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株式会社JVCケンウッド 6632

利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安)

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,534 円2,149 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)950.1 円1,331 億円差 +61.4%
10 年後から見ると 割安 価値 1,534 円2,149 億円 · 差 +61.4% · 期待の年率 +12.1%
期待の年率リターン(10 年)+12.1%資本コスト比 +4.3 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

JVCケンウッドは、利益の大半を北米の業務用無線で稼ぎ、売上の半分以上を薄利の車載機器が占める、いびつな会社だ。筆者の結論は、事業の稼ぐ力に比べて今の値段は安い、というものである。ただし安さには理由があり、確信は強くない。

稼ぎの源は無線だ。警察や消防が使うデジタル無線で、売上は約800億円。グループ売上の2割ほどだが、事業利益の7割超を生むとされる。北米の公共安全でのシェアは6%台と小さく、首位のモトローラ・ソリューションズとは規模が違う。それでも一式で納める市場なので参入しにくく、シェアが1ポイント動くたびに利益が動く。2026年7月には、携帯回線で無線を使うアプリ会社SLA(ESChat)を買収し、新しい領域に足を踏み入れた。

足を引っ張るのは車載機器だ。国内のカーナビでは首位だが、事業利益率は3%に届かない。完成車メーカー向けは毎年の値引きが前提で、市販品はスマホ連携に押される。この部分が10年かけて痩せるか、持ちこたえるかで、全体の利益の形が変わる。

10年先の中立は、売上4,700億円台、営業利益330億円。経営陣が掲げる2030年度の目標(事業利益率9%)には、10年たっても届かない読みだ。それでも式で測った倍率を掛けると、時価総額は今の2倍を超える。悲観の筋書き(米国の予算と関税で無線が崩れ、車載も縮む)に4割以上の確率を置いて重みをつけても、本質価値は今の時価総額を3割ほど上回る。

出だしは悪い。2026年4〜6月期は事業利益が34%減り、無線は米政府機関の閉鎖で止まった。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、この会社に問うことは3つだ。事業は10年後も続くか。株主のものになる利益を、安く買えているか。経営は資本を殖やす方向に使うか。

答えは、無線は続く。車載は怪しい。無線は北米の公共安全を中心に、10年は需要が続く構造にある。堀は深くないが、切り替えの難しさが利益を守る。車載とESは利益が薄く、関税と景気に左右される。株主のものになる利益の大半は無線が生む。

値段には、安全域がある。事業を式で測ると妥当な倍率は12倍前後で、今の値段はそれを大きく下回る。安さの理由は明白だ。無線が売上の2割しかなく、その利益が米国の政治日程で揺れる。筆者はその不安を確率で織り込み、悲観に15%、やや悲観に27%を置いた。

それでも本質価値が今を上回るのは、中立の筋書きでも利益が年4%ほど伸びるうえ、10年の還元で元手の一部が戻るからだ。伸びは物価の3%を引くと小さい。それで足りるほど、今の値段は低い。

経営が資本を殖やす方向に使うかは、まだ見極め中だ。SLA社への投資は理にかなうが、次の買収が高くつけば安全域は削られる。

何で稼ぐ会社か

事業は3つの分野に分かれる。

モビリティ&テレマティクス(M&T)は売上の55%を占める。市販のカーナビ・ディスプレイオーディオ・ドライブレコーダー(アフターマーケット)と、完成車メーカーに納める車載機器(OEM)の二本立てだ。国内のカーナビ販売では首位で、パイオニアと2社で65%超を握る。しかし利益率は3%に届かず、2026年3月期の事業利益は54億円にとどまる。

セーフティ&セキュリティ(S&S)は売上の27%で、事業利益の約6割を稼ぐ。中心は業務用の無線システムだ。警察・消防・公共事業者向けのデジタル無線機とシステムで、2014年に子会社にした米国のEFジョンソン社などを通じて北米で売る。無線の売上の約8割は北米だ。S&Sの事業利益率は2025年3月期に18%台、2026年3月期は部品不足で13%台に下がった。他の事業より一段高い。

