株主への現金還元は後半になってから始まる。派手な買収をせず商品投資を選別できた場合の姿である。

  • キッチン関連:数量 34.0(推定年間出荷台数(万台、物価を含まない))× 価格 4.20(メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目))→ 売上 143 億円・営業利益 16 億円。トースターの持続的実売と米韓での再注文を重視して34万台
  • 空調関連:数量 6.0(推定年間出荷台数(万台、物価を含まない))× 価格 5.10(メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目))→ 売上 31 億円・営業利益 3 億円。空調商品の海外販売増を認め6万台、値上げ幅は物価を超えない
  • その他製品:数量 7.5(推定年間出荷台数(万台、物価を含まない))× 価格 5.00(メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目))→ 売上 38 億円・営業利益 4 億円。ランタン・時計の新規定番化を認め7.5万台

倍率:k10%、g_long2%、ROE10/62.6≒16.0%、超過利益の残存1/3よりRONIC約12.0%。正当化PER=(1−0.02/RONIC)/(0.10−0.02)≒10.42倍を上限として使用。10年の純利益合計約44.5億円、還元約10億円で自己資本約62.6億円。

確率:米国での売上増加と新製品群に初期の成功があり、トースターが改良されたので再建の上振れは十分あるが、売上増に利益が追いつくまで時間を要する。

中立 30% 中立:新製品が下支えして低収益に回復 利益 3 億円 · PER 10.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 323 円28 億円

国内のトースター市場は人口減少と買い替え周期の長さで実質台数が増えず、同社の調理家電全体も長期では少し縮む。2026年の新トースターの成功でブランドは維持するが、安いモデルを持つ大手から高い数量シェアを奪うには至らない。調理家電のメーカー売上単価は物価に沿って上昇するものの、出荷台数は26万台にとどまる。

空調家電は国内高価格帯での需要が残るが、市場全体に成長の余地は乏しく、45,000台程度が続く。成長源は時計・ランタン・照明の新たな用途で、その他製品は5万台に増える。ただし新製品は発売のたびに試作や広告が必要で、利益が自動的に積み上がるわけではない。

国内事業の人員・広告・金型予算を絞り、銀行が再建を支援するため事業は継続する。売上が約146億円へ回復しても、営業利益は約4.6億円、純利益は約2.8億円にとどまる。ROEは資本コストに届かず、利益を再投資するたびに強い超過価値をつくる会社とは評価しない。

  • キッチン関連:数量 26.0(推定年間出荷台数(万台、物価を含まない))× 価格 4.00(メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目))→ 売上 104 億円・営業利益 7 億円。2025年推定28万台から26万台へ減少、名目単価は約1.40倍
  • 空調関連:数量 4.5(推定年間出荷台数(万台、物価を含まない))× 価格 4.60(メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目))→ 売上 21 億円・営業利益 1 億円。国内高級空調の買い替え数量は4.5万台で横ばい、価格約1.33倍
  • その他製品:数量 5.0(推定年間出荷台数(万台、物価を含まない))× 価格 4.30(メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目))→ 売上 22 億円・営業利益 1 億円。ランタン・時計を加え数量2万台から5万台、単価上昇は製品構成による

倍率:2035年ROE2.75/42.0≒6.5%がk10%を下回るため、成長を価値へ上乗せせずPER上限1/k=10倍。10年の純利益合計14.65億円−優待費相当の還元0.75億円を2025年末自己資本28.1億円へ加えて約42.0億円。

確率:2026年上期の粗利率改善と費用削減は確認できる一方、国内調理家電の出荷減は深い。海外とその他製品の貢献があるが、事業利益率は低い状態を中心に考える。

やや悲観 27% 国内不振が長引き資本を削る 利益 0 億円 · PER 8.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 38 円3 億円

トースターの新商品による初期需要が一巡し、国内量販店の棚で安価な競合品に押される。高級家電ブランドの認知は残るが、値上げによる客数減を避けられない。海外の代理店も収益性の低い店から撤退し、調理家電の年間数量は19.5万台まで低下する。空調では機能の類似品が増え、販売台数も3.3万台に縮む。

時計やランタンは小さな固定需要を得るものの、新たな主力商品には育たない。研究開発を絞ると商品寿命が延びるが、改良頻度が減って高価格を説明しにくくなる。ブランドイメージを維持するための一部広告、店舗と本社の賃料、既存製品の品質保証費は、売上と同じ割合では下がらない。

