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アイコム 6820

現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,463 円353 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,640 円522 億円差 −32.3%
10 年後から見ると 割高 価値 2,463 円353 億円 · 差 −32.3% · 期待の年率 +2.7%
期待の年率リターン(10 年)+2.7%資本コスト比 −5.1 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

アイコムは、アマチュア無線機と業務用無線機を世界に売る大阪の無線機メーカーだ。筆者の結論は、今の値段は事業の稼ぐ力に比べて割高、というものだ。

理由は資本の厚さにある。自己資本比率は9割近く、純現金は時価総額の5割を占める。それなのに ROE は過去10年の中央値で3.5%しかない。資本コストを大きく下回る水準で、ためた現金は事業に回すかぎり額面未満の価値しか生まない。

事業そのものは堅い。売上の約半分を占める業務用無線では、消防・官公庁の入札やIP無線のような積み上げ型の売上が伸びている。2027年3月期は売上375億円、営業利益38億円の計画で、第1四半期の営業利益は前年の約3倍に戻った。ただし売上の3分の2は海外で、米国の関税と需要の波に振られやすい。

10年で見ると、売上は物価の分を含めて年4%ほど伸び、営業利益率は8%台の半ばに落ち着く。それでも ROE は4%台で、資本コストには届かない。現金を株主へ厚く返すか、提携や買収で資本の稼ぎを引き上げれば絵は変わる。だが新しい中期計画も、その答えをまだ出していない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、アイコムは「良い商売だが、資本を持ちすぎた会社」だ。

商売は悪くない。業務用無線は一度入ると長く使われ、アマチュア用は熱心なファンが付く。研究開発に売上の1割以上を使い、財務は無借金に近い。長く持てる事業としての安心感はある。

問題は、オーナーとして見たときの取り分だ。稼いだ利益のうち6割は会社に残るが、その残りが生む収益は年に4%ほどにすぎない。資本コストの8%台には、はるかに届かない。1億円を社内にためるたびに、株主の価値は1億円未満に目減りする計算だ。

安全域はある。純現金が時価総額の5割あり、事業が傾いても大きくは崩れにくい。だがその現金の価値は、会社がどう使うかで決まる。筆者が見たいのは、自社株買いか増配で現金が株主に戻る姿だ。それが見えるまで、本質価値は事業の稼ぐ力と、半分に割り引いた現金で測る。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、無線機を設計し、自社グループで作り、世界の代理店と官公庁・企業に売る仕事だ。売上の区分は4つある。

最大の柱は陸上業務用で、売上の約半分を占める。警察・消防・自治体・インフラ企業が使うデジタル無線機とIP無線機、それにシステム販売が中心だ。国内は防災や事業継続の需要を背景に堅調で、米国は予算の凍結や関税で買い控えが出た。

2番手のアマチュア用は売上の4分の1ほど。趣味の無線機だが、数十万円する高級機から入門機まで幅広い。新製品が出る年に伸び、出る前の年は買い控えで落ちる。利益率は全社で最も高いとみる。

海上用は漁船・ヨット向けの無線機で、海上保安庁や各国の沿岸警備隊の案件もある。付属機器その他には、航空用無線機、ネットワーク機器、スマホの同時通話アプリ、保守契約が入る。ここが直近でいちばん伸びた。

地域別では日本が3割強、米州が4分の1、欧州が2割強、アジア・大洋州が2割弱。研究開発費は売上の1割を超え、生産は和歌山の子会社が担う。売上のうち保守・アプリのような積み上げ型は約1割で、これを増やすのが会社の狙いだ。

優良さと弱いところ

アイコムの強みは、売り切りの機械で終わらず、現場の使いやすさで選ばれ続けるブランドにある。弱みは規模と、資本の使い方だ。

ブランドは本物だ。アマチュア用では世界で指名買いされる数少ない日本の無線機メーカーで、海上用の主力機も毎年のように業界の賞を取っている。業務用は免許や認証が参入の壁になり、一度入れた無線機は10年単位で使われる。これが利益の下支えになる。

一方で、競争相手は桁違いに大きい。社長自身が「競合は当社の何十倍もの規模」と語っている。業務用で値段を決める力は弱く、中国勢の安価な機種はアマチュア用の入門機を侵食する。利益率が過去10年で3%から10%近くまで振れたのも、その表れだ。

