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ニレコ 6863

製鉄・フィルム制御の顧客基盤と特殊光学に堀があり、設備投資後の実行リスクを見ても長期価値は現時価総額を上回る

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,283 円276 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-11-02)1,035 円222 億円差 +24.0%
10 年後から見ると やや割安 価値 1,283 円276 億円 · 差 +24.0% · 期待の年率 +10.2%
期待の年率リターン(10 年)+10.2%資本コスト比 +2.7 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の0.1%未満です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

ニレコは、製鉄所やフィルム工場の生産ラインを正しく動かす制御機器と、半導体検査装置に組み込む光学部品を売る会社だ。筆者の結論は「やや割安」である。生産ラインに組み込まれた装置は簡単には換えられず、特殊な光学結晶の加工にも他社がまねしにくい技術がある。10年先の本質価値は、株主還元を含め現在の時価総額をおよそ4分の1上回ると考える。

強みは売上の大きさではなく、狭い市場で顧客の工程に不可欠な位置を占めることだ。2026年3月期の売上高は110億円、営業利益は17億円に達した。オプティクス事業は売上の約4分の1ながら、全社費用を配賦する前の利益への寄与が大きい。CLBO光学結晶の高度加工、製鉄所の制御・マーキング、フィルムの蛇行制御という異なる技術の柱は、単一の製品に賭ける危うさを和らげる。

もっとも、2031年3月期に売上170億円・営業利益33億円を目指す計画を、10年先まで一直線に延ばすのは危険だ。オプティクスの新棟には約20億円が必要で、半導体投資の山が過ぎれば設備の償却と固定費が残る。検査機事業の収益改善も、まだ十分な実績がない。中立では5年計画の達成後に利益率がいったん平常化すると見る。

自己資本170億円と純現金約39億円は不況への備えになるが、それだけで株価が安いとは言えない。配当・自社株買いで利益が株主に返り、残した資本も資本コストを上回って稼げるかが肝心だ。今の評価には安全域があるものの、半導体需要と工場投資の成否を定期的に確かめながら長く持つ銘柄と考える。

バリュー投資の観点から

長く持つ株主の見方では、ニレコの価値は「止めたくない工場が買うもの」を作っている点にある。製鉄所は制御装置を安く買うために歩留まりを悪くしたくないし、光学装置メーカーは小さな部品の不具合で高価な検査設備を止めたくない。こうした顧客の損失回避が、製品の価格だけでは崩れにくい関係をつくる。売上規模が小さくても、信頼と現場の経験は長期で蓄積する。

ただし、堀が本物ならどれほど再投資してもよいということではない。新しい光学工場への20億円と追加設備は、確実に利益が戻る預金ではない。2031年の光学事業の増分営業利益は現状対比で10億円超が計画されているが、設備に必要な資金と運転資金をすべて含めると、初期投資の利回りは下がる。計画実現時の増分税引後利益が投下資本に対して高い割合を保てるかが、最重要の監視点になる。

工場の能力を増やした後に受注が落ちれば、操業度の低下、固定費、設備減損が同時に起きる。検査機の競争を無視して会社全体を光学技術の独占企業として扱うこともできない。筆者は製鉄・フィルムの更新需要を収益の底として評価しつつ、半導体の成長に関しては五つの将来に分けて考える。

配当方針が明確になり、現金を抱え込むだけの経営から一歩進んだことは前向きだ。しかし株主に戻る利益と将来の買収に消える資金は違う。経営が資本コストを上回る投資だけを続け、余った資金を現実に還元するなら、現在の時価総額には魅力がある。逆に設備の稼働率や受注残が崩れた場合は、純現金だけを頼りに高く評価しない。

何で稼ぐ会社か

会社の土台は制御機器事業である。製鉄・非鉄金属向けには、厚板や帯鋼の位置、溶鋼の高さ、製品の識別情報などを測り、ラインを止めずに整える装置を納める。製鉄所は24時間に近い稼働を前提に設備を組むため、制御機器の選定は価格だけでは決まらない。納入履歴、故障時の交換部品、技術者の現場対応までが一つの商売になる。2026年3月期の同分野売上は約32億円である。

制御機器のもう一つの柱は、フィルム・印刷・紙や金属箔を走らせる設備だ。耳端位置制御装置は薄い素材の蛇行を抑え、張力制御装置は破れやしわを減らす。糊付け検査や印刷品質検査も生産歩留まりに直結する。高機能フィルム、電池材料、食品の軟包装など用途は広いが、単価の安い汎用機では海外企業との競争にさらされる。直近の同分野売上は約25億円である。

稼ぐ力の伸びを左右するのはオプティクス事業だ。光学技研のCLBO結晶加工、京浜光膜の薄膜加工、レーザ装置などが半導体製造・検査、光学計測の装置メーカーに組み込まれる。顧客が求める波長・透過率・耐光性に合わせる受注生産が多く、一般的な部品のように型番だけで代替しにくい。直近売上は約29億円、事業利益は約10億円で、受注残の増加を受けた増産が計画されている。

検査機事業は、フィルム・電極・鋼材表面の画像検査、農産物選果、食品検査、放射線計測などを扱う。キーエンス、オムロン、コグネックスなど画像認識に強い企業と競争する領域があり、2026年3月期は約19億円の売上でも小幅な赤字だった。その他の部品加工・組立事業は約5億円の小さな事業である。全事業を合わせた利益から本社費用が引かれるため、個別事業の利益を足した額をそのまま株主の稼ぎと見てはいけない。