銀行が一部融資枠を継続したため突然の上場廃止や清算には至らないが、過去の損失で自己資本は16億円程度まで削られる。10年後も純利益は4,000万円程度にすぎず、積極的な配当はできない。株主には帳簿上の純資産より将来の稼ぐ力と売却可能な資産の処分額が大切になる。

  • キッチン関連:数量 19.5(推定年間出荷台数(万台、物価を含まない))× 価格 3.60(メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目))→ 売上 70 億円・営業利益 2 億円。競合との価格差で顧客離れが進み19.5万台、単価上昇は物価未満
  • 空調関連:数量 3.3(推定年間出荷台数(万台、物価を含まない))× 価格 4.20(メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目))→ 売上 14 億円・営業利益 0 億円。ファン・清浄機の差別化が薄れ3.3万台
  • その他製品:数量 3.0(推定年間出荷台数(万台、物価を含まない))× 価格 3.95(メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目))→ 売上 12 億円・営業利益 0 億円。ランタン等が小さな固定需要を維持3万台

倍率:事業純利益0.4億円に対しk10%から出す稼ぐ力の上限は4億円。顧客基盤の縮小と資本効率の低さを見てPER8倍の3.2億円とし、同じ筋書きの換価可能資産の税後床3.0億円を上回る。過去のPBRを用いない。10年の純損失合計約12.25億円と優待相当0.4億円を差し引き自己資本約15.45億円。

確率:国内量販店での売上不振、空調の競合激化、融資の条件交渉という目下の問題が徐々に悪化する筋書きは現実味がある。倒産直前とは限らず事業は小規模に残る。

悲観 16% 融資が途切れ既存株主の価値がほぼ消える 利益 −5 億円 · PBR 0.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 3 円0 億円

借入金の返済や融資枠の縮小に対応できず、新製品開発と海外販促が中断される。2026年秋のトースター発売時には好調な納入があったが、その後の実売が続かない。販売店は棚と広告枠を競合メーカーへ振り向け、調理家電の数量は12.5万台へ縮む。外注工場への発注を減らした結果、調達価格が上がり、製品の値付けを引き上げる余地も失われる。

空調は2.3万台まで減り、ランタンや時計の販売も1.6万台へ縮小する。保証修理や返品を引き受けながら人材を減らすため、製品品質への評判も傷む。設計資産と商標を売りに出しても、売却手数料、従業員関係の費用、仕入債務の返済が先に発生する。残っている金型や在庫は帳簿額で換金できない。

会社がすぐに上場廃止になると断定する筋書きではなく、10年にわたる赤字、資金調達の失敗、持分の著しい希薄化、債務整理を想定する。生き残った事業の売上は57億円余りにとどまり、最終年も営業赤字である。累積損失で出発時の自己資本が尽きるとみて、旧株主の残余財産はほぼ失われ、10年間の還元はゼロとなる。ただし、事業やブランドが部分的に再生するわずかな可能性まで完全には否定せず、株主価値にはごく小さい正の残存価値を認める。

  • キッチン関連:数量 12.5(推定年間出荷台数(万台、物価を含まない))× 価格 3.40(メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目))→ 売上 43 億円・営業利益 −2 億円。主力キッチンの販路喪失で12.5万台
  • 空調関連:数量 2.3(推定年間出荷台数(万台、物価を含まない))× 価格 3.90(メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目))→ 売上 9 億円・営業利益 0 億円。高級扇風機がニッチ需要だけとなり2.3万台
  • その他製品:数量 1.6(推定年間出荷台数(万台、物価を含まない))× 価格 3.60(メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目))→ 売上 6 億円・営業利益 0 億円。新規製品開発の停滞で1.6万台

倍率:継続的な営業赤字と銀行借入の返済が重なる極端な悲観。2025年末の自己資本28.1億円を起点とし、10年間の純損失合計約28.1億円によって2035年の自己資本はゼロになると想定する。ただし、企業の再生やブランドの部分的な売却によって旧株主に小さな価値が残る余地はあるため、時価総額を厳密なゼロにはしない。SCHEMA §1-3に従い、悲観のPBRは10年後の積み上げ自己資本ではなく現在の自己資本28.1億円を分母とし、正のPBR0.01倍を適用する。したがって時価総額は28.1億円×0.01=0.281億円となる。これは過去の市場PBRの底値を根拠としたものではなく、ほぼ全損する既存株主の残存請求権を表す。

