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富士通 6702

ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高)

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,848 円6.65 兆円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,573 円7.91 兆円差 −15.9%
10 年後から見ると やや割高 価値 3,848 円6.65 兆円 · 差 −15.9% · 期待の年率 +4.9%
期待の年率リターン(10 年)+4.9%資本コスト比 −2.6 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

富士通は国内最大級のITサービス会社で、サービスソリューション(SI・クラウド・コンサル、売上の3分の2)を主力に、ハードウエア(サーバー・ネットワーク機器)とユビキタス(通信基地局・PC周辺の残存事業)を抱える。携帯電話事業(FCNT)とPC事業(FCCL)をすでに切り出し、海外は北米・欧州で構造改革を重ねてきた結果、2026年3月期は売上3兆5,030億円・調整後営業利益3,905億円(利益率11.2%)で4期連続の最高益となった。成長の柱に据えるFujitsu Uvance(社会課題解決型事業)はサービスソリューション内の売上比率目標10%→30%を2025年度に前倒しで達成し、2026年5月には2035年度までの「中長期経営ビジョン2035」を発表、年平均成長6〜9%・調整後営業利益率25〜30%という高い目標とNVIDIAとの協業拡大(自社CPU「FUJITSU-MONAKA」とGPUの密結合、AIエージェント基盤)を掲げた。ここでは3つの事業セグメントごとに実質の市場規模×(シェア×物価)で名目の売上を積み上げ、その時点の利益と、利益の質(堀・伸び・景気の振れ)と資本コスト7.5%(基本7.5%に循環の-0.25%)から倍率を決めて時価総額を出した。2026年3月期の純利益4,494億円・ROE22.2%には欧州構造改革に伴う税効果など一時的な押し上げが含まれ、地力のROEは15%前後と見るのが妥当であり、今のPER17倍・PBR3.8倍はAI・Uvanceの上乗せをかなり織り込んだ値段である。倍率は最後は利益で測り、今の利益はそのまま残り、資本コスト7.5%を超える新しい投資の稼ぎだけが競争で先に半分薄れるとした正当化PER(10年の中立で約18.5倍)の8割、PER15倍前後に置くと、10年後の中立は緩やかな増収増益(名目で年4%前後)で今の時価総額の1.2倍まで育つが、年率の期待は3〜4%にとどまる。総合では本質価値が今の時価総額を2割ほど下回る「やや割高」になった。k−gを3.5%以上に抑えた式でも倍率は前提に敏感で、長期の成長率を1%下げるだけで中立の倍率は2割ほど下がる。2035年ビジョンの野心的な目標がそのまま実現する保証はなく、ハード事業の構造的な縮小が続く限り成長はサービスソリューション単独に依存する。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、富士通は堀のあるストック型事業(基幹システムの保守・運用)と、堀の薄いハード事業(サーバー・ネットワーク機器・通信基地局)が併存する会社として見るべきである。過去10年、携帯電話・PC事業を切り出し続けてきたこと自体が、経営が「優良でない事業」を見極めて資本を退避させてきた証拠であり、資本配分の規律という点では評価できる。一方で、2026年3月期のROE22.2%は一時的な押し上げを含み、地力は15%前後と見るのが妥当で、これは優良企業の目安である20%超には届かない。Uvance・AI基盤事業への期待で今の株価はすでに相応の成長を織り込んでおり、2035年ビジョンの野心的な目標(営業利益率25〜30%)がそのまま実現するかどうかに安全域の多くが依存している。わからない部分(AIエージェント需要の実需化速度、NVIDIAとの協業の収益化時期)が大きい事業であり、確信度はNRIのような共同利用型システムの会社より一段低く置くべきである。