エンタテインメントソリューションズ(ES)は売上の16%。ビクターエンタテインメントの音楽・映像コンテンツと、ヘッドホン・ホームオーディオ・プロジェクターなどのメディア事業だ。コンテンツは安定し、機器は米国の関税で痛んだ。

数字の形は、売上3,569億円・事業利益209億円・営業利益205億円(国際会計基準、2026年3月期)。利益の中身は、無線が半分以上を占め、車載と音楽が残りを分け合う構図になっている。顧客は自治体・警察・消防(無線)、完成車メーカーと一般消費者(車載)、音楽ファン(ES)と散らばるが、利益をつくる顧客は北米の公共機関に偏る。

優良さと弱いところ

堀があるのは無線だけだ。

公共安全の無線は、端末だけでなく基地局やシステムまで一式で納める。自治体は一度入れた規格と保守網を簡単には替えない。この切り替えの難しさが堀で、供給できる会社は数社に絞られると会社も説明する。ただし、堀の内側でのJVCケンウッドは小さな挑戦者だ。北米公共安全のシェアは6.4%で、首位のモトローラは桁が違う。

車載は堀が薄い。国内カーナビは首位でも、完成車メーカー向けは毎年の値下げ要求を飲む立場にある。スマホ連携の標準化は、市販ナビの市場そのものを細らせる。パナソニックが市販ナビから退く(2027年3月までに生産終了)のは、その先行きを映している。

資本効率は、ここ4年は良い。ROEは2023年3月期から11〜16%で推移し、自己資本比率は41%、純有利子負債はほぼゼロだ。ただ過去10年の中央値は6.8%と低く、20年で赤字の期が5回ある。今の高さが定着するかは、検証の途上にある。

経営は、赤字事業を整理する姿勢を見せている。2026年3月期にヘルスケア事業から撤退し、ドイツ子会社を売り、フランスの販売会社も閉じる。一方で、中計の高い目標を達成した実績はまだなく、数字は割り引いて読むべきだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

二つの市場は、まるで別物である。

業務用無線は、会社の説明では2024年に世界のナローバンド(音声の無線)が約106億ドルある。ここに携帯回線と融合した「ハイブリッド」が約17億ドル加わり、2030年にはハイブリッドを含めて約177億ドルへ広がると会社は見る。ただ調査会社の数字は市場の定義で大きく割れ、世界の業務用無線を194億〜410億ドルとするものまである。筆者は会社の数字を土台にしつつ、実質の伸びは年2〜3%と控えめに置く。

競合は、首位のモトローラ・ソリューションズ、L3ハリス、中国のハイテラ、欧州のエアバスなど。上位5社で4割強を握る(Mordor Intelligence)。公共安全は政府の予算で動き、景気より政治の日程で利益が揺れる。2026年に入っても米政府機関の閉鎖で公共安全向けの出荷が落ち込み、4〜6月期のS&Sの事業利益は92%減った。

車載機器は成熟している。国内の市販カーナビは、首位のケンウッドとパイオニアでほぼ決まる市場で、パナソニックの撤退によってシェアが分け直される。ただ市場全体は、スマートフォンのアプリと車載標準のディスプレイに食われて細る。完成車向けは、インド・米州・商用車(ダイムラートラック北米向けのディスプレイオーディオ)で新しい口を取りにいく。

ESは、音楽・映像コンテンツとオーディオ機器の二つ。コンテンツは安定する。機器は米国の関税(2026年3月期の影響は全社で事業利益に約37億円)と中国勢との値下げ競争が重しだ。

資本政策と M&A

還元は厚くなる方向だ。新しい中計で、総還元性向(配当と自社株買いの合計÷純利益)の目安を30〜45%に引き上げた。2026年8月には30億円の自社株買いを決め、10月に枠いっぱいで終えた。配当は2027年3月期も増やす計画で、増配は続いている。