確率:財務制限条項への抵触と現金不足が既に現実の問題である。主力商品の再建が遅れて融資条件が悪化する複合ケースを小さな末尾確率ではなく16%とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

キッチン関連

トースター、電子レンジ、ケトル、コーヒーメーカー、ホットプレートなど。単一事業セグメントの中で会社が開示する製品別カテゴリー。

数量推定年間出荷台数(万台、物価を含まない)価格メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目)売上営業利益
今 2025/12 28.0 2.85 80 −5
10 年後 中立 26.0 4.00 104 7

取り方:2026年3月公表の成長可能性資料25ページにある2025年カテゴリー売上7,975百万円を正とした。単品出荷台数と卸売比率が未開示なので、税込3万円台後半の主力トースターと、ケトル・電子レンジ等の単価幅を考え、メーカーへの実入金ベース平均約2.85万円と推定し79.75億円÷2.85万円≒28万台を得た。参考となる日本の電子レンジ出荷2025年325.9万台、炊飯器450.4万台、国内トースター市場の推定200万〜300万台と商品種類の広さを照らした。会社公式によればトースターは2015年以降8か国で累計出荷200万台超。2019年の国内トースター数量シェア5.3%(会社調べ)を補助的に照合したが、これは2025年の推定数量ではない。2026年新型トースターの3日間国内出荷9,000台は直接開示だが、2025年全製品の正確な出荷台数ではない。製品カテゴリー別営業利益の開示がないため利益は本社調整前の暫定配賦とする。

空調関連

GreenFan、サーキュレーター、空気清浄機、加湿器など。季節性が大きく量販店在庫の影響も受ける。

数量推定年間出荷台数(万台、物価を含まない)価格メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目)売上営業利益
今 2025/12 4.5 3.45 16 −1
10 年後 中立 4.5 4.60 21 1

取り方:会社資料2025年の空調関連売上1,552百万円を正とし、製品価格帯および卸売と直販の違いからメーカー平均3.45万円を推定、約4.5万台に割り戻した。参考として日本電機工業会2025年空気清浄機出荷124.7万台、扇風機・サーキュレーターは別市場であり分母にそのまま使わない。国内売上は2025年約9.67億円だが、商品別・地域別数量、競合シェア、空調カテゴリーの個別営業利益は非開示である。営業利益は便宜的な配賦推定。

その他製品

LEDランタン、デスクライト、スピーカー等。2026年にSailing LanternとThe Clockが拡販対象となった。

数量推定年間出荷台数(万台、物価を含まない)価格メーカー実現平均売上単価(万円/台、名目)売上営業利益
今 2025/12 2.0 2.94 6 1
10 年後 中立 5.0 4.30 22 1

取り方:会社資料2025年その他売上587百万円を正とし、ランタン・照明・スピーカーの価格帯を考慮してメーカー売上平均2.94万円、約2万台とした推定値。2026年上期は同カテゴリーの売上が656百万円に増加し、新たな時計・ランタンの販売が始まったため、将来のシェアは異種製品を一つの市場に足さず販売数量から積む。カテゴリー別利益は未開示につき配賦上の黒字仮定で、2025年のカテゴリー別仮配賦は調理▲4.50、空調▲0.70、その他+0.50億円の合計▲4.70億円であり、非開示の全社本社費調整▲3.96億円を差し引くと実績営業損失▲8.66億円に一致する。

リスクと懸念

借入条件と継続企業の前提

銀行2行との融資枠に財務制限条項があり、赤字継続や自己資本の減少が条件に抵触した。2026年上期にも継続企業の前提に関する重要な不確実性が残り、2026年11月末の融資枠更新が当面の焦点となる。借り換えができない場合は運転資金不足、在庫処分、資産売却、増資を余儀なくされ、既存株主の価値が大きく損なわれうる。

国内量販店の数量減少

国内売上の主力を占める調理家電は、2026年上期に量販店向け販売が大きく減少した。値上げに応じられる顧客がいても、低価格の代替商品を選ぶ人が増えれば、広告費と固定費を分散する数量を失う。国内の買い替え台数は人口減少と製品寿命に制約され、価格を上げれば必ず売上が増えるとは限らない。

新製品への投資回収

携帯電話への参入と撤退では、デザイン力を収益力へ結び付けられなかった。時計やランタンの新商品でも、初期の新鮮さが持続的な売上へ変わらなければ、企画・金型・広告・専用在庫に資本が拘束される。ヒット商品が一つ増えても採算の悪い商品群を残せば、全社の投下資本利益率は改善しない。