何で稼ぐ会社か

富士通の事業は3つのセグメントに分かれる。サービスソリューションは官公庁・金融・製造業向けのシステム構築・運用・クラウド移行・コンサルティングが中心で、全社売上の3分の2強・調整後営業利益の大半を稼ぐ主力事業。中でもUvanceは医療・モビリティ・サステナビリティなど社会課題に紐づく領域横断型の提案で、2026年3月期にサービスソリューション内の売上比率30%(当初目標の3.5倍)まで伸び、収益性の改善を主導している。ハードウエアソリューションはサーバー・ネットワーク機器の製造・販売で、国内の循環に左右されやすく売上は縮小傾向だが固定費の削減で利益率は改善している。ユビキタスソリューションは携帯電話(FCNT、2018年にポラリス・キャピタルへ譲渡後2023年に経営破綻)とPC(FCCL、2017年にレノボ・DBJへ譲渡)をノンコア化した後に残る、法人向け通信基地局やPC周辺の事業で、規模を縮小させながら着地点を探っている段階にある。海外事業は北米・欧州・アジア太平洋の各リージョンで構造改革を継続中で、北米はコンサル事業の立上げ、欧州は人員削減を含む再編、アジア太平洋も改革を進めており、2026年3月期は海外全体で減収ながら増益に転じた。顧客は官公庁・金融機関・製造業など裾野が広く、基幹システムの保守・運用によるストック収益が収益の安定装置になっている。

優良さと弱いところ

富士通の堀は、官公庁・金融・大企業の基幹システムに長年食い込んできたことで生まれる高い切り替えコストと、人材不足を背景に強まりつつある価格決定力にある。調整後営業利益率は2020年度の6.6%から2025年度には11.2%まで改善し、4期連続の最高益という実績は事業ポートフォリオの入れ替え(携帯・PCのノンコア化、Uvanceへの集中)が効いていることを示す。ROEは2026年3月期に22.2%まで跳ねたが、欧州構造改革に伴う法人税等調整額など一時的な押し上げを含み、会社自身の中期計画でも2027年3月期のROEは15%台に落ち着く見通しであり、地力のROEは15%前後と見るのが妥当である。自己資本比率は59.6%、純有利子負債は実質無借金(純現金)で財務は健全。弱点はハードウエア・ユビキタス事業の構造的な縮小が続き成長をサービスソリューション単独に依存していること、海外事業の収益改善が前年の大型公共案件の反動という一過性要因に支えられている面があり持続力が未検証なこと、そして生成AI・AIエージェントの普及が人月商売そのものの価格前提を変えかねないリスクを抱えていることである。経営は7割を社外取締役が占める体制で市場の声を取り込もうとしているが、ほぼ毎年のように早期退職・拠点再編の一時費用が発生し、実態の収益力を見えにくくしている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内ITサービス市場は2024年に前年比7.4%増の7兆205億円(IDC)まで拡大し、富士通は日立・NEC・NTTデータ・IBM・アクセンチュアと並ぶ上位グループを形成する。2026年3月期3Q累計では富士通とNECの売上・営業利益が僅差で推移するなど競争は激しい。DX・クラウド移行・生成AI導入という需要の波が続く限り業界全体は緩やかな拡大が見込まれるが、国内IT投資は官公庁・金融の予算サイクルに左右される循環性を持ち、ハードウエア(サーバー・ネットワーク機器)・複合機に類する機器ビジネスは国内の投資循環の影響を受けやすい。富士通固有の変数は、Uvanceと自社AIプラットフォーム「Fujitsu Kozuchi」・自社LLM「Takane」をどこまで実需に結びつけられるかと、2026年5月に発表した「中長期経営ビジョン2035」(2035年度までの年平均成長6〜9%、調整後営業利益率25〜30%の目標)の実現度である。NVIDIAとの協業拡大(自社CPU「FUJITSU-MONAKA」とGPUの密結合、AIエージェント基盤の共同開発)やファナック・安川電機・川崎重工らとのフィジカルAI連携は新しい事業領域の種になりうるが、量子コンピューティングを含め投資回収には時間がかかる。競合のNEC・日立・NTTデータも同様にAI・クラウドへ経営資源を投じており、案件の取り合いは続く。