ただし厚くする余地は限られる。会社は2026〜2030年度の5年で2,000億円超のキャッシュインを見込み、同額を投資に回す。うち約900億円が戦略投資で、おおよそ半分がM&A(無線が中心)に向かうと読める。

買う側としての実績は、一定の成果を上げている。2014年のEFジョンソン社の取得が今の北米無線の土台になり、2018年にはイタリアのRadio Activityを取り込み、Tait International社と資本業務提携した。2026年7月に完全子会社にしたSLA社(ESChat)が次の柱になる。価額は非公表で、割高だったかは外から判断できない。

株主は、日本マスタートラスト信託銀行などの信託口が上位に並ぶ。親会社も支配株主もいない。10年以内にTOB(株式公開買い付け)を受ける確率は、kabufuの推計で24%ある。ただ筆者はこの確率を価値に混ぜず、本業の稼ぐ力だけで測った。

点検済み(見落とし点検 2026-10-19):起点の純利益 168 億円(2026/03 実績、会社予想は 150 億円)に特別益は見当たらない。関税・為替ヘッジ損は予想側に入っている。数量は実質の市場×シェアで二重がけなし。株数は自社株買い反映後。無線の北米公共安全への集中は、慎重側の確率 42% に反映した。

点検済み:中立の営業利益率が過去12年の山(6.4%)と中期計画の達成実績(なし)を超えていたため、各事業の利益率を今の水準に置き直した。全社7.0%に残る山超えは、利益率の高いS&Sの売上比重が上がる分だけ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

無線の利益は、まだ伸びる。会社の説明では、北米公共安全のシェアは2023年度の4.4%から2024年度の6.4%へ上がった。2030年度には10%(売上約4億ドル)をねらい、無線全体の売上を800億円から1,200億円へ増やす計画だ。2026年3月期の無線は部品不足で約24億円の利益を取りこぼしたが、これは供給の問題で、需要が消えたわけではない。

さらにSLA社の買収で、携帯回線を使う無線(ハイブリッド)に入った。この領域は約17億ドルと小さいが、5年で全体を約1.6倍に押し上げる起点になる。M&Aの資金は900億円の戦略投資枠にある。

車載も底を打った。国内カーナビは首位で、パナソニックの撤退で市販品のシェアが分け直される。メモリ価格の上昇は価格改定で吸収できる。ESは関税の痛手が薄れ、4〜6月期の事業利益は3倍に戻った。

そして財務は強い。自己資本比率は41%、純有利子負債はほぼゼロ。予想利益で見たPERは9倍前後と、ROE約12%の会社には低すぎる。事業利益率9%・売上4,100億円の中計目標は、無線と車載の価格改定が進めば届く射程にある。

慎重な見方

利益の柱が1本しかない。事業利益の約6割をS&Sが稼ぎ、その大半が北米の公共安全という特定の市場だ。モトローラ・ソリューションズは基地局から端末まで一式を持ち、価格も納入の網も向こうが決める。シェア10%の目標は、大手の客を奪う話で、確証はない。2026年4〜6月期は、米政府機関の閉鎖と部品高で、S&Sの事業利益が92%減った。無線の利益が、予算の遅れ一つで消える。

車載は、何年も同じ構図だ。M&Tの利益率は3%に届かず、完成車メーカーの値引き要求と中国勢の低価格に挟まれる。メモリ価格の上昇も載せきれていない。2026年4〜6月期は、14億円のコスト増のうち価格に反映できたのは10億円だった。国内市販ナビは、スマホ連携の標準化で縮む。

ESも関税で傷んだ。円安も追い風にならず、為替ヘッジで2027年3月期の事業利益は約18億円悪化する。

配当や自社株買いは増えているが、中計の資金の半分は買収に向かう。SLA社の価額は非公表で、割高かどうかは確かめられない。過去10年のROEの中央値は6.8%、20年で赤字の期は5回ある。いま11〜16%の収益力が10年続くと見るのは、楽観に過ぎる。

