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EIZO 6737

医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高)

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,463 円991 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,135 円1,261 億円差 −21.4%
10 年後から見ると やや割高 価値 2,463 円991 億円 · 差 −21.4% · 期待の年率 +3.7%
期待の年率リターン(10 年)+3.7%資本コスト比 −4.1 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

EIZOは、石川県のモニター専業メーカーだ。売上の45%は病院向けの医用モニターで、残りは航空管制・船舶・防衛向けの特殊品、事務用、映像制作用、遊技機用が占める。

筆者の結論は「割高」である。理由は単純で、本業が稼ぐ力に比べて、会社の値段が高いからだ。2026年3月期の営業利益は24億円、利益率は3%にすぎない。純利益73億円は持ち株の売却益が押し上げたもので、その分を除くと約27億円にとどまる。

値打ちを支えているのは本業ではなく、財布の中身である。投資有価証券は644億円ある。現金も借入を引いて142億円余る。売れば含み益に3割ほど税がかかるが、それを引いても本業の外に600億円規模の資産がある計算だ。

本業の見立てはこうだ。欧州の不況と日本の病院の財布の悪化で、第8次中計は営業利益120億円から33億円へ引き下げられた。ただ、医療は海外で戻り始め、航空管制と防衛は受注が積み上がっている。10年後の中立では、売上は1,100億円弱、営業利益は75億円ほどまで戻る。

それでも、稼ぐ力に見合う値段に、持ち株と現金を足し、配当と自社株買いを加えても、今の時価総額には届かない。総還元性向70%超の方針と、政策保有株の100億円売却は評価できる。しかし資本を事業に回して稼ぐ力を上げる道筋は、次の中計まで見えない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、EIZOは「良い会社の一部」と「眠る資産」を同時に買う銘柄である。

良い会社の部分は、医療と航空管制・船舶・防衛の専用モニターだ。切り替えにくく、保守で長く稼げる。筆者がオーナーとして持ち続けたいのはここである。ただし事業全体の稼ぐ力は、10年かけて営業利益75億円ほどまでしか戻らない。ここに10倍ほどの倍率をつけるのが、筆者の見立てだ。

眠る資産の部分は、含み益のある持ち株と現金である。税を引いた額は約600億円で、今の時価総額の半分近い。これを安く買えるなら安全域になる。だが会社はそれを少しずつしか売らず、事業の買収に回す構えも見せている。資本の使い方は、まだ信用しきれない。

この会社を筆者が割安と言わないのは、事業の価値をそのまま会社の価値と見ていないためだ。事業は、投下した資本に見合う稼ぎを出していない。資本コストを下回るROEの事業では、ためた利益が額面を割る。その事業を持ち株の上に重ねても、足し算は今の値段に届かない。

一方、悲観の筋書きでも、持ち株と現金が床になる。倒産や大幅な毀損は考えにくい。下はそれほど深くない。上も、会社が目標にしていた営業利益120億円には届かない。値段に安全域がなく、勝つにはまず経営の変化が要る。それが筆者の結論である。

何で稼ぐ会社か

EIZOの事業は、画面を映すモニターだけに絞られている。会社は市場別に売上を開示しており、ヘルスケア、V&S、B&P、クリエイティブワーク、アミューズメント、その他の6つに分かれる。

稼ぎの柱はヘルスケアで、売上の45%を占める。レントゲンやCTの画像を読む診断用が中心だ。画面の色と明るさを一定に保つ品質管理の仕組みまで売るため、病院は一度入れた機種を替えにくい。手術室や内視鏡のモニター、画像を記録して配信するシステムも手がける。海外が7割を占め、欧州、北米、中国、インド、中東に売る。

次に大きいのがV&Sで、売上の15%だ。航空管制、船舶、監視、防衛の現場で使う高耐久モニターである。多品種少量で、長く保守する。米国の航空管制の更新や新造船の需要、米海軍の艦上管制への採用が追い風になっている。会社が唯一、増収を見込む柱だ。

B&Pは金融機関・役所・オフィス向けの事務用で、売上の18%を占める。主戦場の欧州、とくにドイツで売れ行きが落ち、旧機種の在庫評価損も出た。クリエイティブワークは映像・写真の制作向けで、売上は7%と小さい。