資本政策と M&A

富士通は株主還元に配当と自社株買いを併用しており、2026年3月期も10期連続の増配に加え、2025年5月〜2026年3月の期間で上限1,700億円の自己株式取得を実施し、ほぼ上限まで消化した。政策保有株は継続的に売却を進めて縮小させる方向にある。M&Aは成長領域への小型投資とノンコア事業の切り出しを両輪で進めてきた歴史があり、携帯電話(FCNT)・PC(FCCL)の譲渡という「身軽になる」M&Aが過去の実績である一方、今後10年で3兆円規模の成長投資枠(研究開発・先端人材・資本業務提携・買収等)を新規事業創出領域に投じる計画を掲げており、方向が逆転してM&Aによる規模の拡大に動く可能性がある。買収の巧拙は証明されていない論点であり、割高な買収や統合の失敗が起きれば、Uvance・AI基盤への期待で支えられている今の値段の前提を崩しうる。

点検済み:中立の調整後営業利益率が17%と、今(11.2%)や会社の2028年3月期予想(13%台)から開き過ぎていたため、サービスソリューション16.5%・ハードウエア5.5%・ユビキタス9%に置き直した(全社15.4%)。2035年ビジョンの25〜30%は採らない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

Uvanceはすでにサービスソリューション内の売上比率30%を当初目標の3倍以上のペースで達成しており、社会課題解決型という高付加価値の提案モデルが定着し始めている。調整後営業利益率は2020年度6.6%から2025年度11.2%へ5年で倍近くに改善し、ノンコア事業(携帯・PC)の切り出しが完全に終わった今、収益性の改善曲線はまだ途中にある。2026年5月の中長期経営ビジョン2035が掲げる調整後営業利益率25〜30%は野心的だが、NVIDIAとの協業拡大(自社CPU「FUJITSU-MONAKA」とGPUの密結合、AIエージェント基盤)やソブリンプラットフォーム(各国が自国でAI基盤を持つ需要)という新しい市場の立ち上がりと合わせて考えれば、達成確率は低くない。官公庁・金融向けの強い顧客基盤を持つ富士通が自社LLM「Takane」・Kozuchiを武器に生成AI時代の「エージェント構築の元請け」という新しい役割を取れれば、サービスソリューションの成長率は今の計画より高くなる。政策保有株の売却と自社株買いの継続は資本効率の改善をさらに後押しする。

慎重な見方

2026年3月期の純利益4,494億円・ROE22.2%は欧州構造改革に伴う税効果など一時的な要因に支えられており、会社自身の中期計画でも2027年3月期のROEは15%台に落ち着く見通しで、持続的な稼ぐ力はそこまで強くない。海外事業の増益は前年の大型公共案件の反動という一過性の裏返しであり、北米の金利高止まりやコンサル事業の立上げの成否は未知数。ハードウエア・ユビキタス事業は構造的に縮小が続き、成長をサービスソリューション単独に依存する構図は変わらず、2035年ビジョンの年平均成長6〜9%という目標は過去10年の実績(売上は年率で縮小してきた)と大きく異なる前提を置いている。生成AI・AIエージェントの普及は、システム開発・運用の人月商売という富士通の収益モデルの単価前提そのものを壊すリスクがあり、NECやNTTデータなど同様の競合もAI・クラウドに資源を集中させるため案件の取り合いは激化する。今後10年で3兆円を新規事業に投じる計画は、過去に海外M&Aでの苦戦(欧州事業再編での大きな一時費用)を経験した会社として、割高な買収や統合の失敗という逆のリスクも抱える。