資本効率は最大の問題だ。ROE は3.6%、自己資本比率は9割近い。研究開発費を売上の1割以上かけ続ける姿勢は評価できるが、稼いだ利益の6割は社内に残り、低い収益で寝ている。経営もこの点は認め、現金の使い道を見直す方針を示した。筆者は、行動で示すまで割り引いて見る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

業界は2つの流れに挟まれている。公共安全向け無線の更新需要と、スマホ回線への置き換えだ。

業務用無線の世界市場は、2024年に約106億ドルと見られ、2030年にはスマホ回線と組み合わせたハイブリッド型を含めて約177億ドルへ伸びるという予想がある。伸びの中身は、従来型の無線機よりも、IP無線やアプリを含むシステム側にある。モトローラ・ソリューションズが圧倒的に大きく、JVCケンウッドや中国のハイテラなどが続く。アイコムのシェアは1%強にとどまる。

アイコムの狙いは次の公安通信規格MC-PTTだ。収益化は2028年後半を見込む。米国ではイリジウムと組み、軍の次世代衛星通信向け端末の研究を始めた。実現すれば、民生品中心の会社が防衛通信に入る一歩になる。

アマチュア無線は、愛好家の高齢化で人数が増えにくい。ただし災害時の備えや、SDR方式という新しい作りの機種で、買い替えの波は繰り返し来る。海上用は規制の改定で機器の更新が出ている。

いずれの分野でも、米国の関税と需要の冷え込みが当面の逆風になる。2026年3月期は海外が落ち、国内が支えた。

資本政策と M&A

株主への還元は配当が中心で、自社株買いの実績は確認できなかった。

配当の方針は、1株あたりの年間配当の下限額か連結配当性向40%の、高いほうを下限とする。2027年3月期の配当は増配の予想で、性向はちょうど40%に当たる。つまり利益の6割は社内に残る。純現金が時価総額の5割に達するのに、増やし方は下限どまりだ。

中期計画2030では、公共インフラ向けの新規格、防衛通信、提携とM&Aの加速を掲げた。大阪の本社横には新社屋を建てる。投資は積極的だが、買収の実績はまだ小さく、巧拙は証明されていない。

株主の顔ぶれも見ておきたい。筆頭株主の井上徳造氏が約14%、光通信が約8%、ほかに投資会社とみられる法人が並ぶ。公益財団法人も約7%を持つ。株価が自己資本を下回り続ければ、買収や株主提案が来る環境だ。kabufuの推定では、10年以内にTOB(株式公開買い付け)が来る確率は20%ある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

アイコムは、ようやく成長の入口に立った。業務用無線の世界市場は2030年に約177億ドルへ伸びる見通しで、伸びの中心はIP無線やアプリを含むシステム側だ。アイコムはすでにスマホの同時通話アプリを出し、AIインカムのボイットとも資本提携した。国内の消防・官公庁・教育機関の案件も積み上がっている。

次の公安通信規格MC-PTTは2028年後半に収益化が始まる。イリジウムと組んだ米軍向けの衛星通信端末は、民生品の会社が防衛通信に入る一歩だ。ここで1つでも大型案件を取れば、売上は計画の415〜430億円を超え、営業利益率10%も現実になる。

2027年3月期の第1四半期は営業利益が前年の約3倍に戻り、関税の悪影響が一巡したことを示した。アマチュア用は新製品の発売で買い控えが解ける。しかも純現金が時価総額の5割あり、株価は自己資本の6割程度で、株主還元の強化を求める圧力が強い。現金が戻れば、一株の価値は大きく上がる。

慎重な見方

利益の山はいつも一時的だ。営業利益率は過去10年で3%から10%近くまで振れ、平均すれば7%台にとどまる。ROE の中央値は3.5%で、資本コストの半分にも届かない。計画の10%はこれまで何度も未達に終わってきた。

売上の3分の2は海外で、米国の関税と需要の波に振られる。競争相手は何十倍も大きいモトローラ・ソリューションズやJVCケンウッドで、アマチュア用の入門機には中国勢の安い機種が迫る。MC-PTTも防衛通信も、大手が先にいる分野で、収益化は早くても2028年後半だ。

資本政策も不安材料だ。還元は下限の配当性向40%どまりで、自社株買いはない。新社屋の建設と提携・M&Aで現金が成長に化ける保証はなく、買収で価値を壊す危険もある。ためた現金は、使い方しだいで1億円が1億円の価値を下回る。10年後の ROE は、うまくいっても資本コストに届かないだろう。