優良さと弱いところ

本物の参入障壁は、顧客の製造工程に入り込んだ実績だ。ニレコは国内の製鉄メーカー向け制御・マーキング装置、フィルム向け蛇行制御や糊付け検査で高いシェアを持つと開示している。製鉄ラインを別メーカーの制御装置へ替えるには、設置だけでなく停止時間、調整、作業者の再教育、故障時の保守責任が生じる。更新案件で既存メーカーが有利になる理由は、ここにある。

光学技研のCLBO結晶加工は、さらに狭く深い強みだ。会社は深紫外線の半導体検査向けに商用水準で加工できる企業が同社だけだと説明している。光学結晶を育成し、高精度に加工し、薄膜を施す工程がグループにそろうことは、顧客との共同開発の速度を上げる。ただし「加工工程で唯一」という会社の説明を、半導体検査向け光源市場全体の独占と取り違えてはならない。顧客名や製品別の価格改定率も開示されず、厳密な値上げ力は検証しきれない。

財務は頑丈だ。純現金約39億円、自己資本比率8割超で、設備投資に失敗しても直ちに資金繰りが詰まる形ではない。一方、過去10年のROE中央値は約5%と高くなく、2024~2026年に上がった利益率を永続の実力と考えることはできない。検査機の低採算、需要の波、20億円超の新規設備への再投資は、会計上の利益がそのまま自由な現金にならない理由である。

将来も強い堀が残ると考えるのは、製鉄・フィルムの既設設備に根差したサービスと、特殊光学加工を合わせた部分である。検査機の標準的な画像認識機能まで同じ強さと評価しない。経営が既存顧客を失わず、光学加工の設備増強で収益率を維持できれば堀は広がるが、一般化した画像認識や光学部品の内製化が進めば細る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

長期需要は一枚岩ではない。世界の粗鋼生産は2025年に約18.5億トンであり、OECDは2030年までの伸びを緩やかと見ている。日本・韓国の生産が減る一方、インドと東南アジアでは増設と改修が続く。ニレコの鉄鋼向け需要は鋼材生産量そのものより、連続鋳造・圧延・表面処理ラインの更新と海外案件の獲得数で決まる。IMS MesssystemeやPrimetals Technologiesなど周辺分野の企業が競争・提携の相手になる。

機能性フィルムでは紙の成熟と、高性能包装材・電池用電極・電子部材の成長が同居する。日本国内の蛇行制御と糊付け検査で同社は首位級と説明するが、市場全体の販売台数と占有率の厳密な数字は公表していない。独Erhardt+Leimer、BST、Maxcessなどが海外のウェブ搬送・検査機器で競う。10年で市場の台数が急拡大するとは見ず、新興国と高機能材向けの浸透でニレコの案件を増やす余地を重視する。

最も大きな追い風は半導体検査の高度化である。SEMIは世界の半導体製造装置販売を2026年に約1,659億ドル、2028年に約2,295億ドルと見込む。ニレコが売るのは完成した製造装置ではなく、深紫外光源や精密光学部品の一部である。会社が紹介する半導体検査装置向けDUVレーザの2030年市場は約6,500万ドルという小さな専門市場で、さらに中赤外光学部品など隣接市場にまたがる。世界の製造装置市場をそのままニレコの売上機会にしてはならない。

顧客の装置の世代交代ではCLBO加工の再認証が障壁になるが、波長の変更や競合する結晶・レーザ技術の進化は逆風にもなる。検査機ではキーエンス、オムロン、コグネックスなどが画像認識の精度と導入の手軽さを競う。AI画像処理の導入は検査需要を増やす可能性がある反面、ソフトでの差別化を弱める。対象市場ごとの正確なシェアと競合企業別シェアが非開示なため、成長の数量前提には相応の幅を持たせる。

資本政策と M&A

2026年9月に公表した「NIRECO-VISION 100」は、2031年3月期に売上高170億円、営業利益33億円、営業利益率19.4%を目指す。オプティクス売上は約61億円で、直近の約29億円から倍増させる構想だ。2027年3月期の会社予想も売上132億円、営業利益20億円、純利益15億円に引き上げた。ROEの数値目標はこの新中計では確認できず、売上・利益の約束と資本効率の約束は分けて評価したい。

資金の使い道は明確になってきた。オプティクスの新棟建屋に約20億円、別途加工・検査設備に数億円を検討し、2029年3月期からの稼働を計画している。売上増が利益増につながれば高い増分投資利回りとなり得るが、投資の総額には追加設備、在庫、技術者採用、既存拠点の更新費用も含めなければならない。既存機械の減価償却は取得原価のまま進むが、新しい建屋の償却費と現金支出は今の物価で膨らむ。

株主還元は2027年3月期から「連結配当性向50%以上、かつDOE3%以上」を目標とする方針に強化された。2025年度には約5億円の自己株取得も実施し、持ち合い株の縮減に伴う特別配当も予定している。市場性のある投資有価証券は約17億円、取得原価との差は約12億円だが、含み益への税と売却時期を忘れてはならない。

2025年には応用光研工業を買収して放射線計測や結晶加工の領域を広げた。光学技研や京浜光膜を含む小さな技術の束を組み合わせる買収には筋が通るが、買値が高ければ超過利益は消える。新中計には今後のM&Aの上積みを入れていない。株主としては、増配の実行と設備投資後の資本効率を確認し、買収だけで売上を膨らませる経営には慎重でいたい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