模倣と高価格帯での競合

トースターではアラジンやパナソニック、空調では国内大手やダイソンなどが機能とデザインを競う。バルミューダに高価格を払う客層は確かに存在するが、乗り換え費用がほぼない耐久消費財では、次の買い替えでブランドを替えられる。AIによる設計補助も競合の試作コストを下げ得る。

為替と製造委託先

自社工場を持たないことで固定設備投資を抑える反面、円安と部材・輸送費の上昇が外注価格に反映されやすい。共通前提のドル円150円が続いてもコストを吸収できるとは限らず、金型更新や品質不具合が起きた時の追加資金も必要となる。受取価格を上げられずに粗利率が後退する危険がある。

海外拡販の費用先行

北米と韓国の高所得層には価値を伝えられる余地がある一方、現地小売の口座開拓、物流、返品、広告などの費用が先に発生する。2025年の北米売上は約7億円にすぎず、新規店や話題性の高い製品だけで利益の継続性は証明できない。海外への展開を急ぐほど短期の運転資金を圧迫する。

支配株主と少数株主の資本配分

創業経営者の持株比率が高く、上場後も配当を実施していない。会社の復活を優先して内部留保を続ける判断には合理性があるが、資本コストに届かない開発投資を止める外部からの圧力は弱い。配当や自社株買いの数字による約束がないため、積み上がった利益を株主価値と同額に評価しにくい。

今後の分かれ目

2026年11月末の融資枠が実質同額以上で更新され、財務制限条項の猶予が確保されたら
短期の事業停止確率を下げる。ただし営業黒字化と現金創出が伴わない限り中立以上の利益率を自動で引き上げず、2期連続の改善を待つ。
新型トースターの流通初期出荷に続き、2027年通期でも小売実売台数が前年同期を超え、メーカー売上単価が維持されたら
高級調理家電の値決め力を再評価し、調理家電の数量とやや楽観側の確率を引き上げる。9,000台の初回出荷だけでは判断しない。
2026年12月期の営業利益0.3億円という会社計画を未達とし、営業キャッシュフローも再び赤字になったら
再建期間が伸びると判断し、資本コストの追加上乗せと悲観確率の上方修正を検討する。現預金だけでなく借入の返済期限を照合する。
北米売上が2期続けて30%以上増え、海外事業の販管費負担を含む連結営業利益も増えたら
グローバルブランド戦略の実効性が高まる。その他製品と調理家電の海外数量を上方修正し、単なる販売網拡張に伴う赤字との違いを見る。
空調と調理家電の国内数量がさらに2年連続で減少したら
国内の高価格ブランドが浸透しているとの見方を下げ、中立数量をやや悲観側へ移す。コストカットだけで支えた利益は継続性を低く評価する。
第三者割当増資や借入の株式転換が発表されたら
会社全体の事業価値と既存株主の取り分を分け、発行条件・新株数・調達資金の用途を確認して持分希薄化を反映する。資金調達に成功した事実だけで価値を上げない。
ランタン・時計の「その他」売上が年間20億円を超え、在庫が売上より速く増えていなければ
多製品ブランドとしての広がりを確認し、製品当たりの固定費分散を織り込む。ただし投下した金型・開発費を回収しているかも条件とする。

見ておくもの

  • 銀行2行との融資枠更新、財務制限条項の猶予、継続企業の前提に関する注記の解消状況
  • 四半期末現預金、短期・長期借入残高、営業キャッシュフロー、商品在庫と滞留月数
  • 主力トースターの小売実売数量・出荷数量・平均卸売単価の推移
  • 日本のキッチン関連売上と自社直販比率、北米・韓国での同一製品販売の継続
  • その他製品の新製品別売上と販管費、営業利益への貢献
  • 売上総利益率35%前後の維持と広告宣伝費・研究開発費・金型投資の回収
  • 第三者割当や希薄化、株主優待クーポンの利用件数、配当・自社株買いの有無