アミューズメントはパチンコ・パチスロ機に載る液晶で、売上の7%だ。遊技人口の減少で縮み続けている。その他は、遊技機向けソフトの受託開発と保守である。

製品は100%自社で作る。研究開発に売上の8%を使う。2025年4月には白山市に新技術棟を完成させた。固定費は重くなったが、売上はまだそれに追いついていない。

優良さと弱いところ

EIZOの強みは、間違えてはいけない現場で選ばれる信頼にある。医療、航空管制、船舶は、画面が狂えば人命にかかわる。そこでは値段より品質と保守が決め手になる。筆者は、この3分野の収益が10年先も残ると見る。

一方、堀は思ったほど深くない。堀とは、他社がまねできない強みのことだ。診断用モニターは規格で性能が決まるため、中国・台湾・韓国の追い上げを受けやすい。事務用は、汎用品の価格競争に巻き込まれている。ブランドが効くのは、映像制作用と診断用の上位機種に限られる。

利益率が語るのは、その弱さである。営業利益率は2022年3月期の13%をピークに、2026年3月期の3%まで下がった。この4年で固定費が増え、欧州の需要が戻らなかったためだ。景気の山では高く、谷では低い。過去10年の純利益÷自己資本(ROE)の中央値は5%にとどまり、資本コストの8%を下回り続けてきた。

経営の課題は資本の使い方だ。自己資本のうち、本業が使う分は半分強にすぎない。残りが持ち株と現金に眠り、ROEを押し下げている。会社もこれを認め、政策保有株の縮減、自社株買い、ROEを役員報酬の指標に据える策を打ち出した。方向は正しい。ただ、実行は始まったばかりだ。

財務は強い。自己資本比率は77%、純現金で、利息の支払いは営業利益で十分まかなえる。だが筆者は、財務の強さを理由に資本コストを下げない。強い財布が、稼ぐ力の弱さの裏返しでもあるからだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

モニターの世界は、用途で性格がまるで違う。

事務用と一般向けは、成熟した汎用品の市場だ。韓国・台湾・中国の大手が価格を決め、EIZOは品質とエルゴノミクス(人間工学)で上位帯を取っている。パソコンの出荷は横ばいで、欧州の景気が数量を左右する。ここでは数量は増えにくく、値上げも通りにくい。

医用は性格が違う。世界の診断・手術・内視鏡のモニター市場は、高齢化と医療の画像化で数量が緩やかに伸びる。競合はベルギーのBarcoが筆頭で、Philips、日立なども挙がる。国内ではJVCケンウッドが医用モニターから撤退すると報じられており、残る競合が減る面もある。EIZOは診断用で国内首位とされるが、世界の市場規模とシェアを示す確かな数字は見つからなかった。ここでは世界の医用市場を4,200億円規模、EIZOのシェアを9%弱と推定した。

航空管制・船舶・防衛は、数量が小さく利益が厚い。米国の管制システムの更新、新造船、艦船の電子化が需要を作る。受注は案件ごとで、ぶれは大きい。それでも、長い保守契約が下支えになる。

遊技機用は縮む市場だ。パチンコ人口と店舗が減り、ピーク時の売上500億円超から、今は50億円ほどにまで細った。

同じ領域の会社と比べると、EIZOは複合機やITサービスの大手とは違い、民生品の価格競争からは半分距離を置いている。それでも景気の振れと欧州依存は、エレコムやワコムなどPC周辺の会社と同じ弱点だ。10年の中立では、医療と防衛が伸び、事務用と遊技機が細る。全体の数量はほぼ横ばい、名目の売上は物価の分だけ伸びると置いた。

資本政策と M&A

資本政策は、変わり始めた。会社は総還元性向を純利益の70%超とし、配当は下限を設けて増やしてきた。2026年3月期は自社株買い36億円を含め、還元が利益の100%を超えた。2026年5月には、40億円を上限とする自社株買いを決めた。

持ち株の整理も進む。2026年3月期は、持ち株の一部を売って80億円の売却益を出した。2027年3月期にも約44億円の売却益を見込む。政策保有株は連結純資産の15%まで、さらに2030年3月期までに10%未満へ下げる計画だ。今後3年で約100億円を売る。