足元の回復も、割り引いて見るべきだ。第1四半期の利益が戻ったのは、前年が関税で落ち込んだ反動が大きい。通期の計画を達成しても、営業利益率は過去10年の最高に並ぶ程度にすぎない。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方のほうが強い。事業は堅いが、10年後でも ROE は4%台にとどまり、資本コストには届かない。強気の見方が頼る新規格や防衛通信は、収益化が遠く、規模の差も大きい。そこで中立を35%の最頻値に置き、確率は慎重な側にやや寄せた。純現金は事業の外にあるお金として分け、戻り方は半分に見積もった。現金が本当に株主へ戻るなら価値は上がるが、その証拠はまだ無い。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,714 円533 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,019 円146 億円)。 今の値に割り戻すと 2,463 円353 億円、今との差 −32.3%、 期待の年率 +2.7%(資本コスト 7.8%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 6,337 円910 億円 1,672 円240 億円 +120.0% +8.2% 641 円92 億円
やや楽観 20% 5,010 円719 億円 1,394 円200 億円 +75.9% +5.8% 1,281 円184 億円
中立 35% 4,201 円603 億円 1,045 円150 億円 +44.1% +3.7% 1,836 円264 億円
やや悲観 25% 2,110 円303 億円 697 円100 億円 −22.9% −2.6% 702 円101 億円
悲観 12% 1,731 円249 億円 557 円80 億円 −37.1% −4.5% 275 円39 億円
加重平均100% 3,714 円533 億円1,019 円146 億円 +30.0% +2.7% 4,734 円679 億円

今の株価時価総額 3,640 円522 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 8% 新規格と防衛通信に乗り、公共無線の一角を取る 利益 61 億円 · PER 13.1 倍 · 株価時価総額 6,337 円910 億円

MC-PTT(次世代の公安通信規格)の対応機が2028年後半から出荷され、国内の警察・消防の更新で複数の大型案件を取る。イリジウムと組んだ米軍向け衛星端末は、防衛通信での足がかりとなり、民生品中心の会社が政府調達の常連になる。AIインカムのボイットとの提携は通話アプリの利用者を押し上げ、保守・アプリの積み上げ型が全社売上の2割に近づく。アマチュア用は新製品の周期が重なり、高級機の単価が保たれる。海外は関税の影響が一巡して戻る。売上は約740億円、営業利益率は10%を超える。資本は厚いまま、一部が提携やM&Aに使われ、株主還元も増える。

  • 陸上業務用無線:数量 21,465(世界の業務用無線市場(今の値段で測った実質・億円))× 価格 1.7%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 360 億円・営業利益 45 億円。MC-PTT と防衛通信で公共向けが伸びる(市場 1.35 倍、シェア 1.25%)
  • アマチュア用無線:数量 1,200(世界のアマチュア無線機市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 11.0%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 132 億円・営業利益 19 億円。新製品で買い替えが続く(市場横ばい、シェア 8.2%)
  • 海上用無線:数量 960(世界の海上用無線機市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 5.9%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 57 億円・営業利益 6 億円。規制更新と官公庁案件(市場 1.2 倍、シェア 4.4%)
  • 付属機器・その他:数量 6,750(官公庁向け通信・航空無線・アプリ・保守の市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 2.8%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 190 億円・営業利益 26 億円。アプリ・保守・航空が柱に(市場 1.35 倍、シェア 2.1%)

倍率:事業の純利益 58 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.9% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)148 億円。全体の PER 13.07 倍、時価総額 910 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:MC-PTT や防衛通信で大型案件を取り、計画の利益率10%を超える筋書き。収益化は2028年後半以降で、規模の差も大きいため8%に抑えた。

やや楽観 20% IP無線とアプリで積み上げ型が伸びる 利益 47 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 5,010 円719 億円

国内の防災・事業継続の需要が続き、IP無線とシステム販売が伸びる。保守・アプリのような積み上げ型の売上が全社の15%ほどになり、利益の振れを抑える。MC-PTT の収益化は遅れるが、計画の売上415〜430億円は2030年3月期にほぼ達成し、その後も年4%台で伸びる。米国は販路の見直しが効いて関税後の需要が戻る。アマチュア用は人数が減るものの、高級機で単価を保つ。営業利益率は9%台の半ばで、会社が目標とする10%には届かない。還元は配当性向40%を少し超える程度で、資本の厚さはほとんど変わらない。