倍率と資本コストの決め方

現在の574円、時価総額約49億円、過去のPBRの底は売上・利益・倍率の設定に使っていない。2025年のカテゴリー実績を数量と卸売実現単価へ分解し、10年後の営業利益を本社費控除後に求めた。楽観とやや楽観のPERはROEと増分の利益率が資本コストを超えた分だけを残す式で求め、中立はROEが資本コスト未満なので利益÷kを上限とした。やや悲観と悲観は会計上の純資産28.1億円を無条件の床にせず、再建過程の損失と債権者優先の回収額を見た。悲観の時価総額はゼロではなく、現在の自己資本28.1億円にPBR0.01倍を掛けた0.281億円とし、既存株主に残るわずかな請求権の価値を表した。2027年開始事業年度からの新リース会計適用後も、家賃を営業費用に含める旧来の比較軸で10年先を表現する。株主優待の利用件数、製品別出荷台数・利益は非開示につき推定であり、結論への感度が高い。

資本コスト 10.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5% + 上乗せ 2.0%。基本7.5%に事業収益の循環性0.5%と、継続企業の前提への不確実性を伴う財務苦境の上乗せ2.0%を足して10.0%。個別の製品失敗やM&Aは数量・利益・確率で表現する。

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やや割安(年 +10.5%) やや割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +14.3%) やや割安 ニレコ6863 製鉄・フィルム制御の顧客基盤と特殊光学に堀があり、設備投資後の実行リスクを見ても長期価値は現時価総額を上回る 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +23.5% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +12.2%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +20.9% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +18.3% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +17.2% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +16.9% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +16.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +15.7% · 10 年 やや割安(年 +13.1%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +14.7%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 エノモト6928 精密金型と顧客認定は堀になるが、稼働率と設備更新の重さを考えると、現在の時価総額はおおむね妥当だ 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +10.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +9.6%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 −0.9% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −4.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −5.5% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −6.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −7.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) やや割高 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +9.6%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +8.8%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 −12.7% · 10 年 やや割高(年 +10.3%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −16.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −17.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本アビオニクス6946 防衛装備の更新を支える技術と厚い受注残は魅力だが、現金化の遅れと高い期待を考えると株価はやや割高 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +8.7%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −20.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −25.6% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −27.0% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −27.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +7.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +5.2%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −34.8% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −35.4% · 10 年 割高(年 +5.4%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −37.3% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −38.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −39.3% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −41.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −41.5% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −42.8% · 10 年 割高(年 +4.9%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −43.1% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −46.4% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −47.3% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −47.4% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −49.6% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 キオクシアホールディングス285A NANDの需要増と先端技術は確かでも、設備投資と価格循環を差し引くと足元の時価総額には安全域が乏しく、長期では割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 HPCシステムズ6597 138億円の大口受注は魅力的だが、借入金と案件集中の危うさを考えると、今の時価総額118億円には安全域が乏しい 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −52.7% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −56.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −58.4% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −63.0% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −64.4% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −64.5% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.7% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −66.8% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 パワーエックス485A 国産蓄電システムの受注力は確かだが、輸入電池への依存と資本効率の不確実性に比べ、現在の株価には安全域がない 本質価値との差 −68.7% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 アスタリスク6522 RFIDによる省人化には成長余地があるが、赤字の長期化と希薄化を考えると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −69.6% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 オキサイド6521 主力の結晶は堅調でも、赤字と借入が重く、今の時価総額は黒字化の先まで織り込む 本質価値との差 −70.0% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −72.5% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 トラース・オン・プロダクト6696 CELDISの導入実績と現場DXには伸びしろがあるが、赤字の長さと希薄化を考えると、現在の時価総額に見合う利益の再現性はまだない 本質価値との差 −75.4% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −5.5%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −84.2% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −86.8% · 10 年 割高(年 −11.8%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −87.7% · 10 年 割高(年 −9.8%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −88.5% · 10 年 割高(年 −13.3%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.4% · 10 年 割高(年 −14.3%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.5% · 10 年 割高(年 −16.3%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.4% · 10 年 割高(年 −19.7%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.5% · 10 年 割高(年 −33.8%)

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  2. バルミューダ 2026年12月期中間決算説明資料(2026年8月7日、売上・粗利・市場動向)
  3. バルミューダ 2025年有価証券報告書(EDINET原本の抽出テキスト、融資契約・事業・配当)
  4. 日本電機工業会2025年民生用電気機器国内出荷統計に基づく市場概要
  5. バルミューダ新トースター発売後3日間の国内出荷9,000台(2026年10月13日)
  6. バルミューダ2026年株主優待クーポン(30%割引)
  7. バルミューダ 2020年12月期決算説明資料(2019年の国内商品別数量シェアを開示)
  8. バルミューダ公式 トースター累計出荷200万台超、8か国販売

分析日 2026-10-22