成長の核が工場や顧客から見て代わりにくい技術にあることは大きい。光学技研が扱うCLBO結晶の精密加工は、会社の説明では半導体の深紫外検査用途で商用水準の供給者が極めて限られている。検査装置の精度が上がるほど顧客との共同設計と認証の積み重ねが生きる。2027年3月期第1四半期のオプティクス売上は前年同期比8割超増え、受注残も高い。建屋と加工設備への資本投下は、単なる夢ではなく実際の供給制約を解く投資である。

鉄鋼・非鉄金属向けでは、日本の既設ラインから更新と保守が続く。インドのIMS Maco Servicesとの協業は、国内市場の伸び悩みを補う販路となり得る。フィルム向けでも電池・高機能材・軟包装の品質要求が上がれば、現場の調整を知るニレコに相談が来る。検査機を黒字に転換し、標準化で開発費を抑えられれば、成長は光学一事業だけに依存しない。

財務基盤と株主還元の強化も長所である。売上が今の数倍になる必要はない。既存の顧客基盤が利益を支え、資本コストを上回る光学投資が重なり、累積配当・自社株買いが積み上がるだけでも、長期株主の取り分は大きく増える。

慎重な見方

計画にあるオプティクスの高い利益率は、深紫外光学部品の不足と顧客の増産局面に支えられている可能性がある。半導体装置市場が伸びても、光学部品の方式が変われば、ニレコの生産設備やCLBO加工が次世代の標準になるとは限らない。大手装置メーカーが部品を内製化したり、他の光学結晶やレーザ方式を選んだりすれば、加工技術の強さが受注の継続を保証しない。

製鉄向けも永久の成長市場ではない。日本の生産縮小と海外企業の価格競争で更新の件数が減れば、固定費を抱えた制御事業の利益率は下がる。フィルム・印刷の装置も海外のE+L、BST、Maxcessなどと競合し、値上げを一方的に通せる証拠は乏しい。検査機はすでに小幅な赤字で、画像認識の大手による開発速度に合わせるには追加の研究開発費が要る。

最大の懸念は、需要の山で20億円超を使って工場を建てることだ。建設費は確定した利益ではなく、稼働後は償却と人件費の固定負担になる。政策保有株の売却や手元現金も、買収や増産投資に再投入されれば少数株主には戻らない。過去のROE中央値が5%前後だった事実を踏まえると、最近の好業績を恒久的な資本効率と決めつけるべきではない。

どちらに重みを置いたか

強みが明確な分、上振れの余地を認める。ただし、目先の受注が10年続くとは考えず、基準の将来は2031年計画の後に光学の利益率が落ち着く形とした。上側の確率は33%、下側は30%で、やや上に寄せた理由は特殊光学加工の技術と高い受注残、製鉄・フィルムの継続取引である。下側も厚く残すのは大型設備の固定費と検査機の採算不安があるためだ。株主還元を含む本質価値は現状を約26%上回るが、投資完了後の稼働率が崩れれば結論は変わる。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 1,919 円412 億円(+ 還元の換算額還元の合計 505 円109 億円)。 今の値に割り戻すと 1,283 円276 億円、今との差 +24.0%、 期待の年率 +10.2%(資本コスト 7.5%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 11% 4,223 円907 億円 771 円166 億円 +382.5% +19.4% 549 円118 億円
やや楽観 22% 2,936 円631 億円 679 円146 億円 +249.3% +15.4% 795 円171 億円
中立 37% 1,695 円364 億円 537 円115 億円 +115.6% +9.4% 826 円177 億円
やや悲観 20% 609 円131 億円 289 円62 億円 −13.3% −1.7% 180 円39 億円
悲観 10% 600 円129 億円 147 円32 億円 −27.8% −3.5% 75 円16 億円
加重平均100% 1,919 円412 億円505 円109 億円 +134.3% +10.2% 2,425 円521 億円

今の株価時価総額 1,035 円222 億円(2026-11-02)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 11% 光学の不可欠な加工技術が世界へ広がる 利益 52 億円 · PER 17.6 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 4,223 円907 億円

半導体の微細化と検査回数の増加が10年を通じて続き、光学技研のCLBO加工と京浜光膜の薄膜技術が複数の装置メーカーに深く採用される。装置部品の更新も重なり、オプティクスの換算ロットは今の約2.6倍に増える。新棟は予定どおり立ち上がり、加工歩留まりが上がるため、高採算を維持できる。競争相手が技術を追っても、共同開発と品質認証の蓄積が顧客をつなぎとめる。

製鉄の制御・マーキングはインドなど新市場で実績を増やす。国内の置換需要も失わず、フィルム・金属箔では高機能材料への採用が伸びる。検査機は電極と放射線計測に製品を絞り、画像解析の競争を避けながら黒字を積み上げる。新規買収は専門技術を補う小型案件に限り、割高な大型買収は行わない。

成長投資の後も株主への配当と買戻しを続け、企業全体のROEは17%台となる。この筋書きでは独自技術の堀がむしろ深まり、10年後も資本コストを大きく上回る新規投資の利回りを確保する。