筆者が気にするのは、売却益の使い道である。会社は「純投資目的の株」を将来の成長投資、つまり買収の原資に使うと明言した。EIZOは大型買収の経験が少なく、買収で価値を高めた実績は確かめられていない。買収が価値を壊せば、持ち株の価値が目減りする。一方、買収せずに還元に回せば、株主に返る。この分かれ道が、筆者の確率の置き方に最も効いている。

資本は余り、株は純資産に近い値段で取引されている。そのため、買収されたり、物言う株主が入ったりする余地はある。ただ、実際の動きは確かめられていない。

2027年3月期を初年度とする次期中計は、2026年内に公表される予定だ。ROEを上げる道筋が、事業と財務の両面で示されるかが焦点になる。

10年の還元は、総還元性向70%超の方針に置いた。中立は純利益の合計の約1.4倍だが、超える分は3年で約100億円の持ち株売却の代金で払う前提で、各筋書きの余った現金はその分を減らして置いてある(二重に数えない)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

EIZOは、いまが底だ。2026年3月期の営業利益は24億円まで落ちたが、それは欧州の不況と新技術棟の償却、旧機種の在庫評価損が重なった結果にすぎない。製品の競争力が落ちたわけではない。ヘルスケアは海外で売上が戻り、前期比7%増になった。航空管制と防衛は、米国の大型案件と米海軍の艦上管制への採用で受注が積み上がり、2027年3月期はV&Sが2割増える見込みだ。

固定費は2026年3月期の水準で抑える。売上が850億円まで戻るだけで、営業利益は33億円に増える。為替も、ユーロ高が利益を押し上げる。

資本政策は大きく変わる。総還元性向70%超を掲げ、政策保有株を売って、自社株買いと配当に回す。純投資目的の株を買収に使えば、医療ITや監視システムなどに領域が広がり、稼ぐ力が上がる。会社の目標の営業利益120億円は遠いが、利益率が過去の山の10%台に戻れば、利益は今の4倍になる。持ち株と現金だけで時価総額の半分を占める会社が、そこまで戻れば、本質価値は今の値段を超える。

慎重な見方

EIZOの利益は、この10年、増えていない。売上は2015年3月期の726億円から813億円まで年1%しか伸びず、営業利益率はピークの13%から3%へ落ちた。会社が掲げた第8次中計の営業利益120億円は、最終年度に33億円へ引き下げられた。ROEの目標8%は3%になった。目標どおりに進んだとは言えない。

欧州の不況は居座っている。売上の4割が欧州で、事務用と映像制作用が売れない。病院の財布は国内で悪化し、設備投資を先送りしている。診断用モニターは規格で性能が決まるため、価格の安い競合に置き換わりやすい。遊技機用は市場が縮み続けている。

持ち株の売却益で純利益は見かけ上伸びたが、それは貯金の取り崩しで、稼ぐ力ではない。しかも会社は、その資金を買収に回すと言う。大型買収の経験が少ない会社が、割高な買収をすれば、持ち株の価値が毀損する。

倍率にも限りがある。ROEが資本コストの8%を下回る事業に、高い倍率は付かない。仮にV&Sが伸びても、事業全体の稼ぐ力は小さい。持ち株と現金を足しても、今の時価総額には届かない。

どちらに重みを置いたか

強いのは、慎重な見方である。本業の利益は10年間伸びておらず、中計の目標は大きく下げられた。事業の稼ぐ力が資本コストを下回っている以上、積み上げの方法でも、本質価値は今の値段に届かない。

一方、強気の見方にも根拠はある。医療が海外で戻り、防衛・管制は受注が積み上がり、持ち株の整理が始まった。そこで、確率は中立の32%を中心に、やや悲観の28%と悲観の12%を厚めに置いた。楽観は8%にとどめた。

結論として、10年の本質価値は、今の時価総額を3割ほど下回る。床は持ち株と現金の税引き後の額が支え、悲観でも大きくは崩れない。次の中計でROEの改善策が具体的に示され、買収に慎重な姿勢が確認できれば、見方は変わりうる。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,962 円1,192 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,538 円619 億円)。 今の値に割り戻すと 2,463 円991 億円、今との差 −21.4%、 期待の年率 +3.7%(資本コスト 7.8%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 4,899 円1,971 億円 1,939 円780 億円 +118.1% +8.1% 547 円220 億円
やや楽観 20% 3,960 円1,593 億円 1,740 円700 億円 +81.8% +6.2% 1,140 円459 億円
中立 32% 3,224 円1,297 億円 1,616 円650 億円 +54.4% +4.4% 1,549 円623 億円
やや悲観 28% 2,000 円805 億円 1,392 円560 億円 +8.2% +0.8% 950 円382 億円
悲観 12% 1,553 円625 億円 1,069 円430 億円 −16.4% −1.8% 315 円127 億円
加重平均100% 2,962 円1,192 億円1,538 円619 億円 +43.6% +3.7% 4,500 円1,810 億円