どちらに重みを置いたか

強気の見方には無線の伸びという具体的な根拠があり、慎重な見方は利益の偏りと米国の政治への依存という構造の弱さを突いている。後者がやや強いと判断し、確率は中立に33%を置いたうえで、楽観側の合計25%に対し慎重側を42%まで寄せた。それでも本質価値が今を上回るのは、今の値段が事業の稼ぐ力を大きく割り引いているからだ。慎重な見方が当たっても、悲観で資本の一部は還元で戻る。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,374 円3,326 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 593 円831 億円)。 今の値に割り戻すと 1,534 円2,149 億円、今との差 +61.4%、 期待の年率 +12.1%(資本コスト 7.8%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 5,668 円7,942 億円 947 円1,327 億円 +596.3% +21.4% 529 円741 億円
やや楽観 17% 4,201 円5,886 億円 742 円1,040 億円 +420.3% +17.9% 840 円1,177 億円
中立 33% 2,631 円3,687 億円 579 円812 億円 +237.9% +12.9% 1,059 円1,484 億円
やや悲観 27% 1,049 円1,470 億円 488 円684 億円 +61.8% +4.9% 415 円581 億円
悲観 15% 365 円512 億円 455 円638 億円 −13.6% −1.5% 123 円173 億円
加重平均100% 2,374 円3,326 億円593 円831 億円 +212.3% +12.1% 2,967 円4,157 億円

今の株価時価総額 950 円1,331 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 8% 無線が北米で10%に届き、車載も戻る 利益 464 億円 · PER 17.1 倍 · 株価時価総額 5,668 円7,942 億円

北米の公共安全で、無線のシェアが10%に届く。SLA社の広帯域PTTは警察・消防の標準的な道具になり、携帯回線と無線を一つの端末で使う更新需要を取り込む。部品不足は解消し、ハイブリッド領域が市場を押し上げる。S&Sの売上は10年で2.7倍になり、利益率は17%まで上がる。車載は、完成車向けでインド・米州・商用車の受注が積み上がり、市販品は国内首位の地位で粗利を守る。利益率は6%まで戻る。ESはライブ・配信のコンテンツが育ち、機器の赤字は消える。全体の事業利益率は中計の9%を超え、買収も資本の使い方として当たる。

  • セーフティ&セキュリティ(S&S):数量 27,300(世界の業務用無線(ナローバンド+ハイブリッド)市場(今の値段で測った実質・億円換算))× 価格 9.4%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 2,561 億円・営業利益 435 億円。無線とハイブリッドが拡大(市場 1.4 倍 × シェア 7.0%)
  • モビリティ&テレマティクスサービス(M&T):数量 10,500(対象とする車載情報機器の市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 25.4%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率 × 実質の値下がり)→ 売上 2,671 億円・営業利益 160 億円。OEM の新規受注が積み上がる(市場 1.05 倍、価格 1.30 倍)
  • エンタテインメントソリューションズ(ES):数量 8,800(音楽・映像コンテンツと民生オーディオ機器の対象市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 9.5%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率 × 実質の値下がり)→ 売上 837 億円・営業利益 59 億円。コンテンツが育つ(市場 1.10 倍、価格 1.34 倍)

倍率:事業の純利益 464 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.4% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.0 倍。全体の PER 17.05 倍、時価総額 7,911 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:無線のシェア10%・事業利益率9%超の目標がほぼ実現する筋書き。経営陣の目標は2030年度で、10年の長さでは達成しても先に崩れる余地があるため、8%に絞った。