  • オプティクス事業:数量 2,900(装置メーカー向け特注光学部品の換算納入ロット/年)× 価格 0.04(1換算ロット当たり売上(億円、名目))→ 売上 119 億円・営業利益 44 億円。DUV・特殊光学の採用拡大と供給能力向上
  • 制御機器:鉄鋼・非鉄金属:数量 600(制御ユニット・計測装置・改修パッケージ換算件数/年)× 価格 0.11(1件当たり複合売上(億円、名目))→ 売上 63 億円・営業利益 15 億円。インドなど海外案件と高付加価値の更新増
  • 制御機器:機能性フィルム・軟包材:数量 750(フィルム・包装ラインへの更新モジュール換算件数/年)× 価格 0.06(1モジュール当たり複合売上(億円、名目))→ 売上 45 億円・営業利益 10 億円。電池材・高機能包装材で標準機と検査を拡販
  • 検査機事業:数量 350(検査システム・改修等価台数/年)× 価格 0.18(1検査システム等価台当たり売上(億円、名目))→ 売上 63 億円・営業利益 10 億円。電極・放射線計測で再構築成功
  • その他(加工・組立等):数量 100(加工・組立プロジェクト換算件数/年)× 価格 0.09(1案件当たり売上(億円、名目))→ 売上 9 億円・営業利益 1 億円。部品加工の高付加価値化

倍率:2036年の全社ROEは17.93%、資本コストk=7.5%、堀の残存比率2/3。新規投資利益率RONIC=k+2/3×(ROE−k)=14.45%。長期成長g=3%で正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=17.61倍をそのまま採用した。現時点の非事業用純現金10億円は税後利息換算1.4%を純利益から外し、株主に戻る割合75%で別に加えた。現在株価・過去倍率には依存しない。

確率:製造装置メーカーからの深紫外・光学部品採用が長期にわたり増え、国内既設ラインの保守と海外展開も同時に成功する高難度の複合筋書きである。唯一性のある加工技術には余地があるが、量産投資の実行を伴うため低めの11%とした。

やや楽観 22% 新棟が順調に稼働し海外顧客も増える 利益 38 億円 · PER 16.6 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 2,936 円631 億円

光学棟は2029年3月期に予定どおり稼働し、半導体検査に必要な深紫外光学部品の供給制約が解ける。数回の装置世代交代のうち多くで既存顧客との取引を守り、新規顧客にも加工工程が採用される。部品の価格は品質保証と物価上昇を反映して上がるが、半導体製造装置そのものと同じ割合で需要が増えるわけではない。利益率は高水準でも、最良期ほどにはならない。

製鉄・非鉄の生産量は世界で大きく増えないが、インド向けの販路と高級鋼板の品質管理需要が納入件数を支える。フィルムの新エネルギー関連は徐々に伸び、他方で印刷紙向けは縮小する。検査機は採算の悪い周辺商品を整理して二桁台の営業利益率に入る。応用光研工業の機器は光学の顧客基盤と重なり、大型の追加買収がなくても売上に寄与する。

自己資本の伸びを還元で抑えながら、2036年には全社の売上が約250億円に達する。既存設備と光学加工の強みは保たれ、投じた新しい資本も引き続き資本コスト以上を稼ぐ。

  • オプティクス事業:数量 2,450(装置メーカー向け特注光学部品の換算納入ロット/年)× 価格 0.04(1換算ロット当たり売上(億円、名目))→ 売上 96 億円・営業利益 33 億円。新棟の増産効果と光学加工の継続採用
  • 制御機器:鉄鋼・非鉄金属:数量 540(制御ユニット・計測装置・改修パッケージ換算件数/年)× 価格 0.10(1件当たり複合売上(億円、名目))→ 売上 56 億円・営業利益 12 億円。海外で緩やかな受注増
  • 制御機器:機能性フィルム・軟包材:数量 710(フィルム・包装ラインへの更新モジュール換算件数/年)× 価格 0.06(1モジュール当たり複合売上(億円、名目))→ 売上 41 億円・営業利益 9 億円。フィルム・電極関連の採用増
  • 検査機事業:数量 280(検査システム・改修等価台数/年)× 価格 0.17(1検査システム等価台当たり売上(億円、名目))→ 売上 47 億円・営業利益 6 億円。重点商品へ集約し利益率改善
  • その他(加工・組立等):数量 96.0(加工・組立プロジェクト換算件数/年)× 価格 0.09(1案件当たり売上(億円、名目))→ 売上 8 億円・営業利益 1 億円。受注生産の安定化

倍率:2036年の全社ROEは13.98%、資本コストk=7.5%、堀の残存比率2/3。新規投資利益率RONIC=k+2/3×(ROE−k)=11.82%。長期成長g=3%で正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=16.58倍をそのまま採用した。現時点の非事業用純現金10億円は税後利息換算1.4%を純利益から外し、株主に戻る割合75%で別に加えた。現在株価・過去倍率には依存しない。

確率:オプティクスは足元で受注が強く、増産投資の方向は合理的である。2031年計画を越えて伸びるには顧客の世代交代で複数回採用を得る必要があるため、22%を配した。

中立 37% 新計画達成後は成熟し、利益率は平常化 利益 25 億円 · PER 14.6 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 1,695 円364 億円

2031年までに光学部品の新棟が稼働し、会社の売上目標は概ね達成される。その後は半導体検査装置の投資が一巡し、光学部品の受注は伸び続けても利益率は平常化する。CLBO加工の優位は残るが、価格改定を毎年自由に通せるほどの独占ではない。部品の換算納入ロット数は現在の約1.9倍、単価は物価を少し上回る程度に増える。

製鉄向けは国内縮小をインド・東南アジアと保守需要で補い、実質の販売件数をやや増やす。フィルムは成熟した印刷紙から機能性素材へ販路を替え、数量は緩やかに伸びる。検査機は電極・フィルムと放射線計測に絞って黒字化するが、キーエンスやオムロンのような大手に対する価格交渉力は強くない。全社費用は人件費を中心に物価並みに増える。