どちらに重みを置いたか

富士通はノンコア事業の切り出しをすでに終えて身軽になっており、Uvanceによる収益性改善は実績として積み上がっている点に分がある。ただし2026年3月期の高いROEには一時要因が含まれ、2035年ビジョンの高い目標は実現の確証がなく、ハード事業の縮小という構造的な逆風も消えていないため、確率は中立寄りにやや強気を加える程度に置いた。資本コスト7.5%と名目の成長で測り、利益で測る正当化PERの8割(中立15倍前後)に置くと、10年の中立でも今の時価総額を2割ほど上回る程度にとどまり、総合で「やや割高」になった。k−gが小さく倍率が前提に敏感な点は割り引いて読むべきだ。10年後はAI・Uvanceの実需化の成否で分散が大きくなる分、慎重な見方の確率もNRIより高めに置いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 6,038 円10.44 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,319 円2.28 兆円)。 今の値に割り戻すと 3,848 円6.65 兆円、今との差 −15.9%、 期待の年率 +4.9%(資本コスト 7.5%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 11,968 円20.69 兆円 2,269 円3.92 兆円 +211.3% +12.0% 1,424 円2.46 兆円
やや楽観 20% 9,718 円16.80 兆円 1,843 円3.19 兆円 +152.8% +9.7% 2,312 円4.00 兆円
中立 30% 6,549 円11.32 兆円 1,322 円2.28 兆円 +72.1% +5.6% 2,361 円4.08 兆円
やや悲観 25% 3,405 円5.89 兆円 950 円1.64 兆円 −4.8% −0.5% 1,089 円1.88 兆円
悲観 15% 542 円9,368 億円 594 円1.03 兆円 −75.2% −13.0% 170 円2,946 億円
加重平均100% 6,038 円10.44 兆円1,319 円2.28 兆円 +60.9% +4.9% 7,356 円12.72 兆円

今の株価時価総額 4,573 円7.91 兆円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 10% 2035年ビジョンの主要目標を実現 利益 9,639 億円 · PER 21.0 倍 · 株価時価総額 11,968 円20.69 兆円

ソブリンプラットフォーム・フィジカルAI・インテリジェントソサエティの新規事業がAIサービス世界市場の拡大に乗って本格的に立ち上がり、NVIDIAとの協業(FUJITSU-MONAKAとGPUの密結合、AIエージェント基盤)が収益化する。富岳の技術を土台にした量子コンピューティングも一部商用化され、ファナック・安川電機・川崎重工らとのフィジカルAI連携も実を結ぶ。Uvanceはサービスソリューションの主力となり、官公庁・金融向けの強い顧客基盤を武器にAIエージェント構築の元請けという新しい役割で単価も上がる。海外事業も北米・欧州ともに完全に立て直り、調整後営業利益率は25%前後まで改善し、2035年ビジョンの目標にほぼ到達する。

  • サービスソリューション:数量 8.5(国内ITサービス市場規模(今の値段で測った実質・兆円))× 価格 5,896(国内 IT サービス市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 2 万(海外分を含む換算)× 物価の倍率)→ 売上 49,986 億円・営業利益 11,997 億円。AIエージェント元請け化で高収益化(実質の市場 8.478兆円 × シェア 22.0%、物価込みで名目)
  • ハードウエアソリューション:数量 17,910(国内サーバー・ネットワーク機器市場規模(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 41.9%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 7,504 億円・営業利益 1,201 億円。AI基盤向け機器で復調(実質の市場 17910.0億円 × シェア 31.3%、物価込みで名目)
  • ユビキタスソリューション:数量 7,090(法人向け通信インフラ・周辺機器市場規模(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 63.5%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 4,502 億円・営業利益 600 億円。通信インフラ需要で底打ち(実質の市場 7090.0億円 × シェア 47.4%、物価込みで名目)

倍率:事業の純利益 9,639 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 22.8% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 15.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 21.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 21.0 倍。全体の PER 21.02 倍、時価総額 202,612 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中長期経営ビジョン2035の調整後営業利益率25〜30%・AI新規事業3兆円という目標がほぼ実現するシナリオ。野心的な目標の完全実現は確率を抑えて10%とした。

やや楽観 20% 新規事業が種として育つ 利益 7,939 億円 · PER 20.4 倍 · 株価時価総額 9,718 円16.80 兆円

AIエージェント・ソブリンプラットフォームの需要が官公庁・金融向けを中心に立ち上がり、Uvanceの比率がサービスソリューションの中でさらに高まる。NVIDIAとの協業の一部(AIエージェント基盤、FUJITSU-MONAKA関連)が収益化し、海外事業もおおむね改善して北米・欧州とも安定した増収増益に落ち着く。ハードウエア・ユビキタスは縮小が止まり横ばいに近づくが、2035年ビジョンが掲げる調整後営業利益率25〜30%までは届かず、20%台前半にとどまる。新規事業は種として育つが、まだ全社の成長を牽引する柱には成長しきっていない。