やや楽観 17% 無線は計画の7割ほどで伸びる 利益 352 億円 · PER 16.3 倍 · 株価時価総額 4,201 円5,886 億円

無線は計画の7割ほどの進捗で伸びる。北米公共安全のシェアは8%前後まで上がり、ハイブリッドも一定の売上になる。ただ部品、関税、米国の予算の遅れが毎年のように利益を揺らし、10%には届かない。車載は完成車向けが横ばいを保ち、市販品の価格改定が粗利を支える。ESは関税の痛手が消え、コンテンツが安定する。全体では、中計の9%に近い利益率を10年のどこかで実現するが、その先の伸びは物価並みに落ち着く。SLA社の買収は期待どおりに小さな売上の柱となり、次の買収も無線の周辺に限る。会社の資本の使い方は、可もなく不可もない水準にとどまる。

  • セーフティ&セキュリティ(S&S):数量 25,935(世界の業務用無線(ナローバンド+ハイブリッド)市場(今の値段で測った実質・億円換算))× 価格 8.2%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 2,120 億円・営業利益 339 億円。計画の 7 割の進捗(市場 1.33 倍 × シェア 6.1%)
  • モビリティ&テレマティクスサービス(M&T):数量 10,000(対象とする車載情報機器の市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 24.5%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率 × 実質の値下がり)→ 売上 2,446 億円・営業利益 117 億円。横ばいで耐える(市場 1.0 倍、価格 1.25 倍)
  • エンタテインメントソリューションズ(ES):数量 8,400(音楽・映像コンテンツと民生オーディオ機器の対象市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 9.2%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率 × 実質の値下がり)→ 売上 775 億円・営業利益 43 億円。関税の痛手が消える(市場 1.05 倍、価格 1.30 倍)

倍率:事業の純利益 352 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.8% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.3 倍。全体の PER 16.3 倍、時価総額 5,738 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:無線が計画の7割ほど進み、車載が横ばいで耐える、蓋然性のある好転。

中立 33% 無線は伸びるが、首位の壁は破れない 利益 238 億円 · PER 14.7 倍 · 株価時価総額 2,631 円3,687 億円

無線は伸びるが、モトローラの壁は破れない。北米公共安全のシェアは6%台から8%ほどへ上がり、ハイブリッドで一部の売上を足す。S&Sの売上は10年で2倍近くになるが、競争と関税で利益率は今の13%台のまま上がらない。車載は市販品が緩やかに細り、完成車向けの値引きで価格は物価ほど上がらない。利益率は3.0%で、固定費の削減を値下げが食う。ESは横ばい。全体の売上は年3%ほどの増加にとどまり、物価の伸びと変わらない。事業利益率は5.7%から7.0%へ改善するが(利益率の高いS&Sの比重が上がる分で、各事業の利益率は今とほぼ同じ)、中計の目標(9%)には届かない。構造改革費は次第に減り、純利益は営業利益のおよそ7割で落ち着く。還元は純利益の4割ほどを続け、自己資本はゆっくり積み上がる。

  • セーフティ&セキュリティ(S&S):数量 24,960(世界の業務用無線(ナローバンド+ハイブリッド)市場(今の値段で測った実質・億円換算))× 価格 7.2%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 1,806 億円・営業利益 244 億円。無線は伸びるが首位の壁は破れない(市場 1.28 倍 × シェア 5.4%)
  • モビリティ&テレマティクスサービス(M&T):数量 9,500(対象とする車載情報機器の市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 23.5%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率 × 実質の値下がり)→ 売上 2,231 億円・営業利益 67 億円。市販品が緩やかに細る(市場 0.95 倍、価格 1.20 倍)
  • エンタテインメントソリューションズ(ES):数量 8,000(音楽・映像コンテンツと民生オーディオ機器の対象市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 8.9%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率 × 実質の値下がり)→ 売上 710 億円・営業利益 30 億円。横ばい(市場 1.0 倍、価格 1.25 倍)

倍率:事業の純利益 238 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.1% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.7 倍。全体の PER 14.71 倍、時価総額 3,498 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:無線は伸びるが首位モトローラの壁があり、車載は薄利のまま。もっとも起こりやすい筋書き。