今の株価時価総額 3,135 円1,261 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 8% 防衛と医療で稼ぐ力が戻る 利益 111 億円 · PER 13.4 倍 · 株価時価総額 4,899 円1,971 億円

V&Sが期待どおりに育つ。米国の航空管制の更新、新造船、艦上管制への採用が重なり、数量は10年で2倍近くになる。診断・内視鏡・手術室のモニターは、中東・インド・中国で数量が伸び、上位機種の比率が高まる。EIZOはBarcoなど海外勢に対して、品質と保守で差をつけ続ける。

固定費は売上の伸びに薄まり、営業利益率は10%に戻る。会社の元の目標には届かないが、過去の山の13%に近づく。政策保有株の売却資金は、医療ITや監視システムの小さな買収に使われ、うまく収益に乗る。

一方、事務用は欧州で戻らず、遊技機用はさらに縮む。それでも利益は、今の5倍近くに増える。持ち株と現金は配当と自社株買いに回り、還元は純利益の7割を超えて続く。

  • ヘルスケア(医用モニター):数量 19.7(医用モニターの販売台数(万台・推定))× 価格 35(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 691 億円・営業利益 97 億円。診断・内視鏡・手術室で海外が伸び、上位機種が増える
  • V&S(航空管制・船舶・防衛・監視):数量 8.0(V&S向けモニター等の販売台数(万台・推定))× 価格 42(1台あたり売上(万円・名目。ボード・システムを含む平均))→ 売上 334 億円・営業利益 43 億円。米国の管制・艦船・新造船で受注が積み上がる
  • B&P・クリエイティブワーク(事務用・映像制作用):数量 31.3(事務用・映像制作用モニターの販売台数(万台・推定))× 価格 8.17(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 256 億円・営業利益 15 億円。事務用は横ばい、映像制作用で値が保てる
  • アミューズメント(遊技機用液晶):数量 12.6(遊技機向け液晶の販売台数(万台・推定))× 価格 3.61(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 45 億円・営業利益 2 億円。市場縮小が緩む
  • その他(ソフト受託開発・保守):数量 3.6(ソフト受託・保守の稼働人員(百人・推定))× 価格 24(稼働人員 100 人あたりの年間売上(億円・名目))→ 売上 86 億円・営業利益 7 億円。遊技機ソフトの縮小が止まる

倍率:事業の純利益 105 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.1% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)450 億円。全体の PER 15.32 倍、時価総額 2,059 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 13.39 倍・時価総額 1,551 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:営業利益が会社の元の目標(120億円)に迫る筋書き。第8次中計の目標を大きく下げた実績があり、実現は低く見て8%。

やや楽観 20% V&Sと海外の医療が欧州の穴を埋める 利益 86 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 3,960 円1,593 億円

医療が海外で戻り、V&Sが伸びる。欧州の事務用の落ち込みを、中東・インド・北米の医療と、防衛・管制が埋める。数量は医療が1.25倍、V&Sが1.65倍になり、値段は物価の分だけ上がる。

固定費は抑えられ、営業利益率は8%台まで戻る。会社が目標にした12%には届かないが、過去10年の中央値は超える。事務用と遊技機用は縮むものの、全体の利益を大きくは削らない。

政策保有株は計画どおりに売られる。純投資目的の株の一部は小さな買収に使われ、残りは自社株買いに回る。配当は増え続け、ROEは9%近くまで上がる。ただし持ち株と現金は一定の額が残り、資本効率の改善は道半ばにとどまる。