会社の2031年目標より売上はさらに増えるが、2036年の営業利益は約33億円にとどまる。新設備の減価償却と保守・更新投資を差し引いても資本コストを上回る利益が残り、配当方針によって株主に現金が返る。

  • オプティクス事業:数量 2,050(装置メーカー向け特注光学部品の換算納入ロット/年)× 価格 0.04(1換算ロット当たり売上(億円、名目))→ 売上 74 億円・営業利益 23 億円。2031年増産後は半導体サイクルで採算が平常化
  • 制御機器:鉄鋼・非鉄金属:数量 500(制御ユニット・計測装置・改修パッケージ換算件数/年)× 価格 0.10(1件当たり複合売上(億円、名目))→ 売上 49 億円・営業利益 9 億円。国内更新を新興国の案件で補完
  • 制御機器:機能性フィルム・軟包材:数量 650(フィルム・包装ラインへの更新モジュール換算件数/年)× 価格 0.06(1モジュール当たり複合売上(億円、名目))→ 売上 36 億円・営業利益 6 億円。高機能材へ移るが印刷紙向けが縮小
  • 検査機事業:数量 220(検査システム・改修等価台数/年)× 価格 0.15(1検査システム等価台当たり売上(億円、名目))→ 売上 33 億円・営業利益 3 億円。重点製品は黒字化、画像AIの競争は続く
  • その他(加工・組立等):数量 90.0(加工・組立プロジェクト換算件数/年)× 価格 0.08(1案件当たり売上(億円、名目))→ 売上 7 億円・営業利益 1 億円。インフレ分と生産効率改善

倍率:2036年の全社ROEは9.40%、資本コストk=7.5%、堀の残存比率2/3。新規投資利益率RONIC=k+2/3×(ROE−k)=8.76%。長期成長g=3%で正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=14.62倍をそのまま採用した。現時点の非事業用純現金10億円は税後利息換算1.4%を純利益から外し、株主に戻る割合75%で別に加えた。現在株価・過去倍率には依存しない。

確率:2031年計画の売上・利益目標には足元の受注と投資計画という裏付けがある。一方、その後の半導体の市況は読めず、2026年と2031年の高い光学利益率を永続させない中立に37%を配した。

やや悲観 20% 光学が想定を下回り、成熟事業も細る 利益 7 億円 · PBR 0.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 609 円131 億円

半導体検査装置の投資が一巡したところに光学工場の増産能力ができ上がり、顧客の部品発注が計画に届かない。装置メーカーは加工部品の複数購買や内製化を進め、CLBOの一部工程で代替可能な部品が増える。品質への信頼は残っても価格交渉力が低下し、設備の減価償却と技術者の固定費が利益を押し下げる。光学の数量は2026年より増えるものの、2031年計画を割り込む。

国内製鉄の設備投資は低水準となり、海外ではIMSなどの競合に顧客を奪われる。フィルムの汎用制御装置も海外メーカーとの価格競争で採算が低下する。検査機は重点化しても画像認識の開発競争に追いつけず、ほぼ収支均衡にとどまる。応用光研工業の買収効果も限定的で、経営は設備の統廃合を迫られる。

一時は会社計画に沿って稼いだ利益があっても、2036年のROEは資本コストを割り込む。10年の株主還元は縮小し、長期の稼ぐ力より現金・売却できる資産が評価のよりどころになる。

  • オプティクス事業:数量 1,550(装置メーカー向け特注光学部品の換算納入ロット/年)× 価格 0.03(1換算ロット当たり売上(億円、名目))→ 売上 50 億円・営業利益 11 億円。増産工場の稼働率低下と一部内製化
  • 制御機器:鉄鋼・非鉄金属:数量 385(制御ユニット・計測装置・改修パッケージ換算件数/年)× 価格 0.09(1件当たり複合売上(億円、名目))→ 売上 36 億円・営業利益 4 億円。国内更新の減少と海外の競争
  • 制御機器:機能性フィルム・軟包材:数量 520(フィルム・包装ラインへの更新モジュール換算件数/年)× 価格 0.05(1モジュール当たり複合売上(億円、名目))→ 売上 27 億円・営業利益 3 億円。紙・印刷の縮小と汎用機の値下げ
  • 検査機事業:数量 158(検査システム・改修等価台数/年)× 価格 0.13(1検査システム等価台当たり売上(億円、名目))→ 売上 20 億円・営業利益 0 億円。電極検査などで競争が激しく収支均衡
  • その他(加工・組立等):数量 73.0(加工・組立プロジェクト換算件数/年)× 価格 0.08(1案件当たり売上(億円、名目))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。小規模部品加工の採算悪化

倍率:ROE2.9%は資本コスト7.5%を下回り、再投資による成長には追加価値を付けない。2036年まで増減する自己資本ではなく、2026年3月期の自己資本170億円にPBR0.78倍を適用した価値を、売却可能な資産の現時点の床約130億円と照合する。過去の安値PBRを根拠にしていない。

確率:新棟稼働後に受注のピークアウトが来ると設備固定費が重い。国内製鉄・印刷紙向け数量減と検査機の収益改善失敗が重なる現実的な下振れとして20%を認める。

悲観 10% 技術選択で敗れ、製造設備が重荷になる 利益 −6 億円 · PBR 0.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 600 円129 億円