  • サービスソリューション:数量 8.4(国内ITサービス市場規模(今の値段で測った実質・兆円))× 価格 5,494(国内 IT サービス市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 2 万(海外分を含む換算)× 物価の倍率)→ 売上 46,001 億円・営業利益 9,500 億円。Uvance拡大継続(実質の市場 8.373兆円 × シェア 20.5%、物価込みで名目)
  • ハードウエアソリューション:数量 17,164(国内サーバー・ネットワーク機器市場規模(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 40.7%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 6,986 億円・営業利益 798 億円。横ばいに近づく(実質の市場 17164.0億円 × シェア 30.4%、物価込みで名目)
  • ユビキタスソリューション:数量 6,716(法人向け通信インフラ・周辺機器市場規模(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 59.5%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 3,996 億円・営業利益 450 億円。縮小停止(実質の市場 6716.0億円 × シェア 44.4%、物価込みで名目)

倍率:事業の純利益 7,939 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 20.6% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 14.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.4 倍。全体の PER 20.44 倍、時価総額 162,273 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新規事業創出領域の一部が育ち、Uvanceも着実に拡大するが2035年目標には届かない、蓋然性のある楽観シナリオ。

中立 30% 緩やかな増収増益が10年続く 利益 5,637 億円 · PER 19.0 倍 · 株価時価総額 6,549 円11.32 兆円

Uvance・AI基盤事業は着実に育つが2035年ビジョンが掲げる目標の全部には届かず、調整後営業利益率は15%前後まで改善する程度にとどまる(今の11.2%、会社の2028年3月期予想13%台の延長で、2035年ビジョンの25〜30%は採らない)。ハードウエア・ユビキタスは緩やかな縮小が続き、全社の成長はサービスソリューション単独に依存する構図が変わらない。海外事業はおおむね安定するが高い成長は見込めず、NVIDIAとの協業・量子コンピューティングも研究開発の域を出ない部分が残る。国内ITサービス市場自体はAI・クラウド移行需要で緩やかに拡大を続け、富士通はその成長の範囲内で地位を維持する。NECやNTTデータとの競争は続くが、官公庁・金融向けの基幹システムの切り替えコストに守られて、大きくシェアを落とすことはない。

  • サービスソリューション:数量 8.2(国内ITサービス市場規模(今の値段で測った実質・兆円))× 価格 5,092(国内 IT サービス市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 2 万(海外分を含む換算)× 物価の倍率)→ 売上 41,989 億円・営業利益 6,928 億円。緩やかなUvance拡大(実質の市場 8.246兆円 × シェア 19.0%、物価込みで名目)
  • ハードウエアソリューション:数量 16,045(国内サーバー・ネットワーク機器市場規模(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 40.5%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 6,498 億円・営業利益 357 億円。緩やかな縮小(実質の市場 16045.0億円 × シェア 30.2%、物価込みで名目)
  • ユビキタスソリューション:数量 6,343(法人向け通信インフラ・周辺機器市場規模(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 52.8%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 3,349 億円・営業利益 301 億円。緩やかな縮小(実質の市場 6343.0億円 × シェア 39.4%、物価込みで名目)

倍率:事業の純利益 5,637 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 16.2% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.9 倍。全体の PER 18.95 倍、時価総額 106,816 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の長期ビジョンの一部だけが実現し、サービスソリューション中心の緩やかな成長が続く、最も蓋然性の高いシナリオ。

やや悲観 25% 新規事業が実需化せず成長が鈍る 利益 4,041 億円 · PER 13.0 倍 · 株価時価総額 3,405 円5.89 兆円

AIエージェント・ソブリンプラットフォームの需要立ち上がりが想定より遅く、Uvanceの成長も鈍化する。生成AIの普及でシステム開発の人月単価に下押し圧力がかかり始め、長年築いてきたサービスソリューションの利益率改善が止まる。NVIDIAとの協業や量子コンピューティングも商用化まで届かず、3兆円の成長投資枠の多くが回収できないまま残る。ハードウエア・ユビキタスの縮小は止まらず、NEC・NTTデータとの競争も激しくなって、全社の成長は限定的になる。海外事業も改善が一巡したあとは伸び悩み、北米・欧州ともに追加の構造改革コストが断続的に発生する。