  • 陸上業務用無線:数量 19,398(世界の業務用無線市場(今の値段で測った実質・億円))× 価格 1.6%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 307 億円・営業利益 35 億円。IP無線とシステム販売が伸びる(市場 1.22 倍、シェア 1.18%)
  • アマチュア用無線:数量 1,170(世界のアマチュア無線機市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 10.6%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 124 億円・営業利益 16 億円。人数は減るが高級機で補う(市場 0.975 倍、シェア 7.9%)
  • 海上用無線:数量 840(世界の海上用無線機市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 5.8%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 48 億円・営業利益 5 億円。更新需要が続く(市場 1.05 倍、シェア 4.3%)
  • 付属機器・その他:数量 6,300(官公庁向け通信・航空無線・アプリ・保守の市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 2.5%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 156 億円・営業利益 19 億円。ストック型が増える(市場 1.26 倍、シェア 1.85%)

倍率:事業の純利益 44 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.3% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)148 億円。全体の PER 12.9 倍、時価総額 719 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:IP無線・アプリ・保守の積み上げ型が伸び、利益率が計画に近づく筋書き。国内の需要は堅く、蓋然性はある。

中立 35% 売上は年4%、利益率は8%台で定着 利益 38 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 4,201 円603 億円

事業は緩やかに広がるが、飛躍はしない。業務用は世界市場の拡大に乗ってシェアを少し上げ、売上は10年で約1.5倍になる。アマチュア用は愛好家が減るため実質では縮み、物価の上昇で名目の売上が伸びるだけだ。付属機器その他の中のアプリと保守が育ち、全社の営業利益率は8%台の半ばで定着する。MC-PTT は小さな収益源になるが、防衛通信は研究どまりとなる。自己資本は、利益の6割が内部に残るため、10年で約1.2倍に増える。現金の戻し方は配当性向40〜45%どまりで、自社株買いは小規模にとどまる。ROE は4%台で、資本コストには届かない。

  • 陸上業務用無線:数量 17,967(世界の業務用無線市場(今の値段で測った実質・億円))× 価格 1.5%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 265 億円・営業利益 28 億円。市場は緩やかに拡大(実質 1.13 倍)、シェアは 1.10% に微増
  • アマチュア用無線:数量 1,140(世界のアマチュア無線機市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 10.3%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 118 億円・営業利益 15 億円。愛好家の減少で市場は縮み、シェアも小幅に低下
  • 海上用無線:数量 880(世界の海上用無線機市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 5.6%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 49 億円・営業利益 4 億円。市場は緩やかに拡大、シェアは横ばい
  • 付属機器・その他:数量 5,750(官公庁向け通信・航空無線・アプリ・保守の市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 2.2%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 127 億円・営業利益 14 億円。アプリ・保守・航空・官公庁案件で伸びる(実質 1.15 倍、シェア 1.65%)

倍率:事業の純利益 35 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.0% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)148 億円。全体の PER 12.9 倍、時価総額 603 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:市場の緩やかな伸びと、利益率の8%台への定着という最頻の筋書き。過去10年の平均7%台より少し高いのは、積み上げ型の売上が増える分。

やや悲観 25% 価格競争と関税で利益率が6%に戻る 利益 20 億円 · PER 10.7 倍 · 株価時価総額 2,110 円303 億円

米国の関税と価格競争が長引き、海外の売上が伸び悩む。国内は堅調だが、官公庁の予算が頭打ちになり、業務用の利益率は過去の低い年に近づく。アマチュア用は中国勢の入門機に押され、数量が実質で減る。新社屋とM&Aの費用が重くなり、営業利益率は5%台まで下がる。MC-PTT の対応が遅れ、大手に先を越される。それでも財務は強く、配当は下限の水準で維持される。現金の一部は、買収や設備投資で使われて減る。売上は名目で約430億円と、物価分を考えれば実質では縮んでいる。研究開発費は売上の1割を保つため、利益を圧迫する。

  • 陸上業務用無線:数量 15,582(世界の業務用無線市場(今の値段で測った実質・億円))× 価格 1.3%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 198 億円・営業利益 14 億円。価格競争と関税で市場が縮み、シェアも落ちる
  • アマチュア用無線:数量 1,020(世界のアマチュア無線機市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 9.6%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 98 億円・営業利益 11 億円。中国勢の入門機に押される
  • 海上用無線:数量 760(世界の海上用無線機市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 5.2%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 40 億円・営業利益 2 億円。更新需要が一巡する
  • 付属機器・その他:数量 5,000(官公庁向け通信・航空無線・アプリ・保守の市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 1.9%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 97 億円・営業利益 8 億円。伸びが止まる