半導体検査の光源方式が転換し、主要顧客がCLBO以外の光学結晶や供給方式を選ぶ。ニレコは新しい加工技術への移行が遅れ、増産した工場を十分に動かせない。営業赤字でも技術人員と施設維持費は急には減らず、設備の減損が発生する。過去の納入実績があっても、新世代の検査装置の仕様を顧客が変えてしまえば、従来の加工技術は決定的な防壁ではなくなる。

製鉄向けでは国内の大型製造ラインが相次いで閉鎖され、海外の新規設備も競合が取る。フィルムは汎用品の中国製装置に価格で敗れ、検査機は画像認識の大手との競争で赤字を深める。応用光研工業の追加製品も縮小の穴を埋められず、経営は一部の事業を売却・整理し、高価な大型買収を避けざるを得ない。

2036年の全社売上は約86億円、営業損失は8億円規模となる。利益による継続価値は乏しくなり、保有する現金・回収可能債権・土地設備・上場株式を処分したときに残る価値を床とする。累積還元も前半期の分に限られる。

  • オプティクス事業:数量 840(装置メーカー向け特注光学部品の換算納入ロット/年)× 価格 0.03(1換算ロット当たり売上(億円、名目))→ 売上 25 億円・営業利益 1 億円。光学方式の変化と主要装置メーカーの離反
  • 制御機器:鉄鋼・非鉄金属:数量 285(制御ユニット・計測装置・改修パッケージ換算件数/年)× 価格 0.09(1件当たり複合売上(億円、名目))→ 売上 25 億円・営業利益 1 億円。製鉄設備の廃止と海外競合への移行
  • 制御機器:機能性フィルム・軟包材:数量 405(フィルム・包装ラインへの更新モジュール換算件数/年)× 価格 0.05(1モジュール当たり複合売上(億円、名目))→ 売上 19 億円・営業利益 1 億円。価格競争で数量・実質単価とも低下
  • 検査機事業:数量 110(検査システム・改修等価台数/年)× 価格 0.11(1検査システム等価台当たり売上(億円、名目))→ 売上 12 億円・営業利益 −2 億円。画像認識で負け不採算案件が残る
  • その他(加工・組立等):数量 62.0(加工・組立プロジェクト換算件数/年)× 価格 0.07(1案件当たり売上(億円、名目))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。受注減少で小型拠点の固定費が重い

倍率:ROE-4.0%は資本コスト7.5%を下回り、再投資による成長には追加価値を付けない。2036年まで増減する自己資本ではなく、2026年3月期の自己資本170億円にPBR0.77倍を適用した価値を、売却可能な資産の現時点の床約130億円と照合する。過去の安値PBRを根拠にしていない。

確率:CLBO加工の優位が大きく失われ、半導体需要と国内制御更新も悪化し、検査機の固定費を減らせない複合悪化が必要である。低頻度でも設備減損を伴う破壊的な結果を10%残す。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

オプティクス事業

CLBO等の非線形光学結晶の精密加工、薄膜・レーザ部品、半導体検査装置向けの受注加工と装置供給。

数量装置メーカー向け特注光学部品の換算納入ロット/年価格1換算ロット当たり売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 1,100 0.03 29 10
10 年後 中立 2,050 0.04 74 23

取り方:会社は出荷ロット数を公表していない。半導体製造・検査装置OEM向けの複数仕様の光学結晶・レーザ部品を一つの換算ロットにまとめ、顧客の少数多品種調達と加工設備の稼働を勘案して年約1,100ロット、1ロット約260万円と仮定した。実売単価や納入数の開示値ではない。会社資料にある2030年半導体検査DUVレーザ市場約6,500万ドルと2032年中赤外光学素子市場約1億9,500万ドルは異なる重複しない一部市場であり、連結売上を全市場のシェアに換算していない。CLBO加工の会社主張は競争力の証拠だが、世界光学部品全体の占有率は不明。

制御機器:鉄鋼・非鉄金属

製鉄・非鉄の連続鋳造、圧延ライン向けプロセス制御、マーキング、鋼板計測、保守部品。

数量制御ユニット・計測装置・改修パッケージ換算件数/年価格1件当たり複合売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 440 0.07 32 7
10 年後 中立 500 0.10 49 9

取り方:売上32.09億円は新中計の制御機器事業の鉄鋼・非鉄金属内訳。世界2025年粗鋼約18.5億トン、日本約0.81億トンを母体とし、国内複数の製鉄・非鉄拠点で設備一本に多数の制御点があること、海外納入と部品更新を加味して年約440件の制御ユニット/改修相当を仮定、1件平均730万円とする。生産トンを装置販売台数とみなしてはいない。競合にはIMS、Primetals、製鉄機械制御各社。国内高シェアは会社開示だが数字は非開示であり、実測の販売シェアではない。

制御機器:機能性フィルム・軟包材

ウェブ搬送の耳端位置・張力制御、糊付け・印刷品質の検査、金属箔・電池材料向けの更新需要。

数量フィルム・包装ラインへの更新モジュール換算件数/年価格1モジュール当たり複合売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 610 0.04 25 7
10 年後 中立 650 0.06 36 6

取り方:売上25.49億円は新中計の分野内訳。国内のフィルム・印刷・包装・金属箔の多数のコータ・スリッタ・印刷ラインを対象とし、一ラインが複数の制御装置を使い数年単位で更新する前提で年610モジュール、1モジュール約418万円と推定した。国内蛇行制御と糊付け検査は会社によればトップシェア、ただし出荷台数・市場総台数と競合シェアの数値は未開示。Erhardt+Leimer、BST、Maxcessを海外での比較相手とする。