  • サービスソリューション:数量 8.1(国内ITサービス市場規模(今の値段で測った実質・兆円))× 価格 4,690(国内 IT サービス市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 2 万(海外分を含む換算)× 物価の倍率)→ 売上 38,008 億円・営業利益 5,201 億円。AI実需化の遅れ、単価下押し(実質の市場 8.104兆円 × シェア 17.5%、物価込みで名目)
  • ハードウエアソリューション:数量 14,552(国内サーバー・ネットワーク機器市場規模(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 37.8%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 5,501 億円・営業利益 350 億円。縮小継続(実質の市場 14552.0億円 × シェア 28.2%、物価込みで名目)
  • ユビキタスソリューション:数量 5,821(法人向け通信インフラ・周辺機器市場規模(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 51.6%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 3,004 億円・営業利益 200 億円。縮小継続(実質の市場 5821.0億円 × シェア 38.5%、物価込みで名目)

倍率:ROE 10.1%・資本コスト 7.5% から正当化 PER 16.2 倍(g 3.7%・残る割合 0.50)を計算し、その 80% をやや悲観の倍率に置いた。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 12.98 倍・時価総額 52,452 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:Uvance・AI基盤事業の立ち上がりが計画より遅れ、ハード事業の縮小を補いきれないシナリオ。生成AIが人月商売の単価を下げる副作用も一部現れる想定。

悲観 15% 構造的に負ける:AI化で人月商売が崩れる 利益 740 億円 · PER 12.7 倍 · 株価時価総額 542 円9,368 億円

AIエージェントが汎用的なシステム開発・運用を代替し、人月商売を前提にしたサービスソリューションの収益モデルが崩れる。Uvanceも期待された社会課題解決の受注が広がらず、3兆円を投じた新規事業創出領域もほとんど収益化できないまま終わる。海外事業は北米・欧州ともに再建できずに縮小が続き、NVIDIAとの協業・量子コンピューティングへの投資も回収できない。ハードウエア・ユビキタスは市場そのものが縮小し続け、富士通は官公庁・金融の一部の長期保守案件を除いて競争力を失い、NECやNTTデータ、新興のAIベンダーに案件を奪われる。それでも官公庁向けシステムの切り替えコストの高さと純現金のおかげで、純利益が 740 億円まで細り、稼ぐ力(純利益÷資本コスト)が株価の床になる。

  • サービスソリューション:数量 6.7(国内ITサービス市場規模(今の値段で測った実質・兆円))× 価格 4,020(国内 IT サービス市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 2 万(海外分を含む換算)× 物価の倍率)→ 売上 26,998 億円・営業利益 1,500 億円。人月商売の崩壊、保守案件のみ残る(実質の市場 6.716兆円 × シェア 15.0%、物価込みで名目)
  • ハードウエアソリューション:数量 11,940(国内サーバー・ネットワーク機器市場規模(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 37.7%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 4,501 億円・営業利益 150 億円。市場縮小(実質の市場 11940.0億円 × シェア 28.1%、物価込みで名目)
  • ユビキタスソリューション:数量 4,851(法人向け通信インフラ・周辺機器市場規模(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 51.6%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 2,503 億円・営業利益 50 億円。市場縮小(実質の市場 4851.0億円 × シェア 38.5%、物価込みで名目)

倍率:悲観の純利益 740 億円は ROE 2.6% で k 7.5% を下回る。ためた利益は額面未満の価値なので PER は 1÷k=13.8 倍が上限で、その 95% を稼ぐ力として置いた。官公庁向けの保守収益は残るが、自己資本の厚さや市場の倍率は根拠にしない。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 12.66 倍・時価総額 9,368 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:10年という期間でAIエージェントがシステム開発・運用の多くを代替し、富士通が顧客をNEC・NTTデータ等や新興AIベンダーに奪われる構造的な負けシナリオ。悲観が5%以上であることの理由として、生成AIによる業界構造の転換は電気機器セクター共通のテーマであり富士通単独の特殊事情ではないため確率を高めに置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