やや悲観 27% 米国の予算と関税で無線の伸びが止まる 利益 136 億円 · PER 8.8 倍 · 株価時価総額 1,049 円1,470 億円

無線の伸びが止まる。米国の公共安全の予算は遅れが続き、部品不足と関税が重なって、シェアは5%に届かない。モトローラとハイテラの間で価格競争が起き、利益率は11%に落ちる。SLA社の買収は小さな売上のまま終わる。車載は、市販ナビがスマホ連携に食われて数量が15%減り、完成車向けの値引きと部品高が利益を削る。利益率は2%。ESも機器が縮む。全体の利益は今の水準を下回り、売上は物価に追いつかない。経営は構造改革を重ねるが、成長に使う資金を細らせ、還元も純利益の半分近くに増やして株価を支えようとする。買収は無線の周辺で小さく続けるにとどまり、会社の姿は今より地味になる。

  • セーフティ&セキュリティ(S&S):数量 22,425(世界の業務用無線(ナローバンド+ハイブリッド)市場(今の値段で測った実質・億円換算))× 価格 6.2%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 1,382 億円・営業利益 152 億円。予算の遅れと価格競争(市場 1.15 倍 × シェア 4.6%)
  • モビリティ&テレマティクスサービス(M&T):数量 8,500(対象とする車載情報機器の市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 21.9%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率 × 実質の値下がり)→ 売上 1,863 億円・営業利益 37 億円。市販ナビが縮み、値引きと部品高(市場 0.85 倍、価格 1.12 倍)
  • エンタテインメントソリューションズ(ES):数量 7,360(音楽・映像コンテンツと民生オーディオ機器の対象市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 8.2%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率 × 実質の値下がり)→ 売上 601 億円・営業利益 15 億円。機器が縮む(市場 0.92 倍、価格 1.15 倍)

倍率:ROE 6.0% が資本コスト 7.75% を下回る。ためた利益は額面未満の価値なので PER は 1÷k=12.1 倍が上限で、利益が細る筋書きとして ROE÷k の目安(約 0.73 倍)に近い 8.8 倍に置いた。

確率:米国の予算・関税・部品の揺れで無線が計画を下回る筋書き。直近の4〜6月期にS&Sの事業利益が92%減った事実があり、慎重な側に厚く置いた。

悲観 15% 構造的に負ける:無線が奪われ、車載が消える 利益 64 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 365 円512 億円

構造的に負ける。公共安全の無線は、携帯回線を使う方式が主流になり、専用端末の価格が下がる。JVCケンウッドは広帯域の機能で後れを取り、北米のシェアは4%を割る。米国の関税と政府調達の国産優遇も重なる。車載は、完成車メーカーが画面やナビを自社で内製する流れで受注を落とし、市販ナビは市場が消える。数量は3割減り、利益はほぼゼロになる。ESも関税で赤字に近づく。全体の営業利益は100億円を割り、稼ぐ力は今の半分以下に落ちる。それでも無線の保守網は残り、会社は存続する。経営は買収で立て直そうとするが成果は出ず、10年の還元は純利益の半分を超え、自己資本の積み上がりも鈍る。ブランドと販売網は残るが、利益を生む力は薄れていく。

  • セーフティ&セキュリティ(S&S):数量 20,475(世界の業務用無線(ナローバンド+ハイブリッド)市場(今の値段で測った実質・億円換算))× 価格 5.1%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 1,043 億円・営業利益 94 億円。専用端末が値下がりし奪われる(市場 1.05 倍 × シェア 3.8%)
  • モビリティ&テレマティクスサービス(M&T):数量 7,000(対象とする車載情報機器の市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 20.5%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率 × 実質の値下がり)→ 売上 1,438 億円・営業利益 14 億円。OEM を失い市販も縮む(市場 0.70 倍、価格 1.05 倍)
  • エンタテインメントソリューションズ(ES):数量 6,400(音楽・映像コンテンツと民生オーディオ機器の対象市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 7.5%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率 × 実質の値下がり)→ 売上 477 億円・営業利益 0 億円。関税と競争で収益ゼロ(市場 0.80 倍、価格 1.05 倍)