検査機事業

鋼材・電極・フィルムの表面画像検査、食品・農産物検査、放射線計測を含む専用システム。

数量検査システム・改修等価台数/年価格1検査システム等価台当たり売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 180 0.11 19 0
10 年後 中立 220 0.15 33 3

取り方:報告売上19.04億円を基準に、電極シート・フィルム・食品等の個別設計画像検査を中心とする年180等価システム、1式約1,058万円と推定する。台数は会社開示ではなく、カメラ・解析ソフト・取付・調整を組み合わせた更新案件換算である。世界画像検査市場全体は大きく、キーエンス、オムロン、Cognexの売上全額との単純比較は不適切。局所用途でのシェアも公表されず、量・単価とも推定誤差が大きい。

その他(加工・組立等)

機械部品の加工、電子機器の組立、製造支援など報告セグメント外の事業。

数量加工・組立プロジェクト換算件数/年価格1案件当たり売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 80.0 0.06 5 0
10 年後 中立 90.0 0.08 7 1

取り方:2026年3月期有報のその他の外販売上5.05億円を基準に、部品加工・電子機器組立を年80件の案件相当、1件約631万円と仮定した。ロット件数と単価の開示はないため、他事業の人数・市場シェアを仮定せず小事業として保守的に置く。

リスクと懸念

光学工場の需要の山と設備投資の固定費

オプティクスは半導体検査向け受注が強く、2031年3月期売上61億円を目標に新棟約20億円と追加加工設備を検討する。だが顧客の装置更新は周期的で、2029年の稼働開始後に受注が減ると償却費、電力、人件費をすぐ削れない。設備を安く作れた時代の償却だけで利益を予想せず、更新投資の現金流出と翌期以降の稼働率を継続して追う。

CLBO加工の技術移行と顧客集中

独特な加工技術を持っていても、半導体検査装置側が新しい波長・材料・レーザ方式を選べば発注が移る。商用加工で唯一とする説明は会社側の認識であり、装置業界全体で永久の独占ではない。個別顧客名、装置別の納入比率、供給シェアが公表されていないため、一社の仕様変更でも業績への影響が大きくなり得る。

鉄鋼・フィルムの更新需要縮小

日本の粗鋼生産と印刷紙用途は長期では伸びにくい。制御・張力装置は既設設備の保守という底がある半面、ライン閉鎖は装置の更新機会そのものを消す。インド・東南アジアに販路を広げても、IMSや海外の搬送・制御機器メーカーとの競争で国内ほど高い利益率を維持できない可能性がある。

検査機の赤字と画像認識競争

電極・フィルムの表面検査や食品選果は需要があるが、画像認識の性能改善にキーエンス、オムロン、コグネックスなどが投資している。汎用の画像解析ソフトだけでは技術差が狭まり、現場固有の装置調整まで含めた価値を提供できなければ利益が残らない。新中計の検査機利益3億円は達成の確認が必要である。

M&Aと政策保有株の使い方

応用光研工業など専門技術を補う買収は隣接市場への足場になるが、放射線計測・結晶加工で収益を高められなければ買収資金と経営の注意が分散する。上場有価証券の含み益は約12億円あるが、税金と売却時期がある。売却代金を高値の買収に回し株主へ戻さない場合、見かけの純資産の厚さは安全域にならない。

AIエージェント代替の非該当と画像AIの別種の代替

収益の主力は工場現場の制御装置、検査ハードウエア、特殊光学部品であり、人月請負、席課金SaaS、広告制作、調査サービスのAIエージェント代替の型には該当しない。一方、検査機では画像AIの標準化により従来の解析ソフトの差別化が弱まる可能性があり、その影響は検査機の利益率と数量の下振れ筋書きで扱う。

今後の分かれ目

オプティクスの新棟が2029年3月期に立ち上がり、2031年の売上61億円と利益22億円に近づいたら
増分の営業利益を実際の新棟・設備・運転資本投入額で割り、資本コストを明確に上回るか確認する。達成が継続すれば上側二つの筋書きの確率を引き上げる。
光学事業の受注残が連続して減り、増産設備の稼働率と粗利益率が下がったら
新設備の償却と固定費を上乗せし、中立のオプティクスの納入ロットと利益率を下げる。短期の売上変動より受注残と顧客世代交代の失注を重く見る。
制御機器の国内補修需要が弱まる一方、IMSとの海外案件で受注件数と採算が改善したら
製鉄・非鉄の実質の年間更新件数とシェアを上げてよい。ただし輸出売上の伸びを値上げと混同せず、海外工事費とサービス体制の費用を差し引いて判断する。
検査機が継続黒字となり、電極・食品・放射線計測で二桁台の事業利益率を維持したら
新中計の採算改善が実証されたと評価し、全社の中立営業利益に改善分を取り込む。逆に画像AIの競争で赤字が続けば事業再編と減損を下側に反映する。
連結配当性向50%以上とDOE3%以上を守り、政策保有株の売却資金を追加還元したら
余剰現金の株主への戻り方を0.75から1.0に近づける根拠になる。株数の減少、宣言配当、売却益の一過性を分けて確認する。
特殊光学のCLBO加工に代替技術が現れ、主要装置メーカーによる内製化や複数購買が進んだら
強い堀の判定を見直し、オプティクスの単価・数量と将来の増分投資利回りを下方修正する。悲観・やや悲観の確率を引き上げ、持ち合い株や現金で事業価値の毀損を隠さない。