サービスソリューション

官公庁・金融・製造業向けのSI・クラウド移行・コンサル・Uvance(社会課題解決型事業)。

数量国内ITサービス市場規模(今の値段で測った実質・兆円)価格国内 IT サービス市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 2 万(海外分を含む換算)× 物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 7.0 3,340 23,469 3,614
10 年後 中立 8.2 5,092 41,989 6,928

取り方:国内ITサービス市場7兆205億円(IDC、2024年)に対する富士通のシェアとして、サービスソリューション売上を逆算(海外分も含むため国内市場より実際のシェア相当は高めに出る簡易な置き方)。数量は今の値段で測った実質の市場、物価 3% は価格(シェア × 換算 × 物価の倍率)に入れた。前の版の 3 年の市場(中立 7.3 兆円)は今の値段のままだったので物価を足し(名目 8.0 兆円、年 4% 強)、10 年の市場(中立 11 兆円=年 4.6%)は調査会社の名目の伸びなので実質に直した。

ハードウエアソリューション

サーバー・ネットワーク機器の製造・販売。国内の投資循環に左右される。

数量国内サーバー・ネットワーク機器市場規模(今の値段で測った実質・億円、推定)価格実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 20,000 33.6% 6,729 370
10 年後 中立 16,045 40.5% 6,498 357

取り方:国内サーバー・ネットワーク機器市場を2兆円規模と仮置きし、売上から逆算したシェアを置いた(市場規模の開示は無い)。前の版の市場は名目の見通し(中立で 10 年 1.08 倍)なので、実質に直すと 2 割縮む。物価 3% は価格(シェア × 物価の倍率)に入れた。中立のシェアが 33.6% から 3 年で 31% へ下がるので、価格(シェア × 物価)は 3 年で今の 1.01 倍と物価ほどは上がらない。

ユビキタスソリューション

携帯電話(FCNT)・PC(FCCL)をノンコア化した後に残る法人向け通信基地局・PC周辺機器。規模縮小が継続。

数量法人向け通信インフラ・周辺機器市場規模(今の値段で測った実質・億円、推定)価格実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 8,000 31.5% 2,517 313
10 年後 中立 6,343 52.8% 3,349 301

取り方:法人向け通信インフラ・周辺機器市場を8,000億円規模と仮置きし、売上から逆算したシェアを置いた(市場規模の開示は無い。事業規模縮小が続くため今後は市場規模自体を縮小させて置く)。前の版の市場は名目の見通しなので実質に直し、物価 3% は価格(シェア × 物価の倍率)に入れた。

リスクと懸念

海外事業の増益は一過性要因の裏返し

2026年3月期の海外全体の増益は前年の大型公共案件の反動という一過性要因の影響が大きく、北米のコンサル事業立ち上げ・欧州の構造改革が持続的な収益改善につながるかは要検証。再び大規模な一時費用が発生するリスクがある。

AIエージェントが人月商売の前提を変える

生成AI・AIエージェントの普及はシステム開発・運用の単価や必要人数の前提を変えかねない。富士通自身がKozuchi・Takaneでこの波に乗る側になれるかは未知数で、乗れなければサービスソリューションの収益モデルが崩れるリスクがある。

ほぼ毎年の一時費用が実態の収益力を見えにくくする

国内早期退職・海外拠点再編の一時費用がほぼ毎年のように発生しており、調整後営業利益は改善しているものの、法定の営業利益・純利益は一時要因でぶれやすく、地力の収益力を外部から見誤りやすい。今後も事業の入れ替えが続く限り、この種の一時費用はなくならない。

ハードウエア・ユビキタス事業の構造的な縮小

携帯電話・PC事業のノンコア化後も、サーバー・ネットワーク機器・通信基地局の事業は縮小が続いており、成長をサービスソリューション単独に依存する構図が変わらない。非ハード事業への転換が進まなければ長期的な収益基盤が細る。

2035年ビジョンの野心的な目標が実現しない

中長期経営ビジョン2035が掲げる調整後営業利益率25〜30%・新規事業3兆円という目標は、過去の実績(売上の年率縮小、調整後営業利益率11.2%)から大きく飛躍しており、実現しなければ今の株価が前提にしている成長期待が剥落する。