倍率:ROE 3.3% は資本コストを大きく下回る。稼ぐ力の純利益 64 億円を、上限 12.1 倍の約 3 分の 2 の 8 倍で測った。利益が細り続ける事業なので上限まで置かない。自己資本の厚さや売れる資産は床に使っていない。

確率:利益の柱が北米の公共安全という一つの市場に偏り、車載が細る構造的な負け。悲観が5%以上である理由は、無線が事業利益の約6割を占め、その裏づけが米国政府の予算に左右される点にある。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

セーフティ&セキュリティ(S&S)

警察・消防・公共事業向けの業務用デジタル無線(北米が約 8 割)が中心。ほかに業務用の映像・システム機器。

数量世界の業務用無線(ナローバンド+ハイブリッド)市場(今の値段で測った実質・億円換算)価格実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 19,500 4.9% 947 127
10 年後 中立 24,960 7.2% 1,806 244

取り方:会社説明会(2024 年)の市場数字を土台にした。ナローバンド約 106 億ドル+ハイブリッド約 17 億ドル(2024 年)に、実質の年 3% の伸びを 2 年分足し、1 ドル 150 円で約 19,500 億円と置いた。売上は S&S 全体(無線約 800 億円+業務用システムなど)なので、シェア 4.86% は無線だけのシェアより少し高く出る。物価 3% は価格(シェア × 物価の倍率)に入れた。

モビリティ&テレマティクスサービス(M&T)

市販のカーナビ・ディスプレイオーディオ・ドライブレコーダー(アフターマーケット)と、完成車メーカー向けの車載機器(OEM)。

数量対象とする車載情報機器の市場(今の値段で測った実質・億円、推定)価格実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率 × 実質の値下がり売上営業利益
今 2026/03 10,000 19.6% 1,957 54
10 年後 中立 9,500 23.5% 2,231 67

取り方:対象市場は開示がなく推定。国内外の市販カーナビ・ディスプレイオーディオ・ドラレコに、完成車メーカー向けのうち取りにいける部分を足し、約 1 兆円(実質)と置いた。売上 1,957 億円から逆算したシェアは 19.6%。国内の市販ナビは首位だが海外は小さい。完成車向けは年々の値引きがあるので、価格は物価ほど上がらないと見て、中立の 10 年を 1.20 倍とした。

エンタテインメントソリューションズ(ES)

ビクターエンタテインメントの音楽・映像コンテンツと、ヘッドホン・ホームオーディオ・プロジェクターなどのメディア事業。

数量音楽・映像コンテンツと民生オーディオ機器の対象市場(今の値段で測った実質・億円、推定)価格実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率 × 実質の値下がり売上営業利益
今 2026/03 8,000 7.1% 568 25
10 年後 中立 8,000 8.9% 710 30

取り方:対象市場は開示がなく推定。音楽・映像コンテンツと、ヘッドホン・ホームオーディオなど民生オーディオ機器のうち取りにいける部分を約 8,000 億円(実質)と置いた。売上 568 億円から逆算したシェアは 7.1%。機器は中国勢との競争で値下がりしやすいため、価格は物価ほど上がらないと見る。

リスクと懸念

米国の公共安全予算と政府の日程

無線の利益は、警察・消防が使う米国の公共安全予算に左右される。2026年に入って米政府機関の閉鎖があり、4〜6月期のS&Sの事業利益は前年から92%減った。予算の遅れが重なれば、利益は年単位でずれる。

モトローラ・ソリューションズとの競争

北米公共安全の首位はモトローラで、基地局から端末まで一式を持つ。JVCケンウッドのシェアは6%台で、10%の目標は大手の顧客を奪う話になる。値引きで応じられると利益率が下がる。