見ておくもの

  • オプティクス受注高・受注残高と2031年計画への進捗。2026年3月期末の同事業受注残約26億円、2027年3月期第1四半期末約31億円が起点。
  • 2029年3月期稼働予定の光学新棟と加工設備の総投資額、量産歩留まり、減価償却費の増加。
  • 製鉄・非鉄金属とフィルム・軟包材の分野別売上・事業利益率。IMSのインド向けCPC案件。
  • 検査機事業の営業黒字の持続と電極シート・放射線計測の受注採算。
  • 新中計の2031年売上170億円・営業利益33億円の各期修正、および営業利益率19.4%の実現。
  • 配当性向50%以上・DOE3%以上の実行、自己株式数、政策保有株式の売却・処分。
  • 光学技研のCLBO結晶の採用仕様や競合技術、半導体検査装置市場の投資サイクル。

倍率と資本コストの決め方

2026年10月22日現在の基準株数は21,484,141株で、現時価総額は約218.71億円となる。2026年8月の1対3の株式分割後の株数を用い、分割前の配当や株数を重ねなかった。予想は今の株価から逆算せず、五つの事業に分けた2036年の数量と名目単価、セグメント利益、本社費用から構成した。

10年後の楽観~中立の倍率は、資本コスト7.5%、長期成長3%、強い堀の超過収益残存割合2/3、将来の自己資本利益率から正当化PERの上限で算定した。市場の過去PERやPBR、株価の山谷は使っていない。悲観側は現在の帳簿資本と売却可能資産から床を測り、投資有価証券と余剰現金を二重計上しない。新リース会計の表示変更は比較期間の収益力を変えないものとして扱う。

新中計で初めてオプティクスの建屋約20億円と追加設備、個別分野の利益目標が明確になった。会社の実績ではない年間納入単位数は推定であり、市場占有率の厳密な検証にはならない。モデルの中立値と現時価総額の差が生じたことを理由に、数量や確率を後から市場価格へ寄せていない。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。国債3%と株式リスクプレミアム4.5%による基本7.5%。営業利益の循環、値決め力、純負債、寿命の四項目は合計0%。

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年で見るとやや割安 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +30.0% · 10 年 割安(年 +10.7%) やや割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +28.9% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +11.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +27.4% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +26.0% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +25.6% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +14.3%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +23.5% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +12.2%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +20.9% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +18.3% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +17.2% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +16.9% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +16.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +15.7% · 10 年 やや割安(年 +13.1%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +14.7%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 エノモト6928 精密金型と顧客認定は堀になるが、稼働率と設備更新の重さを考えると、現在の時価総額はおおむね妥当だ 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +10.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +9.6%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 −0.9% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −4.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −5.5% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −6.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −7.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) やや割高 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +9.6%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +8.8%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 −12.7% · 10 年 やや割高(年 +10.3%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −16.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −17.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本アビオニクス6946 防衛装備の更新を支える技術と厚い受注残は魅力だが、現金化の遅れと高い期待を考えると株価はやや割高 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +8.7%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −20.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −25.6% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −27.0% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −27.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +7.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +5.2%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −34.8% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −35.4% · 10 年 割高(年 +5.4%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −37.3% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −38.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −39.3% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −41.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −41.5% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −42.8% · 10 年 割高(年 +4.9%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −43.1% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −46.4% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −47.3% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −47.4% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −49.6% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 キオクシアホールディングス285A NANDの需要増と先端技術は確かでも、設備投資と価格循環を差し引くと足元の時価総額には安全域が乏しく、長期では割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 HPCシステムズ6597 138億円の大口受注は魅力的だが、借入金と案件集中の危うさを考えると、今の時価総額118億円には安全域が乏しい 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −52.7% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 バルミューダ6612 体験を売る家電ブランドには価値が残るが、再黒字化と借入更新の不確実性に対して現在の評価は高い 本質価値との差 −53.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −56.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −58.4% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −63.0% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −64.4% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −64.5% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.7% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −66.8% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 パワーエックス485A 国産蓄電システムの受注力は確かだが、輸入電池への依存と資本効率の不確実性に比べ、現在の株価には安全域がない 本質価値との差 −68.7% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 アスタリスク6522 RFIDによる省人化には成長余地があるが、赤字の長期化と希薄化を考えると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −69.6% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 オキサイド6521 主力の結晶は堅調でも、赤字と借入が重く、今の時価総額は黒字化の先まで織り込む 本質価値との差 −70.0% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −72.5% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 トラース・オン・プロダクト6696 CELDISの導入実績と現場DXには伸びしろがあるが、赤字の長さと希薄化を考えると、現在の時価総額に見合う利益の再現性はまだない 本質価値との差 −75.4% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −5.5%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −84.2% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −86.8% · 10 年 割高(年 −11.8%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −87.7% · 10 年 割高(年 −9.8%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −88.5% · 10 年 割高(年 −13.3%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.4% · 10 年 割高(年 −14.3%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.5% · 10 年 割高(年 −16.3%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.4% · 10 年 割高(年 −19.7%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.5% · 10 年 割高(年 −33.8%)

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読んだ資料

  1. ニレコ「NIRECO-VISION 100」新中期経営計画(2026年9月29日、事業別利益・設備投資計画)
  2. ニレコ第100期有価証券報告書(2026年3月期、セグメント・資産・株主還元)
  3. ニレコ2026年3月期決算説明資料(国内シェア・CLBO結晶・事業構造)
  4. SEMI 2026年7月世界半導体製造装置市場見通し
  5. OECD Steel Outlook 2026/世界粗鋼生産・地域別見通し

分析日 2026-10-22