  • ヘルスケア(医用モニター):数量 18.3(医用モニターの販売台数(万台・推定))× 価格 34(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 626 億円・営業利益 78 億円。海外の医療が欧州の穴を埋める
  • V&S(航空管制・船舶・防衛・監視):数量 6.9(V&S向けモニター等の販売台数(万台・推定))× 価格 41(1台あたり売上(万円・名目。ボード・システムを含む平均))→ 売上 284 億円・営業利益 33 億円。防衛と管制が伸びる
  • B&P・クリエイティブワーク(事務用・映像制作用):数量 28.8(事務用・映像制作用モニターの販売台数(万台・推定))× 価格 7.86(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 226 億円・営業利益 10 億円。事務用は緩やかな減少
  • アミューズメント(遊技機用液晶):数量 11.7(遊技機向け液晶の販売台数(万台・推定))× 価格 3.55(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 42 億円・営業利益 2 億円。遊技機は縮小が続く
  • その他(ソフト受託開発・保守):数量 3.2(ソフト受託・保守の稼働人員(百人・推定))× 価格 24(稼働人員 100 人あたりの年間売上(億円・名目))→ 売上 76 億円・営業利益 5 億円。受託は緩やかに減る

倍率:事業の純利益 80 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.2% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)430 億円。全体の PER 14.06 倍、時価総額 1,552 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 12.9 倍・時価総額 1,165 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:医療が海外で戻り、防衛・管制が伸び、利益率が過去の山の9割ほどまで戻る筋書き。V&Sの受注が積み上がっているため、20%と置いた。

中立 32% 稼ぐ力は戻るが、会社の目標には届かない 利益 63 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 3,224 円1,297 億円

営業利益率が過去10年の中央値に近い7%まで戻る。医療は数量が10年で1.15倍、V&Sは1.35倍になる。値段は物価並みに上がる。事務用は欧州の需要が戻らず数量が15%減り、韓国・台湾・中国勢との競争で値上げも物価に届かない。遊技機用は4割縮み、市場の縮小で値段も物価に届かない。

全体の数量はほぼ横ばいで、売上は物価の分だけ伸びて1,100億円弱になる。営業利益は75億円ほどで、会社が一度掲げた120億円には遠い。純利益は63億円、ROEは5%台にとどまる。

政策保有株は計画どおり売られ、配当と自社株買いに回る。買収は小さなものにとどまり、価値を大きく壊さない。持ち株と現金は半分ほど残る。事業のROEは資本コストを下回るままで、会社の価値は稼ぐ力と持ち株の合計で測られる。

  • ヘルスケア(医用モニター):数量 16.8(医用モニターの販売台数(万台・推定))× 価格 34(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 564 億円・営業利益 62 億円。数量は10年で1.15倍、値段は物価並み
  • V&S(航空管制・船舶・防衛・監視):数量 5.7(V&S向けモニター等の販売台数(万台・推定))× 価格 40(1台あたり売上(万円・名目。ボード・システムを含む平均))→ 売上 227 億円・営業利益 23 億円。数量1.35倍、値段は物価並み
  • B&P・クリエイティブワーク(事務用・映像制作用):数量 26.6(事務用・映像制作用モニターの販売台数(万台・推定))× 価格 7.54(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 201 億円・営業利益 6 億円。数量0.85倍、値段は韓台中の価格競争で物価に届かない(1.20倍)
  • アミューズメント(遊技機用液晶):数量 10.8(遊技機向け液晶の販売台数(万台・推定))× 価格 3.46(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 37 億円・営業利益 1 億円。数量0.6倍、値段は市場の縮小で物価に届かない(1.15倍)
  • その他(ソフト受託開発・保守):数量 2.8(ソフト受託・保守の稼働人員(百人・推定))× 価格 24(稼働人員 100 人あたりの年間売上(億円・名目))→ 売上 67 億円・営業利益 4 億円。数量0.7倍

倍率:事業の純利益 58 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.2% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)400 億円。全体の PER 12.9 倍、時価総額 1,143 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:営業利益率が過去10年の中央値に近い7%まで戻る、最も蓋然性の高い筋書き。会社の目標までは届かない。

やや悲観 28% 欧州の低迷が居座り、固定費が重くのしかかる 利益 31 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 2,000 円805 億円

欧州の低迷が居座る。事務用と映像制作用は数量が3割減り、値下げも続いて赤字になる。診断用は国内の病院が設備投資を控え、海外の回復も鈍い。医療の数量は10年間ほぼ横ばいになる。V&Sは案件の先送りで1.15倍にとどまる。

固定費は賃上げと新技術棟の償却で重く、売上が伸びない限り利益を削る。欧州の営業組織の再編費用も、ときどき出る。営業利益率は4%弱で、2026年3月期の水準から大きくは改善しない。