倍率:事業の ROE が2%台で k を大きく下回る。上限 12.1 倍に対し、稼ぐ力の質を見て10.68倍を置いた。現金は帳簿の75%を残し、その半分を足した。

確率:関税と価格競争で利益率が過去の低い年に近づく筋書き。海外が3分の2を占め、競争相手は桁違いに大きいので、慎重な側に厚めに置いた。

悲観 12% 構造的に負ける:スマホ回線と大手に押される 利益 4 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 1,731 円249 億円

スマホ回線とアプリが現場の通話手段として定着し、専用の無線機は公共の入札でも値下げを迫られる。米国市場では大手が価格で攻め、アイコムは販路を失う。アマチュア用は愛好家の減少と中国勢の安値で、市場そのものが縮む。MC-PTT や防衛通信への挑戦は失敗に終わり、買収の一部は減損する。売上は名目でも300億円強に縮み、営業利益はほぼ消える。それでも純現金と土地建物は残り、配当は有価証券の売却で賄う。価値は事業の稼ぐ力でなく、残った現金と売れる資産が支える。経営は規模の縮小を受け入れ、研究開発を絞って採算を守ろうとするが、ブランドの力は目減りし、かつての利益率には戻れない。

  • 陸上業務用無線:数量 13,515(世界の業務用無線市場(今の値段で測った実質・億円))× 価格 1.1%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 145 億円・営業利益 4 億円。スマホ回線の置き換えと大手の値下げで構造的に縮む
  • アマチュア用無線:数量 840(世界のアマチュア無線機市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 8.0%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 68 億円・営業利益 5 億円。愛好家の減少と中国勢で市場もシェアも縮む
  • 海上用無線:数量 680(世界の海上用無線機市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 4.6%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 31 億円・営業利益 1 億円。競争で値崩れ
  • 付属機器・その他:数量 4,500(官公庁向け通信・航空無線・アプリ・保守の市場(今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 1.5%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 69 億円・営業利益 3 億円。新規格・防衛通信に乗れず伸びない

倍率:稼ぐ力は細り、価値は純現金と売れる資産の税後が支える。今の自己資本に床の倍率0.27を掛けた。稼ぐ力と資産の見積もりで置いた。

確率:スマホ回線への置き換えと大手の値下げで、業務用が構造的に縮む筋書き。アマチュア用の需要も細る。5%以上に置いたのは、通信方式の転換が事業の前提を変えうるため。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

陸上業務用無線

警察・消防・自治体・インフラ向けのデジタル無線機、IP無線機、システム販売。売上の約半分。

数量世界の業務用無線市場(今の値段で測った実質・億円)価格実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 15,900 1.1% 170 16
10 年後 中立 17,967 1.5% 265 28

取り方:世界の業務用無線の市場(約106億ドル、2024年)を150円で換算して約1.6兆円とした。売上は商品別の増減と「約半分」の記述から170億円と推定(開示は商品別の構成比のみ)。シェアは約1.1%。数量は実質の市場、物価3%は価格に入れた。営業利益は非開示で推定配分。

アマチュア用無線

趣味の無線機。高級機から入門機まで。新製品が出る年に伸びる。

数量世界のアマチュア無線機市場(今の値段で測った実質・億円、推定)価格実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 1,200 8.0% 96 12
10 年後 中立 1,140 10.3% 118 15

取り方:世界の市場を約1,200億円と推定(競合の開示が乏しい)。売上は前期比の減少額から96億円と推定し、シェアは約8%。市場は実質で、物価3%は価格に入れた。営業利益は非開示で推定配分。

海上用無線

漁船・ヨット・沿岸警備隊向けの無線機。規制の改定で更新需要が出る。

数量世界の海上用無線機市場(今の値段で測った実質・億円、推定)価格実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 800 4.2% 34 3
10 年後 中立 880 5.6% 49 4

取り方:世界の市場を約800億円と推定。売上は構成比と前期比の増加額から33.5億円と推定し、シェアは約4%。市場は実質で、物価3%は価格に入れた。営業利益は非開示で推定配分。