成長投資枠3兆円のM&A実行リスク

今後10年で3兆円規模を研究開発・資本業務提携・M&Aに投じる計画は、過去の海外M&A(Core BTSのような事例は同業他社に見られる)での統合の難しさを踏まえると、割高な買収や統合の失敗という逆のリスクを抱える。

競合との案件の取り合いの激化

NEC・NTTデータ・日立などもAI・クラウドに経営資源を集中させており、国内ITサービス市場の成長を上回るペースで競争が激化すれば、富士通の価格決定力・シェアが削られる。2026年3月期3Q累計ではNECの売上・営業利益が富士通に迫るなど、僅差の競争が続いている。

今後の分かれ目

Uvanceの売上比率がサービスソリューション内でさらに上昇し、調整後営業利益率が15%を超える
サービスソリューション単独の成長で全社を牽引できる体質になり、ハードウエア・ユビキタスの縮小を補って余る増益シナリオに近づく。
NVIDIAとの協業(FUJITSU-MONAKAとGPUの密結合、AIエージェント基盤)が具体的な受注・収益に結びつく
2035年ビジョンの新規事業創出領域が種として育っている証拠になり、楽観シナリオの確率が上がる。
海外事業で再び大規模な一時費用(のれん減損・拠点再編)が発生する
海外事業の改善が一過性だったことが裏付けられ、悲観シナリオに近づく。
生成AI・AIエージェントの普及でシステム開発の人月単価に明確な下押しが現れる
業界構造の転換が現実のものになり、10年後の構造的な負けシナリオの確率が上がる。
3兆円の成長投資枠で大型の海外M&Aを実行し、のれんが大きく積み上がる
統合の成否が次の数年の業績を左右する新たな変数になり、過去の海外事業再編の経験からリスクを高めに見る必要が出る。
国内公共・金融のIT投資予算が大きく削減される
サービスソリューションの新規受注が鈍り、循環の下り側のシナリオ(やや悲観)に近づく。

見ておくもの

  • サービスソリューションの調整後営業利益率の推移
  • Uvanceの売上・比率の進捗
  • 海外(北米・欧州)の構造改革費用の発生状況
  • NVIDIAとの協業の具体的な受注・収益化の進捗
  • 国内ITサービス市場の成長率とNEC・NTTデータ・日立との競争状況
  • 政策保有株の売却・自己株式取得の進捗
  • 中長期経営ビジョン2035の中間目標の達成状況

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価・PER を見ず、セグメントごとの数量×価格で積んだ利益と、その時点の ROE・資本コスト(7.25%=基本 7.5% + 循環の -0.25%)・長期の成長から正当化 PER を計算し、その 8〜9 割に置いた。悲観は純利益÷k の稼ぐ力で置き、過去の PBR・清算価値は根拠にしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 18.66→21.02 倍・やや楽観 PER 16.85→20.44 倍・中立 PER 14.5→18.95 倍・悲観 PER 13.1→12.66 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。事業で決める:基本 7.5% に quality -0.25%(循環:景気に左右されにくい運用・保守が中心)を足して k 7.5%。純現金で extra は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.25% → 7.50%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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  1. 富士通 2026年3月期決算・セグメント情報(日経クロステック)
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  3. 富士通、北米事業再編で純利益500億円計上(日本経済新聞)
  4. 富士通、欧州事業再編(日本経済新聞)
  5. 富士通、国内早期退職3,031人・費用650億円(日本経済新聞)
  6. 富士通、携帯端末事業再編(FCNT譲渡)
  7. 富士通、PC事業をレノボ・DBJと合弁化
  8. 2024年国内ITサービス市場ランキング(IDC、Impress Watch)
  9. Kozuchi Enterprise AI Factory提供開始
  10. 中長期経営ビジョン2035(富士通、原文PDF)
  11. 富士通が「中長期経営ビジョン2035」を発表(クラウドWatch)
  12. 富士通とNVIDIAが協業拡大(ITmedia PC USER)
  13. 富士通、自社株買い1,700億円で株主還元充実(日本経済新聞)
  14. 富士通コーポレートガバナンス基本方針

分析日 2026-10-18