政策保有株は売られるが、売却資金の一部が買収に回り、うまく成果を出せない。ROEは3%台で、資本コストを下回る。配当は下限を保つ程度で、還元は利益にほぼ見合う。持ち株と現金は4割ほど減る。

  • ヘルスケア(医用モニター):数量 14.6(医用モニターの販売台数(万台・推定))× 価格 32(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 468 億円・営業利益 37 億円。欧州と日本の病院の需要が戻らず数量が横ばい
  • V&S(航空管制・船舶・防衛・監視):数量 4.8(V&S向けモニター等の販売台数(万台・推定))× 価格 38(1台あたり売上(万円・名目。ボード・システムを含む平均))→ 売上 185 億円・営業利益 13 億円。案件が先送りされ伸びが鈍る
  • B&P・クリエイティブワーク(事務用・映像制作用):数量 21.9(事務用・映像制作用モニターの販売台数(万台・推定))× 価格 6.91(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 151 億円・営業利益 0 億円。欧州の事務用が3割減り赤字
  • アミューズメント(遊技機用液晶):数量 8.1(遊技機向け液晶の販売台数(万台・推定))× 価格 3.31(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 27 億円・営業利益 0 億円。遊技機は半分以下に
  • その他(ソフト受託開発・保守):数量 2.2(ソフト受託・保守の稼働人員(百人・推定))× 価格 23(稼働人員 100 人あたりの年間売上(億円・名目))→ 売上 51 億円・営業利益 2 億円。受託も半分近くに

倍率:事業のROEは3%台で資本コストを下回る。PERの上限は12.5倍で、利益が出ては消える質の低さから、その64%まで下げた。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 8 倍・時価総額 581 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:欧州の低迷が居座り、固定費の重さが残る筋書き。この4年の利益率の低下が続くことを意味し、中計の目標が守られなかった実績から厚めに28%。

悲観 12% 構造的に負ける:医療も事務用も値で押される 利益 9 億円 · PER 7.5 倍 · 株価時価総額 1,553 円625 億円

医療でも事務用でも、価格の安い競合に置き換わる。診断用モニターは規格で性能が決まるため、中国・台湾・韓国の追い上げで値が下がる。国内の病院は財布が苦しいままで、設備投資は先送りされる。事務用は数量が半分に減り、遊技機用はほとんど消える。

V&Sは案件の先細りと値引きで伸びない。営業利益はほぼゼロまで落ち、固定費が重く残る。新技術棟や欧州の拠点には、減損が出る。配当と自社株買いは、持ち株の売却でまかなう。

会社は純投資目的の株を買収に回すが、割高な買収が相次ぎ、のれんの減損が出る。配当は下限を切り下げ、還元は大きく減る。それでも持ち株と現金が残り、事業が稼げなくても会社は倒産しない。床は稼ぐ力と、売れる資産の税引き後の額が支える。

  • ヘルスケア(医用モニター):数量 12.4(医用モニターの販売台数(万台・推定))× 価格 28(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 348 億円・営業利益 17 億円。価格の安い競合に置き換わり、数量と値段が下がる
  • V&S(航空管制・船舶・防衛・監視):数量 4.0(V&S向けモニター等の販売台数(万台・推定))× 価格 34(1台あたり売上(万円・名目。ボード・システムを含む平均))→ 売上 137 億円・営業利益 7 億円。案件の先細りと値引き
  • B&P・クリエイティブワーク(事務用・映像制作用):数量 17.2(事務用・映像制作用モニターの販売台数(万台・推定))× 価格 6.60(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 114 億円・営業利益 −1 億円。事務用が半減し赤字
  • アミューズメント(遊技機用液晶):数量 3.6(遊技機向け液晶の販売台数(万台・推定))× 価格 3.01(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 11 億円・営業利益 0 億円。遊技機がほぼ消える
  • その他(ソフト受託開発・保守):数量 1.4(ソフト受託・保守の稼働人員(百人・推定))× 価格 23(稼働人員 100 人あたりの年間売上(億円・名目))→ 売上 32 億円・営業利益 1 億円。受託が3分の1に