付属機器・その他

航空用無線機、ネットワーク機器、通話アプリ、保守契約、官公庁・教育機関向け案件。

数量官公庁向け通信・航空無線・アプリ・保守の市場(今の値段で測った実質・億円、推定)価格実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 5,000 1.4% 71 7
10 年後 中立 5,750 2.2% 127 14

取り方:対象の市場を約5,000億円と仮置きした(開示なし)。売上は前期比の増加額から71億円と推定し、シェアは約1.4%。ストック型の売上(全社の約10%)の多くがここに入る。市場は実質、物価3%は価格に入れた。営業利益は非開示で推定配分。

リスクと懸念

米国の関税と需要の冷え込み

売上の4分の1は米州で、関税で買い控えと在庫調整が出た。価格転嫁が効かなければ、利益率は過去の低い年に戻りうる。

スマホ回線・アプリによる置き換え

現場の通話がスマホ回線とアプリへ移れば、専用機の値段と数量は下がる。自社のアプリで補えるかが分かれ目だ。

巨大な競合との規模の差

業務用はモトローラ・ソリューションズやJVCケンウッドが先にいる。中国勢の安価な機種も、アマチュア用の入門機とIP無線に入ってくる。

資本の使い道と M&A の巧拙

現金が厚く、中期計画は提携とM&Aを掲げる。割高な買収や統合の失敗が起きれば、せっかくの現金が減る。買収の実績は小さく、巧拙は未知だ。

新規格・防衛通信の収益化の遅れ

MC-PTT の収益化は2028年後半で、MA-DNX 対応端末も研究の段階だ。遅れれば、その間の投資の回収が先に延びる。

大株主の動き

筆頭株主は約14%、光通信は約8%を持つ。株価が自己資本を下回る状態が続けば、株主提案や買収が来て、経営の方針が変わりうる。

愛好家の高齢化

アマチュア用は利益率が高いが、人数は増えにくい。新製品の周期がずれると、年ごとの利益が大きく動く。

今後の分かれ目

MC-PTT 対応機で国内の警察・消防から大型案件を取る
業務用の売上が計画を上回り、楽観側の筋書きに近づく。
自社株買いや大幅な増配で、現金が株主へ戻り始める
余った現金の戻り方を1.0に近づけて評価でき、価値は上がる。
米国の関税が引き上げられ、米州の売上がさらに落ちる
利益率が過去の低い年に近づき、慎重側の筋書きに寄る。
割高な買収を実行し、のれんが大きく積み上がる
現金の価値が損なわれ、悲観側に近づく。統合の成否が次の変数になる。
保守・アプリのような積み上げ型の売上が全社の2割に近づく
利益の振れが小さくなり、中立の営業利益率を少し上げて見られる。
大株主の増加や株主提案、TOB の動きが出る
現金の戻りや事業の見直しが早まり、評価が上振れする可能性がある。

見ておくもの

  • 営業利益率の推移(計画は10%)と、米州の売上の戻り
  • 保守・アプリなど積み上げ型の売上比率(今は約10%)
  • MC-PTT 対応機の出荷時期と、MA-DNX 対応端末の投入
  • 自社株買い・増配の発表と、キャッシュアロケーションの見直しの中身
  • 大株主の持株比率の変化と、M&A・提携の案件

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価や PER を見ず、10年後の事業の純利益と、事業の ROE・資本コスト(基本7.5%に quality +0.75%)から導いた上限(ROE が k 以下なので 1÷k)の約8〜9.5割に置いた。余った現金は戻り方を半分と見て別に足した。悲観の床は純現金と売れる資産の税後で置き、過去の PBR の底は使っていない。為替は150円で固定し、会計基準の変更(新リース会計)で営業利益が少し増える点は、今と同じ形に揃えて置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.5→13.07 倍・やや楽観 PER 11→12.9 倍・中立 PER 10.5→12.9 倍・やや悲観 PER 10→10.68 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%に quality +0.75%を足して k 7.75%。純現金で借金の負担はなく、extra は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.75%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 オキサイド6521 主力の結晶は堅調でも、赤字と借入が重く、今の時価総額は黒字化の先まで織り込む 本質価値との差 −67.9% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. アイコム 2026年3月期決算説明会(ログミーFinance)
  2. アイコム・中岡洋詞社長インタビュー(電波新聞デジタル、2026-01-22)
  3. アイコムの大株主(株探)

分析日 2026-10-19