関税と為替

2026年3月期は米国の関税で事業利益が約37億円押し下げられた。2027年3月期は為替ヘッジの損も約18億円出る。生産地の移管や価格改定で薄めているが、関税と為替の揺れは事業の中にある。

車載機器の構造的な縮み

市販のカーナビはスマホ連携と車載標準の画面に食われて細る。完成車向けは毎年の値引きが前提で、中国向けの高級車の販売減も重なった。車載の利益率が3%台から上がらない限り、売上の半分以上を占める事業が全体の足を引っ張る。

M&Aの価格

戦略投資900億円の半分ほどがM&Aに向かう。SLA社の価額は非公表で、割高かどうかは外から確かめにくい。買収が外れると、無線の高い利益率という強みが薄まる。

メモリ価格と部品の調達

メモリ価格の高騰で、2026年4〜6月期のコストは14億円増え、うち価格に反映できたのは10億円だった。残りは利益を削る。無線は部品不足で2026年3月期に約24億円の利益を取りこぼしており、調達は引き続き弱点だ。

構造改革費が毎年出る

2027年3月期も、工場の人員削減などの構造改革費用が営業利益を押し下げる。事業利益234億円に対して営業利益は206億円の計画だ。整理が続く限り、純利益は事業利益より低く出る。

今後の分かれ目

北米公共安全でのシェアが2年連続で上がり、無線の売上が1,000億円を超える
強気の筋書きに近づく。無線の利益率が15%を保てるかも合わせて確かめる。
米国の予算の遅れで、無線の公共安全向け出荷が2期続けて前年を割る
公共安全に偏った利益の弱さが現実になり、やや悲観の確率が上がる。
SLA社(ESChat)の契約者が増え、無線端末とのセット販売が広がる
ハイブリッド領域の売上が立ち上がり、無線の成長が首位の壁を越える根拠になる。
完成車メーカー向けで、インド・米州・商用車の大型の新規受注を2件以上獲得する
車載の利益率が3%台から上がる道が開き、全体の利益の下支えになる。
大型のM&A(数百億円以上)を高いのれんで実施する
買収の巧拙が次の変数になる。資本の使い方への評価を下げ、慎重な側へ確率を寄せる。
米国の関税が引き上がる、または中国製造品の扱いが厳しくなる
車載とESの利益が削られ、やや悲観に近づく。生産地の移管がどこまで進むかが分かれ目になる。

見ておくもの

  • 無線システムの北米公共安全シェア(6.4%からの動き)
  • S&Sの事業利益率(2026年3月期は13%台)
  • M&Tの事業利益率と完成車メーカー向けの新規受注
  • メモリ価格の転嫁(価格改定の進み具合)
  • 米国の関税と為替ヘッジの損益
  • SLA社(ESChat)の契約者数と売上
  • 総還元性向(30〜45%の目安)と自社株買い
  • 中計VISION2030の中間年の進捗(事業利益率9%)

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価・PER を見ずに置いた。セグメントごとに市場規模×シェア×価格で積んだ利益に、その時点の ROE・資本コスト 7.75%(基本 7.5% + quality 0.75%)・長期成長 4% から正当化 PER を出し、中立は 1÷k を下限に上限の約 94%(下限と同じ 12.1 倍)を置いた。悲観は ROE が資本コストを下回るので稼ぐ力で置き、過去の PBR の底や自己資本の厚さは根拠にしていない。国際会計基準でリースはすでに BS に載っており、新リース会計基準での形の変化は 10 年後の数字に持ち込まない(今と同じ形でそろえた)。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.6→17.05 倍・やや楽観 PER 12.5→16.3 倍・中立 PER 12.1→14.71 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.75% を足して k 7.75%。純現金ではなく借金もほぼ無いので extra は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.75%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 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10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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分析日 2026-10-16