倍率:事業のROEは資本コストを大きく下回り、利益も薄い。PERの上限12.5倍の6割を置いた。床は純利益ではなく、持ち株と現金の税引き後の額が支える。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 7.5 倍・時価総額 336 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:医療でも事務用でも競合に値で負け、買収が失敗する構造的な負け。ROEが資本コストを下回り続けた実績があり、悲観を厚く12%とした。quality とは別の理由。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

ヘルスケア(医用モニター)

病院の診断用(画像診断)・手術室・内視鏡のモニターと、画像の記録・配信システム。

数量医用モニターの販売台数(万台・推定)価格1台あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 14.6 25 366 26
10 年後 中立 16.8 34 564 62

取り方:ヘルスケア売上366億円(2026年3月期、市場別開示)。世界の医用モニター市場を4,200億円規模、シェア9%弱と推定し、販売を約14.6万台×平均25万円と置いた。台数・単価・市場規模は会社が開示しておらず、調査会社の数字にも幅があるため推定。利益は開示がなく、全社の営業利益24億円を配分した推定(利益率7%)。

V&S(航空管制・船舶・防衛・監視)

航空管制・船舶・監視・防衛向けの高耐久モニターと、グラフィックスボード・システム。受注案件の積み上げで動く。

数量V&S向けモニター等の販売台数(万台・推定)価格1台あたり売上(万円・名目。ボード・システムを含む平均)売上営業利益
今 2026/03 4.2 30 126 8
10 年後 中立 5.7 40 227 23

取り方:V&S売上126億円(市場別開示)。航空管制・船舶・監視・防衛の機器とグラフィックスボードの平均単価を約30万円と推定し、約4.2万台と置いた。台数は推定。利益は配分した推定(利益率6.5%)で、受注案件の積み上がりにより2027年3月期は売上155億円の計画。

B&P・クリエイティブワーク(事務用・映像制作用)

金融・公共・オフィス向けの事務用モニター(B&P)と、映像制作・写真向けの色再現モニター(クリエイティブワーク)。欧州が主戦場。

数量事務用・映像制作用モニターの販売台数(万台・推定)価格1台あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 31.3 6.28 197 −2
10 年後 中立 26.6 7.54 201 6

取り方:B&P143億円とクリエイティブワーク53億円の合計197億円。事務用は平均約5万円、映像制作用は約20万円と推定し、合わせて約31万台と置いた。台数は推定。欧州の不況と旧機種の在庫評価損4億円で利益は赤字に近く、利益率は−1%と推定。

アミューズメント(遊技機用液晶)

パチンコ・パチスロ機に載る液晶モニター。遊技人口と店舗の減少で縮む市場。

数量遊技機向け液晶の販売台数(万台・推定)価格1台あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 18.0 3.01 54 2
10 年後 中立 10.8 3.46 37 1

取り方:遊技機向け液晶の売上54億円(市場別開示)。1台約3万円と推定し、約18万台と置いた。台数は推定。遊技人口と店舗の減少で市場が縮んでおり、前期比で1割減。利益率は4%と推定。

その他(ソフト受託開発・保守)

アミューズメント向けソフトの受託開発と保守サービス。遊技機の新台の数に連れて動く。

数量ソフト受託・保守の稼働人員(百人・推定)価格稼働人員 100 人あたりの年間売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 4.0 18 71 4
10 年後 中立 2.8 24 67 4

取り方:その他の売上71億円(遊技機向けソフトの受託開発と保守)。稼働人員を約400人、1人あたり年約1,770万円と推定した。人員は推定。会社は2027年3月期に57億円へ減る計画で、遊技機の新台の減少と連動する。利益率は6%と推定。

リスクと懸念

欧州の需要が戻らない

売上の約4割が欧州で、ドイツだけで2割を占める。事務用と映像制作用は欧州の景気に直結し、旧機種の在庫評価損も出た。需要の回復が遅れれば、固定費が重い今の体制では利益が出ない。会社の営業利益33億円の計画も、欧州が横ばいという前提に立つ。

国内の病院が設備投資を控える

ヘルスケアは国内の病院の経営悪化で軟調だ。診断用・手術室用は、病院の設備投資の波に左右される。海外が戻っても、国内の落ち込みが続けば、医療の売上の伸びを削る。診療報酬の改定や病院の統廃合も、買い替えの時期を動かす。

売却益頼みの利益と、買収の失敗

2026年3月期の純利益73億円のうち、売却益が約80億円にのぼる。2027年3月期も約44億円を見込む。これは貯金の取り崩しで、稼ぐ力ではない。さらに会社は、純投資目的の株を成長投資、つまり買収に使うと明言した。大型買収の経験が少なく、割高な買収は持ち株の価値を毀損しかねない。

診断用モニターの価格競争

診断用は規格で性能が決まる側面があり、中国・台湾・韓国の追い上げで価格が下がりやすい。品質管理と保守で差をつけてきたが、病院が価格を重視する局面が長引けば、単価が下がる。Barcoなど海外大手との競争も続く。

遊技機用の市場縮小

パチンコ・パチスロの市場は、遊技人口と店舗の減少で縮み続けている。EIZOのアミューズメントの売上は、ピークの500億円超から50億円ほどに細った。その他のソフト受託も連動して減り、2027年3月期は売上が2割減る計画だ。両方を合わせて売上の約15%がこの市場に頼っている。

米国の案件の遅れと為替

V&Sの伸びは、米国の航空管制や防衛の大型案件に頼る。米国政府機関の閉鎖で、グラフィックスボードの販売が後ろにずれた例もある。為替は、対ドルで円安が進むと営業利益が減り(感応度は年0.8億円)、対ユーロで円安が進むと増える(年1億円)。案件の遅れと為替の振れで、計画は動く。

資本が余ったまま使われない

自己資本のうち本業が使う分は半分強で、残りは持ち株と現金に眠る。ROEが資本コストを下回る状態が続けば、価値は積み上がらない。自社株買いの上限40億円は、現在の持ち株と現金の1割に満たない。売却の進みが遅ければ、改善は遅れる。

今後の分かれ目

欧州で事務用と映像制作用の売上が前年を上回り、営業利益率が5%を超える
固定費の重さが薄まり、中立の確率を楽観側へ寄せる。会社が掲げた回復の筋書きに近づく。
V&Sの売上が200億円に向けて伸び、受注残が積み上がり続ける
本業の稼ぐ力が上がり、やや楽観と楽観の確率を上げる。倍率の根拠になるROEが資本コストに近づく。
次期中計で、ROEを具体的に上げる道筋と、買収に使う金額の上限が示される
資本の使い方への疑いが薄れ、持ち株と現金を満額に近く評価できる。慎重な見方が和らぐ。
純投資目的の株の売却資金で、大型の買収を実行する
のれんが積み上がり、悲観に近づく。持ち株の価値が事業の失敗で毀損するおそれが高まる。
政策保有株の売却が計画を上回って進み、自社株買いの枠が拡大される
持ち株と現金が株主に早く返り、中立の価値が上がる。資本効率の改善が確かめられる。
診断用モニターの単価が下がり、国内外で競合に置き換わる事例が増える
ヘルスケアの稼ぐ力が崩れ、悲観の確率を上げる。この会社の最大の収益源が揺らぐ。

見ておくもの

  • 市場別売上(ヘルスケア・V&S・B&P)の前期比と、海外・国内の内訳
  • 営業利益率と、販売費・一般管理費の推移(固定費の抑制)
  • V&Sの受注残と、航空管制・防衛の大型案件の導入時期
  • 政策保有株の売却額と、純資産に対する比率(27/03 に15%、30/03 に10%未満)
  • 自社株買いの実施額と、次期中計のROE目標・買収方針
  • 欧州(とくにドイツ)の売上と、ユーロ・ドルの為替

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価を見ず、事業のROEと資本コスト7.75%、長期の成長4%から正当化PERを求め、ROEが資本コストを下回る筋書きは1÷k(12.5倍)を上限に置いた。事業の稼ぎと、持ち株・現金の税引き後の価値は別に評価し、時価総額は「事業の純利益×PER+余った現金」で出した。税引き後の純資産は今の自己資本に含まれる。含み益の額は決算短信から、持ち株売却益は一過性として流れから外した。リース会計の変更で形が変わるが、数字は家賃を費用に入れた今の形でそろえている。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.5% を足して k 7.75%。純現金で借金の上乗せは無く、extra は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 7.75%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. EIZO 第8次中期経営計画 数値目標見直し(2026年3月12日)
  2. EIZO 2026年3月期 連結決算説明資料(2026年5月12日)
  3. EIZO 2026年3月期 決算短信

分析日 2026-10-16